みんなの議会

清里町議会 令和元年第3回定例会 2019年6月20日

(1)三期目の町政にあたり、重点施策取り組みの基本的考え方と方向性について/(2)人口減少及び地域経済縮小傾向が進行する現況下、地域経済振興並びに雇用創出対策に取り組むための町財政運営の基本的方向性について/(3)公共施設の運営管理及び各種公共サービス事業等における指定管理委託事業等の見直し評価と今後の在り方について/(4)高齢者等の交通弱者対策及び新たな地域包括ケアシステムの構築と生活支援について

2019年6月20日、清里町議会の一般質問で、古谷一夫議員が「三期目の町政にあたり、重点施策取り組みの基本的考え方と方向性について」「人口減少及び地域経済縮小傾向が進行する現況下、地域経済振興並びに雇用創出対策に取り組むための町財政運営の基本的方向性について」「公共施設の運営管理及び各種公共サービス事業等における指定管理委託事業等の見直し評価と今後の在り方について」「高齢者等の交通弱者対策及び新たな地域包括ケアシステムの構築と生活支援について」について質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
古谷一夫 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 古谷一夫

それでは質問に先立ち、2期8年の実績をモット―に地域活性化、地域振興に向け果敢に3期目の町政の舵とりに取り組まれる櫛引町長に敬意を表するとともに、その成果がしっかりと住民福祉につながることを期待するものです。それでは先に通告しております4項目について、ご質問を申し上げます。まず1点目として、3期目の町政を担うにあたっての、重点施策の取り組みに対する基本的な考え方と、その方向性についてお伺いいたします。今般、先に述べられました、町政執行方針で、町長はこの3期目となる4年間を、ある意味で過去2期8年間の実績を基に、まちづくりの集大成としていくとの強い意欲を示されております。そうした強い意欲のもと、住民参加と協働・共創のまちづくりをはじめ、5つの目標を掲げ、子どもからお年寄りまで、活力に溢れ、元気で健やかに暮らせるまちづくりを進めていくための具体的な政策を実行していくとされているところでございますが、一方では、清里町を取り巻く環境としては、町政執行方針でも述べられた通り、人口の減少、少子高齢化、TPP11をはじめとした国際的な農業を取り巻く環境の変化や、自然災害の発生、加えて地域交通の確保や地域医療と救急医療体制の安定的な確保維持、さらには商店街をはじめとした商工業の低迷などの課題が依然として大きく残されていると認識するところであり、町長におかれましても、ある意味では共通認識にたたれているものと推察するところでございます。こうした地域課題や行政課題を前提としたなか、3期目当選後の新聞紙上等のインタビューにおいては重点施策のなかでも、特に子育て支援への取り組みを重点化していきたい、そういう意欲を述べておられるところでございますが、第3期の町政を担っていくにあたって、特に重点的に取り組まなければない課題と施策をどのように捉えておられるのか、改めて所見をお伺いしたいと存じます。2点目は、人口減少や地域経済が縮小する傾向にあるなか、なかなかそれに歯止めが止まらない現況化のもと、特に地域経済振興や雇用喪失に対する取組み。さらにはそれを支援、推進するための町の財政運営の基本的なあり方と方向性について、お伺いをいたしたいと存じます。現在の町内の経済状況をみる時、基幹産業である農業においては、農業者や関係機関のご努力、さらには TPP11やEPA協定対策に対応した厚みのある国の農業支援施策や日本型所得補償制度の導入などにより、畑作地域を含めた全体的には、ここ10年ほどで北海道の農業者の所得は3割から4割上昇したといわれており、清里町においても今後さまざまな課題が想定されるものの、ある意味安定的な方向にあると認識するものです。一方、商店街や商工業の現況については、先にも述べたとおり、極めて厳しい環境が続き廃業や営業休止等により、空き店舗が目立つなど、極めて深刻な状況にあると感じております。また、新たな経済の起爆剤として、道内の多くの市町村で地域経済や雇用効果を生んでいる観光分野においても、現時点においては清里町では地域経済に対する波及効果や、新たな雇用創出の面では、まだまだこれからの課題として残されている。それが実態ではないかと捉えております。ここ2期8年間の間においても、具体的に例えば商工・観光の分野においては、新店舗出店支援事業や地域振興券、プレミアム商品券、情報交流施設整備など、加えてまち・ひと・しごと創生総合戦略事業での取り組みによっても、その出口がまだまだ見えてこない。そのように感じております。そうしたことの要因の1つとして、町としての支援や推進の手法や、財政のあり方についても、ここで一考することが必要ではないかというふうに私自身は感じております。交付金や補助金を主体とした政策のあり方の検証、事業の適時性や集中・集約的、機動的な財政支援、短期的または緊急的な対策と、中長期的な視点や展望にたった官民連携による新たな事業の掘り起こしや支援のための基盤を構築、さらには地道な仕事ではございますが、何より人や物、人を動かす仕組みづくりと、人づくりや人材の確保に対する積極的な財政出動が、極めて現在重要と考えるものでございますが、町長の所見を改めてお伺いしたいと存じます。3点目は公共施設の運営管理及び各種公共サービス事情等における、指定管理委託事業等の見直し評価と今後のあり方についてお伺いをいたします。現在、多くの公共施設が町の直営ではなく、外部発注、いわゆるアウトソーシングによって行われているとともに、福祉事業を中心とした公共サービス部門においても、社会福祉協議会への委託がたくさん行われているものと認識いたしております。事業の効率化と合理化や経費的な節減、専門性や特殊的な技能等を要するもの、その活用による住民サービスの向上、民間雇用の創出等に結び付けるとともに、一方では職員の定数管理という観点もあろうかと考えますが、総体として事業の効果と有効性がしっかり確保、発揮されているのかまずお伺いいたします。また近年、役所がワーキングプアをつくり出しているという批判や、地方における人材確保の難しさ、加えて施設によっては職員と委託事業者の二重構造的な現況などもあり、本来的な効果や有効性の担保がなされにくい状況が生じているとも思われますが、それらの懸念は生じていないのかあわせてお伺いするところでございます。また、指定管理者制度については2003年の地方自治法の改正により制度導入され、小泉政権下、特に民活という観点の中で清里町もいち早くさまざまな分野で導入を行ってきたところですが、一定期間が経過するなか、個別的にはもちろんでございますが、総体的な見直しが必要とする時期にいたっているのではないか、特に指定管理事業と委託事業の区分と住み分けはどこにあるのか、また事業効果や雇用の面から指定管理から委託に。または直営に代えるべき事業が本当にないのか、評価とその見直しの必要性について町長の見解をお伺いするものでございます。加えて、指定管理事業所の組織運営のあり方についても、事業の拡大や専門性、さらには運営責任能力等の観点から、内部的なインナーだけの組織ではなく、広く外部的知見や、専門性を備えた組織や役員体制を構築していかなければならないものが生じているのではないか、そういった考えにたっておりますが、あわせて町長の見解をお伺いしたいと存じます。最後に4点目として、高齢者等の交通弱者対策及び新たな地域包括ケアシステムの構築と生活支援についてお伺いを申し上げます。今回、私自身、多くの町民の皆さんとお会いし毎日の生活や、まちづくりについてご意見をお聞かせいただくなか、特に高齢者の皆さんからは、一様に病院や買い物に行く交通手段がなく、本当に困っているという訴えを非常に多く聞いてきました。町長もご存じの通り、高齢者の方々が安心して暮らせる生活を支え、尊厳ある人生を送るには、少なくとも医療、介護、予防、生活支援、住まいの5つの機能が必要不可欠であり、この5つの機能を連続的で切れ目なく機能統合していくかが、地域包括ケアシステムのコア部分、中核部分であり、人口過疎地域における交通弱者に対する支援は、生活支援のまさに骨格をなすものだと考えております。対策の必要性と緊急性の認識についてまず町長の見解と、対策への取り組みについての町長の所見をお伺いいたします。なお、町全体の地域交通システムの構築に向けては当然今後計画づくりが行われると町政執行方針で述べられておりますが、既に実態的にお困りの高齢者を中心とした交通弱者の皆さんに対する緊急的な対応を優先され、将来的に全体的な地域交通システムとして統合していくという極めて現実的なアプローチを強く望むものではあります。以上4点について町長の大変失礼ではございますが、完結なご答弁をお願い申し上げ、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいま古谷議員よりいただきました、4項にわたるご質問にお答えを申し上げたいというふうに思います。まず1点目の3期目の町政担当に当たっての、重点政策への取り組み、基本的な考え方と方向性についてであります。私はこの2期8年間町民の皆さんが本当にこの町に住んでいて良かったと実感のできる、そんなまちづくりを推進するために公約として掲げておりました、5つの目標とする各分野別の将来につながる施策や事業を重点に全力で推進してきたところでございます。しかし今日的な地域課題、行政課題は国の政策や社会構造の変化によるものが多く、一朝一夕に解決できるものではございませんが、今まで実施をしてまいりました、これらの施策や事業は着実に成果が発現されてきておりますので今後においても必要とされる施策や事業を継続的に推進していきたいというふうに考えております。またあわせて、人口の減少、少子高齢化。そして毎年のように発生する自然災害への対応。TPP11やEPA協定の発効による地域経済への影響。JR北海道の単独では維持困難な線区としての釧網線の課題。消費の流出による商業環境の衰退など、町の将来を左右するような課題や問題が引き続き山積をいたしております。こうした課題、問題、少しでも解決することを念頭に今後とも全力で取り組んでまいる所存でございます。特に、地域医療、救急医療体制の安定化は町民の皆さんの健康と命にかかわる最も重要な課題でもありますので、必要に応じ対応策を切れ間無く講じていきたいと考えているところでもございます。またこの3期目におきましては町政執行方針の中でも申し上げましたように、住民参加と協働・協創の町づくり。活力のある産業の振興、快適環境のまちづくり、健やかに暮らせる町づくり。そして豊かな心をはぐくむ街づくりの大きな5つの目標を基本に子ども子育て施策をはじめ、防災減災対策、産業経済の振興。移住定住対策、地域医療福祉介護の確保を重点施策として、町民の皆さんの一人一人の夢や希望を大切にする。そして安全で安心して暮らすことのできる持続可能なまちづくり。これに向けて議員各位そして町民皆さんの御理解と御協力のもとに全力で推進してまいる覚悟でございます。次に2点目の人口減少及び地域経済の縮小傾向が進行する現況下、地域経済振興及び雇用創出対策に取り組むための町財政運営の基本的方向性についてでございます。御案内のように本町は明治30年に開拓の鍬がおろされ、以来農業を基幹産業に有数の大規模畑作地帯として発展を遂げてまいりました。一方、商工業におきましても、人口の増加による市街地の形成とともに、町の顔としてかつ町民の生活を支える最も身近な買い物の場所として発展を遂げてきましたが、近年は人口の減少、少子高齢化、ネット販売や大型スーパーの近隣市や町への進出。消費の町外流出などにより、極めて厳しい状況に置かれていると認識をいたしております。こうした商工業の現状を改善し次代に継承していくために、事業者、町、関係団体など、商工業に関わる人たちが連携しながら本町の商工業の執行に向けて、ともに取り組み進めていくためのビジョンや方向性を位置づけるために、本年2月に令和元年度から令和5年までの5カ年を計画期間とする、清里町商工振興計画を策定したところでございます。計画の中では地域を支え、住民を支え続ける清里町の商工業を目指す姿に商店街の活性化、産業の連携、商工業の支援。この3つの視点のもと、具体的な事業の取り決めを進めることといたしているところでございます。特にこの5年間の計画期間中に優先的に取り組む事項として1つ目の商店街の活性化では、ポイントカード事業の導入。また核となっております、商店街のコミットの利活用。そして町中の賑わいある商店街づくりのための空き店舗の活用支援についても取り組んでいくことといたしております。2つ目の産業の連携では、観光分野、農林業分野との商工業の振興対策の繋がりとしての異業種の連携による新商品の開発や景勝地から商店街に人が流れる仕組みづくり等にも繋げてまいりたいというふうに考えている次第であります。また3つ目の商工業の業者への支援の関係でありますが、従前ともに実証してきております、中小企業融資制度または店舗の改修、さらには空き店舗改修事業の充実。こうした事業の引き続きの取り組みを進めてまいる。そういう予定でおります。さらには既存店舗の事業継承に係る支援政策などについても、後継者や担い手対策としての人材確保の観点からも十分に検討を加えていきたいというふうに思っております。なお今後の清里町の財政運営についてでありますが、これまで同様に健全財政の堅持を基本に運営をしてまいりますが人口の減少、少子高齢化さまざまな課題に対応しながら進めてまいりたいというふうに考えておりまして、清里町の商工業の持続的発展の可能なまちづくりを推進するために財政出動を含め、必要な時期に必要な対応を講ずることを念頭に議会とも十分に協議をさせていただき、そうした中で商工振興計画の実効性の確保に努めてまいりたいというふうに考えている次第でもございます。次に3点目の公共施設の管理運営及び各種公共サービス事業等における指定管理委託事業等の見直し評価と今後のあり方についてでございます。3点がございまして、まず1点目のアウトソーシングによる事業効果と有効性の考え方でございます。アウトソーシングによる事業の考え方については全体とした民間の事業者が所有するノウハウを活用する。そして住民サービスの向上やコストの削減につなげていくと、このためにこのアウトソーシングに関わる事業展開をしているというふうに理解をしているところでありますし、なおかつやはり専門的な人材の確保や地域の雇用につながる、そういう効果もあるものというふうに理解をしているところでございます。また人材の確保、さらには指定管理者との施設管理におけるさまざまな連携が必要になってくるわけでありまして、費用や業務内容における課題もときには出てまいります。また持ち込み財産との所有権の区分など、指定管理者のスタート時にはですね、想定されていなかった課題や問題も生じてくることも事実でありまして、軽微なものについては毎年の協定の中で整理をさせていただいておりますが、基本的な課題に触れるようなものについては指定管理契約の締結時にですね、議会とも十分に連携を図っているところでもありますし、当然、募集の段階においても、そういう条件をしっかりと見据えた中で対応してきてるというような状況でございまして、少しでも懸念を解消するために税制を加えながら進めてきたいそのように考えている次第であります。次に2点目の制度の導入と運用の経過における評価見直しの必要性であります。本町においては現在、8つの施設を指定管理により運営をしているところであります。制度の導入に当たりましては個々の施設の管理運営状況や法的な位置づけ、事業体系やサービスの向上、施設管理能力などを中心に十分に検討を加えた上で、条例に定める指定管理選定委員会の審査を了し、且つ、議会の議決をえて指定管理を行っている状況であります。また施設運用経過での評価見直しの関係につきましては、担当主管の課において、日常的に指定管理者と連携協議する中、施設管理と運営状況等について意見交換などの情報共有をしてまいりました。さらに毎年評価検証のために、運営事業報告等のさらに事業報告などの資料提出を求めながら、指定管理者と連絡会議によりヒアリングの実施、さらには点検評価を行い必要があれば、改善指導を行ってまいっておりますし、また各年度における年度契約の中にもそうした内容を反映をさせていただいているところでもございます。なお、当該施設の管理運営業務の実情が、民間の企業能力とノウハウにより、行政サービスの向上と経費の削減に結びつく。そしてなおかつ雇用関係においても維持ができる。そういうふうに判断される場合については、引き続き指定管理施設としての運用を図ってまいりたいと思っております。ただし自治体として想定した内容と大きくかけ離れるような場合いにおきましては指定管理方式の見直しも含め最も効果的で効率的な管理運営方策を議会とも十分に協議をした中で最終判断をしていきたいというふうに考えるところでございます。次に3点目の受託事業者の組織のあり方と外部知見や専門性の導入の関係であります。指定管理者の組織につきましては応募の段階で申請資格を有しているものであれば私人や法人を問わず、特に定めがあるものではございません。審査の段階で業務内容などから総合的に判断し、最も適切と認められるものであれば選定の対象になってくるものでございます。指定管理機関はその組織体系は維持をされなければならないものと判断をしているところでございまして、仮に内容が変わるということになればですね、これも当然、両者の協議の必要性が生じてくるというふうに考えております。また外部知見と専門性を備えた組織や役員体制のあり方でありますが、現状の指定管理施設においては、それまでの必要性は把握をしていないところでありますが、今後業務の高度化、質の向上などに伴って事業者において外部知見や専門性の構築が必要、必須要件と判断されるような場合におきましては、指定管理の審査委員会においてこれはらの条項を応募基準に加えることなどを持って、是正措置を講じてまいりたいと、そのように考えておりますのでご理解を賜りたいというふうに思います。次に4点目最後でありますが、高齢者等の交通弱者対策及び新たな地域包括ケアシステムの構築と生活支援についての御質問でございます。高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるように医療、介護、福祉が連携して必要とされるサービスを切れ目なく、提供していくサポート体制でもあります。地域包括ケアシステムにつきまして少子高齢化が進み人口減少による過疎化が進んでいる市町村にとっては交通弱者であります、高齢者等の交通手段を構築することは喫緊の課題であることは十分に認識をいたしているところでございます。人口減少により地域公共交通の利用者も減少の一途をたどり、JR、路線バス、タクシーなどの運営は利用実態や経営収支の見通しのもとに適宜縮小されてきたのが現状ではないかと思っております。しかし、これ以上の減少は地域公共交通の崩壊を招いてしまうと危惧をしているところでもございます。このような中、本町では清里町福祉サービス事業実施要領により、11項目にわたる町独自の福祉サービス事業を実施をしてきておりまして、この中に移動手段に係る事業として買い物等の生活支援や町内の医療機関での院内介護を必要とする、ホームヘルプ事業。町内外の医療機関への通院送迎のための送迎サービス事業。送迎サービス事業などで介護者がいなければ送迎サービスを利用できないという場合の送迎介護サービス事業の実証してきたところであります。また特定の疾病や障害により通院等が必要な難病者が通院訓練所等に要する交通費についても支給をさせていただいているところであります。しかし昨今の高齢者ドライバーによる、痛ましい交通事故が多発をしており、自動車運転免許を返納する方々も徐々にふえてきていることから、移動手段を持たない高齢者などに対する、交通手段の確保支援が課題となってきておりますので、現在、民間タクシーを活用した交通弱者支援対策について制度設計を進めているところでありますので、準備ができ次第、議会とも十分に協議をしてまいりますので御理解をいただきたいと思います。なおこれらを通じながら、今後の地域交通システムにつきましても今年度中に、一定の方向性を示していまいりたいと考えておりますので、その時点でまたご協議をいただくことになろうかと思いますがこれにつきましても御理解を賜ります様以上、4点申し上げまして1回目の答弁とさせていただきます。

質問 2番 古谷一夫

4点に渡る質問に対して丁寧にご答弁頂いて、まず感謝申し上げたいと思います。順番はちょっと逆にして、先に交通安全弱者対策から再質問をさせていただきたいと思いますが、喫緊の課題だという形。その辺から最終的な準備が整え次第、この年度内に具体的な対策を講じて行くというふうに理解しているか再答弁をお願いします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

基本的にはですね。今、制度設計を進めているところでありますので、準備が出来次第、議会とも相談をしていく、またそれが相整った段階では、多分予算は必要になってくるのではなかろうかと思っていますので、それらを含めて協議をしていきたい、年度内になんとか仕上げていきたいというふうに考えております。

質問 2番 古谷一夫

ご答弁ありがとうございます。基本的には交通弱者対策の関係、全体的な町の町議における、全体的な交通システムの構築と、別な観点からしっかりと、具体に申し上げますと、今般4月1日から斜里バスの緑線が廃止になった。そういった中で地域住民説明会も行われてきてる。そういった中においてはしっかりと対応していくという、担当者の説明が地域住民になされている。このように確認しております。さらに加えてあわせて今般小学校の全体的な統合に伴うなかで、スクールバスが4台、その利用、登録制度によって利用できる形ですけども、現実的に例えば具体的に申し上げますと緑地区の住民の方が、病院へ通院する、買い物に来る、スクールバスを利用したとしても、帰りのJRは11時30分台、それはほぼ無理だ、それを逃すとほぼ4時台になってしまうというような実態。さらにスクールバスの利用については、夏休み・冬休みどうするのかというように、住民説明において、しっかりと対応するという中において、現在までそういったものが先送りされている現実の中において、住民の皆さんの不安は非常に増しているというのが実態ではないか。今、町長がご答弁いただいたとおり、また自身として議会の中でしっかりと議論させいただきたいと思いますが、地域全体の交通システム構築というのは当然大事なことですから、年度内にしっかりとしたある一定のモデルをつくり上げて、議会と協議をしていただき、緊急性の伴う高齢者等の交通弱者に対する対応については、速やかにシステムを構築して実態的な対応を、この場でもう一度再度ご答弁で確認させていただきたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

清里町における地域交通体系の関係でありました。清里町にありました、路線バス、緑バスですね。これは元々スクールバスとの併用方式をとっていたものですから、都合のいい時間帯になかなか無かったということも事実かなとは思いますけれども、現状として斜里バスにおいて、緑線の路線バスを運行されていたという状況の中に、今回緑の地域の小学校の閉校に伴って路線バスでなく、スクールバスでの通学ということに相成ってきたわけでありまして、これらの関係、従前よりも3便。朝1便とそれから夕方2便と授業が終わってから、そういう通勤・通学体制にはなっているところでありますが、現状問題、委員からお話がありましたように、時間帯の使い方がなかなか難しいと、これも事実ではないかなというふうに思っております。スクールバスだけに限らずですね、JRの鉄路もなかなかうまい具合に組み合わさってこないというようなこともありますので、全体の地域としての交通のあり方、これはやはりある一定の段階で明確にしていかなければならないというふうに考えているところでありまして、これらについても年度内での対応を、計画作りをしてまいりたいというふうに考えているところであります。ただ、そうした中に高齢者対策ですね、これらについては制度設計ができた次第で改めてまたは協議をさせていただくということで、進めてまいる予定でおりますのでご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 2番 古谷一夫

全体的な答弁としては理解していきたいと思いますが、基本的な考え方の中において、本来であれば地域住民説明等の経過も踏まえた中において、過去において一般質問等の中において、地域交通システムや高齢者対応については、議事録を調べてもほぼ4名の議員からですね、ここ数年、何回となく質問を受け、そこで町長の回答は検討を進めます、検討進めます。しかも今回は小学校の統合によって新しいスクールバスのシステムが導入される。さらに加えて斜里バスの緑の路線が廃止される。そう実態を考えたときには、生活支援、高齢者に対する交通弱者に対する生活支援の観点から、今もっとスピード感を持ってしっかりと対応すべきはですね、安心安全まちづくりの基本にあるんじゃないか。こういった認識を持っておりますので、先ほど答弁いただいた通り、速やかに早い段階で検討を加えていただいて、準備が整い次第、具体的な対応について議会に提案をいただきたい。この場で再度確認をさせていただきたいと思います。続きまして、1点目の3期目の重点施策のあり方について御質問を申し上げたいと思います。おそらく5つの目標、この全てにですね、しっかりやっていきたいという御答弁をいただいて2期8年にわたるものについても着実に成果が上がっているという答弁をいただいたというふうに認識をしております。そうした中において、しかし依然としてさまざまな人口減少等の問題点というのは残されているんだ。少子高齢化対策、支援災害対策、医療対策、救急、さまざま問題があるというふうにご答弁頂いたわけなんですけれども、その中の1点、過去の一般質問中おいて、人口減少についてはこれらの施策を展開することによって、2期8年3期目の出馬に当たっては、2期8年間で160位の新しい事業に取り組んだというのは、そういった中身も聞いているところでございますが、人口減少について、現在それらの施策によって一定の歯止めがかかっているというふうに、現在も認識されているかどうか確認をさせていただきたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

なかなか難しい問題かなというふうに思っております。結果だけを見ると人口は減少をまだ続けていると、これが実態でありますが、その減少の度合いをどう判断するかというところに、かかってくるのかな2期8年の中で160はちょっとあれなんですが、130位でありますので、それぐらいの新規事業を絡めた中ですね、事業展開をさせていただきました。それによって先ほどの質問にもありましたアウトソーシング、いわゆる指定管理。それから業務委託といろんな事業の展開もされてきたわけでありまして、雇用の確保にも繋がっていった施設も相当数あります。それらを加味していくと、相当その減少のスピード感がゆったりとしたものになったんではないかなとは思っておりますけれども、ただ人口、清里町が掲げた人口ビジョンをもう既に下回りつつあるということも事実でありますんで、現象そのものには歯止めはまだかかっていないというふうに理解はいたしている次第であります。

質問 2番 古谷一夫

現状認識としては確か2年前の一般質問の答弁に対して、一定の減少に対しては歯止めがかかりつつある、減少が緩やかになっているというお答えをいただいた中において、なかなか現状ではそういった形にはなっていないという、再度の認識というふうに受けとめていきたいと思いますが、その要因・原因は何だという議論をしようとは思っておりませんが、ただここ特に2期目の町政執行にあったては、子育て支援体制の重点化みたいな形の中で医療費支援の拡大、高校生まで拡大をされていたり、保育所の幼稚園を含めた実質の無料化、給食費も無料化、今般、小学校の統合に伴う、きめ細かな通学バスの対応ですとか、手厚い高校への地元の高校への存続のための支援という形の中で、子育て支援に対する、それについては私も非常に賛同する、しっかりとされてきたかなと思う一方、今般色んな部分で問題になっておりますけれども、高齢者等を含めた中における年金問題が、金融庁で惹起しておりますけれども、その格差というものが、非常に町内においても生じてきているんではないか。そういった観点にたったときに、今後第6次総合計画の検討に入られるという部分ですけれども、当然いくつもの目標を見つけて、すべからくいうことの立場はわかりますけれども、もう一度、現実的な当町における人口減少に歯止めがつかない実態、それから高齢者を含めたそういった生活の実態。加えて20代・30代・40代の働き盛りの方たちが、なかなか人口の厚みをつけていけない実態。そういったところにもう1回しっかりと目を配っていき、現状の把握、課題の把握を再度しっかりやる必要があるんではないか、一般論ではなくして、やはり当町における高齢化率が36%を超えているという形の中、それから国民年金以下のもしくは生活保護の基準以下の中で、非常に厳しい生活をしている高齢者の方々が沢山いらっしゃるという現実、先ほどの交通支援問題もそうですけれども、生活支援のあり方という中において、どこに今、しっかりと手を差し伸べるべきなのか。どういった仕組みをつくって行くべきなのか。そこを今、現時点においてどう捉えられているのか、再度ご答弁を願いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

現在まで、様々な施策を展開をしながら推移を置いているところでありますが、基本的に少子高齢化が大きく影響してきているんだろうなというふうに思っております。ご案内のように清里町における1年間の出生の数というのは、大体20から30ちょい、今もう既に40をはるかに割り込んでいるという、そういう時代がしばらく続いております。それから高齢でお亡くなりになられる方も60から70近く、つまりは出生される人よりも、亡くなられる方のほうが、倍以上の推移をしているというような、そういう人口構造になっていると。これが1つ大きな要因ではないかなというふうに思っておりまして、しからばどういう対策がということになると、やはりお子さんが沢山いれば、その部分が少し緩和されるということにもなっていきますので、やはり子ども子育てを中心とする、そういう施策を重点施策としてやはり展開をしてきたというのが実態でございます。ただ、ご指摘のようにそれを持ってしても、なかなか思うような成果は出てきていないというのも事実でありまして、果たしてこれが経済的な理由なのか、またはそれ以外のですね、さまざま健康問題だとか色んな理由があるんだと思いますけれども、どれが云々だというはっきりしたポイントがなかなか掴みにくいというのも実情ではないかなというふうに思っているところでありますので、今後清里町の今年度で切れます総合戦略。これは人口ビジョンに基づく総合戦略でありますので、これの改訂版を今年度から作っていかなければならないと、そういう時期にもなってきておりますのでそこら辺の要因、しっかりと分析をしながらですね、より効果の出てくる、効果の表しやすい施策、そういうものを選択集中させていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 2番 古谷一夫

ただ今、町長からご答弁をいただいた、まち・しごと創生の総合戦略の案でのお話だと思いますけれども、既に国・政府はこの目標達成が極めて困難だ。もう一度この見直しをやるという形で、すでに新たな指針案を示している状況にあるというふうに認識しています。ということは、ある意味ではその国の言っている、まち・ひと・しごと創生の総合戦略のそのものをコピーライトした地域実態や清里の地域実態とか戦略化をしていくっていう意味合いの捉え方が、やはりもう一度しっかりとうちの町の実態をキャッチングした上での戦略構築って形がなければですね、しかもこれ一般的に言われていることですけども、大体ここ3年ほど、出生する子供達が100万人を3カ月続けて割っている。そして子供の減少率が1番少ないのはどこかと。明らかに1千400万いるうちの子供達の14歳までの人口のうち東京が1番多くて減少率が少ない。10人に1人は東京の子どもと言われている。何故か子供を産み育てる若い女性に対する対応が非常に遅れているんじゃないか。具体的に言うと地域に働く場がない、地方に働く場がない。男性ばかりじゃなくて、そういった子育て世代における共稼ぎを前提とした時に、女性たちが働く場、男性が働く場、そういったものが全体的な地域の仕組みの中で、しっかりと構築されていないことが、地方がいつまでたっても人口減少の歯止めがかかっていかない。したがってある1つの施策をやればという訳じゃなくて、まさしく総合戦略という形の中で謳ってるわけですから、もう一度そこをしっかり再構築しながら新たな総合戦略の見直し。こういったものをやっていく必要があるのではないか。給付的、現物給付的な施策だけでは事は前に行かないとの実態ではないのか。これは決して清里町だけじゃなくして、人口減少地域、少子高齢化地域、過疎地域においての共通の課題があって、そこは後程の2点目の質問とも関連しますけれども、そこをもう1回新たな総合戦略や新たに取り組む第6次総合計画の中に、謳い込んだり具体的な事業と施策としてやっていく。その危機感がやはりもう少し欠けているのではないか、このように認識してところですけれども、改めて町長の答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの件でありますけれども、総合戦略そのものはですね、まち・ひと・しごと創生法に基づいて国が示した計画を北海道にも。北海道が示したやつを町村がつくるという、そういう仕組みの中で1回目の部分は作られてきたというふうに理解をしていますから、掲げた項目、4項目については全部、全国津々浦々、同じ項目を掲げてこの計画を遂行してきたというのが実情であります。ただ議員御指摘がありましたように、この計画そのものが今新たな展開をいたしてきておりますので、この中においてはですね、地域の実情に合う、より具体的で実効性のある計画になるように、やはり地域としても今度は違うぞという部分で取り組んでいかなければ、国からのコピーライズでそのまま終わってしまうというふうに我々も理解をしているところでありますんで、これは当然全体の清里町のまちづくり、いわゆる総合計画の中に流し込んでいかなければならない計画として策定になってまいりますので、そこら辺を踏まえながら実効性のあるものにしていきたいというふうに考えている次第でございます。今回の東京一極集中を地方へという新しい人の流れをつくることが根底の総合戦略でありますから、それを確実に実効性のあるものという形になっていくもの。また地方としても受け皿となりうるべき、しっかり用意できるのかどうか、ここら辺についても考えながら進めていきたいというふうに考えている次第であります。以上であります。

質問 2番 古谷一夫

今の町長からご答弁いただいたとおり、見直しにあたってはしっかりとですね、その指針に基づくだけではなくして地域の実態、現実というのを踏まえた中で具体的な施策、それから事業ですね、もう少し進化させるような方向の中において進めていただきたい。委員会等の中で担当部局から様々なお話を聞かせていただく中においてはどうもその辺ですね、事業の中身に対するもみ合い、地域実態の捉え方、非常に甘い部分があるのではないか。このように考えておりますので今、町長がご答弁いただいたとおり、しっかり中身そのものを指針ではなくして、具体的な施策を展開する事業の中身のあり方そのものをですね、しっかり点検しながら新たな見直しを進めていただきたい。このようにこの場を借りてお願いしたいと思います。それでは経済振興と雇用、財政運営について質問をさせていただきたいと思いますが、先程、町長は必要な時期に必要な対応をしっかり行なっていくんだというご答弁頂きました。まさにその通りだというふう思っております。そういった中で具体的に随分と商工振興計画の中身について3つの視点の中で5年間に渡ってしっかりやっていくんだというお話をいただいたところでございますが1点、現在までもファミリースタンプ事業、委員会の中でも色々質問させていただきましたけども、既に足かけ2年ないし3年休止されている。そういった中で消費そのものの町外の流出が続いている。そしてそういった中において高齢者も含めた年金生活者も含めた、皆様の中においては、消費マインドは極めて冷え込んでいる。そういった状況の中で必要な時期に必要な対応という観点から考えれば、より速やかに具体的に言うと既に10月には消費税8%から10%の改正。これはもう2年前の法律改正から見えていたことで、しかもキャッシュレスに対するポイント還元が行われていく状況。まさしくこれからの事業については、必要な時期へ必要な対応でしょうけれども、こういった事業をしっかり見たときには果たして必要な時期に必要な対応がですね、速やかにスピード感を持って、適時性を持ってしっかり事業者だけではなくして、消費者である町民に対してもですね、行っているかどうか非常に疑問に思うところであって、今後、委員会の中においては副町長からもし国の交付金や補助金はないにしても、しっかりと町の財政的な負担で対応を行っていく。そういった覚悟でいるという答弁をいただいたところですが、再度今後の流れについて、町長からご答弁を願いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

商工振興の観点でございますが、基本的に今年度から5ヶ年計画という形の中でスタートをいたします、商工振興計画に基づき事業を展開していきたいというふうに考えておりまして、その中の1番のスタートに当たっての重点事業としてポイントカードシステムの導入が掲げられているところでありまして、現在商工会の内部でこれらのポイントカードの導入に向けた具体的な計画が立てられているところでありまして、できれば国や道のそういう支援をいただきながら、そこに町としての財政支援をいかに求めていくかというやり方で進めているところでございまして、もう少し具体的に内容が詰まった段階では、また議会とも相談をさせていただきたいというふうに考えている次第でもありますので、ご理解をいただきたい。私どもとしてはですね、いち早くできるだけ早くですね、ポイントカードもそうなんですが、清里町は、やはりインバウンド観光の人方も少しずつ増えて来ておりますので、やはりキャッシュレス時代に向けた、そういうものとの組み合わせがやはり必要になってくるだろうというふうにも考えておりますので、これらも含めながらですね、全体としてのシステムが構築されるように進めていければということで、今取り組んでいるところでありますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 2番 古谷一夫

繰り返しになりますけども、必要な時期に必要な対応というふうに先程来、町長、申し述べているわけであって、私がその中でお話したとおり、10月から消費税が8%から10%に改正される事は実は2年前の法律改正からわかっていた。その期間中に関しておいてファミリーカードの関係がいろんなシステムのトラブルですとか、経過年数の中で上手くいかなくなった。そしてさらに今インバンドのお話もありましたけども、10月からキャッシュレス、こういった中でポイント還元が行われていく。それに加えていけば子育て支援一定の所得制限をかけながらですね、地域振興券がある特定の所得下層の人たち、子育て支援の人達に対して10月1日から行わる予定だ。さらには通常的なプレミア商品券、当初予算等の流れの中において今回の補正予算の中で含まれているんでしょうけれども、12月にきっと商工会は行っていく。そういった一連の流れだとか考えた時に必要な時期に必要な対応って形の部分での、町の財政支援のあり方や仕組みに対する積極的な関わり方というものはどうあるべきか。まさしく町長が言われている必要な時期に必要な対応、これがなされてないのが実態ではないのか。計画をつくりました、さあ始めましょう。それはそれで是としましょう。ただ、そのタイミングや適時性や現実的な課題に対する認識というものが非常に私は甘いんじゃないのかというふうに感じておりますし、あわせて商工振興計画、全体の推進について果たしてそういった事業を全てやってきたマンパワーだとか、資金というのはどのように担保されているんだろうか、非常に申し訳ないですけれどもここ何年かの間、商工会の事務局長が非常に変わっていく。経営指導が欠員になったり変わっていくという中で、事務局職員のそういったマンパワー、そして商工会役員の皆さんについても世代交代を図る中、変わっていっている。そういった状況そう言った中において現実的に店を開きながら商工会を脱退する方がいたり、さきほど町長、答弁の中で話していた通り空き店舗対策、こういったものが市街地におけるといっても、なかなか進んでないこの実態。そういった時にどういった仕組みをもう一回構築してリポートしていくかって事についてはですね。もう1回違った観点の中で、やはり仕組みというものをしっかりと構築していく。それを動かす人。ここにですね、中長期的な観点から資金をしっかり投入していく。ある意味では協働的な異業種が連携するのであれば、ある一定のファウンドとかを町が積極的につくりながらやっていくと。切り口、仕組み、人。こういったことがですね、やはり非常にやはり今の段階では欠けているのではないか。したがって作られた商工振興計画そのものについての実効性、実現性、それを担保する者は何か。もう一度その観点からご答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ポイントカードの関係につきましては、現在商工会の中で制度設計をしているという状況でありますので、これは正式に上がってきた段階では町もその中にしっかりとですね、対応させていただきたいというふうに考えておりますし、先ほど申し上げましたように、町のそれぞれのサービス事業もポイントに置き換えてポイントの中に組み込み、そしてまちづくりにも合わせた中でのシステムということも加味をしておりますので、そこら辺も含めた中でのですね、制度設計をしていきたいというふうに考えている次第でもございます。現在、担当のところでは一生懸命取り組んでいる段階でありますので、ここでも一定の時間が必要なものは必要でありますからご理解をいただきたいというふうに思っている次第でもございます。また全体のこの商工振興計画、どういうふうに実効性を保っていくんだということでありますが、基本的に今回の計画の策定に当たっても、商工会の事務局も、それから個店の方々も皆さん、この計画の策定に携わっていただいた方々でありますから、これに関わった、この計画の精神というのは常に商店の店主さんもそれから町の職員もまた商工会、また金融業界もこの中に入っていただいておりますのでそういう部分を含めてですね。精神は行き届いているだろうというふうに思っておりますので、そういう危機感を持ちながらですね、次代に繋ぐ商工業をきちんと構築をしていきたいというふうに考えている次第でもございますし、またこれらの検証していくためのですね、組織についても、既に検討されているということでございますので、ここら辺を踏まえながらですね、実効性の確保を含めて計画的に進めていければというふうに考えている次第でもございます。今回の振興計画の中の3つの方向性が示されてきているわけでありまして、一つ一つですね、丁寧に実行できるように鋭意進めていければということでおりますのでご理解をいただきたいと思います。

質問 2番 古谷一夫

今、町長から精神的なものについてはしっかりと行き渡っているという話、経済とか雇用は精神論じゃないんですよ、失礼ですが。具体的な仕組みとか、それを動かす人であったり、それが実態なんですよ。過去においても商店街の皆さん、商工会の皆さん、大変な時期だから、何とか皆力を合わせて町や異業種交流、色んな形の中でしっかりやっていこう。それはもう過去においても精神的なものについては皆さん共有された。ただ、それを具体的な計画ができた段階でどのようにお金と人、仕組みの中で実態的に物事を作り上げていく、それがなければ精神論じゃ前に行かないじゃないですか。そこをしっかりやるというのが行政本来の役割であって、精神が行き渡っているからというのはですね、答弁そのもの自体がですね、やはり現状認識に対して非常に甘いんではないか。これを申し上げておきたいと思います。最後時間がありますので、指定管理については細かく述べていきませんけれども、やはり行政処分としての法律的には指定管理制度。例えば具体的に申し上げると、もう時間がありませんので例えば法律的な考え方でいくと、道路法と現在行っている清里町における道路橋梁の指定管理が本来的に極めて初期導入でやってきたから、拡大解釈的な部分で進んできたという経過の中において、委託事業と指定管理者に受託される事業と差異がどこにあるかと、ほとんど見えなくなってきて大型の、今回も補正だと言いますけれども大型の重要的な補修ですとかについては町の予算でせざるを得ないだとか、小さなものについてはある一定の幅の中でやる。もう一度本当にそういったものが有効性としですね、しっかり機能しているのかどうか。2003年ですから、すでに16年ほど経過した中において個別的なことも含めながら、総体的な事も含めて指定管理がしっかり機能しているのか。それから福祉事業等、介護事業等においては歳入を町の歳入、雑入ですとか、色んな収入やっている。本来指定管理の制度の中においては、歳入を指定管理事業者に入れながら、全体的なコントロールを運営コントロール、そういった趣旨を当然導入できる形でやってきたものが、現時点においても新しい施設も含めてやっている。さらには評議員会やまたはその理事者ら理事という立ち位置、例えば赤字になった場合の補填責任、今までの経過を見ると、ほぼ町が何らかの形で支援をせざるを得なかった。特に普通一般企業であれば、社団であろうが福祉法人であろうが、理事者責任において銀行借り入れ等を担保に入れておこした、その中に改善を行ったあとですね、債務負担として行政側の支援を受けている。責任能力そのものの考え方、その根本についてですね、今どうのこうのと言う具体的な事は申し上げませんけれど、やはり一定の経過の中において、しかもそれらの事業施設が大型化して、当初想定した規模ではない、地域サービス福祉サービスだけでなくて、施設の管理運営で5億とか何億の億単位のものが沢山出てきている。しかも施設が老朽化してきている現状の中で、今回の補正を見ても極めて修繕的な補正が多くなってきているという現状の中において、どうあるべきかというのはやっぱり根本的に、個別的相対的に見直していく、その方向についてですね、ぜひともあるべき物についてはしっかりやっていくと、町長先程の答弁頂いたわけですけれども、その辺について再度確認をさせていただきたい。このように思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

まず最初の件でありますけども、商工振興計画の実効性の関係であります。それぞれ計画の中には具体的な施策が盛り込まれておりますので、それらを一つずつ丁寧に仕上げていきたいというふうに考えている次第であります。また具体的な財政出動が必要になってきた分、しなければならないようなものについてはしっかりと議会とも連携をさせていただきたいというふうに思っております。それから指定管理における制度の導入と見直しの関係でありますが、基本的に指定管理のそれぞれの要件がありますから、その要件にはめながら今までも運営をしてきたところでございますので、これの部分で抜本的に内容が変わってきたというものがあればですね、しっかりと評価をしながら適切に今の制度をどう運用していくかという部分を含めて、検討していかなければというふうに考えている次第でありますが全体としてはですね、今のところ、何とかやりきりながら来ているかというふうにも思っておりますので、今の姿を一定に保ちながらですね、方向性も探っていければなという思いでおります。必ずしも全ての案件がすべての事項が、今の制度の中にしっかりと落ち込んでいるかということになると、やはり個別課題が結構あることも事実でありますから、そこら辺は少しでもそこら辺を是正をできるものは是正をしながら今後に繋げていけるように、しっかり管理運営をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 2番 古谷一夫

最後になりますが、今町長からご答弁頂いたとおりですね、しっかり管理運営にあたっていただきたい。あわせて4つの観点について、町長からある意味では前向きなもの、しっかりともう一回見つめ直してみたい、評価していって仕組みづくりについてもしっかりやっていきたいと答弁をいただいたというふうに受け取りますので、それを支えるのはやはり職員の皆さんですから、しっかりと町民説明が果たせるような中身の事業経過。そういったアカウンタビリティに対する責任というものを議会に対してだけではなくして、町民に向けても、個々の町民、正規職員のですね責任でしっかりやっていただきたい。やはり何と言ってもこの地域を引っ張っていくのは、職員の皆さんです。職員の皆さんの力量と熱意というものが、やはり町を変えて行く。このように感じておりますので、ぜひともそういった方向の中ですね、前向きに町長が掲げている5つの目標に向かって、しっかり一つ一つ丁寧に町民に対する説明責任を果たしながら進めていただきたい。そうお願いして私の一般質問を終えたいと思います。答弁求めません。

出典:清里町議会 令和元年第3回定例会 2019年6月20日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる