みんなの議会

上富良野町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月23日

(1)高齢運転者の安全運転支援と免許証返納後の足確保策について/(2)日の出公園の再生整備の方向性について

2021年6月23日、上富良野町議会の一般質問で、中澤良隆議員が「高齢運転者の安全運転支援と免許証返納後の足確保策について」「日の出公園の再生整備の方向性について」について質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。

質問者
中澤良隆 議員
答弁者
町長 斉藤繁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 6番 中澤良隆

私は、2項目について町長に質問をさせていただきます。1項目目、高齢運転者の安全運転支援と免許証返納後の足確保策について。2019年4月、東京都豊島区で高齢者が運転する車が歩行者らを次々とはね、3歳の子と母親が死亡、10人が負傷するという痛ましい事故が発生しました。今、裁判中であり、この事故の発生を機― 42 ―に、高齢運転者による交通事故が全国的な社会問題となってきています。高齢運転者による事故の原因は、主にブレーキとアクセルの踏み間違いが際立っていると言われており、その対策として、高齢運転者による交通事故を抑制するため、ペダルの踏み間違い時の加速抑制装置を自動車に後づけする費用を助成している自治体があります。我がまちにおいても、高齢運転者の事故発生を抑制するために、安全運転支援の助成制度を創設する必要があると考えます。一方、免許証返納後の足の確保についても大きな課題が横たわっています。高齢運転者の免許自主返納者が増えない要因は、車にかわる足の確保が難しいことによると考えています。我がまちでは、予約型乗り合いタクシーと十勝岳線の町営バス運行しかない状況にあります。団塊の世代が全員75歳以上になる2025年問題も数年先です。今から気軽に、そして安価で利用できる移動手段確保の対策を講じる必要があると考えます。以下、4点、町長の考えを伺います。1点目、高齢運転者による事故発生状況と、免許証自主返納の状況は。2、高齢運転者による交通事故についての町長の認識は。3、高齢運転者の免許証自主返納者に対するサポート制度や優遇策創設の考えは。4、高齢者や地域住民等の足確保について、新たな地域交通システム施策の考えは。2項目目ですが、日の出公園の再生整備の方向性について。多くの町民が強い関心を抱いている日の出公園駐車場拡張整備の工事が佳境を迎えています。完成まで間近となってきています。町民の貴重な財源を投じての駐車場拡張整備を意義ある事業にしなければならないと私は考えています。そのためには、日の出公園自体を今以上に魅力ある公園に整備、再生していかなければならないと考えます。駐車場は付帯の施設であり、本体はあくまでも日の出公園自体であります。日の出公園の魅力を向上させるため、町長は今後、日の出公園の魅力づくりをどのように推進していく考えか、以下、2点、お伺いします。1、日の出公園の位置づけをどのように捉えているか。また、日の出公園の魅力づくりの主体は何か。2、日の出公園魅力再生計画の具体的進捗状況と、再生整備の方向性と予定は。以上であります。よろしくお願いします。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の、高齢運転者の安全運転支援と免許証返納後の足の確保策に関する4点の御質問にお答えさせていただきます。1点目の、高齢運転者による交通事故発生状況でありますが、令和2年の北海道内における高齢者の交通死亡事故者数につきましては、全死者数144人のうち68人で、割合は47%を占めています。富良野警察署管内におきましては、死者数2人のうち1人となっています。人身事故につきましては、24件のうち10件で、割合は42%を占めております。