清里町議会 令和3年第9回定例会 2021年12月10日
新型コロナ禍後の地域振興対策について
2021年12月10日、清里町議会の一般質問で、古谷一夫議員が「新型コロナ禍後の地域振興対策について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。
- 質問者
- 古谷一夫 議員
- 答弁者
- 町長 櫛引政明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 古谷一夫
それでは先に通告した、「新型コロナ禍後の地域振興対策について」町長に質問をさせていただきます。ワクチン接種率の向上や各種の予防対策、3 密を避けるなどの個人の行動や意識変容、さらに医療、福祉関係者等の献身的な取り組みにより、現在、第 5 派の感染拡大が急速に落ちつきの兆しを見せております。この間、町内にあっても医療、福祉、介護、教育、さらには役場を含めた行政機関等々の現場や、加えて流通や交通、販売、飲食など欠かすことの出来ない日々の生活を支える社会経済活動に携わる皆様の真摯な取組に対して、心より敬意を表するとともに感謝を申し上げるところでございます。ただ、世界的には新たな変異株、オミクロン株の急拡大が心配され、水際対策や 3 回目のワクチン接種に向けての対応、引き続きの感染拡大防止の取り組みが求められていると考えるところでございます。こうした状況を踏まえ、清里町における新型コロナ禍後のポストコロナ、アフターコロナ、ウィズコロナにおける地域振興対策について、具体的に今後どのような取組を町として推進されようとしているのか、通告の 3 項目について質問をさせていただきます。新型コロナ対策については現在までほぼ 2 年間、国の地方創生臨時交付金を財源とし、全国的なワクチン接種や交付金支給などに加えて、町単独事業を非常に幅広に講じてきたと認識するものでございます。具体的に決算や予算ベースで見てみると、令和元年度決算においては約 1 千600 万円、令和 2 年度には約 7 億円、令和 3 年度の現計予算では約 1 億 9 千万円。さらに、本定例会でも約 1 億 1 千 500 万円の補正が提案され、合わせると 10 億円を超える総額となり、うち町の単独中小企業経営安定対策化支援や飲食業消費拡大支援、プレミア商品券発行などの地域経済対策に限ってみても、実に 3 億円に近いお金がこの 2 年間弱の間に町内に投じられてきている現況にあるわけです。加えて政府は現在、感染拡大防止とともに、原油価格の高止まりを背景とした生活困窮者対策や、ウィズコロナのもとでの社会経済活動の再開と地域経済対策、新しい資本主義の起動、防災国土強靱化対策などの大型補正予算を年内に編成し、新年度予算と連動した 16 か月予算として対策を講じることを閣議決定し、現在国会審議が行われていますが、こうした状況を踏まえた中において、町の新年度予算への具体的な反映や政策事業への取り組みについて、あわせて町長の考え方を確認させていただきたい。このように存じます。それではまず 1 点目として、地域経済と雇用対策への取組についてお伺いを申し上げます。特に商店や事業者に対しては、新型コロナ影響による売上げ減少への直接支援や消費回復に向けて、他自治体に例を見ないほど手厚く長期的な支援対策を行ってきた。そして、現在も継続しているところであり、関係者の皆さんからは感謝とともに高い評価をいただいているものと認識をいたしてございます。一方では、ポストコロナやウィズコロナを考えたときに、継続的な手厚い支援がいつまで続くのだろうかという不安を多くの方が抱いているのも実態と認識いたしております。国や町においても、未来永劫的に現在行っているような手厚い経済的支援を行っていくことにはならず、地域経済を回して雇用を確保しつつ、どのように社会経済活動をソフトランディングさせていくのかということが現実的な課題となってきます。加えて残念なことですが、清里町においては今回の新型コロナ禍以前から、町内消費の低迷が長期にわたり続く状況にあり、加えて合板製造事業者の縮小撤退や生産閉鎖など雇用環境面でも厳しさを増し、新しい雇用創出の面でも芽出しが容易ではない実態にあると捉えるものです。こうした厳しい環境の中、新型コロナ禍後の地域経済と雇用対策の取り組みについて、どのような課題意識と視点をもって、施策事業展開に取り組んでいくのか、町長の所見をまずお伺いいたしたいと存じます。2 点目としては、高齢者等の支援対策への取り組みについてお伺いいたすものです。特にコロナ禍においては、高齢者や障害を持った方々、子育て世代の皆さんなどが経済的な影響だけではなく、心理的または身体的な負荷を強く受けるとともに、日常的な生活の不安が強く増したと、私自身も周りの方々の声からも強く感じているところでございます。町においても、社会福祉協議会に委託した訪問事業や様々な対策や事業に取り組んできたと評価するものではございますが、引き続き人的な配置や仕組みづくりへの取り組みを伴う支援が今後も強く求められていると認識するところです。地域でのきめ細やかな見守りと相談、交流の機会や場づくり、買物や通院等の交通手段の確保、冬季における除雪支援拡充と強化、フレイル予防対策への積極的な取り組み等々、介護や福祉、医療の基幹をなす制度的な支えと同時に、暮らしの安全安心と毎日の生活の維持と質の確保に向けての仕組みづくりを加速化することが、コロナ禍後の取組として喫緊の課題となっていると考えるものでございます。しかしながら、今までの一般質問や予算決算審議等を通じて、生活支援の仕組みづくりについて質問を繰り返しておりますが、早急に見直し検討を行う、また制度設計を行い、議会と協議を進めていきたい等々の答弁を幾度もいただいてるものですが、未だそれらに具体的な方向性や施策事業の展開が提示されていない実態にあります。3 期目の町長任期も残り 1 年有余となるなか、議会での答弁に反する再々の先送りはやはり行政責任上、許容できるものではなく、新年度予算を含め、今後どのような取り組みを具体的に実行されるのか。そして、その覚悟をお持ちか、明快なるご答弁をお願いする次第であります。3 点目として、地域コミュニティ活動と行政情報の発信と共有化についてお伺いをいたします。人口減少や超高齢化で地域活動の足腰が弱まるなか、新型コロナの影響で町民の皆さんが自治会や様々な場面において地域で集まる機会がほとんどなくなり、地域活動が全町的に停滞せざるを得ない状況がこの間続いていましたが、徐々にではありますが活動の再開の動きが見られることは大変うれしいことだと感じております。しかし自治会をはじめとした従来型のまちづくり活動の困難性は、人口減少や高齢化が著しく進んだ緑・札弦地区だけに限らず、コロナ禍の影響も相まって町全体を含め、広く深く蔓延していっているのではと懸念をいたす次第です。こうした状況を一気に打破することは大変難しいでしょうが、こういった状況だからこそ原点に返り、地域力の回復や活性化に向けてのエネルギーとなる地域活動のあり方について、根本的に議論をする場を積極的に町自身が先頭に立って設ける、そういった取り組みが必要と考えるものでございます。過日開催の自治会長会議においても、自治会長の皆さんから今までにないほど町政に関し、様々な意見があったと伺っておりますが、地域課題や行政情報の共有化に向け、町民の皆さんの声をしっかり受け止めていく新たな仕組みづくり、町民への説明責任を果たす姿勢、さらには地域情報を内外に発信していく情報発信力の強化は、コロナ禍後、アフターコロナ、ポストコロナの地域活力の再生に向けては欠くことの出来ないものであり、従来施策の延長にとどまることなく、大きくチャンネルを切替えた取り組みが求められているものと考えるものですが、町長の現状認識と今後の取り組みへの所見をお伺いし、1 回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいま古谷議員よりいただきました、コロナ禍後の地域振興対策についてのご質問にお答えを申し上げたいと思います。まず1点目の地域経済と雇用対策の取り組みについてであります。ご質問にありますように、本町の産業経済は、農業を除き新型コロナウイルス感染症の影響を受ける以前から、人口の減少、少子の町外への流出などの影響により、既に厳しい状況を挺していたものと認識をするものでございます。町におきましては、こうした事態を少しでも改善するため、長年にわたり公共事業の発注や地域経済振興施策、観光振興施策などにより、民間事業者の経営体質強化を目標に地域経済を支えてきたところでございます。しかしご案内のように、一昨年世界的な大流行を引き起した新型コロナウイルス感染症の発生により、感染防止対策として人の接触を可能な限りにおいて抑制する施策などにより、特に飲食、宿泊、観光業、そして関連の小売商業においても、極めて大きな影響を受けるところとなり、もともと脆弱な産業経済構造に追い打ちをかける事態となったことはご案内のとおりでございます。このため町におきましては、コロナの影響によって 1 軒の事業者もシャッターを下ろすことがないようにとの決意のもと、国や北海道による事業者に向けた支援策とともに、町においても議会のご理解をいただき、できる限りの独自施策を講じてきたところでございます。おかげさまでこうした施策が功を奏して、現状ではコロナを影響とする廃業は 1 軒も生じていない状況であります。こうした情勢の中、ワクチンの接種進行とともに急激に新規感染者が減少しておりますので、徐々にではありますが、日常を取り戻しつつあるものと考えている次第であります。しかし、世界的には減少傾向で推移していた新規感染者が、ブレイク感染と思われる様相のなかで増加に転じておりますし、さらに感染力が強いとされる新しい変異株、オミクロン株が発生するなど予断を許さない状況ではありますが、地域経済を守り、発展させるためにはウィズコロナを念頭に感染予防策をしっかりと進める中において、少しずつアフターコロナ、ポストコロナに向けた施策を始動させていかなければならないものと考えるところであります。つまりは、コロナ禍における緊急対策としての経済支援策から少子拡大型の地域経済循環型政策へとシフトさせていかなければならないと思っております。当面はコロナのダメージから体力を回復するための当面の施策としての経営安定化策と少子拡大に向けた振興策を並行して推進していく必要があるものと思慮いたしているところであります。また、雇用の取り組みにつきましては、被雇用者の雇用情勢が改善しなければならず、消費行動につながらないことになりますので、まずは労働所得の向上と雇用の創出を視野に行政サービスのアウトソーシングを段階的に推進していく予定としておりますが、アウトソーシング事業における地元企業の育成と雇用環境のチェック機能や業務の改善に向けた専門家のサポート体制の取り組みにつきましても、積極的に検討をする次第であります。今後における地域経済と雇用対策の取り組みにつきましては、国が求めておりますICT技術を活用した効率化、省力化を生かすなど、これからの地域のデジタル化に向けた取り組みについても十分に検討をしていくつもりでございます。また、コロナ禍における緊急措置としての経営支援策から消費拡大型の支援策へとシフトさせていただくための具体的な政策や事業などにつきましては、今後、議会とも十分に協議する中、新年度予算において措置をしてまいりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。次に、2点目の高齢者などの生活支援対策への取り組みについてでございます。本町における高齢化率は現状では 38%となっておりまして、人口の 3 人に 1 人以上は 65 歳以上の高齢者となっており、既に超高齢化社会の様相となってございます。こうした超高齢化社会における医療・介護・福祉サービスの需要は、今後ますます増加することが想定されておりますが、これらサービスを支える専門職員の人材不足、現役世代の人口の減少による慢性的なマンパワー不足により、具体的なサービス活動が停滞することも想定されるところでもございます。また、高齢者や障害者などへの生活支援の取り組みについては、今までも保健福祉課を中心に地域包括支援センターや社会福祉協議会などにおいて体制の整備とあわせ、取り組みを進めてきているところでありますが、今後におきましても、コロナ後における外出の機会の喪失や、人と人との触れ合いの場の機会を通じ、日常生活における不安の解消に努めるとともに、暮らしの安心安全と生活の質の向上に向けて公的サービスと地域住民やボランティアの皆さんなどによるサービス活動の充実に向けて十分に検討してまいる所存でございます。なお具体的な取り組みといたしましては、見守り、声かけ、交流、外出支援、除雪、買物、生活相談、権利擁護等々、日常生活上、広範囲に及んでおりますので、担い手の育成、人材の確保とともに仕組みづくりにつきましても、既存の組織、団体とともに十分に協議検討するなか、できるところから順次進めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、3 点目の地域コミュニティ活動と行政情報の発信と共有化についてでございます。議員ご指摘のように、自治会活動を中心とした地域活動につきましては、今でも人口減少や高齢化による外出控えなどにより活動の低下が見られておりましたが、新型コロナ禍において感染拡大防止の観点から人と人の接触交流を極力制限してきたこと、そして集まりの機会がなくなり、ほとんど停滞している状況にあるものと考えております。こうした状況はコロナ禍における影響はじめ、人口減少、高齢化による活動の低下が大きな比率を占めてはおりますが、個人主義的な考え方や人と人の適度な距離を求める人たちの増加などもありまして、従来型の地域コミュニティ活動に対する新たな関わり方について、広範な見地からの議論を要する必要が招来してきているものと考える次第であります。これからはそうした社会的、構造的な変化に対応した地域活動によるコミュニティの再構築と行政の連携が求められるものと考えております。また行政においても、住民の皆さんからの要望に応じた自動的な対話から課題提供型の対話機会へのシフトを通じながら、行政がコミュニティのハブ機能としての役割をしっかりと果たせるように、各所管での連携強化に向けた取り組みを進めてまいりたいと考える次第でございます。あわせて行政情報の周知伝達の手法でありますが、従前からの広報を主体とするアナログ媒体においては、見やすさ、理解のしやすさ、繰り返しの周知など伝え方の再構築と、スマホやインターネットなどのデジタル媒体を積極的に活用した簡素でわかりやすい情報の伝達方法につきましても、積極的に取り組んでいく所存でありますので、ご理解をいただきたいと存じます。以上、申し上げ答弁とさせていただきます。
再質問 2番 古谷一夫
それでは、まず 1 点目の地域経済と雇用対策の関係について再質問させていただきます。先ほど答弁の中において、1 軒の店のシャッターも下ろすことなく支援してきたというような答弁があったわけなんですけれども、逆に心配しているのは、コロナ対策の厚い支援によって生き延びた、逆にコロナが救ったという状況じゃないのか。コロナが過ぎ去って、厚い支援が止まった瞬間にシャッターを下ろす店が出てきたら、これは本末転倒であって。そこでお伺いしますけど、答弁の中にあった緊急対策として、経営支援から消費拡大の地域経済循環型政策へのシフト。ただし、当面はダメージを回復させるために並行しながら経営安定支援と消費拡大についても思慮しながら、具体的には議会とも十分協議して新年度予算を編成するという、そういったご答弁があったわけなんですけれども、その地域経済循環型施策のシフトというなかにおいて、消費拡大のターゲットというものをどのように捉えているのか。あわせて、町民の消費購買力の実態というものをどのように捉えてるのか。まず基本的な分なのでご答弁願いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまのご質問でありまして、経済循環型政策の中での消費拡大のターゲットはどこなのかと。また、町民の消費購買力の実情の質問でございました。町内における消費については、主に日常生活に密着した食料品、また衣類などの小売商店、さらには理容や美容、金融などのサービス、そうしたなかにおいて飲食店がその受皿となっているというふうに現状では思っております。清里の場合、小さな商店街のまとまりが商圏を形成しているということで、主に中央商店街の皆さん方による商業活動が中心なのかなというふうに理解をしているところであります。消費動向によりますと、日常的な買物が清里の場合は一般的でありまして、ちょっとまとまった買物をするときには、近隣の大型店に出かける。または、若い世代の方々はインターネットでの購入ということで消費が拡散をされているというふうに思っておりまして、商業全体としては、やはり地元の受皿、地元消費、かなり減少しているのではないかなということで、厳しい環境下に引き続きあるものと考えているところであります。基本的にそうした中でのターゲットの絞り方でありますが、本町においては昨年からポイントカード制度、きよポンカードということで導入をいたしまして、ついこの間、商工会の方から実績等の報告をいただいたわけでありますが、かなりの購買力の実績がついてきておりますし、会員数も 3800 枚のポイントカードが発行されているということでありますから、ほぼ人口に近い数字が出てきております。ただ、その中には町外のポイントを有する方、カードを町外者も相当購入されているということでありますので、そういう媒体、ポイントカードを使いながら、やはり消費拡大に向けた循環型のベースにしていきたい。それでなければ、なかなか現状のなかで消費拡大に向けた対応が難しいだろうというふうに捉えている次第であります。
再質問 2番 古谷一夫
ほとんど質問の趣旨をきちんと捉えられていないのかなという感じで、もう 1 回ちゃんと質問の趣旨を捉えて、ご答弁願いたいと強く要請したいと思います。消費拡大のターゲットはどこかということと町民消費の購買力の実態をどうやって掴んでいるか。今回アフターコロナとポストコロナの関係でいくと、どう考えてもこれは都市部においては、所得の中間層や富裕層があって、コロナ反動による消費への期待というものは求められていきますけども、当町においては、これだけの超高齢化して人口減少の悪化において、税収実態、これを見た場合についても、勤労者所得、年金生活者、これが主体となった地域経済で回っているということがこれもう実態であって、生活防衛優先、こういった環境の中にあって、子育て世代にあっても将来の供給負担への準備だとか、そういった状況になって一般論で言えるところのポストコロナ、アフターコロナでそれが反動として出てくる。町内の消費購買能力というのをしっかり見据えた中でどうやっていくのか。ただ、単に、きよポン 3800 人カード出ています。それをこの間において町が最大のシェアやりながら 30%プレミアとか、そういったことも含めてやってきた結果であって、それをそのままが購買力だとか地域の消費力というふうに考えること自体が根本的な政策展開の上でやっぱりもう1 回しっかりとその分析をやっていくということが必要じゃないか。税収等、もう既に常任委員会のほうで報告を受けていますけれども、決してそういった状況にはない。極めて一般勤労者や年金生活者を実態とした住民税、所得税の実態、そこから読み取れるのは非常に消費購買力自体が地域の中で落ちている。そういったときには当然地元の購買力とともに、外のお金を積極的に取り組んでいくという2つのバランスの中でしっかりと取り組んでいく必要性がある。このように考えるわけですが町長の再度の答弁を求めたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
地元での消費のターゲットの関係でありますが、私が先ほど申し上げましたポイントカードの関係は一つの例でありまして、全体として 3800 枚のカードが出ている。そのなかにおいても、ちょっと数字を押さえておりません。商工会の方からの報告、そこの所ちょっと聞き逃したものですから。ただ、かなりの町外のポイントカードが出ていると。要は、外部からの消費のそこに繋がりがあるわけでありまして、そういう人方をターゲットにしながらということで考えているところでありまして、地元だけでの消費でなく、さらに町外のそういうポイントを持たれる。さらにポイントカードを増やしていくなかに、ターゲット拡大、拡散させていくというような意味合いでの説明であったわけでありますので、そういう意味においてご理解をいただければと思います。
再質問 2番 古谷一夫
特に手厚いコロナの中においては、単独事業で支援を行ってきた経過の中において、ただこれはもう町長も認識していると思いますが、即効性のあるカンフル薬や劇薬をずっと投与していると基本的に仕組みの中で、そういった新しい消費の拡大や取り組みをやっていかなければ、逆に体力の低下という副作用が強く現れてくる。そういった状況を考えたときに、やはりどういった施策の展開をやっていくかという時に、しっかりとした今言ったような内と外の実態をきちんと掴んだ上での施策展開、事業展開というものを今持ってないと、これから議会と相談して決めますというのは、そういったレベルの状況ではもうないわけであって、そういったことも含めて今回の様々な支援に対する当然町民側の評価、それから商工会会員含めた事業者の評価、こういったものをどのように受け止めて分析されているのかご答弁願いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
地元消費の関係であります。そしてまた、今まで町が緊急対策として講じてまいりました経済振興対策等々の事業の効果でありますが、全体としては商業者を中心に非常に手厚い支援がされたということでの評価をいただいております。ただ議員がおっしゃりますように、この支援が常態化をするという、これが当たり前だという感覚になられると次の対応に向けた振り出しがなかなか難しいということになってこようかと思います。改めて商工会の皆さん、商工会の事務局等を含めながら、これらの事業に対する評価を入れ、それと持続可能な商業経営の在り方に向けた支援策として恒久策、どういうものがこれから最も必要になってくるのかという部分も含めながら、十分に内容を精査させていただきたいというふうに考えております。
再質問 2番 古谷一夫
なるべく早く取り組みをやっていただきたいと思いますし、当然そういった中において、商工会の事務局と相談するというふうな、協議しながらというお話もありましたけれども、やはり、もっとこの 2 年間やってきたわけですから、商店個々だとか事業者個々の声を商工会事務局がきちんと掌握しているのか。なかなかやっぱり難しい現況にあると。これは個々のお店の方に聞くと、ほぼそういった声を拾い上げていってる仕組みでもないし、商工会だよりといった広報もないだろうし、当然、町との協議のなかに新しい事業を立ち上げていくよという準備段階においても、どういった事業が動いてくのかという情報が全く共有出来てないという。かなりこういった声も聞こえてくるわけであって、事務局とだけではなくして、もっと幅広に地域の実態というものを直に行政側も聞き取ったなかにおいて、商工会の役員や事務局ときちんと協議し、議会との協議のなかにおいて仕組みづくりに努めていく。その方向性をぜひ確認をしていただきたいし、あわせて先ほど来、町長が 3800 云々というお話されてますけれども、この 2 年間の間において、それを具体的にさらに町外の消費を取り込んだり、町民の方に利便性を高めるような新しい取り組みがあったかというと、ほぼ町が行ってきたプレミアムポイントですとか飲食店のポイントですとか独自的な取り組みというのは、ないとは言いませんけどもかなり薄い部分で現在まで進んできているが実態ではないかと思いますので、その辺に対するきちんとした評価。消費者側の評価、町民側の評価、そしてその事業に取り組んでいる事業者側の評価。そして行政側の今言った現況押さえた分の今後の取り組み。当然、町長おっしゃっていただいたとおりの地域経済循環型の経済にシフトしていきたいが、やっぱり急に絞ってしまうとやっぱり倒れてしまうというのが事実だと思います。ただ、やはり自立へ向けての、協働へ向けての歩みがこのまま止まらないような行政側の支援の在り方、これを根本的に進めていただきたい。強く要請を申し上げておきたいと思います。2 点目として地元企業等の関係でしっかり育成していきますよ、雇用環境のチェックや業務の改善については、専門家も入れてサポート体制をいれながら積極的に検討していくっていう形のなかで、ちょっと気になったのは公共投資事業等、これは昨年 12 月の一般質問でさせていただきましたけれども、やはり広義の広い意味で公共事業、委託や指定管理・高齢化による新たな地域公共サービス、そういったもののなかにおいて幅広に雇用機会を設けていかないと、現況のこのコロナ禍における民間の実態からいくと、そう簡単に外部資本が入って来たりってこともあり得ませんでしょうし、やはり今言ったような地域におかれた実態の中における公共サービスの幅広の展開の中に人材をきちんと確保、雇用していく。そういった積極的な取り組みがどうしても必要ではないか。このような認識に立つわけなんですけれども。例えば、障害者の関係についても何回か質問させていただいておりますが、農福連携だとか、児童のデイサービスだとか、高齢者含めた障害者のコミュニティカフェだとか、行政のICT化による若者の雇用だとか、デザイン情報発信、今求められてる答弁のなかにあった部分ですが、具体的に人材だとか雇用というのはほぼこの間つくられてないというのが実態で言葉上そういった方向性を目指すと言っている。では、具体的な展開の手立てが施策として来年何やるか。未だもう、来年度予算の審議に入ってますけれども、全く新しい提案がされてきていないというのが事実じゃないでしょうか。そこをどのように捉えて新年度に向けて地域の雇用、そういったものに取り組んでいくのか御答弁願いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
それぞれの経済政策、また消費拡大施策に向けた現時点における対応への考え方でありますが、今までやってきたそれぞれの緊急的な経済対策、もうそろそろ時期的には縮小に向けていかなければならない。つまりは、日常に戻していかなければならないというふうに思ってます。ただ、一気にそれをやめてしまうということになると、もう体力がかなり落ち込んできてるという状況のなかにおいては、やはりそれを柔らかく着陸をさせながら新しい持続的な事業、消費拡大循環型の事業を展開していくということで進めていく考え方であります。ただ、その段階において、やはり事業者独自が自立できる手法へ切替えていかなければならない。そのための努力を、そのなかにしっかりとやっていただく。そういうような体制に切替えていきたいというふうに思っておりまして、これらの対応についても緊急対策で打ち出したそれぞれの対策の評価も当然していかなければなりませんし、自立に向けた対応としての自助努力についてもしっかりと話し合っていかなければならないというふうに思っている次第でもございます。また、地元企業等の育成の関係と雇用の関係でありますが、今現時点では町の方で今までもいろんな部分でアウトソーシング、指定管理だとか業務委託だとかやってきているところでありまして、さらにやはり地元雇用、そう簡単に雇用を起きる企業を誘致する、また育てていくというのはそんな簡単なことでないというふうに思っておりますので、まずは町で抱えている外部に、要は民間の力を借りて民間でやっていただけるものについては、積極的に民間への移譲をしながら雇用に向けた対応をしていきたい、そういうような考え方でいるところでありまして、これから具体的にまた議会の方とも、然らばどういう形でどういう仕組みのなかで、それらの業務をアウトソーシングするかについては協議をさせていただきたいというふうに考えておりますが、今の段階ではまずそこから始めていきたいというようなことで考えておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
再質問 2番 古谷一夫
今回はちょっと質問項目と違いますのであえて触れませんけれども、アウトソーシングの光と影がもう見えているのは事実であって、どこかの機会でしっかりそこはやっていきたいとは思います。けれども、やはり働く場。そういったものを創っていくってことと、そこで例えば委託にしようが町からの事業の中で指定管理であろうがいろんな部分で大きく公共サービスだとか公共の施設の運営管理の中でお金と人が動いているわけであって、そこで働いてる人たちの待遇がきちんとされてるのか。先ほど来、消費拡大云々といったときに循環型やるためには、働いてるとこが回らなければ町内循環していかない。そういった歪がもう既に、ある意味では大きく課題化している。その認識に立ったときに、やはり町から発注する委託事業だとか指定管理事業だとか、公共事業も建設業も同じですけれども、ある意味従来から言われてるように、公契約条例をもって、そこで働く人のきちんとした待遇だとか賃金を担保していく。それぐらい強い姿勢を見せないと劣悪な環境のなかで、いや雇用契約もなかったわ、就業規則もなかったわ、いやもしかすると経理や不適正があったわ、これから調べますわとそういった状況におかれたとこで、先ほど町長が答弁いただいたような地域で働く雇用の場だとか新しい創造というのはできるのか。やはり、しっかりとそこで働く方たちの保障は、賃金も含めながら、雇用条件、休暇を含めてしっかりとやっていく。そういった意味で公契約条例、こういったものの検討をそこまでやれとは言いませんけど、そういった視点でのやはり取り組みが強く求められてんじゃないでしょうか。町長の見解を求めます。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
今議員から御指摘をいただきましたように、まさに私もそのように認識をしております。やはり働く人の身分がしっかりと確認されない限りは、消費にそのものが回っていかないということになっているわけですから、公契約のところまではなかなか今、即答できるものではありませんけれども、基本的にはやはり先ほど申し上げましたように、しっかりと受皿となるべき企業を育てていく。その中には、当然に雇用労働環境の対応についてもしっかりと対応していただくと、ここから始めていきたいなと。今までも業務委託、また指定管理等々で民間の企業者の皆さんにも御努力をいただいておりますが、そこら辺も再点検をする中で、そうした方向性の確認をしていきたいというふうに考えている次第であります。
再質問 2番 古谷一夫
地域経済の循環を考える前の、行政としての入り口をきちんとやっていかなければ2階、3階を作ることは出来ないということなんですよ。ぜひ早急に、真摯に、その現状に向き合って対応願いたい。このように考えます。それから観光等についても、今までは実証実験事業的なものでこれ言い方ちょっと非常に失礼なんですけれども、やはり今求められているのは地域経済にきちんと貢献する観光なんですよ。都市の住民に町のお金をサービスして実証実験やりましたとそんなことの繰り返しのなかで新しい雇用の発進ができるわけがない。そういった構造転換、先ほど来言ってる、町内の消費拡大等、雇用の関係についても構造転換ということをきちんと前提において取り組んでやっていただきたい。さらに加えて申し上げるならば、ICTの技術活用や地域デジタル化ということをおっしゃっていますけれども、業務のICT化だけで本当に済むのか。先ほど役場のICT化とか行政事務ではなくて、今求められているのはローカル5Gだとか自治体DX、データトランスフォーメーションという形のなかで、それは地域戦略として農業や地域交通や高齢者の見守りだとか医療・福祉に生かされて初めて活きてくるものであって、その辺の原点の発想、ここもしっかり新年度予算に向けて具体的な方向性、これを見出していただきたい。このように強くこの場では要請をさせていただきたい。一般質問でしたけれども、ぜひ取り組みを前向きに具体的に進めていただきたい。意識とかチャンネルだとか知識はもう陳腐化してるんではないかと、先ほどの答弁聞いてると。従来型のICTしか考えてなくて、その中で行政の効率化を図るためにやってきますよであれば、ほぼ意味のないことであって、それも必要ですけれども、やはり地域の福祉や産業、農業や医療、教育、そういったものに繋がるような形のなかの展開というものを、ぜひとも前提に取り組んでいただきたい。2 点目の高齢者等生活支援の対応について質問をさせていただきます。公的サービスと地域住民やボランティアの皆さんによるサービスだとか、人材と仕組み作りについて、既存の組織、団体と協議をしていくという答弁をいただきましたが、未だかつて、ずっともう地域交通の関係、私も決算等で質問させていただいてますけれども高齢者に対する冬期の除雪の支援の強化だとか、そういった、ほぼ近隣町村ではもうどんどん実証的な実験や実際的な仕組みを作っているなかにおいても、全く前に具体的にいかない。例えば、繋ぎのハイヤー利用助成事業や高齢者の訪問見守りや職員体制の強化とか、今年からスタートした子育て世代包括支援センターなど、こういった事業でさえ、ほぼ議会での議員の皆さんからの一般質問や決算予算の質疑、それを受けてやっと動き出したのが実態ではないでしょうか。地域における安心をきちんと支える仕組みに対して、なぜそんなスピード感を持って、100点満点の答えを出せなんて言ってませんよ。また、それもないですから。そういったところにしっかり前向きに取り組んでいくという具体的な事実が存在していないと。しかも、残された任期は 1 年 3 か月、委員会や本会議の一般質問で検討・見直しをします。制度設計をします。議会と協議します。未だ何一つされてない。そういった現況において、新年度に向けてどういった取り組みをなされていくのか。再度その考え方と覚悟をお示しいただきたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいま 2 点の御質問かと思います。まず前段の関係でありますが、情報化5G、またICTを使った業務の進展の関係でありますが、当然、今のデジタル化時代でありますから、まずは業務としてのそういう部分でのICT化を進めてきたということであります。ただ、このICT化というのは、全体のこれからの流れの中でそこに蓄えた情報をいかに使っていくかと。それによって効能が変わってくるわけであります。機械的な数値のデータのやりとり、それだけでなく、やはりそこに蓄積された情報を、いかにそれを活用していくかというところにICT化の本来の意味があるというふうに我々も理解している次第でありますので、そういう対応に向けてしっかりと内部的に評価・分析をさせていただきながら、次への施策の展開のために使っていけれる。当然、先ほど前段で申し上げましたが、事務的な能率向上のためのデジタル化というのは当たり前でありますけども、それにさらにそういうものがしっかりと理解された中での進め方を行っていきたいという考えでございます。それから、高齢者等の生活支援対策等の中における様々な施策等の関係でありますが、確かに議員の方からおっしゃられましたように、議会の方からの御質問をいただくなかで対応してきた部分たくさんあります。ただこちらの方から投げかけたこともたくさんあります。そういう意味において、私どもとしてはできる範疇のなかから可能な限りの努力を今、傾聴をしておりますし、事業も一部展開をさせていただいたわけであります。町だけの仕切りで全てのものが進んでいくというわけではありません。必ず関係の皆さんとの協議をしながら、連携を図りながら、足並みを揃えてやっていかなければならないということでありますので、そういう部分も含めながら今後とも関係機関との連携のなかで各種施策についての展開を図っていきたいというふうに考えております。一歩一歩で歯がゆい思いをされているんだなあというふうに思っていますが、できる限りの努力を傾注しながら前に進めていく考えであります。
再質問 2番 古谷一夫
一歩一歩で歯がゆいんではなくて、もうこういったコロナ禍のなかの現況の中においては、そこで暮らしていくとか不安を生じているという状況に陥っている。そういったところにきちんと迅速に、しかも効率的なものとして、安心して暮らしていけるような仕組みをつくることは当たり前の話であって、他の町村でそれは全部が全部成功してるわけではないですから。成功しなければ駄目ではなくて、やっぱりトライをしない限りは成功も失敗もないという現況のなかで、何年もそのまま捨て置いているとは言いませんけれども、なかなか具体的な案や考え方や事業が提案されてない実態というのはやはり強く受け止めていただきたい、このように考えます。あわせて、人材と仕組みについて既存の組織、団体とも協議。何回も既存の組織とか商工会とかいろいろ出てくるんですけれども、例えば高齢者や障害福祉でも、例えば社会福祉協議会1つとっても、老健の関係やケアハウスの関係も含めて、それからほぼそういったサポート事業とか支援事業が委託事業として、どんどん事業が肥大化していくなかにおいて既存の団体自体がもう身動き出来ない状態に陥っている。そう考えたとき、単純に既存の組織や団体と協議しながら進めていくっていう考え方だけでいいのか。もう1つ必要なのは、協議はいいですけど、やっぱり組織改革、組織の仕組みの在り方を根本的に見直していくだとか、人材の在り方をどうしていくのか。そこにアプローチしない限り、どんどん委託事業でそこに突っ込んでいく、足していく。にっちもさっちもいかない。事業としては本当にたくさんリストがあるんですけれどもそれが各地域の実態に即したものになっているか、マンパワーも足りない。事業は肥大化していく。そういった状況に陥っているのが当町における、今の大きな隘路。そういった意味ではやはり既存の団体についても、これは言い方おかしいですけれども手を入れながら、今の時代に即した組織の在り方、人材の育成の在り方、行政との連携の在り方、町民の声をきちんと汲み上げていく仕組みづくり。こういったことを前提として、やはり高齢者、障害者、地域に暮らす人たちの安心をきちんと確保した、町長が言うところの安心安全のまちづくり、これに進んでいくべきではないでしょうか。そういった取組に対する考え方、再度確認をさせていただきたい。このように存じます。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
高齢者等の生活支援対策等の具体的な取り組みの関係でありますが、清里においては社会福祉協議会、または地域包括支援センター、それぞれの介護、福祉、医療の団体等の皆さん方とともにケア会議などを通じながら、共有化をしながら進めてきているところでございます。ただ、議員おっしゃるように非常に業務が社会福祉協議会であれば、老健を持ち、またケアハウスを持ち、そして社会福祉協議会内部事務を持ち、そしてさらにはヘルパー事業を持ち、その他に福祉サービス事業も町からの業務の委託のなかで設置がされているわけでありまして、非常にそこに集中をしております。ですからその中にさらに次の高齢者福祉、日常的なそれぞれの取り組みの活動を集約するということになると相当状況が厳しくなってくる。現状はもうこれ以上無理だろうというところまで来ているんではないかと、私自身もそれは認識をいたしております。そういうなかにおいてやはり町が一定のリーダーシップをとりながら、次の組織体制をどうするか。具体的な作業のための組織づくりをどうしていくかということになってきますが、それらについてもやはり事務局体制、事務職員をしっかりと配置をしておかなければ、全体としての枠組みが出来ないわけでありますので、そうした体制づくりについても早急に検討を加えていかなければならない。もうその時期遅いのかもしれませんが、そういう状況のなかで進めていきたいというふうに考える次第であります。
再質問 2番 古谷一夫
今おっしゃったように、本当に時期はもう遅いかもしれません。もう既にその限界値を超えているというのは誰の目から見ても明らかであって、それは他町村であれば、あれだけの組織になってくれば常勤の専務理事がいながら、行政とのパイプをしっかり手を握りながら、町民のいろんな要望をきちんと現場でもですね。プロパーの職員は確かに育っていってはいますけれども、まだまだそこに達してないというのは誰の目から見ても現状であって、そこにやはりしっかりとした組織の在り様というものをインナーだけではなくして、外部的知見、先ほど商工振興も外の専門家というお話がありましたけれども、外部的知見も入れながらやっぱりやっていく。そういった姿勢をぜひしっかりと具体的に新年度に向けて見せていただきたい、このように考えます。最後になりますけれども、コミュニティ活動を一言触れさせていただきます。非常にコロナ禍のなかで町民の具体的な個々の直接的な接触が減って来ていたなかにおいて、先日の自治会長会議ではないですけれど、やはり町民の様々な意見、それは耳の痛いこともあるし、言い過ぎだなということもあったでしょうから、町長にとっては言われ過ぎだなという意味でもあったはずでしょうけども、やはり謙虚に町民の方に向き合って意見をいろんな部分で受けていくという、そういった姿勢がやっぱり今求められているわけであって、そういったなかにおいて一つ大事なのは、基本はやっぱり、今何が欠けているかっていうと、ベースを成す今グランドデザイン等のなかで、2040 年目指したビジョンというような話は方向転換していますけれども、やはり将来の未来ビジョン、そういったものが町民と共有されているのかとか、町外から見ても清里の町がどう進んでいくのか見えない。町民との共有。従来過去あった総合計画でもそうでしょうし今回の新しい総合計画のなかでもそういった地域住民を主体としたまちづくりというものを謳っていながら、現在のところ、将来ビジョンが町民との間に共有できるそういった場とか議論する場、そういったものがほぼ見えてないのではないのか。コロナ禍の影響だけではなくして。いつしか、そして、何が独り歩きしているかというと象徴的なのは「清里 100%」、「日本で一番美しい村」。ほぼ共感を得ているのかどうなのか。誰が見ても町民レベル、町外からそういった形の部分が独り歩きしているけれども、結局それは行政の自己満足。これ一つ言い過ぎかもしれませんけど、もっと地道な地域の課題を協議していく。そういった場づくり。自治会連合会でもそうでしょうし、様々な既存団体だけではなくて幅広い町民と揉み合っていく、若い人たちと揉み合っていく、女性とも揉み合っていく、障害者ときちんと意思疎通をやる。中学生や高校生でもコミュニケーションをとっていくだとか。そういったなかで湧いてくるものをきちんとじゃあうちの町はこういった方向、ビジョンというものを目指していくんだよということを共有できる。そしてそれを内外に発信していく。それが基本になければ、やはり行政の独りよがりになってしまって、何やってたんだろうねこの 4 年間だとか、この 6 年間 8 年間、何を言って何が生まれたんだろうねとそうならざるを得ない。そういった意味でやはり外からも見えないし、感じられない。そうではなくして、もっと身近な町民としっかりと議論をしていく、協議をしていく。そういった姿勢が今後のコミュニティ活動の原点に。原点返り一回していただいた方がいいのではないか。強く感じるところですので、町長に最後に答弁を求めたい。このように思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ご質問のまず前段の体制の問題でありますけれども、ご指摘のように、社会福祉協議会を中心として専門的な職員の部分で人手不足もありますけれども、対応が困難になってきていると。そのためには、しっかりとした事務を進めていける職員の配置も考えていかなければ、専門職だけではなかなかその部分に切り込んでいけないかなというふうに思っておりますので、そこら辺を含めて、しっかりとまた社会福祉協議会とも体制の在り方について、協議を重ねていきたいというふうに思っております。地域包括支援センターの中にも専門職の方は配置されておりますが、全体の統括としての配置としては、やはり社会福祉協議会の事務局長さんを中心にお願いしているというようなこともありますので、そこら辺についてもある程度しっかりと分類をしながら、整理をさせていただきたいと考えている次第であります。次にコミュニティ活動に係る対応の関係であります。町民の皆さんと膝を突き合わせてけんけんがくがくと議論をしながら、まちづくりを進めていくというのが本来の趣旨なのではないかというふうに思っております。ただ、残念なことに一昨年からのこのコロナで本当に人の動き、人と人との接する機会がなくなりました。はっきり言って、それまで数多く地域での懇談会も開催させていただいたんですが、昨年と今年は全く今のところありません。ただ、徐々に日常になってくるというふうに思っておりますので、年明けてからそれぞれの部分について、向こうから申し込まれるだけでなくて、こちらの方から積極的な働きかけをしながら、地域懇談会等の機会を通じて、そういうような情報を積極的に配信しながら、情報の共有化に当たっていきたいという思いでいるところであります。まずはコロナがもう少し落ちついて、十分に動けるようにならなければならないなというような思いで進めていきたいというふうに思っております。今回の総合計画も、それから第 2 期のまち・ひと・しごと創生総合戦略もきちっとした計画が本当に素晴らしい計画が出来ております。これをやはり土台に次の「ふれあいと温かみでつくる、未来を創るまち きよさと」この理念を町民の皆さんにしっかりと理解をし、共にまちづくりの方向に向かっていけるそのための懇談の機会を、そして数多くの皆さん方と直接お話ができる機会を求めていきたいというふうに考えております。年明けてから積極的にそれぞれの自治会にも働きかけていきたいという思いでおりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。