みんなの議会

清里町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月15日

認定こども園の整備について

2023年12月15日、清里町議会の一般質問で、河口高議員が「認定こども園の整備について」質問し、教育長 野呂田成人が答弁しました。

質問者
河口高 議員
答弁者
教育長 野呂田成人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 河口高

それでは、続きまして認定こども園の整備について教育長に伺います。このほど、認定こども園整備基本構想ですか、まとめられました。正直に言いまして、これがまだ出ていない時点で私は「どうなっているんだ、このことは」ということが一番の主題だったんですが、今回、先ほどの教育長の一般行政報告の中で、12月4日、教育委員会会議で発表され、我々議会にも12月5日に報告されたことになります。この中で、あくまでも基本計画ということなので清里の子育てについて具体的なことについてはこれからじっくりと固めていくことなんだろうと記憶しております。しかし、「じっくり」もこの計画にどのぐらいの時間がかかったのかということを考えたときに、そうも言っていられない。今回の基本構想については、記録では令和2年6月から始まってると書かれております。多くの方の意見が集約されて、この基本構想については関係者また担当された方は本当に苦労されたんだろうと思いますので敬意を表したいと思います。ただ、ここからの具現化が本当に大事な部分になってきます。あくまでも地方は、人口減少と地域経済、この2つの悪循環によってどんどん地方の弱体化が進んでいるということを我々はどんどん感じていることになります。特に少子化は大きな問題となり、教育から始まる地方創生の取組、平成27年にこの話題が出たのかなと記憶しています。具体的には我々議会の中では表出されていなかったけれども、地方創生の中で机上に上ったと私は理解しております。教育が地方再生にどのような貢献ができるのかということ、地域の将来を担う子供を育てる観点から就学前の教育・保育環境整備が机上に上がったことを踏まえて、これが実際にどのように進んでいくのかについて4点ほど質問させていただきます。まず、1点は、清里町では保育所と私立の幼稚園が運営されております。ここで認定こども園の経過、この道筋を選んだことについて伺います。また、2点目は、施設の形態、運営体制、規模について伺います。3つ目として運営方針について伺います。大変な重要なことと認識しております。当然、基本構想のところでしっかりとこの辺は書かれております。活字化されておりますけども、あくまでも基本に則った形の文言がほとんどだろうと思いますので、ここから、清里町の町の取組について大事なこと、これからなんだろうと思いますが、もう一つ大変大事なことは、開催までのスケジュール、これについてしっかり議論していきたいと思いますので、この4点についてまず質問させていただきます。

答弁 教育長 野呂田成人

河口議員の御質問にお答えいたします。既に12月5日開催の第10回総務文教常任委員会で清里町認定こども園基本構想について整備担当者より説明させていただいておりますので、一部重複する答弁もあるかと思いますが、御了承いただきたいと思います。初めに、本年、統一地方選挙が行われ、古谷町長が町政の責任者となり、かねてからの懸案事項でありました認定こども園、これにつきまして建設に向けた議論を加速するために7月の人事異動で町保健福祉部局と教育委員会部局の職員を認定こども園整備推進担当に任命されたことは議員も記憶に新しいことと思料しているところでございます。認定こども園の検討から既に議員が言われたとおり8年の月日が経過し、特に教育委員会に担当を置いたここ3年は、清里町の子供の保育と教育を一体的に行う必要性、安心安全、そして子育て中の保護者のニーズに応えるための議論が活発であったことは事実であり、本年構想がまとまったことは、常任委員会でも、また先ほどの議員からのお言葉でも労いのお言葉を現在の担当者に頂いたこと報告を受けておりますし、ありがたく思っているところでございます。それでは、1点目の認定こども園整備に至った経過でございますが、少子化に歯止めがかからないことは全国的なことであり、清里町だけの問題ではないことは議員も御承知のことと存じます。これは、核家族化や共働き世帯、就労形態の多様化など家庭を取り巻く環境が大きく変化したことが要因の一つに挙げられます。これまで清里町では1歳6か月からの保育所の受入れを施設規模や職員数を考慮し、人数制限により実施してまいりましたが、子育て世代のアンケートやニーズを確認すると0歳児保育の要望が多くあったことは事実でございます。施設の老朽化も含まれますが、施設の面積要件、保育教諭の確保等、人的・物的資源に限りがあり、0歳児の受入実施ができない状況は、ニーズとの乖離は好ましくなく、この第一義的責任は各種法律で保護者にあるとはいえ、清里町の未来を担う子供たちが健やかに生まれ育つための環境整備や子育て世代の子育てしやすい環境整備が取り組むべき課題と認識し、町の10年間の方向性を定めた第6次清里町総合計画や子育て世代等のニーズやアンケートを参考に策定した第2期清里町子ども・子育て支援事業計画、幼児教育の必要性や大切さを謳っている清里町教育推進計画に掲げております幼保一元化を進めるために新しい考えの下、認定こども園の整備に至っております。なお、認定こども園における0歳児の受入れは保護者が働きに出る環境を整える手助けができることから社会を助け、経済を回すといった役割もあることは議員も御承知のことかと存じております。2点目の施設の設備や運営主体につきましては、子ども・子育て支援新制度の認可基準によりその運営主体を国、地方公共団体、学校法人、社会福祉法人に限定されていることは既に御承知のことと存じます。公設公営、公設民営、民設民営が可能でありますが、令和4年第1回清里町議会定例会において、現在の学校法人や社会福祉法人の参入などを考慮し、本町においては公設公営とする旨を報告・協議し、議会の了承を得て今日に至っております。また、認定こども園は幼稚園型、保育所型、幼保連携型、地方裁量型の4形態がありますが、本町では、私立幼稚園と町立保育所の両方の運営で保育と教育を一体となって進めてきた経緯がありますので、この2つを統合し、質の高い幼児教育と幼児保育を目指すことから幼保連携型を選択したところでございます。施設規模につきましては、現行、やまと幼稚園70名、清里保育所60名、札弦保育所60名の190名の定員ですが、近年の少子化を踏まえ90名の定員で施設整備を行ってまいりますし、法で定められている面積や施設要件が遵守されるよう進めてまいります。なお、御承知のとおり1号認定から3号認定まで乳幼児の認定がありますが、基本的には、午前中は全乳幼児に年齢別保育を行い、給食後帰宅する幼児、保育を続ける幼児、午睡する幼児に分かれますので最低でも1クラス担任は2名以上が必要になりますし、配慮を要する乳幼児の人数、障害児で医療的ケアが必要な場合の対応、国の配置基準では安心安全な保育・教育の一体化が現場レベルでは困難な面もあると資格職及び補助者が必要になりますので、状況に応じた採用を含む職員配置を視野に進めてまいりたいと考えております。3点目の運営方針、目標方針、保育・教育内容につきましては、教育・保育理念といたしましては「にじいろのこども、ゆめにはばたくこども」とし、一人ひとりの個性や主体性を尊重、多様な体験や集団生活から豊かな人間性・社会性を育む自立した人間として、他と協働して創造的に生き抜く力を育み生涯にわたる人間形成の基礎や生きる力の基礎を育むこととしております。教育・保育目標は、「五感で感じ元気で意欲的に取り組むこども」とし、人・物・ことを構成する教育・保育環境を構成させ、遊びや体験など五感を通じて感じ、様々なことに興味を持って取り組み、健康な体を育む教育と保育を目指すこととしております。教育・保育方針は、「ちしきを育む子」、「こころを育む子」、「からだを育む子」の3点としており、ただいま申し上げた理念や目標方針が実践できるよう、保育・教育内容としては、しっかりとした年齢別保育を行い、自由保育や設定保育を織り交ぜながら進め、行事等では異年齢保育や一斉保育による関わりで愛着関係を育むことが大切であると思うところは、議員も同じ意見であると確信するところでございます。いずれにしても、認定こども園が生活、関わり、学びの場となり保護者への支援も含め可視化できる施設にすることが大切であると思料するところでございます。なお、大切なお子様をお預かりし、保育と教育を一体的に行い、生活習慣や社会性の指導、そして保護者のサポートも行い、こどもの最善の利益を第一に考える保育教諭の役割が今後ますます重要になります。これらを実践する保育教諭の研修によるスキルアップも同時に図り、こども家庭庁の発足による、異次元の少子化対策にも対応する知識や経験を積ませる人づくりも必要不可欠になると考えているところでございます。4点目の開設までのスケジュールにつきましては、現段階での予定であり、申し上げる数字だけが先行しないよう御配慮願いたいのですが、令和6年度当初予算に基本設計に係る予算を計上し、令和7年度に実施設計、令和8年、9年に本体整備を行い、令和9年下期に供用開始ができるよう進めたいと考えているところでございますので御理解を賜りたいと思います。以上、申し上げ1回目の答弁とさせていただきます。

質問 5番 河口高

それでは、続きまして、2度目の質問という中で、今、答弁いただいた中で、少子化とともに、各家族化や共稼ぎ世帯など就労形態の多様化の保護者、就労にかかわらず受入体制のできる幼保連携という形を選んだということを十分確認させていただきました。今回、未満児保育に取り組まれると。ここが一番大きなことだろうと思っていますし、ますます少子化の中で保護者の就労形態に合わせていただくということ、何より望んでいることに対応する、これは非常に大事なことなんだろうと思います。幼保連携型の認定こども園と幼稚園、そして保育所という3つの選択肢の中からこの清里町は幼保連携のこども園を選んだということについては今説明いただいたとおり確認しております。ただ一つは、0歳から小学入学までの発達の連続性に考慮した保育は非常に大事な部分で、先ほど説明の中で、当然中には、在園時間の違いあるいは入園時期、そして登園日数、様々な園児の中でそれに対応していかなきゃいけない、ということについては、非常に大事である。しかし、それに応えられること、またこれも大切な町が形態として公設公営を選んだ、これの大事な部分になろうと。2点目の中で、公設公営を選んだ一番の大きな理由は、職員の確保ということで、安定して安心して働ける職場ということでは、民間で認定こども園を営んでいるところは、隣の町もそうですが、職員の確保に物すごく苦労されております。当然、ここの町についてもこれから課題になるものだろうと思いますが、現在は、国の基準は、4歳以上がおおむね30人に1人、3歳以上4歳未満が20人に1人、それと満1歳以上満3歳が6人に1人、満1歳以下は3人に1人という、この基準の中では、今、やまと幼稚園さん、札弦保育所、この人数からいえば間に合うという計算にはなるんだろうと思いますが、ただし継続的に今後のことについては職員の確保ということが非常に大事な部分になろうかと思います。0歳から小学入学まで本当に大事。望まれていることについてしっかりと対応していくということが、今後、町民、保護者なりに伝わっていくことが非常に将来に安心感を与えることだろうと思います。特に乳幼児、1歳・2歳児にどんな保育をするかということについては、私もすべからず人として生まれてくる、そしてその子どもが人間として育っていく過程、この1歳から3歳、要するに人間として育っていく過程、非常に大事な部分について職員を含めて共通の価値観を持たなきゃいけないんだろうと思っております。今、言われているのは、保育の在り方が、将来の成長や社会性、そしてその人の人生に大きな影響を与えると。本当にここの部分が我々に課せられた、あくまでも、執行者、そして議会、そして保護者の中でしっかりとこどもを育てる仕組みをつくっていく。この構想自身が町の付加価値なんだろうと思います。地域の活性化の中で幼保連携のこども園に大きな役割を果たしてもらえる。ここで子育てをしたい、こういう環境をしっかりとつくっていくということが、我々が今後早急に対処しなきゃならんことなのかなと思っております。1つ目、2つ目については、公設公営のメリットをしっかりと生かした戦略的な取組をしていただきたいと思っておりますし、議会もそれにどう応えていくかということも大切なことだろうと思っております。3つ目のことについて伺います。先ほどの「にじいろのこども、ゆめにはばたくこども」これについては一言。「にじいろのこども」、これについてはいかがなものか。私にとって基本構想の中で抽象的な表現が本当に必要なんだろうか。ここの部分については、一人一人の個性の表現ということで抽象的表現をされたんだろうと私は理解していますが、ここの基本構想で抽象的な表現が何を意味するか、ということについてはどのようにここの文言の中で解釈されているのか、教育長に再度質問させていただきます。まず、この1、2、3番目の中が全て関連することですから、ここを含めて再質問とさせていただきます。

答弁 教育長 野呂田成人

方向性としては議員も私も一緒かなと思っているところでございます。そして、職員の配置基準も、先ほど言われたとおりでありますけども、国では、今度、6歳は25人に1人ですとか15人に1人ですとか5人に1人ですとかという形に改正が早い段階で見込まれてくるのかなとも思っております。先ほど1クラス2人の担任という話もさせてもらったと思うんですけども、正直に言って0歳児は1人の保育士が3人見るというのは本当に大変なことでありましてお母さんたちにお話ししても他の保育士に聞いても「難しいですよ」と。ですから、構想の中にも書いてあるんですけども、補助者的な方、この方がいなければ安心安全な保育というのはできないというのは事実でございますので、それはその時点でどのようなお子さんがいるかも含めて判断しなければならないのかなと思っていますので、採用も含めた中では総務課とも話をしながら進めていきたいと思っております。また、「にじいろのこども」という、抽象的な表現という形でありましたが、議員もおっしゃったとおり一人一人個性があるんですね。それを色として表しているのであって、私は、議員のおっしゃったこともあるなとは思うんですけども、このような形で「いろんな子がいるよ」という意味での形だということで御理解いただきたいと思います。お子さん、先ほど年齢別保育と言いましたけれども、3月生まれの子と4月生まれの子ではこの時期では全然違うんですね。そうなってくると担任1人がついてもお子さんをきちんと見られないという部分もありますので、そういうのも含めた中でいろいろなお子さんがいるということで7色の色を使わせていただいたということで、そこは御理解を頂きたいと思っております。以上でございます。

質問 5番 河口高

教育長の言わんとすることは十分理解しています。ただ、活字としてこれが基本構想の中で必要なのか、というといろんなことで五感だとかいろんなことが言われています。まさしくそこで結構なんだろうと。あえてここに「にじいろ」を持ってくる必要はないんだろうなと。私はまず最初にこの活字を見たときに「待てよ」と。「にじいろのような」はいいけど、「にじいろのこども」ということについては少し抵抗感があったということを踏まえて、皆さんでまた検討していただければという。決してこれが駄目ということでもないですけども、抽象的判断は基本構想の中では必要ないかなというのが私の意見でございます。また、先ほどの人員配置ということでは、非常に言われたとおり、全く。そこが公設公営のメリットをどう出すかということなんだろうと。認定こども園の多くは民営が多いかなと思います。私が、前回、議員の中で伊達の方に所管調査に行った時点で、伊達も公設民営を。私は、そのときに、「職員の確保、この辺は民営で大丈夫なんだろうか」という質問させていただいた中で「そこの幼稚園の過去の歴史の中で十分対応できる」という回答の中で。ここは、だんだん縮小傾向の中で、十分な0歳児、未満児保育を含めてしっかりとした人員体制をするということでは、公設公営は保護者にとって安心の第一歩なんだろうと思います。こども園の運営という大きなやつを見ますと、民営ですと、人員配置で何点、何点と点数をつけてこれで経営をするということの中では、職員の数って非常に難しいことが。ぎりぎりのことでやっていくと。そういう面では、当然、経営は大事な部分になりますが、しっかりとした保護者への安心をまず与えるということでは非常に大事な部分だと思いますので、改めてスタートの時点の職員数は間に合うけど、それがずっと維持できるのかということでは、将来の職員をどう確保していくかという仕組みづくりについては、介護職員と同様にここの町の将来の職員の確保にどういう方法があるのかということも、同時にこの具現化の中で進めていっていただきたいと思います。前回ですか、介護職員や何かでは奨学金の部分だとかいろんな知恵を絞りながら、それと、もう一つは、執行者自ら、いろんな学校への誘致といいますかね、職員の募集についてはお願いしたいなと思っております。あくまでも供給先の派遣会社にという形じゃなくて、自ら町が望む職員を勧誘するという姿勢も大事なのかなと思っております。基本構想ということなので、ここの町がどう具現化するかということは、これからのことなんだろうと思います。ぜひその辺はスピード感を持って進めていただきたいと思います。最後に、開催までのスケジュールについて御報告いただきました。保護者や関係者にとって大変重要なことだろうと思います。基本構想に多くの期間を有し、本当に、産みの苦しみといいますかね、そういう面では時間はかかった。反対にそこに大きないろんな意見も集約されてきているんだろうと。この意見をどうこの具現化の中で生かしていくのかという。この中で令和9年後期という答えを頂きましたけども、この基本構想ができた、関係者にとっては、やっとということも具体的に聞かれました。特に施設で幼稚園をされた方にとっては話の中から「何年間かかったんだろうか」と。心の中では「やっと進んでくれた」と。自ら経営されていたところが新しい仕組みに変わっていく。まさしく理解の中で進んだことなんだろうと思います。その中で足踏みがかなり長かったことも現実である。ようやっと基本構想を見せられて「やっとというのが正直です」というのが本音なんだろうなと思います。さらに、この令和9年という数字を見たときにどうしてもう少し何とかならないのかということは非常に大事なことなんだろうと思います。令和5年4月1日ですか、こども基本法が施行され、こども家庭庁が設立されました。まさしく、こどもまんなか社会。これは、国、そして、最前線の自治体が重要視したこどもまんなか社会です。これも、町長の言っている本当にしっかりとここを認識して、今回は、教育委員会そして、保健福祉課の中で担当を交えて進められた結果なんだろうと思います。ここで、この施策実施にあたり、令和9年9月になる、単純に計算されたことじゃなくて、どうやってこれを早く進める方法はないのかということ。それは担当者、そして教育長の熱意なんだろうと思います。教育長の熱意がどう町長を動かすか、ここの町の最大戦略の施策として優先順位をどうやって上げるかということは教育長の僕は熱意なんだろうと思います。ぜひ、これは「紙上で計画したらこのぐらいかかるよね」じゃなくて、どうやって早く進められるのかということにもう一度しっかりと。いろんな管理職の方が、いろんな知恵を絞りながら早く進んでいくということに。余談になりますが、ぜひ町長にも任期中で一つ区切りをつけていただきたい、これが私の本音でありまして、どんだけ早く進めるかということについては、それぞれの熱意の中で進んでいくことなんだろうと。子供は本当に早いです。あっという間に育って。学校就学までのこども園というのはあと4年かかります。これでは遅い。できるだけ早く進む方法ってどこにあるんだということをしっかりと検討していただきたい。この思いについて答弁を頂きたいと思います。

答弁 教育長 野呂田成人

まず、前段の資格職の確保、これは清里町のみならず、他の市町村でも本当に苦慮しているところでございます。保育士を含め保健師ですとか他の職種は本当に苦慮しているところでありまして以前から総務課のほうでもいろいろな補助制度なんかを活用して何とかうちの町に来てもらいたいということで進めているところでございます。大学等の訪問も行ってはいるんですけども、「地元出身者でなければ地元に行きませんよ。地元出身者であっても地元に戻りませんよ」という大学からの回答も頂いているんですが、そこで足を止めてしまうと全然先に進んでいきませんので、引き続き学校訪問の方とかを行っていくということでまずは御理解を頂きたいと思います。また、そういう補助メニューなんかもいろいろと議論していかなければいけないかなと思っておりますので進めるということで御理解いただきたいと思います。また、教育長の熱意ということで言っていただきました。決して私は熱意がないわけではなくいろいろと勉強しながら進めさせていただいておりますし、今、こうやって構想ができたというのは、先ほど申しましたとおり、8年かかって、教育委員会が持って3年、今これができたということはその間で本当に議論があったんだと思います。他でいくと病児・病後児ですとかいろいろな形があるんですけども、それらをやるためには資格職が必要であって、箱を造るのはできるんですけども、人というのが。だから、先にばんと「やりますよ」と言っても資格職が来なければできない部分もございますけれども、そうも言っておられませんので、いろいろな面で進めていかなければいけないのかなと思っているところでございます。時期について、急いでもらえたらなというお話でございますので、検討はしますけれども、準備段階で色々とやることもありますので、議員の御指摘にお応えできるかどうかは分かりませんけれども、内部での検討の方はさせていただこうと思いますので御理解いただきたいと思います。

質問 5番 河口高

今の言葉尻を取るわけじゃありませんが、「できないかもしれない」じゃないんですね。やっぱり、やっていかなきゃいけないんだということで。特に今の教育長は保健福祉課長をやられた。そして、教育委員会。この2つにわたるこども園については全く最適な人材なんだろうと思っています。そういう面では非常に期待しているし、これは町民も同じような思いでいると思います。議会も同じ。早く進んでいただきたい。これが本当の気持ちであります。まさしくいろんな町民が誇れる施設をぜひ早く造ってほしい。しかも、私は、この施設は、一つ、まちづくりの大きな核の政策として捉えていただきたい。ここの町で子育てをしたい。子育てをして仕事は他に行く。これは、十分選択肢としてしっかりできることなんだろうと思います。子育てで選ばれる町になること。しかも、清里については高校までの医療無料化だとか、給食の無償化だとかいろんな子育ての政策がたくさんされている。しかも、ここの未満児保育、この部分についてしっかりとした施設をつくる。ここで子育てをしたい。ニュースで何度もありましたけど、ふるさと納税で、上士幌、まず真っ先にふるさと納税でやったのがこども施設。こどもの部分にしっかりとした受皿をつくるということが大事なことなんだろうと思います。この部分がしっかりとできていないと、働きに来てもほかのところに住んでここに働きに来る。まさしくここが子育ての中心となるような施策をしっかりとやっていただきたい。まちづくりの大きな核としてここをやっていただくということ。あくまでも地域活性化は人口が減らなくなること。そして、若者が戻ってこどもが生まれ続けること。非常にこれは難しい。確かに難しい。でも、どういうことでこれに対してこの町が取り組んでいるかということもしっかりと誇れるものをつくっていかなきゃいけないんだろうと思います。「ほかの町と並んでやっていますよ」じゃない。「うちの町はしっかりとこの部分をやっています」という町民みんなが誇れるような施策になっていただきたいと思っております。就学前のこどもに関する教育・保育の推進、これはしっかりといろんな改定版を含めてたくさんの法律が改定されて、しっかりと現在いろんな形で保護者の就業形態が変わっている。この中でこどもを育てるということが非常に足かせになっているということもいろんなことで出てきています。働いてもらわなきゃいけない。仕事について足かせにならない、しっかりとしたこどもの受皿をやる。この中では、熱意だけでは駄目なんで、これをどう具現化するか、もう一度、しっかりとこの取組について教育長の熱意を聞きたい。

答弁 教育長 野呂田成人

なかなか難しいあれですけども、議員の思いは伝わりました。私一人の熱意では動かないというところも御理解いただいていると思いますけれども、一生懸命やっていきたいと思います。ただ、先ほど御指摘いただいた「かも」の部分というところ、そこも大事なところでございまして、本当にうちのこの小さな規模で、保健福祉課長というのも伝えてもらえたんで、例えば放課後デイですとか、そういうことも進めたいんだけども、この人口規模、そして本当に難しい資格が必要な中で難しい部分もあるんだけども考えているよというところの「かも」ということで御理解を頂けたらなと思いますし、誠心誠意、進めていきたいと思っておりますので御理解を頂きたいと思います。

質問 5番 河口高

何度も言いますけども、しっかりとこの辺は常に常にプレッシャーをかけながら進んでいきたいなと思っています。せっかくここにできた基本構想がどう進んでいくかというのも大事な部分なんで、これを含めて、町長も今の教育長の中の「かも」じゃない熱意をしっかりと受け止めてこの具現化に対して最優先のことで進んでいただきたいなと思っています。こどもは、一年一年本当に早い。環境整備ということについても、大変大事な部分になります。今、家庭ではそういうことでは非常に家庭環境や住宅環境も良くなってきていると。その中でこの施設についても十分対応できる設備を早急に急いでおられるかなと思っています。何度もしつこく言いますが、非常に保護者の就労形態の中で必要とされている。ここに基本構想の中でたくさん書かれている保護者の意見、これをどう受け入れるか。たくさん時間をかけていろんな意見が聞いてあります。こういうことでは、法律の中でも、こどもの意見、保護者の意見を十分にということが書かれておりますので、これについてしっかりと受け止めていただいて進んでいただきたい。あと、先ほどの職員の確保ということは、ここはどこの町でも非常に苦労されていることです。それは、この施設ができるできないは別にして、ここにある保育所、幼稚園、介護という部分を含めて、早急に仕組みづくり、各担当部署のところで、新しいここの戦略的な仕組みをしっかりとつくっていただきたいなと思いますので最後にもう一度熱意を聞いて私の質問を終わらせていただきます。

答弁 教育長 野呂田成人

はっきりと熱意はありますということを伝えさせていただきますし、全部が全部、正職ではなくて、奥様が多いんですけれども、その奥様と、女性が多い職場にはなってくるんですけども、扶養の関係ですとか、そういうところもあって全部が全部、毎日での仕事ではないかもしれませんけども、そういう方を確保しながら進めていかなければいけないかなと思っておりますし、新しいお子様、高校生ぐらいから保育士を目指すお子様へのいろいろな制度、この辺も以前は考えたこともありましたので、そういうのも含めて進めていけたらなと思っています。また、先ほど女性の職場と言いましたけども、男性の保育士が入ってくれることによって本当に大きい事業ができることも、他の先進地というか、事例を見ると分かっておりますので、そういうのも含めた中で、採用に男性・女性というのはないんですけれども、視野に入れながら進めていきたいと思います。また、そういう資格を取る大学の学長さんで清里出身の方がいらっしゃるのも出てきておりますので、そういう縁を大切にしながら進めていけたらなと思っておりますので御理解いただきたいと思います。

質問 5番 河口高

最後に、本当に教育長の熱意を受け取りましたので、私ども議会を含めて、早急に、ここの基本政策の中、具現化の中に進んでいくことを期待して私の質問を終わらせていただきます。

出典:清里町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月15日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる