みんなの議会

上富良野町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日

(1)泥流地帯の映画化について/(2)産業の育成について/(3)高校生までの医療費無料化について/(4)インボイス制度について/(5)不登校問題について

2022年12月15日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「泥流地帯の映画化について」「産業の育成について」「高校生までの医療費無料化について」「インボイス制度について」「不登校問題について」について質問し、町長 斉藤繁、教育長 鈴木真弓が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 斉藤繁、教育長 鈴木真弓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 米沢義英

私は、さきに通告してありました5点について質問させていただきます。第1番目は、泥流地帯の映画化についてであります。泥流地帯の映画化を進める会の総会が、この様子が11月23日付の北海道新聞報道では、「泥流地帯」映画化上富良野町また協定解消、町民「説明責任果たして」の見出しで報道をしているという状況を見かけました。また、Zipanngは、町に今年7月、映画化着手が難しいと伝えたと説明し、総会参加者からは、Zipanngは弁解するだけ、町も町民に説明責任を果たしてほしいと注文がついたとなっています。町は映画化に向け、ふるさと納税を募っており、三度目の正直で映画化を実現したいと述べたと報道されております。私はこの報道記事を読み、事態は深刻で、先へ進めば進むほど深みにはまり、進むことも引き返すことできない状況にあるのではないかと考えています。ここで、町においては、一度立ち止まる勇気も必要ではないのでしょうか。今、町民の暮らしは、物価の高等やコロナ禍の中で、大変な状況にあります。また、町の優先すべき諸課題が山積しておる状況の中で、また町職員を専門に映画化するために配置し進めてきましたが、その労力を、今後、住民の切実な願い実現に振り向け、早急に映画化を断念すべきと考えますが、次の項目について町長の答弁を求めるものであります。Zipanngは映画化着手が困難と伝えたとしておりますが、7月のいつなのか。また、映画化における町の持ち出しは、費用額はどの程度なのかお伺いいたします。二つ目には、協定解消で合意とあるが、11月のいつか。また、町民と関係者に説明責任を果たすべ― 47 ―きと考えますが、この点についてもお伺いいたします。三つ目には、映画化を断念、以上述べたように映画化を断念すべきではと考えますが、また、映画化を町において進めたいとしているが、その理由等についてお伺いいたします。次に、産業の育成についてお伺いいたします。今の政権の下で行わている異次元の金融緩和政策と物価高騰で、町民と国民の生活悪化は、全ての分野で深刻な問題になっています。長引くコロナ禍、物価高騰、原料の高騰、債務などで中小企業においては、経営が苦境に追い込まれている状況が町においても見受けられます。特に、建築業界等においては、公共事業の減少や個人住宅やアパート建設は、町外の企業が受注するなどの影響で、地元業者が仕事を確保するのが大変な状況にあります。中小の建築業者は、地域に根を下ろし、ものづくりや住民サービスの需要に対応し、雇用を生み出し、地域経済を担う存在でもあります。ある事業者の方は、次のこのようなことを話してくれました。今後、仕事の確保ができなくなるということになれば、人材の確保が困難になる。また同時に、建築業の衰退で、技術の継承ができなくなることを心配しているのだということを話してくれました。私は、行政はしっかりとこういう声に応えて、支援することが今求められていると考えますが、次の項目について町長の答弁を求めます。一つ目には、住民が戸建ての住宅を新築するとき、補助制度を新設するということも案ではないでしょうか。二つ目には、リフォーム対象枠や省エネ機器購入など、補助制度の拡充や見直しについてきっちりと行うことが大事だと考えます。三つ目には、公営住宅新築や公営住宅の維持補修や公共事業の予算を増やすなどして、雇用や事業を増やす、こういう形の中で、困っている地域の業者を支援するということが、今、何よりも必要と考えますが、町長の見解を求めます。次に、高校生までの医療費の無償化・無料化について伺います。物価高騰や実質賃金の低下などにより、多くの町民の暮らしは、大変な状況になっています。全国でも、高校までの子供の医療費の無料化が広がってきているという状況、この間の厚生労働省の乳幼児に係る医療費の援助についての調査では、高校生までが817市町村、中学生までが832市町村、道内の179市町村では、高校生まで84市町村、中学生までが56市町村、小学生までが12市町村、9歳・就学前までは26市町村となり、自治体での医療費の無料化の拡充が広がっているという状況であります。町においても、高校までの医療費の無料化を求める声があり、こういった点でも早急に拡充をすることが必要ではないでしょうか。何よりも、命と健康を守り、子育てを支援するためにも必要だと考えますが、この点について伺います。また同時に、その高校生まで拡充した場合の費用額等についてお伺いいたします。次に、インボイス制度についてお伺いいたします。国は、来年の10月からインボイス制度、適格請求書保存方式を実施しようとしています。物価高騰で苦しむ中小業者団体からは、同制度の内容がよく分からないという業者もいる、事務負担が増える、国は益税があるから課税対象にすると言っているが、中小の企業は、他の企業との競争で消費税を販売価格に転嫁することが困難で、価格を抑えながらのぎりぎりの経営を余儀なくされているなどで、利益として残っているわけではないと反対の声が上がっています。また、この間、日本商工会議所も、令和5年度税制改正に関する意見で、仮に同制度が導入された場合、免税事業者が排除されたり、不当な値下げ、圧力を受けたりする懸念があると述べています。この制度は、町の会計にも一部対象になると考えますが、次の項目について答弁を求めます。一つ目は、事業者を苦しめているインボイス制度を廃止すべきだというふうに考えますが、町長は、このインボイス制度についてどのような所見をお持ちなのか伺います。二つ目には、制度が導入された場合においても、町の取引から免税業者を排除すべきでないと考えますが、現在、町と取引している事業所において、課税免税業者の割合及び制度の対象となる町の会計等についてお伺いいたします。次に不登校問題についてお伺いいたします。不登校という言葉を近頃ではよく聞くようになってきています。不登校という状態において、文部科学省では、年間に連続または継続して30日以上欠席した児童生徒のうち、何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因、または背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくてもできない状況にあるものと定義しています。上富良野町においても、約30人が不登校で、近年では不登校児童生徒増える傾向にあります。町でも、不登校問題で悩んでいる親の会が結成され、10月には、「みんなと考える不登校のミカタ」を主題に、テーマにした講演が行われるなど、町においても大きな課題となっていると考えます。講演後の座談会で出された参加者の声を一部紹介し― 48 ―たいと思います。一つは、「自分が自分でいられる場所がない、中学校、高校、社会へ出たとき、克服できるかどうか心配」と親の心情を表したメモが、かみん社会教育センターの掲示物に掲載されています。不登校の児童生徒やその保護者への多様な支援が必要だと考えます。この4月の教育執行方針では、不登校の児童生徒が、いつでも学習したり、体験したり、保護者同士が気軽に相談できる場の設定に向けて検討を進めると述べていましたが、不登校の要因と現状及び今後どのような対応するのか、町長あるいは教育長に求めて、質問といたします。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の4項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの泥流地帯の映画化についての3点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の映画化着手と費用の持ち出しに関する質問ですが、今年4月にZipanng社代表取締役と面談し、夏までに制作開始に向けた動きを進め、かつ町民や御寄附頂いた皆様、三浦文学ファンなどに伝わるよう、何らかの形での報道発表を要望したことは、既に御説明させていただいたところでありますが、7月6日、15日のリモートにて打合せを行った際には、制作体制づくりは模索しているものの、進捗がなく、着手が困難な状況であるものの、引き続き泥流地帯の映画化実現に向けた体制の構築を図っていく旨の報告を受けております。一部報道にありました7月に映画化への取組ができない、諦めるといった意思表示ではありませんことを御理解願います。また、現在まで映画化に関するZipanng社への映画制作に直接関わる支出については、令和3年度のCG制作費の990万円のほか、令和4年度に制作滞在費して、映画化を進める会を通じて支出した約80万円となってございます。次に、2点目の協定解消の合意時期についての御質問ですが、11月21日にZipanng社取締役2名の訪問を受け、事務的な処理を経た上で、協定期間であります来年3月末を待たず協定を解消することについて合意したところです。また、その内容は、同日開かれた泥流地帯映画化を進める会総会にて御説明させていただきましたが、何らかの方法で町民の皆様へ広く周知できますよう検討してまいります。次に、3点目の映画化を断念すべきでは、また、映画化を進めたいとしているその理由は、についての御質問ですが、三浦綾子さんの小説「泥流地帯」は、御承知のとおり、大正15年に起きた惨禍を題材に上富良野の歴史、文化、暮らしの細部に至るまで、綿密な取材の上に紡がれた郷土史であり、なおかつ昭和文壇三浦文学を代表する優れた文学作品でもあります。昭和51年に発表された泥流災害の記憶が薄れた町民に、災害の教訓と二度の開拓を果たした先人への誇りを呼び起こしてくれたこの作品を、実写映画化を機に、さらに深く町民の心に刻み、多くの人に読み継がれ、登場人物が思い描いた100年後、200年後の町民に引き継いでいくことで、十勝岳の豊かな恵と大いなる脅威をともに町民の誇りとして根づかせていかなければならないと考えております。今後におきましても、様々な困難に直面することが予想されますが、この映画化の実現に向けては、何としてでも成し遂げなければならないと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、2項目めの産業の育成についての3点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の新築住宅の補助制度についてでありますが、議員御質問のとおり、物価高騰等の影響を受け、地方経済は景気低迷を抜け出せない中、地域企業育成や定住移住の促進にもつながる有効な手法の一つと考えているところです。しかしながら、魅力ある制度として活用していただくためには、高額な補助額を設定し、多額の財源を投入しなければならないことから、現在のところ、補助制度の導入は考えていないところでございます。次に、2点目の住宅リフォームに関する助成制度の 見 直 し に つ い て で あ り ま す が 、 現 在 の 住 宅 リフォーム等助成金制度は、平成23年に創設し、その後、3年ごとに助成対象や助成率などの見直しを図りながら、これまでの12年間で申請件数で延べ331件、町内の18事業所によるリフォーム工事等に対して約4,380万円の助成を行ってきております。今年度は、3年ごとの制度見直しの年に当たることから、町民が安心して住み続けられる住まいづくりの促進はもとより、地域の建設関連産業等の活性化、政府の2050年のカーボンニュートラル宣言や本町のゼロカーボンシティ宣言を踏まえた地球温暖化対策への対応や、管理不全による空き家増加の抑制など、諸課題への対策を盛り込んだ制度構築を進めてまいりたいと考えております。次に、3点目の公共事業の予算についてでありますが、現在建築中の泉町南団地につきまして、来年度は1棟6戸の5号棟の建築を予定しております。この建築をもって、上富良野町の公営住宅の建築計画は、現段階では終了となり、泉町南団地で5棟54戸、町内全体で管理棟数78棟395戸となりま― 49 ―す。建築予算につきましては、令和4年10月時点の5%増で予算計上予定でございます。また、今後の公営住宅のほか、町の施設等の維持管理に伴う補修につきましては、必要に応じて行い、大型修繕が発生した場合は、適宜対応して修繕を行ってまいりたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3点目の高校生までの医療費無料化についての御質問にお答えいたします。まず、1点目の高校生の医療費無料化についてでありますが、本年の4月より中学生までの医療費の無料化を実施しております。第1回定例会においても、高校生までの無料化については、議会でも検討いただいたところではありますが、今後の医療費実績、児童生徒数の推移及び財政状況を見極め、効果が一定程度検証された後に検討を行うことを考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。なお、高校生まで助成を拡充したときの費用についてでありますが、コロナ禍における受診控えなどの影響のある現状での試算額では、約200万円程度の増加と想定しております。次に、4項目めのインボイス制度についての2点の御質問にお答えいたします。まず、1点目のインボイス制度の廃止についてでありますが、この制度につきましては、国の制度のためお答えする立場にはございませんので、御理解をお願いいたします。次に、2点目の導入後の対応等についてでありますが、まず免税業者の割合については、国税の課税であり、現段階では全ての事業者の状況を把握してございません。次に、インボイス制度の対象となる町の会計については、全会計となりますが、会計としてインボイスを必要となる可能性があるのは、現段階では企業会計の町立病院特別会計と水道事業特別会計と考えております。また、今後もインボイスの登録のみで取引を排除する予定はございませんので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 鈴木真弓

7番米沢議員の不登校問題についての御質問にお答えさせていただきます。不登校の要因や現状につきましては、さきの議員の質問お答えさせていただきましたが、不登校対応の充実については、今年の教育行政執行方針で述べましたとおり、令和4年度の重点項目として、教育相談体制の充実を図るとともに、不登校の児童生徒がいつでも学習したり、体験活動したり、保護者同士が気軽に相談し合える場の設定に向けて、検討を進めているところであります。これまで、不登校の児童生徒と保護者に対しましては、町内関係団体等の皆様により個別相談や講演会、学校以外での子供たちが過ごせる場所の確保などに御尽力を賜り、様々な活動を継続していただいておりますことに対しまして、敬意を表しております。国からも、教育機会確保法及び不登校対応方針に基づき、地域においても、学校と連携した不登校児童生徒の学びの場を確保するよう示されていることから、教育や就学に関する相談に包括的に対応できるよう、令和5年度に向けて、新たに教育支援センターを開設するため、必要な人員配置や設置場所等について検討するとともに、学校や保健福祉課、関係機関とのネットワークを構築し、子供を中心としたアウトリーチの支援体制や学校と連携した不登校の予防的アプローチにも取り組んでいきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 7番 米沢義英

1点目の泥流地帯の映画化の問題についてお伺いいたします。少なくともこの映画化に向けて、職員を配置して、そして張りつけてと言っていいのか、また、その他の仕事も兼ね合わせてされておりますので、恐らく労力的には、かなりなウエイトでこの映画化に資力、労力ともつぎ込んでいるのだろうというふうに思います。この間、CG制作が990万円、あと映画化を進める会を通じた滞在費用ということで、町の費用等も出費されております。私が言いたいのは、この金額の大きい少ないの問題ではなくて、もう既にこの大小に関わりなく町の予算をつぎ込んで、この間、映画化を進めるという方向で職員も配置して進めてきましたが、実際、それが成果としてならない。この8月時点で制作決定するという状況でありましたが、至らなかったということがありありと分かっているという状態です。そういう問題を通したときに、町長、お伺いいたしますが、このお金、職員を配置して、それぞれどのような効果があったのか、どう考えているのか。私は、逆に言えば、本来やるべき優先課題を後に回して、こういったところに職員を配置してやってきたというのは、町のやる仕事ではないのではないかというふうに考えておりますが、この事業体の総体的な費用効果という点でも、どのようにお考えなのかお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の御質問にお答えしたいと思います。― 50 ―まず、町の予算を、職員を張りつけて町の予算をということで、仕事、その映画化が、優先順位がどうなのかという御質問ですが、私は優先順位は高いと。ですので職員を、専属の職員ではありませんが、商工観光の所管ですが、そこに映画化の仕事を割り振ってしているところです。町の予算をつぎ込んでいますが、これは寄附金で全て、原資は寄附金ですので、これは寄附された方の御意思に基づいて、我々はしっかりそれを達成する方向に向けて、しっかり仕事をしなければならない、映画化に向けてしっかり仕事をしなければならないと考えておりますので、それらも含めて、優先順位は決して低くない、むしろ高いと、このように考えております。この間の、最後に、今までのやったことに対する効果というのは、まだまだ映画が完成するまでは、なかなか町民の皆様には見えづらいのかもしれませんが、そういう日が来ることを信じて、我々は一生懸命、全力で前に向かっていかなければならないと考えておりますので、御理解を賜りたいと考えます。思います。よろしくお願いいたします。

質問 7番 米沢義英

確かに寄附で賄っている部分等があるかというふうに思います。その目的等も、当然映画化に向けてというのがあるかというふうに思います。しかし、町民からしたら、この寄附に至っても、貴重な我々の浄財だというふうな認識になるのです。若干の差はあったとしても、そういう浄財をやはり生かしてこそ、本来の行政の役割だというふうに思います。本来でしたら、契約が8月ということであれば、そこまでで成果がなかったら、一般の解釈で言えば、もう不履行です。もう駄目です。こういう解釈なのです。ですから、こういう事態を長々ともうここで続けることは絶対やめるべきだと、費用対効果も含めて。そういうことを、私は考えているのですが、この点について町長、どのようにお考えかお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の御質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、寄附とはいえ、皆さんから頂いた浄財であることは間違いございませんが、当然、映画化に対して寄附をされたわけで、それ以外には使うことはできない浄財でございますので、我々はやはり寄附された方の御意思を尊重して、しっかりと前に進めていくと。それと、協定に関して債務の不履行ではないかと。法律的には、債務の不履行ではございませんが、確かにうまくいかなかったことは確かです。ですので、やはりZipanngは解約したわけで、次のということに進んだわけですので、御理解を賜りたいなと考えております。以上です。

質問 7番 米沢義英

若干、22年の11月11日付週刊文春の電子版オリジナルという形の中で、この正確性がどの程度あるかちょっと分かりませんけれども、上富良野町の担当者が言うという形で、後ろ盾に毎日新聞がいるから、もういろいろと支援してくれるのではないかということを思ったというふうにも書かれています。同時に、このZipanngが関わった他の市で行おうとしたこの政策も、なかなか前へ進まなかったということも書かれております。同時に、この11月23日付の道新の報道でも、非常にこの着手したときから、予算とか確保だとか、そういったところの見通しがなかなか厳しいのだということがあったのだということで、もう既にこの時点で、この映画化のというのは、もう既に成り立たくなってきていたのではないかというふうに感じております。ですから、私、こういう問題を山積しているという状況の中でお伺いいたしますが、町の進め方、考え方、ここにも甘さがあったのではないかというふうに思いますが、町長はどのようにお考えですか。確かに、前任者のという流れはあったにしてもです。お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の御質問にお答えいたします。Zipanngの見通しが甘かったということも、Zipanng等にも言っております。結果的に見て、それに一緒に協定結んで進んできた町も、結果的にやはり甘かったのかもしれませんが、そういう点をやはりしっかり反省してといいますか、次に生かしていくためにやはり、最終的な目標は、何が何でもといいますか、映画化することが大目標ですので、それに向かってはしっかりと今までの経験、苦い、苦しいといいますか、こういう苦い経験もしっかり生かして、映画化につなげていきたいという強い気持ちであります。以上です。

質問 7番 米沢義英

この点についてさらにお伺いいたしますが、協定の解除予定という形で、12月という形になっております。これは当然、解除予定ということになれば、そこにある使用権や著作権― 51 ―等々の問題も含めて対象になるかというふうに思いますが、これらについて、町から資料を頂いた12月予定ですから、これが確定ではないと思いますが、町長の判断ではどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の御質問にお答えしたいと思います。会見が11月、それからZipanngが上富良野に来て、解約、口頭でですが、その申出で両者合意したのが11月で、実際、12月予定しています。この間は、先ほど議員がおっしゃられたとおり、CGの関係の権利関係、著作権、使用権のその事務的な手続でちょっと時間を費やしているだけといいますか、そういう理由があって遅れていますが、協定をまた復活するとか、そういう、全くございません。フェードアウトに向けて淡々と権利関係の事務処理を進めているという状況です。以上です。

質問 7番 米沢義英

併せてお伺いいたしますが、この町民に対する説明というのは、どの時点で行おうとされているのですか。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の御質問にお答えしたいと思います。町民、全町民に対する説明責任というのは、町民を一堂に集めてすることは当然物理的に不可能ですので、こういう機を見て、新聞紙面、報道等、そしてこういう議会の答弁、そのほか特に関わりの深い映画を進める会の方には真っ先に御説明いたしましたし、機を見て機会があるたびに広く町民の方には、周知を、説明責任を果たしていきたいと考えております。以上です。

質問 7番 米沢義英

ぜひ説明責任等果たしてください。多くの方がまだ、この映画化とは何だろうという、知らない方もたくさんいるのです。恐らくそういうことも考えれば、この映画化推進というのは、大変な厳しい状況にあると思います。次にお伺いしたいのは、何が何でも映画化を進めるのだということをおっしゃっています。この大正時代に起きた、三浦文学、私は読んでおりますが、評価する、本当に「銃口」だとか、いろいろなものも読まさせていただきました。評価、本当に私が言うようなものではありませんけれども、大変な力作文学であります。泥流の災害の記憶を、薄れた町民に記憶をまた呼び戻してもらう、深く心に、町民に刻み込むという、いわゆる町の歴史を語り継ぎたいということなのかというふうに思います。私は、語り継ぐということであれば、こういった映画を作ることだけではないと思うのです。この間、いろいろな団体サークルが絵画だとか紙芝居等作ったりだとかしておりますし、ジオパークを通じて三浦文学を読んだり、読書をしたりだとか、そういう企画も町で行われてきました。そういう寄附を頂いた方に対しては、上富良野町に来ていただいて、上富良野町の三浦文学、どういう経緯の中で作ったのかということも、文学館と提携しながら、そういう呼び込みを行って、そういう寄附を頂いた事業者や個人に対して、やはりそういうことを返していくという、これも一つだというふうに思うのです。私は、この歴史を心の中に刻み込む、そういう方向で町民にも寄附者の方にも、いろいろ町を知ってもらいたいということであれば、そういったアプローチをしながら、やはりもっと違うやり方の中で町を紹介したり、三浦文学を紹介するということが今必要だというふうに思うのですが、町長、この点どうですか。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の御質問にお答えします。米沢議員おっしゃるとおり、他の取組も非常に重要で、読み聞かせなんかも、町の中で歴史を語っていく上では、他の企画もあろうかと思います。そのほか、三浦綾子ファンの方に対してもいろいろなアプローチの仕方が確かにあります。ただ、映画の作成に対して寄附を頂きましたので、映画を作るのですが、映画のインパクトというのは、ほかの企画もすばらしいのですが、映画は映画で上映されれば、それなりのインパクト、印象、またファンも、新たなファンの獲得とか、上富良野に来られるから、観光のPR、町のネームバリューのアップとか、いろいろな効果が期待されますので、それはそれ、他の企画ももちろん重要ですし、映画化も非常に重要なことだと考えております。以上です。

質問 7番 米沢義英

例えば、今、ちょっと角度を変えたいと思うのですが、上富良野町には、今後子どもセンター、病院、その他老朽化する施設等々があります。いろいろと人口減少に対応したまちづくりをどうするのかなどなど、山積が山積み、課題がたくさんあるという状況です。そういうときに、お金の問題も当然つきまとう話です。そういうとき― 52 ―に職員を配置してまで、そこまでやる内容の、やる映画化が必要なのかというふうに思うのです。私は、町民が望んでいるのは、暮らしや今の大変な状況の中で、その部分でしっかりとして、行政もやはり対応してほしいということが、優先順位の問題です。望んでいるわけですから、町長は、まずちょっと失礼な言い方なのですが、ちょっと涼しいところに行かれて、もう一度、本当に何が町民望んでいるのかということをリセットしていただいて、本当に今優先すべき順位、課題は何なのかということをやはり再考すべきだと思うのです。このままで行けば、さらに大変な状況に追いやられるような、私、気がします。断言はできませんけれども。それが町長自身のためにもつながるし、町民のためにもつながるのであれば、それが最良の方法だというふうに思います。ですから、いろいろな訴え方があるわけですから、職員のいろいろな考え方を集めて、これに代わるもの、映画に代わるものをぜひやっていくべきだと思いますが、否定されますか。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の御質問にお答えしたいと思います。まず、映画の優先順位は、先ほども述べたとおり高いと思っております。財政的に負担はつきまとうという御指摘がありますが、これは誤解を恐れずに言いますと、寄附金で全部賄う予定ですので、一般の皆さん、町民がお支払いした、納めていただいた税金は、税金その他交付税なんかも一切投入しないで映画を作るという、それは昔からといいますか、前の、最初に映画化をするというときから変わってございませんので、財政的な御心配はないのかなというふうに思っております。優先順位は、そこに職員を張りつけて映画化は進めているわけですが、優先順位は、いろいろな見方、個人によって様々優先順位は変わってくるとは思いますが、私は、先ほど、何回も繰り返しになりますが、当然町民の暮らし、これも当然優先順位は高いのです。同じように、映画化もしっかりと進めて、町の今後のために、PRとか観光、そういう面もありますし、三浦文学で防災教育なんかでしっかりと過去の歴史を紡いでいくという、そういう面も多面的にありますので、これもしっかりと進めていきたいと考えております。以上です。

質問 7番 米沢義英

この間だけでも4,500万円なのですよね、集まったのが。これから制作費はどのぐらい、先の話で協定を結んでいない段階でこういうことを言うのは不見識かというふうに思います。Zipanngの間では、2億円ぐらいだということで、この後、町長もこの間言ってましたが、原資がなければ、その原資の内容を見直さなければならないということの、その原資をどこから持ってくるのかまでは言いませんでしたが、ひょっとしたら町の一般財源の可能性も当然出てくるわけです。そういう不確定な問題に対して、町民がゴーサインということには恐らくならないのだというふうに思います。そういうことも考えたときに、もう一度再考すべきだというふうに思いますが、再度確認いたします。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の御質問にお答えしたいと思います。確かに、将来不確定な要素はあります。未来、将来のことなので。ただ私も、先ほども言ったとおり、一般財源は入れるつもりはございません。一般的なロードショーといいますか、配給、配信、映画館で上映するに、そういうクオリティーの映画というのは、一般的に2億円と言われてますが、それを全部町が寄附金で集めて出すのかどうかも含めて、今後の協定ですが、先ほど申したとおり、繰り返しになりますが、税金を投入する考えはございません。将来的にできるかどうか、相手方も含めて不確定なことは山ほどあるかと思います。ただ、100%はありませんが、諦めてしまうと100%できません。これは、間違いありません。ですので、我々は、100%はありませんが、目指していかないと映画はできませんので、それを目指して頑張っていきたいと、このように思っております。以上です。

質問 7番 米沢義英

ぜひ、見直していただきたいというふうに思います。次、産業の育成についてお伺いいたします。非常に深刻な問題になってきています。中小の建築関係に関わる関連業者ですが、非常に仕事量が減ったという状況になってきております。町長も御存じだというふうに思います。現場のところへ行ってお話を聞きますと、やはり人材の確保、このまま仕事量が少なくなると、やはり雇用していた人を放さなければならないなどのそういう心配や、技術の継承ができなくなるという心配あります。私、他の自治体も行っているように、一定部分、リフォーム関係、カーボンニュートラルに関わった機器等への、当然、補助制度の見直しというのは当然必要だというふうに思いますが、併せて住宅などを建設し― 53 ―て、公共事業もそうなのですが、やはり一定程度促すような、持続的な町をつくるために、人口減少でやはりこういうものを生かしながら、他の町村からも人を呼ぶ、地元からも人が流出しないようにするという形の中で、一定程度財源は必要ですが、やはりここで町長の決意が必要なのだと思うのです、今、状況を考えたときに。ただ、高額でお金がかかるからできないというのではなくて、本当に今の困っている実情を見たときに、行政が何をしなければならないのかということをやはり考えないと駄目だと思うのです、町長。一般的に財政が大変だからといっているのは、それは皆さん御存じだと思うのです。だけれども、町長というのは、そういうことも兼ね合わせて、将来どういうまちづくりをするのかということを考えているわけですから、その上に立ってこういう制度も一定程度、やはり効果があるのではないかというふうに思いますが、どのようにお考えですか。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の御質問にお答えしたいと思います。なかなか、おっしゃるとおり厳しい業界、業界厳しいかと思いますが、我々も何とかこのまちづくり、米沢議員おっしゃるように、ほかの町から人を呼び込むなんかも含めて、どうしたらいいのかということは常日頃考えておりまして、特に住宅のリフォームに関しましては、カーボンニュートラルとかゼロカーボンシティ宣言とかもありまして、この辺は令和5年度の予算編成に向けて、住宅リフォームに関する助成制度は、常に見直しておりますが、令和5年度に向けてもしっかり見直して、空き家なんかも含めてしっかり対応していけるようにしていきたいというふうに考えております。以上です。

質問 7番 米沢義英

ぜひ、省エネ機器等も含めて、こういった住宅だとかも含めて、地元のやはりお金が落ちる仕組みだとか、この困っている業者等を、関連業者もいるわけですから、支援するという制度を、答弁されませんでしたけれども、きっちりとぜひ進めていただきたいというふうに思っております。次に、医療費の高校までの無料化についてでありますが、約200万円ほどあれば可能だということであります。これは、子供の権利条約の中にも、子供や地域の中で、将来の社会の中でも健康で過ごさなければならない、そういった意味のことがいろいろ記されております。そういう意味で、私もこの上富良野町における、高く町長が中学校までの無償化をしたということは評価しておりますが、近隣ではもう既に高校までとういう形になっておりまして、試算すれば200万円程度という形になりますので、こういったところにもきちっとした対応をすべきだと思いますが、子育て支援からも早急に考えるべきだと思いますが、答弁をお願いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の御質問にお答えいたしたいと思います。上富良野は、御存じのとおり、今年の4月から中学生まで医療費無償化ということで、ちょっとスタートが遅れてしまいましたので、今またほかの市町村と差がついている状況はあるかと思います。4月に、今年の4月にスタートしたばかりで、なかなか実績がどうかというのは、200万円と書いてあるのは、コロナ禍における受診控えなどの影響もあってこうなっておりますが、実際どうなっていくのかというのは、しっかり予測を立てて進めていきたい。私もこの高校生までの医療費無償化は、しっかりと見据えて、見据えてといいますか、していかなければならないとは考えておりますが、やはり見通しがきかないまま、立たないまま無責任にやるというわけにはいきませんし、今年の3月の厚生文教常任会におかれましても、しっかりと推移を見定めた上で、高校生、次のステップにということですので、まずはしっかりと実績、推移等を見守って、見据えていきたいなと考えております。以上です。

質問 7番 米沢義英

ぜひ、町長も必要性は認められております。子供たちが健康で暮らすための、そういったための子育て支援も含めた中でという形になっておりますので、ぜひいろいろな角度から先に進めていただきたいと思います。インボイスについて確認いたしますが、これは国の制度でありますが、それが地域の業者や人たちが困っているということであれば、当然自治体であったとしても、国の制度であったとしても、実際は声を上げるべき問題だと思うのです。この消費税ができたときにも、やはり非課税業者は大変だからということで、課税業者にはしませんということが原則だったのですが、これを国がやはりそれを破ってしまったというか、なし崩しにしてしまったということがありますので、この点もう一度、これは国の制度だから仕方ないのだということで容認しますか。

答弁 町長 斉藤繁

7番米沢議員の御質問にお― 54 ―答えいたします。国の制度ですので、前の同じような繰り返しになりますが、なかなかこれをやめるとかやめないとかという権限は、私ども地方の自治体にはございませんので、回答は前回のとおり、そういう立場でございませんということで御理解を賜りたいと思います。

質問 7番 米沢義英

やめれとかというのではなくて、声を上げてくださいと、もしも矛盾感じているのだったら。矛盾感じてないのだったら、ちょっと町長の認識はどうなっているのかなというふうに思うのですが、ぜひ非課税業者だったとしても、この町の取引から排除しないということですから、それをぜひお願いいたします。次、不登校問題についてお伺いいたします。この間町で行った、有志がつくった不登校問題を考えるということで、非常に親の心情が、ちょっと述べましたが語られているという状況になってます。例えば、さらに子供が何を楽しんでいるかを見ないと、誰かが楽しんでいるのを見ないと、自分が本当に楽しいのだかそこにいるのだか分からないというような、そういった切実な声出ているのです。もう一つは、家にいるときに自ら傷つけてしまうのでないかなと、こういう本当に切実な声が出ているのです。本当に社会に自分の居場所だとかというのがあるのだろうかと。家族もいろいろと子供が行く行かないで本当にやり取りが大変な中で疲れてしまうのだと。だから、もっと安心して相談できるような、そういう場所を本当につくってほしいという声がやはりあるのです。私は、こういう声を聞いたときに、やはり教育長おっしゃるように、早急に子供たちに対応するような、やはり施策展開というのがどうしても必要だというふうに考えております。この点、もう一度これと併せて人員配置含めた対策を令和5年に向けて実施するということでありますから、まずこういうお母さん方の、または子ども方の置かれている現状について、またどのように認識されているのか、今後どのように対応されるのか、再確認したいと思います。

答弁 教育長 鈴木真弓

7番米沢議員の再質問にお答えさせていただきます。10月の研修会に、私はちょっと参加はできておりませんが、うちの担当の課長等が出席をし、私のほうには報告をいただいております。また、私、4月に就任した当初、この親の会の代表者の方とも懇談をしており、ぜひこの課題については、町として着手していきたい旨を情報交換をし、町内にある事業所ともお互いの役割を確認しながら進めていきたいということで、情報連携に携わらさせていただいております。今、議員からの報告がありましたように、本当にお子様が自分の未来を想像できない、あと特にうちの町の子供たちに、最近、そうして自己肯定感が少し、国の調査においても道の調査においても、少し低い状況にあるというのは、町の教育委員会としても認知をしております。いかにこの自己肯定感を上げていくか、自分を認めてもらうか、親と子との関係性、また学校、地域との関係性が、やはり一つには、この新型コロナ禍において大変集まるということが制限をされている。またこのマスクの着用、日々感染予防対策等におけることが少しずつ心の歪みになっているのではないかと、私個人としても認知はしております。不登校に対する子供、また保護者に対する支援として、やはりあらゆる想定を検討しなければならない中の一つとして、令和5年度に向けて、教育委員会としては、学びの場、また相談が気楽にできる場、少しでも子供たちが、将来に向けた居場所として、学校以外の場所を想定した形で、早急に対応していきたいと考えているところでございます。以上です。

出典:上富良野町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる