清里町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月11日
子どもたちの体力向上と課外活動について
2022年3月11日、清里町議会の一般質問で、堀川哲男議員が「子どもたちの体力向上と課外活動について」質問し、教育長 岸本幸雄が答弁しました。
- 質問者
- 堀川哲男 議員
- 答弁者
- 教育長 岸本幸雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 堀川哲男
連日、ロシア軍によるウクライナへの侵攻のニュースが報道されています。建物に撃ち込まれるロケット弾、逃げ惑う人たち、立ちすくみ涙ぐむ子供たちを見ると、何とも言えぬむなしい気持ちと腹立たしさが湧き上がってきます。一日も早い戦争の中止と平和を望みます。今回、私は、子供たちの体力向上と課外活動について質問させていただきます。この2年間、新型コロナウイルスの感染拡大により度重なる緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が発令され、子供たちは学校生活や課外活動において大変不自由な生活を強いられ、活動も制限されています。子供たちの体力低下が指摘される近年ですが、新型コロナウイルスによる活動制限がさらに拍車をかけてしまうのではないかと心配されるところです。そのような状況の中、近年、スポーツ少年団活動も団員数の減少や指導者の成り手不足など、様々な問題を抱えています。また、文化・教育の課外活動においても、30年の歴史を持つそろばん教室が、新しい生徒の募集をストップせざるを得ない状況となっています。子供たちの数が減っているとはいえ、これらの問題はなるべく早く解決に向けて取り組んでいかなければならないと考えます。それではまず、令和3年度全国体力テストについて質問をさせていただきます。毎年、スポーツ庁では全国体力テスト、正式には全国体力・運動能力、運動習慣等調査を行っています。昨年度は新型コロナの影響で中止となり、2年ぶりの調査となりました。まずは今年度の清里町における体力テストの結果と、どのように分析をされているのかを質問させていただきます。次に、スポーツ少年団への支援について質問させていただきます。現在、町内では、陸上、水泳、野球、バレーボール、剣道、スケートの6つのスポーツ少年団が活動しています。どの少年団も歴史は長く、各大会では優秀な成績を収め、全道大会、全国大会へも駒を進めています。しかし、近年、団員数の減少により、近隣の町との合同チームになったり、存続が危ぶまれる少年団もあります。そして、どの少年団も指導者不足、指導者の育成に悩みを抱えているのが現実です。子供たちの体力向上、運動能力アップ、心を鍛え、心身ともに成長していくためにスポーツ少年団活動への支援は必要と考えます。町の支援の状況について、お伺いします。以上2点、1回目の質問として、教育長に答弁をお願いいたします。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
ただいまの堀川議員からの御質問、子供たちの体力向上と課外活動についてお答えを申し上げます。まず、1点目の全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果と分析について。議員おっしゃるとおり、学校におきましても、この新型コロナウイルスの影響は各方面に及んでおり、苦慮しているところでございます。この全国体力・運動能力、運動習慣等調査につきましては、毎年、国が実施しておりますが、先ほど議員おっしゃるとおり、昨年は中止となりました。本年度は令和3年7月までの間に全国で実施がされております。対象は小学校5年生と中学校2年生の全員であり、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、20メートルシャトルラン、50メートル走、立ち幅跳び、小学生はソフトボール投げ、中学生はハンドボール投げの各種目の記録を計測するもので、結果は全国平均を50としたときの数値、これがレーダーチャートによってそれぞれ表されております。また、運動に対する質問紙による調査も行われ、本年度、清里町におきましては、小学校5年生36名、中学校2年生34名が調査に参加をしております。初めに、小学5年生の結果についてですが、男子は各種目ともほぼ全国平均か全国平均を上回る状況でありまして、20メートルシャトルランやソフトボール投げなどが全国平均を上回る状況となっております。女子につきましては、ほぼ全国と同程度の結果となっております。続いて、中学2年生の結果ですけれども、男子は全国平均並みか、種目によって全国平均を若干下回る状況でありまして、女子が全種目において全国平均を下回っているという状況であります。この全体といたしましては、おおむね全国並みであるというふうに捉えておりますけれども、先ほど申し上げました中学校の女子の結果が低いという状況にあります。しかし、これらの結果につきましては、例年行われております全国学力・学習状況調査と同様に、本町におきましては調査人数が少ないということから、その学年の傾向にもよるというふうに捉えているところでございます。続いて、2点目のスポーツ少年団の支援についてお答えいたします。スポーツ少年団に対する支援につきましては、清里町のスポーツ少年団は、御指摘のとおり6団体、全体で約110名の子供たちが加入をし、活動をしております。これらの団体が全体でスポーツ少年団協議会を組織しております。教育委員会、町といたしましては、これまでの間このスポーツ少年団協議会に対しまして、活動費として年間63万円の補助を行うとともに、これとはまた別に大会関係、管内予選を突破した全道・全国大会に出場する場合などは町から直接、一定の基準に基づきまして、原則として交通費・宿泊費の実費分を補助しております。今後におきましても、子供たちのこの自主的なスポーツ活動に対しましては、町として支援をしていきたいというふうに考えているところでございます。以上、1回目の答弁とさせていただきます。
再質問 4番 堀川哲男
それでは、1点目の全国体力テストについて、再質問をさせていただきます。全国体力テストは2008年から今の形で行われています。教育長の説明のとおり、小5と中2を対象に筋力や持久力、柔軟性を測定するため、実技8種目を点数化して表します。清里町の結果については、全体としては全国並みではありますが、女子が全国平均よりやや低い傾向というような報告でした。中学生は、男子が全国平均並み、女子は全国平均よりもやや低いということでありました。清里町の結果を全国と比べて一喜一憂するのは正しくありませんし、データはデータとして傾向を分析し、生活習慣での課題も含めて体力を向上するために活用していただきたいと思います。先日、網走の全国体力テストの結果が新聞に載っておりましたが、網走の場合ですと、テレビ・スマホを見る時間が長く、肥満傾向である。そして、朝食抜きの割合も高めであるというような調査結果が報告されておりましたが、このようなことも、生活習慣等も含め、我が町も分析して生活習慣等の見直しも含めて活用していただきたいと、このように思います。さて、全国の子供たちの結果はどうだったのかといいますと、新型コロナの影響により2年ぶりに行われた今年度の結果は、小中学校の男子・女子ともに前回2019年度より下がり、体力の低下が鮮明となりました。男子は、いずれも過去最低を記録しています。スポーツ庁は、体力低下の主な要因として、コロナ禍で各種学校活動が制限されたことに加え、従来からの運動時間の減少、スマートフォンやゲームの利用時間の増加、肥満の子供の増加などを挙げています。子供の運動能力や体力の低下は、それ以前からも問題視されており、1985年から2018年の33年間で小学校5年生の男子の身長は2.3センチ、女子は1.6センチ身長が増加して体格はよくなっていますが、一例でソフトボール投げでは、男子は34メートル投げられていたものが28メートル、女子では20.5メートル投げられていたものが16.8メートルと、それぞれ20%もダウンしています。スポーツ庁では、さらにこのように分析しています。運動している子供と、運動していない子供の差が広がっている。つまり、運動をしている子供の運動能力と体力は向上しているのですが、運動をしていない子供の運動能力と体力はますます低下する傾向にあり、その格差が深刻化している。と同時に、体を思うとおりに動かせない子供が増えてきている。例えば、靴のひもを結べない、スキップができない、リズムを取って体を動かすことができない子供が増えてきているとのことです。その原因として、生活が便利になり、歩くことや体を動かす機会が減ったことや、外で遊ばなくなった、遊ばせなくなった、そして家事の手伝いの機会すら減ったと分析しています。このことは清里町の子供にも当てはまるのではないでしょうか。これらを解決するには、地域において子供たちが体を動かすための環境整備が必要と考えます。誰でも集まることができるスポーツや外遊びの場、それに伴ってのスポーツや外遊びの指導や見守り、自然体験活動などを地域で取り組むことも必要と考えますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
ただいまの体力の関係の再質問でございます。まず、議員おっしゃるとおり、この体力調査、また学力調査につきましても、先ほども申し上げました人数の関係もありますし、年度によってのばらつきというのもございますので、そこをそれだけを見て単に一喜一憂することなく、継続的にこの取組を進めていきたいというふうに思っているところでございます。また、網走の例をおっしゃっておりました。本町においては、テレビ・スマホですとか朝食、こういった部分、ほかの調査でも行って学力のほうだったと思いますけれども、若干そういうテレビ・スマホ等は時間が長めという傾向もあります。朝食はほぼ取られているという傾向だったというふうに思っております。本町におきましても、こういったことも改善に努めて、学校とも協議しながら進めております。また、体力の関係で若干体格のほう、これもこの体力調査の中では身長と体重、肥満度というのが出てきております。その中ではおおむね平均的なんですが、身長の部分でいくと小学生は大体、男女とも平均です。身長は中学生が高いというふうに出ております、男子です。中学校の男子は高い、逆に女子はちょっと低いというような数字が出ています。これも先ほど申し上げた、今年度のそういった傾向なのかなというふうに捉えておりますけれども、それほど肥満傾向にはないということになっているようでございます。そして、先ほどおっしゃっていたように、この体力の関係です。子供だけではなくて、大人のほうもそうした日本全体の生活環境が変化しているということで、車のみならず、いろんな家電製品等が普及し、AI技術が発達しているということがあるというふうに思います。これらの生活の変容、地域コミュニティーの在り方などによっても多大な影響があると、およぼして体力・運動能力については子供たちのみならず、大人も多分変化をしてきているのではないかなというふうに思います。清里の子供たちの運動に関する状況につきましては、学齢期から体を使った遊び、運動を推進するためのきっかけづくりといたしまして、平成28年から、ひよっこクラブという事業を実施しております。幼児とその保護者が、家庭で一緒に体を動かすことができるようにするということを目指しているところであります。また、小学生の約7割程度が加入しております学童保育におきましては、プラネットの多目的ホールですとか外のモトエカ広場、こういった施設を活用し、鬼ごっこ、ボール遊び、縄跳びやバドミントンなどを行って子供たちがたくさん日々運動し、汗をかいております。さらに、スポーツ推進委員によります子供の体力づくり事業といたしまして、わんぱくジュニアクラブを例年ですと年間7回ほど開催しております。昨年、一昨年はちょっと回数が減っておりますけれども。また、自然体験活動については、子ども会育成連絡協議会が中心となりまして、体験・発見スクールというキャンプや野外活動を中心とした事業も展開しております。このように地域の団体やスポーツ推進委員、教育委員会において、各種体力づくりの事業が展開されておりまして、子供たちが体を動かす環境というのは、一定程度は整っているのかなというふうに考えているところでございます。以上でございます。
再質問 4番 堀川哲男
昔とは生活環境が大きく変わった今、私たち大人も一緒に考えて生活習慣を見直していく必要もあると思います。清里町の子供たちの運動に関する状況については、ひよっこクラブ、学童保育、わんぱくジュニアクラブ、体験・発見スクールなどのメニューを保護者やスポーツ推進委員、子ども会育連協の協力を得ながら進めているということを理解しました。このように体力づくり事業と体を動かす環境が一定程度は整っているということなので、さらに参加者を増やす取組などをお願いしたいと思います。では、学校における取組はいかがでしょうか。始業前や休み時間を活用した体力づくり、外部の指導者を補助的に入れることによる体育授業の充実などは、いかがでしょうか。さらに、中学校においては部活動の地域移行の問題があります。このことは教職員の働き方改革で教職員の負担を減らすこと、加えて部活動の質を上げることを目的に教職員による部活指導から地域による部活指導へと、令和5年度から段階的に移行させていくというものです。このことも次年度、準備を進めていかなければならないと思いますが、どのように考えているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
まず、先ほどの地域の取組という部分です。参加者の増への取組ということです。子供たちも近年はいろんなそれぞれの習い事があったり、少年団活動をしていたりということで、子供も忙しいというのが現状であります。ただ、そういった中におきましても各団体が協力をして、できるだけ参加をしやすい、そして親しみやすい、そういった活動ができるようにまた努力していきたいというふうに考えております。続いて、学校における取組ということでございますけれども、小学校におきましては加配教員を以前、配置をいたしました。体育専科の加配教員、この教員のノウハウをその後も活用した取り組みを行ったり、現状ではタブレット等のICTを活用して、自分の動きを映像に表して見せて指導をするというような効果的な指導等も行っているところでございます。また、徒歩通学、できるだけ歩いて学校に通ってくださいというようなことを奨励するとともに、小学校におきましては昨年、一昨年ちょっとできておりませんが、斜里岳ロードレース大会、これを今、全校参加ということで取組をしておりまして、特に大会前の練習も行っているところでございます。令和4年度、今後につきましては、子供たちが運動に興味を持って運動が好きになる、そういった児童を増やすこと、またこの調査の中でも若干出てくるんですけれども、一人一人の運動量が少ないということも出ておりますので、運動量を増やすことを目標に体育の授業を充実させていきたいというふうに考えております。中学校におきましては、基本的には、体育の授業と運動系部活動における指導というのが中心となってまいります。なお、小中学校ともに今、スキーの授業、スケート、夏は水泳においても町内の外部の指導者を招いて指導に当たっていただいております。中学校の部活動の問題ですけれども、これはもう本町のみならず、全国的に今は大きな課題となっております。部活動は本来、生徒の自主的・自発的な参加によって行われるものでありまして、教育課程外の活動という位置づけでございます。そうはいっても、教職員は協力しているわけでありまして、私たちと同様に1日7時間45分の勤務時間、土・日、祝日は休業日というのは当然であります。平日は教壇に立って指導をするほか、授業の準備、生徒指導、教務などいろんな業務がありますけれども、そのような中で授業終了後の時間、この部活動の指導に当たっております。あくまでも位置づけは、これはボランティアとしての位置づけでございます。なお、土曜日・日曜日も練習、各種大会参加ということで指導に当たっておりまして、そういったことで結果的に恒常的に時間外勤務といいますか、長時間労働につながっているということであります。これらの厳しい状況を改善すべく、近年は教職員の働き方改革を推進されているところであります。その一つとして、部活動を地域の人々の協力、社会教育関係団体等との連携により推進するという方策が、文科省から一つの方法として示されております。都会なんかは民間のそういった事業者もいるので、そういった活用というような案もあるわけですけれども、こういった小さな地域ではそういった例が示されております。しかし、単純に考えても平日、中学生が授業を終わって午後3時半から部活動を行うわけですから、その指導ができるという地域の人、社会人というのは本町においては極めて少ないというふうに思われるところでございます。そういったこともありますので、今後は学校・地域・行政、そして保護者の皆さんがそういった適切に役割を分担しながら、この部活動を推進していくということが必要と考えておりますので、今後、関係者による協議をさらに進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
再質問 4番 堀川哲男
中学校の部活の地域への移行、この問題は令和5年度から既にもう段階的に行われることが決まっており、喫緊の課題です。都会ならばスポーツジムなどでスポーツをなりわいとしている人もたくさんいるでしょうが、田舎では外部委託をするのも一苦労だと思います。この後の質問でもスポーツ少年団の指導者問題で触れさせていただきますが、人材の確保は大変で、町として後押ししていかなければならないことだと考えます。次に、スポーツ少年団への支援について伺います。スポーツ少年団活動は保護者が中心となって運営する、基本的にはボランティアで成り立っている組織です。日々の練習に加え、大会参加には大会参加費、遠方の大会ではそれなりの交通費がかかってきます。保護者の負担を減らし、参加しやすい少年団活動にするために助成金の増額、利用しやすい学習センターバスの運行などを考えていかなければならないと思いますが、この点いかがでしょうか。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
先ほどの人材確保の関係につきましても本当に難しい問題でありますけれども、何とかやっていかなければならないと。先進的に取組を進められている他自治体などもあります。そういったところも参考にしながら検討してまいりたいというふうに思っております。続いて、スポーツ少年団への支援の関係ですけれども、このスポーツ少年団活動というのも、やっぱり保護者が中心となって運営をされる、基本的には指導者とボランティアで成り立っている組織ということになります。毎日の練習に加えまして、大会参加には当然、大会の参加費ですとか、遠方の大会の場合はそれぞれ交通費等が必要となってきます。できる限り保護者の負担を減らし、参加しやすい少年団活動を行っていくため、いろんな方策を町としては考えていかなければならないというふうに思っております。本町におきましては、このほかにも様々な子育て支援活動は行っております。教育委員会におきましては、ランドセルの配布ですとか給食費の無償化、学童保育の利用料も極めて低い額に抑えております。先ほども申し上げましたとおり、少年団への運営費、大会参加費についても支援をしているところであります。これらいろんな面、状況を踏まえた中で自主的な活動としての少年団活動、当然、保護者の役割が重要となってまいります。生涯学習活動車につきましては、少年団、子供たちの利用については100%免除をしております。また、利用人数の基準についても15名という基準があるんですけれども、そこは下回る場合でも利用を許可しているという状況にあります。バスの利用時間の関係ですけれども、これもおおむね午前7時から午後6時ということで定めております。実際には相談に応じて融通を利かせているという場合もあります。ただ、貸切りバスの運行というものは今厳しくなっておりまして、国土交通省の告示により定められている基準がありますことから、利用時間を延長するという場合は相応の負担が生じてくるというのも実態でございます。そういった部分については、保護者のほうの利用する団体の負担ということで負担していただいているということも御理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。
再質問 4番 堀川哲男
教育長おっしゃるとおり、清里町は子育てに対して大変手厚い支援を行っています。スポーツ少年団への補助金を増やせば団員が増えるとは一概には思えませんが、スポーツをするためにお金がかかるということがスポーツ少年団参加へのネックとなるのであれば、ぜひ検討していただきたいと思います。生涯学習センターバスにおいても、遠方の大会に行くには7時前に出発しなければならないということも多々あると思いますので、その辺の融通もしていただけるようにぜひ配慮していただきたいと思います。子供たちの体力向上には、スポーツ少年団などが練習する環境の充実が必要です。安全に練習するために危険な施設の修理・改修、古くなった施設のメンテナンスが必要です。以前から指摘されている野球場、古くなってきたトレセン、武道館、ゲートボール場、水はけの悪い町民グラウンド、スケート小屋、スキー場のリフト・ロッジなど、メンテナンスを計画的に行っていかなければなりません。そして、快適に利用しやすい施設であれば、よりよい練習につながり、結果もついてくるはずです。例えば、プールの営業期間は5月から10月までですが、あともう少しクローズが遅ければ、11月に行われる1年を締めくくる総仕上げの検定まで練習ができます。スキー場、スケートリンクも近年、暖冬の影響や雪不足で苦慮していますが、一日でも長い営業期間が望まれますし、雪や氷のコンディションもよいものが求められます。体育施設と練習環境の充実についての考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
子供たちの体力向上、スポーツ少年団活動、そういった練習環境の整備・充実という観点でございます。生涯学習総合センターやトレーニングセンターをはじめとする各種体育施設につきましては、どれもが実質、実際に老朽化をしております。必要な改修や修繕は、これまでも行ってきてはおります。ただ、これらの施設は昭和から平成の初期に当時の人口や利用者数、こういったものを基にして建設されたものであります。教育委員会といたしましては、中長期的な施設の在り方について、社会教育委員、スポーツ推進委員の皆さんと議論を始めたところであります。また、令和4年度中においては個別施設計画の策定も考えておりまして、町全体の公共施設の在り方を踏まえ、現在の人口や利用者数などに応じた適切な社会教育施設の在り方、計画的な維持管理の方向性を示していきたいというふうに考えております。なお、御質問のあったプールの開館期間につきましてですが、利用者の動向、少年団活動の状況を踏まえまして、令和4年度からは利用実態を踏まえた開館期間ということで──現在は5月1日から10月30日までの6か月間行っておりますが、この長さは変えずに時期を半月後ろにずらしまして、5月の16日から11月の15日までにと改めているところでございますので、御報告をいたします。以上、そういった中でスポーツ少年団等の利用環境についても、そういった利用実態にも合わせながら、今後におきましてもそういった軽減措置ができるかどうか、そういったところも状況を判断しながら、必要な場合は見直しをしていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
再質問 4番 堀川哲男
体育施設だけでなく、町全体の公共施設を考えると中長期的な計画に沿って維持管理を行っていかなければならず、非常にお金もかかってくることだと思います。メンテナンスをしっかり行って長持ちをさせながら、よりよい練習環境をお願いしたいと思います。次に、スポーツ少年団の指導者の確保と育成について伺います。現在、どの少年団もほぼ1人か2人の指導者に頼らざるを得ない状況です。長い間指導をされている指導者には本当に頭が下がる思いです。しかし、次につながる指導者の育成がなかなか思うようにいきません。専門の指導者が理想ですが、現状を考えると補助的なものでも十分負担を減らすことができると思います。町で、スポーツインストラクターやスポーツトレーナーの雇用を考えてはいかがでしょうか。地域おこし協力隊や、そのようなものを利用して募集するのも一手だと思いますが、いかがでしょうか。お願いいたします。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
指導者の関係でございます。スポーツ少年団活動につきましては、それぞれ子供たちの自主的な活動ということで行っております。そういったことから、指導者の確保、これも現状では、基本的には保護者の皆さんが協力して指導者をお願いするなどして運営をしているというものでございます。しかしながら、人口の減少に伴いまして、各種競技を指導できる方はなかなか見つからないというのが現状であるというふうに承知しておりますし、教育委員会としても支援を行っていかなければならないというふうに思っております。そういったことでスポーツ指導、指導者育成研修会等、参加者に対する経費の補助も行っております。また、少年団協議会のほうからも、そういった研修に対する助成も行っております。今後もスポーツ少年団を維持・運営していくためには、近隣の自治体の少年団との連携・協力や、スポーツ指導を業務としている団体等への委託なども視野に入れる必要があるということもあろうかと思います。御指摘の地域おこし協力隊についてですけれども、仮に3年間来ていただいて指導をしていただいたとしましても、その後、継続的に指導をしていただくためには、やはり来た方も生業として確立をする必要もあるというふうに思います。中学校の部活動も同様ですけれども、今後は行政と地域、そして保護者がまずはこういった現状認識・共通認識を図った中で、それぞれの立場で役割を担っていくということが必要となってくると思います。教育委員会といたしましても、団体、保護者からの求めに応じながら、出来得る限りの支援は行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。
再質問 4番 堀川哲男
スポーツに関わる人材は必要です。スポーツ少年団の指導、先ほどの質問での体育の指導や部活動の指導も喫緊の課題です。ぜひ町として、スポーツ人材の雇用、そして後押しを考えていただきたいと、このように思います。そして、そのことが子供たちの体力の向上につながり、課外活動の充実につながることを願うところであります。質問の冒頭で触れましたが、子供たちの課外活動の一つである、そろばん教室が新しい生徒の募集をストップしています。30年間の歴史の中で約2,000人の子供たちがお世話になった教室が、このまま幕を下ろしてしまうのは本当に残念なことです。ふだんの生活の中で必要な計算やものの考え方ができるようにと、子供たちはそろばん教室に通っていました。そろばん教室をこの町に残すべきだと思いますし、町も事業承継の後押しができたらと思います。まだまだ新型コロナは高止まりで終息とはいきませんが、先月の北京オリンピックではジャンプ、スノーボード、スケート、カーリングと、選手たちがたくさんの感動をくれました。パラリンピックも現在、開催中です。スポーツが子供たちに夢と感動を与え、元気に伸び伸びとスポーツを楽しめる環境づくりができますことを願いまして、質問を終えたいと思います。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
子供たちの体力向上、そしてスポーツへの支援ということで今後におきましても、これまでも支援を行っている状況を踏まえ、子供たちのニーズや人数、そういったところを踏まえながら、町といたしましてもできる限り、そういった自主的な活動に支援をしていきたいというふうに考えているところでございます。本町はオリンピック選手も輩出をしております。また、現時点におきましても、いろんな分野で世界を股にかけてといいますか、活躍している選手もいらっしゃいます。そういった選手の姿を見たときに、やはり子供たちが自分もそういったところを目指したいということがあるというふうに思います。そういった気持ちを大切にしながら、各種環境整備等も進めていきたいというふうに考えております。また、そろばん教室の関係、こちらにつきましても非常に伝統のある教室というふうに思っております。これまでも管内ですとか全道の大会にも出場をされて、優秀な成績を収めている児童生徒もいらっしゃいます。ICTがどんどん進んでいる中ではありますけれども、やはりそういった中でも子供たちにとって、このそろばんというものが大変有効な学習活動というふうにも捉えております。施設的にもまだまだ使える施設ではないかなというふうに思っておりますので、直接的にどういった支援ができるかというのはまたありますけれども、そういう継承に向けた支援を出来得る限り、こちらも考えていきたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。