みんなの議会

清里町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月11日

障がい者福祉について

2020年12月11日、清里町議会の一般質問で、池下昇議員が「障がい者福祉について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
池下昇 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 池下昇

先に通告をしておりました障がい福祉につきまして、櫛引町長にその見解をお伺いするところであります。櫛引町長も、町長になられて現在3期目の半分が終わろうとしております。ちょうど 10 年であります。この間、継続事業はもとより様々な新規事業を提案され、その数は 100 以上だと認識をしております。特に、子ども子育て支援、それから高齢者に対する支援には力を入れていると私は感じております。子育てに関する支援としては国の幼児教育の対象外となっている私立幼稚園、そして町立保育所の保育料の全額補助、また子供たちの給食費の補助、そして高校生までの医療費の無料化など数多くの支援を行っております。また高齢者に対する支援に関しては今年度、高齢者がたくさん入所しておりますケアハウスの冷房設備を全部屋に設置、またこの冬、高齢者等の暖房費支援事業については、例年の5倍、5万円という高額の補助も行っております。違う分野に関しても妊産婦さんに対してもです。今年度は 500 万近い健診事業費を組むなど実に幅広い事業展開を行っております。そして障がい者・障がい児に対してでありますが高齢者等に対する支援は、毎年高額な予算を組んで力を入れておりますが若年層に対する支援補助が少し弱いのではないかと考えております。まず、今回の項目として若年層の障がい児に対する今後の支援対策について、町長の見解をお伺いします。現在、清里町において子供たちの相談事業は、清里保育所内にある子育て支援センターだと認識しておりますが、現在の子育てセンターの体制や事業について町長はどのように思っているのか。1回目の質問としてお伺いしたいと思います。なお、限られた時間しかありませんので答弁は簡潔的によろしくお願いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいま池下議員よりいただきました御質問の障がい者福祉の若年層にかかる今後の支援対策についてでございます。御質問にありましたように、子育て支援センターの体制でありますが、現在の子ども子育て支援センターにつきましては、平成 18 年 11 月より清里保育所内に設置をしたものでありまして現在は、保育士及び会計年度職員、そして事務職員の3名体制により子育て相談をはじめ、センターの自由解放遊びの場の提供など子育て支援に関する業務を行っているものでございます。通常の子育てに関する相談業務につきましては、保育士の専門性を持った相談体制により行っておりまして、事業としては、すくすく健康相談、ぴよぴよママのリフレッシュ、初めてのお誕生会、紙おむつ・ごみ袋の配布、出産祝い金支給等の事業展開をしているところでございます。また、保健師、栄養士とタイアップした子育てに関する教育発達に係る相談や保護者による虐待等の早期発見の業務をはじめ、パパと遊ぼうおひさま広場、子育て講座など同年齢のお子様を持つ保護者の方々が集まり育児不安、そして同じ悩みを話せる場につきましても提供を行っているところでございまして、これらの事業内容につきましては、毎月の広報で周知をさせていただいているところでもございます。さらに、児童手当や児童扶養手当、ひとり親家庭の各種扶助の事務、さらには斜里地区子ども通園センターの業務、障がい児に対する療育手帳の申請や交付事務、そして乳幼児等の一時預かりのファミリーサポートセンターの事業、保育料の無償化等の事業や虐待、ネグレクトなどに繋がるこれらの対応につきましても要保護児童の地域連絡協議会、そして事務についても担当しているところであります。本町における子ども子育て支援事務の総合的な相談窓口としての設置でございますので御理解を賜りたいというふうに思います。以上、申し上げ1回目の答弁とさせていただきます。

質問 5番 池下昇

今、櫛引町長より答弁いただきましたが、支援センターに関してはそのような状況であるということは私も認識はしております。健康な子供達は毎日子育てセンターに行って楽しく過ごしていると思いますが、しかし障がいを持った子どもたちはなかなか行けないところで、学校に入学する前、このような子どもたちは斜里町にあります斜里地域子ども通園センターに月に1度もしくは2度通い、診断、療育をされております。現在の通園センターの状況及び体制を見て、町長はどのように考えておられるのかお伺いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまご質問の斜里地域子ども通園センターの体制でございますが、現在、斜里地域子ども通園センターの職員につきましては、保育士及び児童発達支援員全体5名での体制で執り行っているところであります。その他に必要に応じましてお医者さんや理学・作業療法士などにより斜里郡3町の発達支援や普通の生活に支障があるという方々に対する対応、また小学校入学前の乳幼児に対しての療育関係についての相談支援も行っているところであります。清里町における小学校に上がる前の保育所、幼稚園に通われている障がいをお持ちの子どもさんについてもほとんどの方が斜里地域子ども通園センターに通われているという実情にもありますことをご報告申し上げたいというふうに思います。

質問 5番 池下昇

通園支援センターへ清里から沢山行っておりますけども、まず通園センターについて小学校入学する前、このような子ども達が沢山います。発達障がいを持った子供、知的障がいを持った子、学習障がいを持った子、自閉症の子、寝たきりの子もいます。実数としては令和元年度決算でありますが、清里町が9名通っております。年間トータルしますと 255 名行っております。斜里町、小清水町もこれは年間の当初予定でありますが、斜里町 213 名、小清水町 94 名という数字が出ております。また、通園センターに通っている3町の子供全部で 39 名おりまして、通園センターに延べ回数としては 415 名行っております。まず通園センターに通えるようになるまでセンターの方とお話を聞いてもらうまでに、1ヶ月もしくは2ヶ月かかるというのが実情であります。町として今年度も通園センターの運営費の一部として総額 437 万6千円、今年度予算として負担をしておりますが、このような状況を見た中で今後、支援金を増やす、また3町の首長レベルでの話し合いの中もっと回数を行けるようにするために今後の通園センターの拡張とかも含めて町長はどのような考えなのかお伺いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

清里町における障がい児の子供さんの関係でありますが、全体の子供さんの数は清里町は年によってそれぞれのばらつきがありますから一概には言えませんけれども、全体には減っております。ただし、障がいを持たれた子供さんが同じように減っているかというと、なかなかそうはなっていない。逆に増える傾向があるということも事実かなというふうに思います。そうした中で子供さんに対しては斜里郡3町で共同運営をしている斜里地域子ども通園センターということで、相談やまた具体的な支援を行っているわけでありまして、先ほども申し上げましたように全体の職員体制というのは5名をもって行っております。今議員からも紹介がありましたようにそれぞれの町から子どもさんが通園をさせていただいているという現状でありまして制度的に基本的には子どもさん一人あたりですが、週1回を原則に受け入れをしているということでありまして、先ほど数字もお示しをいただきましたように清里町においてはトータルで 255 人、延べ人数になりますが昨年の場合は通わせていただきました。実質的に人数 9 名が通われている部分でありますから、それを 255 人の延べで割りかえすと一人当たりの人数が単純には出てきますけど、これは支援センターに通われて1年間トータルの話ですので、1月から 12 月 31 日までの単純計算ですから途中で通われている方はそうはなっていないとですから、一概に数字を述べることについてもどうかなと思いますが、基本的には年間52 週ありますので 52 週、1週1回となれば1人の方が最大 52 日まで行かれるということになってまいりますので、これについては我が町だけでなくて小清水も斜里も同じ基準で運営されているところであります。そんなことから実際の回数を増やしていくということになれば、受入れ体制をしっかり整えてからと、それと設備的な体制も必要になってくるというふうに思っておりますので、改めてそういうことが今後において可能かどうかこれも含めて、これは3町での共同設置の話になってまいりますので相談をさせていただきたいというふうに思っている次第でありますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 5番 池下昇

通園センター、確かに9人でばらつきはあるんです。数字を見ますと行っている方はひと月に5回も6回も行っている方もいますし、中には1回の人もいますし色んな方がいますけども、これはうちの町だけではないと思うんですけども、この体制をしっかりと、さっき町長がおっしゃったように設備の体制、そこで面倒を見る様々な専門職の方の人員を増やすとか様々な体制が必要ですが、これ通園センターができてから相当年数経っているわけですが、毎年のように、我が町からも小清水からも、斜里からも沢山行っておりますけども、これらのことをずっと長年見てきましたら、町長、5名体制でと話しされていますが実は全体で8人職員がいます。事務局長を入れて8人いるということですが、実際稼働しているのは5名で、こういった専門の方々の手厚い、子供たちを見てくれる人たちがいるからこそできる施設であって、特殊な仕事だと私は思うんですよ。誰でもすぐできるとかそういう話じゃありませんので、そういうことに関して今まで3町レベルの首長さんがこの問題を実際に話合ってこなかったのかというのが疑問で。町長も町長になられて 10 年が経ちますので、この 10 年間の間町長に関してだけ言わせてもらえば、10年間この話は1回もなかったのかどうなのか。その辺いかがですか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

毎年、懸案事項等について、斜里郡、斜里地区の消防組合もそうですけども、その他に畑地かんがいの協同組合や協議会ももっております。そうした会議の折に、これらの課題、共通する課題については相談をしておりますが、具体的にしからばどうだというとこまで踏み込んだ話はしたことがありませんが、ただそれは私の立場だけの話でありまして副町長に具体的な事務作業の会議がありまして、その中で色々前後の部分も含めた相談をしながら進めてきているというのが実情でありますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

質問 5番 池下昇

当然この3町で行なっております通園センターばかりでなくて、消防に関してもそれから終末処理に関しても色々と広域的にこうやって3町で力を合わせてやっている事業がたくさんありますので当然そういったレベルでの話はされているのかなというふうには私も思うんですが、実際に進んでいないというのが実情であるなというふうに私は思います。実際に、小学校上がる前9名、清里小学校が現在 25 名おります。小学校については支援学級の専門の先生が8名、町からの支援員が3名おります。実質 11 名ということですが私、小学校実際に行きまして先生にいろいろと話を聞いてまいりました。その中で現在 25 名の中でこの体制でやっていけるかなという話はされております。また小学校、そして中学校、高校と上がっていく時は育ちの手帳と言うんですか。これを何年か前から作っているらしいんですが、そういったものをしっかりと活用しながら情報交換をして学校等引き継がれているということであります。また、このように沢山の障がいを持った子供たち、苦労されている保護者の方、人に言えないような色々な問題を抱えております。役場の担当窓口に相談に行っても結局わからないということで、自分たちでネットで調べて対応しているのが実情であります。当町は子育て、また高齢者に対する支援はすごく充実はしておりますが、同じ町民である障がい者に対して専門の窓口すらないというのが清里町であります。他町と比べて満足できない状況にあることに対して町長はこの窓口をつくりしっかりと人員を整備していくという考えはないでしょうか。また町単独は無理であれば3町で立ち上げて行くという考え方はないでしょうか。その辺はいかがですか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

清里町における障がい者での相談窓口の関係でありますが、本町の保健福祉課の中に保健グループ、福祉グループ、子ども子育てグループとありましてその中で一般の障がい者の部分については保健グループまたは福祉グループそれから子供さんの部分については子ども・子育てグループ、こういう中でこの子ども・子育てグループの中には子育て支援センターが含まれてございますので、そういう中で窓口として先ほど申し上げましたように子供さんの部分では子育て支援センターが総合窓口というふうに我々は理解をしておりまして、その中で相談業務をいただいているところでございます。また小学校、中学校の部分に置きましても生涯学習課学校教育グループにその担当がございますが、具体的には特別支援教員または専門員が直接その部分に当たっているということでありまして、小学校に行ってお聞きになられてきたというその実情どおりだというふうに思っているところでございます。そんな中で、町に相談窓口がないということではなく、窓口ありますのでそこへ行って相談をいただければと。ただ専門性がありますので実際問題として細かい具体的な話になるとなかなかその場で回答ができないという部分も多々あるんだろうというふうに思っておりまして、それらに向けた専門体制については十分に今後とも考慮していかなければならないだろうとそんな思いを思っているところでございます。子供さんの障がいの種類というのも、もの凄く多岐にわたっておりますし、その程度においても同じ障がいの形態であっても程度によって支援の仕方が大幅に違うというようなことも生じてくるわけでありますので、これらについてもしっかりと対応できるようなそういう支援体制についても今後充分に検討させていただきたいというふうに考えるところでありますので、御理解をいただきたいというふうに思います。

質問 5番 池下昇

町長の答弁、今聞きますと子ども・子育てグループがあり、そして窓口は支援センターであると。それはわかっているんです。ただ障がい者・障がい児ということになったら全く正直言わしてもらうとこの窓口というのは早い話が機能していない。だから専門性を持った相談窓口、必ず必要な保健師さん、保育士さん、社会福祉士さんこういった体制を作るということはほんとに大変です。専門職ですのでなかなか今どこの市町村も人材がいない。でも、町長うちの町に学校行く前に9名、学校に行っている子が 25 名、その他に学校終わってからも障がいを抱えている子を入れますと数十名です。同じ町民です、清里町の。数年前に町長就任されてからだと思うんですが、保健福祉課の方に包括センター作りましたけども、こういった専門性を持った窓口を新たに作らないとこれは絶対解決できないと思うんです。今現在、町長の考えとしてこの専門性を持った部局を保健福祉の中へつくるのか、支援センターの中につくるのか、その辺がどうかわかりませんけども現段階でそういった体制を今後つくり上げていくという考えはないですか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

総合的な窓口の関係でありますが先ほども申し上げましたように、今現在においては保健福祉課また教育委員会での幼児の部分と学生の部分と児童の部分と含めてそれぞれの分野で行っているところでありますが、これらを今、子育て支援センター3名体制でありますのでやはり細かいところまで目が届かないということもあります。現在、専門性をもった職員を配置する相談業務にスムーズに応じられる、また支援にも応じていくことができる、その準備としての子育て世代の包括支援センターの設置について検討を加えている最中であります。それに向けた専門性を持った職員の配置というのが改めて必要になってまいりますので、既に保育士または保健師の採用に向けた段取りをしているところですが、なかなか現状としてそういう専門の職員が応募に応じてくれないというようなことで体制の立ち上げに苦慮しているというところでありますが、いずれにしろそういう要望が大きいわけでありますのでこのセンターの立ち上げについて令和3年度中には何とかやれる範ちゅうでもいいからまずは立ち上げなければなというような思いで今取り組みを進めているということでございます。その他1市4町で広域での相談体制というものも必要になってくるというふうに思っております。これらについては担当レベルでそうした体制づくりの検討協議は行われておりますのでこれらが整理がついた段階で1市4町の首長で、改めて共同設置について検討を加えていきたいと考えているところでもありますので、そうした意味において御理解をいただければというふうに思います。

質問 5番 池下昇

今の答弁を聞いて少し私も安心したんですが、令和3年度中に何とか立ち上げてということを町長おっしゃっていただいたので、是非こういった子供達は待ったがありませんので、少しでも早い時期に立ち上げて前へ進めていただくようにしていただきたいというふうに思います。先ほど私、学校を卒業してからもという話をしましたけども、子供達だけでなくて高校卒業した後に清里の事業所に勤めておられる方もおります。ただ、町としてのそういった子供たちに対する雇用の支援、このあと私の後に古谷議員がその問題に関しても質問いたしますが、どうも余り力を入れているなという感じはしないのと、雇用先の窓口を町が何とかお金を出してでも支援をする、事業者に対して支援をするという考え方を持って行った方が私は今後の取り組みについても必ずプラスになるんじゃないかなというふうには思っております。それと町長も御承知のことと思いますが、オホーツク圏の唯一の障がい専門病院であります美幌養育園。担当医が退職されまして現在常勤員医がいなくなりました。月に1度、札幌市から出張医ということで来ているようでありますが、主張医の対応ではなかなか見てもらえない状況にあります。特に新規の患者さんは一切みないということでもあります。また療育手帳の交付についても医師の診断を受ける場合でも旭川それから帯広まで行かなければならない状況下にありますので、保護者の方の不安それから経済的な負担を考えた時に、やはり広域的な対応ということであればこの地域の基幹病院であります網走厚生病院があるわけですが、この網走厚生病院での医師確保をぜひこの斜網地区の首長レベルの間で要請だと私は思うんですが、町長としてはどういう考えでしょうか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

御案内の美幌療育病院の医師の関係であります。情報的には我々も既に聞いているところでございます。ご高齢によって退職をされるということでありますが、その医師の確保については今までも色んな角度を通じながらやってきたわけでありますが、現実対応としては、なかなかいらっしゃらないということですし、特に療育の専門医というのは相当な経験年数等も必要ですから単に医師を連れてきたから良いということにもならないというふうにもお聞きをしておりまして、最も専門性の高いお医者さんとしてその業務に当たっていただける、そういう先生を探さなければならないということだそうであります。そんな中で、どこの町もそうですがお医者さんを探すというのは専門医でなくても本当に大変な作業を各町村ともやっているわけであります。それと合わせながら、こういう部分にしてもしっかりとやっていかなければというふうに思っているところであります。また、今そういう状況の中ですので新規の方については受け入れをしていないというふうにも聞いております。これが長いことを続いていくと大きな地域での損失になって参りますのでこうしたこともしっかり踏まえた中で取り組みを進めていきたいなというふうに思っております。特にこの関係については北見において、北見の赤十字病院にも専門のというようなことで関係の方々で赤十字病院と北海道に対しても要請をされた経過がございます。そして、またこの斜網において一昨日の新聞にも載っておりましたが網走市を中心としながら1市4町で地域に専門医を配置してもらおうということで、要請活動に協議の中で入っていきたいというようなことでの考えを持っておりますので、そうした方向に向けて今後進めていきたいなというふうに思っているところであります。まずは美幌にあります療育病院に医師をまず派遣をしてもらうことがスタート時点になるのかなと。その後において網走厚生病院、斜網におけるそういう課を新たに厚生病院の中ということになれば開いていかなければなりませんから、新規に病院をつくるのと全く同じような手続になってまいりますので、そこらについては、まずは美幌療育病院の医師を確保するところからスタートをしながら、その次の段階規制として今申し上げましたような形で可能かどうか十分に検討しながら、これは1町だけでできる問題ではありません。地域全体として、もしも受け入れるとなれば網走厚生病院側の体制がこの中でやれるのかと慎重にやっていかなければならない部分があるだろうなというふうにも思っておりますが、いずれにしろ医師の確保に向けた最善の努力を尽くしていきたいというふうに考えておりますのでご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 5番 池下昇

専門医なので探すのは大変かなというふうに私も思います。しかし、今町長おっしゃっていますが北見の日赤病院でも要請かけてもなかなかいないという話も聞いております。やはり1市4町でまず美幌の療育病院に常勤医をということが理想なのかなかなと思いますが、なかなか札幌の出張医1名では、ほぼ対応できないだろうなと私は思うんですが、この障がい児清里町だけでも 40 名ぐらいおります。それから斜里町、小清水町を合わせますと本当に通園センターばかりではなくて、学校行って支援学級にいる子どもたちを集めただけでも3町だけで 100 名ぐらいいるんじゃないかなと思うんです。この3町でその位いるということは、1市4町それから北見とか入れますととんでもない数字だと思うんです。数的に。だから、それを踏まえた時にやはり美幌の病院に必ず医師を、常勤医を獲得するんだという気構えで臨んでいかないと、当然お金もかかります。広域的なことに関してうちの町は補助金も出しておりますけども、こういった部分に関してもやはり医師を確保するために財源がないとなかなかできないというのはわかっていますから、その辺、1市4町だけではなくて北見も含めた北網圏で必ず常勤医師を獲得するということをまず町長が発案者になっていただいて提案してもらうということをしないと解決しないと思うんですよ。ここに常勤医がいないと、いないから厚生病院にとか日赤病院にとか新たに呼ぶなんて大変なんです。だから札幌から来ている非常勤の方を含めてこの北網圏でどれだけ力を入れて要請できるのか。それは凄く難しいと思いますがこの管内にいる子供たち、障がい児のことを考えると必ず必要だと思うんです。私たちの町に清里クリニックはないと困る人が沢山いるのと同じなんです。そう考えますとやはりこれは担当レベルでの話ではありませんので、ぜひ櫛引町長が先陣を切って、この話をオホーツク圏で出していただきたいというふうに私は要望いたします。それに関していかがですか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

障がい者に対する療育病院の必要性については十分に認識をしているところでありますし、できれば全ての医師が常勤で勤務されるというのが最も好ましい姿だというふうには理解をいたしておりますが、また現状となると、現実はなかなか難しい対応をしていかなければなりません。そんな中で先ほど申し上げましたように1市4町の、まずは斜網の体制ということがありますので、その中で網走市を中心としながら医師の派遣についての要請活動は当然やっていかなければというふうに思っておりますし、また北網の医療圏の会議がありますのでそういう中においても、やはり専門性のある病院の医師の常駐化という部分についても改めて提案をさせていただきながら体制づくりに向けた協議を進めていけるよう、我々としても努力をしていきたいというふうに考えている次第でもあります。1日も早くやはり安定した形での医師の配置が望まれるわけでありますのでそれに向けて進めていけるよう関係の首長とも相談をしていきたいというふうに考える次第であります。

質問 5番 池下昇

町長も御存じかと思いますが先般、議会と障がい児の親の会であります、にじいろの会と懇談会を行いました。色んな情報交換をいたしました。この懇談会 13 名の方が出席されたんですが、本当に様々な苦悩が私そこの場にいまして感じられたんですが、箇条書きにしても書ききれないぐらいの問題が山積みであります。保健師さんに相談しても相談しただけだった。高齢者に対して手厚いのに子供たちに対して支援が弱い、情報は町ではなくて、ネットで調べて対応している。それから、心の寄りどころが欲しい、清里は情報がなさ過ぎる、本当に悩んで人にも言えない人達がいる、こうやって書いていても書ききれない位いっぱいあったんです。そんな中、にじいろの会の父兄の方たちが切々と言っていたのは最終的に行き着くところは、清里町には継続して相談できる窓口がないということ、1歳の障がい児から 18 歳 19 歳になっても障がいのままいる子供たちが相談するところがないと。これに対しては小清水町の方はもっと力を入れていると。そう言った方もいっぱいいます。先日、福祉に関するアンケート常任委員会の中で説明を受けましたが親の立場になって考えた時にしっかりと町として相談体制の整備を行なった方が良いと思う。再度町長も考え方をお伺いしたいと思いますがいかがですか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

先ほども申し上げましたように、障がいに対する方々の相談窓口いうのは保健福祉課、そして教育委員会のそれぞれの分野においてももたれているわけでありますし、お子さんの部分については特に子育て支援センターを中心としながら総合窓口ということで対応させていただいております。ただ、今ご質問のように専門性が伴うわけでありますから細かい話になると理解のできない、わからないという部分もあったのかなというふうに思っております。そこで、先ほど申し上げましたように、それらを総括的に専門の職員を配置しながら総合的な一連の繋がりのあるその分野分野で切れることのないような、そういう連続性のある相談窓口として令和3年度中に何とか子育て世代の包括支援センターを立ち上げていきたいということでありまして、これは子ども子育てということですから全ての子供さん方の一連の切れ目のない相談窓口という位置づけの中で設置をしていきたいというふうに考えております。そんな中で少しでもそういう部分に対する支援の手が届くように配慮をしながら進めていければなというふうに考えるところであります。

質問 5番 池下昇

先ほど令和3年度中に何とか立ち上げたいというお話もいただきましたで、ぜひやっていただきたいというふうに思いますが、実は今年度、町の第5次総合計画のこの 10 年が終わりまして、今6次に向けて策定会議がもう9割型終わりまして、あと1、2回を残すだけの会議になりましたけども、この第6次の総合計画さらに 10 年間のことを考えた時、当然櫛引町長もこの第6次の総合計画に絡んでいるわけでありますから、こういった6次の総合計画ビジョンを考えた時にこの障がいに対する今後の支援ということを問題として上げた時にどのような将来構想を町長は持っておられるのか伺いしたいと思いますが。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

今御質問のように清里町においては令和2年をもって、現在の第5次清里町総合計画、10 年間の計画が終了いたします。それで次の新しい時代に向けた総合計画の策定ということで現在その作業が進められているところでありまして、新たに令和3年から 10 年間のこの町の方向性を表す計画として今策定を進めているところでございます。当然、その中においても基本構想、基本計画、基本目標ということでの配置がされてくるわけでありまして、次の世代における若い人方の、やはり子ども子育ての夢や希望を叶えると。これが1つの大きな目標にもなってこようかというふうに思っておりますので、そういう中において、総体的な子ども子育て支援の中にきちっと盛り込んで行ければなという思いでいるところであります。具体的な総合計画の今回策定をいただいている基本構想とかの部分については実施計画がありませんので、改めて実施計画等含めた形でまち・ひと・しごと創生総合戦略、これも並行して進めていくわけでありまして、その中で具体的に表していかなければならないと考えているところでありますので、その面においての御理解をいただければというふうに思っているところであります。障がいに係る関係については、本当に小さな子供さんから高校をさらにはその上級学校そして社会人となった時の就労問題と幅広い一生に関わる課題でありますので、それらが一連に切れ目のない対策が打てれば、最も良いわけでありますけれどもどうしてもやはり人的な部分だとかさまざまな要件もございますので、そこら辺も踏まえながら、まずやれるところをしっかりとやっていきたいと考えておりますので御理解をいただきたいというふうに思います。

質問 5番 池下昇

10 年間の構想というのは本当に先の長い話でありますが、まずこの 10 年間人口推移1つ見ても予定とズレがあるんです。これは自然減ばかりではなくて社会減もそうですが、10 年前の構想と今現在の状況というのは、やはり数字的に相当ズレが生じてきております。ここで6次の総合計画の話をするつもりはありませんが、私思うんですが障がい者、障がい児を持った父兄の方々が清里町の今の有り様を見て本当にもっと力を入れて欲しいと切々に思っているわけです。それが例えば叶わないということになったら、やっぱり町から出て行くと思うんです。仕事の関係もありますからなかなか移動できないという場合もありますけども、本当に将来の子供のことを考えたら何とか病院の関係、環境を考えたら清里を出て北見に行こうとか旭川行こうとかそう言う方が無いとは言えないんですよ。こういった問題は本当に難しい問題かなというふうに私は思いますけども、先ほどから町長が来年度には何とかという話をされた中で、もし部局を支援センター本拠地にして動いていくのかなというふうに私は思うんですが、この部署をつくると考えた場合に、保健福祉課の中で新たに専門部署をつくっていくのか、また今後、認定こども園の開設に向けてこの中に資格職を持った方を採用していくのか。また、広域的に3町で立ち上げていくのか。とにかく保護者の方々のことを考えた場合、やはり1日でも早く行動を起こして行くことが町長としての役割かなというふうに私は思いますし、またその専門部局をどこにつくるにすれ、人員の確保それが一番大事であります。私、議員になってからもう 10 年になりますけども、昔から言っているとおり 80 名体制とか 83 人体制とか、そうではなくて必要なところには必要な人間がいるんです。まさにこの支援センターでも保健福祉にしてもこういった部局をつくるときは必ず新しい人間を使わないとできないですから。うちの町が本当に財政がひっ迫していて人をこれ以上使えないとかそういう状況であるならば私言いませんけども、そうでなかったら必要なところには必要な人間を入れて、清里の町民である人たちを手厚く見守っていくというのが町長として当然のことだと思うんですがその辺に関していかがでしょう。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

全体的なまちづくりに関わる職員の配置の関係とも関連するかなというふうに思っておりますが、まず子ども子育ての部分については、やはりいろんな部署、今バラバラで担っている。それぞれの立場分野では相談窓口があるわけですが、一連性一貫性がないというような御指摘もありますので、あわせて今回子育て支援センター、さらに規模を拡張する形で子育て世代の包括支援センターということで、令和3年からの中で何とかしていきたい、ということでお話をさせていただいたわけであります。色んな行政ニーズというのは出てきておりますから、そういう中において必ずしも今は職員の定数条例がありまして、そこに定められている人数にまだ至っておりません。そういう中において本当に真に必要なものについては人数にこだわることなく、条例を改正するなりしてでも配置をしながら町民のまちづくりにかける思いをしっかり受け止めていかなければならないというふうに考えているところでもあります。今後、具体的な作業が始まってまいります。そうした中に子育て世代包括支援センターの窓口をどこに配置するか。現在であれば、まず基本的に子育て支援センターがありますので、そこをベースとしながら機能の拡張でありますから保健福祉、保育所内に設置をしておりますがこれらについても今後今予定をして準備に入っております幼保一元化の認定こども園の中に求めていくかと色んな方法があるかと思いますし、その前にまずは認定こども園の事業主体はどこになるのかとそういう部分を含めて相対的に進めていかなければなりませんが、当面、そこまで行くまでの間は今の子育てセンターを中心としながら保健福祉課で対応していきたいというふうに考えている次第でもあります。まだ将来的にはそういう基礎が固まった段階において全体的な機構改革を含めながら、そういう必要性が出てくる可能性もありますので十分に認識をしていきたいというふうに思うところであります。

質問 5番 池下昇

それでは1時間経ちましたので、最後の質問させていただきますが、今回の質問にあたって色んな方とお話をさせていただきましたが、やはり障がいを持った方々の父兄が一番大変なんだというふうに思います。当然、子供たち本人も大変だなというふうに思いますが、やはりその父兄が一番大変かなと。今後、町長も色々と支援センターの中にということで話を進めていくと思いますが、私たち健常者もそうですが障がいを持った人たち、そして父兄、清里の町民全体が安心して暮らせるようなまちづくりに今後ますます尽力を尽くしていただきたい、それをお願いして一般質問を終わります。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの議員の御質問、真摯に受け止めながら安全・安心なまちづくりに向けた取り組みを進めていきたいと思います。先に議会の方から、にじいろの皆さんと懇談をされたときの課題、要望等いただいております。この要望等を参考にしながら、すぐ出来るもの、出来ないもの、色々あるかと思いますが、出来るものについては速やかな取り組みをしていきたいというふうに考えているところであります。いずれにしろ、子どもたちはもちろんでありますが、子どもたちの保護者の皆さん、大変な御苦労をされている。改めて認識をさせていただくところもあります。そうした中においてしっかりと思いを受けとめながら、安全・安心なまちづくりのために職員一丸となって取り組んでまいりたいと考えております。御理解をいただきたいと思います。

出典:清里町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月11日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる