みんなの議会

上士幌町議会 平成27年第4回定例会 2015年9月2日

(1)平成27年度の財政状況と有効活用のために/(2)プールの有効活用のために

2015年9月2日、上士幌町議会の一般質問で、山本和子議員が「平成27年度の財政状況と有効活用のために」「プールの有効活用のために」について質問し、町長 竹中貢、教育委員会教育長 馬場久男が答弁しました。

質問者
山本和子 議員
答弁者
町長 竹中貢、教育委員会教育長 馬場久男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 10番 山本和子

私は大きく2項目質問いたします。1点目、平成 27 年度の財政状況と有効活用のために。平成 27 年度の普通地方交付税27 億5,336 万円と、臨時財政対策債1億9,448 万円が決定いたしました。これは一般財源として自由に活用できる財源です。当初予算と比較しますと約2億3,000 万円多くなっています。当初予算において基金の取り崩しは子育てゆめ基金が5,150 万円、財政調整基金が5,058 万円、合計約1億円となっています。平成 27 年度において新たな予算執行がないと約2億円以上の執行残になり、基金の上積みになるのではないかと。平成27 年度の財政状況と有効活用について質問いたします。次に、基金の活用について質問いたします。平成 25 年度と 26 年度の基金の決算状況を比較しますと、財政調整基金、公共整備基金、子育てゆめ基金の合計は平成25 年度は 40 億5,134 万円、平成26 年度は 44億2,155 万円と約4億円ふえております。ゆめ基金の活用で従来の一般財源に余裕ができているのではないか。その分、子供に関する以外に従来の基金の活用も含め、政策予算として財源を活用できるのではないか。例として、若い働く世代への活用、高齢者の福祉施策等について活用すべきではないか。以上、質問いたします。次、2点目、質問いたします。プールの有効活用のために。子供たちの成長、また町民の健康増進のためにもプールを活用した水泳、ウォーキング等は大変重要です。幼児期から高齢者までプールを有効活用できるようにするため、質問いたします。1点目、上士幌小学校プールは町政の現況を見ますと、昭和55 年に建設され、35年経過、その後、平成11 年に温水化されてから16 年目に入っています。ボイラーの更新時期やほかに機器の維持管理状況はどうなっているのか。大幅改修、または新築等の検討をするべきです。2、夏休み期間の午前開放で子供たちの利用がふえていると思いますが、町民のさらなる活用を図る施策はどうなっているのか、質問いたします。3点目、幼児期の活用を検討するべきではないか。以前保育所において簡易プールでの水遊びが実施されておりましたが、O157発生以来、実施されておりません。幼児期において水に触れることの大切さ、さらに小学校における一斉指導の際、最低水に顔をつけることができることが大事です。また、行く行くは水難事故を防ぎ命を守ることにもつながります。保育所も子ども課、教育委員会の管轄になり、検討しやすくなりました。改修または新築においても幼児の利用も含め検討するべきです。以上、質問いたします。

答弁 町長 竹中貢

まず、平成27 年度の財政状況と有効活用のために、山本和子議員の質問にお答えいたします。平成 27 年度の普通交付税につきましては、7月24 日に総務大臣から閣議報告がなされ、各地方公共団体に対する交付額が決定したところであります。全国総額は15 兆7,495 億円、そのうち市町村分は7兆3,790 億円で、前年度に比べて401 億円、0.5 %の減となっております。本町につきましては、まち・ひと・しごと創生事業費の創設に伴う新たな費目として人口減少等特別対策事業費が新たに設けられたため、交付決定額は 27 億 4,940 万6,000 円で3.3 %の増となり、臨時財政対策債発行可能額1億9,448 万5,000 円との合算では 29 億4,389 万1,000 円、前年度に比べて8,498 万6,000 円3%の増となり、当初予算との比較でおおよそ2億2,500 万円の増となっております。また、基金からの繰り入れにつきましては、主なものとしてはふるさと納税、子育て少子化対策ゆめ基金から5,150 万円、財政調整基金から5,058 万円を繰り入れすることとなっております。これらのことから、山本議員のご指摘のとおり、現時点での歳出予算での執行額残が見込まれ、基金の上積みになるものと考えております。ゆめ基金の活用で一般財源に余裕ができるのではないかとの質問ですが、基金の活用については、寄附金の性格上、極めて流動性が大きいことから、スクールバス購入のように、ハード事業は単年度で完結しますが、保育教育に係る負担軽減事業などは事業の継続性が求められることから、将来にわたっての資金を担保しておく必要があることをご理解願いたいと思います。また、補正予算で計上することが予定されている大規模な財政支出としては生涯学習センター旧児童会館部分の解体工事があります。さらに次年度以降についても役場前中央公園及び周辺の再整備、役場庁舎の耐震化や消防庁舎の対応など、将来を見据えた大型公共施設の再整備が予定されております。今後、地方税や交付税が大幅に伸びることは期待できませんので、財政支出についてはより慎重さが求められます。なお、議員から新たな政策として、若い働く世代への施策、高齢者の福祉施策等の提案がありました。今、国及び全国の自治体では、人口減少が国及び地方自治体の盛衰にかかわる問題として、その対策が喫緊の課題となっております。本町でも地方創生にかかわり、長期的な人口ビジョンや総合戦略を作成しているところであります。したがって、これらにかかわる有効な施策については速やかに実行に移す用意があると認識しており、そのための補正予算等の執行は考慮に入れておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)

引き続き、プールの有効活用のために、山本和子議員のご質問にお答えいたします。現行の学習指導要領の体育におきましては、心と体を一体として捉え、適切な運動の経験と健康、安全についての理解を通して、生涯にわたって運動に親しむ、資質や能力の基礎を育てるとともに、健康の保持、増進と体力の向上を図り、楽しく明るい生活を営む態度を育てることを目標としております。運動する子供とそうでない子供の二極化や子供の体力の低下傾向、みずから運動する意欲が十分でないなどの課題が指摘される中、生涯にわたって健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを実現することを重視して、改善を図るよう指導することとされており、水泳については必修の運動領域に位置づけられております。低学年は水遊びとして水になれること、中学年は浮く、泳ぐ運動として、補助具を利用した初歩的な泳ぎを行うこと、高学年は水泳としてクロールや平泳ぎを続けて長く泳ぎ、運動の楽しさや喜びに触れ、その技能を身につけるよう指導することとなっており、本町では、小規模校を含む全小学校において上士幌小学校水泳プールを活用した水泳学習が進められております。1点目の、上士幌小学校水泳プールの施設状況につきましては、昭和55 年度に建設して以降、昭和63 年度にプール本体及びプールサイドの改修を行い、平成11 年度には約2,100 万円の経費をかけて、温水化と温風化の施設を設置しております。その後、上屋ビニールシートなどの改修やビート板など、備品の更新整備を進めてきておりますが、今後においても、適宜安全で衛生的な施設の維持管理に努める考えであります。また、ボイラーばい煙の分析業務やプールろ過機、温水温風ボイラーの保守点検業務を業者委託により毎年実施しており、これらの分析結果や点検結果などに基づきまして、温水ボイラーの更新など、適切な時期に設備の更新や施設の改修を進めてまいりますが、大規模な改修や新築等は考えておりません。2点目の夏休み期間の午前開放の結果につきましては、今年度は昨年度より8日多い22 日間開館しましたが、天候にも恵まれ延べ266 人の利用がありました。1日平均では 12.1 人の利用で、昨年度より3.3 人ふえており、午前開放が浸透してきておりますので、今後も継続してまいりたいと考えております。水泳プールの利活用を推進する施策につきましては、今年度は一般向け水泳教室など6事業を社会体育事業として既に実施しており、延べ日数で28 日間、延べ人数で327人が参加しております。次年度以降につきましても、町民のニーズに合わせた健康志向型スポーツ活動の推進と、スポーツレクリエーションの普及に努めるため、学校施設の利活用を進めてまいります。3点目の幼児期の活用につきましては、今年度の幼児の利用は、5月18 日の開館以降7月末までの75 日間で、延べ95 人の利用がありましたので、1日平均では1.3 人の利用となっております。山本議員ご指摘のとおり、以前保育所で実施していた簡易プールを利用した水遊びにつきましてはO157の発生後は禁止されております。現在、認定こども園では水になれ親しむための取り組みとして、未満児はテラスや近くの公園において、たらいに入れた水でおもちゃなどを利用した水遊びを行っており、年齢が上がるにつれ、水鉄砲や空容器を利用した水のかけ合いや、熱気球ふるさと公園での噴水のある池にはだしで入って水遊びをしております。水に直接顔をつけることはありませんが、水遊びを通して顔にも水を浴び、子供たちが徐々に水になれていくように進めております。認定こども園や私立保育所に通園、通所している幼児の水泳プールの利活用につきましては、バスで送迎し、プールで着がえて水遊びをすることになりますが、時間が余りとれませんし、幼児の安全性を確保するため多くの人員を配置する必要があります。また多くの幼児が同時に下半身まで水に入るため衛生面の不安があり、プール使用後に十分に目を洗うことができない子も予想されますので、水泳プールの利活用は困難であると考えて、これまで実施してきておりませでした。しかしながら、十勝管内の幼稚園等で水泳プールを利活用して、専門の指導者を招いて活動しているところもあると聞いております。こうした状況を調査し、子供たちの安全確保を前提とした水泳プール利活用の可能性について検討してまいりますので、ご理解をお願いいたします。また、社会体育事業として、これまでは小学生を対象とした水泳教室を実施してきましたが、今後は、幼児を対象にした事業も検討してまいります。以上でございます。

質問 10番 山本和子

初めに、財政問題から質問させていただきます。私の質問と大体答弁については一致しているかと思います。平成27 年度におきましては交付税のふえた分と執行残含めて約4億円だろうと。基金に積むのはそのまた全部積むわけではありませんので、ゆめ基金含めて最終的には基金が4から5億円ふえるんではないかと私は想定しております。そうしまして、このまま先ほど、これからいろいろな今後の27 年度におきましてもしなければいけない予算もあると、それも含めてどれぐらい活用されるかわかりませんが、このままいきますと、基金として上積みをすることになるんではないかと。その点について再度質問いたします。

答弁 町長 竹中貢

今年度については、今あったように上積みされるという状況だというふうに思います。ただ、次年度以降に大型事業が控えておりますから、そういったことを考えますと、決してそれは余っているお金ということではなく、必要な財源であるというふうに認識しております。

質問 10番 山本和子

従来から、基金は次年度以降の大型事業等に含めて活用されるということで、基金がどんどんふえてきています。平成24 年度から 25 、 26 年度と見ましたが、24 年度は、財政調整基金と公共施設整備基金は比較的緩やかに使えるお金としていつも私が示しているんですが、合計しますと35 億3,589 万円、平成25年度はゆめ基金が4,000 万円加わりましたので、それを含めますと 40 億5,134 万円、26 年度決算は決算の状況見ますと、ゆめ基金が2億6,000 万円ふえまして、合わせて44 億2,155 万円というふうに、ここ 23 年も含めますとずっとふえ続けております。27 年度は多分私の想像ですが、ゆめ基金は1回この2億6,000 何ぼのうち2億1,900万円はもう使うことになっておりますので、それは頭に入れないで、今年度においても多分納税金の関係で言えば昨年度同様に基金に積めるんではないかと、2億から3億円積めるんではないかと。そうしますと、私の予想では財政調整基金、公共整備基金、ゆめ基金も含めて年度末には多分48 から 49 億円の基金になるんではないかと想定しております。先ほど言いましたこれから大型事業等見込まれると。そのときには多分いつも言うんですが、補助金を使いながら地方債使いながらやっていくと。いろいろな補助金を使いますので、必ずしも基金を崩すということは余りなかったというふうに把握しております。その点について、基金を活用しながら、十分高齢者含めた対策、若者対策含めて活用すべきではないかという点について質問いたします。

答弁 町長 竹中貢

たまたま基金は積み上がっておりますけれども、起債のほうもふえているんです。昨年、25 年度から 26 年度地方債残額で言うと借金としては8億円ぐらい借金がふえているんです。これは返さなければならんお金なんです。今たまたま借金したときに猶予の年限がありますから、数年は償還の額はとまるということになりますけれども、その後、膨らんでまいります。これが例えば30 年ごろ、今で言うとことしで6億円余りの償還でありますけれども、これが30 年くらいになるとだんだんふえてきまして、7億円だとかなってくるということになってくるわけです。ですから、基金があって、たまたま起債なんかを借りておりますから、すぐその年から償還が始まるということでないわけで、時間差で償還が始まってきますから、ですから、借金は踏み倒しできるというわけではありませんので、しっかり返さなければならんということが出てまいりますから、この借金の償還とそれから今の公共施設です、先ほどからいろいろな話ありましたけれども、生涯学習センターの改築だとか、あるいは高齢者住宅の問題だとか、この整備だとか含めますと、そう豊かというようなことではないというふうに思っていただくのが望ましいと思います。特に、地方における財源というのは本当に限られておりますから、都市部ではいろいろなこと、できるところありますけれども、地方における財源の確保というのは非常に危ういということもありますので、将来にわたって心配ないように家計をやりくりするというのが私どもとしての大きな仕事でありますし、そしてまたそのお金が有効にどう使われるかということでも十分検討した上で資金のやりくりをしていきたいと、そう思っております。

質問 10番 山本和子

休憩前の町長の答弁の中に、将来的に起債が80 億円になるという答弁されたかと思うんですが、それはちょっと調べてみたんですが、平成25 年が約 62 億円、それから26 年が 70 億円、これは決算末です、27 年度はちょっとわからない、27 年か8年には80 億円を超えるのかなという気もしますが、ではこの借金分を基金で返すわけではありませんので、基金はふえていると、そのほかに借金を返すための基金として減債基金がありますが、これは約9億円、これをずっと積んでもいないし崩してもいませんので、減債基金は9億円ずっと持ち続けております。そう考えますと、あと、例えばそれと借金をした場合に、国から来る交付税の中にどれぐらい含まれているのかというのも、休憩時間にぱぱっと調べてみたんですが、平成25 年度には返したお金の6億の中で国から交付された分が約4.3 億円と、平成26 年は決算末で調べましたら約6.3 億円返していますが、その分4.3 億円は国から来ると。それから 27 年度についてはこれはもう決定していますので、借金、これから幾ら返すかわかりませんが、国から来る交付分が4.5 億円と、若干2,000 万円ほどふえています。こういうふうに借金をしましても、うちの町は過疎債使えますので、基本的な元金の約7割は戻ってくると、そうしますと借金が多いから必ずしも基金を多く持たなければいけないという理由にはならないと私は判断します。今まで、減債基金崩したことがありませんので、その中で財政調整基金や公共整備基金を活用しながら借金を返したわけではありませんので、財政的には多分借金が80 億円以上ふえるかそこが頭打ちなのかなと思っていますが、それのために今ある基金を厳しく残さなければいけないということにはならないだろうと、私は把握いたします。その点について答弁お願いします。

答弁 町長 竹中貢

今、お話しされた起債の関係ですけれども、それは一般財源のところだけです。特別会計含めるともう既に80 億円に達しているんです。87 億円、今起債であります。いずれにしても交付金で、いわゆる過疎債でも国からの充当される部分はありますけれども、ふえればふえる分だけどちらにしても返済がそれに伴ってくるという話であります。そもそも町税は、固定資産だとか含めてそれで6億円を超えていると思いますけれども、本当に純粋な町税だけでいくと3億円に満たないという状況なんです。ですから、そのための地方の自治を進めるために交付税制度というのはあるわけでありますけれども、だからといって、潤沢な状況がこれからも続くというふうに思うべきではないだろうというふうに思います。今は今として、幸いにふるさと納税だとかそういったことが、想定にない歳入が入っておりますけれども、まさにこれから少子高齢化に向けた大きな町なかの再編が始まるという中で、歳出も伴っていくということでありますから、議員もいろいろなところに使うべきだという話をされておりますけれども、使うべきお金というのはこれから出てくるというふうに思っております。それは、町民の福祉のために使われていくということでありますから、ぜひこの後のまちづくり政策面でのご理解も、まちづくりについてもご理解をいただければと、そんなふうに思います。

質問 10番 山本和子

わかりました。80 億円というの、いつのことだろうと思いました。全部含めて80 億円というのはわかりました。それも含めて国から借りた分は公債費の中に入っていますので、必ずしもそれが全部が全部基金を崩さなければいけないという理由にはならないと。私は判断しております。それから、なかなか私、今回財政調整基金、公共整備基金についてお話させてもらいました。これもずっとふえていますので、あとゆめ基金の関係で次に質問したいと思うんですが、平成26 年度、 27 年度、その積んである2億1,900 万円についてはそれは使途が大体決まっておりますので、予定として28 年度以降のいろいろな医療費の減免だとか、保育料の減免、ソフト面含めてそれは決まっています。それは考えないとして、では 27 年度にさらに予定として多分2億か3億程度積むんではないだろうかと予想もされます。その基金について、多分また私は使え使えというわけじゃありませんが、そのお金どう活用するのかと。もしそれをゆめ基金に積んでまだ使うんであれば、私が言いたいのは、それを使うんであれば、ほかの一般財源としてできない事業がその分でできるんじゃないかと。それは財政調整基金や主に財政調整基金を活用しながらできるんではないかということで質問させてもらっています。その点について答弁をお願いいたします。

答弁 町長 竹中貢

そもそもゆめ基金で使わせている政策については、従来一般財源ではなかなかできない、全体の財政の歳出のバランスのことを考えるとできないということを、このゆめ基金でもってやっているということでありますが、今までやっていることを財政のゆめ基金だということには、ちょっと整理をしておきたいというふうに思います。ただ、今までのやっているのも基金の中に充当しているというのは実はあります。ありますけれども、より少子高齢化だとか、安心して子育て教育を受けさせる環境のために、プラス・ワンの視点での政策を実行していくということでありますので、そのことによって今までの財源が余るということでなくて、さらに充実した政策をそこに打っていくというところに使われていくという、そういう基本的なこの基金の使途については押さえをしていただければと、そんなふうに思います。今も総合戦略、これが向こう5カ年に実効性のある施策をどうつくるかと。5年後の人口、そして子供の数だとかいろいろありますけれども、そういった中でもいろいろな課題は出てきていることもあります。子供は平均すると2.6 人ぐらいは産みたいという希望はあるわけです。実際は2人だとかしか産まないという現実、そのギャップが何なのかといったときに、そこに働き方の問題だとか、あるいは子育てにかかる負担だとか、いろいろな障害がそこに出てきているわけでありますから、そういった障害を取り除くための政策なんかというのを、そういったその基金の中で使われていくということはこれから十分考えていかなければならん話だろうというふうに思います。そういった意味では、新しい施策がこの後出てくると、子育て少子化、人口問題に対応するための対策なんかについては、新規の事業として出てくるということでありますから、それらも視野に入れて基金の運用を図っていきたいということであります。

質問 10番 山本和子

総合戦略につきましては、少子化対策がメーンですので、多分ゆめ基金を活用しながらの政策事業が多分出てくるんではないかと私も想定されます。ゆめ基金をそういうふうに充てるのもいいんですが、町民の感情論として、納税金が物すごく評価されていると。であれば、子供に使うのももちろん大事なんですけれども、一般的に自分たち何がメリットなんだろうかと、なかなか見えないと。であれば、ゆめ基金で使う分の、浮くわけではないと思うんですが、本来だったら一般財源を充当すべきだったところをゆめ基金で十分賄えたというんであれば、その分若者の対策、例えばいろいろこれから消費税の問題もありますし、介護保険も大変ですので、あと医療関係、国民健康保険関係も道のほうに連合されるんではないかといういろいろな要素があります。そういうふうに含めてそういうふうに一般財源というか、今ある財政調整基金等活用しながら、町民的には少子化もやりながら一般的な若者、お年寄りを含めたバランスのいい政策をとるべきではないかと、私は把握して財政問題はこれで最後の質問といたします。答弁お願いいたします。

答弁 町長 竹中貢

多分、若者の問題というのとそれから子育て少子化というのは非常に関連する部分が多いと思うんです。若者が結婚できて、家庭を持って子育てをすると。こういうことも若者のときに必要なライフサイクルの一部になりますから、そこに伴って新たな施策を打つということも必要であるというふうに思っております。それから、お年寄りの関係は今地域包括ケアということで進めています。これは徹底して地域包括ケア、医療、介護、それから予防、さらに生活支援、この中にどのお年寄りが置かれた立場であっても、安心してこの町で暮らせるというシステムをつくろうとしています。これを徹底することが結果的にそこに場合によっては財源が伴ってくるものもあるだろうし、それからお互いに助け合って安心して暮らせるというような仕組みだとか、そのようなこともあるだろうと思いますけれども、そこのところは徹底して地域包括ケアシステムの自立をどう図るかということが見えてくれば、お年寄りにとってもこの町に住んでいることが、いかに豊かさを感じてもらえるかということにつながっていくというふうに考えておりますので、その政策についても充実したものをつくっていきたいということで、今これまた総合戦略に入れておりますけれども、そういった視点で財源は有効に活用していきたいと考えております。よろしくお願いします。

質問 10番 山本和子

わかりました。財源は有効に使うということで、基金も含めて交付税もとりあえずことしは多少ふえましたので、来年度以降ちょっとわかりませんが、有効に使うと答弁いただきまして、これからまた参考にさせてもらいます。次に、プールの問題で質問したいと思います。平成 55 年でもう築35 年で必ずしもまだまだちょっと使えるのかなと私も把握いたしました。それで、私が来たとき、初めて上の子が学校に上がったとき、大体25 年前ぐらいなんですが、そのときにはもう本当に冷たくて夏休み前に寒くてプールに入れないときもありました。夏休み中もほとんど冷たくて入れないときもありました。そのころ私が見た中で、約1億円かけて温水プールをつくるという予定を若干見たことあるんです。それで何回か質問したことあるんですが、その後それはなくなって消えました。その後について、私が広尾町で1,500 万円かけて現在あるプールを温水化できるということを情報を得まして、一般質問に取り上げて平成11 年から今のプールに温水器をつけて約2,200 万円かけて直しました。それは物すごく私としては当面の解決策としてはすばらしかったと思っております。ただ、いずれその当時に芽室で、足寄で温水プールができたり、芽室、鹿追、あちこちできまして、もちろん音更もありますし、温水プールがどんどん広まっている中で、いずれは上士幌町もきちんとした温水プールをつくるべきではないかと私は思っています。その点について、私は今すぐというわけでは、当面その計画を視野に入れた基金の更新とかも含めてやるべきではないかと、その点について全く、例を挙げれば士幌も池田もなかなか冷たいまま入っているというので、それは気の毒だなという思いがあるんですが、うちはちょっと進んだ段階で、次に目指すときにいずれは温水プールを目指すべきじゃないかという点について、答弁お願いいたします。

答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)

温水プールの関係につきましては、この必要性については今後いずれかの段階では検討しなければならないというふうに思っていますけれども、上士幌町ぐらいの人口規模でコンパクトシティを目指すということですので、本当に上士幌町に温水プールが必要なのか、あるいはほかの町との共同利用ですとかいろいろなことを含めて、今後いずれかの時期で検討しなければならないというふうに考えております。

質問 10番 山本和子

それで、ボイラーがもう16 年目に入っていますので、担当課ともちょっといろいろ調査してもらったりしているんですが、一応15 年過ぎますとボイラーは部品がないということになっていますので、壊れた場合については取りかえなければいけないと。それも見積もりしてもらって、五、六百万円という話聞いたんですが、取りかえるとなると2カ月ぐらいかかるというふうな、ちょうど業者の方がいましたので、私がどれぐらいかかるんですか聞いたら2カ月ぐらいかかるということをおっしゃっていました。そうすると、そのシーズンはプールがもうほとんど使えない状態になってしまうと。それで、そのボイラーをいつ取りかえるのか、温水プールをどうするのかを含めて、若干何パターンかいろいろ私なりに考えてみたんですが、例えばいずれはボイラーを取りかえなければいけませんので、ボイラーは壊れたときにそのときに修理すると。すると、その1、2カ月は使えないというパターンと、それから、2パターンと、取りかえて修理をして、取りかえないで、ボイラーの方は業者の方は多分もつだろうというお話を聞いていますので、すぐに壊れるわけじゃないので、だましだまし5年間を使わせてもらって、5年後に総合的なプールをつくるパターンと。3つ目には、プールを温水器をもう取りかえてしまって、ボイラー取りかえてしまって、十五、六年使うというパターンと、そのときには今いろいろな意味で要望出ていますが、例えば暑いときに窓をあけたら虫が入るから網戸が欲しいとか、あと今洗う、昔は体を洗浄するときにはじゃっとあったのが、今はこれになってシャワーに変わりました。でも今はそうじゃなくて、音更も行っても両方からばっと来ますので、そういうふうに更新できないだろうかとか、あとまだまだ要望あると思うんだけれども、そういう最低限の現代の温水プールにマッチするようなものをやってから、その後15 年なり 16 年使う方法と、いろいろなパターンあると思うんです。それから、私、例えばいろいろな方に聞くと、あそこの場所がいいとか言われるのは、それは場所の問題は難しいと思うんです。小学校プールなので、学校が利用しやすい場所と。町民が利用しやすいんであればまた違う場所もありますが、その点含めてここ一、二年でどういう形式でやるのか。ボイラーは何とも言えません。もしかしたらきょうあすに壊れるかもしれませんし、その点含めて早急に検討すべきと思いますが、その点について質問いたします。

答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)

今、言われたとおり、ボイラーについてはほかのいろいろな給食センターとかいろいろな施設も同じですけれども、いつ壊れるかわかりません。壊れても直せる場合もありますし、本当に取りかえしなければならないような故障が起きるかもしれません。それは全くわかりませんけれども、現状ではできる限りしっかりと補修をしながら、長く今のボイラーを使っていきたいというふうに考えています。また、その辺については毎年点検をしておりますので、点検の結果、業者と十分に打ち合わせをしながら、適切な時期にボイラーの交換をしていきたいというふうに考えています。それから、将来的な考え方ですが、これは今言われたとおり、現状は上士幌小学校の水泳プールになっています。これを町民プールに別の場所に移すかどうかは別にしても、町民プールにするのかとか、上士幌小学校のプールのまま建てかえというか、改築をするとか、いろいろな方法論はこれから検討はしなければならないのかなというふうに思っていますので、先ほど言いました他町村との関係とか、いろいろ含めて、検討はしていきたいというふうに思っています。また、改善については徐々に、トイレですとか更衣室とか若干の改善はしてきています。その辺についてはまた利用者の皆さん初め要望を聞きながら、改善をできるところについては順次改善を図っていきたいというふうに思っています。

質問 10番 山本和子

ボイラーがいつ壊れるか、想定で話はできませんので、当面最善、委託業者の方と連携とりながら生かしていくと、それでここ1年の間に多分それなりの検討なり出てくるのかなと私は思っていますが、例えば士幌町はプールがなくて、士幌町の方が結構大人の方は士幌町から来るんです。だからお互いに利用しながらつくるでもいいし、その辺は今後の課題のスタートに立ったという点で私は把握させてもらいます。ここでどうのこうの答弁できないと思いますので、私もプールいつできたか調べて、覚えているのは学校給食の前だというのは覚えていまして、そうしたら11 年だというのが私の記憶の中でありまして、ボイラーはもう、給食センターもそうですが、ボイラーは危険だと、危ないということで今回質問させてもらいました。機会あるごとにこれからも質問させてもらいますので、学校プール、だんだん子供たちが温水化されてから一時、学校の教育的には多分すごく利用していると思うんです。温水化になって入れない日はありませんから、必ず入れると。ですけれども、一般的な要するに土日だとかに利用者が減ってきまして、日曜午前中を1回閉めたんです。利用者が少ないから閉めた。日曜日の利用者が少ないから閉めたでなくて、だめだというので夏休みあけてほしいといって1週間あけて2週間あけて、こっちで全部あけました。だから、何で利用者が土日含めた子供たち以外の一般町民、幼児含めて、幼児は若干ふえていますが、減っているのか、ちょっと私も把握できないんですが、ボイラー代も結構かかりますので、きちんと利用が少ないから減るんじゃなくて、利用してもらう方法、十分検討してほしいと私は思っています。それから、町民の利用についても先ほどデータももらっているんですが、ここ数年利用者がふえたと。でも私が言いたいのは、さらに前はもっともっといたんです。水泳教室が終わったらそのままウォーキング、歩いたりとかかなりいました。その点に比べたらちょっとまだまだその時期に追いついていないと、まだまだ利用者がふえるような、教室をきっかけに、教室はあくまで1週間の何日かが3日、4日、そのきっかけに、プールに足を運んでもらうようなきっかけをつくってほしいと思います。あと、時間、幼児の関係については答弁の中では若干前進点がありまして、今後幼児を対象にした事業計画したいということが答弁ありました。その点では、少し前進したかなと思うんですが、学校に上がる前に、答弁書見ましたら1、2年生は水遊びで3、4年生がどうのこうの、5、6年生が水泳ができるというそれは、多分指導要領か何かの指針なんだろうと思うんですが、私そうではないと思うんです。幼児期でも五、六歳で泳げますから、プールの環境が整っていれば、一回顔をつけて浮いてしまえば泳げますので、そうじゃなくて、幼児期のうちにきちんと顔を水につけることなれさせると。そうすると体が浮きます、浮いたら手を動かしているうちに泳げるようになります。そのことまで水になれるところまで幼児期にすべきだと私は思っています。その点で、保育所が、こども園が来てやるというのはなかなか厳しいというのがありましたが、私はそうではなくて、年長さんが一、二回でもいいと思うんです。休みに入った、プールは5月中にオープンしますが、そうじゃなくても6月ぐらいでもいいですので、年長さんが一、二回プールに行ってしまえば子供はプールの存在を知りますので、その後、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、大きいお兄ちゃんとなりプールに行く機会がふえると。それで全くやらないでいて、ぽんと学校に上がった時点では私は遅いと思いますので、それは全部の保育所に入っている子供たちが全部連れていけというんじゃなくて、年長さんがせいぜい一、二回でもプールになれると。そのことによって、プールに足を運ぶ機会がふえると。そういう点についてもうちょっと前進した答弁ほしいと思って質問させていただきました。よろしくお願いいたします。

答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)

今、この場でやれるかやれないかということはちょっとお答えできませんけれども、現場のほうの認定こども園の園長初め担当者と十分に打ち合わせをして、できる限りやれる方向で、今ご意見いただきましたように、年長さんに利用していただいて、それがきっかけづくりにということのご意見もいただきましたので、いろいろな方法論も含めて、例えば保護者の方にそういった認定こども園がプールに行ったときに協力してもらうとか、地域の方に協力してもらうとか、あるいはそういった専門の指導できる人、どこに誰に頼むかも含めて、そういったこともいろいろ含めて検討しながら、来年、実施できるかどうか、しっかりと考えて検討していきたいというふうに思います。調査のほうも、実際にやっている幼稚園もあるというふうに聞いていますので、帯広市のほうでは市内のほうであるということなんで、十分その辺の状況も調査していきたいというふうに思っています。

質問 10番 山本和子

いろいろな保育所、幼稚園の目玉もあると思うんですが、北海道においてはなかなかプールというのは難しい課題だと思うんですけれども、内地というか、向こうだったらもう平気で私も川で泳いだりとか、そういう中でプールがあって当たり前で、プールは温かくて当たり前で、そういう関係ずっと来ましたので、そういうことが子供たちに当たり前の環境をつくってあげるべきだと思うんです。つい最近も水難事故があって、子供がお兄ちゃんか誰か助けようと思って、決局は命を落としたということもいろいろなときに想定されますので、自分が泳げる自信、浮く自信、それがあると将来的には命を守ることにもなりますし、それから子供にとっては、うちもたまたま赤ちゃんが産まれたばかりで、羊水の中で赤ちゃんがふがふがいると。それは本当に子供の原点に帰れば、水が子供を元気づけるといいますか、それは当り前で、水遊びや噴水公園に行って遊ぶと。それは子供にとって物すごい原点に返った生徒にとって大事なものだと思います。ですから、それはせっかくあるプールを大変だからでなくて、一回でも足を運んでもらって、おぼれてどうのこうのということを考えたら物すごく危険ですけれども、親が見ていて、きちんと監視いれば、前も監視員がいたけれども、下にどうのこうのとありましたけれども、きちんと監視していればそれは事故は防げると思いますし、その点についてぜひいい答弁があれば、先ほど、この場ではと言われたんですが、これで質問終わります。よろしくお願いいたします。

答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)

水泳については私も山本議員さんの言われるとおり、本当に将来的にも命や健康を守ると。自分の命や健康は自分で守るというのがこれはいろいろな面でも当然というか、そういったことをまず第一に考えなければならないというふうに思っていますし、それから、大人になってからの健康づくりですとか、水泳の体に与える影響、体力づくり含めていろいろな面で効果がありますので、ぜひなるべく小さいうちに、小さいうちのほうが多分いろいろな泳いだりとか、どんな運動、スポーツでもそうですけれども、小さいうちのほうが身につきやすいというのはありますので、なるべく早い時期に子供たちが泳げるように、そういった体制づくりというかいろいろなことを、またどういったことがいいのかしっかりと検討していきたいというふうに考えています。

出典:上士幌町議会 平成27年第4回定例会 2015年9月2日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる