上富良野町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月14日
上富良野駐屯地の現状と町づくりに対する影響について
2022年12月14日、上富良野町議会の一般質問で、中澤良隆議員が「上富良野駐屯地の現状と町づくりに対する影響について」質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。
- 質問者
- 中澤良隆 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 6番 中澤良隆
私は、さきに通告してあります上富良野駐屯地の現状とまちづくりに対する影響について、1項目、4点について町長に御質問させていただきます。昭和30年に陸上自衛隊が上富良野町に移駐して― 28 ―以来67年が経過しました。その間、上富良野町と駐屯地、町民と隊員は良好な関係にあり、全国の陸上自衛隊が駐屯する中でも、上富、遠軽、都城と称されるほど勤務希望の多い駐屯地として名をはせてきました。上富良野町駐屯地には約2,000名 以上の隊員、そして家族がおり、令和4年11月30日現在、1万145人の本町総人口に占める割合は非常に大きく、自衛隊に関係する人口は、総人口の約40%を占めるとも言われています。最近、現防衛大綱の中で、上富良野駐屯地の部隊の廃止や改編案が聞こえてきますが、現状はどのようになっているのか。また、将来、上富良野駐屯地の部隊体制、編成になるのか、町民の1人として大きな関心を持っています。また、上富良野駐屯地の部隊廃止や改編は隊員の減少となり、隊員の減少は本町の人口減少につながってきます。自衛隊の町上富良野町にとっては、将来のまちづくりを根本から見直す必要に迫られるものと考えます。そこで、駐屯地との良好な関係を維持・発展させつつ、駐屯地の部隊廃止や改編等によるまちづくりの影響について、以下4点、町長にお伺いいたします。1、陸上自衛隊上富良野駐屯地の部隊廃止や改編の内容についてお伺いいたします。また、隊員数の変更等について、支障のない範囲でお伺いいたします。2、町にとって部隊廃止や改編の最大の影響は人口減少だと考えますが、第6次上富良野町総合計画にも大きな影響が及ぶと考えますが、総合計画の見直しについてお伺いいたします。また、著しく影響を受ける人口ビジョンを初めとする他の個別計画の見直しについてはどのように考えているのか、お伺いいたします。3、人口減少のほか、様々な影響があると考えますが、想定している影響及び対処方針についてお伺いいたします。4、部隊の廃止や再編等により、今まで培ってきた駐屯地との良好な関係を保つための方策についてお伺いします。特に、新型コロナ感染症の影響や大規模集会所の閉鎖等により、駐屯地と町民の関係が希薄化してきていると考えますが、関係を強化する方策について、町長のお考えをお伺いいたします。以上であります。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の上富良野駐屯地の現状とまちづくりに対する影響についての4点の御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の上富良野駐屯地の部隊廃止や改編内容の御質問ですが、まずは、現在進められている改編については、現大綱に基づきまして、戦車または火砲について、それぞれ約300両、300門とする削減計画により改編が進められております。その改編内容についてですが、令和4年度については、第4特科群の第104特科大隊の射撃中隊の縮小、第2戦車連隊の第5中隊の廃止、また、地対艦誘導弾部隊の新編を予定されており、令和4年度末の駐屯地定数が約2,440名から約2,340名となり、約100名が削減される計画となっております。令和5年度については、第4特科群が廃止され、第104特科大隊については廃止、第131特科大隊については縮小し、北千歳駐屯地に在駐する第1特科群へ改編され、また、第14施設群の第301坑道中隊についても廃止される計画となっております。また、増加要因である移駐としましては、旭川駐屯地に在駐している第2特科連隊の一部及びその支援部隊の移駐が計画されており、その結果、令和5年度末の駐屯地定数については約2,340名から約2,050名の約290名の削減が計画されており、令和4年度と令和5年度で合わせまして約390名の定数の削減が計画されているところであります。次に、2点目の第6次上富良野町総合計画における影響及び人口ビジョンを初めとする他の個別計画の見直しについての御質問ですが、第2期上富良野人口ビジョンにつきましては、平成31年度に国立社会保障・人口問題研究所の推計を基に策定し、令和27年に7,300人程 度の確保を目指すと定め、第6次上富良野町総合計画の目標年度である令和10年度の人口予測値を8,650人、目標値を9,380人として定めたものであります。第6次総合計画においては、その人口目標値を確保するため、基本計画を策定し、成果指標(ベンチマーク)を目標に主要な施策を講じているところであります。令和6年度から令和10年度の後期計画につきましては、あくまでも当初の人口目標値に対する計画であり、大きな変更や修正はないものと考えております。しかしながら、総合計画に基づく実施計画においては、状況に応じて積み上げてまいります。また、人口ビジョンの見直しにつきましては、令和6年度に策定予定の第3期人口ビジョンにおきまして見直しを図ってまいりたいと考えており、第7次総合計画において、町一体となった人口減少対策に取り組んでまいりたいと考えております。― 29 ―また、町の個別計画につきましては、上位計画が総合計画のため、大きく方針転換することはございませんが、人口等の影響のあるものについては、必要に応じ見直しを検討してまいります。次に、3点目の人口減少に伴い想定している影響と対処方針についての御質問ですが、人口減少により税収の減少や商業、工業など様々な影響が出るものと想定されます。対処方針につきましては、現在のところ持ち合わせおりませんが、人口規模に合わせた行政執行について検討してまいりたいと考えております。次に、4点目の今後の駐屯地との関係強化に関する方策についての御質問ですが、私が町長に就任する前から新型コロナウイルス感染症により、部隊と町民が接する機会が少なくなっている事態は承知しているところです。駐屯地といたしましても、町民との関わりの希薄化などを危惧しており、本年度は3年ぶりに人数制限をした中で、飲食を伴わない形で駐屯地記念行事が開催されたところです。また、富良野地方自衛隊協力会としましても、6月17日に防衛講話、8月29日に学生を対象とした合同演奏会の開催、また、本年度より駐屯地と地域との定例意見交換会を開催し、駐屯地との情報共有、また、意見交換を深めるなど、徐々にではありますが、町民や地域との交流等をコロナ禍前の状態に近づけるよう努めているところであります。また、従来から行っていた町民と隊員が接する様々な行事の開催については、開催場所、運営方法等の多くの課題がありますが、これまで同様に多くの町民が隊員と関わり、両者の共存共栄が今後においても変わることなく図られるよう取り組む所存でありますので、御理解を賜りたいと存じます。
再質問 6番 中澤良隆
それでは、再質問をさせていただきたいと思います。町と駐屯地、町民と隊員は、60数年間にわたり住民会活動とか町内会活動、また、スポーツや文化活動を通じて、お互いの立場を尊重しながら、大げさに意識し合うことなく、日常生活を送る中で、ごく自然の中で良好で円滑な関係を保ってきたことは周知の認めるところだと思います。先ほどの町長の答弁で、67年の中で経験したことはない大規模で多岐にわたる改編内容を答弁いただきました。改編等に伴い、隊員数は、定員ベースで、令和4年度には約100名、令和5年度には約290名、総数約390名の削減が計画されているとのことであります。そこで、お伺いしますが、約390名というのは、家族等を含めるとおおよそ何名ぐらいの削減になると捉えているのかをお聞きいたしたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えしたいと思います。定数で390名が実人員でどれぐらいかという押さえは現在のところ分からない、不明と言ったほうがいいかもしれません。定数ベースで390名ですが、実際の移動する隊員の方が何名なのか、定数に対して充足率、実際に隊員が何人いるのかということ、そして、該当する隊員の方が町内に住んでいる方なのか町外に住んでいる方なのか、これも分かりませんし、仮に移動先がほかの駐屯地内の部隊が転属先となると、実質定数が減になっても実際の人口が減らないわけなので、この辺については全く、どういうふうに人口が動くのか、家族も含めて動くというのは全く分からず、とりあえず390名という定数は出ていますが、それに基づいて予想は、しようと思ったらできますが、実際どう動くかというのは分からないところだと思います。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
私は単純に聞いたつもりなのですが、約390名は定員ベースで減ると。それは定員ベースということでお答えいただきましたので分かりましたが、では、390名は、家族を入れると何名ぐらいになるのですか、それが捉えられていればお答えいただきたいと思うのですが、よろしくお願いします。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えいたします。現段階では、390名という定数しか押さえておらず、家族の構成がどうなのか、平均して世帯の数が何ぼなのか、その数字は押さえてございません。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
分かりましたけれども、このことというのは、人口減少に非常に影響があると思うので、そうしたときに、ある程度の予測とか、これからの流れなんかは想定していただくのが、まずは筋かと思うのですが、一般的に言うと、定員ベースで約390名ですから、仮に400名とすると、営内居住者が大体半数ということで今まで私たちは聞いていました。その約200名と、あとの200名については奥さんとか子供がいる。ですから2倍して400名とかで、全体で約600名は定員ベースでいるのだなと思っているのですが、その600名というのは、これからの基本的数値として、2項目めの総合計画なんかの中でも、当然出てきますし、私たちはこの町で、自衛隊の町ですから、600名というのは、これは令和4年度、5年度において600名減るともし仮定するならば、非常に大きな出来事なのだと私は感じています。そういうことで、これが600名が答えだから、いいとか悪いという話をするつもりは全然ありませんので、ただ、600名というのは、我が町にとって、1万人の人口の中で本当に本当に大きな数字だということだけここで言わせていただきます。それで、今、令和4年度と令和5年度で、駐屯地の改編や隊員の削減についての情報は分かりましたけれども、令和5年度以降についての情報をお持ちでしたら、支障のない限り教えていただければと思います。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えいたします。令和5年度までは、現在の防衛大綱に基づいて整備、削減されてきましたが、それ以降については、現在、国において策定中の防衛大綱、防衛3文書と呼ばれる文書が年末をめどに策定されますので、それに基づいて、令和6年度以降の部隊の配置なんかについては出てくるのかと思います。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
今のところは分からないということで、分かりました。いずれにしても昨今の国際情勢だとか国の防衛に対する考え方を報道等で知る限り、やはり北の守りから西方重視にシフトするということは明らかだと考えています。今後においても上富良野町駐屯地が新設部隊が移駐してきたり、また、劇的に隊員数が増えたりするようなことは現状では難しいのではないかと私は思っていますが、町長は、このような事態をどのように捉えているか、お知らせください。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、今までは北の守りだったのですが、南西方向にシフトしてきているということは事実かと思います。そちらのほうが重視になっているのですが、決して北海道が軽んじられているというわけではなくて、北海道は訓練環境としては非常に、他に類を見ないほど訓練環境がよい地域ですので、北海道の重要性は、総体的には南西方向にシフトしましたが、総体的には下がったように見えますが、絶対的にといいますか、北海道の重要性自体は変わっていないと認識しております。また、北海道に来る隊員といいますか、部隊といいますか、陸上自衛隊全体で定数というのが決まっておりまして、充足率はなかなか思うように、リクルートといいますか、新隊員が確保できない状況だということは耳にしております。北海道だけではなくて、全国的に新隊員募集が厳しい。そんな中で、北海道の定数と実人員の間に差があって、本当は充足したくても充足できないという状況があるのかもしれません。そういった意味では、なかなか劇的に上富良野だけが隊員が増えたりするというのは非常に難しいことかもしれませんが、それはそれ、町の希望としては希望ということで、町は駐屯地の現状維持、規模堅持を希望しておりますので、それは、国のほうにしっかりと伝えていきたいと考えております。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
今、町長から答弁いただきましたけれども、やっぱり上富良野町の歴史を考えると、町の発展、それから持続を考えるときには、今後も上富良野駐屯地の縮小は絶対阻止しなければならないのではないかと考えています。そういう意味で、現実を見極め、町長として、町のトップとして、この事態を重く受け止めていただいて、今後のまちづくりにどのように対処していくおつもりなの、もう一度お聞きしたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えしたいと思います。先ほどもちょっと述べましたが、自衛隊の駐屯によって人口、特に若い人たちの数が確保されているのは、そのとおりだと思います。自衛隊が縮小されていくことについては、上富良野にとって、商業と― 31 ―かいろいろな面で影響が避けられないというか、部隊の数が減ってしまうと人口が減って、いろいろなところに影響が出てくると思いますので、先ほども述べさせていただきましたが、中央に、国に対してはしっかりと要望、お願いをしていきたいと。67年の私たちの先輩が築いた良好な関係というのは、国のほうではかなり認識されておりますので、その辺を御理解いただいて、ぜひぜひ影響を考えてほしいということは訴え続けていきたいと思っております。もう一つ、北海道は訓練道場として非常に活用されておりまして、毎年本州の部隊なども上富良野演習場を使っておりますので、そちらの隊員の方におきましては、町内の商業施設なんかで買物等をしておりますので、上富良野町以外の自衛隊の方に関して、うまく経済的な効果が得られるような施策なんかも十分考えていかなければならないのかと考えております。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
それでは、2項目めに移りたいと思います。2項目めにつきましては、上富良野町総合計画等に関することをお聞きしたいと思っています。まず、上富良野町の人口は約1万人強であります。町の最上位計画の第6次総合計画では、今から6年後の令和10年には目標値が9,380人、そして第2期の人口ビジョンでは、23年後になりますが、令和27年には、町独自推計で約7,300人程度の人口を確保するという計画になってございます。まず、町長にお伺いしたいと思いますが、このたびの駐屯地の改編等によって、町の人口に大きな影響があると考えますが、目標年次に9,380人、それから7,300人確保は可能と考えているのか、お聞きいたします。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えいたします。確保を目指すということで、実際にできるかどうかというのは、不確定要素があって分かりませんが、一応計画では、それを目指すということで、目標値は、総計では9,380人を目指す、そのためにはどういう施策を打つか、9,300人の人口がいることで、こういうことをやっていきますという計画になっておりますので、人口が減ってもといいますか、特に今回の駐屯地のこともありますけれども、この9,380人というのは、目標として変わらない数字と認識しております。
再質問 6番 中澤良隆
今9,380人は目標として変わらない。それは、今までの立案した当時の数字なのですが、今、令和4年度、令和5年度で自衛隊の定員ベースで390名減ると、こういう事態になってもこれらは変える必要はないし、間違いなくそこら辺は確保することが可能だと。今、変化が起きたのですが、この変化はそんなに影響はないとお考えなのかをお伺いします。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えいたします。総合計画は、将来の人口が予測値では8,650人、目標値が9,380人ということで、予測値に基づいて目標値を定めたわけで、それがどうなるかということが計画の目的ではなく、そういうふうに目標として設定して、それに対して、人口は9,380人ですけれども、そのほか福祉とか教育とか、9,300人をベースに絵を描いていますので、その絵に向かってこういう施策をしていきますという計画の立て付けになっておりますので、9,380人という数字は目標値で、多少増えたり減ったりはあるのかもしれません。目標値に向かって達成できるのか、上下のぶれはあると思いますが、計画自体は、そういうことではなくて、令和10年のそういう姿に向けてどうやっていくかという計画になっておりますので、数字自体、9,380という数字自体はそのまま置いておいても問題ないと思っております。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
9,380人と立てた時代と全然、今、部隊の改編やなんかがあって変わったと思うのです。そして、9,380人を想定したのも、合計特殊出生率を、当時の1.66を1.8にすると。そのため、1.66を1.8にするから、そして転出を抑制して転入を増加させる。だから9,380人を確保しますという話だったと思うのです。それが今、1.66を1.8にするということ自体も、今の状況を見るとすごい大変なことだと私は思っています。そのときに人口やなんかが急撃に下がっていったときに、これからのまちづくりに大きな大きな影響があると思うので、そういう認識を私は町長には持ってもらいたいと思っていますが、御答弁をお願いします。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えいたします。人口減については危機感を持ってまちづくりに取り組んでいく所存でございますが、それと計画の整合性なのですが、計画は計画で、特に総計なんかは9,380人という具体的な数字が出ていますが、実際の中身は、人口の上下で影響されるようなことは余り、中身を見てみたら、9,380人が多少上下しても変わらないような内容になっております。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
ちょっと私の感覚と違っていて、私は非常に今回の部隊の出来事やなんかは危機感を持って見ています。そして将来のまちづくりに大きな影響を受けるだろうなというふうに思っていますので、3項目めでも質問をしましたが、人口減少に伴っての影響なんかは結構あると思うのですが。3項目めに移りますが、町長は、先ほどお答えいただいたのは、商業だとかいろいろなことに影響はあるのだというようなことでお答えをいただきましたが、対処方針についてというか、その前に、そのほかの影響はあると町長が思われているのは、どのようなことがあるのか、お伺いをいたしたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えしたいと思います。答弁書に書かせていただきました商工業など様々な影響が出ると。そのほかは、マンパワーの部分で、ボランティアですとか、退職自衛官の方がいろいろ福祉ですとか、地元の商工業の雇用の関係、求人、人手不足がさらに一層拍車をかけるのではないかと、マンパワーの部分は心配しております。あとは、まだまだ分からない部分も、気づかない部分もあると思いますが、人口が、特に駐屯地削減に係る人口減は非常に我が上富良野においては、議員おっしゃるとおり非常に大きなインパクトというか、影響はあるのだろと、それは認識しております。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
若干戻るのですが、先ほど総合計画のところで、第7次の総合計画で、町一体となった人口減少の対策を行う。第7次ということは6年後です。それまでは人口減少対策はやらないというのか、それとも第6次総合計画のまちづくりの主要課題では、最重要課題は、町一体となった人口減少対策をするということが最重要課題で、それに基づいて5項目の分野別の目標が書かれているのですが、今現在、減少対策は全然やられていないと認識してよろしいのでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えいたします。今、人口減少対策、過疎対策をしていないというわけではございませんで、今やっている対策を、もちろん自衛隊の今回の削減に関しまして、人口が減れば、当然今の対策を強化していきます。今までどおり、人口減少は、非常に上富良野、小さい町にとっては重要な課題と認識しております。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
それでは、3項目めのところですが、いろいろな影響がある。だからまちづくりをしているところでも影響がある。例えばの話なのですが、今、令和7年度に向かって町立病院を建てています。今までは人口が1万人いました。今回、先ほど言いましたけれども、関連する人口やなんかが600人とか700人減ったとき、約1割近い人が減ったとき、町が今、町立病院を建てようとしている計画から、経営状態が結構見直しもかけなければならない。そういう影響もあるのだと私は考えます。そうした場合、令和7年、今のところ止めることはできないのかもしれないけれども、町立病院の規模やなんかを縮小するだとか、経営改善のために縮小するということも検討しなければならないことではないかと私は考えるのですが、これは例えば話で申し訳ありませんけれども、町長はどのようにお考えになりますか。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えしたいと思います。600人減という数字は、議員の予想している数値だと思いますが、全くそれについては町としては予測もできないのですが、例えば、今、中澤議員がおっしゃったとおり、600人減った場合は、町立病院の経営なんかに多少なりとも影響は出ると思います。ただ、現段階においては、予想といいますか、全く分からない状況で、おっしゃるとおり600人とか800人は減るかもしれません。そういうことは我々も頭の片隅には、考えておりますが、全く予想ですので、その人口減少が確定値ではないというのが、なかなか施策に反映しづらいといいますか、最― 33 ―悪の事態は念頭に置きながら、行動にはなかなか、具体的な施策には移しづらいのですが、それは影響があるのだろうなと思っておりますし、実際、人口が減っていけばいいのですが、減っていくまでの間に十分予測といいますか、全く無策で場当たり的なことをやるわけにはいきませんので、ある程度は幅を持ちながら、そういうこともあるのだろうということを想定しながら、今後は施策を進めていかなければならないのかと感じております。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
今いろいろなところに影響が出ますよねというお話の中で、町立病院の例え話をさせていただきましたが、私が考えるのは、例えば認定こども園、それから学校だとか、そういうものもかなり影響を、390人の定員ベースの減で起きてくると思います。例えば年間70人ぐらいしか生まれなかったら、35人学級で2クラスでいいのです。2クラスといったら、西小が要らないとか東中が要らないということではなくて、上小だけで間に合う人数になってしまう。そうなると教員数も減ってきますし、認定こども園の先生方の働く場がなくなって減ってきます。そういう現状というか、想定をしながらまちづくりをしっかりと進めていただきたいなというのが私の、いろいろなところに影響が及んできますよね。だから、自衛隊のそういう情報が入った時点で、役場の庁舎内で各課長会議なんかで、それぞれの部署からどんな影響があるのか、それをどう対処していくというようなことはスピード感を持ってやってほしいなと考えていますが、町長の考えをお聞きします。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えしたいと思います。なかなか仮定の話に基づいて、お互いにやり取りしてもなかなかかみ合わない部分もあると思いますが、町としては、町長としてもそうなのですが、そういうことは計画や実行には表しづらいのですが、そういう最悪の事態も念頭に置きながら今後は町政をしっかり進めていかなければならないという思いは持っております。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
今の答弁で、確認しておきたいのですが、定員ベースで390人減というのは仮定の話なのですか、本当に令和4年度、5年度そうなるのですか、そこら辺をしっかりとお願いします。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えいたします。定数は仮定ではございません。人口減は、今の時点では不確定要素があって分からないというのが事実だと思いますが、町としても、議員おっしゃるとおり600人、800人というのもあり得ますので、その辺は注視しながら今後は施策の遂行に努めてまいりたいということで、御理解願いたいと思います。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
それでは、4点目に移ります。コロナの影響やなんかで部隊との関係が非常に希薄になってきているというようなことで御答弁いただきましたが、本年度から定例の意見交換会とかをやっているのだという答弁をいただきましたが、それはどのような中身で、どのような参加範囲でやられたのか、もし差し支えなかったら御答弁いただきたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えしたいと思います。駐屯地と地域との定例の情報交換会は、駐屯地の司令と富良野地方の自衛隊協力会、6市町村の首長が集まって情報交換をする。しかも上富だけではなくて、各会員の市町村を順番に回って、3か月に1回やろうということで、今年の第1回は上富良野からスタートさせていただきました。特に、何かの話題について、解決について協議するという場ではなく、あくまでも情報交換ということで、まず自治体と駐屯地の距離を、コロナがあって距離感も、特に上富は駐屯地がありますが、それ以外の市町村については希薄になっているので、それらも含めて、富良野地方の自衛隊協力会の市町村と駐屯地の緊密な連携を図るために、今年から新たに始めた情報交換会です。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
今までずっと陸上自衛隊上富良野駐屯地の特徴として、駐屯地の幹部異動等に伴う歓送迎会等の実施をしてきたと思います。これが部隊との関係強化にもつながったと思いますし、また、そこに参加する者同士の親睦・交流の場にもなったり、また、町の経済への波及効果も計り知れ― 34 ―ないものがあったと考えています。私が知っている限りでは、この事業などは、私の記憶にあるのは、最低でも50年以上も前からやっていたと考えていますが、いろいろな諸条件があると思いますが、町長は、歓送迎会的なものを今後どのようにしていきたいと考えているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えしたいと思います。歓送迎会につきましては、長い歴史があります。状況が許せば私もぜひ再開してほしいと願っております。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
そういうこともすごく大切なのですが、さきにも述べましたけれども、私は町と自衛隊、隊員と町民の皆さんとの関係は、特別構えることなく、ふだんの日常生活の中から関係が深まるものと考えています。町内会だとか住民会活動、それから、教育委員会サイドになるかもしれませんが、文化・スポーツ活動などを通じて、隊員と町民、それから部隊と上富良野町がいい関係を結べればいいなと思っていますが、町長のお考えをお聞きします。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えしたいと思います。私もそのような関係がコロナ前までは築けていましたし、今、残念ながらコロナの影響で築けていませんが、今後、状況が許せば元どおり、アフターコロナといいますか、ウィズコロナのときに再び駐屯地との関係が昔どおりに、今、決して仲が悪いというわけではありません。たまたまコロナの影響で機会が奪われたというだけで、状況が元どおりになれば、またそういうものが復活してほしいと、良好な関係をまた築いていけるのではないかと考えております。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
また、大切なのは、若い隊員との交流を深めることによって、町の活性化とか、それから若い方たちの勤め先だとか、いろいろなこと幅が広がってくるのだと考えています。それは、例えば若い方たちとの交流ですから、スポーツイベントとか文化活動だとか、また、いろいろなイベントなんかへ隊員たちも参加していただいて、交流を深めていくということが行われるといいと私は考えますが、町長のお考えをお聞きします。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えしたいと思います。私も同じく、若い隊員が昔のようにイベントに戻ってきてくれればいいと思っております。それも、今後、コロナの感染が一段落すればきっと行動も自由にできて、そういうときにイベントとして、飲食なんか、若い人が参加しやすいイベントなんかを心がけて、元のようなにぎやかな上富に戻っていければと考えております。以上です。
再質問 6番 中澤良隆
駐屯地と町の共存共栄を図るためには、やはり町も隊員募集だとか、それから定年退官者の就職先のあっせんだとか、それから若い隊員たちが途中で辞めた人たちへの就職援護だとか、そういうようなことをお互いがしっかりと、その立場でやるということも大切だと考えています。よく聞かれるのですが、陸上自衛隊上富良野駐屯地がなくなって、陸上自衛隊富良野駐屯地になるのではないかという、そんなうわさも聞くことがありますので、町長には、これからも駐屯地と町の共存共栄のため最大限の努力を払っていただければと考えていますが、町長の力強いお言葉を。
答弁 町長 斉藤繁
6番中澤議員の御質問にお答えしたいと思います。質問の最初のほうの募集とか援護のほうは、コロナの影響はさほど受けていないのかなと思いますし、それらについては、以前と変わらぬように、募集、援護のほうは協力してきましたし、これからもしていきたいと思っております。上富良野駐屯地に対する上富良野町の駐屯地を支えるといいますか、国防に関しては国のことなので、全く町の関わることではないのですが、そこに携わる隊員の方が上富良野にどうしたら住んでもらえるか、その辺の施策については、町が積極的によいまちづくりに心がけて、駐屯地の隊員がどんどん住んでもらえるような、遠くからでも移住してきてもらえるような、駐屯地の移動なんかを含めて、上富良野に来たいという人が全国に増えるように一生懸命、我々のできることを頑張っていきたいと考えております。以上です。