小清水町議会 平成28年第6回定例会 2016年12月15日
(1)産官学連携について/(2)就学援助事業について
2016年12月15日、小清水町議会の一般質問で、工藤孝一議員が「産官学連携について」「就学援助事業について」について質問し、町長 林直樹、教育長 渡邊等が答弁しました。
- 質問者
- 工藤孝一 議員
- 答弁者
- 町長 林直樹、教育長 渡邊等
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 5番 工藤孝一
はい5番、先に通告してあります2点について一般質問させていただきます。最初に産官学連携についてであります。大学との連携協定で、昨年7月27日、町・町議会と北海道大学公共政策大学院が包括的連携協定を締結し、小清水町まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に寄与されました。本町の恵まれた産業資源や水などの自然資源を活用した、新しい価値を創造する工学分野での研究・開発を進めるために、農商工業が北見工業大学・町と結束した形で連携協定を締結すべきだと思いますが、ご所見を伺います。
答弁 町長 林直樹(町長は2017年6月まで)
お答えいたします。大学との包括連携協定に関しましては、各大学が有する専門的分野の研究などを活かし、町の行政課題解消や将来展望を見据えたまちづくりなどを目的として実施しているところでありまして、平成27年7月27日に北海道大学公共政策大学院と、平成28年5月12日に東京農業大学と包括連携を協定し、それぞれの協定内容に基づき取り組みを進めているところであります。ご質問にあります北見工業大学との包括連携協定の締結に関しましては、現時点では、大学側または本町から行政課題等解決へ向けた協議を実施していない状況にありますので、今後、個別具体的な事案に対し必要に応じて、北見工業大学や日赤看護大学など関係大学との連携を検討して参りたいと考えているものであります。
質問 5番 工藤孝一
今町長の方から個別事案について今後あれば協議してきたいという旨のご答弁がありました。先般10月29日、北見工業大学で、オホーツク地域創生シンポジウムが開催されました。基調講演については2名の方がされ、1人目は文部科学省の大学振興課長さん、2人目はJAこしみずの眞栁参事さんが講演されました。私がこのシンポジウムに参加した理由なんですが、9月に小清水産直センターなどから小清水の人参の選果・輸送についての要請がありました。いわゆる共同研究の提案が私の方にありました。その内容については今言ったとおり人参の出荷と販売するときの極めて大きな障害となっています、病害の1つであります軟腐病についてであります。この病気は概ね毎年ですが8月20日頃から9月末まで、高温多湿で急激に軟腐病が発生して腐敗が進んでいきます。発病初期の病斑は、非常に選果場では判別しにくく、選別が難しい状況です。この病気に感染した人参は、箱詰めして輸送し、スーパーに到着して常温に戻った途端に、病原菌が広がって腐敗を広げていきます。運送費をかけて送った先で腐れて廃棄される、こういった事案が例年多発しています。いわゆるクレームの発生であります。特に本年は、8月お盆明けの台風による被害、大雨の被害もありまして、この軟腐病菌の増殖があり、被害は甚大なものとなりました。要請を受けた目的は、この軟腐病にマーカー、印をつけられないかという要請がございました。選果場で選別する折に、例えば病原菌に反応して発色するとか、蛍光するとか、何らかの印を付けることができれば、JAとの選果場でも、高齢者の多い80歳近い方々が半分です。そういう状況で選別作業の困難が、もしこれができれば大きく軽減されることになります。実はこの研究のお願いをですね、1番最初には、私の知り合いの東京農大の菅原優教授、網走キャンパスですけどもね、菅原教授にFAXでお願いしたところ、こういう問題は、北見工業大学でやってもらえるはずですということで、そのことを聞いてこの地方創生のシンポジウム、地域連携のシンポジウムに私は参加しました。そしてその後ご意見も伺いました。このシンポジウムのディスカッションの最後に、地域との連携のために宿泊施設を利用した共同研究や、長期インターンシップ「実習体験」が望まれるという言葉がありました。本町で平成30年3月末で閉校となる小清水高校の校舎利活用も計画に入れて、産官学連携に取り組む必要があると思いますが、再度所見を伺います。
答弁 町長 林直樹(町長は2017年6月まで)
お答えしたいと思います。ただいま工藤議員から具体的に丁寧なご説明あったわけでございますが、当初私が答弁したとおり、具体的な事例がないままに連携協定をすることにはなりませんので、人参の軟腐病その他で工藤議員がそれぞれ対応しているやに今聞いたところでございます。そういった意味で今後必要があればですね、北見工大ばかりではなくて、日赤看護大を含めてですね、町の行政課題等についてですね、お互い意見交換しながら必要に応じて連携協定を結んでいきたいというふうに考えておりますので、今この時点で北見工大と連携協定を結びますというような答弁にはなりませんので、ご理解いただきたいと思っております。以上です。
質問 5番 工藤孝一
私が今質問した中には2点あります。1点は、今町長から答弁ありました産学官連携の要望でありますが、もう1点、閉校後の小清水高校校舎の5年、10年先に見込んだそういう計画も入れた、大学生も含めたそういう長期実習も計画に入れてはどうかという旨で先ほど質問の中に入れたつもりであります。ここでシンポジウムのあと、シンポジウムのコーディネートをされた北見学長、高橋学長の補佐役をやっていらっしゃる蓮實先生という方が、特任教授ですがいらっしゃいます。その蓮實先生にお会いしまして、やはりその思いをお聞きしました。人参の軟腐病についても1次産業のそういった研究は大事だということで取り組みました。蓮實先生が1番小清水に思ってることは、7区の武道館の右手に建ってる、小清水町の開拓100年碑の碑文ですね、それが大変小清水の農家の想いを表していて、非常に素晴らしいというお話もありました。ちょっと、あんまり長くないんで読ましてもらいます。熊咆える、欝林に挑んで大地を拓き、眠られぬ凛厳の夜を焚火で明かす、先人の艱労語り盡せず。爾来百年、汗血の偉業町史に輝く。我ら郷友挙って祖先の夢を継ぎ、若人らに託す、我が町小清水の発展を。と、このような碑文が刻まれております。小清水町の私たち発展を考え、未来を拓く若い人にこれからのチャンスや仕組み、そういった施設をぜひ用意すべきだというふうに考えますが、もしございましたら、再度ご見解をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 林直樹(町長は2017年6月まで)
小清水高等学校の閉校後の利活用に、産官学連携でそういった施設を利用してはいかがかというご提案かと思いますが、現時点では、そのような考え方は全く持っておりませんことを答弁させていただきます。以上です。
質問 5番 工藤孝一
全く持っていらっしゃらないということでございますので、今後地域の実情も十分見据えて協議されることを強く要望しまして、次の質問にいきます。2点目ですが、就学援助事業について。北海道教育委員会は、9月に就学援助事業を充実する内容での通知を市町村に出しています。その中で児童生徒が援助を必要とする時期「新入学児童生徒学用品費、修学旅行費など」に速やかに給与することができるよう、十分配慮するようにとなっております。小中学生の入学準備金については、これまでの6月支給を入学前支給にすべきだと思いますが、教育長のご所見をお伺いいたします。
答弁 教育長 渡邊等(教育長は2017年3月まで)
就学援助事業についてのご質問にお答えをいたします。学校教育法第19条において、経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童又は学齢生徒の保護者に対しては、市町村は必要な援助を与えなければならないと規定されており、本町の就学援助事業においても無償化している給食費を除き、文部科学省が就学援助制度に定める11費目全てについて支給対象としております。ご質問の本町における支給時期についてですが、例年、前期分は6月、後期分については11月、修学旅行、スキー、スケートの体育用具費については随時、必要とされる時期に支給を行っております。このような中、本年9月30日付にて北海道教育委員会教育長より、児童生徒が援助を必要とする時期に速やかに給与することができるよう、十分配慮する必要があると通知されていることから、今後教育委員会といたしましては、早期支給に努めて参りたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 5番 工藤孝一
今のご答弁で随時状況に応じて協議して参りたいということだったかと思うんですが、すでに今まで平成27年度までは、6月支給だったものを、28年度の予算の範囲で29年3月に支給することを決めた市町村が、北海道内には2市町ございます。室蘭市、そして管内の美幌町が前倒しして3月支給、入学用品の件で、そのように決断されたと聞いております。このように、実際に子どもの鞄や制服、ランドセルで実際にお金がいるのは、もちろん入学前です。行政の都合でなくですね、生徒・父兄の児童の都合に合わせて、前倒しで支給されることを再度強く要請したいと思います。ご見解をお願いします。
答弁 教育長 渡邊等(教育長は2017年3月まで)
ただ今のご質問では、一部就学援助費を新1年生、中1に対する新入学用品の分について前倒しして、当該年度ではなくて、前年度の3月末に支給をしてはどうかということなんですが、基本的には小清水町教育委員会についてはですね、あくまでも就学援助費については4月1日現在に在住する小学校新1年生、中学校1年生ということで判断をさせていただいております。また、就学援助世帯に対する判定についても、基本的には前年度の所得がどのぐらいあるかによってですね、援助費の対象とする基準を設けてますんで、これについてはオホーツク管内各市町村とも、だいたい支給が4月なんですよね。というのは、本町においても、町民税の確定賦課が6月になります。それによって前年度のその世帯の所得が正式に出るということで、基本的には前年度の所得が本当に大変だった家庭に対する就学援助を行うことで、今教育委員会もそういった指示で進めております。ただ、前年度の前倒しをするということになると、例えば美幌町にもちょっと今年度から対応すると聞いたんですが、これは当該年度予算措置してないんですよね、美幌町も。規定の予算の中から、一部流用してですね、前倒ししてやりたいということは、ちょっと担当に方から聞いてます。ただ、あくまでも当該年度の予算に計上してですね、当該年度に措置する町長の施策でございますので、その点まず趣旨をご理解いただきたいと思っております。また、ちょっと調べた中では、九州の福岡市だとか、一部九州地方で新入学児の一部支給の前倒しは、実際昨年度から実態が出てますんで、この点については事例を十分検討しながら、今後の課題とさせていただきたいと思っております。以上です。なお、6月支給については、できれば5月支給にですね、1ヶ月は縮めて支給をするように努力をして参りたいと考えております。以上です。