上士幌町議会 令和4年第8回定例会 2022年12月6日
(1)町民が「書かずに済むワンストップ」申請手続き及び「地域担当職員制度」の導入について/(2)町単独による物価高騰支援対策の実施について/(3)大雪山国立公園東大雪地域の景観等に係る支障木撤去を、国の構造改革特区に申請することについて
2022年12月6日、上士幌町議会の一般質問で、江波戸明議員が「町民が「書かずに済むワンストップ」申請手続き及び「地域担当職員制度」の導入について」「町単独による物価高騰支援対策の実施について」「大雪山国立公園東大雪地域の景観等に係る支障木撤去を、国の構造改革特区に申請することについて」について質問し、町長 竹中貢が答弁しました。
- 質問者
- 江波戸明 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 江波戸明
町民が「書かずに済むワンストップ」申請手続き及び「地域担当職員制度」の導入について。町民において、役場での様々な申請手続は煩わしいことの一つです。また、最近、役場職員の顔が分からないという町民からの声を聞く機会があります。これらの改善の糸口について、町長の考え方をお伺いいたします。1、役場窓口で「書かずに済むワンストップ申請」について。町は、様々な登録関係や申請等に関する事務の取扱いを行っていますが、現在は各担当課・部署で対応していますので、来庁者はその都度の担当窓口で申請等を行っています。この煩わしさの状況に対し、北見市においては、業務の改善を積極的に実施し、来庁舎の手続が簡素になり、職員は確認の手間がなくなるなど、事務時間削減にもつながっています。本町においても、デジタル化による行政改革を推進していますので、北見市方式の「書かずに済むワンストップ申請」の調査と検討を行い、早急に導入を行うべきであります。2、「地域担当職員制度」の導入について。地域担当職員制度は、町内会等の単位で職員を配置し、通常の相談事の窓口や担当職員における町からの情報提供など、地域との交流により地域における実情と課題などを知り、今後における町役場と町民との理解を共有できる形成に役立つものです。早急に地域担当職員制度の導入を行うべきであります。大きな2点目、町単独による物価高騰支援対策の実施について。今日、様々な要因により物価高が続き、町民生活に大きな不安が生じております。このような急激な諸物価の高騰は、近年経験のないことであります。このことについて、町として、当面の物価高騰の捉え方と、町民に対する対策と支援について、どのように認識し判断しているのか及び、その上で具体的な対策を行うのか、その考え方と対応についてお伺いいたします。3点目になります。大雪山国立公園東大雪地域の景観等に係る支障木撤去を、国の構造改革特区に申請することについて。東大雪地域には「北海道遺産」として、「十勝三股の樹海」及び「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」が選定されています。しかし、森林や山岳景観、登録有形文化財であるコンクリートアーチ橋梁などに対し、その景観を妨げるほどに樹木が成長している課題があります。一方、国有林及び国立公園内での立木の伐採は、森林法、国立公園法などにより、支障木撤去への対応は厳しい規制があります。町は、この東大雪地域の大森林帯を景観機能及び脱炭素吸収機能として活用し、あわせて、コンクリートアーチ橋梁群を歴史遺産として、積極的にまちづくりに活用すべきとしているところです。この課題に対応する一つとして、「構造改革特区」申請により、景観維持等に係る支障木等の撤去対応を進める手だても可能ではないかと考えています。このことについて、町長にお伺いいたします。以上であります。
答弁 町長 竹中貢
町民が「書かずに済むワンストップ」申請手続き及び「地域担当職員制度」の導入について、江波戸議員のご質問にお答えいたします。1点目の役場窓口で「書かずに済むワンストップ申請」についてであります。本町では、町民課の総合窓口において、ワンストップで用件が済むよう、関係課と連携を密にした対応を心がけ、町民に寄り添った住民サービスの提供に努めているところですが、来庁者が「書かずに済むワンストップ」には至っておりません。「書かない窓口」を導入している先進自治体の事例では、申請者の個人情報を窓口で聞き取り、またはマイナンバーカードや運転免許証等をスキャンすることによってシステムに取り込み、申請書等の作成を支援するものであります。最初の窓口で登録した電子情報が次の手続にも引き継がれることで、町民の皆様にとっては、手続ごとに申請書を記入する手間が省かれることになります。また、総合窓口業務においても、記入漏れ等の対応に要する時間が短縮されるだけでなく、電子情報を各課が共有することで、ワンストップサービスもさらに円滑になり、様々な住民サービスにつながることが可能となると考えております。「書かない窓口」は、アナログとデジタルが融合したすばらしい取組であり、本町においても導入を検討すべき内容であると認識しておりますが、導入に当たりましては、現在の基幹業務システムを改修し、新たなデータ連携基盤を構築する必要があることから、多額の改修費と準備期間が必要になることなどの課題があります。さらに、国においては、令和7年度末までに地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化を行うこととしており、本町においても段階的に基幹業務システムの標準化作業を行っていくことが必須となり、本町を含む多くの自治体では、標準化のための改修が最優先事項となっております。この基幹業務システムの標準化作業前に「書かない窓口」とのデータ連携基盤を構築してしまうと、標準化作業後の令和8年度以降においても、再度データ連携基盤の改修・構築作業が発生してまいりますので、町としては二重投資、手戻りのないようにするためにも、基幹業務システムの標準化後に新たな窓口システムを導入することが適当と考えております。その際には、自宅のパソコンやスマートフォンから申請手続を可能とする「オンライン窓口」を目指すことについても検討すべきと考えており、窓口のオンライン化を進めることにより、お体の不自由な方、忙しくて役場に足を運ぶいとまのない方、また、ふだんから通信機器を使いこなしている方については、自宅にいながら手続を行うことが可能となります。このように、デジタルを活用した多様な選択肢を示すことで、一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができる、「誰一人取り残さないデジタル社会」を目指すべきと考えております。2点目の地域担当職員制度の導入についてであります。行政への日常的な相談事は、多岐にわたるあらゆるものが想定されます。このため、町民の皆様の困り事等に対しては、それぞれの行政サービス分野あるいは施策分野を所掌する担当課において、細やかに対応するよう心がけております。内容が多分野にわたる場合などは、個々の職員や担当課だけではなく、関係課・部局が横断的に情報共有しながら対応することに努めております。町からの周知や意見要望の把握につきましては、広報・広聴活動の充実が重要であると考えており、これまで各団体との日常的な意見交換や、事業に応じて町民報告説明会、ワークショップなどを開催し、住民への理解や意見を政策に反映してきております。行政情報の発信に関しましては、広報はもとより、ホームページや一斉情報配信システム(インフォカナル)を通じ、スピーディーな提供を心がけ、あわせて、受信機やタブレットの貸出しを行い、その利用に関する説明・相談等も行っているところであります。また、出前講座では、町民の皆様のご要望に応じて、町長をはじめ関係職員を派遣し、町が進める施策や制度の内容等を周知してきております。コロナ禍で行動制限が求められ、そもそも対面の機会が少ない昨今ですが、その中でも感染対策を講じつつ、地域課題の把握と解決に全力を傾注しているところであります。協働や住民参加のまちづくりにつきましては、町長就任当初から政策の中核に据えて、まちづくりを進めてきております。ボランティアやNPO活動の育成と支援、最近では、町民の困り事をコンセプトに、行政と住民をつなぐ新たなセクターとして「生涯活躍のまち」など、多くの町民の皆様の参加の下で、一人一人が輝くまちづくりが着実に深化しているものと理解しております。行政といたしましては、行政区・町内会は自治の原点であるとの認識から、まずは自主活動を基本としつつ、今後とも情報の共有や連携を密にして、地域課題の把握と解決に向け、従来どおり全課・全職員による総合力で対応してまいりますので、ご理解願いたいと思います。次に、町単独による物価高騰支援対策の実施についてであります。急激な物価高騰により、生活者や事業者が多大な影響を受けており、このことは世界的に喫緊の課題となっております。国の統計においては、北海道における本年10月の令和2年同月比消費者物価指数のうち、食料は8.1%、光熱費は20.0%、総合指数で4.6%上昇しており、食料・エネルギー等を中心に、様々な物価の高騰が町民生活に大きな影響をもたらしております。そのような中、国は新型コロナウイルス感染症対応臨時交付金の中に、今年度新たに「原油価格・物価高騰対応分」「エネルギー・食料品価格等の物価高騰の重点支援」を加え、地方公共団体が地域の実情に応じて、きめ細やかな対応ができるよう対策を講じております。本町におきましては、臨時交付金の活用はもとより、町の一般財源を投入しつつ、大きな影響を受けると思われる低所得者や高齢者、子育て世帯、農業者、商工業者など、広く町民に対して支援事業を実施してきております。11月24日開催の総務文教厚生常任委員会において協議させていただきましたが、本定例会におきまして予算補正を提案し、実施予定の事業も含め、次の対策を行ってまいりたいと考えております。エネルギー・食料品等の物価高騰による負担増を踏まえ、非課税世帯以外の厳しい生活を強いられている高齢者世帯等に対しての支援金給付、また、食費等の増加による生活支援対策として、18歳以下の子供のいる子育て世帯に対する支援金の給付を行うこととしております。そのほか、商工業者に対しては、燃料費高騰による負担の軽減、エネルギー・食料品等の上昇の影響を緩和するための給付金支給、農業者に対しては、生産資材、特に飼料・肥料の高騰が著しいことから、物価高騰による影響緩和策を講じることとしております。また、町が実施する宿泊割引に合わせ、観光関連事業所等で使用のできる買物券を配布し、観光消費の拡大を図ることで、事業所等の支援をする取組も行っております。さらに、広く町民の生活支援を図ることを目的に、プレミアム率20%の商品券の販売など、様々な対策を実施してきております。これらの町独自の支援対策につきましては、関係課・部局において町内の状況を把握し、関係団体や町民の皆様からのご意見、要望等をいただきながら、支援内容、有効性などを検証の上、生活不安の解消や経済対策として予算化し、実施させていただいております。コロナ禍や物価高騰が長期化するような事態となれば、町民生活や地域経済はさらに大きな影響を受けると思われますので、国・道に対して対策の充実を要望するとともに、引き続き必要な対策を講じてまいりたいと考えております。なお、脱炭素先行地域に選定された本町には、再生可能エネルギーの地産地消に対する国からの手厚い支援制度があることから、電気料や燃料費の高騰が続く中で、農林業や商工業の経営改善、将来にわたって電気料の大幅削減に寄与するものと考えております。次に、大雪山国立公園東大雪地域の景観等に係る支障木撤去を、国の構造改革特区に申請することについてであります。日本の国立公園の中で最も広い大雪山国立公園に包含される本町の良好な景観につきましては、その多くが国有林内に位置しており、樹木の成長により景色の見え方が変化している箇所や阻害されている景勝地があることについては認識しているところであります。これらの景勝地につきましては、良好な景観の維持・向上を図ることが必要でありますが、国立公園区域内であり、かつ、国道用地や環境省の直轄地以外のほとんどが保安林指定されている国有林であります。国立公園につきましては、自然公園法において、特別地域は4つの区分に分けられ、樹木等の伐採行為が規制されております。本町の国立公園全体面積の約17%が、特別保護地区及び第1種特別地域であり、伐採行為に関して厳しい規制が設けられております。また、その他の約83%が第3種特別地域及び第4種特別地域に当たり、規制はあるものの、条件付で伐採が認められております。このように、国立公園地域内の観光景勝地としている多くの部分については、条件付伐採が認められているところであります。しかし、国有林に関しましては、本町の森林面積の約9割を占める4万3,367ヘクタールのほとんどが保安林指定されており、自然公園法による特別地域の区分にかかわらず、森林法によって、保安林指定地を保全するための規制がかけられております。北海道産である旧国鉄士幌線アーチ橋梁群の中でも評価の高い登録有形文化財の三の沢橋梁、第五音更川橋梁などは、国道から橋梁を望める位置にありますが、現在は樹木により、特に葉の茂る期間は眺望が遮られる状況にあります。これらの地域は、自然公園法上では第3種特別地域及び第4種特別地域に位置づけられ、諸条件を満たし、申請手続等を経ることで、樹木の伐採は可能であります。しかし、森林法上では保安林指定地となっており、枝払い程度の行為は可能であるものの、伐採については保安林指定の解除が必要となります。その解除につきましては、開発行為や森林施業、道路事業等以外の景観の保全などのための樹木伐採を理由としたものは原則認められていない現状にあります。次に、国が定める特区についてでありますが、現在認定されている構造改革特区では、国立公園及び保安林の樹木に関する案件は見受けられず、国家戦略特区として認定された案件でも保安林の指定解除手続の期間短縮が図られるにすぎず、樹木伐採、保安林解除要件の緩和には至っておりません。本町といたしましては、観光振興と自然環境保全の調和を図りながら、景観を確保することが重要であると考えており、現在可能な対応を含め、関係機関と協議を進めてまいります。その上で、さらに特区制度に申請することが有効であると判断した場合には、そのための対応を図っていくべきと考えております。以上でございます。
質問 8番 江波戸明
まず、1点目の「書かずに済むワンストップ」の関係であります。町も、デジタルトランスフォーメーションの計画づくり、こんなことを含めて、一番分かりやすく言えば、受付から処理までの工程のデジタル化とか、また、デジタル化イコール業務改善ではありませんので、職員がどう取り組むかという連携の仕方、これが進むと、ベテランの方の職員がいなくても対応できる窓口のシステムができます。そんな意味で、これについては早急に対応することは、非常に町民にとっても、町の役場に来やすい、気持ち的な部分も含めて出てくるんではないかと思います。そんなことで、今、デジタル課ができました。ここに関わって、ICTに係る担当業務については、役場内の分掌の関係、どのように位置づけされているかなというのがなかなか分かりづらい。ただ、先般、町のコミュニティバスの乗車の関係のチケット化ですか、これなんかでも、福祉課が対応しているとか、後で聞いてみたら、企画財政課という話もあるかもしれませんけれども、私は、どこかきちっとした、業務の分掌を含めて一元化しながら対応するというのも、デジタル化を進めていく中で、特にワンストップサービスを進めていく中で非常に大事なことだと思います。これは、やはり北見市も、かなり長い年月をかけながら、いろんな課題を集約しながら、どういう形で窓口を一元化しながら、町民の本当に来やすい窓口をつくってきたかという部分ですけれども、これはやっぱり、きちっとワーキングチームなり、ワンストップサービスの推進会議なり、そういうことをつくりながら、各課がやるべき仕事、町民に開放する情報等含めて、どうあるべきかと、非常にその期間の中でしっかり議論すると。僕はこの体制づくり、「書かずに済むワンストップ」をすぐやれということではなくて、この職員の体制づくりをまず最優先していくと、必然的にいろんなアイデアが、ワンストップ窓口を考えることによって、僕は職員の中から出てくるんじゃないかと思っています。そんなことで、将来の業務も含めて、町民が期待する各課のキーパーソンの人材づくり、これがまず、デジタル人材のつくり方と共有しながら、進めていく一つだと思います。そういう形で調査をすることによって、人材づくりについて、非常に効果が高いという、基幹業務システムの標準化と取組計画が明確になるんだと思いますけれども、まず町長について、この辺の考え方について確認させてください。
答弁 町長 竹中貢
昨年からデジタル関係の室をつくって、今年はさらにそれを昇華する形で管理して、デジタルの次世代に向けた挑戦的な取組と、それから、業務改善のためのデジタルの活用ということで、DXの関係の、そういったポジションを含めての課を設置したということであります。ここの仕事というのは、このように2つ、大きなことがあるわけでありますけれども、基本的には各課が、今どのようなことでデジタル化にふさわしいのか、こういったプロジェクトをつくっております。そのように、日常から各課がデジタル化にするのに必要な、こういったことについて、十分連携を取っているということであります。そういった意味での、体制づくりというお話ありましたけれども、その体制というのは日常的にされているということであります。ワンストップ窓口ということで、今のところでは、町民課のところに来ていただいて、そこから担当職員がみんな来ると。ある意味では、それも一つのワンストップ窓口の手法だろうと、そんなふうに思っております。これがデジタル化によって、さらに簡便になり、そしてまた間違いの起きない、こういったそのことにつながっていくということだと思いますが、それは議員がご指摘のとおり、本当に大切なことだということに考えております。それはもう全く否定するものではありませんし、できることであれば、一刻も早くということでありますけれども、答弁書で申し上げているように、令和7年にもう一回、国で大幅に共通化を図ると、システム改修が行われるということなんですね。ですから、その中に、町独自のワンストップ窓口のシステムを構築するとなれば、それはまた新たにそこに費用をかけなければならないと。多分これは数千万かかるんでないだろうかと言われておりますが、そういったことを想定されているということでありますから、その必要性は分かっていますけれども、令和7年に大きく変わるということになれば、そこに合わせざるを得ないだろうというふうに思っています。そのときに準備期間として、北見市の事例が出されましたけれども、北見市としても、それを調整するために4年くらいかかったという話であります。ですから、今からそれぞれ、どんなことをその中に盛り込んでいくのかという、システムの準備期間というのが急がれるということになりますので、7年になって、それから、さあもう一回始めようかということではなくて、基本的には、そこに盛り込むのはどんなようなものなのかというふうなことだとかは、これは順次連携を図っていかなければならないということであります。今の段階でもReamsという、そういうシステムを導入しておりますけれども、20、30のデータがそこに共有化されているということであります。そういった共通の基盤が変わるということでありますから、それに合わせて、町としては取り組んでいくということであります。それから、今申し上げたように、デジタル関係について、各課職員がそれに対して、自分たちができること、これから自分たちのところで必要なこと、こういったことについては、定期的な会議を開く中で進めてきているということでご理解いただきたいと思います。
質問 8番 江波戸明
ぜひこの課題について、町民に対する効果は別にしても、本当に非常に高い効果というのは認識していますし、町のほうも認識したというふうに、そういう考えに立っていますけれども、早急にやはり、財政的にも無駄をしないという部分で、やはり時期を的確にしながら対応したと思いますが、今、国のほうもオンラインで対応したり、一番身近な部分についてはマイナンバーカードとかありますけれども、果たしてそれが全て町民なりに認識されているかという部分も含めて、非常に難しいところでありますから、平成28年度から、国のほうもオンラインの窓口含めて、どうなるかという部分を調査していますけれども、町も的確に経費の状況、財政の状況含めて、対応をお願いできればと思います。次に、担当職員の地域制度という部分で、これ非常に、僕自身も、なかなか職員の顔が見えないと、ここにいても見えないのが、最近よく話題になる一つです。本当に、これは、お互い少しでも顔を見たり話しできる機会、きっかけとか、そんなことをどうやってつくれれば一番いいのかなと考えているんですけれども、町民の方がわざわざ役場へ来て、あいつ誰だとかこいつとか、そんなことなかなかできないし、我々自身でも、いろんな用件の中で職員と付き合う部分があるかと思いますけれども、もう一つは、町民から見た目と逆に、職員から見た町民、この中にどうやって入っていくかというのも、きっと職員自身が悩んでいる部分もあるのではないかなと僕、認識します。そんな意味で、どうお互いが持ち場、それから情報とか含めて、お互いが交流できるかなと。僕は、難しい形で、がっちり固まった地域について、職員をぴしっとするわけでなくて、例えば町内会長、役員三役会等に、今役場でこんなこと考えているんだという部分とか、そういうことを話して聞いたり、逆に町民のほうから、こんなこと考えているんだなとか、例えば一つの課題として、町民から投げかけられた各課への課題、これを地域の人にやっぱり共有していく、地域担当の職員に共有していくとか、やっぱりそういう形で、小さな出たり入ったり、町民と役場職員が出たり入ったりする交流といいますか、それが一番大事だと思います。こういうことを重ねながら、僕は人材づくり、これから地域と課題をある程度分かる人材づくりも含めて、お互いが距離が近くなるのかなと認識していますから、そういう四角四面の中でなくて、そういう形で、地域との関わりを持つ職員をぜひ、そういう立場といいますか、いろんな立場とか責任もあるかと思いますけれども、考えていただきたいなというふうに認識しますんで、町長について、再度これについて確認したいと思います。
答弁 町長 竹中貢
がんじがらめに固めて考えるんではなくというお話ありましたけれども、そこの問題も一つ、実際の問題としてはあるなというふうに思っていました。少なくとも、担当職員ということで、職務命令ということになれば、これはいわゆる勤務時間の中に入ってくるということになりますし、土曜日、日曜日、あるいは夜、時間外どうするのというような問題も、これは職務を命令する側としては、そのことまで踏まえて考えなきゃならんということであります。ただ今回の、いわゆる顔が見えないと、これは顔が見えない、1人だけ見えないんじゃなくて、お互いに見えないという関係になりますから、役場の仕事をしながらも一町民であるということでありますから、そういった意味では、いろんなところでお互いに、そういう場面に出会うかどうかと、あるいはどのように、お互いにそういう場面にあるかというのが問われるわけでありますが、何といっても、少なくともこの2年間は、対面するということは、これは自粛しなきゃならんという、そういう社会的な問題ですね。コロナの関係で、そういうことがされているわけでありますから、今ではお葬式関係も、ほとんど通常と変わった形態になりました。それで、イベントもほとんどなくなってきたと。そういった意味では、やっぱり町民と一つになるという機会が失われているというのも、これ現実の話だろうと、そんなふうに思います。そういった中でありますけれども、今まではそれぞれ町内会の中に、役場の職員が生活居住地としているのではないだろうかな、大方はそうでないだろうかなと、そう思っております。そういった中で、ボランティアと、それから役場の職員、日頃から職務上、経理の関係だとか随分、会計のところですね、手伝ったりなんかしてやっている。それから、町内会のイベントなんかでも、いろいろとお手伝いをしているという姿が見えます。こういった姿が、ある意味では緩やかな形で、そしてまた、そういう場面をどれだけ多くするのかというのが、これからまた必要になってくる、正常な生活に戻れば、そのようなことがまた増えてくるだろうと、そんなふうに思っております。ただ、もう一つは、町全体の課題みたいなものがあって、それを基にして、町民にそれにどう参加してもらうのかというような、そういった政策課題もあるんだろうなと、そう思っております。一つには、コミュニティのとにかく希薄化というのが言われておりますけれども、それを結びつけるのが、一つとしては、防災関係があるのでないだろうかなと、これは今までそういう答弁もさせていただいておりますけれども、それだけではなく、今でいうと、町民が気軽に参加できる、あるいは自分ごととして捉えることができるという意味では、今回、町が脱炭素の先行地域に選ばれましたけれども、その中での省エネの関係だとか、あるいは資源の有効活用だとか、こういったことを町民と共に、どんなふうにして取り組んでいくのかというようなこと、こういった全てに共通する課題については、今まで以上に町民の方々の理解もいただいて、そんなふうに思っておりますし、それから町内会の、まずは三役の方だとか、あるいは町内会の集まりの会議だとか、そのようなことを開催させていただく、そしてまた、必要に応じてそこに職員を派遣するというようなことで、先ほど懸念されるというようなことの一つの解決方法にもなっていくのではないだろうかなと、そういうふうに思います。いずれにしても、今、働き方改革で、長時間労働、長時間勤務、それから土日・休日勤務、これらについては、かなり厳しい制約がつけられつつございます。先ほど、役場に来るのが大変だと、あるいは、何となく、みんな下向いて仕事しているのに気兼ねするというのはあるかも分かりませんけれども、この町の役場と町民の関係というのは、歩いてほとんど来られるエリアだというふうに思っております。そういった意味で、大体は必要に応じて来ていただけるのではないだろうかなと、こんなふうに考えております。少なくとも、必要に応じて来ている方々が、この町のサービスがおかしい、町民の対応がおかしいというような話というのは、町長のところにはそう入ってきておりません。むしろ頑張っているんじゃないのということは、町民はなかなかありませんけれども、よそから来た人方には高い評価をいただいているというのも現実であります。お互いにこれは、その辺の関係をどう構築していくかということは、これからのイベントなんか等も通しながら、より親密な関係をつくっていくというのが、これは当然必要なことだと、そんなふうに考えております。
質問 8番 江波戸明
今、町長のほうからも何点か、町民と、それから役場職員との接触の仕方、考え方、提案されてきました。やっぱり実行することで、また少しずつ、そういうことは改善されるかと思いますし、私たちの町内会でも、役場職員がいないと、本当に町内会の運営もままならないという状況でありますから、そういう接点から、きっとこういう町という物語は出来上がってくるのかなと。特に僕が懸念しているのはコミュニティの問題。非常に、あの中にいても、ひょっとしたら役場職員がどこかのアパートにいたり、賃貸住宅にいるのかなという部分も分からないところもあるという認識もしますから、そういうところからでも、やっぱり私はコミュニティの在り方等含めて、そこに一つ、小さな情報でも提供するという、こういう提案の仕方も含めて、交流も含めて、これから大事だと思いますんで、また町長以下、各課も含めて、そういう形で地域に入っていただければありがたいと思います。次の課題になりますけれども、物価の関係については、ほかにまた一般質問の課題になっているかというふうに認識もしておりますけれども、まず町単の部分で、財政問題ですけれども、やっぱり町が支援するという、町単で支援するとなると、やっぱり財政という問題がきっとあると思います。財政調整基金の関係で、令和2年度末で21億7,000万、令和3年度で24億1,000万で、この比較で2億4,000万ぐらい財調で、ある程度積み上げてきたと。これは、いろんな行事なり含めて、できなかったという部分の積み重ねもあるかと思いますし、一つはきっと農業所得という形で、令和3年度の農業所得というのは、かなり大きかったのかなと思っています。法人以外の農業の人については統計が出ていますんで、例えば200万以下、200万から700万、700万から1,000万、1,000万以上という部分で、85件の所得の関係が出てきていますけれども、かなり大型の所得体制の中でありますから、当然、総額所得額が、この中で11億4,000万と出ていました。ただ、控除後の課税は9億1,000万ですから、かなりの額の税が昨年度、農業所得としてあったと思いますし、これにプラスアルファ、法人農業者、これについてもかなり業績を伸ばしながら、税にかなり寄与しているというふうに認識しております。まず、さっきの答弁の中でありましたように、町民の声を聞きながらという部分で、本当に今回、さきの常任委員会等での支援策が述べられていましたけれども、本当に、まだまだ住民の声を聞いていないのかなという認識も一つあります。特に町民は、物価高について非常に敏感になって、なかなか町のほうに声を出しづらい。ですから、その辺が、僕は一つの課題だと思っています。そんな形、ちょっと話しても、例えばですけれども、思わず灯油タンクの目盛りを見てしまうと、こういう心が、僕は町民のかなりの気持ちだというふうに認識しています。そのぐらい、かなり現実で、非常に厳しいなという認識しているところであります。他町村の例について、支援についてはかなり、11月からつい昨日まで、新聞等で、いろんな臨時会、それから定例議会の中で明らかになってきています。その中では、やはりそういうことも参考にしながら、町民はきっと、あの町はこういうふうにしてもらっているんだなとか、やっぱりそういう認識というのはかなり、言わずともあるんだというふうに認識しております。そんなことから、国については、財政、高騰化、それから諸物価の値上がり等含めて、国のほうの、今、国会等で含めて議論していますけれども、この部分について、例えば非課税の家庭の問題とか子育て、それから灯油、燃費の問題とかありますけれども、この部分について、町のほうとして、この地方、国の財政を受けながら、いつ頃これが本町の中で実施されるのかなという、当面のめどについて、もし情報ありましたら、まず報告をお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
いつ実施するのかというお話ですけれども、やっぱり予算化、今回の定例会のほうで補正予算を提案しますので、それらについては、出た段階で直ちに実行に移していきたいということになるかというふうに思います。その後の課題については、どういう社会的な状況が起きるのか。さらに物価が高騰するのか、あるいは沈静化するのか、それは刻々と変化をしておりますから、その変化に合わせて、不安のないような対策を講じていくということになってまいるかと思います。いろいろと各町村の支援の仕方、新聞に出てきております。特に、そうですね、水道料の問題、これはNHKなんかでも取り上げていたんであると思いますけれども、じゃ、かなりあれは新聞に報道されておりまして、やはりA町、B町、ほかでもやりますよと、3か月減免しますよと出ていました。それは一つ、それも支援策一つなんだろうというふうに思います。町としては、どうなんだろうかというようなこと、それ以外の、町としてはまた独自の、町民の今までの支援策を含めて考えている。例えば福祉灯油については、今までも物価が高騰してもしなくても、非課税世帯には1万円を灯油代として支援させていただいた。今回は、またさらに、それに加えて、独自にまた1万円を支援させていただいたと。ところが、これまでの議会の中でもありましたように、非課税から課税になった途端、支援策がかなり薄くなるという、これまた事実なんですね。国からの給付金制度なんかもありまして、非課税世帯は結構ある、しかし、課税になった途端にそれがゼロになると、こういったところのことも含めて、今回、そこの方々のために給付金を支援させていただくと、物価高騰分ということで支援させていただいたと。65歳以上、低所得者を中心にということでありますけれども、ほぼ8割くらいの方々が、その対象を受けることができるということであります。じゃ、その水道料の関係なんかについて、何でうちはやらないのと。水道料、うちの町の水道料というのは、管内で最も低いほうなんです。これは、そういって見ると、よその町の、ある町の半分くらいのところが、これはずっとこれまで、ある意味では支援してきているわけですね。そこにあえてそのことが必要なのかどうかという判断をさせていただいて、その分はよそのほうに使わせてもらおうというふうなことで、今まで独自の支援策、農業関係であれば、最近であれば農業関係、同時に、6月の段階でも肥料高騰ということで、液肥対策として、直接現金給付ではありませんけれども、持続可能な農業をするための支援策を講じさせていただというふうなことで、町は町としての地域性や、今までの政策、支援策、それから施策ですね、例えばお年寄りの病院へ行くための4分の3の補助金だとか、様々なところに、本当に手厚い支援はさせていただいているというふうに思っておりますから、そういったものを踏まえた上で、さらに今足りないところを手当てを講じさせていただいているということで、なかなか、今々になっちゃうと、新聞に出たところだけ目立ちますけれども、そういう全体像を知っていただければ、手厚い、日頃から様々なことをしていただいているというふうに理解をしていただけるのではないだろうかなと、そう思っております。特に今、農業関係でいうと、特に酪農関係では入りが少ないということ、搾乳しても、とにかく出のほうが多くて大変だというようなお話が出てきていますから、そういったところについてもしっかり支援策を考えているということでありますから、この町の、今までも議員の皆様方にお諮りしていますけれども、そういったことで、町独自の必要な課題について支援をさせていただいているということでご理解をいただきたいと思います。
質問 8番 江波戸明
今、町長のほうからあったのは、さきに常任委員会等であった支援策という部分で認識していますけれども、僕はもう少し違う形で、少し気持ちという部分も僕は大事だと思いますし、先ほど言ったように、繰り越して財調で基金に積み上げた分を崩すタイミングといいますか、今、これからも、コロナがどうなったり、そういう物価がどうなるかという部分もありますけれども、そのタイミングを見ながら、僕はそういう気持ちがどこかに出てほしいなと。出しているつもりかもしれませんけれども、本当に出してほしいなと認識しながらおります。そんなことで、僕は、国のほうからの交付金等含めては、いつの段階でという、ありますけれども、来た段階でと町長ありますけれども、これはやっぱり年内ですね、12月。この中でやっぱり支給するというのが、僕は大事なことだと思いますから、ぜひ一部でも町のほうで負担しながら、負担ということは先払いをしながらするということも、僕は、いっとき考えることもあると。全てじゃないと思いますけれども、やっぱりそのぐらい、僕は町民生活の中で、全てでありませんけれども、非課税の世帯が、前の報告の中でも700世帯ぐらいあるということは、4戸に1戸ぐらいは、4世帯に1戸ぐらいは、やっぱりかなりそういう状況もあるな、それを全て、まずどうこうとは僕は言いませんけれども、やっぱりそういう気持ちもあってもいいんじゃないかなと認識しています。それと僕、大事なのは、今、基幹産業、農業、これについて、やっぱりすごく大事にしてかんならないなと僕は思っています。この農協、特に共同体の農協も含めて、まちづくりに、職場づくりしたというのは、本当に目に見えて農業関係、特に農協関係が非常に頑張ってくれているなと。コントラ、TMRセンターなり育成牧場、特にバイオガス含めて、本当に、それから牛乳の集乳体制づくりとか、すごく働く場所。それと、もう一つ大事なのは、本当に働く人、担い手として特定技能実習生、その方たちが本町にかなり来ていて、今、人口増の多くを占めているのがここら辺かなと僕は認識しながら、町の人口が増えたと、増えたでなくて、ここら辺の農業基盤がしっかりこれを補追してくれているんじゃないかと認識しております。そんな意味で、消化液がどうだとかと、あれはもともと、どうしても消化していかなならん、畑に還元していかないと、どうしてもならない一つの代物なんですよね、固定しておくわけにいきませんから。それらを含めて、やっぱりこれから大事なのは、僕は、一つは、本町の農地の優良農地をひしと確保していくと、改めて確保していくと。その一つは、消化液等もありますけれども、一つは土壌分析をするとか、それに対して、また細かい指導体制するとか、それからまた、ドローンによる生育、栽培物の育成状況の点検するとか、今すぐできなくても、次に向けた町の発信というのもあってもいいのかなと、そう思っています。それと今回、頭数で支援しているという部分もありますけれども、例えば北門の羊を飼っている農家の方については、どこにも該当しません。僕は、経営に対する支援と、それから農家の人方が生活している支援という部分も、やっぱりあってもいいかなと、商工業の中にもそういう組合せしていますから、農家に、一番手短な新聞報道では、一律5万円とか、やっぱりそういう一つのベースもあってもいいんじゃないかなと思います。できれば12月の補正含めて、また、間に合わなかったら臨時会等含めてとか、いろんな対応もあるかと思いますけれども、ここら辺について、ぜひ対応していただきたいという部分と、食品加工センターでの商品開発についてもまた、これについても農家の農業の地域生産物の一つの課題となるかと思いますから、この点について町長のほうから、手短によろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
農業政策のお話までご指導いただきましたけれども、気持ちの話しされましたけれども、その辺は十分、町民の生活が不安にならないようにという、そこは第一義に考えながら、政策を打っていっているということであります。事業についても、速やかに執行できるように、そういう体制を取っていきたいというふうに考えているところでもございます。とにかくこの町に、厳しい状況にあったときに対応できるような、そういう準備、常に備えはしていきたいというふうに思います。現金給付でという話ありましたけれども、応分の支援策については、政策の中身の違いがあるかと思いますけれども、現金ではなくて、むしろ持続可能のような支援策をやらせていただいているということで、これらについても十分、農協のほうとも協議をしながら、本当に今困っているところはどうするのかというふうなことでの協議の上で政策に反映をさせていただいているということで、ご理解いただきたいと思います。
質問 8番 江波戸明
本町の農業なり、それから住民生活というのは、やっぱり幸福感を持って、次の経営持続性といいますか、そういうのをやっぱり常に考えると、いろんな町民からの要望をまた聞くこともできますし、共同体制の農協、それからまた、個別の法人農業者、それから、いろんな地域の産業という部分は、やっぱり少しずつ町のほうの在り方を見ながら進む部分もあるかと思いますんで、その辺の連携よろしくお願いしながら、対応をお願いしたいと思います。最後になりますけれども、十勝三股大盆地、今回、北海道遺産に登録されました。これについて、より一つは、僕は、まさしく観光も含めて、教育の場も含めて、それから保健的な保養の場も含めて、あの地域について、また今回、道遺産に登録されたというのも一つのワンステップだというふうに認識してありますから、町の登録に対する事務手続なりの様子について、本当に感謝したいなというふうに認識しながら、課題になっている部分について、今回については、あそこの木の問題、支障木的な木の問題であります。例えば昭和60年代について、まだその段階では、三国峠の中のところに休憩施設はまだなかったんですけれども、その頃から、あの展望については非常にすばらしかったなと。あの場所からも、支障木がなく、大樹海含めて山並みがしっかり見えたという部分ありますけれども、現状、あそこに施設を建てた以降、また三国峠が開通した以降、やはりかなりの年月を得ながら、樹木がしっかり伸びて周囲の景観を悪くしているという部分があります。国立公園なり自然公園の役割の一つについては、そういう支障的な部分について、景観を守っていくという部分等含めて、最近の、今は本当に国立公園の役割の大事なことについては、生物の多様化、また、それに伴う景観等含めてありますけれども、あそこの景観のすばらしさというのは、森林大盆地に対して、本当に、昭和29年の洞爺丸台風以降、70年余の歳月を経て、しっかり森林が回復している姿、あそこの独特の林帯をつくったのは、洞爺丸台風以降の育成林がしっかり管理されてきたというふうに認識しております。そんなことを含めて、保安林の問題という部分が、回答の中で非常に支障になっているという部分ありますけれども、国立公園は5つの区切りがあって、特別保護、それから特別地域1、2、3とあります、これにどういうわけか、第4特別地域とありますけれども、これきっと普通地域の間違いだと思いますけれども、本当に、まず糠平、十勝三股の在り方を考えながら、この問題をきちっと対応するとしても、そんな僕は、あまり難しい問題ではないと思っています。ただ、第1種特別地域については少し、ちょっと困難性があるという、ちょうど三国峠の休憩所の辺りが第1種です。それから、第三音更とか三の沢とか第五とか、あそこは2種だというふうに認識しています。ちょっと感覚、僕と違ったなと思いますけれども、僕はこういうところで、国としても保安林を解除するんじゃなくて、択伐、それから単伐という、一つは、そこから一つ一つ抜いていくという方法があるんですけれども、これについては第1種特別地域でも、3と普通地域は別にしても、かなり可能だというふうに認識しています。ただ、特区を取っておくことによって、町が国立公園の支障木なり景観なり、保養期間体制をちょっと対応したいというふうについて、特区を取っておくことによって、僕はある程度、町の要請の中で、道の許可を含めて対応できるというふうに認識していますから、その一つの手段として、構造改革特区を取っておきながら対応していくということも必要だと思いますし、あわせまして、十勝三股の大森林盆地との連携、小さな基地化含めて、あそこは環境省では、集団施設地区を園地という形で、ちょっとワンランク下がった位置づけになっていますけれども、あそことの連携、そんなこと含めて、これから非常に魅力ある、それが糠平に通じていくという、一つの観光の物語づくりにも非常に大切な場所だと認識しております。今ちょっと盛んに、松見大橋が緑深橋のほうから撮影されるための、あそこは国土交通ですかね、国道の一部歩道の整備対応も含めて、動き始めていると思いますけれども、唯一、三国峠から見る工作物は松見大橋しかありません。そのぐらい、本当に自然に恵まれた部分と、一部の構造物と、近代の構造物と含めて、また、地域では自然館を含めて、本当に生物の多様性を推進する教育機関と、いろんなことが連携できるというふうに思いますんで、まずは景観等を最優先にしながら、特区についての対応として、構造改革特区をぜひ推進してもらって、チャレンジしてほしいなと思いますんで、この点について再度確認をさせてください。
答弁 町長 竹中貢
まず、先ほどの質問の中で、一律の給付金は行っていませんというお話をさせていただきました。一律5万円だとかと、そういうのはやっていません。しかし、飼料・肥料の高騰分については、それぞれのその影響に合わせて、きめ細かく、しかも総額としてはかなり大きいものだと、そんなふうに思って政策を提案させていただいているということをご理解いただきたいというふうに思っております。そしてまた、特区の関係でありますけれども、確かに、第五音更川橋梁のシラカバだとか枝が相当伸びている、見づらいというのは確かにございます。いわゆる国立公園のほうの法律の縛りもありますけれども、それ以上に、森林の関係の縛りのほうがすごく厳しいんですね、相当厳しい。今までも、三股のあそこのところの安全確保のために駐車帯の整備をするというところで、支障木の整備というようなことを、これは国・道・市、そして町も要望し、さらには長い年月かけてやってきましたけれども、相当これは、環境省はオーケーよ、しかし林野庁のほうはそうはいかないという、多分そうはいかない、手続に相当かかっているんだろうと思いますけれども、それが何年間か続いて、最終的には道路の構造を、余白があると、遊びがあるということで、そこに歩側帯ですね、歩道を整備をしたというようなことになって、ある程度安心は確保できたということなんですね。ですから、今の課題となっている見えないところの支障木の枝払いだとか、そういったことについては、多分できるんでないだろうかなということでありますから、まずは観光としての障害になっている、景観を損なっているようなところについては、そういった視点でできるのではないだろうかなというふうに考えているということと、それから、今までの様々なそういったことに対する規制緩和だとか、あるいは解除だとか、こういうことに対しては相当大変だと。そこにエネルギーを、しかもそれは、ある意味では、その地域だけに与えられた特別な許可ということでありますから、生命・財産の問題だとか、あるいは、極めて大きな観光振興につながるだとか、そういう背景がバックボーンとしてあった上でも、相当厳しいということであります。そこの今お話しされている橋梁のところ、もちろん観光として大事なことでありますけれども、国が特区として許認可を与えるというところにいくレベルにいくためには、まず、今までやろうとしていることをやった上でできないということがあって、さらにそれが観光振興に極めて大きな多大な影響を与え、あるいは観光を営む事業者にとって、生活に極めて大きなダメージを与えていると。様々なそういった背景を、ちゃんとしたものをつくり込んでいかなければ、単に見えないからだけでは、それはなかなか難しいというふうに考えております。その前にやるべきことがあるということだと思っております。それは観光関係者、糠平、あるいは関係者、それから自然館なんか、そういったところも含めて、ツアーを商品としているところなんかについても意見を聞く必要がありますし、そこで今何ができるのか、何が必要なのかと、このことをやっぱりまずはやっていくということが大切だろうと。その上で、課題が起きた、それはもう、よほどこれは地域の課題として、場合によっては全国に波及していくような、そういう先進的なテーマであるというようなことだとかが、ちゃんと文言としても、文章としても提案できるような、そこが出来上がらないと、ただ単に上げても、それは上げることはできるけれども、なかなか難しいんじゃないだろうと。やっぱりそういう手順を踏んでいくということが必要だというふうに思っていますから、これはこれから、今そういった課題について、どんなことができるのか、これは関係者のほうにも協議をしながら、一歩前に進めていくということは可能だろうと、そんなふうに思っておりますので、そういう視点でまたご理解と、ある意味では、またご支援をいただければなと、そんなふうに考えております。以上です。