みんなの議会

上富良野町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日

日の出公園の利活用に関して

2021年12月15日、上富良野町議会の一般質問で、小林啓太議員が「日の出公園の利活用に関して」質問し、町長 斉藤繁、副町長 佐藤雅喜が答弁しました。

質問者
小林啓太 議員
答弁者
町長 斉藤繁、副町長 佐藤雅喜

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 11番 小林啓太

私は、さきに通告しておりました1項目、3点について御質問いたします。日の出公園の利活用に関して御質問いたします。先日行われました議会懇談会においても、町民の方から、日の出公園の利活用に関する御質問や御意見を多くいただき、日の出公園の魅力再生と併せて、公園の利活用に関しても町民の関心が高いことを再認識させられたところであります。そこで、上富良野ににぎわいを呼び起こす重要拠点としての日の出公園の積極的な利活用に関して、以下、町長の考えをお伺いします。1、公園の利活用の主体に関して。公園の新しい活用方法を考え、利活用を行っていく主体は、町、指定管理業者、町民、民間業者、民間企業などの町外団体など、様々な主体が考えられます。その中で、町長は、誰が主体となって利活用策を考え、実際に利活用していくべきと考えているのか。また、現時点で町として具体的な新たな利活用策はあるのかをお伺いします。2点目に、指定管理業者の位置づけに関して。町が主となって公園の活用策を考え、指定管理業者は粛々と管理のみを行うことを求めるのか、もしくは、独立採算を目指し、企業としての利潤を追求することを指定管理業者に求めるのか、町としての考えをお伺いします。3番目に、新設の駐車場を含む冬の公園の利活用に関して、町の考えをお伺いいたします。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の、日の出公園の利活用に関する3点の御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の、利活用についてでありますが、日の出公園は都市公園であり、町民の憩いの場であるとともに、ラベンダーやオートキャンプ場などの観光振興、スキー場などの教育施設と、様々な利用のされ方をされる公園であります。議員の御質問にありますように、町内外の団体等からも様々な利用要請があり、十勝岳ヒルクライムやトレイルランなどに利用していただいております。町といたしましては、これらの団体、個人からの利活用については、それぞれの利用目的に沿って、指定管理者へ直接、または町の担当部署を通じて利― 31 ―用申請をいただいているところであり、多くの方々から利用していただけるよう、いつでも門戸を開けてお待ちしていきたいと考えています。また、町の主な利用としては、四季彩イベント実行委員会において実施する三つのイベントを中心に、利活用を図ってまいりたいと考えております。次に、2点目の、指定管理者の位置づけについてでありますが、町が設置した施設について、適切に管理していただくことが第一であることは間違いなく、その上で、収益を上げることができる事業については、民間会社の特性を十分に発揮いただきながら、収益の向上に努めていただかなければならないものと考えております。しかしながら、町が設置した施設においては、それぞれ住民の福祉や公共性などを考慮し、それぞれの利用目的がありますので、それらを外れての営業はできないという制約もありますので、施設の利用目的に応じた中で、積極的な運営をしていただくよう期待しているところであります。最後に、3点目の、冬期間の新しい駐車場の利用についてでありますが、12月上旬に四季彩イベントの実行委員会があり、冬のイベントについて事業案が提案され、北の大文字においては、駐車場を利用したドライブインシアターによるライブ配信、雪まつりにおいては、地盤の安定している駐車場を利用して、陸上自衛隊上富良野駐屯地の御協力による滑り台の設置など、祭り会場としての活用を図ってまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 11番 小林啓太

まず、確認したい共通認識ですが、日の出公園に町内外の人が集うことによって町がにぎわい、その結果として、町も潤うこともあるというのが、利活用を進めていく先にあるイメージだと思います。今回、この質疑応答で確認する利活用とは、日の出公園の活用によって、町内外の人が日の出公園を訪れて利用するという認識で進めても大丈夫でしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えいたします。町が潤うというのは、公園の目的が、そもそも基本的に都市公園ですので、そこで経済活動をしてもらうことだけを指しているわけではなくて、町民の方が来て、憩いの場としての都市公園としての役割が基本にありますので、町内外を問わず、大勢の人に来てもらうというのは間違いないのですが、それが全て経済活動であるというのではなくて、経済活動というのはその一部だというふうな認識をしております。以上です。

質問 11番 小林啓太

利活用という言葉はたくさん意味を含んでいますが、経済活動のみを指すものでもないということは、今、確認させていただきました。では、御答弁の中では、日の出公園を利活用していく主体としては、町、また、既に利用している団体も含めた個人や団体の、この二つのパターンがあるのかなと理解いたしました。では、まず、町の部分に関しての再質問をしたいと思います。町としては、四季彩イベント実行委員会において実施する三つのイベントを中心に利活用を図ってまいりたいとの御答弁でした。この三つのイベントとは、具体的にはどのイベントを指しているのか、お伺いします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えいたします。三つのイベント、四季彩の実行委員会で扱う三つのイベントは、雪まつりと、大文字と、夏のラベンダー、今年からラベンダーフェスタと名前を変えまして、その三つです。以上です。

質問 11番 小林啓太

それでは、基本的に、この三つ以外に新しく人が集まるようなイベントを町で企画して行っていくという方向性は、現時点では持ち合わせていないと理解しましたが、その認識で間違いがないか、お伺いいたします。

答弁 副町長 佐藤雅喜

11番小林議員の御質問にお答えします。ただいま町長答弁しましたイベントの中で、夏のイベントについては、今年、まだ試行の段階で、ライトアップを行ったというようなことでございます。今後、それぞれ運営委員会というものがあって、中身を煮詰めていくのかなと思っておりまして、そういった中で、夏のイベントについては、基本は今年やったライトアップをベースとするのでしょうけれども、その中で、どのような、今までどおりの1日限りのイベントになるのか、ウィーク、ライトアップの期間、長いですから、小さいイベントを何― 32 ―回やるのかとか、それから、どういう出店をしたらいいのかとか、そういったことについては、運営委員会の中で積極的な議論がされて決まっていくのかなと思いまして、今のところはまだその運営委員会がしっかり開かれていない状況でございますので、ただ、新しいあり方として、何か変わったことをしていただけることを今のところは期待しているところでございます。

質問 11番 小林啓太

今の御答弁では、三つを軸にして、その熟度を上げるような、そういった検討がメインになってくるのかなと理解いたしました。そこで、昨年、新しい駐車場という集客場、とても有効なアイテムが整備されたことにより、日の出公園に多くの人を集めるイベントを行うに当たっては、これまでの前例にはとらわれない、新しいアイデアや企画の実行が可能になりました。前町長においても、駐車場が十分に確保されていないから、日の出公園には人が呼べないという趣旨の発言を幾度もされていたことも記憶に新しいです。そんな中、町としては、これまで行ってきた三つのイベントを中心に、今後も利活用を図っていくということは、裏を返せば、新しい活用方法に関しては、町内外の個人や団体からの提案がメインになってくるという理解でよろしいでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えいたします。イベントとしては三つのイベントを中心に回っていきますが、利活用は、もちろん、スキー場として、町の責任としてやらなければならないことは、都市公園と、スキー場としての機能、キャンプ場としての、いろいろありまして、観光イベントとしてはその三つを中心に回っていきますが、もちろん、小林議員おっしゃるとおり、他の、例えば先ほども答弁させていただきましたが、トレイルランとか、ヒルクライムとか、使わせてほしい、スタート地点に使わせてほしいという、そういう要請、要望があれば、どんどん受けて、利活用を図っていきたいと考えております。以上です。

質問 11番 小林啓太

今、町長の、今後の新しい利活用に関しては、既に既存で使われている団体等も含め、個人や団体の方に積極的に使っていただきたいという趣旨の御答弁だったかと思いますが、今後、利活用していこうという前提に立てば、イベントを主催してくれる方というのは大変貴重な存在であり、町としても積極的にそのような個人や団体をサポートしていくものと期待してもよろしかったでしょうか、お伺いします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えいたします。そういう民間の方といいますか、団体、利用してくれる団体、非常に貴重といいますか、助かりますので、町としては十分連携を図って、検討を重ねてといいますか、サポートといいますか、どういうサポートがあるのかも含めて、いろいろ連携を密にして、新しいイベントがもし今後あるとすれば、検討していきたいなと思っております。以上です。

質問 11番 小林啓太

私自身、本当にたまたまではあるのですが、今年1年の間に、日の出公園をイベントや企画で利用したいという町内外の個人や法人から相談があり、それのそれぞれ間に立って、その交渉を見守らせていただいた経緯がございます。その際に、私自身が感じたのは、どこが担当の窓口で、どのような承認ルートを経て利用までたどり着くのだろうということでした。もちろん、企画するイベントによっても担当課は異なり、承認ルートも異なってくるという役場の事情も理解はできます。しかし、せっかく思いを持って日の出公園に人を集めてくれようとしている方からすれば、一貫して利用に関して相談に乗ってくれる方や担当の窓口などがあれば、利用しやすいのではないかなと考えますが、現状ではどのように対応されているのか、お伺いいたします。

答弁 副町長 佐藤雅喜

11番小林議員の御質問にお答えします。確かに利用目的によりましては、例えば社会教育というような部分が多いのか、観光の色合いが強いのか、そういったことによって担当部署が違うというのは、議員がおっしゃるとおり、役場の中で様々な部署がありますので、そういった部分はあろうかと思います。しかしながら、一応指定管理者として、しっかり振興公社のほうにお願いしていますので、まずはそこに行くことが大事なのかなと思っていますけれども、とはいえ、答弁にもありましたように、振興公社が勝手に決めることでなくて、あくまでも町の施― 33 ―設ですから、そういったものの、例えば利用に対して、こういう町のイベントとして意義があるから、使用料については免除しますよとか、そういったことは振興公社が勝手に決めることはできないわけなのですね。ですから、そういったところをまず一つ、恐らくよく町の役割分担が分からない方というのは、まずは振興公社のほうにお伺いに来るのか、役場のどこかの窓口のほうに相談に来るかだと思いますけれども、そういったもので、ではそれに伴って、日の出公園利用受付窓口というのを設置するのかとなると、それもまたそれだけで担当といいますか、部署をつくるわけにもいきませんので、そういった部分含めて、一番大事なのは、議員おっしゃるとおり、横の連携なのかなと。私どものところの班ごとの連携、課ごとの連携だと思っていますので、担当課については、一番の利活用については、うちの企画商工観光課になりますし、整備のほうになれば、当然、建設水道課になりますしとかいうようなことはありますけれども、第1については、企画のほうにでも、振興公社なり企画のほうに来ていただいて、それから割り振っていくというのが、一番、現の体制の中で連携をとるためには有効というか、近道といいますか、なのかなと思っています。ただ、とはいえ、それぞれの部署と一緒になって相談しなければならないという手間については、そこの1か所で全て判断するようなことには、まだ今の段階ではできないのかなというように考えています。あくまでも窓口は割り振りということでは、一番近いのは企画商工観光課なのではないかなというような考えでおります。

質問 11番 小林啓太

今の副町長の御答弁では、当然、利用の目的によって担当する課も異なるし、あとは実際の利用に関して、利用料の減免であったりとか、そういう判断をする上でも、やはりまずは町が一旦、企画者の方の声を受けとめるのが一番であって、かつ、企画のほうで一番最初に声を受けるのがいいのかなというようなお話だったかと思います。あとは、実際、横での連携というのは、町長もおっしゃっていたところではございますが、例えば今、ロケサポートセンターのような、ロケであれば、そこに行けば全てが手配してもらえるという、非常に分かりやすい仕組みが完成しております。この横の連携をするという上でも、何か企画があったときに、では企画商工観光課のほうに伺って、内容次第では、その相談者の方がいろいろな課に回されていくというのは、またこれも不具合があるかなと思うのですが、そういった相談に関しては、役場のほうでいろいろとその御対応に対して横の連携を図ってしてもらえるという、もしくはそういう体制を今後うまく築いていくという理解でよろしかったでしょうか。

答弁 副町長 佐藤雅喜

先ほどの答弁の中で、最後にちょっと言い訳っぽく言いましたけれども、あくまでもそれぞれ所管ごとに、日の出公園に関して担当するものはありますので、ワンストップにできるとしても、それをきっちり全部そこだけで賄えるというところまでの組織ということにはまだまだならないのかなと思っています。ただ、しっかりこういう利用の内容を聞いて、そういう内容ならここに行って相談したほうがいいですよというような、そういったところまでであればできるのかなと。あとはいろいろな面で、いわゆるよく行政で言われるたらい回し、そういったもの、とりあえずここへ行けばではなくて、話を聞いて、それならこういうこととしてあの係に、班に行ったほうがいいよというようなことをやれるような連携については、今の体制でもまだ可能なのかなと思っていますので、その辺は御理解賜りたいかなと思います。最終決定するのは、やっぱりそれぞれ所管が持っている部分がありますが、その分担を超えてまでというのは、今のところは難しいというふうに考えております。

質問 11番 小林啓太

そのように、先ほどの質疑応答でもありましたように、今後はそういった町を活性化させてくれるような個人や企業は非常に重要なキーパーソンになるということは共通認識として持てたと思いますので、今後、そのような御相談があった場合には、ぜひそういう御相談に寄り添って対応していただけるような体制をつくっていっていただければなと思っております。2点目の、指定管理業者の位置づけに関して、再質問いたします。先日、議会懇談会を開催した際にも、日の出公園の運営に関しては多くの質問や御意見をいただきました。その中で、多くの町民の方々は、日の出公園がどのように管理、運営されているかという点に関しては、実はあまり正しく御理解されていないのではないかなと感じることが多々ありました。具体的には、町が直接管理をしていて、公園の利用料や売上げは町の利益になるといったような誤解などです。― 34 ―そこで、議長、2点目の指定管理業者の位置づけについての再質問に入る前に、本日は傍聴者の方もたくさん来ていただけておりますので、いま一度、私が感じる課題点や論点を御理解いただきやすいように、簡単に町と指定管理業者の関係などを、二、三分程度で私なりに説明した後に、再質問に入らせてもらってもよろしいでしょうか。

質問 11番 小林啓太

ありがとうございます。もし私の認識に誤りがあれば、御答弁の際に訂正いただければ幸いです。日の出公園は、キャンプ場を含め、指定管理という形をとり、民間企業に管理、運営を任せるという形式をとっております。今回の質問では、その企業、法人のことを指定管理業者と呼んでいます。町は、令和3年度の予算では、日の出公園の管理委託費として約2,700万円を計上しています。これは、見晴台公園の管理委託費がおよそ340万円であることと比較すると、その規模の大きさが分かります。指定管理業者は、町との委託関係を厳守しつつ、自身の企業活動としての利用料や占有料などの利益を得ることができます。日の出公園自体は町の財産であり、都市公園という位置づけなので、利用料や占有料の料金は、指定管理業者が勝手に決めることはできません。上富良野町都市公園条例というルールの中で定められている料金設定内でしか営業ができず、その意味では、完全に自由に経済活動ができるわけではありません。ここで、大切なポイントとして、公園の利用料や占有料はあくまで指定管理業者の売上げであり、町の収入ではないということと、そして、その収入を得るのに、都市公園条例というルールのもと、事業活動には大きな制約があることが挙げられます。また、町長は、公園の利用に関して、利用の目的や趣旨に応じて、利用料の減免措置を行うことが可能であると都市公園条例で定められております。都市公園条例に基づけば、例えばある町民が、日の出公園で人をたくさん呼んでイベントを開催したいと考えた場合、本来、公園の占有料はかかるが、町が許可を出してくれれば、占有料の減免措置もあり得るということかなと思います。しかし、もしそのイベントが収益性のある興行という形になり、正規の占有料を支払うとなると、三百坪、つまり1反当たり1日5万3,000円ほどの料金がかかり、イベントを開催する主体としては、とても大きい費用的なリスクを抱えなければならない一方、管理業者としては、占有料という手堅い利益をほぼリスクなく上げることもできます。ただ、指定管理業者の立場からすると、町がどんどん減免措置を出して公園を利用させればさせるほど、本来、自分たちがそこで営業して利益を得られたかもしれない場所を、利益もないのに管理をしなければならなくなります。以上の前提を踏まえ、指定管理業者の位置づけに関して、再質問いたします。さきの御答弁では、適正に管理してもらうことが第一であるが、収益の上がる事業については、民間会社の特性を発揮してもらいたいとのことでした。さきの利活用の主体が誰かという質問の際に、指定管理業者という答弁はありませんでしたが、基本的に指定管理業者に、公園の新たな利活用だったり、自主事業としてイベント開催して、日の出公園に多くの人を集客してもらうようなことは期待していないという理解でよろしかったでしょうか。

答弁 副町長 佐藤雅喜

11番小林議員の御質問にお答えします。受託した業者さんの中でも、いろいろ工夫の余地がございまして、基本的には場所貸しだけではないわけです。そんな中で、売店収入を上げようということを頑張ったりとか、それから、いろいろな、去年の事例だと、オートキャンプ場のほうにキッチンカーみたいなものを来てもらって、お客さんへのサービス向上させながら、所場代ももらうというようなことをして、いろいろと営業努力はできます。ビッグなイベントをやろうかということになると、幾ら指定管理者といえども、そういったことに関しては、公園をしっかり管理しています町のほうに、一応いろいろな承諾があります。通常の利用の中で、いろいろな工夫をして収益を上げるということは、まだまだできることはあると思いますので、そういったことをちょっと期待しているという言葉の中には含んでいるのかなと思います。やはり大きな事業を展開するには、それなりの人と物も必要になってきますし、ある程度のお金もあろうかと思います。現段階で、受託していただいている会社のほうに、それらをいきなりやってくれというところまで期待をできるのかなというと、今の段階ではまだそこまで至っていないのかなというのが町としての感覚なのかなと思っております。

質問 11番 小林啓太

それでは、今の御答弁の内容を伺っても、やはり公園に新しく人を集めるよ― 35 ―うなイベントを企画したり計画するようなことは、町内外の個人や団体に委ねられる部分が大きいのかなと理解しました。そこで、町が許可した個人や団体が企画するイベントなどを行う際の公園の管理については、現状の委託費の中に含まれているという認識でよろしいのでしょうか。もしくは、新たにイベントなどの企画をする際には、その分、新たに委託料や管理費のようなものを支払うというような形になるのでしょうか。この点、お伺いいたします。

答弁 副町長 佐藤雅喜

物によりますといいますか、確かに基本的には5年間の委託料を決めて、それで、今年幾ら、今年幾らというふうにしてやって、その範囲の中で、経営努力の中で運営をしてもらうと。なおかつ、その上で、一定程度を超える収益が上がった場合には、その会社から町のほうに、将来、設備等の維持管理とか修繕とかのためにまた寄附をもらって、その会社自体はそんなにため込まないで、町の基金に入れて、またその利用している施設を修繕していくというような形でとっております。新たに大きなイベントをやってくれと言われたときに、例えば過剰に、想定を超えるような設備や何かの投資が必要だということになれば、それは当然、管理会社でなくて、イベントを主催する側にそういったものについてはきちんと担ってもらうことを求めなければならないのかなと思っております。ですから、それはいろいろと度合いによると思います。ある程度使うことによって、芝がちょっと傷むから、その芝の修繕費が多少かかる程度のことであれば、当然、通常の維持管理の中身ですから、それはその会社のほうで維持費の中でこなすことでしょうし、イベントをやるからいきなりこんな照明施設を建ててくれやということまで、今回のライトアップもそうですけれども、そこまでその会社の委託費の中で担うとかということは、ちょっと難しいことがありますので、それはレベルの問題は多少ありますけれども、基本的に、通常の利用である範囲であれば、基本的には町の委託費と会社の収益の中で、年間、しっかり維持してもらうということになりますので、それはちょっとイベントの規模や内容によって変わるのかなと。その都度、やっぱり利用、イベントを企画される方というか団体と、しっかりその内容を精査しながら、きちんと決めていくことになるのかなというふうに思っております。

質問 11番 小林啓太

今の僕の質問の背景にあったこととしては、例えば町が企画者に対して減免措置をするなどして、無料に近い形で公園を使ってもらうというふうな流れになった場合、それを受ける指定管理業者は、自分たちに利益がないのに、公園を多くの人が使うことを管理、もしくは清掃などをしなければならないというデメリットのようなことが生じてしまうのではないかなと思います。そうなったときに、やっぱり利用する側としても、その負担が発生しないように、ちょっと公園の利用に関して二の足を踏んでしまうような状況が生まれるのではないかなということを心配しての質問だったのですが、今の御答弁からは、やはりその規模によったりとか、やること、内容によって、ケース・バイ・ケースで、その時々で判断をされるという、そういった回答でよろしかったでしょうか。

答弁 副町長 佐藤雅喜

11番小林議員の御質問にお答えします。原則は、きちんと使用料があって、その使用料の範囲内で徴収して、それも維持費の中に回ってということでございます。ですから、ケース・バイ・ケース、何でもかんでもケース・バイ・ケースではなくて、原則、きちんとルールがある上で、特殊要素があった場合には、きちんと協議して、町の管理する側との話し合いも持って、町が後援して減免するとか、そういうことも含めてしっかりと話し合いをしなければ、議員、御心配のように、過剰に受託した業者さんに負担がかかるということではちょっと問題がありますので、そういったことでのケース・バイ・ケースということで捉えていただければなというふうに思っております。

質問 11番 小林啓太

そもそも利活用の目的という原点に立ち返ると、日の出公園に人が来ることによって、町のにぎわいや潤いに波及する効果が期待できるのではないかなというものだったと思います。なので、町を活性化する上でも、いかに公園に人を集められるかがカギになってくると考えています。しかし、先ほど説明したように、町の権限を強くしすぎると、管理業者の企業活動を阻害してしまいかねない一方、管理業者の利益を優先して考えると、イベント開催に関しては、リスク負担の観点からも、イベンターにとってはちょっと消極的になってしまうのではないかなという問題があると考えています。だからこそ、日の出公園に人を集めてくるという― 36 ―役割に関しては、例えば指定管理業者には期待しないというスタンスをとるのであれば、町が個人や団体と企画したイベントに対して、適正な管理のみをお願いするという、シンプルな関係が築けるのではないかなと考えます。逆に、指定管理業者にも自主的なイベント開催や収益の最大化を期待するのであれば、個人や団体の企みに関しては、収益も含めて指定管理業者との協業により、企業活動の範囲内で最大効率が期待できるのではないかなと考えています。先ほどの町長の御答弁にもあった、管理もしっかりしてほしいけれども、積極的な運営もしてほしいといういいとこ取りのスタンスでは、公園の利用に関しては、今もあった、常にケース・バイ・ケースで、その都度、意思決定に関わる利害関係者全ての合意が必要になり、スムーズに利活用を試みるのが難しい状態が維持されてしまうのではないかなと懸念しますが、それでも町と指定管理業者の役割を明確に線引きする必要はないのか、町長の考えをお伺いします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。町が、指定管理業者がどこまで営業行為といいますか、できるのか、なかなか、今、我々が期待しているといいますか、例えばキャンプ場の中でどういうサービスが可能なのかとか、そういうこと、温泉で何をしたらお客さんが喜ばれるのかだとか、そういう観点でありまして、新たなここの大イベントを誘致してとか、そういうことはまだまだ想定していないのかなと思っております。ただ、それが、大イベント、もちろん大きなイベントが開催されて、人が来ればいいのかもしれませんけれども、減免というのは、それぞれやはり理由がありまして、当然、公共性があるようなイベントの場合は減免されますので、それが、もちろん町主催のイベントであれば、使用料ゼロですし、第三者、民間であっても、町の健康づくりとかに合致する部分であれば、ある種、それに応じて減免されるわけで、それをもって指定管理者の営業行為が阻害されたというのは、ちょっとあまりどうなのかなというふうに思っておりますし、何と言いますか、町は、だから営業は誰が行うのかというのは、町が行う大きなイベントを誘致するための営業は誰が行うのかというのはなかなか難しいのですが、今のところは、いろいろ声をかけてくれるところがありますので、主催者としてですね。そういう声を大事にして、なるべくお応えしていきたいですし、全く関係ない、本当に興行的なものであれば、あまり配慮しなくてもいいといいますか、減免もありませんし、内容によってはちょっと、都市公園という目的がありますので、それを阻害するようなものであれば、ちょっとお断りするようなケースもありますので、ケース・バイ・ケースと言ったら何ですが、とにかく声をかけていただければ、積極的に関わって、なるべく町としても応えてあげられる部分があれば、大きなイベントに対して関わっていきたいというのが私の思いであります。以上です。

質問 11番 小林啓太

引き続き今後、日の出公園で開催されるイベントなどは、町では三つのイベントを中心に考えて、指定管理業者に対して、別にそこを今時点で期待するものでもなく、あとは個人や団体からの要請に対しては適宜、その内容や目的に沿って御対応されるという、トータルでのお話だったかなと理解いたしました。3点目の、冬の公園の利活用に関してお伺いします。さきの御答弁では、新しい駐車場を使って、北の大文字のドライブインシアターや、雪まつりの会場として活用していくといった御答弁でしたが、個人的にもとてもいい使い方なのかなと感じました。そこで、お伺いしたいのが、新設の駐車場に関して、冬の間はイベント時のみ除排雪を行うという理解でよろしかったでしょうか。

答弁 副町長 佐藤雅喜

11番小林議員の御質問にお答えします。今考えているのは、年明けぐらいといいますか、できれば年内なのですけれども、もう既に滑り台をつくるということになれば、雪を入れ始めなければならないのですね。ですから、駐車場としてというよりは、もう既に踏み固めたような状態で、滑り台の位置にもよるのですけれども、ほぼ踏み固めたような状態で使うことに今年からはなろうかなと思っています。ただ、あれだけ広大な面積ですから、全部が全部、踏み固めるとか、除雪するということになると、大変難しい問題がありますので、イベントのときには必要な部分だけ踏み固めたり除雪するという形で、通常利用では、既存の舗装されている駐車場で、通常のスキー利用程度だったら間に合うのかなというような考えではおります。あと、雪まつりというイベントがある、大文字というイベントがある関係上で、スキー場の利用オン― 37 ―リーというよりは、そっちのほうでの圧雪や除雪というものが発生する可能性はあろうかと思います。以上でございます。

質問 11番 小林啓太

冬の駐車場の利用に関しては、今、御説明いただいた内容で理解しました。冬のスキー場の利用者などからも、あっちの新設のほうの駐車場も使えれば、距離も近くなって、非常に利便性が高いという声もいただいておりますので、もしも踏み固めているようなところが駐車場としても利用できるのであれば、その点も御検討いただければなと思います。さきの御答弁では、駐車場以外の公園部分に関しては特に触れられておりませんでしたが、スキー場やキャンプ場エリア、その他のスペースを有効に活用する考えなどはあるか、お伺いいたします。

答弁 副町長 佐藤雅喜

11番小林議員の御質問にお答えします。冬の利用ということでよろしいでしょうか。今、要望が上がってきておりますのが、クロスカントリー少年団が、本当は新しい駐車場、ずっと距離が長くとれるので、そちらのほうにコースをつくりたいということで要望が上がっていたのですけれども、今回、雪像といいますか、滑り台をつくる関係で、使わせてくださいということで、もし延ばすのであれば、今まで雪まつりをやったほうの会場、1段下がっているところ、ああいうところにクロカンのカッターを入れてコースをつくるとか、そういったことで利用していただけるように調整できれば、距離を延ばすために使っていただくことも可能かなと思っていますけれども、今、要望が上がっていますのは、クロスカントリー少年団がクロカンコースの延長のために、ちょっと日の出公園の空いている部分を使わせてくださいというお話は、正式ではないですけれども、お話は聞いております。

質問 11番 小林啓太

冬の公園の利活用ということで、既に町としても、今、クロスカントリーであったりという、利用に関しては話がいろいろと検討されているということを理解いたしました。その他、またそれこそ個人や町外の人が、あそこで冬に公園を利活用しようという絵を描いたときには、主にスノースポーツや雪遊びなどが考えられると思っています。もしその企画を、町でもなく、指定管理業者でもない、個人や団体が計画した場合、そのスノースポーツなどの性質上、広い面積を必要とする分、当然、占有面積も大きくなり、多額の占有料を支払わなければならなくなり、運営のハードルはとても高いものになります。一方で、内容によっては、先ほど来からお話のある、町長の許可が得られれば、占有料の減免措置という可能性もありますが、そうなると、今度は都市公園条例上、利用者から利用料金などの収益を得ることができず、全てを自賄いやボランティアで運営しなければならなず、これもこれで運営のハードルが高くなってしまうのかなという現状があると考えております。一つの具体例としてなのですが、さきにもお話しした、公園を利活用したいと行動した町内の個人の事例をお伝えしたいと思います。冬の日の出公園のスキー場を活用して、スノーパークを運営して、町を盛り上げたいという相談は、結果として様々な方の御尽力で、今シーズンの冬に試験的にやってみようという話までなったところまで把握しておるところでございます。このこと自体はとても喜ばしいことだと思っているのですが、占有料の減免措置を受ける関係で、運営費を利用者から徴収することができず、また、管理に関しても、全てその個人が無償で、けがなどのリスクも全て負担しなければならないという、苦しい胸の内を伺いました。一方で、占有料を正規に支払うとなると、その広大な面積から、1日当たり数万円から十数万円かかるという説明を受け、とてもではないが、利用料をとって賄いきれないということで、利用料をもらって運営費を賄うというプランは断念せざるを得なくなったという話も伺いました。これは誰が悪いという話ではなく、仕組みが日の出公園の新たな活用の可能性を狭めてしまっているという事実であり、せっかく町を盛り上げたいと思う若者などが出てきても、持続可能な運営の絵が描けないという事実にほかならないと考えております。これは冬の利活用の一例ではありますが、これまでの私の質問にも共通する、町内外の個人や団体が利活用のアイデアを持ち込んだ際の共通の課題になるのではないかなと考えております。少し抽象的な質問にはなってしまいますが、このような個人や団体に対して、まちはどのように寄り添うことが可能なのか、もしくは、あくまで企画者の自己責任で運営されるべきなのか、町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

11番小林議員の御質問にお答えいたします。なかなか公共の施設、建物は、当然、公園だけではなくて、会館とか、そういうのにも適用されて、そういう公共の施設で営業を行うことの是非というのは、なかなか非常に判断するのが難しい場面もあります。営業といっても、かなりスノーパークであれば、スポーツの部分ももちろんありますし、営業の部分もあるのですが、なかなかスキー場だけではなく、公民館、社教センター、地区のいろいろな会館等も同じように、営業行為については可能ですが、減免はケース・バイ・ケースといいますか、はっきり、原則、営業行為は高いのですよね、減免もありませんし。ですので、運営については、なかなか相手側にしてみれば不自由な面もあるかと思いますが、その辺を御理解いただいて、もちろん相談等には、相談、協議には十分乗って、十分話を詰めてはいきたいとは思いますが、やはりできる部分とできない部分が、町有の、公共の施設ですので、ありますので、その中で、できることは最大限できるように、向こうのほうのお話とか目的とか運営方針、そういうものを勘案して、その中で決めていければなと、検討していければなと思っておりますので、一律どうのこうの、一律営業だからだめだとか、そういうこともなかなか、条例上といいますか、そういうことを言っているわけではなく、民間のイベントにも公共の部分があるよねということは、それは確かですので、今後、検討していければなと、お互いに、そういうふうに思っております。以上です。

出典:上富良野町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる