みんなの議会

上富良野町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月14日

出産と子育てに係る町の行政サービスについて

2022年9月14日、上富良野町議会の一般質問で、小林啓太議員が「出産と子育てに係る町の行政サービスについて」質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。

質問者
小林啓太 議員
答弁者
町長 斉藤繁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 11番 小林啓太

私は、町長に対し、出産と子育てに係る町の行政サービスについて、1項目4点を質問したいと思います。第2回定例会において、町の少子化対策は全世代に関わる課題であり、子どもを産み育てやすい環境づくりは町の最優先課題の一つであるということを町長と確認しました。子どもを産み育てやすい町に住んでいれば、安心して出産に臨め、また、次の出産にも取り組む意欲が持てるし、できればその町を離れたくないと思うようにもなる。その結果、実際に住んでいる住民の評判が、上富良野に住みたいと思ってくれる方々を増やしていくという好循環につながっていくと考えています。その意味では、前向山町長から斉藤町長へと脈々と続く定住対策こそ移住対策という町の考えは、この分野に関しては私も全く同意するところであります。そこで、今回、町行政への満足度にも直結する、定住対策としての出産と育児に係る町の行政サービスに関して、安心して出産ができる環境づくりと、安心して子育てができる環境づくりという視点から、以下4点について町長に対して質問し、町としての考えをお伺いします。1、上富良野町が行う出産と子育てに係る行政サービスに関して、他市町村と比べて強みになり得るアピールポイントを町長はどのように考えているか、お伺いいたします。2、近年では、出産祝金など、出産のタイミングで自治体から家庭に対して心遣いをする事例が散見されます。出産祝い事業が出生力の向上にどれほどの影響があるかは定かではありませんが、出産という人生の一大イベント時に、自治体からこのような心遣いがされることは、町と住民の絆を深める絶好の機会となっているのではないかとも考えます。また、経済的な負担の軽減という観点からも、第二子以降の出産について、より大きな出産祝金を拠― 42 ―出する自治体も多く見られます。一方で、情報社会である現代では、他の自治体が様々なサービスを行っていることなどの情報にアクセスすることは容易であり、何もないことが、逆に町との絆を希薄に感じてしまう結果となっている現状もあるのではないかと考えています。そこで、現在、町として出産祝い事業は行われていないが、その現状に対しての町長の考えと、今後、同様の事業などを新たに行っていく考えがあるか、お考えをお伺いいたします。3番、子どもを産み育てていく中で、町内に産婦人科と小児科がなく、富良野の協会病院や旭川市内の病院に通わざるを得ないという点に関しては、町が継続的に抱える課題であると考えています。道内の自治体で、同様に町内に産科医療機関がない町が、産婦人科までの交通費を補助する例なども見られます。そこで、この出産と育児に関わる医療機関の不在という課題をどのように考えているか、また、その課題に対して、公的なサポートをする考えがあるか、町長の考えをお伺いいたします。四つ目、現在、町が策定した上富良野町子ども・子育て支援事業計画第2期と、次世代育成支援対策(令和2年~令和6年度)には、6月の定例会で質疑を行った不妊治療期間についてなど、妊娠が確定する前の妊活期に関する支援や取組についての計画はありません。以前、お示ししたように、現状、多くの夫婦が不妊治療に取り組んでおり、また、今後、さらに取り組む夫婦の割合は増えていくとは予想されています。前回の答弁では、相談を受けた場合は対応するという受け身の姿勢を確認しましたが、対応の方法も含め、今後、妊娠前の家庭のサポートも計画に加えていくべきと考えますが、町長の所感をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の、出産と子育てに係る町の行政サービスに関する4点の御質問にお答えさせていただきます。まず1点目の、出産と子育てに係る行政サービスの強みとアピールポイントの御質問でございますが、本町の子育て支援は、令和2年度から6年度までの5か年を期間とする第2期子ども・子育て支援事業計画に基づき、妊娠期から小学校低学年までの子育てステージ及び小学校高学年から高校までの子育てステージごと、また、保健・医療福祉分野と、教育・生活分野ごとに、保健福祉課をはじめ教育委員会、小中学校、認定こども園、医療などの関係機関が連携して、総体的に、妊娠期から出産、子育て期まで、切れ目のない支援施策を講じて、子どもの健やかな成長を支えており、他市町村と比較しても引けを取ることがない取組と思っているところであります。また、保護者に対しましては、妊婦健康診査、乳児家庭全戸訪問事業、各月齢での健康診断、療育支援訪問事業など、あらゆる機会を通じて相談し、支援を行うことにより、子育てに対する不安や負担を和らげ、保護者としての成長を支援する取組を進めているところであります。本町として取り組むべき課題は、子どもが健やかに成長していく上で、支援を必要としている保護者や子どもに対して、先ほど議員に御答弁したとおり、適切な支援につながるように、各施策の熟度を高めていくことが重要であり、継続していくことで、定住・移住や少子化対策にもつながっていくものと認識しているところであります。次に、2点目の出産祝いの御質問にお答えいたします。議員御質問の、出産という人生一大イベント時に、町として祝意を表すことについては同じ気持ちではありますが、人生のイベントは、結婚、出産、入学などもあり、行政サービスの中で、それぞれの節目にどのように表すかについては、多様な考え方があるものと認識しております。上川管内においては、お祝いの記念品や記念写真、お祝金などを贈呈している市町村がありますが、1点目の御質問にお答えしたとおり、本町といたしましては、妊娠期から出産、子育て期まで、切れ目のない行政サービスをしっかりと充実させていくこと、保護者にしっかりと寄り添って、信頼関係を構築し、相談をしやすい環境をつくり、多様な課題に対して、一緒になって取り組んでいくことが最も必要で、重要な行政の責務であると認識しているところであります。本町で出産して、子育てして、また、生まれ育って本当によかったと思っていただけるよう、今後におきましても、よりよい子育て支援を継続するとともに、子育て環境につきましても、町民の皆様から幅広い御意見をお聞きする中で、充実してまいります。次に、3点目の、町内医療機関に産婦人科がない課題と、公的なサポートについての御質問にお答えいたします。町村に病院がないことや、診療科が少ない課題は、本町はもとより、全国的な課題であり、本町におきましても、解決が困難な大きな課題と認識しております。この課題は、一自治体では解決できるものではな― 43 ―いことから、富良野圏域に唯一あります地域センター病院、富良野協会病院の周産期母子医療センターを維持していくために、富良野圏域の市町村として、地域センター病院周産期医療体制確保事業に対する協定を締結し、各市町村の産婦人科外来を受診した患者数に応じた負担をしておりますので、公的なサポートを講じていると認識しております。また、議員御指摘の、妊産婦に対する医療機関における健康診査や出産に要した交通費の補助でありますが、分娩可能な医療機関から離れた地域に在住する妊産婦が安心して出産できる環境づくりのための北海道の制度であり、条件の一つで、最も遠い家屋から最も近い産婦人科まで、最短距離で25キロを超えたものが補助対象であることから、本町においては採択されないものとなっております。本町の交通費の補助としましては、障害者で、町外の障害者福祉サービスを行う施設及び保健所等における社会復帰学級への通所に要する交通費、また、富良野保健所より特定疾患医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けた者への交通費に対する補助であり、いずれにいたしましても、社会生活に必要または支障を来すために、町外の施設、医療機関に通うための交通費に対するものであります。妊産婦に対する交通費補助への考え方ですが、前述した障害福祉のみならず、様々な疾病により通院されている方もおり、また、公的なサポートとして、富良野協会病院の周産期母子医療センターを維持するために、町民が産婦人科外来を受診した患者数に応じた負担をしていることから、現時点で新たな施策として検討する考えはないことを御理解いただきたいと存じます。次に、4点目の、不妊期間を含めた妊娠前の家庭のサポートを計画に加えてはという質問にお答えいたします。妊娠前の計画といたしましては、健康かみふらの21計画に基づき、健全な妊娠、出産、子育てができる母体づくりと、生活習慣病予防のために、小学校5年生と中学校2年生を対象としたかみふっ子健診、二十歳からの若年者健診や子宮がん検診、子ども・子育て支援事業計画に基づき、次世代の親育てのために、教育委員会と連携して、中学生のための妊娠・出産・子育て講座など、町の妊娠前の施策として、学童期から将来を見据えた支援を行っているところであります。結婚や妊娠に対しては、個々の多様な価値観や夫婦の家族計画と深く関わっており、どのタイミングで結婚、妊娠活動を始めようと考えるかについては、個人や夫婦の自由な意思決定に基づくものと考えます。さきの定例会で議員の質問にお答えしたとおり、町といたしましては、御夫婦などから御相談がなければ把握できず、また、町から町民に対して問い掛けることが難しいものであり、気軽にオープンにできない、非常にデリケートな相談事であると考えますが、御相談の要望があれば、対応してまいりたいと考えております。議員御指摘の、不妊期間に特化した家庭への支援につきましては、個々の人生設計でそれぞれの考えがありますことから、町といたしまして、現時点では計画に加えることは難しいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。

再質問 11番 小林啓太

それでは、まず1点目に関して再質問させていただきます。さきに行われた厚生文教常任委員会の議員派遣結果報告でも伝えられていたように、発達支援事業や療育に係る事業などが、近隣市町村からも高い評価を得ているという点に関しては、とても頼もしいことであり、町長から御答弁いただいた内容も含め、引き続き支援の手を必要としている方々にサービスが行き届くことを期待するところであります。この点に関しては、町に人を呼び込むためというよりは、町民のニーズに丁寧に寄り添ってきたことに結果として、事業が着実に育ち、定着してきているということなのかなと理解しています。そこで、今回、あえて他市町村と比較された際にと質問している意図としては、最近では、出産や子育てに係る行政サービスの充実が、住む場所を選ぶ際の意思決定に大きく影響していると考えているからです。そこで、上富良野町が子育ての場としても選ばれる自治体になるためには、近隣自治体や、例えば自衛隊駐屯地を有する類似町村の事例などを学び、現状の町にはない、よりよいサービスや仕組みは積極的に取り入れていくべきなのではと考えています。これは、言い換えれば、町長という立場にあっては、マーケティング的な視点も持って子育て政策の立案に取り組むべきなのではないかということですが、この点に関して、町長の所感をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。子育て支援が我が町のアピールポイントで、住民のニーズから発展したものが、そういうニーズがあって行ってきました。そういう歴史もあります。― 44 ―子育て世帯がどういう施策を選択してその町に住むかというのは、非常に何が選ばれるかというのは分かりませんし、出産祝金があるから住むかどうかというのは、本当に聞いてみないと分からないといいますか、実際、分かりませんが、本当は、町長としては、今進めている子育て支援施策というのが、非常に町民には、外から移住してきた町民の方にも、安心して利用していただけるといいますか、支持していただける施策であるというふうに思っております。ただ、だからといって、もうほかのものが全く入ってくる余地がないかというと、そうではなく、やはり首長としては、ほかのまちでやっている施策をいろいろ検討して、どれが移住・定住につながるのかということは常に研究して、取り入れるか入れないか、そこの辺の取捨選択は常に研究していかなければならないと、このように感じております。以上です。

再質問 11番 小林啓太

ありがとうございます。では、町長も実際に他の市町村の例などを日々研究されているということですが、実際に町長がベンチマークしている自治体や政策などは具体的にあるのか、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えいたしたいと思います。特にベンチマークとしている政策とかはないのですが、近隣でいうと、移住が多いまちは、よくマスコミとかでも載る、東川、東神楽もたまに載りますが、東川がよく人口増でありますので、子育てに限らず、子育ても含めてということになりますが、どういう政策なのかというのは、近隣のまちとしては、すごく東川のことが気になるといいますか、注目しておりますし、東川だけではなく、中央部含めて、北部も南部も、どこのまちも、どういうことをやっているのかというのは、非常に上川管内、気になるところです。以上です。

再質問 11番 小林啓太

ありがとうございます。僕もちょっと今回、この件に関して、東川や東神楽の事例もお調べしたところなのですが、実際、我が町には自衛隊員や関係者の方が多く住まれています。私は、よく自衛隊の方とお話をする際に、上富良野町駐在は希望すれば継続することも可能なのかと、興味本位でお伺いするのですが、これまで伺ってきた方のほとんどは、希望すればかなうというようなことをお答えいただいていました。また、一度、地元の上富良野を離れて勤務したことがあっても、上富良野の駐屯地に戻ってきたいと希望して戻ってきたというような方もいらっしゃいました。このように、上富良野のまちの大部分を構成する自衛隊員の方も、他地域よりも上富良野に住みたいと感じてもらえれば、新たに配属される隊員の方々にも、圏域の中で上富良野を選んでもらえるのではないかと考えます。そこで、隊員の御家族にとっても、出産や子育てのしやすさは、上富良野を選択する大きな理由になると考えますが、その点に関して、近隣の、この圏域の、富良野や中富良野、また、美瑛などの場所と比較して、やはり上富良野に住みたいと思ってもらうことは、僕は非常に重要だと考えていますが、この辺のことを研究して、さらにそこに、うちになくて、そこにあるようなものを取り入れていくというような考えはないのか、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。近隣市町村の施策については、非常に気になっておりまして、出産祝金をあげているところ、あげていないところもありますし、それ以外にも、例えば出産に関わる条件といいますか、美瑛に行くと、上川中部ですので、将来、子どもが大きくなったら、旭川に子どもが通いやすいとか、子育て以外の条件もかなり違ってきますし、中富ですと、固定資産が、宅地が安いとか、政策以外に条件がそれぞれ異なりますので、その辺もあわせて、今のところ近隣を見ている限り、どこかのまちが一人勝ちというのは、そうは思っておりませんので、それぞれいいところがあるのだなとは感じておりますが、その中でも、やはり上富良野に多く住んでもらうためにはどういうものがいいのか、お金、予算の問題なのか、それともアイデアが問題なのか、その辺は常に調査、研究してまいりたいと思っております。

再質問 11番 小林啓太

今の町長のお話でも、近隣の状況であったり、何が子育て世代の方に選ばれる政策なのかは常に研究していきたいというようなお話でしたが、私の認識では、出産や子育てを担当する保健福祉課内では、他の市町村と比較して、上富良野の行政サービスを充実させていくことや、それによって定住率や移住者を増やそうといったことについて、議論を行っていくような機能というか、それに対する強いインセンティブはないのかなと思っています。かといって、移住促進事業を担当す― 45 ―る企画商工観光課で子育て政策に関して議論するというわけでもないのかなと。ですので、このような横断的な政策立案に関して、基本的には町長がキーマンとなって進められるものだと思いますが、現状、どのような体制で、この子育て支援等、こういう横断的な政策に関して充実を検討しているのか、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。子育てというのは、あくまでも表面上はといいますか、医療とか福祉、そっちの分野で、そういう物事を違う方面から見ると、移住促進の面もあるということで、多面的な面があるということで、やっぱり主は保健福祉課なのですよね。やっぱり移住・定住のツールとしても非常に有効だということで、アピール面といいますか、そういう面は否定できないと思います。大いにあると思います。そういうところをどう酌み取っていくのかというのは、やはり横断的な政策に関しては、やはり町長、私、もしくは私と、政策決定、企画系統といいますか、総務、企画などで、何々会議とか、そういう組織だって議論する場は、正直、ございません。だからあくまでも副町長とか、商工観光課長、総務課長の中で、予算査定とかの中の雑談よりちょっとグレードの高いぐらいの、何かの政策協議ぐらいの位置づけなのかもしれませんが、役場の中で横断的なそういう組織はありませんが、話し合う場面というのは、そういう予算の査定とかの場面で話す場面はございます。以上です。

再質問 11番 小林啓太

ということは、今、現状では、今、町長もおっしゃっていたように、これを専門的に話し合うような政策会議のようなものであったりとか、協議会のようなものはなく、予算査定の際などに、主に管理職の方々のみで話し合って決めたり、ことを進めるというような御理解でよろしいでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えいたします。今のおっしゃるとおり、予算査定の場だけではありませんが、移住・定住の会議の中でも、子育てもあるよねとか、雑談程度なのかもしれませんが、専門に扱う、子育てとか、その他の部分、子育てを移住として捉えるような専門的な部署は、今のところ組織としてはありません。以上です。

再質問 11番 小林啓太

かしこまりました。続いては、では2点目の質問のほうに移らせていただきます。2点目は、出産祝い事業等に関するお考えと、今後、同様の新しい事業を行っていく考えはないのかといった質問でしたが、町長の答弁の要旨をまとめると、出産というイベントにのみ、特別に町としての祝意を表することよりも、日々の切れ目のない行政サービスを充実させていくことを優先したい、また、新たな事業に関しては、町民からの幅広い意見を聞く中で充実していきたいということだったかと思うのですが、その理解でよろしかったでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。2番ですので、出産祝金に関しては、そうです、今の御認識で構いません。以上です。

再質問 11番 小林啓太

それでは、まず第1に、出産祝金などの事業は、祝意を表するという側面がある一方、先ほどもお話ししたように、その背景には、子どもを多く産んでくれる家庭に対する経済的な支援という側面があり、むしろこちらのほうが大きいのかなと考えています。心身のサポート、主に上富良野が得意としている心身のサポートと、あとは経済的なサポートは、優先順位を比較するものではなく、双方は並行して実現可能なものであるのではと考えていますが、町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。金額を明示せずに、経済的サポートとなるかならないかという議論をするのはちょっと無理があるのかなという感想があります。以上です。

再質問 11番 小林啓太

すみません、ちょっと金額の明示というところはどういう意味か分からなかったので、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

平たく言いますと、お祝い金が幾らなのかということですね。お祝い金なので、幾ら、10万円なのか1万円なのか、10万円だと経済的な支援が意味があるのかないのかという、私は、お祝いですので、そういう経済的サポートの意味合いを持たすと、本来の、お祝いするわけですから、それとはちょっと趣旨が、お祝い金をわたす事業については、金額、10万円をわたして、経済的なサポートの意味を持たすことは、ちょっとどうなのかなという気がいたします。以上です。

再質問 11番 小林啓太

恐らくこのお祝い金事業を行っている自治体で、例えば第2子以降の方にはお祝い金を、例えば20万円であったり、第3子だったら100万円のような拠出をしている自治体の考えとしては、そもそも、多分、この少子化対策というものに対して、子どもを産み育ててくれる意思のある家庭に対して、ぜひ第2子、第3子を産んでいただいて、その際には経済的なサポートをしますよというような意味合いで、経済的なサポートの側面が強いのではないかというような感じでした。今の町長のお答えを聞くと、祝意を示すようなものはあってもいいかと思うが、経済的なサポートをするものであれば、それはちょっと考えの中にはないというような御回答だったという理解でよろしいでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。祝意を表すのは、いろいろな場面で、敬老の日も近いので、老人の方にも祝意は表しますし、お祝い金をわたさなかったからといって祝意を表さなかったということにはならないと思いますので、祝意はどんなことでも、スポーツで入賞して、全道大会へ行っても祝意は表したいと思いますので、祝意はそういうものなのかなと、本来、そういうふうに考えております。以上です。

再質問 11番 小林啓太

つまり、出産お祝い金の事業ばかりになってしまいますが、この件に関して、斉藤町長に関しては、全く経済的な支援を含むようなインパクトでの祝い金を出すお考えがないというのは、あくまで町の財政上の理由とかではなく、町長の思想的な理由から、考えないということなのかなとちょっと理解したのですけれども、それでよろしかったでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えいたします。思想信条とまではどうなのか、言っていいのかどうか分かりませんけれども、近年は、長寿のお祝い金も廃止している流れ、それがいいとか悪いとかではなくて、私も金銭の多寡がいいとか悪いとか言っているのではなくて、そういう流れにありますし、祝意というのは、そういう予算を出すから祝意なのだとか、全く関係ないと思っておりますので、長寿の方にはお祝いいたしますし、例えば赤ちゃんが誕生したら、それはおめでとうという気持ちは正直、あります。それと、出産祝金を制度として設けるのがいいのかどうかというのは、よく考えないと、祝意があるから制度を設ける、制度がないから祝意がないのかと、それはちょっとリンクしないのかなというふうに思っております。

再質問 11番 小林啓太

ちょっとこの出産祝い事業に関して、ちょっと角度を変えてお伺いします。富良野市で行われている出産祝金事業に関しては、財源として、一部起債を起こし、また、一部をふるさと納税の寄附金を充てるなどの工夫が見てとれます。町長は、2020年に行われた町長選挙の立候補の際に、御自身で、財政のキャリアが長く、有利な財源等を町政に生かすといった旨のお話を、当時、されていたことに、私はとても頼もしいなと感じたことをよく記憶しております。富良野の例ではありませんが、このように有利な財源を国や道から引っ張ってくる、もしくはふるさと納税の寄附額を、一部、このような事業に充てるといったお考えはないのか、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。財源をどうするか、そして、その財源を何に充て― 47 ―ていくのかというのは、特に出産祝金ありきで全て決めているわけでありませんので、上富良野町としては、子育ての施策を熟度を高めていくことが重要であり、継続していくことで、定住・移住、少子化対策にもつながっていくと認識しているところでありますので、そちらのほうに重きを置いているということで、御理解していただきたいと思っております。以上です。

再質問 11番 小林啓太

町長は御答弁の中で、新規事業に関しては、広く町民の声を聞く中で充実させていくというお考えだと伺いました。町長が就任されてからのこの間も、出産祝金事業に関する一般質問も、私も多く目にしてきましたが、いまだ実現の可能性は示されておりません。理由は、今、町長にいろいろ伺ったことだとは思うのですが、住民の負託を受けて、住民の声をお伝えする議員の声はなかなか届いていない印象があるのですが、町民は声を誰にどのようにお伝えするのが有効なのかをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えいたします。住民の声は届いております。それに政策的に優先順位をつけるのが、当然、つけていかなければなりませんので、それが私の仕事だと思っております。以上です。

再質問 11番 小林啓太

今回のこの質問は、出産祝金事業という言葉も使っていますが、それに係る、同様に、新規の事業等を行う考えがないのかという質問をさせていただいていると思いますが。(発言する者あり)

再質問 11番 小林啓太

今後、同様の事業などを新たに行っていく考えはあるのかということを通告していますが、出産祝金事業に関すること以外は全て通告外になるのか、お伺いいたします。(「暫時休憩」と呼ぶ者あり)

出典:上富良野町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月14日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる