みんなの議会

清里町議会 令和元年第6回定例会 2019年12月12日

(1)統合後の小学校の利活用について/(2)公営住宅の今後の取り組みについて

2019年12月12日、清里町議会の一般質問で、池下昇議員が「統合後の小学校の利活用について」「公営住宅の今後の取り組みについて」について質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
池下昇 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 池下昇

先に通告をいたしました、統合後の小学校の活用について及び公営住宅の今後の取り組みについての2項目について町長の見解をお伺いいたします。また各項目ごとの中で、それぞれ2つずつ質問がありますので、町長答弁に当たっても質問事項に対してのみ的確に答弁をいただき、一問一答の中で十分論議できるようお願いいたします。まず統合後の小学校の活用について1点目の緑・光岳の小学校の今後の利活用について。昨年3月に緑小学校が閉校となり、清里小学校に統合されました。また今年の3月には札弦町の光岳小学校が閉校になり、清里小学校に統合となりました。この統合により、およそ 10 年前には町内に5校あった小学校が今は清里小学校1校だけになりました。少子化が進む現代社会においてはある種、致し方ないことかなというふうにも思います。緑小・光岳小とも閉校となって、まだ間もないことでありますが今の段階で町長はこの2校の活用の仕方をどのように考えているかをお伺いいたします。続いて2点目の新栄・江南の小学校の今後の取り組みについて。どちらの小学校も閉校になってからおよそ 10 年近く経過しておりますが、最初の2~3年は地域の方々といろいろと会合を開き、使用するのであればということで進めてまいりましたが、結局使用しないということになってから5年も6年も経ちました。その間、何人もの議員がこの問題を町長に一般質問してきましたが、今だに結論が出ずそのままの形になっている現状であります。10 年が経とうとしている現在、 引町政も3期目に入ったわけでありますので、どのように考えているかをお伺いしたいと思います。2項目目として公営住宅の今後の取り組みについて。1点目の公営住宅、空き室の今後の対策について。清里町は現在、全体で 360 戸の公営住宅があります。そのうち 62 戸が空き室で近々壊される予定の公住が 28 戸となっております。長寿命化計画に基づき改修に関しては昨年は 2千 520 万円。今年は1千 563 万円とそれなりにお金をかけ、快適な住環境づくりをしておりますが、近年新町のさくらんぼ団地に関して、この1年以上、常に5戸以上の空室状態が続いております。人口減少に伴い今後も空室が増えることが予想されますが、町長はどのような打開策をお持ちなのかお伺いいたします。最後に新規公住の今後の予定について。長寿命化計画に基づいて昨年もひまわり団地に1棟1戸の公住建築及び改定ということで4千万以上予算が組まれ執行されました。今後の計画ではひまわり団地に3LDK一戸建てを3戸予定されていると聞いておりますが、清里町の人口も現在4千人となり、今後ますます減少していくことが予想されますが、それでも計画通り進めていこうと考えているのかお伺いします。以上、2項目4質問の1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの池下議員からの2項目の御質問。1点目の統合後の小学校の利活用について。且つ、その中でも緑町小学校・光学小学校の今後の利活用について、お答えを申し上げたいというふうに思います。まずは緑町小学校の関係でありますが、議員も御案内のとおり、緑地域での活性化の取り組みの中で、この学校の利活用も含めて検討してきた経過がございます。その中でも様々な利活用についての案が出されておりますけれども、最終的な決定にまでは至っておりません。引き続き、地域住民の皆さんの御意見を尊重しながらも町としての考え方も、そう遠くない時期に示しながら方向性を決めていきたいというふうに考えている次第でございます。御案内のように緑地区は活性化プロジェクト協議会が発足をして、そういう計画の策定に入っていたわけでありますが、諸般の事情で今休止している状況にあります。これの早期の再開と検討に入っていくことを、まず優先させていかなければならないだろうというふうに思っている次第でもございます。次に光岳小学校の関係であります。光岳小学校においては 24 年に新たに体育館と音楽室が建設されたという経過がございます。今後の利用を図る上において、この新しい建物を含めそれと光岳の校舎そのものも一番閉校した学校の中では、新しい建物でもございますので、より良き利活用の方法について地域の皆さんとも相談をしながら進めていきたいというふうに考えているところでありまして、これらの関係についても、もう既に9月の段階で自治会長さん、市街地自治会の部分でありますけども、4自治会長さんにこれらの考え方を町の方からお話をしておりまして、今後具体的な自治会としての取りまとめをお願いをするという段階に来ているということについて御理解をいただければというふうに思います。それから次に2点目の新栄・江南の各小学校の今後の取り扱いでございます。両校とも平成 23年に閉校したわけでありまして、その時点において新栄小学校においても、また江南小学校においても地域の方々との友好な利活用方法について相談をしてきた経過がありますが、結果として江南・新栄両地区共に見出すことができなかったということで、町に利活用を一任されたという状況になっております。町の方では、この状況を受けまして、まずは町内で利活用をしていただけるというそういう方式を募集いたしましたが結果として両方ともにありませんでした。その結果、今度は町外へということで町外者でこの施設を利活用出来る方をということで、事業提案型によっての希望を求めたわけでありますが、何件かの問い合わせはありました。ありましたけれども、結果として利活用に至るまで応募がなかったということでございます。こうした現状の中で新栄の小学校には2年前に解体の方針を立てたわけでありまして、今現在実施設計がちょうど終了したところでありますので、国の交付金事業だとか、また起債等を手配しながら取り壊しの作業に入っていきたいというふうに考えているところでございます。また、江南小学校については、次の段階というふうに考えておりますので今の形の中でいけば、やはり新栄と同じような取り扱いになっていくのかなとそんな思いをいたしている次第でもございます。次に2点目の公営住宅の今後の取り組みについて1点目の公住の空き室の今後の対応の関係でございます。議員からもありましたように清里町で今管理している公営住宅、全体で 15 団地360 の公営住宅を有してございます。内容的には公営住宅、それから特別賃貸住宅、特別公共地賃貸住宅、そして地域優良賃貸住宅とこういう分類・区別はありますが、全体として 360 戸を管理しているという状況であります。このうち今現在入居している戸数が 298 戸。それから将来老朽化等により壊していかなければならないということで、政策的に空き家として扱っているのが 28 戸ございます。これは基本的には取り壊しを前提とした部分としての扱いであります。残り 34 戸について、今空き家となっている状況になっております。空き家の内訳は公営住宅で27 戸、それから特公賃の住宅で7戸、これが空き家の実態ということでありまして、それ以外の特定賃貸住宅や地域医療賃貸住宅については、現在は空き家が生じていない状況になってございます。また町営住宅の入居の募集の関係につきましては、毎月、町の広報にて入居募集を行っているというような状況でございます。町の方も、以前議員の方からもご質問あったと思いますが、入居の条件緩和の関係も取り組んでございまして、50 平米以下の小さな公営住宅については従前は公営住宅の入居は世帯入居が条件でありましたが、その条件緩和をしておりまして、単身でも入居できる手法を取らせていただきました。こうしたことから新たに1名の方がその条件に合致したということで入居されていると。そういう実績をつかまえている次第でもございます。次に新規公営住宅の今後の建設を予定等の関係でございます。御案内のように長寿命化計画においては、ひまわり団地に地域優良賃貸住宅残り3戸の建設が計画上には残っております。ただ現状としたときには、今の空き状況それから民間の方が建設をされました賃貸住宅、これらの入居状況、そういうものをしっかりと判断をしていかなきゃならないだろうなというふうに思っておりまして、これらの全体的な需要・供給のバランスもとりながら進めていく。そんな考え方でおりますので当面この3戸についてはそこら辺の判断がつくまで保留をしながら進めていきたいというふうに考えておりますが、全体のバランスがどういうふうに見ていくか、ある程度事業計画を立てていかなければならないというふうに考えているところでありますので、これらの状況を最終的には判断の中で決定をさせていただきたい。今時点ではすぐ明年やらなきゃならないという事業ではないのかなというふうに思っておりますが、状況が変われば即それに対応できる準備だけはしっかりと進めておきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上申し上げ、答弁とさせていただきます。

再質問 5番 池下昇

それでは再質問させていただきます。まず緑・光岳の小学校の利活用について町長も今申してましたけれども、緑町の活性化委員会の話は前から聞いておりますが、これは昨年の暮れから立ち上げて緑町の活性化ということで地域の方々と協力隊が一緒になって活性化委員会を立ち上げて進めてきました。およそ今年の6月までに 13 回の会議を行っておりまして、その中で今年の夏にこの委員会が解散したわけでありますけど、当然この活性化に伴って、小学校の活用ということは、切っても離せない問題かなというふうに思っております。また、この小学校は災害時の避難所としても示されております。これを踏まえた上で、町長はこの委員会がなくなりましたけれども、前に進むためにはこういった組織がないと進まないのかなというふうに思いますけども、やはり今までは地域の方々が委員会の主流となってやってきました。町からも当然所管の課長が行っていましたけれども、いわゆるオブザーバー的なことで行っていたと思うんですが、こういった状況になったときに、やはり行政側が主導となってやる意思はあるのかどうなのか。もし意思を持っているのであればスピード感がないと何年も経ってからでは遅いと思うので、いつ頃をめどにそういった計画を立てて実行していこうと思っているのか、その辺をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

緑地域の活性化とあわせた関係であります。今お話にもあります緑地域においては活性化にということで計画をもって進めてきたところではありますが、諸般の事情から今はそれが中止の状況になっている。その通りでございます。当時は地域おこし協力隊1名を配置しながら、そこを基として地域の方々、そして行政も入った中で緑地域の全体の活性化の1つの方策として学校の利用も含めて検討をさせていただいていたところでございます。残念なことに諸般の事情ということで、今休止状態であります。ただこれも完全に中止しているから緑地区の様々な活性化に全く手をかけないのかということではないというふうに我々は進めているところでありまして、当然学校が閉校したことによる地域の活動の場としての、また心のよりどころとしての拠点が失われたわけでありますから、それに代わる手法を考えながら、地域の人達がやはり安全に安心していつまでも暮らしていける、そういう体制と新たに活力のある地域づくりという面において、移住定住対策含めながら対応も地域として起こしていかなきゃならないだろうというふうに理解をしているところであります。具体的にいつから、その部分での活性化プロジェクト委員会、仮称でありますけど、そういうものを立ち上げていくかということになりますと、明確な答弁はできないわけでありますが、ただ、いつまでも放置はしておけないという認識はもっております。近いうちにはその方向性を含めて地域と行政と一緒になりながら、課題を進めていければなというふうに思っておりますし、特にその段階で検討をいただいたのは地域の生活に直接つながる課題と、それと学校などの将来にわたっての利活用に向けて、活性化に向けた課題との2つの課題についての検討をいただいておりますしそのプロジェクト委員会の中でもそのうち、やはり地域に直接生活に関わる部分を優先して事業を、また施策をすべきだという意見を最終的にはいただいておりますので、まずはそこからスタートをかけながら、最終的には今お話を申し上げました、地域の活性化に繋がっていく、その1つの筋道としての学校の利活用という部分で学校の利活用ありきではありません。あくまでもその中にそれを生かしていけるのかどうかという課題の中の捉え方をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 5番 池下昇

町長言われるように、当然緑町の町自体の活性化がなければ、小学校の活用だってあり得ないというふうに思いますけれども、やはりその活性化委員会というのは小学校だけをどうのこうのとか、それから温泉地域の問題もありますが、何か1つだけということではなく多方面に関して地域の活性化委員会というのがあったと思うんですよ。今後の課題となっていくのが活性化イコール高齢化がどんどん進みますから、緑町の場合は特に 40 数パーセントですか。札弦第2に匹敵するぐらいの高齢化率がありますので、買い物難民とかいろんな面で商店が1件しかないので、そういった商店のことも今後考えて行かなければならない。それで当然のように高齢化が進み高齢化率が上がりますと車に乗れる方も少なくなっていく。そういった地域交通の問題。これはすごくいろんな問題が絡んでくるんですよ。これは札弦地域だけの問題ではありませんけれども。緑地域だけの問題ではありませんけれども、緑にしても札弦にしても我が清里町にしてもそうです。どんどん商店がなくなっていっているのが現実でありますので、それを踏まえて町長、今この段階では具体的には申し上げられないという話をされました。最近緑町の温泉区域のエリアに町の補助金を利用した中で新規出店者というのがやたら何件もできていて、すごく活性化はなっています。訪れる人も多くなっている。それとJR緑駅で降りた方の緑の湯の温泉で管理しているモビリティーを使って、神の子池に行く人も今年から始まって結構人も増えておりますが、こういったことを踏まえた上で人が来ることが最近、緑町はこういった環境の中で多くなっているわけですが、こういった活用の仕方を上手く利用しないと活性化にもならないですし、小学校の活用も見えてこない。そういうふうに私は考えているんですが、町長今の考えとしてはどういうふうな考えをお持ちなのか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

緑地区の活性化の関係でありますが、極めて難しい課題であるというふうに思っております。基本的に緑地区におきましても、人口は年々減ってきておりますし、かつ少子化、そして高齢化は加速度的に進んでいるという中での活性化策をどうするかという課題でありますから、この施策を打てばこうなるという単純には、そういかないだろうと。トータル的にその地域として発展の方向性をどういうふうに捉えていくかということになっていくんではないかなと思っております。先ほどの答弁の中でもありましたようにその緑の地域に住んでいる人方が、まず安全安心に住みなれた地域でいつまでも暮らしていただけると。そのための手法としての生活の環境をどう整えるか、そこがまずスタート地点になるだろうということでプロジェクト委員会の中でも、そこからのスタートですということが言われたわけでありまして、ご指摘の通り、緑においてはすでにもう日用品の買えるお店というのは本当に身近なものだけで1店舗になっております。今その店舗の方が一生懸命やっていただいておりますから、まだ何とか日用の品物は購入できるのかなというふうに思っておりますが、これもいつまで今の形で続けていけるのか。結果的には商売として成り立っていけるのかいけないのかという部分が当然出てくるかと思います。商店ですから商売が成り立たなければ当然撤退をされるということも視野に入れて考えていかなければならない。仮にそうなった時にはどうしていくかという、そういう部分まで踏み込んだ議論をしていかなければならないだろうというふうに思っているところでありますし、全体として今やっていただいている方、もう既にその地区で1店舗になっておりますから公共財としての扱いとした考え方も入れていかなければならない。その時期に来ていると私はそういうふうに判断をいたしている次第でもございます。また交通の関係、清里の場合は本町があって札弦、そして緑へと7キロ・8キロと繋がった3つの集落で構成をされております。一番奥にあるのは緑の市街地でありまして、やはり高齢化が進んで交通の便もよろしくなくなってきているというようなことでありまして、これも前段の以前のいろんな議論の中で、お話をさせていただいているところでありますが、やはり地域に住んでいる方が日常的なそういう買い物のできる場所。また病院に通ってくるそういう地域交通のあり方として、清里町として何ができるんだという部分について、今議論を進めているところでありまして新年度の中でそれを具体化していきたいというふうに考えているところでありますので御理解をいただければというふうに思っているところであります。また御指摘をいただきました、緑町の温泉団地には本当にいろんな方々が移住定住をしていただいております。つい最近も新たな店舗の出店の御相談もいただきました。本当に特異的な場所だなと思うぐらい、いろんな方々があの地域に入ってきて新しいことを手がけてくれているなということで大切にしていかなければならないというふうに思っているところでありますし、また昨年はJR緑駅から着地交通ということの中でアイロード、小型モビリティーの実証実験もさせていただきまして、今年もできればそういう方向性を進めていきたいということで、今ウィラー社を中心にお話をさせて頂いているわけでありますけれど、それらも1つの地域へ人に来てもらうという1つの方策になっていくのかなというふうに思っておりますし、その小型モビリティーの着地型交通がうまく機能できるようになれば緑だけに限らず、やはり緑・札弦・清里へ。そういうつながる1つの線が出てくるのかなという思いもいたしているところでありますし、町の新たなグリーンツーリズムやホワイトツーリズムもそういう部分への取り組みとしての1つの手法とも言えるべき物かなというふうにも考えておりますので、そこら辺も含めて全体の体系を整えていければなというふうに思っているところでもございます。ただこれを1つ、この施策を打ったから効果があるという、そう単純なものではないということの中で皆さんの知恵を借りながら、今後とも前向きに積極的に進めていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上であります。

再質問 5番 池下昇

今、町長が言うように新年度の課題であるというふうに当然そうかなというふうに私も思いますが、先日第5次総合計画が来年で終わりますが、再来年からの第6次総合計画の策定委員さんと協力委員さんということで、先日集まった中での会議の中で、やはりまちづくりをつくるためには、色んな方に聞くってことは大切であるという話をされておりますが、緑は今、町長が言うように特質的ないうお話されましたけれども、緑というところは本当に移住者が多いんですよ。なぜ移住してくるか。やはりその地が好きだから移住してくるんですよね。そうであれば緑町の活性化に繋がるのであれば、移住して来た方々に色んな話を聞く。何を求めているのか。どうして欲しいのか。何があればいいのかとか、いろんな話があると思うんですが、そういった話も聞きながらその地域の活性化に役立てていく。それが最終的に小学校の活用に繋がれば良いと私は思うんですが、町も当然ながらそういった聞き込みをこれからやっていくだろうというふうに私は期待しておりますが、やはり色んな人の意見を聞いて、それは全部が全部良い意見ではないと思います。町を悪く言う人もいるだろうと思います。でもそれを踏まえてやっていかないと行政としての役割というのが果たせないと思います。そういうことを十分考えた上で緑の活性化、そして小学校の利活用というものを考えていただきたいというふうに思います。続いて、光岳小学校についてお伺いします。まだ閉校になって1年も経っておりませんが、この学校は平成 25 年だったと思うんですが、体育館の改修それとたしか2つの教室の改修と、耐震補強もしております。確か町の手出し予算が2億円ちょっとだったというふうに、私、記憶していますが。あの地域の小学校は道の駅パパスランドさっつるが目の前にあります。桜も春になるとすごく綺麗なところで十分利用価値が私はあると思うんですが、今の段階で、町長はどのように考えているのかお伺いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

まず2つの御質問かなと思いますが、まず前段の緑地域の皆さん方との意見をどういうふうに聴取しながら、それを活性化・施策に繋いでいくかという課題であります。御案内のように緑地区、本当に移住されてきている方、新しい仕事を始められる方、本当に多い特異的な地域と私も捉えております。ですから、そういう皆さん方との話合いはもちろんであります。そして地域に住んでいる方々との話し合いを通じた中でそうした活性化に繋がる方策を見出していきたいというふうに思っておりまして、結果としてそれが小学校の利活用とか諸々の公共施設の連携だとか、そういうふうに繋がっていくんだろうというふうに考えているところでありますから、まずはそういう体制を時間のそんなに経たないうちに、また緑の方々とともに立ち上げていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。それから光岳小学校の関係であります。先ほども申し上げましたように光岳小学校校舎自体も比較的新しい、それから体育館と音楽室、これについては 25 年に改めて建設をさせてもらったと。まだ年数が若いわけでありまして、これらについての利活用をしっかり考えていかなければならない。たまたま地帯的に目の前にパパスランドもあります。それから、もともと光岳は春の桜が本当に見事に咲く学校で校庭を有しておりますから、建物だけでなく校庭を含めた利活用ということで広域的に考えていかなければという思いをいたしております。余談にはなりますけれども、札弦のトレーニングセンターも平成5年に建設して以来 25 年を経過いたしました。かなり老朽化が進んで雨漏りがし始めてきているというようなことも聞いておりますし、少しずつ今のまま使っていくということになれば大規模改修の時期に入ってくるかなというふうに思っていますので、もしも使えるということであれば、1つの方法として御理解をいただきたいと思いますが、せっかく新しい体育館があるわけですから、そちらを使ってもらうことも1つの方法かなというふうにも思っております。そういう諸々の地域での課題を捉えながら地域で使っていける手法を地域の方々とともに相談をしていきたい。その上で最終的にどのような形にしていくかということについても、議会の皆さんにも協議をしながら進めていかなければならないというふうに考えているところでありますが、いずれにしろ先ほども申し上げましたように9月の段階で4自治会の会長さんの方にはこれらの課題についてお話をさせていただいている経過がありますので、これから自治会の中で年末年始をかけていろんなアイデアが出されてくるというふうにも考えておりますので、それらを受けながら町としての考え方も一定程度持ちながら進めていければなと思っている次第でもございますのでご理解をいただければというふうに思います。

再質問 5番 池下昇

本当にまだ閉校になって間もないわけですから、4自治会の自治会長さん達と色々と話をしながら進めるということだと思いますが、あの場所というのは夏になると本当に異常なぐらい道の駅に車が停まっておりまして、キャンピングカーで来られて何泊もしている方がいっぱいいるんですよね。風呂に入る方が車を停めるところがないぐらいに本当に停まっている現状であります。それに道の駅の横にはパーク場もありますので、それを利用されている方もいっぱいいます。今回、光岳小学校が閉校になりまして、まだ本当に白紙状態かなというふうに思うんですが、パークゴルフ場もそこを借りてもう相当年月経っているわけなんですが、年間借り賃だけで 50 万円のお金がかかっています。あそこは売ってくれと言っても売ってくれなかった経緯があるんですが、光岳小学校の閉校とともに校舎の前の桜がいろいろと立っている地域でありますけれども、ああいったところを活用してパークゴルフ場を移転するとか、それから今ではほとんど最近では訪れる方もないのかなというふうに思います羽衣町にあります郷土資料館。こういったものを例えば転居して利用するとかいろんな方法があると思うんですよ。郷土資料館、ほとんど常時人がいるわけではないので、あそこは予約していかないと入れない状況なんですが、この数字はどのぐらいか今はわかりませんけれども、ほとんど行っていない状況かなというふうには思うんですよね。私も議会の所管の調査で1度と訪れましたけれども、本当に清里町の戦前からの色んなものがあそこの中にはたくさんあります。これをこのままにしておくのも勿体ないなと。本当は私はきよ~るのあの辺にあるのが一番理想的なんですけど、きよ~るのところにはできませんでしたので、こういった廃校になりました学校の利活用に関して、使えるものはそういったところに利用して人をとにかく集めるということがやっぱり目的になるのかなというふうに思いますので、私も今1つ、2つ案を言いましたけど、町長としてはどういうふうに考えているか。その辺お聞かせ願えればなというふうに思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

光岳小学校の校舎、建物そして敷地を含めての利活用の件でございますが、今現在先ほど申し上げましたように、札弦4自治会の方に会長さんを通じて利活用の検討を含めて、いろいろご協議をいただいているところでありますので、まずは待ちたいというのが私の考えでありますが、まだそういう課題の中やはり町としてもう1つの方式はもって置かなければならないという思いをいたしております。今、議員の方からありました、緑地を活用したパークゴルフ場の移設の話だとか、また郷土資料館、清里にある部分の移転の話だとか。これも大きな1つのアイデアとして十分に成り立っていけるのかなというふうに思っておりますが、いずれにしろ、そういうもろもろの課題、まだ沢山アイデアとしては出てくるのではないだろうかなというふうに思っております。最終的に地域の方々とより有効な利活用方策と、そしてやはり町の課題もその中に組み込みながら方式を最終決定をさせていただきたいなというふうに思っております。ただこれについてもやはり整備云々というのは時間がかかることでありますけども、方式、考え方は早い内に取りまとめておきたいというふうに思っておりますので、これもできる限り早い段階で地域の方々との話し合いを積極的に進めるように今指示をしているところでもありますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 5番 池下昇

それでは次に新栄・江南の小学校の今後の取り扱いについてお伺いしたいと思います。昨年12月に旧新栄小学校の解体設計委託料ということで 420 万予算がついております。今年の6月にこの学校の解体設計に伴いアスベストが含まれているか調査を行うということで、304 万円の予算が組まれておりました。当初この新栄小学校の解体総費用は正確な数字ではありませんが、6千万くらいという話を聞いておりました。アスベストがあるとそれ以上の解体費用がかかると思われますが、来年本当に解体するという考えなのか。その辺まずお伺いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

新栄小学校の関係でございますが、もう既に設計が終わってございます。当初の段階では設計入れた後にアスベストの調査が必要だということで追加補正をさせていただいたところでありまして、これの設計も終わったということでありまして、今設計の内容を精査しているのが実情でございます。設計の状況によりますとアスベストが1部含まれていることが判明したということでありますから、その部分を含めた設計額ということになっております。してもらった内容については校舎、体育館、物置、プール、D形ハウス。それから住宅4棟ありますので4棟。それと上斜里の総合研修施設も入っておりますし、その裏に立っている水道配管用のワイヤーを含めて、すべてあの敷地に立っている物件について除去するという計画で進められているというのが実情でございます。以上であります。

再質問 5番 池下昇

近年解体ということに関しては個人の家でもそうですが、昔みたいに一緒くたに投げられないので、すべて仕分けをしてということになると思うので、相当な費用かなというふうに思います。しかしですね、もう 10 年近くなりますのでこの辺で櫛引町長もきちっとけじめをつけた方がいいだろうなというふうに私は思うんですが、新栄小学校に関してはこういうふうに進んでいますが、江南小学校に関しては今後どうするのか。またそれと両方壊した時の解体後の土地の利用。これはどのように考えているのか。その辺をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

まず新栄小学校でありますが、実はかなりの額になります。ですから相当財政的に厳しくなりますので、これを起債だとか、または交付金でそういう有利なものがあるのかないのか、十分に精査をしていかなければというふうに考えておりますが、いずれにしろ、いつまでも放置はできないというふうに思っております。万が一何かの事件事故でも起きたら大変なことになりますので、やはりそこら辺の手当を含めながらできれば明年というふうには考えておりますが、今財源調整をやっている最中ということでご理解をいただきたいというふうに思います。それから江南の関係でありますけれども、江南においても先ほど答弁させて貰いましたように、今の段階で利活用の方策は見つかっていないというのが実情であります。またこの後段につきましても新栄と同様に平成 23 年に閉校になった、その経過は同じでありますので、利活用がないとなればやはりどこかで解体撤去ということになってくると思います。可能であれば引き続き、計画の中で進めていかざるを得ない。そういう状況になってきているのかなと思っているところでもございます。また跡地の関係ですが、とりあえず今の段階で壊したあと、跡地をこれに使おうという計画は持ち合わせておりません。当面の間は更地として適切に管理をしていきたいというふうに思っておりますが、建物がなくなると土地としての広さはそれなりにあるわけで、いろんな面で利活用の方策が出てくる可能性がかえって建物よりも多いかなというふうには思っておりますが、今時点で町自体がそこを使って云々という考え方は持っておりませんので、もしも将来的に町内の皆さん、また町外の皆さん方からもそういう利活用に対するアイデアが出た段階では十分に検討さしていただきたいなというふうに思っておりまして、これはどの学校においても、仮に撤去するとなれば、撤去後の対応としてそういうふうに考えていければというふうに思うところであります。以上であります。

再質問 5番 池下昇

あまり時間もなくなりましたので、次2項目目の公住、空き室の今後の対策について再質問させていただきます。先ほど私、新町のさくらんぼ団地の話をしましたけれども、このように同じ公住の空き室がずっとあるということは何らかの、やはり問題があるのかなというふうに思います。町民の方にいろいろと話を聞きました。やはり古いところよりも新しい方がいいということで、やはり最近はひまわり団地に申し込まれる方が多数いるという話を聞いております。それとやはりさくらんぼ団地に関しては部屋自体が寒いという話を聞いております。町も長寿命化計画にのっとって、毎年修繕等進めておりますが、さくらんぼ団地を含めた、町内の公住が空き室だらけにならないようにしていなければなりませんけども、町長、先ほど答弁されましたけども、もう一度答弁お願いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

公営住宅の関係でありますが、基本的には空き家をつくらないということで、我々としても色々な対応をしながら進めておりますがどうしてもさまざまな条件の中で空き室が出ているというような状況でありまして、100%うまるということは、これは普通ありえませんので、常に人は移動しておりますからそういう面でなるべく空き家率を大きくならないように努めていかなければというふうに思っております。その中でさくらんぼ団地については建設年度は比較的新しいんですけれども、やはり寒い、結露するだとか、いろんな課題が見えております。これらについても住環境を整えていかなければ当然入居していただけないという部分もありますので、年次計画に基づいて長寿命化計画の中でもありますように、結露対策だとかまた屋根裏に断熱材を入れて、断熱対策だとか実施をしてきておりますので、かなりこの部分は解決がされてきているんだろうなというふうに判断をしているところでございます。また先ほども申し上げましたように、入居基準についても緩和できるものについては法律の範囲内で緩和をしていきたいというふうに考えておりますが、ただ一方では法的に公営住宅というのはもともと福祉対策で建てられた住宅でありますから、所得制限だとかいろんな制限がかかっておりますので、これらについて、あくまでも法律の範囲内でやれる部分についてさらに検討を加えていきたいというふうに思っております。今、町で実施しているのは公営住宅は元々2人でなければならないのを単身者でもいいですということで、ただしすべて単身者で2LDKのところに単身者が入って、あと本当に入りたい人が来た時に入れないという、そういうことになっても困りますので一定の面積基準以下の公営住宅についてはそういう対応をとらせていただいているというような事もあります。またそれ以外でいろいろ検討していかなければならない部分がありますので、今原課の方に要件緩和をやれるとなれば、どういうことがあるかという拾い出しを指示したところでもありますので、それについても、もし間に合えば新年度に向けた対応の中で検討させていただきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 5番 池下昇

確かに公住というのは町民のためにつくってあるわけでありまして、公住が空いてくるとなると町としても今後の公住の対策について考えていかなければならないのは当たり前なのですが、ここで隣町の事例を出させていただきますが、実はうちの町には民間の住宅というのはあまりありませんけれども、斜里町には結構民間のマンションがありまして、話を聞いたところによると、これが結構高いんですよね、家賃が。私前にも会議の中で話したことがあると思うんですが、我が町清里町の子育て支援に関しては、本当に手厚いものがあると私は思っております。北海道の中でも本当に上から数えた方が早いぐらいの子育て、それから医療、それから妊産婦とかいろんな面で優秀だなというふうに私は思っております。で、この3町の住宅の環境を見たときに、やはり公住が空いているのであれば、こういった子育て環境が整っているということをもっとアピールして、このPRが本当にうちの町は下手なのかなというふうに思うんですが、もっとアピールして、よその町からも清里に引っ越してきてもらえるような政策。こういったものを取り進めてはどうかなというふうに思うんですが、町長はどのように御考えですか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

子育て対策に対する評価をいただき、恐縮をしているところであります。なるほど清里はPR宣伝が余り得意でないなとそういうふうに御指摘をいただいたところでありますが、一生懸命、担当の方ではやっているつもりでありますけれども、まだまだ要領を得ていない。そういう部分も多々あるのではないかというふうに思います。私も基本的には清里の町で雇用の場を探すというのはなかなか大変ですので、雇用は他所でしていただいてもいいけれども住むのは清里でという思いで、今までもさまざまな政策を展開をしてまいりました。特に子ども子育て支援、または移住定住の支援策についてもそれと同時に対応させていただいたところでもありまして、多くの方々がそれに早く目を向けていただければありがたいなというのが実情でありますので、どういう手法が、これからそのPRに最も有効なのか、いろいろ検討させていただきながら町のホームページ、また広報お知らせ、はっきりわかりやすい町民にとってもわかりやすい手法を講じながら少しでもPRまた宣伝につなげていければと考えているところであります。何とか他所から少しでも多くの方々が来ていただくというスタイルが望ましいのかなというふうに思っているところでもあります。

再質問 5番 池下昇

時間ももう残りなくなってきましたので最後に新規の公住の今後の予定についてということで、第1回の質問のときに町長は民間の空き状況を見ながら行うということで、今現在は保留なんだという話をされておりました。確かに緑清荘の前にあと3戸分建つ空き地はあります。先ほども食事に行った帰りちょっと見たら、確かに3戸分あるなというふうな思いで見てきたわけなんですが、実はこれ常任委員会の中でもお話ししましたが、今年の3月にひまわり団地の1棟一戸建ての1番新しい住宅に今年3月に入ったわけなんですが、実は本当に寒いんだという話を聞きまして、あそこの住宅は正直言いますと 2,900 万円くらいかかっているはずなんですよ。寒い寒いと私のところへ来てよく言っていましたので、どういうことかなと思って私も家に行ったらストーブが小さいんですよね。そのストーブを取りかえたらという話になったときに、その業者を呼んでですね、このままだと取りかえられないですよと言われたと。それ担当課に行って相談した結果、新しいストーブに取りかえてもらうことになったんですが、その後さらに流しの下のシンクの下ですね。水漏れが発生しましてこれが全くわからないぐらいの水漏れで、シンクの下部分がカビで真っ黒くなってシンク台と床部分、キッチンから居間にかけて居間のフローリングの3分の2を貼りかえることになったんですよ。今日 12 月 12 日ですか。今現在多分工事やっている最中だと思うんですが、やはり町長、新築の住宅で清里にある公住の中で一番高い家賃のところでこのようなことがあっては絶対だめなんですよ。やっぱり町民の方が入居する時は事前にすべて担当課が責任を持って調査をして、そして入っていただく。それでもし今後同じものを作るとしたら、このようなことのないようにしていただきたいというふうに私は思います。それを踏まえて町長どのように考えているのか。お伺いして、私の一般質問の最後とさせていただきます。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

新しい公営住宅の建設の関係につながってくるかというふうに思いますけれども、基本的にそういうことのないように担当の中では十分注意をしながら進めてきていたというふうには理解しておりますが、結果としてそういうような状況になったという事でありまして、誠に申しわけないというふうに思うところでございます。またこれらの対応については、今報告の中では、今日修繕が終わったということでありますが、入居者に対しましては本当に御迷惑をお掛けいたしましたことを改めてお詫び申し上げたいというふうに思います。今後施行や設計の中でしっかりとした管理を行ってまいりますので二度とそういうことのないように職員の方にもしっかりと適正な管理をするように申し伝えをしながら進めていきたいというふうに思っているところでありますので、御理解をいただければというふうに思います。誠に申し訳ありませんでした。

再質問 5番 池下昇

終わります。

出典:清里町議会 令和元年第6回定例会 2019年12月12日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる