みんなの議会

上士幌町議会 平成23年第9回定例会 2011年12月6日

(1)自然エネルギーへの取り組みについて/(2)憩い・遊びを大切にする公園づくりのために

2011年12月6日、上士幌町議会の一般質問で、山本和子議員が「自然エネルギーへの取り組みについて」「憩い・遊びを大切にする公園づくりのために」について質問し、町長 竹中貢が答弁しました。

質問者
山本和子 議員
答弁者
町長 竹中貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 8番 山本和子

私は、大きく2点、一般質問を行います。1点目、自然エネルギーへの取り組みについて質問いたします。福島での原発事故以来、安全神話による原発推進をやめ、自然エネルギーへ転換することが急速に求められています。原発をストップしたら電気が足りなくなるとの心配もされておりますが、北海道でいえば、既に太陽光や風力等、自然エネルギーの活用もあり、北電の総発電量約742 万キロワットに対し、泊原発分207 万キロワットを除いても、電力不足はないとのデータもあります。北海道は、自然エネルギーによる発電割合の増加を目指すために、市町村ごとの再生可能エネルギー発電可能量を詳細に把握する事業を年度内から始める方針です。既に全国的には、葛巻町では風力と太陽光で全世帯の約5倍もの電気をつくり、道内でも苫前町では風力で全世帯の70 %の電気をつくっています。管内では、隣りの足寄町で、木質バイオマスの利活用でさまざまな産業にも波及する取り組みをしています。さて、上士幌町の取り組みですが、平成12 年に地域新エネルギービジョンを策定しております。その中には、太陽光、家畜ふん尿、雪、風力が導入エネルギーとして上げられておりますが、余り進んでいないように思います。取り組みの状況についてお聞きをいたします。2点目、憩い・遊びを大切にする公園づくりのために。最近、公園の遊具が壊れたまま、草も伸びているところもあったり、また公園で遊んでいる子も少なく、とても気になっております。福島の子供たちは外で遊びたくても遊べないというのに、何てもったいないことだろうと思っています。子供たちが外で元気に遊び回ること、町民が集うことはとても大切です。そのためには、私たち町民も含めて、遊べる、集える公園づくりをしなくてはなりません。町では、平成16 年に上士幌町公園マスタープラン―協働による公園づくり―を策定し、基本目標を、1、安らぎのある憩いの場、2、だれもが楽しく安全に遊べる公園、3、多目的な公園と定めました。協働による公園づくりのために、次の点について質問いたします。1、遊具について。設置から数年経過して老朽化しているものもあり、総点検し、必要なものは修理や塗装をして整備をすること。2、公園の管理委託について。草刈りは町内業者に委託していますが、草刈りの回数が年4回とのことですが、状況に見合った回数、草刈りができるように委託費をふやすこと。3、総合的に遊べる公園の検討をすること。4、町民との協働を進めること。アダプトで取り組んでいるところに対しては、諸経費の補助をすること。以上、質問いたします。

答弁 町長 竹中貢

山本議員の質問にお答えいたします。まず、自然エネルギーへの取り組みについてであります。平成 12 年に策定された上士幌町地域新エネルギービジョンにつきましては、自然と環境にやさしいまちづくりを目標に、自然と環境を活かしたまちづくり、産業を創る新エネルギー、人を創るエネルギーの3つの基本理念のもと、地域の現状や課題を踏まえながら、本町における新エネルギーの導入の可能性と、その導入の基本方向をお示ししたものであります。上士幌町としての取り組みが余り進んでいないのではないかとのご質問でありますが、新エネルギービジョンでは、当面は太陽エネルギーの活用を中心としながら、中長期的に雪冷熱、家畜ふん尿等のエネルギー導入の検討が必要として整理してきております。ご質問の中で、地域の再生エネルギー発電量として葛巻町と苫前町の事例が紹介されています。本町においては水力発電がありますが、昨年の年間発電電力量実績では、上士幌町全世帯の電気量の約 25 倍と試算しております。ご指摘のとおり、福島での原発事故により、原子力発電の安全性は大きく揺らいでいる中、安全で安定的なエネルギーへの転換、確保が喫緊の課題となっており、全国的にも、また道内においても、再生可能エネルギーへの転換の取り組みがされてきております。本町においても、平成16 年に上士幌町環境基本条例を制定後、上士幌町環境基本計画を策定し、地球温暖化防止に貢献することを基本目標に、省エネの推進や地域の特性を生かした豊富な自然エネルギーなどの活用を掲げており、平成15 年からは上士幌町環境保全実践計画、エコオフィスプランによる役場などの公共施設での電気、重油などの使用量減の取り組みを実施、平成21 年度から公用車に省エネ車の導入、住宅用太陽光発電システム導入による独自の奨励対策を実施してきております。平成 24 年度からスタートする第5期上士幌町総合計画では、福島事故を背景に安全・安心の視点の重要性が高まっている中、より安全なエネルギーへの転換が急務であり、自然の豊かさと美しさが実感できるまちを大きな基本目標として、再生可能エネルギーやより一層の省エネルギーに向けた取り組みを重要課題として位置づけています。主な施策として、太陽光やバイオマスエネルギー、また今後の公共施設整備に当たっては再生可能エネルギーや省エネの暖房機器の検討など、環境への負荷を低減する取り組みを積極的に推進していくこととしております。続いて、憩い・遊びを大切に公園づくりのためにについて回答させていただきます。現在、町内には8カ所の公園と9カ所の児童遊園地がありますが、第5期総合計画の策定に係る意見や提言におきましては、公園について多くの声が寄せられているところであり、適切な維持管理はもとより、行政、町民、ボランティア、企業が一体となった公園づくりや既存公園の再整備を進めることが喫緊の課題であると認識しております。1点目のご質問ですが、老朽化した遊具の修繕並びに塗装につきましては、今年度実施させていただきました。また、使われていない遊具等についても一部撤去をしております。来年度におきましても、老朽した遊具や使われていない遊具につきましては、撤去を予定しているところであります。2点目の公園の草刈りでありますが、公園や児童遊園地の草刈りの回数は一律ではなく、それぞれ公園、園地ごとに回数を設定しております。今後におきましては、実態をより詳細に把握するとともに、状況にあわせて実施するよう努力してまいります。また、アダプトプログラムにより草刈りを実施していただいている団体もありますので、地域の皆さんのご協力による草刈りについても協議をさせていただきたいと思います。3点目の総合的に遊べる公園の検討についてでありますが、公園の再整備につきましては、公園ごとに用途や目的を設定して再整備していくことが必要と考えております。公園の位置や広さに応じ、それぞれに適した整備を検討してまいります。整備に当たりましては、町民や団体の意見も参考にしながら進めてまいります。4点目の町民との協働を進めることでありますが、現在、公園の管理に係るアダプトプログラムにつきましては6団体、2個人が取り組まれており、また、まちづくり活動支援事業を活用した公園の整備も行われているところであります。今後におきましても、地域の方々と協議しながら、協働による公園づくりを進めてまいりたいと思います。また、アダプトプログラムで取り組んでいる場合の諸経費につきましては、草刈り機の燃料等と思われますが、補助について検討してまいります。以上、答弁とさせていただきます。

質問 8番 山本和子

初めに、自然エネルギーの関係について質問させてもらいます。新エネルギービジョンを平成12 年に策定をいたしまして、手元に私持っていて、もう一回再度よく見直ししたんですが、そのときに国から補助金を770 万ほどもらいまして、全額補助されまして整備しております。これは専門の方々の意見もありますので、かなり大事な政策だと思うんですが、その中で、町のエネルギーはどれぐらいあるかと。太陽光、風力電力はあると。熱についても、太陽熱、雪冷熱、温泉熱、家畜ふん尿、ごみ等についてもあるというデータがあります。それで、どういうふうにそれを活用するかというので、導入エネルギー可能性評価の中では、太陽光発電は導入の可能性があると。これは実際に導入していると思います。太陽熱利用についても導入の可能性があると。風力については、大々的なものは厳しいけれども、小規模な風車なら活用は有効であると。それから、雪冷熱については導入を検討、それからメタン、発酵、家畜ふん尿ですが、導入に当たっては課題があるけれども、導入を検討するというふうにありまして、具体的に、じゃあどういうふうに導入していくかという課題というか政策についても述べられています。その中で、先ほど答弁の中にありましたように、短期、中期、長期と計画をつくっているという答弁しかないと思うんですが、具体的に公共施設については、太陽光は中期、長期、これは多分中学校等について導入されていると思うんですが、ナイタイ高原へのふん尿の問題、それから新エネルギーに向けたさまざまな問題について、短期、中期、長期と分けて、実際に、この中期、長期がどれぐらい長いのかちょっと難しいんですが、この計画に基づいてどれぐらいこの間実施されてきたのか。長期計画を眺めましても、大きな柱はあるんですが、具体的な取り組みについて、これからの課題になるんだと思うんですが、この間、この新エネルギービジョンが策定されまして、もう大分たっていますが、現時点でどれぐらい導入されていて、これから具体的に導入を進めようとしているものがあるのかについて質問いたします。

答弁 町長 竹中貢

このビジョンが策定された経過等については、存じておりませんのであれなんですけれども、いずれにしても、環境に負荷をかけない、そしてまた地域にあるエネルギー資源をどう活用するかということでも理想的な意味でのビジョンをつくったということでは、これはひな形になって参考にしていくべきビジョンだろうと、そんなふうに思っております。ビジョンということでありますから、これを具体的に進めるためには、さらに具体的な実施計画だとか、そういったことに反映してくるということになるんだと思いますけれども、そういった意味では、その後の16 年に策定しました環境条例のほうにこの考え方が引き継がれていっていることというふうに思っておりますし、さらにはそれにぶら下がるといいますか、具体化するための計画なんかでも具体的な方向性を示しているということであります。具体的にその後、これをつくってから10 年ほどたちますけれども、15 年以上たっておりますけれども、どのように再生エネルギーについて町が関心を持って、そしてまたそれを進めてきたかということでありますけれども、このビジョンということと、それから実際、経済性等を含めてそれが可能かどうかという意味では、なかなか実態と、それからビジョンと、理想と現実のギャップがあって、1つには進んできていないということがあるだろうというふうに思っております。その1つ、今お話しされましたけれども、ナイタイにおけるバイオマスエネルギーですね。ふん尿を利活用したエネルギー、これも検討の材料としてなされてきたものと、そんなふうに思っておりますが、10 年前の段階でのバイオマスに対する技術的な開発はまだまだ未熟であるというふうに思っております。そういった意味で、あの寒冷地帯における、400 メーター、500 メーターの高冷地におけるナイタイでのバイオマスエネルギーの具体的な検討、そしてまた実証実験については、当時の技術的能力から見ると、それはビジョンであっても、現実の問題としてそれは技術的に伴っていっていないというふうに理解をしております。その後、町内では、大型の酪農家におけるバイオマスガスをベースにしたふん尿処理を行った法人がございます。道営の事業を行ったわけでありますけれども、かなり大がかりな事業になったわけでありますけれども、現実の問題として、当時、もう数年になりますけれども、思うように電力は起きていない、あるいはガスが起きていない、さまざまなトラブルがあって思うようにいっていないということであります。ですから、中長期といいますか、バイオマスエネルギーの必要性というか、ビジョンとしてはありますけれども、現実それを経営上に生かしていくということについては、まだまだ技術的な未熟さがあるということ。それから、もう一つには、ようやくこの8月に、国において再生エネルギーの電力買い取り法案が可決されました。これまで、この自然エネルギーの必要が認められても、でもそれはコスト的に極めて高いものについているということで、実際運用に至るところはほとんど少なかったということであります。ごく少数のところではモデル的にやっているところがありますけれども、今この再生エネルギー法案が成立したということでは、改めてこれから可能性のある技術の一つだと、そんなふうに思っております。それから、そのほかの関係で、風力については、うちの風力、ナイタイのところでも検討された旨聞いておりますけれども、景観を損ねるということだとか、あるいは自然という意味では、動物、特に鳥の衝突被害における、それらもかなり報告されているということから、本町においてはなかなかなじまないだろうというふうに理解をしております。12 年以降ということでありますけれども、先ほど葛巻町の例が話されました。それから、苫前町の例も話されました。しかし、再生エネルギーという意味では、水力もその一つであります。そういった意味では、電源開発さんの5万2,000 キロワットアワーからの発電量は、本町の全世帯を賄うのに余りある、そういった再生エネルギーの資源としてもう既に運用されているということでありますので、決して本町が再生エネルギーにほとんど手をつけていないということではないというふうに理解をしているところであります。

質問 8番 山本和子

新エネルギービジョンにつきましては、なかなかその当時の計画したようには、思うように進んでいないと。太陽光については随分進んでいると思うんですが、そのことについては把握いたしました。それで、それにこだわるわけでありませんので、これからの問題、要するに今回の震災の関係で、エネルギー問題がかなり注目を浴びていますので、これからの問題として次に質問したいと思っているんですが、北海道が22 年度中に各市町村にアンケートをとりまして、道内市町村のエネルギーの活用状況を調査いたしました。その結果、23年の1月の資料を手に入れたんですが、管内、全道を含めての今使っている新エネルギーは何かと、どういう中身かと。それから、導入を計画する新エネルギーは何かということについての調査があったんですが、それは多分ご存じだと思うんですけれども、いろいろ太陽光等についても利用したり、いろいろ計画があるんだと思うんですが、上士幌町は新エネルギービジョンはもちろんありますので丸がついているんですが、新エネルギー、それから導入予定のエネルギーも空白です。回答がないところは空白なので、していないからないんじゃなくて、回答をしていないからないんだと思うんです。管内では回答がないところは上士幌町しかありませんので、道内でもわずかしかないんです。ですから、している、していないにかかわらず、前向きな答弁として、管内含めて北海道の市町村が答弁しているんですが、これから見ても何か余り前向きじゃないのかなと若干思ったりしています。例えば、足寄町はバイオマスの関係、かなり普及されてすごく有名なんですが、太陽光、それから木質バイオマス、ペレットですね、それを含めてかなり力を入れていると。それから、清水町でも現在でも太陽光、バイオマス、バイオエタノール、中水力等含めて町、民間含めてかなり進めています。それから、芽室町は、今もやっているんですが、今後について木質バイオマスに力を入れると。広尾町は、現在記入はないんですが、バイオエタノールについてはトウモロコシの飼料等を利用するらしいんですが、力を入れると。というふうに、もう既に現在やっていて、さらに何をするという目標がはっきり決まって進めているところが多いかと私は思います。その点について、何で空白だったのかなというのが若干不思議なんで、積極的な姿勢がないように見受けられますが、その点についてどう考えるか質問いたします。

答弁 町長 竹中貢

当時どういった意図でそういった回答をなされたのか、ちょっと把握しておりませんけれども、本町が再生エネルギーだとか、あるいは節電等を含めた省エネ等だとか、そんなことも総合的に含めて、おくれているというふうには決して思っておりません。むしろ先進的な取り組みを総合的にはしているというふうに理解をしております。その調査についての空欄だったことがたまたま管内で1つだということになると、きっと違った思いが担当のところにあったかもわかりませんけれども、決して後ろ向きな意味での環境に対して対応しているということではないということをひとつご理解をいただきたいというふうに思います。かねてから、健康あるいは環境というのは本町の取り組むべき重要政策課題の一つであるというふうに思っておりますし、その環境の中には、再生エネルギーも含めて十分その範疇の中に入っているということでございます。特に新たな電気をどう起こすかということと、もう一つは、どのように電気を節電していくかと、これは両方ともお互いに関係する話であります。例えば、先ほど申し上げましたけれども、エコオフィスなんていうのは、これまた管内あるいは全道でもいち早いほうだというふうに思っておりますし、それから省エネに対する姿勢なんかについても先駆的に支援策を講じてきているというふうに思っております。23 年1月という段階、ことしの1月でありますけれども、もうその段階から、あるいは昨年の段階から、私としては常々、政権がかわって新たな成長戦略の中に森林資源の利活用だとか、そういったことが入ってきております。そういったことを含めて木質バイオ、あるいは木材の利活用、CO2ゼロという木材の利活用だとか、こういったことについては積極的にやっていくべきだという認識でおりますので、そのアンケートのそれをもって、すべて町の方針だということについては、その誤解はこの場をもって解いていただきたいなと、そんなふうに思います。それから、新エネルギーの話をしましたけれども、今までは、先ほど申し上げましたように、経済性として相当コストがかかるという現実があります。例えば、ふん尿による再生エネルギーにしても、30 円、 40 円の買い取りがなければ採算がとれないという問題がございます。これまでは、やっぱりこれも国の政策だと思いますけれども、買い取りが大体6円だとか7円だとか8円だとか、そういったことでやっていたわけでありますから、それについて積極的に現実の問題として取り組むような状況にはなかったということであります。それが、今回の国の方針も大きく変わったということでありますし、それから木質バイオの関係も、これも町有林の山からの間伐等の残材等については、それらはもう既に資源として何らかの形で使っていくという方針を定めているところでもございます。それから、直近の建築計画であります糠平におけるビジターセンターですね、それから博物館の関連施設、ここなんかでも、できる限りのそういった環境に優しい、省エネを意識したエネルギーを使っていきたいということでやっておりますし、それはもう中学校の建設当時から進めてきておりますから、そういった意味での資源の利活用、あるいは再生エネルギーの活用については常に意識をして進めてきているということであります。さらにこれから24 年度以降、積極的に可能なものについては進めていきたいということでありますので、ご理解を賜りたいと。

質問 8番 山本和子

わかりました。アンケート結果は気にしないで、積極的に進めているということで把握いたしました。私も、具体的にじゃどういうふうに利活用するか、私、プロじゃありませんので、やっぱり専門の方々や、先ほど町長がお話ししましたいろいろな制度を活用しながら、お金もかかりますので、そういう点について若干質問したいと思っているんですが、北海道のほうで、発電可能性を詳細に把握する事業を始めるという方針を出しています。上士幌町は、以前どれぐらいの可能性があるかというのはあるのですが、それはもう十数年前の話ですので、この事業もどう活用するのかもあると思うんですが、この事業を活用して把握した場合に、北海道もいろいろな事業化する上で国や道の情報を提供して、全道的にいろいろな政策を提案しながら進めていきたいという考えを持っているというふうに新聞報道であります。この点、多分私以上に担当課のほうは把握していると思うんですが、町独自ではできませんので、いろいろな制度を利用し、それから町内の団体、会社含めていろいろな形で、この可能性のあるエネルギーについて共同で研究をしながら進めていくべきと思っています。それは答弁があればお願いいたします。

答弁 町長 竹中貢

最近では、企業から、各社から、太陽光のパネル設置可能な都市等の調査が来ております。そういったことで、本町の遊休地等についても紹介しておりますけれども、北海道ではそれらを全体的に調整をして、積極的にまたアピールをしていくような、そんなような取り組みも北海道でしております。いずれにしても、今の状況の中ではそう簡単に、コストのこともちゃんと意識していかなければなりませんので、そういった制度の新設を求めていくということもありますし、そういった制度をしっかり見逃さないように、常に準備をしていくことが必要だと、そんなふうに考えております。いずれにしても、今、特にこれから数年先の可能性といいますか、必要な課題としては、特にバイオマスの関係のふん尿の対策の問題だというふうに理解をしております。1つには、環境という意味から言うと、においの問題がありますし、それから今までのコストが随分買い取りの関係で可能性が出てくるということ、それから、16 年にバイオマス、いわゆる屋根つきの堆肥舎が法令化されて各農家でやりましたけれども、しかし、今この堆肥舎のいろいろな問題が片方で起きてきております。コンクリートや鋼材が化学反応の問題で劣化が進んできているということもありますし、それから当初、堆肥化をするための機材も入れたところでありますけれども、これまた結構なコストがかかって、なかなか十分活用し切れないという問題も出てきております。そういったことを考えますと、個々でこのふん尿の処理の問題、あるいはバイオマスが、それが望ましいのか、むしろ集団でやることがいいのではないかなというふうに思っております。これらは非常にこれからの農業振興という視点からも含めて、重要なテーマだというふうに認識をしております。

質問 8番 山本和子

次に、公園の問題について質問させてもらいます。前段、4点ほど質問しているんですが、全体的な総合的な質問を最初にさせてもらいたいと思うんですが、かつて公園のマスタープランを企画のほうで作成しまして、どんな公園にするのかとまとめたんですが、結果的には、最終的には協働の公園づくりというテーマで冊子をつくりました。その後、公園の管理含めて建設課のほうに移されました。ところが、建設課はどちらかといえば維持管理が中心ですので、公園のマスタープランによる協働の公園づくりというふうな、そこまでは多分把握できないだろうと思うんです。その点について、マスタープラン含めた協働の公園づくりは建設課のほうでやっていくのかどうか、まず質問いたします。

答弁 町長 竹中貢

確かに今ご指摘の懸念される点については、私どももそういった認識を一部持っております。どちらが望ましいかということについては、再度、建設課がすべきか、あるいは企画がすべきか、あるいは両方一緒にやっていくかということを、今調整をしているところでございます。基本的には、企画の課の仕事としては、制度設計をしたり、あるいは新たなものをつくっていくときに企画が主に担当をして、実際運用していく、実行していくということになると各課がということになっているわけでありますけれども、それも割り切れないところもありますから、その辺であいまいとしたところがあるかもわかりません。もう一度再整備をするということでは、今内部で調整させていただいております。

質問 8番 山本和子

わかりました。今回、アダプトの関係もありますので、建設課だけじゃなくて、やっぱり教育委員会もかかわってきますので、総合的にまちづくりとして、公園づくりの整備含めて課題にしたらいいと思っています。それから、1番目の遊具等の関係につきまして、9月に一般質問しまして、その後、何回か見たんですが、いつペンキ塗るのかなとずっと思っていたんですが、11 月に入ってペンキが塗られて、そのことがわかりまして、再度公園を全部見ました。そうしたら、遊具もきれいになっていました。壊れている遊具は直っていました。若干まだ砂場のフェンスがちょっと穴があいているとか、西団地のほうのあそこは撤去するということがありましたので、大分本当に私も、ああ、よくやってくれたというふうに把握いたしました。それが、もしもうちょっと早かったら子供たちが遊べたのになと思って、これを遊ぶのは多分来年の雪解けの5月ぐらいかなと、ちょっとペンキを塗っているのすら気がつかないで通り過ぎちゃって申しわけなかったです。もうちょっと早かったらよかったなと、私は把握いたしました。それから、草刈りの関係なんですが、確かに児童遊園地は大体4回程度、それからそこそこ、熱気球は10 回とか、高台は19 回、中央公園は15 回と違います。それは多分整備されているんだと思うんです。児童遊園地につきましては、雨がことしも多くて、去年も多くて、本当に伸び放題になっているときに4回では足りないのではないかと。ある方に聞きましたら、4回以上実際には刈っているんだという話も聞きました。その点、実態に合った委託費を補正するなりなんなりして、きちんと管理できるような方法をとるべきだと思っています。その点について、まず質問いたします。簡潔にお願いいたします。

答弁 町長 竹中貢

いわゆる必要に応じて草刈りというか整備するということであります。したがって、伸びていつも目に余るというようなことが何年も続くというふうになると、やっぱり適正な維持管理ということにはならないと。企業の犠牲を求めるというわけにはいきませんので、それらについては十分現場のほうは現場の確認をしながら、そしてまた草刈りの情報を把握しながら予算に反映をしてきているものというふうに思っております。これらについては、これからもそのような方向で、適正な事業を行っていくということでご理解をいただきたいと思います。

質問 8番 山本和子

大分時間が。草刈りの問題とアダプトの関係を質問したいと思うんですが、草刈りは役場がやるんですが、中の砂場の草刈りとかもちょっとなかなか不十分ですし、あとアダプトでやっているところは3区と16 区あるんですが、それはきちんと私は、委託費ではないんですが、ある程度消耗品は出していると、燃料代も出ているというふうには若干聞いたんですが、例えば機械が壊れたらどうするかということを含めて、やっぱり不安を抱えながらアダプトをやっています。その点について、本来なら町が草刈りするべきところをアダプトでやっているんであれば、消耗品だけじゃなくて、委託費まではいきませんが、若干修繕費等を含めた考え方を、これは建設課だと思うんですよ。アダプトじゃないのかなと、どっちかとなるんですが、そのことを含めて検討してほしいなと思うのと、時間も来ましたので、次にもう一点なんですが、中心的な公園というのはいつも言われ続けてきています。それぞれ公園の利用の仕方も違います。今、子供たちに人気があるのは熱気球公園、通常噴水公園という、そこが一番人気があります。保育所の子供たちがあそこまで行って遊んで帰ってくる。私のひよこさんの方々もそこで遊ぶと。学童保育の子供たちもそこに来て遊ぶというふうになっていますが、あそこは噴水とトイレと水があるんですが、遊具がないのと日陰がないので、若干いろいろ不都合な点もあります。その点について、どこかを1つ焦点絞って、遊具を置くとかある程度総合的なものを今ある中で整備したらどうかと。あちこちに立派な遊具は必要ありませんし、そういうふうにどこか1つ決めて、私は噴水公園がいいかなと思っているんですが、その点について、担当課、建設課だけじゃなくて、教育委員会、それからどこですか、企画含めて整備したらどうかと思いますが、質問いたします。

答弁 町長 竹中貢

いろいろ公園が大小ありますし、全体的なみんなが遊べる公園だとか、あるいは地域の子供たちを対象にした公園だとか、児童遊園地とか言っていますけれども、ありますが、今お話ありましたけれども、熱気球公園が適当なのかどうかというのはまだまだ精査する必要があるかと思います。例えば、実際役場の前の公園なんていうのは、随分と保育所が近くて遊んでおりますし、それからそれの延長上で、学習センターの遊具なんかも小さな子供たちがよく使っているという風景も見ます。あそこの学習センターの前なんていうのも、まさに協働で時間をかけて、金額はそれほどでなかったわけでありますけれども、利用者、それから施工する側、みんなでつくったものだというふうに思っております。特に役場の前の、これも本当はもっともっと活用してもらいたいなという、これだけの広い庭というか芝生を持っておりますから、安全でいい場所だなというふうにも思っております。それから、熱気球公園がありましたけれども、それらがどこが最もみんなが行ったり来たりするところがふさわしいのか、学習センターがあって、そこには図書館、みんなが遊びに来るところでもあります。この近くには保育所もございます。その辺はこれから総合的に、全体での遊ぶ場所だとか、あるいは地域で遊ぶ場所だとか、それらについてはこれからの検討課題にしたいと思います。特にこの後、保育所の建てかえの問題なんかも出てきますので、手戻りにならないように、そして総合的なしっかりした観点で計画を立てていく必要があるというふうに思います。それから、アダプトの関係でありますけれども、基本的にはボランティアでやっていただいて、非常にすばらしいことだなというふうに思っております。ただ、そのボランティアも、自前で費用まで伴うということになると、それはなかなかいかないだろうと。労力報酬はできるけれども、必要なことについては町として手だてするというのがそのとおりだというふうに思っております。これまでも燃料代だとか、それらについて整備、負担をしてといいますか、支援をしてきております。機械というのもどんなものを指すのか非常に難しいところがありますけれども、一番大切なのは、やっぱり担当が地域の人方としっかり話をして、どんなことを望んでいるのか、どんなところまで自分たちでやれるんだと、しかしこのことについては行政にお願いをしたいということの中で選択をして、その公園がきれいで、そしてまた遊びやすいような環境をつくっていくということが大切じゃないのかなと、そんなふうに思いますので、十分そのあたりの地域の中に入った意見交換がなされて、納得した上でいろいろといい地域活動をしていただくというふうに取り計らっていきたいというふうに思っております。

質問 8番 山本和子

最後なんですが、公園というのはよく見えますので、町の顔になると私は思っています。ですので、本当に町民が自分の身近な公園を大事にしつつ、だからそれはそこそこの利用の仕方がありますので、新しい遊具がなくてもきちんと整備をすると、きれいにすると、草刈りすると、砂場の草は除くということをだれかがやらなきゃいけない、それを総合的にやれるようなまちづくりにしてほしいと思っています。それと、もう一つ別なのは、さっき言ったみんなが集える公園をやっぱり1つ必要だと。それもこれからの検討課題にしてほしいなと思っています。重複しますが、最後の質問といたします。

答弁 町長 竹中貢

総合的というのは、役場、そして町民、みんなでつくっていこうという趣旨のことだろうというふうに思っております。それについては、先ほどのマスタープランにもありますように、協働による公園づくりという精神をこれからもしっかりと生かしていきたいということであります。それから、総合的なという意味では、一応みんなで使うところだとか、それは個別に、全体を体系的に、地域での子供たちが遊ぶ場所、それから全体で子供たちが遊べるようなところ、これらも公園全体の総合的な整備、体系化された公園づくりという意味では必要だというふうに理解をしておりますので、これからの計画策定、あるいは実施の中では十分意識をして進めてまいりたいと、そのように思っております。

出典:上士幌町議会 平成23年第9回定例会 2011年12月6日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる