みんなの議会

清里町議会 平成19年第3回定例会 2007年6月20日

定住・移住促進事業の推進に向けての具体策について

2007年6月20日、清里町議会の一般質問で、澤田伸幸議員が「定住・移住促進事業の推進に向けての具体策について」質問し、町長 橋場博が答弁しました。

質問者
澤田伸幸 議員
答弁者
町長 橋場博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 澤田伸幸

先の通告に従い、質問させていただきます。定住・移住促進事業の推進に向けての具体策ということで質問していきたいと思います。清里町は第4次総合計画後期の清里町グランドデザイン構想に沿って着実に計画が実行され、まちづくりが推進されているわけでありますが、一方、職場としての雇用の場が少なく、思ったより早く人口減少が加速されつつあり、この対応が望まれるところであります、町長の町政執行方針の3番目の美しい景観、快適な生活環境の整備とありますが、住みよい町づくりを目指すことにより、多くの人々をわが町に呼び込むことが必要であります。現在行われている羽衣分譲地の未分譲の現状、今後、分譲の方向はどのようにするのかお伺いしたいと思います。次に、グランドデザインに載っていたと思いますが、水元町住跡地の分譲計画の具体的な計画、方策について伺いたいと思います。それに美里地区の移住、オホーツク海を望む景観のきれいな所ということで、その地域の土地の導入等の予定はあるのか、移住促進を図っていくのかの点。そのほか、札弦地区や緑地区に予定、希望があるのか。定住・移住情報の発信、相談体制の充実とありますが、具体的に方法があれば、どのように定住・移住の進め方をしていくのか。今後は、町内はもとより、本州、道内、あらゆるところから定住希望を受け入れて、清里町の人口増につなげて行く事だと思います。先ほど加藤議員が申されたように、定住・移住の前に観光の体験・滞在も含めて発信して行かなければ、なかなか、本州、道内各地から呼ぶことはできないのかなぁという感じはしますけれど、観光、滞在も含めて考えてもらいたいと思います。まず、その事についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 橋場博(町長は2011年3月まで)

澤田議員のご質問にお答えを致します。定住・移住促進事業の推進に向けて具体策についてであります。現在、団塊の世代の大量退職の時代に入りまして、特に、首都圏をはじめとした都市部から、自然や環境条件に恵まれた地域への移住が大きな注目を集め話題になっているわけであります。こうした中、北海道におきましては、平成17年9月に、市町村によります北海道移住促進協議会が設立されまして、現在、北海道の3分の1を超える69の市町村が加入をいたしておりまして、清里町も、その一員として参加いたしております。また、今年の5月末には行政の枠を超えた民間企業を含めたオール北海道体制の組織として住んでみたい北海道推進会議が設立されまして、より、積極的な情報の発信や、移住ビジネスの創出に向けた取組みが、一段と加速されようとしております。ご質問頂きました、清里町における定住・移住施策の現状と今後の方向でありますが、すでにご承知の通り、定住対策の一環として平成8年度には新町に、平成12年度には羽衣南にそれぞれ定住団地の造成、分譲が行われてきたところであります。新町につきましては完売を致しておりますし、羽衣団地につきましては、今現在、18区画の内、12区画が売れまして、残り6区画となっております。町におきましては、このほかに、合わせまして、単身者や世帯向け、さらには高齢者向けの町営住宅の建設を継続的に行っておりますし、現在も、町営住宅のストック計画に基づき整備計画を進めております。ご承知のように、緑地区におきましては、山村留学ということで、すでに平成6年度から緑地域、皆さん方の力によりまして進めているところであります。移住施策につきましては、総合的な窓口としては従前より企画財政課があたっておりましたが、清里町総合計画後期5カ年計画の策定に伴いまして、重点プロジェクト事業である花と緑と交流の町づくり事業の交流事業の推進項目の一つとして、定住・移住情報の発信を位置付けしております。さらに、清里町自立計画の重点事業におきましても清里いきいき安全安心町づくり事業の地域活性化対策として、定住・移住促進対策の推進を位置付けて、現在取り組みを進めているところであります。具体的な内容としましては、相談窓口の開設、空き家・空地情報の収集、ホームページによる情報の提供、清里町コミニティ機構による調査・研究、さらには、北海道や移住推進協議会による共同情報の発信と道外プロモーションを行っているところであります。尚、今後の具体的な施策としましては、町政執行方針でお示ししたとおり、旧営林署跡地の町営住宅の建設と水元団地取り壊し跡地の定住・移住団地分譲についての検討を、総合計画にもとづき進めて参ります。また、今定例会で、補正予算にて提案させて頂きますが、移住・定住についての相談や、情報発信機能の強化と、町内外の民間団体等の連携のもと、移住促進モデル事業に取り組んで参る所存であります。以上、申し上げまして答弁に代えさせていただきます。

質問 4番 澤田伸幸

それでは、羽衣南のところは、あと6戸で完売ということで、北側に残っているところがありますが、斜里岳が見えないとか大丈夫なんですか。新町の公営住宅取り壊しの跡地は、それが完売しないと、まだ計画にはなっていないということなんですか。羽衣南にある住宅は立派ですけど、あの様な状態で家が密集すると、せっかく斜里岳だとか景観がきれいなところなのに、後側に建った家は、日常生活にも支障をきたすので、景観も考えた余裕のある住宅構成とか、具体的にはまだ決まってはいないのですか。決まっていれば内容を教えて頂きたと思います。

答弁 町長 橋場博(町長は2011年3月まで)

羽衣南団地につきましては、あと、残り6区画ということでありまして、新町につきましては、計画はまだできておりませんけれども、考え方は、澤田議員ご質問のように、まったく違った区画割をしたいと考えております。現在、確か140か150坪だと思いますけれども、その区画割をさらに変えまして、単に正方形ではなくて、いろいろ趣のある、樹木のある、緑のある、団地区画にしたいなぁと考えております。計画ができた段階で、また、それぞれ議会の皆様とも、ご相談させて頂きたいと思っているところであります。

質問 4番 澤田伸幸

これまでの反省を踏まえての事ではないかと思うんのですけど、その他、札弦地区や、緑は民間の温泉付き分譲で、現在20戸ほど建って、分譲モデルの地域ではないかなぁと思うのですけど、クリアしなければならない問題があるということで、差し控えます。先ほど言った山村留学の住居だとか空き家対策ということで、札弦・緑方面の景観のよい所に、今後、定住・移住計画を考えているかを伺いたいです。

答弁 町長 橋場博(町長は2011年3月まで)

現在の所、考えていない訳でありますけれど、また、時代の流れとともに、その時の状況に応じて、充分検討して行きたいと思っております。

質問 4番 澤田伸幸

先ほど忘れたのですが、美里地区の民宿だとか住んでいる所があるのですが、そこも、希望があれば定住・移住の場所に進めていく計画はありますか。

答弁 町長 橋場博(町長は2011年3月まで)

ご承知のように、美里地区に町有地があります。もとの小学校跡地。現在の状況でありますけれど、おそらく草が伸びている状況だと思っております。一部分、農家の皆さんにお貸ししている部分がある訳ですから、それらの解決も図りながら、総合的に環境整備しなければならないものと充分認識をいたしております。そういった中で、今、ご質問のような案件が出て参りましたら、これらも充分考慮しなければならないものと思っているところであります。

質問 4番 澤田伸幸

先ほど住んでみたい北海道推進会議と、移住ビジネスと言いましたが、町村のそういう希望だとか分譲希望の方のために協力をする団体とはどういう団体なのか。

答弁 町長 橋場博(町長は2011年3月まで)

この住んでみたい北海道推進会議、今年の5月すえに設立されたという事で、まだ、できて間がないところでありまして、今までは、行政なら行政、民間なら民間、ということだったのですけれど、今度、総合的にオール北海道という形になった訳でありまして、構成メンバー参考までに申し上げますと、会長につきましては、大学教授、会長代理は、JR北海道の社長、そして副会長は従来の会長でありますが、函館市長、そしてあと、商工会連合会とか札幌ビール、全日空、いろんな企業が入っている訳であります。ホクレン、道新、三井商船。どのような事をするのかといいますと、北海道に新たな元気を創出する、なかなか抽象的なんですけれども。そして地域経済を活性化し新たなビジネスの創出を目指す。交流・定住の動きを確かなものにする。期間も3年間、今年から2009年までの3カ年ということで、限られた活動期間において、スピードを上げて、スピード感を持って取り組む、ということが基本理念となっているわけであります。動きは、これからになると思います。また、清里町の状況、詳しい内容はよく分からないですが、道から今月の28日に清里町を訪れたいという連絡も来ているようであります。

質問 4番 澤田伸幸

今の話は、将来に向かってどういうことになるか、我が町にとって有効に利用できるか、ということですが、最後、定住・移住も思い切った施策をとらないと、なかなか口車には乗らないぞという感じもあります。景観観光地としては清里の町は、花いっぱいで元気な町ですが、津別町では、内地から来たら無償で用地を提供するという思いきった施策をとっているのですけれど、それに準じたような気持ちで、まず、来てもらうという事。選ばなければならない人もあると思うけど、仕事を持っていても、ここで頑張ってくれる人を、よその町にはない条件を見つけていかなければ。町内で移住するだけでは意味がないと思うので、団塊の世代の人たちへのアピールを情報ネットの中でやってもらえれば、少しは人口減少の歯止めにもなると思うし、活力になると思います。4期目が始まったわけですが、今後とも抜本的な、奇抜なアイデアで町長の手腕を充分に見せて頂きたいなぁという事と、意気込みを聞かせてもらって最後の質問にしたいと思います。

答弁 町長 橋場博(町長は2011年3月まで)

澤田議員から心強いお話があった訳でありますけれど、私も、個人的には、新町の土地については、殆んど無償でいいのではないかという気持ちも持ってはいるのです。ただ、税金を投入する以上は、区画整理の道路の分とか、上下水道の分は頂いてはどうか。まったく無償でもいいのではという、いろんな考え方がありますので、これら例示しながら、それぞれの関係委員会の皆様とも充分検討させて頂きたいと思います。気持ち的には、まったく無償で家を建てて頂ければありがたいと思っております。ですけども、ずっと住んでおられる清里町の皆さんの事も考えていかなければなりませんし、いろんな事で具体的に決まりましたら、ご協議申し上げますので、宜しくお願いを申し上げたいと思います。

出典:清里町議会 平成19年第3回定例会 2007年6月20日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる