みんなの議会

当別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日

(1)高校生の通学費補助について/(2)がん検診について/(3)防災について

2025年12月10日、当別町議会の一般質問で、佐々木常子議員が「高校生の通学費補助について」「がん検診について」「防災について」について質問し、町長 後藤正洋、企画部長 乗木裕、福祉部長 森淳一、総務部長 長谷川明が答弁しました。

質問者
佐々木常子 議員
答弁者
町長 後藤正洋、企画部長 乗木裕、福祉部長 森淳一、総務部長 長谷川明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 佐々木常子

議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして3項目質問させていただきます。初めに、高校生の通学費の補助についてです。高校生は授業料だけではなくて、タブレットや副教材など多くのお金がかかっています。そのような背景の下、通学支援が決まったのだというふうに思っています。今はあらゆる物価が高騰していて、多くの町民が大変な状況であると思います。高校生の保護者の方からは、補助があるのはとてもありがたく思っている、物価が上がり補助額が増えれば助かるとの声が多くありました。また、大学生を持つ親御さんからは、通勤定期よりは安いが、高校生の通学定期より6か月定期で5,000円ほど上がったと聞きました。地元から通う大学生は少ないです。大学生、専門学校生にも補助はいただけないだろうかとの声もありました。令和6年度の通学費補助の予算は960万円であり、決算では259万8,000円であり多くの不用額がありました。現在1万円を超えた額の3分の2が補助額ですが、この予算を組めるのであれば補助額を増やせるのではないかというふうに思いました。高校生の補助率を上げること、また大学生、専門学校生の補助についてのお考えを伺います。次に、がん検診についてです。依然日本人の死亡原因はがんが1位です。2人に1人ががんになると言われておりますが、その中で乳がんは9人に1人と言われております。国立がん研究センターの統計情報では、近年はがん全体の中で、2021年です、乳がん9万9,449人、男性が667人含まれています。全部位の中で罹患数が1位です。30代後半から急増していきます。40代で1回目のピーク、50代で少し下がって60代、70代とピークとなっていきます。乳がんは早期発見であれば90%以上の生存率ですが、ステージ3を過ぎるとぐっと低くなります。また、転移や再発の可能性も増えます。その中で、男性は非常に少ないですが、検診を受けておりませんし、乳房のひきつれや出血などが起こり、進んだ状況で病院を訪れることが多いようです。2023年では、1万5,763人の方が乳がんで亡くなっております。その中に男性も134人含まれています。乳がんに罹患する人数がはっきりと増えてきており増加傾向です。死亡数も増加傾向で、中でも北海道は多いほうです。がん検診の受診率もなかなか上がらないと聞いておりますが、当別町の罹患数、検診の受診数、状況をお伺いいたします。また、検診の受診のための対策などを伺います。乳がん検診は40歳からとなっておりますが、30代後半から急増することを思うと補助が必要ではないでしょうか。30代では乳腺密度が高い場合が多いので、エコー検査が勧められているようです。自費で受けると五、六千円ぐらいかかるところが自治体によっては1,000円から3,000円ぐらいで受けられるところもあるそうです。30代の乳がん検診の補助についてお考えをお伺いいたします。次に、防災についてお伺いいたします。日本でも世界でも大きな災害が増えていると感じております。11月の防災講演会は、多くの町民の方の参加があったとお聞きしました。報道などを見て気にしている方は結構いらっしゃるのかなというふうにも思いました。当別町は大きな災害もなく恵まれているなと思いますが、いつ、どこで起こるかも分からないものでもあります。こんなことは初めてだというふうに言っているのをニュースで見たりもします。防災訓練やセミナーなどの取組や備蓄品の充実など、いろいろやっていただいておりますが、意識を持って備える人を増やしていくことが非常に大事であるというふうに思っています。自助が増えていくことが共助を強くしていくことにもつながっていくと思います。さらなる検討をお伺いいたします。また、ワークショップになると参加人数が少なくなってしまうというふうにお聞きしましたが、セミナーをオンラインでも発信するのはどうでしょうか。また、お休みの日や夜でも見れるようにするなどどうでしょうか。時間的に参加できない方や大勢の中が苦手な方でも参加できるのではないでしょうか。お考えをお伺いいたします。これで1回目の質問を終わります。

答弁 町長 後藤正洋

佐々木議員の一般質問にお答えをさせていただきます。初めに、高校生の通学費助成事業についてのご質問でありましたけれども、本事業は令和6年度から開始した新たな制度でありまして、初年度の不用額につきましては通学実態の違いにより一時的に生じたものと捉えておりますので、これを助成率引上げの原資として充てることは適当ではないというふうに現時点で考えております。今後事業実績を積み重ねていく中で利用者数の推移ですとか、通学実態の変化を見極めつつ、状況に応じて見直しを検討していくことが必要であると考えておりますので、近隣自治体の動向も注視しながら子育て世帯の経済的支援に効果的な制度となるよう助成率や対象範囲の見直しについて検討してまいりたいと考えております。次に、大学生や専門学校生等の通学費助成についてのご質問でありましたが、本町の高校生通学費助成は子育て世帯の移住、定住を促進する施策として位置づけているものでありまして、近隣地域への通学が多い高校生を対象とすることがより効果的であると考えております。まずは、高校生への助成制度の運用状況や効果を十分に検証した上で将来的な大学生、専門学生への支援の在り方について検討を重ねてまいりたいと考えております。次に、がん検診についてのご質問にお答えをいたします。まず、乳がんの罹患数と罹患率につきましては、町では町民の方全体の受診内容を把握できないことから、正確な数字においてお答えすることができないということであります。次に、乳がん検診の受診状況につきましては、40歳以上の女性を対象に集団検診、バス送迎検診、そして個別検診でマンモグラフィーによる検査を実施しております。令和6年度の受診率は11.5%となっておりますので、町で実施する他のがん検診と比較すると高めの受診率であると言えると思います。次に、早期発見への対策についてでありますが、町では乳がん検診の対象となる満40歳の方へ無料クーポン券を送付し、受診勧奨をしております。また、町民の方々に正しい知識を持っていただくため、今年の広報10月号において乳がんのセルフケア、セルフチェックに関する特集記事を掲載しております。自身の体の状態を日々意識し、変化に気づく習慣を持つことで乳がんの早期発見につながるため、セルフチェックの取組につきましては今後も周知を図ってまいりたいと考えております。次に、乳がん検診の対象となっていない30歳代への補助についてでありますが、現在国の指針では40歳以上を乳がん検診の対象としております。そして、30歳代では乳腺濃度が濃いため、マンモグラフィーによる検診の有効性が低いことや、偽陽性の結果が多く本人の精神的負担が指摘されていることから、補助対象の年齢引下げについては慎重に判断する必要があると考えております。次に、防災について自助の大切さと備えについてもっと呼びかけが必要ではないかとのご質問にお答えをするに当たり、まず町が今年実施している取組を紹介をいたしますが、広報とうべつにおきまして1月号から4月号及び11月号の5か月分にわたり防災特集を掲載いたしました。また、職員による出前講座を11回開催し、約250人が参加されました。加えて、専門家を招いた10月の防災セミナーには約40名、同じく11月の講演会には約60名が参加されました。その上で、今後においても個々の自助意識をさらに高めていただくための必要な知識や行動指針について分かりやすく情報発信を続けてまいります。また、防災講演会に関しての質問につきましては、講師の意向や講演内容の性質を踏まえ、可能な場合にはオンライン配信を活用し、防災知識を広くお届けできるよう努めてまいりますが、今回の講演会につきましては講師の意向によりましてオンライン配信は行わないことといたしました。以上、佐々木議員の一般質問に対する答弁といたします。よろしくお願いいたします。

質問 5番 佐々木常子

答弁ありがとうございました。初めに、高校生の通学費の補助についてのところですけれども、ぜひいいほうに検討していただけたらというふうには思っております。すみません、それでもしかしたら前に説明されたかもしれないのですけれども、この1万円を超えたうちの3分の2というその理由を教えていただきたい。なぜその1万円を超えた3分の2になったのかという補助率の理由を教えていただきたいなと思います。もしかしたら以前に聞いたのかもしれないです。ごめんなさい、分からなくなって。

答弁 町長 後藤正洋

制度設計した折に説明はしておりますが、他市町村、あるいは札幌とも比較して町が優位になるような設定をしたつもりでありますけれども、個別具体ですので、担当から説明させます。

答弁 企画部長 乗木裕(企画部長は2025年12月まで)

ただいまのご質問にお答えしたいと思います。今ほど町長のほうから説明があったとおりでございますけれども、主に参考にしたのは札幌市からこちらのほうに出てくる場合の通学費補助を参考にした部分でございます。そこと劣後しないというよりは、上回る補助率にしましょうということが決め手でございます。以上です。

質問 5番 佐々木常子

ありがとうございました。次に、がん検診についてなのですけれども、いろんなふうに取り組んでくださっていて、本当にセルフチェック、男性の方はそれしかないですから、いろんな意味でぜひどんどんこれからもお願いしたいなというふうに思います。そして、保健のほうでいろんながんの講演会みたいなのをやっていると思うのですけれども、その中に乳がんというのはないのですよね。でも、現状でいくと乳がんはすごく増加傾向で、そういう意味ではやっぱりその講演、乳がんだけの講演会って難しいかもしれないですけれども、組み合わせるような形でも、何かぜひそういうのを取り組んでいただきたいなというふうに思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 後藤正洋

今後の方針ですけれども、ちょっと指示は出しましたので、担当から説明させます。

答弁 福祉部長 森淳一(福祉部長は2025年12月まで)

ただいまの佐々木議員のご質問にお答えいたします。まず、がん検診、いろいろ大腸がんとか、そういった講座はやっているのですけれども、乳がんに特化した講座というのは今現在行っておりません。ですので、ご指摘ありましたとおり今後町民講座ですとか、出前講座、こういったものに乳がんに特化する部分というのは取り入れていきたいなというふうな考えでございます。以上です。

質問 5番 佐々木常子

ありがとうございます。よろしくお願いいたします。あと、次に30代の話なのですけれども、確かに偽陽性の話はがん検診の中では常にあるかなというふうには思います。30代後半から本当にぐっと上がっていくのです。40代で1回目のピークがあって、ちょっとだけ50代で下がって60、70と増えるのですけれども、ほかの健康保険組合みたいな、私も若いときに主婦検診みたいなのでエコー検査30代のとき受けましたけれども、マンモは駄目なのですね、やっぱり乳腺濃度が高いので。エコー検査をやったのですけれども、これだけ増えてくることを思うと結構やっぱり有意義ではないかなって思います。早く見つかると、やっぱりそれだけリスクが減るというか、では早ければ再発しないのかというと、またちょっと違う問題にもなりますけれども、乳がんって大きく4つに分けられて、すごく急激に大きく早くなるというのもあるのです。そういうふうに思うと、若いうちというのはやっぱり特に気をつけなければならないかなというふうに思います。もちろん今言って、そうだ、分かりましたというふうにはいかないかもしれないのですけれども、ぜひ今後もちょっとその辺は、本当増えていっているのです。食生活が欧米化しているせいかもしれないのですけれども、乳がんって増えてきていますから、実際1年間で1万5,000人の方が亡くなっているということを思うと、やっぱりいろんな対策というのは非常に大事かなというふうに思います。ぜひお願いしたいのですけれども、どうでしょうか。検討をお願いしたいという感じです。

答弁 町長 後藤正洋

佐々木議員の質問にお答えをしますけれども、先ほども答弁しましたように30代の皆さんにつきましては、なかなか国の指針としても受診していただいても身体的な部分につきましては専門家ではないので、詳しいお話はできませんけれども、そういった指針が出ておりますので、基本的にはその指針に沿って行っていくということであります。ただ、今ご質問がありましたけれども、質問っていいますか、質問の中でもご指摘がありましたけれども、やはり普通のがんと違って自分でセルフチェックができると触診をして一定程度異常というのは見つけられるのかなと思いますので、そういった意味では検診を受けるということで見つかるということもありますけれども、セルフチェックで異常が出たのであれば受診をしていただくというようなことも含めて啓発をしていきたいというふうには思います。以上です。

質問 5番 佐々木常子

ありがとうございました。よろしくお願いいたします。次に、防災のところなのですけれども、おととい地震ありましたけれども、すみません、防災の(1)のほうです。冬の防災についてまた対策というか、これから今ちょうど本当この冬の時期にかかりますけれども、考えがあったら。私自主というところでは言っていますけれども、それの呼びかけもあるでしょうし、もしかしたら冬の防災訓練なども考えられるかもしれませんけれども、冬の防災について考えをお願いします。

答弁 町長 後藤正洋

今の具体的な件につきましては、部長のほうから答弁させます。

答弁 総務部長 長谷川明

ただいまの佐々木議員への再質問にご答弁申し上げます。特に冬にというようなことでの防災の在り方というようなことでのご質問と承りました。当然夏もそうなのですが、冬の厳しさ、夏の暑さといったことに対して、今までの対応だけでは足りないのであろうということが各地での災害状況を見るにつけ、だんだん知見としてたまってきているというような状況にあろうかと思います。このたび備蓄計画も随時改定をしながら、今の時代に即したものを準備をしていくということを今積み重ねている状況でございますので、まず備蓄品に関しては冬も対応できるようなもの、これは質問にはありませんでしたが、夏の暑さに対応できるようなものについても順次今対応を重ねていくというような段階に入っているかと思います。また、冬の訓練ですとか、地域での自助、共助に関する訓練につきましても、これまでで足りていたかどうかという部分の検証も含めて今後手厚くやっていきたいという意向は考えているところでございます。ちょっとぼやっとしたお答えになってしまいますが、総論としては災害対策に厚みを持って今後も対応していくというのが町の考えであるとご理解いただければと思います。

質問 5番 佐々木常子

ありがとうございます。1個目というか、2個目というか、講演会が行われて、オンラインのは今回難しかったということですけれども、いろんな方法があるので、その時間に出れない人たちもやっぱりいると思うので、ぜひお願いしたいなというふうに思っています。講演会随分たくさんの方が参加してくださったということでしたけれども、アンケートとか取っていると思いますけれども、その中でやっぱり全員が書いてくれるということもないと思うのですけれども、要望とか、不安とか、そういうものは結構拾えているという感覚でしょうか。

答弁 町長 後藤正洋

ちょっと調整をさせていただいておりますけれども、講演会のときにアンケートを取ったということは、今集計をさせていただいているところだということでありますので、もうしばらくお待ちをいただきたいと思います。ただ、今回の一昨日の地震の関係で一番は地震に対する対応がどうだったかということもありましたけれども、役所としても町民の皆さんの安心、安全を守るという点から役所に集まっていただいて、そして状況をまず把握をするということから始めました。そういった点では、次の日の朝になりましても大きな被害はなかったということで取りまとめをさせていただきまして、大過なく終わったのでありますけれども、特に当別の場合は津波の影響を受けるという心配はありませんでしたけれども、太平洋側の各首長さんとも私もつながっていまして、いろいろ情報交換をする中で例えば避難所の設置ですとか、どういう状況のときにどうしたですとか、そういったような情報も取り合う中で、万が一当別がそうなったときにどうするかというようなシミュレーションも私の頭の中ではさせていただいておりますし、職員もそういった意味ではそういった取組を日々行っているということでありますので、ご理解をいただければというふうに思います。

質問 5番 佐々木常子

ありがとうございます。アンケートの集計がまだだということでしたけれども、今の町長の話からも私自身も避難所の在り方というのはとっても大事だなというふうに思っているのですけれども、急に夏になりますけれども、避難所の冷房なんかについてはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。すみません、急に冬から夏に行って。ちょっとずっと気になっていて、ごめんなさい。今回、次回かなというふうに思っていたら今避難所の話が出たので、ちょっとお聞きしました。

答弁 町長 後藤正洋

再々質問かな、にお答えしますけれども、先ほど部長からも防災品のことですとか、いろんな講演会のテーマの対応ですとか、そういった部分につきましては防災のいろいろなシーンを想定しながら、いろいろな課題を克服するためにどうするかということで臨んでおります。そういった意味では、夏はやはり暑い場所に避難をするというのは無理だと思いますので、例えばクーラーをどうするかですとか、そういったこと、国の動向も見定めながらさせていただいていますし、特に先ほどご質問のありました冬期間の防災につきましては、例えばストーブの設置ですとか、避難所の暖房ですとか、そういったことも含めてしっかりと避難し、安心して避難生活ができるような、そういう取組をどのようにしたらできるかということも含めて、なるべく100点に近くなるような取組を今後課題を整理しながら取り組んでいきたいというふうに思います。

出典:当別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる