みんなの議会

清里町議会 令和5年第6回定例会 2023年9月12日

清里町の今後の防災対策について

2023年9月12日、清里町議会の一般質問で、畠山出議員が「清里町の今後の防災対策について」質問し、町長 古谷一夫が答弁しました。

質問者
畠山出 議員
答弁者
町長 古谷一夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 畠山出

それでは、事前に通告しておりました、清里町の防災に関する4点について質問させていただきます。まず、1点目でございます。現在の公共施設等の防災対策と今後の予定についてであります。先週、胆振東部地震から5年の月日がたちました。日本で初めてとなる北海道エリア全域のブラックアウトの発生は電気のある生活が当たり前であった私たちの生活を一変させました。その後、町内でも風雪による電柱倒壊や電線の切断による停電が発生し、比較的災害が少ないと言われていました清里町でも想定外の災害が発生してしまう状況でございます。それらを踏まえまして、公共施設等に自家発電機等の防災機器や備品が整備されたことと思いますが、現在の設置状況と今後どのような予定をお考えか、お聞かせ願います。2点目でございます。8月27日に開催されました総合防災訓練であります。コロナ感染症の影響で久しぶりの開催となりましたが、私も参加させていただきましたが、残念ながら参加者のほうは、役場職員や関係者の方がほとんどでございまして、暑さの影響ももちろんあったとは思いますが、一般の参加の方が非常に少ない状況ではあったのかと見えました。私には今回の防災訓練が町民向けには、あまり効果的ではなかったように見えました。町長は今回の防災訓練を今後の在り方を含めどのように捉えているのか、お聞かせください。3点目でございます。消防団員の現状と課題についてであります。地域の防災の中核と言われる消防団でございますが、団員の減少は全国的に進んでおり、清里町も例外ではありません。団員の定員90名に対し現在67名で充足率74.4%。また、団員の高齢化もかなり進んでおりまして半数近くが50歳以上。20代は団全体で1人という状況でございます。このまま進めば町の防災力にも、かなり影響を与えていくのではないかと思われます。消防団のほうでも団員確保には力を入れて動いているとのことですが、なかなか進んでいないのが現状でございます。この団員減少また高齢化を町長はどのように認識しておられるのか、お聞かせください。最後の4点目でございます。消防庁舎の今後についてであります。町政執行方針でも防災と消防拠点施設の整備を公約とし、今後、進んでいくものと思われます。現在、候補地の選定のお話はお聞きしておりますが、今後はどのように進めていかれるのか、また今後のスケジュール等がもしあればその点も含めお聞かせください。以上、4点についてよろしく答弁をお願いいたします。

答弁 町長 古谷一夫

ただいま畠山議員から御質問いただきました、里町の今後の防災対策についてお答えを申し上げます。まず、1点目の現在の公共施設等の防災対策と、後の予定についてでございますが、平成29年3月の清里町地域防災計画策定後、これまで6年間の間には先ほど御質問があったとおり、成30年9月に北海道全域をブラックアウトで覆った胆振東部地震をはじめ、内においても冬期間の暴風雪、夏場の突然の豪雨や強風などこれまであまり清里町にはなかった気象状況が続いていると考えているところでございます。現時点における公共施設等における防災対策について概要を申し上げれば、平成28年度には介護老人保健施設きよさとを含む保健センター、平成29年度には特別養護老人ホーム清楽園に非常用発電機の整備、または整備に係る支援を行った経過がございます。その結果、折しも胆振東部地震におけるブラックアウトの際には、2つの施設とも入所者に動揺を与えず停電の期間を無事過ごすことができ、大変、安堵いたしたところでございます。また、電気が1日以上長期間にわたって止まるという経験を踏まえ、胆振東部地震の翌年の令和元年度には、持ち運び型の発電機を計22機整備し、温泉施設、学校、教育関係施設、観光施設への配備のほか、家庭内医療機器など電気が不可欠な方への貸出用などの整備をいたしているところでございます。さらに令和2年度には役場庁舎への非常用発電機を整備いたしてございます。また、非常食の備蓄に当たっては、家庭での3日間の蓄えを推奨するとともに、町では1,700食強の備蓄を行ってございます。このほか、乳幼児・大人向けの紙おむつ2,000弱、暖房機器、衛生用品などを清里町役場、札弦センター、緑センターを基軸に配備いたしているところでございます。今後も維持管理や更新配備を行ってまいりますが、町備蓄物資で全てを賄うことは難しく、防災・減災意識の向上と併せて、町民の皆様による蓄えに取り組んでいただきたいとも考えてございます。加えて、令和2年1月には、洪水ハザードマップを作成し、全町に配付し、町ホームページにもアップするほか、現在まで北海道電力やLPガス災害対策協議会、清里町建設業協会、北見トラック協会等、町内外の民間企業者とも幅広く災害支援の協定を結んでおり、適時、適切な点検や見直し、対策強化を行うなど今後とも公共施設の防災対策に努めてまいります。2点目の御質問である今後の防災訓練について尋ねがありましたが、過日、8月27日に御質問のとおり実に6年ぶりとなる総合防災訓練を実施することができました。御指摘のとおり、行政関係者等々で一般参加の方が少ない、さらに効果的ではなかったという御指摘、この点については真摯に受け止めていきたい、このように考えているところでございます。新型コロナウイルス感染症が5類に移行した後、初めての開催であり、今回につきましては体験展示を軸に実施させていただいたところでございます。また、当初、防災ヘリの行動展示を予定いたしたところでもありましたが、運航規定から今回は来場がかなわないなどの変更、さらに前日には熱中症のアラートが発出されている状況であり、高温・屋外での開催自体、非常に危ぶまれた状況ですが、何とか開催させていただいたところでございます。先ほどの御質問の中にありましたとおり、できるだけ多くの町民の方に参加いただく、そういった方向をしっかりと捉えながら、今後は、体験展示型のほかに、関係機関の協力の下、図上訓練などの展開を図り、清里町の防災・減災について周知・啓蒙をより一層進めていきたい、このように考えてございます。また、コロナ禍の間におきましても、小規模開催の方法で学校や団体等の依頼に応じる形で、防災講座などを開催し啓蒙を図ってきた経過もございます。今後は、災害弱者等の安否確認の体制など、しばらくコロナ禍により止まっていた自治会や社会福祉協議会、地域団体との連携による活動も、段階的にしっかりと再開し、効果的な防災訓練を行うよう努めてまいりたい、このように考えておりますので御理解を賜りたいと存じます。続きまして3点目の消防団員の現状と課題について、お答えを申し上げたいと存じます。現在、今年の8月1日現在でございますが、先ほど御質問にあった部分での消防団員、本部9名、第1分団が27名、第2分団が20名、第3分団が12名、総計で8月1日現在では68名、7月1日で67名、そういった状況にございます。先月末でございますが、一般行政報告でも申し上げたとおり、過去には一度もなかったというふうに聞いてございますが、今後の消防・防災施設の整備や消防団活動の現状と課題を消防団と共有すべく、消防団の幹部である団長、副団長、本部長、分団長の皆様と懇談会を実施したところでございます。その中でも御質問の中で御指摘いただいた、団員の年齢層や団員加入についての課題が非常に大きい。とりわけこういった中において、過去においても役場職員ですとか、さらには町内の事業所からも何らかの加入の手法はないだろうかとの意見や要請、要望もお受けしたところでございます。現在のところ、実態的には、各職域においては就業のルールでの対応がなされていると考えるところであり、町の職員においても地方公務員法に基づく職務の専念に係る、例外規定の運用による対応として将来的にはしっかりと考えていく必要があるとの認識に私自身は立っているところでございます。一方、御承知のとおり町の業務については行政機構の改革や業務従事の在り方など本務にまつわる課題が散積しております。まずはこれを整えることが最優先事項であることも事実でございます。また、加えて、災害発生と災害発生予想時においては、職員においては、本来の職務として、道路、水道、公共施設等のインフラの安全確保と維持、さらには地域点検、災害弱者の安否確認と支援、国や北海道、警察、自衛隊等との連絡確保と情報共有、支援物資の調達・配付など災害対策本部員としての業務を担う責務があります。過日の消防団幹部の皆様との懇談会においては、こうした現状についても御理解いただき、もう少し時間を頂いた中で、どのような形であれば可能かも検討させていただくことで御理解を頂いたと受け止めております。消防団活動に限らず、自治会などを取り巻く地域力の維持について、町として課題と思うところでございますが、持続可能で安心安全な地域を目指す手法についても今後ジャンルにとらわれず飛び込みたいと考えておりますし、当然、消防団員の確保につきましても、消防団と連携しながら、さらに各事業所の呼びかけ、こういったものについてもしっかり相まって努めてまいりたい、このように考えておりますので御理解を賜りたいと思います。最後となりましたが、4点目の消防庁舎の今後について御答弁を申し上げます。議員各位御存じのとおり、斜里地区消防組合管内におきましては、既に小清水町と消防本部のある、斜里町の消防庁舎の整備が行われる中で、唯一、清里町の消防庁舎が未整備の状況にあります。前町長の段階においても、当然、消防、防災、救急が担う、重要性や全国的に進められている消防のデジタル化の動向への対応などの認識から、昨年10月には職員による消防庁舎建設検討委員会を内部的に設置し、検討を行ってきたところでございますが、現消防庁舎の改修・増築では敷地が狭隘であるとの関係から、町内での適地の選定を行い、町に対して意見提案を行うべく、1回だけの開催でございましたが、会議を終えている、そういった状況の中、具体的な進捗はその後に見られないままにあったところでございます。そうした中、就任後、公約である安全安心まちづくりの一つの大きな柱として、消防庁舎や防災、これに取り組む必要性がある、そういった基本施策の一つとしての重要性の認識の下、新たな役場内のプロジェクト体制の下、基本計画の策定と建設候補地の具体的な選定を、現在まで進めてきているところでございます。適地におきましては、候補地という形で、先般、8月18日に開催の総務文教常任委員会においてお示しさせていただいております。第1候補地としては、農協、ホクレンスタンドの西側、JA清里町様の使用位置につきまして、現在、関係者と鋭意打合せを行っている最中でございます。また、この経過につきましても、先ほどお話を申し上げました消防団幹部役員との懇談会において、お伝えしているところでございますが、全員が適地としての意見を受けておりますので、まずは用地の確保について基本計画の作成作業とともに取り急ぎ進めていきたいと存じますので特段の御理解を頂きたいと存じます。なお、消防庁舎・防災拠点地としての整備には、国等の財源措置も受けながら取り進めることが必要となります。加えて、整備がここまで延びてきた状況により、御存じのとおり、建設資材等の高騰による財政負担を考えるときに、施設整備に当たっては、明確な目的と適切な規模と機能を備えた施設として取り進める、そういった必要性があるのではないか、このように捉えております。今後、他の公共施設の建設・整備と併せながら総合計画の中の再調整を再度行い、できるだけ早い時期にこの事業に着手できるような形の中で進めてまいりたい、このように考えておりますので御理解を賜りたいと思います。以上、1回目の答弁とさせていただきます。

再質問 1番 畠山出

御答弁を頂きました。再質問をさせていただきます。1点ずつ再質問をさせていただきます。公共施設等の防災対策と今後の予定をお聞きしました。保健センターや清楽園を最初に整備していただいて本当に安心安全。これからも、その後、また胆振東部地震の後にも、かなり充実した発電機等を整備されたことで、町民の皆さんもあのときの思いが、少しでも安心できる状況になってきているのかと思います。その点を踏まえましてですけども、何点かお聞かせください。発電機等、22台、あちこちの施設等に直接置いてあることと思いますけども、管理はどのようになっているのでしょうか。定期的にエンジン試運転等をしないと、なかなか、私も発電機を使う仕事をよくやっていますけども、長い間、使わないと本当にかかりが悪くなったりもします。また、ガソリンも古いままだと3か月程度で劣化が始まると言われています。その辺の管理等を含めどのようになっているのか。また、実際に災害が起きたときは、町内のガソリンスタンドは、現在、ホクレンスタンド2か所と北陽物産1か所の3か所でございますけども、そういう災害が起きたときの例えば協定だとかそういうものはございますのでしょうか。その点についてお聞かせください。

答弁 町長 古谷一夫

御質問でございます発電機等々の日常的な管理ですが、御質問のとおり、当然、動かさなければ本番のときに全然作動しない、そういった状況でございますので、基本的には定期的にしっかり動かすことで管理を行ってございます。併せて、ガソリン等、水抜きも含めた部分で、油の点検、そういったものについても適時行っている、そういった状況にございますので、今後も引き続き適正な管理を行ってまいりたい、このように考えてございます。さらに、スタンド等からの災害時における供給の関係の協定のお話がございましたが、残念ながらガソリン等については、スタンド等々、協定をまだ結んでいない状況でございまして、また、そのほか町内との関係についても、食料品の供給等々、一部は協定を結んでいるところもございますが、必要な協定についても、現在、見直しをしているところであり、現在、おおよそ14ぐらいの災害協定、これを結んでございますが、より必要な協定も町内の事業者とも必要ではないかという認識に立っておりますので、その点を点検した上で今後もしっかりと町内の事業者とも連携できるような体制の再構築を図ってまいりたい、このように考えているところでございます。

再質問 1番 畠山出

実際にちゃんと管理されているということで安心いたしました。続きまして、2点目のほうに移らせていきます。防災訓練についてでありますけども、内閣府の定める総合防災訓練大綱では、基本的な考え方としてより実践的・効果的な訓練の実施とあります。過去の災害発生履歴等を踏まえた地域の実情に応じた訓練の実施とあり、かつ起こり得る最悪事態の想定を踏まえることとあります。また、今年のような暑さ、また真冬に災害が起こることも想定されます。このような実践的な訓練の在り方が必要ではないかと考えております。また、お聞きしましたところ、職員の方が1人、防災士の資格をたしか取ったと聞いていたんですけども、防災に対して一定の技能・知識を習得した人材を育てていくということも、今後必要なのではないかと思っております。調べたところによりますと、消防団員の副分団長以上は特例措置としてそういった資格を得られるということもあります。そういった方に実際に訓練のときとかに入っていただいて、実情に沿った訓練をすることが必要なのではないかと思っております。それとはまた別なんですけども、実際、防災無線や防災ラジオ、全国的にはよく聞くんですけども、町内には整備はそれはされておりません。実際、今、緊急の情報は、「お知らせきよさとメール」で確認できることと思います。現在、マイナンバーカードを使った防災アプリの導入が、国の財政支援により今年度から始まっているとお聞きしております。そのような、また防災アプリ、この地域のピンポイントの情報が得られるような、そういった特性に合わせた対応ができると言われておりますし、防災力を高める一つのツールとして、これから前向きに考えていただけたらと思っております。この点についてお聞かせ願います。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 古谷一夫

防災訓練の今後の在り方でございますが、国の基本的な方針を待たずして、当然、今、畠山議員のほうから御指摘いただいたとおり、より実践的な訓練が必要という認識を持ってございます。今年度の総合防災訓練につきましては、6年ぶりという形の中で、いろんな条件整備等の中において、また気候等の関係において、全てをそこに総合化することができなかったというのが実態でございまして、今後の取組については、真冬であったりとか逆に今年の夏のように非常な暑さであったりとか様々な条件を想定しながら、より実践的な訓練が展開できる方向、これを年次的にしっかりと組み立てていきたい、このように思っておりますし、過日の消防団幹部の皆さんとの懇談会においても、消防団は積極的に参加しながらやっていきたいという声もありがたいことに頂いてございますので、そういった点も含めながら、地域連携をしっかりととらまえた中で、今後、年次的、さらに段階的に組み立てて実践型の訓練に切り替えていきたい、このように考えてございます。さらに、防災士の関係の御質問もございましたが、きっと教育長が個人的に取られた経過があるんではないかと私も個人的に認識しているところでございますが、今、消防団の副分団長等の特例措置の中にそういった制度があるという御示唆を頂きましたので、幅広く町民の方にそういった認識を持っていただくとともに、専門的な知識や経験を持つ方が必要である。各市町村においては、大きな市なんかにおいては、警察や消防のそういった実践的な防災の経験の職の方を、逆に言えば人事採用しながらやっているところもございますし、当町においてはそこまで行くことはなかなか難しいんでございますけれども、消防団等々を含めた中において、そういった人材の育成についても、今後、取り組む必要性があるのではないかという認識を改めてさせていただきました。さらに、防災についての住民周知の関係についてでございますが、残念ながら御指摘のとおり防災の無線というものが当町は整備されてございません。そういった中で、消防等の関係の吹鳴ですとか個別的な案件については、今、議員から御指摘のとおり「お知らせのメール」という形の中でやって対応を図らせていただいてございますが、今、大きくICTですとかDXを使った新たな情報の共有や伝達ということについても、急ピッチで国のほうで進めていることについては十分承知しているところであり、昨日も違う案件で、隣町の小清水町の町長とお会いしたんですけれども、赤十字病院を持っているという形の中において、衛星を使った部分での町内の防災に関する情報の収集と伝達という形の中で、新しく国の補助金をもらいながら整備していく、そういった動きもございます。当町においても何ができるか、ということをしっかりと見極めた中において、今後の動向の中において、的確な災害情報や事前情報の伝達手段、こういったものについてもしっかり構築していく方向で検討させていただきたい、このように考えるところでございます。

再質問 1番 畠山出

防災訓練でありますけども、今後、総合防災訓練は予定であればまた3年後に開催予定だと思いますので、現状、3年後に向けて、もちろん、大きな総合防災訓練は3年後ですけども、その間にも、先ほど町長がおっしゃいましたとおり、小さな防災の意識を高める行事というか、イベントというか、そういったものを随時開催させていただいて、防災の意識をもっと町民に持ってもらえるようにやっていただけたらと思います。次に3点目でございます。消防団員の現状と課題についてでありますけども、先ほど町長もおっしゃいました役場職員の関係でございますけども、私も、十分、本当にそこは理解するところでございます。それが実際いつになるのかという話も、またなかなか難しい問題でして、そういうのもあるので、もしできるのであれば、任意でもいいので、もし本人に意思があるのであれば参加するような状況をつくっていただけることも、ありなのではないかなとまた思うところでもございます。また、一つの手段ではございますけども、ちょっと前からよく話が出ているんですけど、機能別消防団・消防分団の話があると思います。なかなか斜里郡3町にはあまりそぐわないというか、現状、難しい問題もあってなかなか進んでいないと思うところではありますけども、その中の一つの考え方として大規模災害団員というものがございます。団員としての活動は難しいんですけども、もしもの大規模災害が起きたときにはこの町の力になりたいと考える人が、多かれ少なかれかなりいるのではないかと思います。こうした方に大規模災害団員として参加していただくことで、いざというときの防災力が上がるのではないかという考えがございます。また、そのことをきっかけに、消防団に入団する入り口にもなってくれるのではないかなとも思われます。また、もう一つですけども、消防団協力事業所表示制度もあります。これも事業所の表示だけだとメリットというものがなかなかないので難しいところもございますけども、一定の要件を満たした消防団協力事業所に対し地域の社会貢献が認められる、信頼性につながるという制度でございます。自治体によっては入札参加資格の加点や報奨金制度などを設けているところもございます。そのような制度もございますが、消防団団員加入推進はいろいろ本当に難しい問題がございますけども、そのような観点からも考えてはどうかなと思いますけども、その点はどのようにお考えでしょうか。お願いいたします。

答弁 町長 古谷一夫

まず、冒頭に御質問がございました、職員の関係でございますが、様々な観点での考え方があろうかと思いますが、職員個々の考え方もありますので、それをしっかりとらまえた上、今後も継続的に消防団の皆さんともしっかりと懇談をする中、方向性を見出していく、前向きに取り組める環境をつくっていく、これが私の責任かなというふうに思っておりますので、その点についても御理解いただきたいと思います。それから、大規模災害等が生じたときにおける機能別消防団、当町の現況の中においてそういった体制が取れるかということについては非常に難しさが伴う、これは畠山議員も同じ認識じゃないかと思いますが、何らかの形で、そういった形で、社会貢献、協力事業所表示とか協力事業所の関係もございましたので、そういったところでしっかりと地域防災は地域全体で担うぞと。それは、行政とか消防団とかだけ、警察じゃなくして、大規模災害になったら、そういった国の支援ですとか、近隣からの支援とかいろいろな部分で構築しなければいけませんけれども、日常的な部分について、しっかりと自分たちが自分たちの地域を守っていく、その意識の啓発の上においても、ある意味、必要な部分はあろうかと思いますので、この点についても、しっかり消防団等々と関係機関とも連携する中、協議する中、何ができるかという形を探らせていただきたい、このように考えるところでございます。特に、社会貢献、地域は行政だけでも成り立ちませんし、そういった意味で、各町民、各層、事業所等を含めた部分でしっかりと構築していく、特に防災については減災も含めた部分で日頃からの意識とか構えが必要になってくると思いますので、その点はしっかり今後も取り組んでまいりたい、このように考えておりますので御理解を賜りたいと思います。

再質問 1番 畠山出

消防団員の関係でございますけども、今さらながら、私も一団員でございますので、実際、本当に、その辺は、団員確保は私も含めて苦労しております。先ほどの町長の見解もございましたけども、本当に前向きに今後も。もちろんさっきもおっしゃいました。町のことはみんなで考える。本当にそのとおりだと思います。そういった方が一人でも、考えてくれる方が少しでも増えるように、そういった活動をしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。最後になります。消防庁舎の今後についてでございます。先ほど御答弁を頂きました候補地の関係、基本計画の関係でございますけども、確認というか、お聞きしたいんですけども、今回、防災・消防拠点施設ということでございますので、かなり、何かあっては問題がある施設ですので、消防の例えば位置関係だとか敷地面積を含め、周りの道路状況、地盤、インフラ状況、そういったことも全部含めての候補地だとは思います。そういった中で進めていく上で、現在、候補地ですけれども、周りの住民を含め、そういったところとの話だとか、これからまた話を進めていく上で住民との説明会だとか話合いの場とか、そういったものを設ける予定はございますでしょうか。お聞かせください。

答弁 町長 古谷一夫

当然、全ての事業について、町民の皆様への説明責任を行政は果たしていかなくちゃいけない、そういった観点に立って、消防庁舎や防災の今後の取組についても、しっかりとそういった形の中で説明責任を果たしていきたいし、また御意見を賜る場をつくっていきたい、このように考えてございます。候補地の適地については、様々な考え方がある中において、ある一定の規模ですとか、さらには、特に救急を中心として考えた場合についての、メインとなる道路へのアクセス、さらには郊外型か町中心部に置くのがいいのかという考え方の中においても、高齢者施設や医療機関との距離、メインとなる道路から札弦地区や緑地区へのアクセスのスピード、そういったことを含めて、また併せながら、当然、そういった施設ができることによって、周りの地域に対する影響、そんなことも、当然、総合的に勘案して対応していく、これが必要かな。全てを満たす土地があるかとなると、なかなかこれも難しいのも現実でございますんで、候補地として選んだ中において、最適地としての絞り込みを、しっかりと早めに行った中において事業の進捗を図ってまいりたい、このように考えてございます。また、一部にございますけれども、候補地の隣接者については、こういった施設の計画もあるという形について、事前的な情報提供を行って、現時点においては御理解いただける方向。ただ、今後は、当然、自治会や町内会というようなことも含めながらしっかりとした対応を継続的に図ってまいりたい、このように考えているところでございます。

再質問 1番 畠山出

消防庁舎の関係でございますけれども、今後、進めていかれるとは思いますので、本当に、随時、その辺の経過を含め情報として上げていただければ。また、先ほどもおっしゃいました消防団との今後もまだ話合いの場とかが出てくると思いますけども、そのときもまた十分話を聞いていただいて進めていただければと思います。以上、4点、今回、私の清里町の今後の防災対策について質問をさせていただきました。今後の町民の安心安全、財産保護、よく言われる言葉ですけども、いつ起こり得るか分からない災害を、最小限にとどめることが防災に力を入れることとなると思いますので、その点を強く申し上げまして私の質問とさせていただきます。

答弁 町長 古谷一夫

全般について畠山議員から御質問いただいた関係をしっかりと受け止めて、今後のまちづくり、特に安全安心のまちづくりの基本である消防、防災、救急等、それから住民の皆さんの御理解や御協力、そういった中で全町を挙げてしっかりとした防災に取り組んでいけるような体制を構築してまいりたい、このように考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。

出典:清里町議会 令和5年第6回定例会 2023年9月12日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる