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清里町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月15日

(1)学校廃校後の史料・資料の収集保存と利活用について/(2)小学校統合の評価と課題について/(3)小中一貫教育の推進について

2023年12月15日、清里町議会の一般質問で、柏木繁延議員が「学校廃校後の史料・資料の収集保存と利活用について」「小学校統合の評価と課題について」「小中一貫教育の推進について」について質問し、教育長 野呂田成人が答弁しました。

質問者
柏木繁延 議員
答弁者
教育長 野呂田成人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 柏木繁延

さきに通告の学校廃校合の史料・資料の収集保存と活用、小学校統合の評価と課題について、小中一貫教育の推進について、この3点について教育委員会教育長の見解をお聞きしたいと思います。第1点目は学校廃校後の史料収集保存と利活用についてであります。清里町においては、上斜里村時代を含め、昭和23年には林内、後の清泉小学校、同年に錦小学校、25年に美里小学校などが新たに創立されたとされております。これには、昭和20年11月の閣議決定、緊急開拓事業実施要綱の背景があり、終戦直後のこの時代の要請にも対応し、多くの開拓者たちが入植され、それに伴う学校施設の整備がなされたものと考えるところであります。後に、農業構造改善事業の馬からトラクターの時代へと、農業体制の変化、これに追いつかない農家も出始め、農家戸数の減少が始まったところであります。昭和40年には錦小学校、49年には清泉小学校、51年に美里小学校と当時の時代背景や経済と密接な関係の中での廃校であったと考えるところであります。影響は中学校にも及び、緑、光岳、江南、3中学校が廃校となり、清里中学校と統合となりました。昭和20年代に入植した開拓農民たちの多くは離農されたという経過があります。図らずもこの地を離れた皆さんの心に思いをはせるところでもあります。私は学校の統廃合を否定的に捉えるものでありません。現象は時代や社会背景に起因するものであり、相当の覚悟と保護者や住民の理解が必要であると考えます。教育長にお伺いします。廃校には社会、文化、経済を含め、歴史的・文化的遺産が内包されております。史料保存に十分値する価値が存在いたします。1点目、学校史料として初めに思いつくのは、学校沿革史、学籍簿、校歌、校旗、さらには記念写真などを思い浮かべますが、錦や美里をはじめ江南小学校、新栄小学校、光岳小学校を含め各廃校学校が史料として保存しているものの種類及び保管場所についてお答えください。2点目、私はさきに述べたとおり、廃校はこの町の歴史や先人の労苦のたまものとして長く史料を保存すべきと考えております。今からでも地域の皆さんの協力を得ながら、収集保存活動を行いながら、どこにいてもネット等で訪れれば清里の過去や学校がアーカイブ形式でも見られるような形でできないものか、検討の余地がないものかということをお伺いします。なお、最近、特に私は錦小学校や美里小学校と関わりのある方にまま会うことがございます。皆さん一様に話をするのは、もう校舎もなくなったし、今の若い子たちはなかなか錦や美里と言っても、分からない状況が生まれてきているんだというようなこともお伺いしますので、何とか心の支えとして彼らのふるさとや出身校、出身地を懐かしむ気持ちを大切にできないものかと考えておるところであります。2項目目は小学校統廃合の成果と評価と課題についてであります。平成23年度、江南小学校、新栄小学校、それから30年には緑町小学校、令和元年に光岳小学校と、丸14年になろうかと思います。統合された新たな学校は、当初、保護者の皆さんが期待していた多人数の児童の中で切磋琢磨の学習、運動、部活等が十分になされているのか、学習面、生活面、友人関係、これらの分析・評価は行われているのかどうか、お聞かせください。3項目目は小中一貫教育の推進についてであります。令和元年第3回定例会における岡本議員の一般質問に、教育長は小中一貫教育推進基本方針を定め令和3年度には小中一貫教育の方向で検討を開始するという話がございました。小学校・中学校9年間を見通した連続性のある指導によりいじめや不登校などの課題に対応できる、そういった答弁の記録が残っております。その後、私の勉強不足なのかもしれませんが、令和3年から7年度の教育推進計画、これには、学校間連携の推進、②小中一貫教育の導入が表現されております。ここには、小中一貫教育推進協議会により方針の確立を行う、スムーズな導入に向けた環境整備を行うとの表現がなされております。今の時点での清里町小中一貫教育推進協議会、これらの活動について、その構成メンバー及び協議内容、具現化した事業等があれば報告願いたいと思います。以上、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 教育長 野呂田成人

柏木議員の御質問、大きく報告3点になろうと存じますが、お答えさせていただきます。質問事項の1の1点目の学校廃校後の史料・資料の収集保存と利活用についてでありますが、学校教育法施行令第28条に定められた表簿及び清里町立学校管理規則第40条の表簿については、それぞれの保存期間を遵守し当時の担当者により適切に管理されており、各学校の金庫内にて保管しているものであります。また、各学校の校歌、校旗、年表などの沿革は、一部、郷土資料館にも保存していることを申し添えます。議員から保存史料はどんなものがあるかということでございますが、現在、郷土資料館に保存されている学校史料につきましては、学校の教科書、これをガラスショーケースで保存しております。緑町小、江南小、新栄小の沿革看板、それから錦小学校沿革看板。これは、旧江鳶南小学校、江南中学校南分校併置、錦小学校改名、江南中学校錦分校併置、錦小中学校と改称、錦分校廃校までの昭和41年分であります。それから、江南小学校の記録、新栄小学校の記録、校歌看板、校旗、江南小学校看板となっております。また、図書館にも一部公開している史料がございまして、光岳、江南、新栄、緑町の閉校記念誌、清小開校70周年・統合50周年記念誌、新栄小学校開校50周年記念誌、清里高等学校創立50年誌、新栄小学校校舎増改築記念のしおり等があるのが現状でございます。2点目の史料・資料の利活用と公開の考え方ですが、現在の神威の地に先人である塚本伊勢太さんが開拓の鍬を下ろされ、明治30年の13年後、明治43年に上斜里小学校、現在の清里小学校ができ、その後の経過は先に議員がおっしゃっられたとおりであり、その史料が長く保存すべき項目であることは教育長として同じ考えであることは言うまでもありませんし、これまでの関係する職員が大切にしっかりと管理されていたものと思料するところがあります。なお、公開を希望する史料がどこまでの何を見たいかにもよりますが、情報公開条例の条文に照らし判断しなければならない場合もあると思料しますが、一般的な情報は、先ほど申しました郷土資料館の資料、図書館にある町史や各学校で発行された周年記念誌や閉校時に作成された記念誌が参考になると考察いたします。それ以上の公開史料につきましては、さきにも述べたとおり条例項目に該当する場合がありますので生涯学習課担当者までお問合せいただきたいと存じております。なお、清里小学校では、議員も職員時代に携わったと思いますが、小学校3・4年社会科副読本「きよさと」、これの活用により、清里町の歴史として、年表でありますが、学校の歴史を児童に紹介しているところでもあります。現在、学校教科書も電子化が進んでおりますことを考察すると、副読本の電子化も実施時期に来ておりますので、議員の貴重な御意見を参考に、アーカイブ形式でまとめ、その保存がホームページでも閲覧できる手法も今後の検討事項とさせていただきたいと思います。次に、2項目目の小学校統合の評価と課題について、小学校統廃合の現状分析と評価でありますが、平成後期の閉校についての御質問であると存じます。教育委員会としては平成28年8月に清里小学校の統合に関する方針を作成しており、その背景は、平成28年の清里小学校児童数が169名、全学年が1学級の小規模校となり、光岳小学校12名、緑町小学校6名という過小規模であり、両校とも既に全て複式学級となっているほか一部の学年で欠学が生じられていた事実がございます。これらを踏まえ、教育委員会としての考えは大きく3点であり、1点目は子供たちにとってよりよい教育環境を整えることが第一優先、2点目は保護者や地域住民の意向を踏まえ十分協議する、3点目は清里が目指す教育の在り方を示すであり、当時の職員にあっては、閉校に当たり地域住民の方々と膝を交えた意見交換を行い、尊重し、教育委員会として判断し、議会とも十分に説明、情報共有し取り進められたものであります。現在の人口動態を鑑みれば、閉校になった学校、その周辺地域の人口や世帯数は減少傾向にあったと思われ、現存していても複式学級で集団生活による教育はできなかったと思料するところです。複式学級には個人個人の発達や勉強の習得度を把握した事業展開が行えるメリットはありますが、少人数での限られた教育より集団での教育を教育委員会、議会、地域住民が判断したものと思料し、閉校したことがよかったのか悪かったのかを、現状として、特に問題、課題、苦情等が閉校された学校を利用されていた方々や保護者からない状況の中、判断することがよいのかは別とし、また教育委員会として閉校後の分析・評価を行った事実はありませんが、現教育長としてその方向性は正しかったと思料するところでございます。ただ、学校閉校による教職員の転勤は急速な人口減少の一因になったことは事実と思料しております。なお、閉校後の学校敷地が未利用となっており、維持管理に多少の費用が投入されていることは事実であり、実情として生産性のない未利用地の扱いが課題となっていることは、財産移管元の旧所管としては気になっているところでもございます。御質問の児童の学習、生活、友人関係等の状況でありますが、学習面においては、11月20日開催の総務文教常任委員会で報告のとおり全国学力・学習状況調査の結果を見ますと全国・全道平均より低い状況にありますが、統合が原因であるとは一概に言えないと思料いたします。また、生活や友人関係は、議員も一番心配される事項かと思いますが、いじめ、不登校やネグレクトなどの虐待につながる事項であることは御承知のとおりで、教育委員会では各学校からヒヤリハットも含め、月1回開催されている校長会議や教頭会議での報告と、緊急を要する場合の報告も遅滞なく行われていることが大きな問題発生がないことで示されているとうかがえ、統合による影響はないものと思料するものでございます。3項目目の令和3年度導入予定だった小中一貫教育の現状についての御質問にお答えいたします。本町の小中一貫につきましては平成31年4月に作成された清里町小中一貫教育推進基本方針により進められ、議員御質問のとおり令和3年度からの小中一貫制度開始を目指し準備するべく令和元年に清里町小中一貫教育推進協議会設置要綱に基づき教育長を会長に協議会を組織し協議してきたのが経過であります。その中で教育委員会からのトップダウンではなく、現場からのボトムアップ方式で行う手法で他市町村では珍しい現場主義を本町として採用しており、オホーツク教育局より注目されている手法でもあります。このような中、小中一貫教育推進協議会で先進地視察等も実施し、先進地ではしっかりと準備した上で取り組まれている、無理をせずできるところからスタートしている部分が多い等の学びを考慮し、教育現場である清里町学校教育振興会、いわゆる町教振にてゆっくり歩みを止めずに進めていただく方向に手法を変更し進めていただいてきたのが現状でございます。しかしながら、御承知のとおり新型コロナウイルス感染症の流行や、GIGAスクール導入もあり学校現場が多忙となったため、令和2年7月の小中一貫教育推進協議会では、令和3年の始期を令和4年度開始に変更し進めてきましたが、現段階では、現場のボトムアップを優先し、急いでつくらず、ゆっくり進めるべきという教育長判断の下、行われておりますが、令和4年、令和5年と開始時期の変更による明文化は焦らずにつくりたいとの理由で行っていないことは事実でございます。なお、現在のところ、可視化できる文面による成果は完成しておりませんが、既に、現場では、清里探究を御存じと思いますが、小学校で清里の資源を勉強し、中学校で職場体験や提言をまとめ、高校で探究を完成させる、いわゆる小中高の連続した調査研究をしていますし、中学校の専科教諭が小学校へ行き授業を行ったり、小学校教諭が中学校行事を見学し手法を学ぶ、小中の教員同士の指導方法の研修、スクールカレンダーの統一、小学校から中学校入学への子供の実態に即したきめ細やかな引き継ぎなど、できることから連携しているのが実態であり、特に特別支援に係るインクルーシブ教育や、中1ギャップが低減できる事業推進を進めておりますので御理解いただきたいと存じますし、本年度中に現在の進行状況を町教振から教育推進協議会に報告いただき、一定の方向性を可視化できる手法でまとめたいと思料しているところでございます。また、小中一貫教育と対比し考察しなければならない義務教育学校ですが、現在のところ小中一貫を施設分離型で進めているところでありますが、今後の児童生徒数が少なくなった段階においては校舎を一つにした1年生から9年生までの施設一体型の義務教育学校について検討・協議を行わなければならないと思料するところでございます。これのよい点かなと思う一例は、義務教育学校の部活動について生徒数減少の多人数で行う競技でも小学校5、6年生の児童が7年生から9年生の部活動に体験入部し一緒に活動できる等も考察できます。いずれにせよ、現段階では施設分離型の小中一貫を進めておりますので、協議・検討が必要な時期が来た時点で教育委員会協議を進め御報告したいと思料するところでございます。以上、申し上げ、1回目の答弁とさせていただきます。

質問 3番 柏木繁延

非常に丁寧な答弁、ありがとうございます。1点目の学校の史料の関係なんですが、教育長の答弁によると必要なものがあれば各学校なり郷土資料館なりに行ってみてくださいと。情報公開条例のプライバシーに関わる部分等以外についてはその辺にありますよという答弁かなと思うんですが、私が意図するところは、情報公開条例に基づく情報開示請求とかそういうことではなくて、例えば、先ほど申し上げたとおり、図らずも家庭の事情や仕事の事情等で入植した地を、後ろ髪を引かれる思いで出ていった方々及びその子孫等が例えば清泉小学校について「これはじいさんやばあさんが横浜から戦後に入植した場所だな。今はどうなっているのかな」というような思いがふつふつと湧き出たときに、じゃあ、清里のどこどこに行けば、例えばその学校の史料等があるよと。そんな場所にしてほしいなという思いで質問をしたわけで、情報公開請求に基づく情報開示請求ではなくて、もっとふるさとに思いをはせる人の気持ちを考えた形での学校史料の提供方法はないのかなというような思いで質問をさせていただきました。例えば、今、学校の未利用校があるという話があったんで、それを一か所にまとめて提示できるような、そういう考えはないのかと。今は既に教育財産から離れて大変だと思うんですが、そういう思いで学校史料の収集保存をしていただけないかなと。プラス、個人のお宅には、私の年代以上の方々は、まだ、古い学校の写真だとか史料だとか、私の家にもいっぱいあるんですが、そういったものを集めて収集保存して展示していくと。プラス、アーカイブの形で、ホームページも新しくなるようですから、そこに一つ設けて提示できるような形が取れないかなと思っております。そこに、ふるさと納税か何かのバナーを張っつければころっと行っちゃうような気もしないでもないんですが、その辺、まずは野呂田教育長の考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 野呂田成人

議員の御質問の趣旨を十分理解した中で答弁させていただいているところでございますが、例えば、郷土資料館の開放なんかは今年度も6月24日と11月3日の2回行っておりまして、町民の方、それぞれ51名と62名の方が史料を見に来ていただいているような形を取っております。そんな中、たしか本年度だったと思いますが、「何年かぶりに光岳小学校の同窓会をやったんだ。学校を見られるかな」ということで教育委員会にも来ていただきまして見学をしたという事実もございます。先ほどの河口議員の認定こども園のところでもあるんですけれども、現在の郷土資料館の場所、こちらを第2案として挙げているような状況であることは、前回、御説明しているところでございますが、それらの第2案で行った場合については郷土資料館の移設も行わなければいけない部分は出てくるかと思います。そうした場合に、先ほど議員に大変貴重な御意見を頂いた、例えば光岳小学校の沿革についてはまだ学校に残っているような状況でもございますので、そちらに一部集約して、郷土資料館、までは行かないんですけれども、皆さんが見られるような状況をつくるですとか、そういうことも行っていけるのかなと思っておりますので本当に大変貴重な御意見を頂いたのかなと思っております。また、個人の方のおうちにはまだまだ史料があるよというお話も頂きましたので、今の教育委員会の人員でどこまでできるかというのはございますけれども、その史料を活用しながら、先ほども申しましたとおり副読本の作り手なんかもありますので、そういうのも活用してできた段階でホームページにアーカイブ形式で載せるだとかいろんな手法というのが取れると思いますので、今後も御指導いただきながら進めていけたらなと思うところでございますので御理解いただきたいと思います。

質問 3番 柏木繁延

私も来年で70になる年になってしまいました。未来に向かうというよりも過去にどんどん思いをはせてしまうような年齢なんで、この年齢以降は、過去の思いを大事にしてくれる、そんな政策や施策、事業を取り入れてほしいなと思うのが今の心境で、1点目の質問をさせていただいたところであります。本当に全ての史料が大事で、要らない史料ってないというふうに思っています。これは、うちの町の特徴といいますか、何でもかんでもどんどん捨てていくというようなのが意識の中に蔓延していたような、そんな現役時代を思い浮かべながら話をしているんですが、取っておくための箱は、いっぱい、江南にも札弦にも残っているんで大事に取っておいてほしいなと思います。2点目の小学校統廃合の評価と課題についてであります。反省すべき点はないと。十分に子供たちや保護者は満足していると、いうようなふうに問わせていただいたんですが、これも私の老婆心からなんですが、例えば、いい悪いは別として、小学校1年生が、二十何分も、正確な通学時間は分かんないんですが、スクールバスに乗って登校していくと。また同じ時間をかけて今でいえば暗い中を家に帰っていくと。これは本当にいい悪いは別として。そういったことがどう学習や生活やいわゆる友人関係等に影響していくのか。これは、教育長というか、教育委員会の責任として常に検証・把握することが必要ではないかと思います。常に検証・把握していくという必要性を私は感じておりますが、教育長は「学習や生活等に影響はない」というふうに断言されましたので、断言が正しいかどうか、それも含めて常に検証していく必要は感じないでしょうか。いかがでしょうか。

答弁 教育長 野呂田成人

御存じのとおり、学校の統廃合につきましては、教育行政の組織及び運営に関する法律第21条の1号、一番最初に来る条文で教育委員会の所管に属する第30条に規定する学校その他の教育機関の設置、管理及び廃止に関することがうたわれており、同法第25条第1項で教育委員会は教育委員会規則で定めるところによりその権限の一部を教育長に委任し、または教育長をして臨時に代理させることができるとなっている項目から、同条第2項第3号で、教育機関の設置・廃止は委任することができない、すなわち教育委員会としての重要案件と定められていることは議員も御承知のことと存じます。そうした中で、評価や課題の関係でございますが、議員からも御指摘があった部分でございます。ただ、形としてはやっておりませんけれども、先ほど申しました学力の関係ですとか、あとはいじめですとか、それらについても、教育委員会の中、教育委員会が終わった後に、教育委員会協議会、こちらで校長や教頭から頂いたいろいろな情報を教育委員の方にもお伝えした中で話をしているような状況でございますので、引き続きその中で執り行っていくということで御理解を頂きたいなと思っております。

質問 3番 柏木繁延

この場で聞くべきことなのかどうかなんですが、例えば日常のスクールバスの通学のバスに例えば子供たちの生活指導だとかをするような職員が常駐しているのかどうか。どうなんですか、これは。

答弁 教育長 野呂田成人

スクールバスの中には常駐はしておりませんけれども、学校現場が終わった後の学童保育、そこの中で勉強を見ているという部分はございますが、実質、バスが出るまで職員が見ていて、その後については御帰宅していただくという形。ですから、議員がおっしゃったバスに乗っている時間は、自習の勉強をする時間に充てる子もいますし、ゆっくりしている人もいますしというところであるのかなと思っているところでございます。

質問 3番 柏木繁延

余計なことを聞いたかもしれません。最後に小中一貫教育について確認したいなというふうに思っております。教育長答弁の要約をすると、現状は具体的には中身は進んでいない、何年度に導入するのか、どんな形で導入するのかについてはボトムアップ方式で今後検討を行っていくと。決して無理をせず教育長判断でゆっくり検討していくというふうな答弁があったのですが、これは、いじめや不登校、そういったことに対しても非常に有効な手段であると。早ければ早いほど子供たちの学習等にプラスになるというような事業でございます。それが、焦らず、オホーツク振興局に評価されているんで、ゆっくりと進めていくんだと。導入年度は明記しないんだと。これを聞いていると、当面はやらないんだというような、そんなふうにも聞こえるんですが、一定の目標年度や導入年度を決めておかないと、いじめや不登校に対して9年間を見通した連続性のある指導は有効なんだという、こんな有効なこと、これはある一定のめどを立てて検討していかないと行政としてどうなんだというような気がするんですが、教育長、いかがでしょう。

答弁 教育長 野呂田成人

「やっていない」ではなくてやっている事例もお話をさせていただいたかなと思っております。今までの流れの部分も説明させていただいて、学校現場でのお話というのが、本当に先生たちがどう思っているのかというところが一番必要になってくるのかなと思っています。いじめですとかの一番有効な手だてだと。それはもちろんでありますし、僕はインクルーシブ教育が一番かなと思っているところでございます。ここの部分で、特別支援の子、清里町は、配慮が必要な子、これらが人数的には他市町村よりも多く、そして中学校に行ったときに中1ギャップにもならないような形で進める、これが小中一貫には大切なことかなと思っているところでございまして議員と同じ意見ではあります。ただ、今までの流れの中でそのような流れで進めてきているということの報告をさせていただいたような形でございますし、先ほど申しましたとおり、可視化できる形で、本年度、一定の分を挙げてもらいたいというような形で進めておりますので御理解を頂きたいと思います。

質問 3番 柏木繁延

今回の教育長答弁の中で地教行法に関する話が何度か出てきました。この地教行法によると最高責任者は教育長なんだと。ですから、ボトムアップもいいですが、その辺の一定の方向性を示して、そして協議してもらう、ボトムアップしてもらうというようなことが大事かなと思うんですが、その辺はよろしくリーダーシップを執っていってほしいなと思います。ここでまた新たにインクルーシブ教育や中1ギャップというような言葉が出てきました。どんどん出てくるんです。GIGAスクールですとかタブレット端末ですとか。今の学校教育っていろんな言葉なり内容がどんどん出てくるんで、その辺はどこかで交通整理して、うちの町の教育には何が一番必要なのか、9年間を見通した小中一貫教育なのか、ICT時代に対応したICT教育なのか、その辺のうちの町にとって何が一番大事なのかという部分を教育長を中心に教育委員会、教育委員会協議会で検討していってほしいなというふうに思っております。ただ、教育委員会法が変わって最終責任者は。町長になったのかい。教育長かい。そんなことで自信を持ってうちの子供たちの顔を思い浮かべながら、教育の執行に当たっていってほしいなという願いを込めて質問を終わりたいと思います。答弁は要りません。

質問 3番 柏木繁延

はい。

出典:清里町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月15日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる