清里町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月12日
中心市街地の考え方と取組みについて
2024年3月12日、清里町議会の一般質問で、河口高議員が「中心市街地の考え方と取組みについて」質問し、町長 古谷一夫が答弁しました。
- 質問者
- 河口高 議員
- 答弁者
- 町長 古谷一夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 河口高
おはようございます。冒頭に、今年、年頭、能登半島における地震において、非常に、亡くなられた方にお見舞いと、また被災された方にお見舞いを申し上げます。私のことをちょっと加えさせていただきますと、ここの能登半島、私の姉がいまして同じように被災を受けました。非常に現実は大変なことだったようです。なかなか避難するにも道路が駄目という現実の中、そして、避難しまして、2か月ほど避難生活をして、ようやっと電気が来て家に戻れたそうだけれど、家に戻れた、それはまた大変なことで、毎日、朝、一番に川に水をくみに行く。そして、日常の生活をし、そして、給水を待っているという現実がまだまだ続くようです。ぜひ、今、報道で出ている内容はまだまだ現実とだいぶ違うような、相当ひどいということをいろいろ話の中で聞きました。近隣の自治体の中で派遣されている自治体もあります。ぜひ、我々は非常に安全な場所に住んでいる。安全な場所に住んでいる我々が非常に大変な事態をきちんと情報として持つということも大事なことかなと思っています。きちんと災害の現状を知るということも大事なことかなと思っています。大事な貴重な一般質問の中で時間を取らせていただきました。ありがとうございます。それでは、通告しております中心市街地の考え方と今後の取組について伺います。中心市街地の役割と必要性。町が出来上がっていく、人口集積とともに町ができていくときにだんだんその人たちはどちらかの中心のところに集まって便利な場所ということがだんだんこの次第に出来ていき、中心市街地はそこの町の顔として地域を表現し、住民が便利さを実感できる場所なんだろうと思います。これは、地域の経済と社会の発展の果たす重要な役割、都市機能の便利さ、経済活動の向上、それぞれがリンクして便利な場所として発展していく。これが基本的な中心市街地が存在する意義かなと私は思っています。これはどこの町においてもそれが形成されていくんですが、ここ昨今はそれがだんだん分散される。これはまさしくいろんな都合によりできていくんだろうと思います。それにはいろんな要因がある。車、生活、住宅、いろんなことがあるんだろうと思いますが、それは後の質問事項に置いておいて、まず、この中心市街地はしっかり必要なのかどうか、この考え方について伺いをしています。集積された中心市街地は商業、公共サービスが集まり、住民、そして、事業者に便利な提供できる場所であること。多様な都市機能は子ども・子育て世代や高齢者にも暮らしやすい生活環境を提供できる場所である、地域の核として、そこの場所が機能していること。商業者・消費者が直に相互に交流することで効率的な経済活動ができるという役割が、中央市街地に求められることだろうと思っています。中心市街地は地域全体の発展に重要な役割を果たすことが期待される。しかし、これは適度に適切な対策を時代とともに講じなければ、魅力ある中心市街地とは言えなくなってくる。時代とともに陳腐化していくんだろうと。やはり、人口減少、交通、いろんな生活の多様化、これにいかに対応できる適切な対応が必要かなと思っています。多くの人にとって暮らしやすい町、コンパクトなまちづくりを目指すことが求められることだろうと思っています。中心市街地の活性化の必要性について町長の基本的な考え方について伺います。次に現状について。人口減少とともに地域の中心市街地の活性化は必須の課題と捉えております。清里町は、中心市街地、ここの部分は平成5年より中央市街地の道路幅拡幅とともに商店街の活性化に取り組み、平成8年に完成の形を取ったのだと思います。町長はこの真ん中にいてここを指導していただいたものと私も町の真ん中で商売をしていて感じております。中央商店街が形成され、中央市街地の大きな役割を果たしたことと私も思っております。そこに町民の大きな将来の明るさだとか、その辺を感じたことだと私も思っています。清里町の整頓された市街地が大きく評価され、今でもほかから「ああ、清里町は町の中がきれいですね」と。これは皆さん評価されていることだろうと思っております。しかし、現在、ますますの人口減少、多様な住民感覚に商工業の衰退と、また、意欲の低下はますます商工業の衰退の加速に至っているものと思っております。商工振興は商工会を中心として、必死に今までも対症療法に終始している。これは私もそのように感じております。現状とこの解釈の違い、まさしく、町民が商店街の衰退をどう思っているかということが、やはりそこの町への思いが、将来、この町は大丈夫なのかという不安な部分を非常に感じております。商工業は商工会を中心として進められていますが、ここに、先ほど言いました適切な対策、あくまでも商工業者自ら投資することは非常に難しい。そこで行政の中で仕掛けをどうするかということも非常にこれからの大事な部分になると思います。ただし、それは町民との感覚にずれがあると投資はむしろその町の衰退に拍車をかけるというようにも思っております。消費の受皿、これはまさしく表向きに、飲食の減少は町の勢いを低下させているのかなというふうに感じております。また、それは町民の不安としても捉えられていることです。住民サービスとしての対症方法はそれぞれの時期、場面で対応してきましたけども、これに対して本当にそれがここの町、将来の商工業にどうプラスになっていくかということ、これについてはまだまだ検討が必要なことなんだろうと思っています。しかし、将来を悲観する思いは、当事者、そして町民も一緒に思っています。何とかこの町がどういう形になるのかなということも、そして、ますます何とかなってほしいなと。この思いは町民みんな同じ思いをしています。この現状に対する思いに関することを町長はどのように感じているかということを。この中は、当然、選挙の中でたくさん語られてきました。しかし、施策にどう生きてくるかということは次の今後の取組であります。何のため、必要不可欠、この2点。何のためにそこの中央市街地について手をつけていくのか。その中で営まれている商工業の方にどうやって、何のため、必要不可欠な部分は何なのか、この2点を将来の町の存在価値として最優先で進められるべきだろうと思っています。本年度予算計上の中で今後の具体的な取組について伺います。まず、中央市街地、これの本当に大事な部分、必要性について、それと現状の把握。今、町長は、この中央商店街の現状をどう捉えているのかということと、今後の取組についてまず1回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長 古谷一夫
それでは、河口議員から頂きました中心市街地の考え方と取組についてお答えを申し上げたいと存じます。まず1つ目の御質問である人口減少とともに、中心市街地の役割と必要性についての考え方でありますが、ただいま御質問いただいた河口議員の認識と課題の捉え方について、ほぼ私も意を同じくするものでございます。御指摘のとおり、中心市街地については、町の顔であり、生活、文化、教育といった社会的機能を有し、買物など日常を織りなす場所、また、老若男女を問わずコミュニケーション、交流といったまちづくりの基盤を支える存在でもあります。加えて、町外からも旅行で訪れる多くの方々にとっては便利に楽しく過ごす拠点でもある、このように認識をいたしているところでございます。また、一方では、そこにお店、商店や事業所を営む方々にとっては、生活と経済のよりどころでもあります。高齢化社会の中、公共サービスの充実や交通体系等の見直し、さらに防災をも含めた安全安心機能やスムーズで利便性が高いコンパクトタウンとしての市街地形成がこれまでも求められてきたところでございますが、先ほど御指摘のとおり、逆に、厳しい経済環境の下、廃業等に伴う空き店舗が急速に増えるなど、事業継承の難しさもあり、3年有余の新型コロナの感染拡大の影響も非常に大きかったと思うところでございますが、厳しい言葉ではありますが、打つ手なし、そういった実態が続き、多くの町民の皆さんが不安を感じられている、これも事実ではないかというふうに認識いたしてございます。中心商店街は本町の歴史的経過により現在の姿が築かれてきたところでございますが、特に大店舗法の改正や消費の町外流出等の危機感から、御質問にあったとおり、特に、商工関係者の皆さんの力を結集された平成5年度から、中央商店街協同組合は4年度に結成されておりますが、実質的には5年度からの市街地近代化事業の取組により、現在の商店街が形成され、今に至っている、このように捉えてございます。当時の事業着手から既に30年が経過した中で求められるまちなか機能は、大きく様変わりしていると認識すべきではないか、このように私自身は考えるところでございます。今後は、商店街そのものの活性化の観点に加えて、大きなまちづくりという観点や視点から、どのようなまちなか機能を備えた中、商店街そのものが、中心市街地が地域社会を支え、さらに潤いをもたらす機能と役割を果たすのかというこの意味合いを捉えて、まちづくりの軸やエリア形成を構築できるように進めていくことが私は必要ではないかと考えるところでございます。現状をしっかり認識しつつ、町民の皆様の生活がより快適で清里町の町の魅力が発信できるよう、また、地域コミュニティーの充実が図られるように進めてまいることが肝要ではないか、このように強く感じているところでございます。2つ目の現状と今後の取組についてお答え申し上げたいと存じます。御質問のとおり、市街の中央商店街近代化事業に平成5年より着手し、道路の拡張、歩道、街路灯、サイン灯等の整備、それらに伴う各個店の建て替え、また商工会や各団体の事務所、町民の憩いの場、駅利用者の待合所を兼ねたコミュニティセンターの建設など、町民の生活拠点がこの事業によって整備されてきた経過にございます。しかしながら、河口議員から御指摘のとおり、近年は想定以上の人口減少や超高齢化社会を迎え、大型店舗やチェーン店化、さらにインターネットによる物を売る・買う仕組みなど、そういった購買の形態も多様化し、小規模な町、小規模な商店街にとってより厳しい環境となってございます。さらに、地域経済全体の影響から、地域購買力の縮小や後継者の問題から閉店を余儀なくされている状況も見受けられるところでございます。また、老朽化している店舗も見られる中、改めて市街地における商店街の在り方を考えると同時に、先ほど御答弁申し上げたとおり、大きなまちづくりの観点から、中心市街地の機能をリデザイン、再びデザインしなければ具体的な展望が見えてこないというふうに私は捉えてございます。平成5年度から取り組んだ事業においては、道道摩周湖斜里線をはじめとした江南停車場線、向陽停車場線の3道道の拡幅を含む道路改良事業、店舗改修への国の近代化資金の導入、御指摘のあったとおり、花や緑を取り込んだ景観形成事業、加えて農業集落排水事業に伴う下水道の完全整備、関連する町道のモデル整備事業など、国や北海道の全面的支援と当時の商工関係者の強いリーダーシップによって行われております。事業に対する評価はいろいろありましょうが、言わば、まだ少なくとも関係者の体力のある中で事業実施がなされたと考えるものでございます。一方、現状においては、それらの体力や関係者のリーダーシップにどこまで期待することができるのかを考えるに、正直、極めて困難性を伴うものであると思っております。また、国や北海道の新たな制度支援を求めたり、活用することを模索するにしても、町、関係者が自らにおいて明確なビジョン構築、それがなされていない状況や他者依存的な考え方の中ではなかなか事が前に進まない、これも現実でございます。しかしながら、様々な困難は困難として捉えながらも、既に町政執行方針に述べさせていただいておりますとおり、課題をこれ以上先送りすることなく、しっかり今後の在り方について広く町民の皆さんと議論・検討する場をまず設け、外部的な知見も必要に応じ活用する中、再生と活性化に向け、一定の方向性を見いだすことができるよう努めていく所存でございます。御質問にあったとおり、町民の皆さんとの意識のずれ、そういったものが生じないような対応、また、対症療法的な取組から、根本的なまちづくりの在り方、これを探ることが、極めて、大変困難ではありますが、取り組まなければならない課題だ、このように認識しているところであり、御質問の中で何のためのまちなか商店街か、さらに必要不可欠なものかという問いがありましたが、私自身、自分が携わってきたこの商店街を見るにつけ、極めて今後においても必要不可欠な商店街である、まちなか中心部である、そういう認識に立って、今後、具体的な取組を議員各位の御理解、町民各位の御参加も頂きながら進めてまいる、このような所存でございます。以上、申し上げ、1回目の答弁とさせていただきます。
質問 5番 河口高
大変、捉え方については大きな町長との差はなく、私も同じように思っております。またここで商売をさせていただいた22年間があります。その中で非常にいい時代もありました。最初にできた冊子は私も素晴らしく思い、行政の中でできた中央商店街っていうか、そこの冊子は、小さな子供がお母さんと一緒に散歩している冊子ができたんですね、一番最初に。これは何年もなくて、また硬いイメージの冊子に切り替わったんですが、最初にできたのはすばらしい冊子だなと思っていました。非常に町の中で子供と一緒にお母さんが手を引いて歩いている。本当にここの町の中で何がこういういろんなことを醸し出されるような商店街になっていればいいなと。最初は非常に楽しく、商工業者の中でも高揚感がたくさんあったと思っております。いろんな、その中でイベントもしました。今、そういうモチベーションがまず持てないという。これは何なんだろうかというと、人口が減少したといえ、3,700という人口が清里にあります。そして、これは金額ベースで少なくとも4億以上の消費があるんだということも現実にありますが、町長が先ほど言われたように、大きいところに、店に行く、インターネットがある。いろんなことで地元で消費の受皿が十分にできない。これも致し方ないことなんだろうと思いますが、しかし、ひとつ、ここに適切な対策をどう取ってきたのかというと、同じように、町長と同じ認識でいる、要するに対症療法に終始してきたのも現実なんだろうと思います。それは商工業、共に求めていたものですし、その価値は皆さん町民が受けてきたことなんだろうと思います。ただし、将来についてどうこの町にプラスになっていけるのかということでは、決してそれが残っていくことではなかった。対症療法は対症療法で。新しい施策の下に、これからここの町、中心市街地を本当に町の中心としてどう動いていくのか。これがまさしくこれからのことなんだろうと思います。適切な対策、そうしたら、これって何だろうかということになるかと思うんですが、やはり求めているものは、町の中がどう便利になるかということでは、非常に清里の町ってやはり便利な町なんだろうと思います。人口集積の中では、周囲、円周でいうと四、五キロぐらいの中に全部固まって、中心、一つ円を描くと、この中に収まっていく。ほかの地区から見ると非常に便利な場所なんだろうと思います。人口集積の中で捉えられる位置づけというのは、ど真ん中に車を止めて歩く、5分で郵便局にしてもスーパーにしても役場、銀行、全部、ここで収まる。こういう地域はやり方によって非常につくりやすい。町民にとっても、どうこの仕組みをつくることによって便利を実感できる町に幾らでもできるんじゃないのかなと思っております。ただし、1か月でどのくらい町に用事があるんだろうか。要するに、町の中にどういうこと、何々のことをつくっていくということが一つ大事なことなんだろうと思います。それで、適切の対策の中の一つとしては、空き店舗、これについて全く手がついていないのが現状なんだろうと思います。周辺でパン屋さん、それとほか、弁当屋さんとか、ほか、各自、各自分の自宅でいろんな商売ができています。そういう面で、ここの町は何かを作られ、それぞれが事業をされている方がいます。本当はこれが中心の中でやってくれるとよかったんですよね。ただし、皆さんは改めて店舗をこれからつくっていく、町の中でつくろうなんていうのは到底これは無理なこと。ですから、一つは公設民営の形をしっかりと。ツルハのところで町は取り組まれました。同じように、公設、どういう形で場所をつくっていってその中で必要とする商店といいますか、いろんなこと、生業をどうやってそこの場所でつくっていくかということも施策の一つなんだろうと思います。町長の中で、エリア形成の中で、ここの場所をしっかりとつくり込んでいくということが大事だと思うんですが、ここに、町の中に来る用事をどういうあれをつくっていくか、ということをしっかりとつくっていかなきゃいけないんだろうと思います。その考え方については、もう一度、町長のほうに確認して、ここにどういうまちづくりの考え方を持って、間違いなく、ここの町を中心としたこれから施策をしていくんだということの確認だけをもう一度させていただきます。
答弁 町長 古谷一夫
河口議員の御質問にお答えしたいと思います。どういったまちづくりをしていくのかという確認をしたいということでございますが、冒頭、最初に行った平成5年からの、そういった親子で手をつなぎながら歩いている、そういったイメージを持ったまちづくりというものが行われたという御指摘があったわけなんですけど、当時のコンセプトはハンドメイドビレッジ清里というコンセプトで、手作りでぬくもりのあるまちなか、そういったものを、商店、商業関係者はもちろんでございますが、町民の皆さんと共につくっていこうと。そこには花や光があふれた町、ぬくもり、そういったコンセプトでさせていただいた、このように記憶しているところでございます。また、併せて御指摘のとおり、当町の町の形成、今回、地域交流拠点施設が、きよ~る、それから、焼酎工場、道道沿いにできたわけでございますが、全体として、町を眺めて見ていただくとおり、極めて1キロから1.5キロの範囲において、商店街から、また役場から、ほぼほぼ様々な公共的な施設・機能、そういったものが、福祉・介護も含めて集約されている。これは極めてまれな町の形成になってきているんではないのか、このように認識しているところであって、先ほど前段で述べたとおり、ある意味では、商店街を含めた、商業を含めた、今、求められている機能性、こういったものを、もう一度、それを軸としながらコンパクトにまとめた中において、利便性を高めるとともに、人の流れをどのようにつくっていくのか、こういったことが、基本として大事にされなければいけない、このように考えているところでございます。ある意味、まちなかというのは、装置産業と言われますが、それは決して装置というのは建物を意味しているわけではなくして、人々が、町民の皆さんや町を訪れる人が、そこにいらしていただいて交流ができていったりとか、潤いを感じたりだとか、そういったことも含めての装置、それが機能しなければなかなか河口議員から御指摘があったような形の活性化というのは非常に困難だと思いますし、全ての事業が公設民営できるかとなると、先ほど申し上げたとおり、町の単費で行っていくのは非常に厳しい。現実においても様々な温泉施設、それからレクリエーション施設等を含めて指定管理等々を委託で行ってございますが、ほぼ現状においては赤字の実態の中で財政を非常に逼迫させている大きな要因にも既になってございますし、将来、さらにそれは財政に対する負担が増してくる、これは明らかな部分でございますので、そういった中においてやはり合理的な運営ということを前提としながら、必要に応じた公設を行いつつ、民の力も借りる。あるものについては小さなものであっても装置として民に支援をする中、民で担っていただく。また、それぞれ、官民の連携の中や民と民の連携の中で様々な今後は手法論も考えた中で、新しいまちづくり、中心市街地の形成は行っていく必要がある、このように認識するところでございます。どちらにしましても、新たなまちなか機能、それから、交流、潤い、そういったこの中でまだまだ手をかけていない事業もございますし、そういったものについてしっかり令和6年度の事業の中で、検証、議論をさせていただいた中で一定の方向性、再生、活性化に向けての方向性、これを見いだすべく努力を重ねていきたい、このように考えているところでございます。
質問 5番 河口高
しっかりと、次期事業の中に、ここに力を入れていくということの町長の熱い思いを感じておりますのでぜひ進めていただきたいと思います。ただ、やはり、一つは核になるもの、町の中に必要とされる核になるものをしっかりとこれはどこかで投資していかないといけない部分があるんだろうと思う。それは、やはりツルハができたときに私も質問させていただきました。非常に大事な部分で。と同時に消費の受皿の部分、今、固有名詞で言うとAコープさんの部分になります。ここの消費の受皿をしっかりとできるところ、やはり核になる部分、ここにはやはり公設という考え方は一つ必要なんではないかと。町の中にどう人を集めてくるかという施策をつくる。ここを一つはしっかりとやっていかないと駄目なんだろうと思います。決して、土地がないとかそういうことではない。それは造れば幾らでもあります。ぜひこの辺を大胆に同時に進めていくということは、自治会長会議や何かでも首長から聞かれた内容であります。ぜひここの部分は最優先で、ここは絶対必要なんだということで進んでいただきたい。それについては、いろんな戦略があるんでしょうけれども、やはり町がしっかりと人を集められる、流れをつくる仕組みづくりだけは投資をしていただかないと、町はなかなか、各民間での投資というのは非常に難しいことだろうと。そこに人が集まってくれば、そこに個々の商売、カフェだとか、いろんなことがそこに出てくるんだろうと思います。そして、町民もそこに何かがあれば集まってきます。行く場所がないのも現実なんだろうと思っていますので、ぜひそこを中心として早急に進んでいただきたいと思っております。歩けるまちづくりという中で、非常にその中に便利ということよりも、そこに行ってみると何かが感じられる場所をぜひつくっていただきたい。残念ですけども、そのためにあるコミットなんですが、コミットも言われるようにうまく利用できてこなかったということも現実であります。それはなぜなんだろうかということも、これも一緒に町民と共に議論しないと生きた施策になってこないと思っていますので、ぜひその辺を、町民の考え方の中にどういう部分、行政との間に開きがあるんだろうかということの捉え方というのも非常に大事なことなんだろうと思います。それで、非常に町長の強い思いを感じられるのはやっぱり人事なんだろうと思います。新聞で「副町長2名体制」というのも町民にどういうことなんだろうかと、何件か私にもお尋ねがありました。あくまでもこれは町長の施策の問題であります。それよりも、町長の片腕は副町長なんだと。それで、もともと採用が1人増えて、片腕がさらに強化されたんだろうと私は思って、理解しております。さらにいろんな施策の中でこの部分、片腕がさらに太く、前に向いていけるような、そういう施策がこれから組まれて実現されていくんだろうと思います。さらに、今度は副町長というお話しが出てきました。まさしく片腕じゃなくて両腕を得るんだろうと思います。非常にその中ではどう進んでいくんだろうかと、町民が非常にそういう面でも、まだ未知の部分を非常に心配しており、どういうことなんだという説明がまだまだこれから必要になってくるんだろうと思います。まちづくりに緊縮財政に、これ一つは、言葉はまちづくりで終わるんですけど、やはり具体的な部分に入り込んでいかないと、この辺は町民の理解がないんではないだろうかということ。非常にそれは分かっていますけれども、いよいよ現実に組織ができました。これが現実に動いていく施策が組まれてきました。さあ、どこから行くんだろうかという中では、先ほどからずっとお話ししていますけど、いろんなことでは適切な対策については非常に足りなかった、中央市街地の部分についてしっかりとこれから組んでいくんだろうと思いますが、ただし、この人員体制が、他力本願という言葉があります。応援隊のほうに改めて次の副町長に期待します。地域おこし協力隊を呼んでも先にこれは絶対やるんだという部分、そこに向かってこういうメンバーがどうやって動いていくかというのもやはり一つなんだろうと。やはり大きな、せっかく、人材登用しました、そこに目指すべきもの、先の部分をやはりしっかりとまちづくりという言葉じゃなくて、何かしっかりとしたものをそれぞれ発信していかないと、何をやるんだろうか。やはり結果が出るまでには時間がかかります。その辺をぜひ事前に向かう方向性、町民みんなが同じようなベクトル、職員も同じような方向性のほうにベクトルを向けることを一つは提示していかなくてはいけないことなんだろうと思いますので、もう一度そこの部分についてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 古谷一夫
多岐にわたって御質問いただきましたので抜けているところがあれば御勘弁願いたいと思いますが。前段の部分でありましたとおり、当然、投資の受皿のお話がございました。Aコープのお話も、具体的なお話もございました。様々な形の中で、当然、投資すべきものは投資していく。それはやっていかざるを得ないし、やるべきだというふうに考えてございますが、ただ単純に投資していいのかという形もあります。当然、それが、やはり先ほど申し上げたように、前段の今後のまちなかをどのようにしっかりと再生していくのかというビジョン構築と方向性みたいなものをきちんと町民の皆さん、当然、議会はもちろんでございましょうが、共有した中において御理解を頂いた中に投資をしていくという形になろうかと思います。その投資も、町単独事業なのか、それとも、国の制度、そういったものをしっかり活用した中でやっていくのかということもございましょうし、これは最初の御質問でお答えしたとおり、単純にこの施設を新しく造りたいからこの交付金が欲しい、この補助金が欲しい、そういった時代ではなくなってきているということも事実であって、町全体のビジョン構築を行った上でどういった効果が現れてくるのか。そういった中でどのような雇用が生じてくるのか。それがどのような形で地域の福祉や生活を支える仕組みとして効果を発現するのか。しっかりとした評価を前提とした国の補助金、交付金制度というのが前提になってございます。そういった中においても、もう既に国においては新しいそういった地方を活性化するための仕組みを数多くつくってございますし、当然、当町においても、中心市街地を含めた部分でも、今後、何を活用することが具体的に可能であるかという形についての勉強も内部的には始めさせていただいておりますし、当然、それに向けたいろんな情報だとか施策展開のための具体的な人的なソース、ネットワークが形成していなければ、そういった事業を当町に引き込んでくることもできない。これも事実でございます。また、単独事業ではなくして、先ほどもお話ししたとおり、様々な部分での中心市街地の機能というのがあるわけですので、それが総合的、複合的に展開されなければ、なかなかある一定の効果の発現には至らない、これも事実でございます。そういった観点からしっかりと議論した上でビジョン構築を進めると同時に、同時並行的に新たな国の支援制度や北海道の支援制度、それにつながる人的なネットワーク、さらに、そういったものは民間の知恵、そういったものを総動員しながら、ある一定のスピード感を持って取り組んでいくこと、これが必要ではないかというふうに考えでございます。そういった前提に立っての投資を勇気を持って、決断を持って政治的判断を持って行っていく、そういった姿勢で臨んでいきたい、このように考えているところでございます。また、利便性とともに、そこに何があるのかという形でいきますと、先ほど申したとおり、まちづくりの機能として、本当に今のままで十分なのか、当然、ここ何年か取り組んできた地域公共交通の在り方の中でまちなかをどう位置づけていくのかとか。例えば、コロナ禍の中でなかなか交流が進まなかった高齢者や障害者の皆さんに日常的にまちなかに出てきていただけるような装置をどのようにつくっていくのか。それから、今年度の予算の中で計上させていただいておりますけれども、認定こども園、そういった機能、コンパクトタウンをつくる上でどういうふうにできるだけ市街地に近い中においてそういったものをつくっていくのか。さらに、今後の課題である交通施設としての消防防災施設、こういったものもどのような形の中で連動させながら町の機能を高めていくのか。あらゆる面からそういった機能、利便性だけではなくして、潤いと、それから様々な町が抱えている課題を解決していくための機能の集約ということも併せ持った中で大きくまちづくりを動かしていく。これが非常に、今、うちの町には求められている、このように考えておりますので、そういった観点からもしっかりと適切な投資、こういったものを、国や道の制度、そういったものを積極的に活用する前提に立って進めていくことが必要ではないか、こういった認識に立っておりますので、御理解いただきたいと思います。それから、人事のお話がございました。これも町政執行方針で述べさせていただいているとおり、組織は人なりです。人がないときに新しいものは生まれてきません。当然、職員ばかりではなくして、町内のあらゆる分野においても人材の育成、こういったことは非常に大きな課題でございましょうし、担い手対策、こういったものもしっかりやっていく。特に町政執行方針で述べさせていただいたとおり、子育て世代や若者、こういったところにどのように具体的にアプローチしていくのかということも必要になってくる。その一環として、今回、昨年5月1日に就任して以来、7月1日の人事、12月1日の人事、さらに、今回、提案させていただいている道から派遣を要請した中における副町長の人事、こういったものをしっかり据えた中において、さらに役場内における人事の活性化、さらには町内における担い手対策、若者交流、こういったものに取り組んでいくことが総体として今後のまちづくりにつながっていく、こういった認識に立っていることについて御理解を賜りたいと思います。また、地域おこし協力隊のありよう、決して過去のものが失敗だというふうには捉えていません。そこで足りなかったものや、今後、新しく必要とされているものはどういう形なのかということをとらまえた上で、今回は、既に一部、前倒しの予算をさせていただきながら準備を進めて清里、仕事人、仕掛人ラボというような形の中でコーディネーターを入れる中、前向きな取組をやっていきたい。そういった中で、初年度に当たっては、当初予算においては5名分の予算を計上させていただいているところでございます。方向性、そういったものがなかなか見えないというような御指摘もありましたけれども、具体的にこれを読み込んでいただくとしっかりとその方向性を御理解いただく部分もあろうかと思いますし、逆に我々、町の抱えている課題というものをしっかりととらまえた上、来ている方々がしっかりとそれに向き合っていただく環境、条件も同時並行的につくっていくことが極めて今回の地域おこし協力隊の事業においては必要だという認識に立ってございます。そのために、町の職員の若手と、それから、コーディネーター等々を含める中、かなりの時間をかけながら盛り込んできています。これが完全な形だとは決して言いませんけれども、今までとは違った形の中で前向きに取組を進めていることについてもぜひ御理解いただきたいと思います。当然、行政は結果ですから、人事、それから、地域おこし協力隊、さらに、まちなか再生に向けての今後の動き、結果責任をしっかり受け止めた中、仕事に向き合っていきたい、このように思っておりますので御理解を賜りたいと思います。
質問 5番 河口高
今後のいろんなことの取組、非常に期待しております。それで、その期待が結果について、やはりその過程、取組の過程についてもやはりある程度は見える化をしてほしい。最初に、観光協会の一室で始まっている部分について、私は非常にそこに不満を持っています。片隅でそこから始まるんではないでしょうと。私は、やはり何か新しくこの町の事業をやるためには、町民のすぐ見える場所、まちなかのどっかに光を灯してほしいと。場所はどこでもいいじゃないですか。空き店舗だって、いろいろある。こういう施設、ここの町の。やはり町の財産として捉えたときに、そこの場所、便利な今ある場所の一部を使えば非常に便利です。でも、町民は何をやるんだろうかという期待感と、何が変わってくるんだろうかということの、やはりプレゼンの役目も果たす。そのためには、町の中にどこかに光を灯す。たくさんあると思います。たくさんという言い方は非常に悪いですけども、やはり場所、何かが変わってくるんだろうという実感が非常に大事なことになるんだろうと思いますんで、ぜひ、この辺、町、地域協力隊が入って、そのメンバーたちがどうやって動いていくかという中で、ぜひ町の中で始まるんだということを私は提案したいんですが、その辺、町長はどう考えていらっしゃるか、伺います。
答弁 町長 古谷一夫
様々なまちなか再生に向けて、応援団という形の中で御質問いただいていると思うんですけれども、御指摘のとおり、過程における見える化は非常に重要な視点だというふうに私自身も認識しております。具体的にまだ緒に就いておりませんので明言することはできませんが、内部的にはそういった方向性を前提として、早い段階において若い人たちがまちなかを拠点として新しいまちづくりにチャレンジする姿、それに併せて、町内の担い手、後継者、そういった皆さんと積極的にまちなかで交流し合っていくような形、これが広く町民の皆さんに見えるような形の中で、事業展開が早い段階で行われていくような方向性、これを既にもう指示をしてございますので、今、御指摘があったようなことを十分踏まえた中で事業展開に当たっていきたい、そのように考えておりますので御理解を賜りますようお願いしたいと思います。そういったものが見えた段階において、また議会のほうには御協議、御報告申し上げるとともに必要な予算についてもお願いを申し上げていきたい、このように考えております。以上、答弁とさせていただきます。
質問 5番 河口高
最後の要望を含めまして質問させていただきます。非常に町の中がどうなるか、中央市街地がどうなるか。これは非常に町民みんなの関心事と捉えています。しっかりと、どういう町になっていくんだろうか、だんだんこの町は寂しくなるねという話が、間違いなく、皆さんの話題の一つになっている。そして、人は一人では生きていけないんだと。こういうことも言われておることです。人の集まる地域づくりをしっかりと施策をやっていくということ。何のためにという、その地域課題は、またその社会の課題というのは、そこの町、これにどう取り組むか、どう取り組んでそれをどう形にしていくかというのはまたそこの町の価値につながることなんだろうと思います。ただ、それは町民との接点をどう多く持つか。町民の声をしっかりと聞く、この協創で新しい価値をつくっていくんだということの仕組みづくりをぜひ見える形でやっていきたいと。当然、町だけの予算でなく、国、道、この辺のことについては、十分、大切な部分にはなるんでしょうけど、真っ先に手をつけなきゃならんことも現実としてありますので、そこが町民のやっぱり一番関心事なんだろうと思います。ぜひ、にぎやかな過疎地、これをどうやってやるかというのを最後の質問にします。地域の課題は、次のここの町の価値にどう持っていくかということも大事なことなんだろうと思いますんで、ぜひスピード感を持って見える形をぜひつくっていただきたいと思いますので。最後の質問にして終わらせていただきます。
答弁 町長 古谷一夫
御指摘のとおり、共生型、協創型のまちづくり、これが非常に重要だというふうに認識しておりますので、その観点に立ってしっかりとまちなか再生、取り組んでまいりたい、このように考えてございます。また、御指摘のとおり、にぎやかな過疎ですね。人口減少にあってもしっかりとその町の活力、魅力が外に伝わっていく。その魅力によって外からの人を引き寄せていく、そこで新しい担い手が育っていく、そういった好循環をもたらすためには、やはりもっともっとやるべきこと、やらなければいけないことが現実的には残されている。手つかずのものもまだたくさんある、このように私は認識しております。ただ、現実的に財政の話をさせていただければ、非常に厳しい状況が今後続いていきましょうし、今後の大型事業の投資についてもかなりのものを投資しなければいけない。そういった中において、積極財政、こういったものを進めたいという形で議会の皆様に御理解いただいているところでございますけども、一方では、したたかにしなやかに国や道の制度をしっかり活用し、それを呼び込む手段、手法も検討しながら、取りながらまちづくりを進めていきたい、このように考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。
質問 5番 河口高
当然、予算のない中、非常に分かります。しっかりと財政調整基金、何のためにあるんだと。これは、やっぱり適材、そのときに上手に使っていくことも大事なことなんだろうと思いますので、しっかりと将来のまちづくり、見える化に取り組んでいただきたいと思います。以上をもって、私の一般質問を終わらせていただきます。