本町の人身事故の負傷者につきましては、5人のうち2人が高齢者となっております。令和2年の北海道内における運転免許証自主返納者数は2万600人、富良野警察署管内におきましては92人、うち、本町は19人となっております。次に、2点目の、高齢運転者による交通事故につきましては、増加傾向にあるものと認識しており、死亡交通事故の約半数は高齢者によるもので、人身事故や物損事故につきましても同様な状況にあり、これは認知機能や身体機能の衰えによるものと推察いたしております。3点目の、高齢運転者の免許証自主返納者に対するサポート制度につきましては、北海道が令和2年10月から、北海道高齢者運転免許自主返納サポート制度を創設して、高齢運転者の方が自主返納しやすい環境づくりに御協力いただける198の協賛事業者の皆様から様々なサービスが提供されているところであります。返納により自動車の運転ができなくなることによる利便性の低下などがございますが、もともと免許を持たない住民との公平性の観点から、現時点において町独自の制度につきましては考えていないところであり、また、高齢運転者の事故発生を抑制するための安全運転支援の助成制度につきましても、既に令和2年3月から、国においてサポカー補助金の制度を創設して、新車、中古車の購入時、また、後付け装置の購入に対して補助金を交付していることから、町独自の制度につきましては考えていないところであります。4点目の、新たな地域交通システム施策についてでありますが、現在、本町の現況は、JR、バスなどの公共交通機関及びタクシー事業者による運送事業のほか、町において高齢者等の日常生活における移動手段の確保として、予約型乗り合いタクシー事業を実施しております。当該事業を受託していただいている町内のタクシー事業者からは、人材の確保など、様々な課題もあると伺っており、事業拡充に― 43 ―ついても難しい現状にありますが、今後、どのような仕組みが本町にとって持続可能な地域公共交通システムのあるべき姿なのかを引き続き検討してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目目の日の出公園の再生整備の方向性に関する2点の御質問にお答えさせていただきます。1点目の、日の出公園の位置づけと魅力づくりの主体についてでありますが、さきの佐藤議員の御質問でもお答えさせていただいておりますが、日の出公園は都市計画に基づく総合公園であり、地域住民が憩い、利用する機能と、観光スポットとしての機能を有する公園であると認識しており、季節に応じて様々な利用に対応していく必要があると考えております。御質問にあります魅力づくりの主体についてでありますが、多様な機能を果たしている関係から、夏期間のラベンダー観光やイベントに関する企画商工観光課、冬期間のスキー場に関する教育振興課、通年の管理や整備に関する建設水道課が関係各課として、さらに指定管理者など、多くの関係機関が関わっており、最終的に整備管理を行う建設水道課を要として、関係部署、機関の連携のもとに魅力づくりを進めていくことが大切であると考えているところであります。次に、2点目の日の出公園魅力再生計画の具体的進捗状況と、再生整備の方向性等についてでありますが、日の出公園魅力再生計画は、同公園の魅力を高めていくために考えられる様々な点を整理し、その事業化に向けて行政内部における検討材料としていくためにまとめたものであり、平成29年以降、これまでにトイレの洋式化、バンガローの建設、キャンプ場を含めた既存施設の改修を実施してきたところであり、本年度も駐車場の整備等を進めているところであります。来年度以降につきましては、日の出公園の持つ価値をさらに発展させ、住民や観光客の方々に親しみの持てる公園として喜んでいただけるよう、関係各課をはじめ関係機関の方々と協議を行いながら、本年度中に同計画を見直し、今後の事業化に向けた参考としてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 6番 中澤良隆

私は、交通事故のない安全で快適な社会の実現は町民全ての願いであると考えております。超高齢社会に入り、最近、高齢ドライバーによる交通事故が多発している状況にあります。今御答弁いただいた中でも、高齢者の死亡事故者数、また、人身事故の負傷者において、北海道、富良野管内では約5割を高齢ドライバーが占めている状況であると伺いました。改めて高齢ドライバーが絡む交通事故が多いことを認識させられた次第であります。一方、運転免許証を自主的に返納し、運転をやめてしまう高齢者の方も増加していて、令和2年度の実績で、富良野署管内においては92人、うち、上富良野町は19人となっているそうであります。それでは、再質問をさせていただきます。高齢ドライバーが絡む交通事故死者数、また、人身事故の負傷者数について、町長は多いと感じるのか、少ないと感じるのか、どのように受けとめているか、御答弁をお願いします。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。高齢者の事故の件数、人身事故の件数につきまして、件数的には人身事故の負傷者については5人ということで、非常に思ったよりといいますか、少ない中ではあるのですが、割合としてはやはり半数、先ほど議員もおっしゃったとおり、半数近くを高齢者の方が占めているということは現実としてあって、それは結構高い割合なのではないかなと思っております。以上です。

質問 6番 中澤良隆

免許証の自主返納については、上富良野町19名ということでありましたが、この自主返納者に対する印象についても町長の見解をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。本町で自主返納した方が19名、どのような方かは存じ上げてはいませんが、数字としては、高齢化が進んでいて、人口が多分多いはずなのですが、そのわりには、やはり返納される方、どういう家庭環境の方が返納されたか分かりません。御家族が、息子さんや奧さんがいるから自分は要らないと思って返納したのかどうか、自分一人しか免許を持っていない、そういう状況でも返納されたのか、そういうバックグラウンドというのはちょっと分かりませんが、19名というのは、人口に比してやや少ないのかなという印象を受けております。以上です。

質問 6番 中澤良隆

私も意外と自主返納者、少ない数字だなと。後ほどここら辺については、また足の確保策や何かのところでお聞きをしていきたいと、そんなことを考えています。この免許証の返納制度は、平成10年の道交法改正以降、全国様々な自治体や企業の協賛などによって、返納者への優遇などの取り組みが進められてきているそうであります。例えば北海道高齢者運転免許自主返納サポート制度は、証明書を受け取った対象者に対して、協賛事業者の特典が受けられる制度であります。タクシーだとかバス料金の割り引き、また、スーパーでの買い物や何かに対するプレゼントなどもあるそうであります。また、北海道でも、昨年から高齢者運転自主返納サポート制度を創設して、高齢運転者の方々が自主返納しやすい環境づくりに取り組んできています。本町では、高齢運転者による交通事故が増加傾向にあるとの答弁もありましたが、この町長の答弁では、自主返納サポート制度には取り組む考えはないということでありました。この取り組まない理由としては、免許を持っている人と持っていない人との住民との公平性が失われるというような観点で、こういう制度をつくる考えはないということを御答弁いただきました。私は、免許を持っている人とか持たない人ということではなく、いかにすると高齢者が悲惨な事故等に遭遇しないのか、また、重症化を抑制することができるのか、そして安全で快適な社会をつくるためにはどうしたらよいのかという観点から質問をさせていただいております。もう一度、この創設する考えが全くないという理由を、もう一度御答弁をお願いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。高齢者の方の事故、悲惨な事故、高齢者の方が原因となって、どなたが被害者になるか分かりません。高齢者自身が被害者になるかも分かりません。本当にそういう悲惨な事故を減らしていきたいという思いは、町民の方はそうですし、私自身もそういう事故の撲滅につきましては、なくしていきたい、死亡事故が起こらなくても、人身事故というのは現実に起きていますので、そういう事故をゼロにしたい。いろいろな方策が多分あるのかなと。もちろん優遇制度というのもその一つなのかなと思います。北海道でも実施されて、協賛事業者が198ありまして、ポイント還元とか割り引き制度とか、それなりの効果はあるのかなと思っております。ただ、やはり答弁させてもらったとおり、免許を持っていた人だけがポイント還元とか割り引き制度を受けられる。事故を減らしたいという願いといいますか思い、そういうものがあるのですが、それは分かるのですが、片や、やっぱり免許を持っていない人、もともと持っていなかった人が、そういうポイント制度、ポイント還元とか割り引き制度にあずかれないというのは、ちょっと不公平感があって、現在のところは考えていなくて、そのほかに、こういう優遇制度のほかに、何か高齢者の事故を減らす方策がないのか、それについて検討していきたいなと、このように思っております。以上です。

質問 6番 中澤良隆

私がちょっと理解できないところがあります。というのは、先ほどもちょっとお話をさせていただきましたけれども、国においても、また道においても、これは免許を持っている人と持っていない人の不公平感はあると思います。その中でも、高齢運転者による交通事故の抑制の一つとして、運転に不安を感じる高齢運転者が自主的に返納しやすい環境づくりをつくっていく、それによって日本の国も、それから北海道も、また、我がまち上富良野からも、本当に交通事故は悲惨だと思います。そういうことがないようにしようということでこの制度を設けているのだと思います。もう一度理由についてお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。国や道の制度についても十分国もやっている、道もやっている、道もやっていることについても不公平感がありますが、あえて交通事故撲滅のためにやっているのだよということで、それも十分理解しております。ただ、本町においてそれをサービスを提供するべきかどうかということについては、現在のところ、先ほども答弁いたしましたが、不公平感を払拭できるのかどうかというのが非常に懸念材料であって、現在のところは考えていないというふうに答弁させていただきました。以上です。

質問 6番 中澤良隆

分かりました。次に移らせていただきます。令和3年6月22日、昨日でありますが、上富良野町は交通事故死亡者数ゼロが4,207日、約11年半が達成されました。また、きのうだかおとといの新聞でも見ましたが、中富良野町が2,000― 45 ―日を達成したということであります。このことは、交通安全に対する町民一人一人の努力と圏域の皆さん方の交通安全に対する意識の高さ、それから、交通安全に関係される方々の努力の賜と評価をするものであります。高齢運転者の交通事故は増加傾向にあるとのことですが、事故の原因はブレーキとアクセルの踏み間違いが際立っていると言われています。先ほど池袋の話もしましたが、これ、まだ裁判中でありますので、原因は何か分かりませんが、やっぱり踏み間違いがあってなったのかなというふうに私は考えているところであります。そこで、加速抑制装置を後づけする費用の助成についてお伺いをいたしたいと思います。高齢ドライバーの交通事故抑制のため、加速抑制装置の助成は考えていないということでよろしいでしょうか、もう一度答弁をお願いします。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。既に先ほど述べたとおり、令和2年3月から国においてサポカー補助金の制度が創設されておりますので、町独自の制度については考えていないところでございます。以上です。

質問 6番 中澤良隆

この加速抑制装置でありますが、私もあまり知らなかったのですが、ちょっと調べさせてもらうと、富良野市では令和2年度から、また、中富良野町は本年度から助成するように取り組んでいます。富良野市は令和2年度で78件の実績があったそうであります。その目的は、生活する上で、この地方は自動車が欠かせない状況にもあるが、いざというときの重大事故を防止するため、取り組んできたそうであります。この件についても、国の助成制度があります。そして、それは富良野市でも中富良野町でも同じであります。実態を申しますと、大体車種とか年式だとかメーカーによってこの費用は相当違いがあります。一般的に一番最初制度が設けられた時代、言われていたのが、大体費用は後づけで約10万円、これは一般的です。そして、国では4万円の補助が出ています。6万円の残です。そこに富良野市の例を言うと、6万円の80%まで補助がされます。で、利用者は本当に少額であります。中富良野町の新聞記事を見ていたら、数千円で、国の補助を受けながら中富良野町独自で補助するものについては数千円で補助したいというようなことを言われています。先ほど言いましたけれども、大分値段が10万円から下がってきて、今は6万円ぐらいでつくということも聞いております。国の補助金と、それから町独自の補助金を活用することによって、高齢者の高齢ドライバーの交通事故が少しは減少されるものと思いますが、そういう中で、町長はこういう事業に取り組む考えはないかどうか、再度伺います。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。高齢者の事故抑制に対するまちの何をするべきかというのは、先ほどの免許の自主返納のポイント制度なども含めて、広くは方策は考えていくべきものかとは思っているところではあるのですが、個別にサービス、先ほどの自主返納の際にもそうなのですが、個別の具体の策を現在持ち合わせているかというと、現在、それらについては、サポカー制度についても同様で、現在のところは持ち合わせていないという回答で御理解を願いたいと思います。以上です。

質問 6番 中澤良隆

交通事故は一たん起きてしまうと本当に悲惨なことだと思っています。これは、交通事故というのは加害者も、そして被害者も、その事故があってから、その後は本当に人生が変わってしまいます。そういう重大なもので、これは我がまちに、また、この圏域で、富良野もやっている、中富もやっている、でも上富良野からの高齢者も富良野に行くこともあるし、中富に行くこともある。やはり広域、圏域でこういうことは取り組むということが本当に必要ではないかなと私は考えていますし、この交通事故、特に高齢者の方々が起こすような事故というのを抑制しなければならないと考えております。ぜひ前向きに取り組んでいただければなということで、次の質問に移りたいと思います。4点目の、地域交通システムの構築についてであります。超高齢社会において、地域の足の確保は大きなまちづくりの課題だと考えています。少子高齢社会、核家族化は、高齢者の閉じこもり生活を助長します。閉じこもりによるリスクは、体力、認知機能の低下などを引き起こす可能性もあります。心身の健康維持のためにも、閉じこもり状況を少なくしなければなりません。そのためには、地域の足の確保は重要な課題と受けとめています。先ほど来、質問させていただいていますが、免許証の返納だとか、それから抑制装置や何か、本当にお前、どっちを推奨― 46 ―するのだと言われたらちょっと困るわけですけれども、やっぱりバランスよく進めていただくということが大切なのかなと、そんなことを考えております。現在、予約型乗り合いタクシー等で地域の足確保を行っていますが、町長はこの2025年問題においても、今のままの地域交通システムで十分と考えているかどうかをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。4点目の地域交通システムの維持というのは、非常にこの問題は、もともと車を持っていない人も持っていた方も共通の地域交通のあり方というのは問題でして、特に郡部とか、スーパーから離れている方にとっては、もともと免許を持っていたとかいなかったに関わらず、非常に切実な問題なのだろうなというふうに認識しておりますし、先ほどの3点目の御質問になかなかちょっと歯切れが悪くて、早く4点目にいかないかなと、個人的にといいますか、3点目にまた戻って申し訳ないのですが、サポカー補助とかポイントとか、それらも含めてといいますか、本来、もっと大きな観点から、もともと車を持っている人もいない人も利用できるように、持っていた人は地域交通があるのだから返納しようかと、ポイントがなくても、サポカー補助がなくてももういいよ、かわりにバスがあるから、何があるからと、もともとそういうベースにあるのが地域交通なのかなというふうに考えておりまして、これらを含めて、維持していくのが地域交通、それが維持していくのが重要なことなのだろうなとは思っていまして、先ほどの答弁でもお答えさせていただきました。現在は十勝岳線のほか、予約型乗り合いタクシーしか地域交通は実際のところないのが現状でして、これを予約型乗り合いタクシーは非常に使い勝手がいい面もあるのですが、何せ先ほどの答弁でも申し上げましたが、事業者の事業の台数が限られているとか、いろいろ制約があって、人材の確保が難しいなど、事業継承といいますか継続、将来に向けては非常にこの事業の地盤といいますか、将来、万全なものではないなと。安心して地域交通を担っていくような状態では、人手不足などを含めてないのかなと、そういうふうに感じておりまして、予約乗り合いタクシーが現在地域交通の全てである以上、これらの維持も含めて、将来、これらがなくならないようにするにはどうするのか。もし事業の継続が難しいものであるのならば、どういった方法で地域の方の足を確保していくのか、昔のようなバスがいいのか、循環バスがいいのか、それともほかのもっと違う方法があるのか、いろいろ検討していかなければならない問題だろうと、このように感じております。以上です。

質問 6番 中澤良隆

今、御答弁をいただきましたが、町長はまだ若いからあれなのかもしれません。先ほど郡部の人たちとか、そういう話がありましたけれども、私の年ぐらいになってくると、もし免許を返上して、どこか買い物に、閉じこもりにならないように外へ出ようとかと思ったら、ひざが痛いだとか、足が痛い、股関節が痛い、腰が、そういうことから、本当に300メートルも500メートルも歩けない年寄りがたくさんいるということをまず認識してください。そういう中で、この地域の公共の交通をどう守っていくのか。そして、今の町長の話では、予約型乗り合いタクシーや何かの事業継承が難しい。したら事業継承が難しかったらどういうような形でそういう事業を起こしていくのか、これはやっぱりまちとして考えていかなければならない大きな課題だと考えます。ぜひそういう考え方で、この2025年問題も間近です。住民にとって便利で気楽に利用できる交通体系、そういうものを速やかに構築していただいて、年寄りも、それから障害を持った方々も、みんなが安心して暮らせる、暮らしてよかったと思われる上富良野町にしていただきたいと思いますが、町長の思いをもう一度聞かせてください。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。中澤議員おっしゃるとおり、加齢によって足腰が痛かったりして、歩行に困難、長い距離歩くのが難しい方、おられます。本当にそういう人の郡部に限らずまちの中にもいるのは確か、本当に確かです。そういう方の足を確保するにはどうしたらいいのか。スーパー、買い物はまちに大きなスーパーは1か所しかないのですが、皆さんそこに、スーパーであればそこに来るのではなくて、移動販売とかいろいろな手を考えたりできるのですが、病院はそういうことはできないので、病院には来なければならない、そういうようないろいろなケースによっていろいろ考えて、どういう手段でどういう場合の足を確保しなければならないのかというのも含めて、本当に皆さんが安心して上富に長く住んでいけるようにしていけるような地域の交通体系を維持するというのは、本当に2025年といったらもうすぐなので、喫緊の課題になっているのだなと、そのような― 47 ―認識であります。以上です。

質問 6番 中澤良隆

それでは、2項目目の日の出公園の再生整備の方向性についてお伺いをいたします。日の出公園駐車場拡張整備が進められ、ほぼ完成に近い状況になってきています。駐車場というのはあくまでも付帯の施設であり、日の出公園を魅力的なものに再生させ、拡張された駐車場が有効に活用されるようにしていくのが私たち議会、そして行政の責務だと考えています。そこで、同僚議員から詳細にわたり質問がありました。そして、私とほぼ趣旨が同じような観点からの質問でありましたので、私は簡単に質問をさせていただきたいと思いますが、何点か確認をさせてください。私は、現在の日の出公園は、先ほど答弁もいただいた中にもありますが、一つとして、都市公園、オートキャンプ場を含んでいる。そして二つ目として、ラベンダーの発祥の地としての観光拠点。三つ目として、スキーゲレンデ等の位置づけと捉えています。町長の認識もこれと同じかどうか、確認をさせていただきます。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。そうです。中澤議員おっしゃるとおり、魅力というのは、先ほども他の議員の方のときに答弁させていただきましたが、多面的でございまして、都市公園としてはもちろんそうですが、ラベンダー観光、ス キ ー 場 、 そ し て イ ベ ン ト 会 場 、 駐 車 場 も 含 めて、カミヒルとか、例えばなのですが、トレランなどの開会式を開いたりする場所の、そういうふうな活用の仕方もありますし、あとは眺望、上富良野八景にも入っております。観光に含まれるのかもしれませんが、そういった多面的な面があるということは、中澤議員の認識とほぼ一致しているのかなというふうに思っております。以上です。

質問 6番 中澤良隆

それでは、町長、今位置づけの問題点なのですが、位置づけの問題というのは、町民を対象にするのか、それとも町外者、いわゆる観光客を対象にするのかによって、日の出公園の魅力づくりが大きく変わると思います。町長は町民のための都市公園の整備というか魅力づくり、また、ラベンダーを核にした観光拠点に力点を置こうとするのか、どこに重点を置いてこの日の出公園の魅力化に取り組もうとされているのかをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。特に町外の人のためとか町内の人のためとか意識したことはなくて、やはり意識しているのは、先ほど申し上げました多面的なことで、そこから考えていくと、都市公園であれば、多くの対象の方は町民でもありますし、ラベンダー観光のほうの面を強調すれば、町民の方も楽しめますし、多くの町外の方も訪れてもらえると、キャンプ場もしかりだと思います。というふうに、特に町内、町外と意識したことはなく、結果的に多面的な部分の都市公園、ラベンダー、そういうものを意識していけば必然と中心となってくるのは町外なのか町内なのか、そういう二次的なものが町内、町外、一次的には先ほど申し上げた多面的なもの、こういうふうに位置づけは捉えております。以上です。

質問 6番 中澤良隆

日の出公園の多面的な魅力づくりをしていきたいということは分かりました。それでは、次に、日の出公園の魅力再生計画についてお伺いをしたいと思います。6次総合計画においては、日の出公園は観光交流の拠点とすると。オートキャンプ場や常設駐車場の充実、花のゾーンの花の整備など、利用者ニーズに応じた整備を計画するとなっています。もちろんこの利用者ニーズに応じたということで、この魅力再生計画を策定していくことになろうかと思いますが、この利用者を捉えるということがやっぱり一番大切なことになってくるのかなと私は考えています。町民の憩いの場にしていくのか、はたまた観光客やキャンパーのためにするのか、町長はどのように考えているか、確認をさせていただきます。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。利用者のニーズに応えていくというのは、本当に中澤議員おっしゃるとおり、非常に重要なこと、リサーチとかいろいろ調べていかなければ、調査することが重要かと思いますが、特に先ほども申しましたが、町外の人向けにしていくのか、町内の憩いの場にしていくのかというのは、やはりどちらでもないといいますか、どちらもといいますか、町民の憩― 48 ―いの場でもありますので、それはそれでしっかり整備していかなければなりませんし、ラベンダーとかキャンプ場、それらについては、多くは町外からの観光客と思われますので、そちらもそれはそれで重要でありますので、そちらも大切にしていかなければなりません。ですので、町内、町外、どちらに触れるのだということはなかなか言えません。両方です。総合公園で多面的な面がありますので、それぞれバランスをとりながら、一番いい方法で、一番最適な整備計画になるのかなと、そのように思っております。以上です。

質問 6番 中澤良隆

その中で、観光や何かの形態が大きく変化してきていると思います。そして、観光振興計画や何かを見てみましても、今、駐車場をイベントで何とか盛り上げたいということですが、平成29年の実績では、日の出公園を使ったイベントというのは1万5,700人ぐらいです。そして、観光振興計画では、観光の入り込みは29年で63万人ぐらい来ています。たかだか0.2%ぐらいの入り込み、入り込みと言ったらおかしいのか、利用度しかありません。そういう中では、やはりこれからはもっと魅力づくりのとき、視点を変えたものが必要なのだなというふうに私は考えています。そこら辺を振興計画で63万人を約70万人にしたいのだと、観光入り込みを。そういうところから魅力づくりを進めていただければと思います。次に、2点目の日の出公園魅力再生計画の策定のあり方についてですが、内部資料ということの位置づ け は 分 か り ま し た 。 分 か り ま し た と い う か 、ちょっと私の考えからは遠く離れるのですが、あくまでも自治基本条例の中では、やはり先ほど違ったジオパークの関係や何かでもありましたけれども、ボトムアップにするのかどうするのかというようなこともありました。やっぱりこの日の出公園魅力再生計画の策定についても、私はボトムアップを優先すべきだと。そして住民の力を借りながら、そして魅力のある公園にしていくべきだと考えておりますが、町長の考え方をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。ジオパークの例をとって、ジオパークはボトムアップで、ジオパークは協議会という会があって、そこが皆さんのニーズを拾っていくのだなと。それとは別に、答弁にも書かせていただきましたが、全く再生計画というのは内部資料といいますか、検討材料の類いといいますか、それに類したもの、計画とはなっていますが、内部の計画でありまして、もちろん秘密ではありません。御希望であればといいますか、皆さんにお配りするのももちろんやぶさかではないのですが、あくまでも内部で、こうしたら担当課として、担当課といいますか、もちろん建設水道のほかに教育委員会とかいろいろな関係部署がそれぞれの面、スキー場とかありまして、かかわってきますので、内部の資料として、部署として、魅力はこうあったらいいな、こういうものをやりたいなという、本当に内部資料として、一般的に計画と名前がついていますが、がちがちのといいますか、計画に載ったらこれをやるのだという、そういう意味の法定の計画ではございませんので、全く内部の検討材料ですので、また、整備に当たっては、それありきで、それ以外の住民の意見というのは全く反映されないというわけではなく、この魅力再生計画は計画で内部資料として持っていますが、皆さんの意見はしっかり聞いて、公園の魅力化は図っていきたいと思いますので、そういう位置づけなのだということを御理解賜りたいと思います。以上です。

質問 6番 中澤良隆

それでは、次の質問ですが、この再生整備計画については、本年度中に策定を終えるということでよかったのかどうか。また、今、町長がちょっと触れてくれましたけれども、やっぱり計画をつくったら、それを実行していくとき、町民とどうコンセンサスを得るのか、町民の力も借りていくということが必要かと思いますので、再度御答弁をお願いします。

答弁 町長 斉藤繁

6番中澤議員の御質問にお答えいたします。期間につきましては、御指摘のとおり今年度中ということで、今年度中を目途に策定する予定です。議員御指摘のとおり、全く議員のおっしゃるとおり、実際の何かをするときは、十分町民の皆さんの御意見を参考に賜って、公園の整備には努めてまいりたいと思いますので、その点はこの計画は、計画と名前はついていますが、実際の声は聞くということで、聞いて、皆さんの御意見、もちろん町民の一般の利用者だけではなくて、実際、イベントなどで利用しております振興公社とか観光協会、イベントの、それらの方の御意見も含めて、公園の魅力化、魅力アップを図っていくということを申し上げたいと思います。― 49 ―以上です。

出典:上富良野町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月23日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる