上富良野町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月16日
(1)子ども医療費無料化について/(2)国民健康保険税の負担軽減について/(3)介護施設利用料について/(4)子どもの予防接種について/(5)定住移住策について
2021年12月16日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「子ども医療費無料化について」「国民健康保険税の負担軽減について」「介護施設利用料について」「子どもの予防接種について」「定住移住策について」について質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。
- 質問者
- 米沢義英 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 米沢義英
私は、さきに通告してありました点について、町長に質問、見解を求めます。まず第1点目は、子どもの医療費の無料化であります。今、子どもの命と健康を守るために医療費の無料化を、当町においても中学生まで切望する声が日増しに高まっているというのが実情であります。また、近隣の自治体では既に高校から大学へと、拡充するところまで出てきているというのが実態です。子育て中の世帯においては、ぜひ医療費の無料化を中学生から高校生へと求める状況も、当町においても状況が変わりつつあるというのが現状であります。この間の私の質問に対して、町長は、令和4年度から実施できるように考えると答弁していますが、明確な答弁は聞かれませんでした。時が経過するにつれて、町長は、本当に中学生までの医療費の無料化を実施する考えがあるのだろうか、このような声が出るという状況で懸念する声も出始まっているというのが実情であります。子どもたちの命と健康を守るためにも、町長の公約でもある中学生までの医療費の無料化を令和4年度に実施できるのか、お伺いいたします。また、将来は、多くの町民が望んでいるように、高校生までの医療費の無料化を想定しているのか、この2点について、町長の見解についてお伺いいたします。次に、国民健康保険税の負担軽減についてお伺いいたします。国民健康保険税の軽減策については、全国知事会、市町村長会からも高い国民健康保険税については構造的な問題があるとして、国に公費負担を増やし軽減策を求める声が上がり、それに押される形で国は来年度から就学前の子どもに限って均等割を5割軽減に適用される、こういう方向になりました。しかし、負担軽減の改善策として大いに評価いたしますが、しかし、協会けんぽから見ても加入者の負担が重くなっている国民健康保険税の軽減対策としては、不十分と言わなければなりません。社会保障審議会の部会では、全国知事会、市町村会の委員からも未就学児に限定することなく、その対象を拡大することを求めています。私は当然だと思います。そういったことを述べて、次の2点についてお伺いいたします。一つ目には、就学前の子どもに対して、均等割の5割軽減適用されようとしていますが、これに町独自の上乗せ考えて、さらに拡大する気があるのかどうなのかお伺いします。その際の対象人数と財源についてもお伺いいたします。二つ目には、均等割の軽減は、就学前に限定することなく、中学校・高校まで拡充してはどうでしょうか、その際の対象人数と財源についてもお伺いいたします。次に、介護施設利用料についてお伺いいたします。国は、今まで介護保険制度の改悪を行ってきました。例えば、要支援者の訪問介護、通所介護、介護給付から総合支援事業、ヘルパーの派遣回数や介護時間の短縮、特養入所者原則3以上でなければ入所できない。また、所得に応じて利用料の引上げなどがありました。この点について、介護保険制度を利用している方たちからは、介護制度のたび重なる改悪に不安を感じる人も現状では出ています。しかし、国は8月から特養など介護保険施設を利用している入所者の給食費、居住費の負担を軽減している制度の見直しを行いました。その結果、月10万円程度の年金収入の給食費の月額負担額、約2万円から4万数千円程度に上がるという状況になりました。また、ショートステイ等の給食費も上がるなど、利用者からは不安の声が出るのも当然であります。さらに施設利用者からは、所得や預金も増えていないのに、生活費や消費税の負担が一方で増える。これ以上、何を削ればいいのかなどの声も聞かれるという状況になってきています。直ちに改正前に戻すべきだと考えます。このことを述べて、次の3点について伺います。制度の改正で影響を受けている入所者及び1人あたりの影響額。2番目、所得階層別で負担額が増える入所者はどの程度なのか。3番目には、最低でも改正前の制度に戻すべきではないかと考えますが、この点、町としても国など関係機関にきっちりと要請すべきだと考えますが、この点についての町長の明確な答弁を求めるものであります。次に、子どもの予防接種についてお伺いいたします。町においては、子どもの予防接種については、義務のものは個人負担が無料となっていますが、義務でないインフルエンザなど任意の予防接種については負担が生じております。一部非課税世帯の軽減ありますが、全ての人を対象にした負担の軽減を求める声もあり、見直しが必要と考えますが、この点についてその対象額についてお伺いいたします。次に、定住移住策についてお伺いいたします。― 51 ―町においては、人口減少を抑制し、将来人口を増やすために、町外在住の人たち、町の人たちも含めて大いに町に興味をもってもらい、居住してもらうための各種の施策、その施策に基づきながら計画的に移住人口を増やす、定住人口を増やすなどの政策が取られております。しかし、一方で他の自治体においては、人口確保のための施策として、町民や移住者に対して職場の確保や総合的な相談・支援などと併せ、家屋の修繕や新築をするときなどに手厚い優遇措置がされております。この点で、町においては改築時のリフォームに対する補助制度がありますが、他の近隣の自治体から見れば十分とは言えません。この点についても、町長の今後の対応について答弁を求めます。
答弁 町長 斉藤繁
7番、米沢議員の5項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの子どもの医療費無料化についての御質問にお答えいたします。私が掲げた七つの政策の一つである中学生までの医療費の無料化は、子育ての不安や負担を少しでも解消するための少子対策のみならず、将来の子育て世帯が上富良野町で子育てをしてもらうための定住移住対策の面もあり、非常に重要な施策と考えているところであります。そのようなことから事業実施に向けて、現在、令和4年度予算編成を進めている最中でございまして、事業費と財源について調整を進めている状況にあり、実現に向けて努力してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。また、高校生までの医療費無料化につきましても意味のある施策と認識はしておりますが、町全体の中での施策の優先順位・緊急性等を鑑み、現時点では想定までには至っておりません。まずは、公約を実現することを最優先とさせていただきたいと存じます。次に、2点目の国民健康保険税の負担軽減についての2点の御質問にお答えいたします。令和4年度から子ども未就学に係る国民健康保険税の均等割額を2分の1に減額し、減額相当額を公費で支援する制度が始まります。将来的には被用者保険と同様になるものと認識しております。国民健康保険税の軽減の内容につきましては、現在、令和4年度予算編成の最中であり、今後、保険税率につきましては、令和6年度に資産割の廃止、令和12年度に保険料の全道統一が予定されておりますが、保険者努力支援交付金及び財政調整基金を活用した中で軽減策を実施できないか、国民健康保険運営協議会に諮問し、実施内容について決定していきたいと考えております。なお、御質問にあります現時点での対象者及び費用額につきましては、未就学児を全額軽減する場合には61人、約100万円となり、高校生までの拡充の場合は202人、約520万円、大学生までの場合は250人、約620万円となるところであります。次に、3項目めの介護施設利用料に関する3点の御質問にお答えいたします。さきの荒生議員の御質問でもお答えをさせていただきましたが、介護保険施設等を利用される方の食費代、部屋代の利用者負担軽減制度は、今年8月に改正されたところであります。まず1点目の制度の改正で影響を受けている方は、改正前の7月と改正後の8月給付実績で比較したところ、16人の方が段階を変更しており、1人あたり約2万2,000円の増となったところであります。2点目の改正により所得階層別で負担額が変更された利用者は、第3段階が2区分に細分化されたため、新たに新設された第3段階の2に変更された10人であります。3点目の制度改正に対して、国などに要請すべきではないかとの御意見につきましては、本制度の改正は、介護保険制度の安定した運営のため、所得や収入に応じた費用負担であり、在宅者と施設利用者との均衡を図るための改正であると理解しているところであり、今後の介護保険制度の運営において、介護保険給付費と自己負担額の在り方に対しまして、道、他の自治体の施策等について検証していく必要があり、現在のところは国に対して要請する考えは持ち合わせていないところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、4項目めの子どもの予防接種についての御質問にお答えいたします。予防接種法に基づく子どもの予防接種につきましては、定期接種として町が実施する4種混合ワクチン外13種類について、公費により実施しております。また、町では、小児の感染予防及び重症化予防のため、任意接種として、おたふくかぜ、インフルエンザの2種類について接種していただけますよう周知しており、おたふくかぜは無料、インフルエンザは生活保護及び町民税所得割非課税世帯は無料としており、課税世帯においては医療保険制度の自己負担割合を参酌し、費用に係る3割程度として1,300円を自己負担していただいております。インフルエンザワクチンの接種につきましては、令和2年度実績においてゼロ歳から18歳までの対象者1,― 52 ―570人に対して接種された方は739人であり、接種率は47%となっております。また、接種された方のうち、課税世帯で自己負担している方は695人で、自己負担額を全額助成した場合は、90万3,500円となるところです。インフルエンザワクチン接種において、子育て世帯から負担軽減を求める声があるとのことですが、インフルエンザワクチン接種は予防接種法において任意接種であり、今後、国において定期接種へ変更があれば、公費負担も検討されることと思われますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、5点目の定住移住策についての御質問にお答えいたします。町の定住移住策については、第2次定住移住促進計画に基づき取組を進めております。議員、御質問にある家屋の改築や新築に対する補助事業については、他の自治体の事例も承知しており、それぞれの御判断の中で事業に取り組んでいるものと理解しておりますが、町では、住宅リフォーム等助成金を既存住宅耐震改修費補助金の交付を通じ、住宅を長く使用していただくほか、快適で安全な住環境の整備を進めることで、賃貸や売買による利活用により円滑な移住開始のための条件整備を推進しております。また、移住後、起業を考えておられる方については、新規開業事業補助など補助事業もありますので、そちらを活用しながら移住と併せた起業についても支援していく考えであります。定住移住施策は、福祉や教育・農業・商工業・観光など様々な分野で複合的に関わりがあり、あらゆる分野において町の魅力を上げるべく各施策の取組を進めており、引き続き必要な施策について研究してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 7番 米沢義英
質問いたします。中学生の医療費の無料化の問題であります。同僚の議員からも、先に行うべきだという質問がありました。来年度から実施するということの話であります。この間も質問の中で述べましたが、町長、就任してから印象として、次の年度から医療費の無料化を実施するものだと思っていた方もおられます。これは政策ですから、町長の判断で、ここら辺はなかなか踏み越えることはできないのですが、しかし、それぐらいに町民の方はスピード感を町長に期待しているのです。そのスピード感がどうも見えないということの中で、その不安からいつ本当に中学生の医療費の無料化をするのかという不安の声が出るのですね。今、生活している人たちが非常にいろいろなコロナ禍の中で、大変な生活を余儀なくされております。この医療費の無料化、どこでも取り組んでいるのは、子どもの将来の健康と命と健康を守るための制度として位置づけ、子育て支援とも位置づけて実施しているわけで、この点をぜひ考えていただいて、確認いたしますが、来年4月、新年度から中学生の医療費の無料化は実施するということで、明確な答弁をいただきたいのですが、お願いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えをいたします。先ほどの荒生議員のときも答弁いたしましたが、令和4年実施に向けて事務作業を進めております。以上です。
質問 7番 米沢義英
令和4年度から実施するということでありますから、ぜひ実施していただきたいと思います。二つ目に、高校生までの医療費の無料化の問題でありますが、既に大変失礼で申し訳ありませんが、高校生までという形の近隣市町村でもそういう流れになっております。やろうと思えば、こういったものも一気に町長の立場から言えば、当然、財政も考慮しながらしなければなりませんが、立場から言えばすぐにでも、来年から必要な財源も確保して実施できるというふうに思いますが、この点なかなか踏み切れないというのは何か要因があるのかお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。答弁にも書いているとおり、高校生までの医療費の無料化というのは、非常に意味のある施策だとは感じておりますが、町全体の中ではほかの施策、福祉、子どもに限らず高齢者の問題とか道路のインフラとかいろいろな政策があって、その中で優先順位を十分考えて今後検討していくべき課題だと思っております。以上です。
質問 7番 米沢義英
いろいろな角度からぜひ検討していただいて、次のステップへという形に上がっていっていただきたいというふうに思います。次に、国民健康保険税の軽減策についてお伺いいたします。― 53 ―ここでも町長は、明確な答弁を避けております。その理由として、国民健康保険運営協議会の諮問に基づいて、その結果によって判断したいということを述べておりますが、しかし、同時に考えなければならないのは、町長がこういう方向で検討をお願いしますという形の諮問の仕方もあるのではないかというふうに思います。そういうことを考えれば、運営協議会の確かにそういう段階を踏むということは、非常に大事だというふうに考えますが、町長自身は、この問題を自らの問題意識と捉えて、これはぜひとも実現しなければならない、このようにお考えはありますか、確認いたします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。答弁書のほうが先に出てしまって、ちょっと前後して大変申し訳ございません。国保審議会が昨日行われて、そらちのほうで審議いたしました。そちらのほうの結果を再質問の中で述べさせていただきますが、子どもの医療費につきましては、均等割については就学前含めて学生については減額、そして資産割も廃止、令和4年から、来年から、これについて国保運営協議会のほうで諮問いたしまして、了承されましたので、早速、令和4年の予算編成作業に入らさせていただきたいと、御報告申し上げます。以上です。
質問 7番 米沢義英
学生ということは、高校までですか、確認いたします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えをいたします。学生というのは、大学生も含めて学生です。以上です。
質問 7番 米沢義英
この負担軽減を求める人たちの要望であります。ここでなぜ高いのかという仕組みなのですが、協会けんぽと違って均等割などがあります。そのことを考えて、例えば収入300万円の子ども2人がいる世帯で、課税所得が159万円になります。それに対して2割軽減の対象になりますが、医療分が23万円になります。同時に収入400万円の子ども2人の世帯で、これは軽減なしになりますが、課税所得が233万円になります。この医療分は31万3,000円の税の負担になります。ほかに介護だとか入ってきますから、さらに負担が増えるのです。これぐらいにやっぱりこういう家庭というのは、230万円から31万円の税の負担、国保税ですね。ほかにも医療費支援分もありますから、払わなければならないという形の中で非常に生活だとか支出が増える中で厳しい。本当に大変な国保税の負担があるということで、国や道、知事会もこれに対する負担軽減をして、こういう制度ではだめだということの判断で、今回、こういう方向性になったというふうに思いますが、町長自身も協会けんぽと比べて明らかに国民健康保険というのは、制度の違いがあったにしても、高いというふうに認識されておりますか。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。国民健康保険と協会けんぽは、その算定はかなり違うなということは認識しておりました。今回、国のほうでも令和12年度までに協会けんぽのほうに近づけるということで、子どもの均等割の減額は就学前ということですが、うちの町としては令和4年から先ほど申しました学生まで拡大する、そして前倒し。資産割につきましては、令和6年から8年までの間に廃止をしてくださいということが言われていたのですが、これも令和4年から廃止するということで、長い目で見ればといいますか、12年度までは近づけるという大きな流れの中での私の判断でございます。以上です。
質問 7番 米沢義英
次に、介護施設の利用料についてお伺いいたします。なぜ、この問題を取上げたのかということなのですが、同僚議員もおっしゃったように、今回の制度の改悪というのは所得の少ない方に、いわゆる負担を求めるという制度なのですね。本来でしたら、こういう方々に対してはきっちりと国が対策をとって、守らなければならないというような状況の話であります。例えば、今回の制度の改悪でどうなるのかということなのですが、年収80万円以下の方で、施設入所は変わりませんが、ショートステイを利用した場合、390円から600円の給食費がかかります。80万円超えて120万円以下の方は、650円から1,000円です。120万円超えて155万円だったかと思いますが、この方は650円から1,300円に増えるという状況になっております。このことを見ただけでも、いかにこの制度が弱い人た― 54 ―ちに追い打ちをかけている、負担をさらに求めてきているということが明らかに、一目見ただけでも分かるというふうに考えております。120万円を超えた方で、給食がどうなるのかということですが、1,300円、介護保険では2万円だったのが、さらに約2万円引き上がって4万2,000円程度になるのですね。これになおかつ施設入所という形の、そういうものも若干プラスされますが、そうしますと10万円くらいの年金の方でプラス1割ぐらい負担、ほぼ全額ですね。8万円から9万円、10万円の方でありますが、そのぐらい費用負担として納めなければならない、こういう実態が出てくるわけです。私も親を2人みとって、介護保険料の施設利用料では悩まされました。本当に高いですね。こういうことを考えたときに、やっぱり町は静観するのではなくて、平等公平の負担の原則に基づいて今回は行われているから、今後の推移を見て国に対しても要望をしたいというこということでありますが、現状を見てもはっきりこの制度のゆがみが分かると思いますが、町長はどのようにお考えですか。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。制度が改正されると、確かに上がったり下がったり、階層が増えると、それによって新しくできた階層に当てまったり、いろいろ従来のものと比べて変化が現れてくるのは非常に理解しておりますが、答弁にも述べさせてもらいました介護保険制度の安定した運営のためと、在宅者と施設利用者との均衡を図るためが、今回の改正の理由と理解しているところであります。以上です。
質問 7番 米沢義英
確かに運営のためで、利用費の見直し等が行われてきました。しかし、前日、質問の中でも訪問ヘルパーの滞在での介護時間を短くするだとか、いろいろな形で制度の改悪が行われて、結局、利用者負担が増えてきているというのが実態であります。このことを考えたときに、これは1自治体の問題として捉えた場合に、そこに住んでいる人たちが年金で生活できない、年金で施設利用料も払えないという実態が上富良野町でも出てきているのですね、そういうことだと思います。この中で軽度から恐らく10人の方ですか、区分変更されたという方たちの話であります。恐らく上がったのだと思うのです。当然、この話ですから。そうしますと、今回のもう一つの問題は、資産要件がさらについてきたということです。前回までは、大ざっぱに資産要件で言えば、単身で1,000万円、夫婦で2,000万円、この範囲は従来どおりだけれども、今回それが3区分に分かれて、単身で80万円の方は預金が650万円、夫婦で1,650万円あれば、これから外れますよというような話なのですね。こういうことでなけなしの恐らく仮に預金があったとしても、資産があったとしても、将来の老後のために蓄えた何らかの形で資産形成された方だと思うのですね。これが本当にあり余るような、分かりやすく言えば資産なのかということなのです。わずか80万円以下の世帯の場合は、平均しますと月額6万円ぐらいの年金ですから、ショートだとか使ったら、やっぱり二、三万円、3万円とかなってしまいます。そういうことを考えれば、この年金で、将来考えて蓄えを若干持っていたほうがいいのではないかという形で、資産形成した方だというふうに思うのですが、そういう方が年金で施設利用料が賄えないと。そうすると、預貯金やそういうものも取崩して、施設に利用料払ってくださいという話なのですね。なくなるまで使っていかなければ、今度は軽減策さらに、こういう話だと思うのですね。そんな感じかなと思って、私、受け止めます。正確ではありませんが、それぐらいに大変な状況に置かれているということなので、町長は、上富良野町の入所者の実態もつかみながら、国に対して最低でも元の制度に戻すべきだという方向をぜひ働きかけていただきたいと思いますが、確認いたします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。まず、資産の捉え方ですが、何らかの目的を持って貯蓄をされていたのかもしれませんが、やっぱり客観的に見て資産なのだろうなと思います。米沢議員もおっしゃっていたとおり、資産を取崩していけば階層が下がると、全くそういう制度、これはよしあしは別として、そういう制度設計になっております。国に対しても現状を制度のよしあしといいますか、賛否はともかくとして、上富良野の現状というのは常日頃、機会あるごとに道や国に対してこういう現状ですということは伝えていくようには、今までもそうだと思いますし、今後もそういうふうなことで、道・国に対しては伝えていきたいと、このように思っております。以上です。
質問 7番 米沢義英
ぜひ上富良野の実態も踏まえて、要請していただきたいというふうに思いますが、町長自身の問題意識というのがまだちょっと見えないところありますけれども、ぜひ働きかけていただきたいというふうに思います。次に、子どもの予防接種の問題についてでありますが、この点については任意のものであり、国が認可しているものについては、負担軽減されて負担という形で自己負担がない部分もあります。また、同時にインフルエンザは当然で、非課税世帯については若干軽減されておりますが、将来的にはこれもやはり義務的なものにしなければならないのかなというふうに思います。その段階まで町としての自己負担の軽減策については、国の制度が変わらない限りは現行でいくという方向なのか確認いたします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。ワクチン接種が義務化になれば、もちろん公費負担というふうなことになろうかと思いますが、現状においては任意接種でございますので、1,300円というふうに自己負担をお願いしております。非課税世帯は無料ですが、それ以外の課税世帯においては1,300円。1,300円も実際は答弁しているとおり、実際の費用の3割程度として1,300円を負担していただいるということで、そのまま全額を費用負担しているわけではないということを申し上げたいと思います。以上です。
質問 7番 米沢義英
次に、定住移住策についてお伺いいたします。各近隣町村見ましたら、近隣町村のことをあまり言いたくないのですが、中富良野は100万円だとか、リフォームに対する補助、美瑛だとか東川、東神楽に至ってもいろいろな角度からのこういった移住者に対する、あるいは定住者に対しての支援策があります。それから比べますと、町に至っては20万円限度という制約がずっと、一部変えたところもあるのですが、しかし、従来と同じような推移で来ているというのが現状であります。この間の議会との住民との一部、保育所関係の方との懇談の中でも、もっと補助額を増やしてほしいというような声も出されております。補助額が増えれば、当然、その対象少しでも、ちょっと補助額が増えたからちょっとグレード、質の高いものを建てたいだとか、そういう話になっていくという話です。それが地域の経済にお金が回り回って、また、地域の経済を潤す話なのですね。単にAという人に補助金が出したから、それで終わりではなくて、それが資材を買ういろいろなものに、商品に結びつくということですから、やはりこういった定住移住政策の中では、これと併せていろいろなものが必要でありますが、この部分しか今取上げておりませんが、決定的に重要な定住移住に伴う要素になってきているのだと、私は考えております。この点について、現行制度をもう一度見直しが必要だと思いますが、町長は、どのようにお考えなのか答弁をお願いします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。住宅リフォーム等の助成金につきましては20万円ということで、他の町村などと比べて金額的には劣るのかもしれませんが、移住定住対策に関して言えば、住宅に対する助成のほか福祉や教育、幅広い分野を総合的に組み合わせてする施策と思っております。住宅のみならず、住宅も一つの移住定住の施策ですが、子育てであったり、福祉、高齢者の前のボランティア制度が、除雪のボランティア制度が充実しているですとかいろいろな面があって、これらを複合的に、複合的にといいますか、いろいろ複合的に関わり関連しながら、町として魅力ある移住定住してもらうようなまちづくりを進めていくという、その中の一つが住宅リフォーム等の助成金ということで私も捉えておりますので、これだけを比べて他の市町村から劣って、金額的には劣っているから移住定住の対策が、全体として劣っているということにはならないかなというふうに私も思っております。もう一つ、住宅リフォーム等の助成金は、移住定住対策のほか議員おっしゃるとおり、経済対策という面もございまして、この辺両面、政策は一つの面だけではなく、複数の面を持っていると思います。住宅リフォームの助成金については移住定住に対する施策であったり、かたや経済対策であったり複数の面を持っておりますので、そういうことにつきましては、引き続き必要な施策について十分調査研究をしてまいりたいと、このように思っております。以上です。
質問 7番 米沢義英
総体的な中の一つ、狭い部分で、私、質問しております。この部分は、地域経済でもいろいろ影響を及ぼす大事な一側面を持っておりますので、ぜひスピード感を持ちながらこの― 56 ―点、あえていつまでという話はしませんが、きちっとした尺度を持ちながら、こういった住民の要求に応えるというのも行政の役割だというふうに思いますので、ぜひこの点、スピード感を持った調査研究しながら、対応していただきたいと思いますが、この点もう一度確認いたします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。引き続きスピード感を持って、必要な施策について研究してまいりますので、御理解を賜りたいと思います。以上です。