上富良野町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月22日
子育て世帯(高校生)への補助について
2022年6月22日、上富良野町議会の一般質問で、北條隆男議員が「子育て世帯(高校生)への補助について」質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。
- 質問者
- 北條隆男 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 北條隆男
私は、さきに通告しました1項目、3点について質問いたします。子育て世帯(高校生)への補助について。1点目、町外へ通学する高校生のJRの定期代の補助について。町外の高校に進学する生徒が大半を占めている現状の中、通学に使用しているJR定期代は子育て世代にとって大きな負担となっている。1年間の定期代、富良野まで10万2,640円、旭川まで13万8,280円。子育て世代への負担軽減のため、半額程度の補助はできないか伺います。2点目、高校生のタブレット補助について。今年度から入学のときからタブレットが必要となった。町としても上富良野高校に入学した生徒に対し、90%のタブレットの補助を行っている。町外の高校へ進学する生徒に対しても50%程度の補助を行ってはいかがか。3点目、高校生の医療費無料化について。本年度から始まった中学生までの医療費無料化が高校生まで範囲を広げてもよいのではないか。以上、1項目3点について、町長に考えを伺います。
答弁 町長 斉藤繁
2番北條議員の子育て世帯への補助に関する3点の御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の町外へ通学する高校生へのJR定期代の補助についてでありますが、さきの佐藤議員の御質問でもお答えさせていただきましたが、高校進学には相当の経費を要することは承知しておりますが、本町は、地元上富良野高校の存続と魅力ある学校づくりに対して施策を展開しておりますので、通学費を町内外の高校に通う高校生に一律補助することは、現段階で地元に高校がある本町にとっては、子育て支援策として拡大することは相反する施策と考えます。しかしながら、低所得世帯への支援については、北海道公立高校生等奨学給付金等の活用や、実態の調査・検討も重要と認識しております。次に、2点目の高校生へのタブレット代補助についてでありますが、道立高校においては、本年度入学生から1人1台のタブレットパソコンにより、ICTを効果的に活用し、生徒一人一人に応じた分かりやすい授業を実施して、情報活用能力やコミュニケーション力の向上を図ることとしております。今年度から生徒が使用するタブレットパソコン購入については、生徒個人が専用して使用する教科書等と同様に私費負担しております。タブレットパソコンの購入について、その対応については、地元自治体の補助制度、私費購入、学校からの貸付け対応、既に所有しているタブレットパソコンの使用が可能など、各高校での対応が様々であることから、現段階では、制度を検討する時期ではなく、上富良野高校の施策と相反するものと判断しておりますので、御理解いただきたいと存じます。次に、3点目の高校生の医療費無料化についてでありますが、本年の4月より中学生までの医療費の無料化を実施しております。第1回定例会においても、高校生までの無料化については、議会でも検討していただいたところでありますが、今後の医療費実績、児童・生徒数の推移及び財政状況を見極め、効果が一定程度検証された後に検討を行うことと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 2番 北條隆男
私は、今質問したのは、佐藤議員と同様な考え方で、町長が言う相反するという言葉がありましたが、私が思うには、上富は普通科しかありません。でも、専門高校に行くというと、町外へ出ないとないのです。そういうことからも、子どもの夢をかなえるためには、ほかの地方へ出なくてはならない場合もあると思うのです。その中でもう少し、半額とは言わなくても、もうちょっと補助するという気持ち的なものはないのでしょうか、町長の考えの中でも。
答弁 町長 斉藤繁
2番北條議員の御質問にお答えしたいと思います。確かに普通高校で、旭川にも普通高校があります。工業高校とか農業高校があるのですが、特に、私、後段で先ほど述べさせてもらったのですが、低所得のため、経済的理由で、本当は工業高校とか農業高校に通いたくても経済的理由で上高をと、これは私もそういうことは思っておりませんで、経済的理由で上高を選ぶのではなく、自分の行きたいところに行けるというのが本来の姿かなと思っております。そこで、高校生に通学費の一律補助というのは私も考えていないところですが、低所得者のケアに関しては、奨学金等もございますので、その辺は、奨学金の利用等を含めて相談等、実態把握に努めて、― 25 ―そのようなことがないように努力してきたいと思っております。以上です。
質問 2番 北條隆男
そうであれば、専門高校は考えられないと、町長の考えでは、補助するという範囲の中にも入らないと。あくまでも上富高校があるから、上富高校でなければ、そういう対応にならないという考え方でいいのですか。
答弁 町長 斉藤繁
2番北條議員の御質問にお答えいたします。基本的に、子育ての施策として、高校生に通学定期代、高校、専門学校等を含めて支払うということは、現段階では考えていないところです。特に、上富良野高校は、高校の存続のために、魅力ある高校、またちょっと別の目的で施策を打っておりますので、そういう施策と、子育ての事業として、高校生に一律補助するということが、町の施策として矛盾する部分がありますので、特に現段階では、上高の学校の魅力づくりのために施策を行っているところです。以上です。
質問 2番 北條隆男
私の言いたいのは、上高があるからできないではなくて、子育ての考えの中で、平等に教育は受けなくてはならないので、上高に全員が来たら、町長、なりませんよ、そういうことには。誰でも100%出せというのではなくて、10%でも20%でも支援したらどうだという考え方で聞いているだけで、町長は、100、ゼロの考えがあるのではないかなと思うのです。その辺はどうなのですか。
答弁 町長 斉藤繁
2番北條議員の御質問にお答えいたします。特に、私は100、ゼロの考えではなくて、金額の多寡は具体的には申しませんといいますか、それには触れませんが、子育てとしても、定期代を補助することによって上高の存続が危ぶいものになってしまっては困るということで、上高の施策と矛盾するからですが、上高の存続が現段階としては第一の重要な施策と認識しております。以上です。
質問 2番 北條隆男
町長の言うことは分かりましたけれども、タブレットも同じような考え方で。子どもたちは上高があるからそこへ行くというのではなくて、いろいろな条件があって、みんな高校を選んでいると思うのです。町長、そこは考えたことはないのですか。町長も自分の子どもであれば、自分の子どもの将来と未来、子どもの夢をかなえるために、ある程度高校を選択すると思うのです。それは町民みんな平等だと思うのです。だからといって何もしないというのは、上高があるからという理由ではないと思うのです。町長、そのあたりはどうなのですか。
答弁 町長 斉藤繁
2番北條議員の御質問にお答えいたします。特に、定期代の補助をするだけが上高の魅力ではなくて、いろいろ上高の魅力は、先ほどのeスポーツとか、町と関わった10の地域学習ですとか、介護とか、そういうのを含めて、上高の魅力アップに努めておりますので、それで上高の存続というものを町として、施策として打っておりますので、それに相反することといいますか、先ほども申し上げましたが、上高生に補助することによって、他の生徒が不利益を被るわけではありませんので、その辺は、上高の存続のためということで、今のところは、それに反するといいますか、足を引っ張るような、内部で矛盾するような施策はなかなか考えづらいなと思っております。以上です。
質問 2番 北條隆男
ということは、町長の考えからいくと、上高があるからやらないと、上高がなければ考える余地があるという考え方でいいのですか。
答弁 町長 斉藤繁
2番北條議員の御質問にお答えいたします。上高がなくなるだけではなくて、安定的に魅力ある学校ができて、安定的に募集人員が、生徒が集まれば、こういう施策がなくても来るような、しっかりとしたいい学校が、魅力ある学校ができれば、今打っている施策なんかも、これは将来続く、上高への施策は未来永劫続くわけではありません。学校の状況によって変化していくものだと思っております。以上です。
質問 2番 北條隆男
そうであれば、今の答えであれば、将来的には考える余地が出てくる可能性もあるという考えでいいのですね。
答弁 町長 斉藤繁
2番北條議員の御質問にお答えいたします。将来の状況は不確実で、お約束はできませんが、可能性というのはもちろんゼロではありません。以上です。
質問 2番 北條隆男
ということは、タブレットも同じような考え方でいいのですね、町長。
答弁 町長 斉藤繁
2番北條議員の御質問にお答えいたします。タブレットも同じような考えです。以上です。
質問 2番 北條隆男
それでは、3点目の高校生までの医療費の無料化なのですけれども、もう検討に入ってもよろしいのではないですか。
答弁 町長 斉藤繁
2番北條議員の御質問にお答えしたいと思います。まだ1年たっておりません。今年始まったばかりで、実績がどうなるかというのは、今年はまだコロナが収まっていませんので、複数年様子を見ないと、将来の推計は分からない、不確定なところがありますので、3月の定例会の付議意見にもありましたように、今後の医療費の助成の実績、児童・生徒数の推移及び財政状況を見極めて、本条例による効果が一定程度検証された後に、適正な時期に再検討すべきと考えるという意見をいただいておりますので、私どもも一定期間様子を見て、将来の推計を見極めて、そのときに判断していきたいと思っております。以上です。
質問 2番 北條隆男
今の町長の答弁によりますと、財政が許さないというのが大きいように聞こえるのですけれども、推移をうかがうよりも財政のほうに力が入っているのかなと思うのですけれども、そのあたりはどうなのですか。
答弁 町長 斉藤繁
2番北條議員の御質問にお答えいたします。特にそこのところに力を入れた意識はないのですが、財政も判断の材料の一つかなと。児童数の推移とか利用状況と、負担する町の財政、その三つはよく見極めていかなければならないかなと思っております。以上です。
質問 2番 北條隆男
ということは、今後、推移を見て、二、三年程度見て、財政的にも何とかなると思ったときには高校生までやる考え方はあるのですか。
答弁 町長 斉藤繁
2番北條議員の御質問にお答えいたします。そのときの状況によってですが、当然今言った3点のほかに、高校生まで無料にすることによる効果とか、いろいろな要素がありますので、必ずやるという断言はできないのですが、検討するということです。以上です。