上富良野町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日
(1)PCR検査体制について/(2)子どもセンターについて/(3)中学生の医療費の無料化について/(4)子育て世帯の国保税の軽減について/(5)高校へ進学する生徒への支援策について
2021年3月10日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「PCR検査体制について」「子どもセンターについて」「中学生の医療費の無料化について」「子育て世帯の国保税の軽減について」「高校へ進学する生徒への支援策について」について質問し、町長 斉藤繁、町民生活課長 星野耕司が答弁しました。
- 質問者
- 米沢義英 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁、町民生活課長 星野耕司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 7番 米沢義英
私は、さきに通告してありました点について町長に質問いたします。まず最初に、この間、コロナ禍の中で日常の生活が制約されるという状況でもありますが、多くの国民や町民は、新しい生活様式を求めながら、ふだんの日常の生活を求め新たな一歩を踏み出すという状況になっています。また、この間、コロナの中で病気あるいは病床で回復を待つ多くの方々がいます。改めていち早い回復を願うものであります。また同時に、医療の最前線で奮闘されている方、それぞれの職場においてコロナに立ち向かっている方たちに敬意を表するものであります。まず1点目に伺いたい点は、PCR検査体制についてお伺いいたします。この間、新型コロナウイルスの感染が上富良野町においても発症、出るという状況になっております。感染拡大は道内、全国に広がり、緊急事態が発令されている地域もあります。特徴的なことは、無症状の感染者から感染が広がりを見せ、政府の分科会においては、全てのクラスターの45%が医療・介護施設からと認めているという状況にあります。町の介護施設等においては、コロナの感染が発生していない状況にありますが、しかし、どんな状況下の中で知らず知らずのうちにウイルスを施設に持ち込まれないという保証は絶対ない、ありません。感染者を出さない。無症状感染者を早く発見し、広げないということが求められているのではないでしょうか。そのためにも、町に今必要なことは、老人・医療施設への定期的な社会的検査を実施することだと考えますが、この点について、次の項目について町長の答弁を求めるものであります。一つ目には、町においても感染拡大が懸念される医療機関や介護施設の利用者や職員などへの社会的検査を実施することが必要だと考えますが、どのようにお考えでしょうか。二つ目には、検査を実施すると仮定した場合の対象者及び費用についてどのようになるのか、検査が必要と考えますが、この点についてお伺いいたします。三つ目には、65歳以上の町民で希望する人へのPCR検査、抗原検査ができる体制も必要だと考えますが、この点についての町長の見解を求めるものであります。次に、子どもセンターについてお伺いいたします。上富良野町立病院は、令和7年度の開院に向けて計画が進められています。隣接する子どもセンター― 114 ―の移転先については、当時の町長は、旧看護宿舎などの案を示すだけでした。明確な方向性、位置づけが示されませんでした。また、前任者は12月の定例議会で、私の子どもセンターの質問に対して、今後、関係者と意見交換を重ね、子育ての充実を図りたい。新体制の下で、将来像を検討すべき課題だと意見を述べ、明確な方向性を先送りするという状況でありました。その結果、利用者からは、子どもセンターの移転先及びその後の計画が示されないことによる不安の声が上がるという状況であります。多くの利用者からは、現状維持を望む声が多数聞かれます。それは、利用者同士の交流を通して、子どもたちの子育ての悩み、喜びを分かち合える環境だからであります。これは町にとっても利用者にとっても、子育て支援センターというのは子育ての拠点であり、かけがえのない大切な施設だからではないでしょうか。今後、子どもセンターの移転先及びその後の計画を早急に決めるべきだと考えますが、この点についての町長の見解を求めるものであります。次に、中学生の医療費の無料化についてお伺いいたします。今多くの自治体で中学生までの医療費の無料化が進んでいるという状況にあります。背景には、病気になったときでも費用の負担に心配することなく、安心して治療に専念ができること。目的として、子育てと支援を抱き合わせた制度として実施されているというのが特徴的なところであります。また、近隣町村を見てみますと、先進地域においては、高校生までの医療費の軽減策、無料施策を実施する自治体も出てきております。この間、町長は選挙公約で中学生までの医療費の無料化を実現したいと述べておりますが、多くの町民や、また、子育て世帯にとっては、いち早く実施してほしいという声が聞かれます。実施するに当たって必要な財源と今後の対応についてお伺いいたします。次に、国民健康保険税の子育て世帯の軽減策についてお伺いいたします。全国知事会などの地方団体では、加入者の所得が少ない、低い、国民健康保険が他の医療保険より税が高く、負担がもはや限界に来ていると述べています。国に対しても保険税の引下げを求める、財政基盤の強化を求める決議をこの間、上げるという状況に至りました。それは、国民の世論に押され、高過ぎる国民健康保険税の問題で、子育て世帯の保険税の負担を未就学児に限って、結局軽減するという方向性を示さざるを得ないという状況になりました。実施は、2022年度からの予定としているという状況にあります。町においても、2022年度を待つことなく、前倒しをして実施をしてはどうかと考えます。また、未就学児にとどまることなく、高校生までの対象年齢を段階的に拡大することも必要と考えますが、この点について答弁を求めます。また同時に、現状において、それぞれの対象者及び費用額について、また、年収300万円の4人家族で、30代の夫婦、子ども2人世帯の他の保険との負担額比較についてもお伺いいたします。次に、高校へ進学する生徒への支援策についてお伺いいたします。町では、上富良野高校の維持・存続のために、入学する生徒に対して各種の支援策が行われ、費用負担の軽減につながると喜ばれています。子育て中の家庭においては、給与が抑制される中で教育費の負担は大変との声があります。学費の費用負担は、各自の努力ではあると考えます。しかし、所得格差によって学ぶ権利を失われることがあってはならないと考えます。この間、総務省の家計調査では、2人以上の世帯について、エンゲル係数が上昇する傾向にあるとの調査結果を発表しました。それは、生活防衛のために家計費を切り詰めていることを示しているということではないでしょうか。私は、このことを考えたとき、ひとしく誰でもが、生徒が校区外に進学する子どもたちであっても、きっちりとした支援策を実施してはと考えますが、以上の点について町長の見解を求めるものであります。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の5項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めのPCR検査体制に関する3点の御質問にお答えいたします。1点目、2点目は関連がありますので、一括してお答えいたします。町内の医療・介護施設等の利用者や従事者に対すするPCR検査につきましては、安心・安全な事業推進の観点から、理解するところではありますが、PCR検査は、あくまでも実施時においての判定であり、以降において保証されるものではないことから、議員御発言のとおり、定期的な検査の実施体制について検討しなければならないと認識しております。本町において社会的検査を実施するとすれば、現時点における町内の当該事業所の従事者及び入所者はおおむね1,200人で、1回当たりの検査費用は、自由診療検査の平均的な検査料を2万5,000円程度で試算すると、約3,000万円の費用が必要となります。月1回で半年行えば1億8,000万円となり、自力での実施は難しいものと判断し― 115 ―ているところであります。3点目の検査を希望する高齢者への対応についてでありますが、自由診療検査となりますので、希望される方には近隣の検査実施医療機関を紹介してまいりたいと思います。なお、4月からは65歳以上の高齢者の皆様に対してワクチン接種が予定されており、その準備も進めておりますことから、感染防止の観点からも集団免疫の獲得のためにもワクチン接種を優先として取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの子どもセンターについての御質問にお答えいたします。町立病院の建設に伴い、子どもセンターについては取壊しが予定されているところであります。子どもセンターの移転先につきましては、これまで児童発達支援センターは、旧看護師宿舎を改築し、また、子育て支援事業につきまして、子育て支援班とも連携強化を図り、他の公共施設の利活用について検討してまいりました。しかしながら、子育てに係る施設及びサポート支援体制の一本化につきましては大変重要な課題と受け止めており、これまで検討してきた移転先につきましては、私自身がしっかり判断するための時間もいただきたいことから、見直しを指示したところであります。今後、将来に向けた子どもセンター機能につきまして、子育て支援事業や児童発達支援センターに限らず、児童福祉施設を含め、子育て支援施策全体で機能の在り方を検討すべき課題とし、令和3年度において、その方向性をまとめてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの中学生の医療費の無料化についての御質問にお答えいたします。子育て支援の充実は、私が掲げた七つの政策の一つであり、その中でも中学生までの医療費の無料化は、多くの子育て世代の方々から求められている施策と考えているところであります。そのようなことから、事業実施に伴う事業費や財源等について検討するよう担当所管には既に指示をしているところであり、実現に向けて努力してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、4項目めの子育て世帯の国保税の軽減策についての御質問にお答えいたします。国は、本年2月5日、国会に全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案を提出し、その中で子ども(未就学)に係る国民健康保険税の均等割額を2分の1に軽減し、減額相当額を公費で支出する制度を令和4年4月1日から創設することについて、現在、審議がされております。この法案が可決された折には、創設された制度について国から通知があると思いますので、町としての実施内容について検討が必要と受け止めており、現時点で前倒しなどの考えを持ち合わせている状況にないことを御理解いただきたいと存じます。なお、御質問にあります現時点での対象者及び費用額につきましては、未就学児は60人、80万円、高校生までの場合は199人、290万円となります。また、年収300万円の4人家族で、30代の夫婦、子ども2人世帯について、他の保険との負担額の比較についてでありますが、国保税は年額30万8,700円、協会けんぽでは、事業主負担を除く本人負担額で年額16万3,020円であります。次に、5項目めの高校へ進学する生徒への支援策についての御質問にお答えいたします。子育て世帯の状況は、平成30年度に実施した子どもの生活実態調査やアンケートからも、教育費の経済的負担感については認識しているところであり、高校へ進学する全ての子どもたちに支援することは、子育て支援策の一つとして理解するところであります。しかしながら、本町では、上富良野高校の存続は町の重要課題として、多くの子どもたちに上富良野高校を選択していただくための施策として、上富良野高校振興協議会を通じて様々な支援策を講じているところであります。他校への進学に対する支援策は、現行の取組と相反する面もあることから、子どもたちが将来の夢を託す高校進学の選択校として、魅力ある上富良野高校づくりに支援していくことが大切と考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 7番 米沢義英
PCR検査についてお尋ねいたします。確かに、費用負担という点ではかかると思います。この点から、かねてからいろいろな自治体では、国に制度のきちっとした支援を行って、自治体でもきちっとこういった感染症対策に対する支援策、抗原検査やコロナの検査ができるような体制を要望しているというのが現状であります。そこで、お伺いしたいのですが、こういうことを言っても、幾ら言っていても前へ進むという状況にはありません。他の自治体では、高齢者を対象にPCR検査や抗原検査を行っている自治体も最近では― 116 ―出てきているという状況になっています。万が一、無症状の人が外部から高齢者施設や医療施設に入ってきて、そういう感染を引き起こさないという保証はないわけであります。そういうことを考えたときに、きっちりとした、上富良野町においてもクラスターというのは発生しておりませんけれども、しかし、事前にきちっと検査をして、無症状の方を見つけ出しながら、もしもそういう方がいれば対応を行うという、基本的なところをきっちり押さえた対応はどうしても必要だというふうに思いますが、この必要性については、町長、どのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。PCR検査の必要性、そして有効性などは、私も有効である。感染防止、クラスター防止には必要であろうかと思っておりますが、PCR検査を行えば、飛沫拡散のマスク等をしなくてよいとか、アルコールで手指の消毒をしなくていいということにはなりませんので、まずは、今しているマスク、手洗いはベースにあると思います。そして、その後にPCR検査とかがプラスになるような感じかなと思っていますが、現時点では、先日も述べさせていただきましたが、ワクチン接種が間もなく高齢者から接種が始まっていく予定でありますので、まずは、限られた人的資源をワクチン接種に集中して、なるべく多くの方、高齢者から順次始めまして、町民の方々、多くの方がワクチン接種をしてもらえるような体制づくり、啓発、それらに傾注してまいりたいなと思っております。特にPCR検査を否定するような考えは私は持っておりません。以上です。
質問 7番 米沢義英
当然のようにマスクと手洗い等は基本です。今後、ワクチン接種等も順次始まってきております。報道等によりますと、免疫がつくとなると、恐らく1年か1年半ぐらいかかるのではないかというような報道もされております。そうした場合に、一定の期間どうするのかという話であります。上富良野町においても、これからという状況の中で段階的に、高齢者初め疾患のある方、一般の方という形で、一定の期間があります。そうした場合、いつどういう状況の中で感染というのは忍び寄るか分からないという状況があります。そうした場合に、きちっとした対策を自治体が取らなければならないというのは町長も御存じだと思います。基本は、今後十分検討していただきたいと思いますが、ぜひ国に対しても、こういった補助政策をきちっと取るよう要請して、いろいろな交付金等を使いながら対策を進めてほしいと思います。この点、65歳以上の高齢者の方なのですが、ワクチン接種も始まりますが、必要ならば、受けたいという方に対してきっちりとした検査の支援補助をつくってもいいのではないかというふうに思いますが、この点についてはどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。PCR検査は、集団免疫を獲得するまでの期間、少々あることが予想されますので、これらについて希望される方、PCR検査を受けられるような体制にするということ、これは望ましいことなのですが、なかなか、先ほども述べましたように費用的なものがありまして、国、道などに補助金、交付金などの要望活動を継続して、強く求めていかなければならないのかなと、このように思っております。そして、御質問にありました65歳以上の希望者に、PCR検査を個人に助成金を出してはどうかということは、現時点では、近隣の検査実施機関を紹介するにとどまっておりまして、まだその辺については案を持ち合わせていないところであります。以上です。
質問 7番 米沢義英
町長になられたわけですから、ぜひ町長の決断一つで、それだけの力量も備えられているわけですから、きっちりと近隣の状況も見ていただいて、これは単に、お金が当然かかりますけれども、社会保障という形で、地域の人たちを守る、こういう立場から、こういった防疫体制をきっちり行うということですから、このことを町長は肝に銘じて、ぜひ支援策を検討していただきたいというふうに思います。次に、お伺いいたします。次、子どもセンターについてお伺いいたします。答弁の中では、検討の指示を出したということであります。前任者に至っては、方向性も位置づけも示すことなく、大枠で示しただけで、非常に無責任でありました。やはり多くの利用者の方が、自分たちが利用している施設が将来どうなるのだろうと。今でも子育て支援、発達支援という形の中で、多くの利用している人たちの交流があって、そこで子育てやいろいろな悩みを分かち合いながら、勇気をもらって、また頑張ろうという、そういうことを感じ取りながら、それぞれの施設の職員たちも同じなのです。そういうところが、どこへ行くのか分からな― 117 ―いということであっては困るわけです。その点について、ここの答弁の中では、「子育て支援事業や児童発達支援に限らず、児童福祉施設を含め、子育て支援全体で機能の在り方を検討すべき課題だ」というふうに答弁されておりますが、児童福祉施設を含めた全体的な機能の在り方というのは何を指しているのでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。児童施設を含めて、子育て支援全体というのは、子育て支援班に関わること全てを含んでおりまして、特に施設でいいますと、児童館の在り方とか、子育て支援ですので、保育園なども含めて、切れ目のない子育ての在り方の中で、子どもセンターがどういうふうな役割を担うべきなのか、分散化するのか一元化がいいのかと、そのような子育て支援策全体の中で在り方を検討して、3年度においてその方向性を決めていくということです。以上です。
質問 7番 米沢義英
そうしますと、将来的には、今、児童館等があります。老朽化しているところもあるかというふうに思います。そういう施設と、将来的に考えていろいろと併設という形の考えもあり得るという考えでよろしいですか。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。単純に併設とか、そういう意味で検討するわけではなくて、それぞれの在り方はどうなのか、例えば児童館と併設するのであれば、今までの児童館の在り方はどうだったのか、これからは併設したほうがいいのか、そこは併設しないほうが、別々のほうがいいのかなどを含めて、ゼロベースで検討していくということです。以上です。
質問 7番 米沢義英
ぜひいろいろ多面的な角度から検討していただきたいというふうに思います。ただ、やはり外してはならないのは、子育て支援センターというのは、町長も御存じかと思いますが、利用者の多くは、発達支援だとかいろいろなのがあって、いろいろ相談に乗ってくれる場所で、非常に機能的なのだということが言われているのです。やはり町にとっても、こういう施設があることによって、子育てそのものの質の向上を図っているということなのです。これが分散されてしまうということであれば、利用される方、職員の方のそういった思いを踏みにじるということになりかねないわけでありますから、この点で、明確に町長の答弁が欲しいのですが、機能は一つ、分散ではなくて、きちっとした、まとまった機能、施設であったほうがいいという考えなのか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。現在の子どもセンターの機能が、子育て支援と発達支援、そのほかファミリーサポートなんかが入っていますが、この機能は一つであったほうがいいというのは、利用者の方からの意見も頂戴していますし、可能であれば、私も一つでまとまっていたほうが、利用者のことを考えるのであれば、いいのではないかと思っていますが、移転先とか財政的なこともまだまだ、見通しをつけていかなければならないので、子どもセンターが確実に今の機能を持ったままどこかに新築なり、既存の公共施設なんかにそのままそっくり移転できるかどうかというのは、今後の検討課題かと思っております。以上です。
質問 7番 米沢義英
今後の検討課題かもしれません。しかし、ワンストップで、この機能一つの中で利用できるというのが最善な方策であると私は考えます。どんな状況下の中でも、町長の考えるべきことは、そういった機能を有する施設を、分散ではなくて一つにまとめた、これは絶対欠かしてはならない方向性だと思いますが、どんなことがあってもこういった方向性をきっちり示すべきだと思いますが、この点いかがですか。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。私もその可能性を含めて、なるべく利用者の方の願いにかなうようにということで指示をしたところでございます。以上です。
質問 7番 米沢義英
検討を始めたわけですから、まだ、いつ頃までにどういう計画というのは恐らく持たれていないというふうに思いますが、この点、確認しておきたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。具体的な計画は、議員おっしゃるとおり、まだないのですが、ただ、病院の改築が進みまして、令和4年中には現在の子どもセンターを取り壊さなけれ― 118 ―ばならない状況にありますので、令和3年度中には方向性は決めなければならないものと考えております。以上です。
質問 7番 米沢義英
この間、取り壊すことによって、当然一時的に分散が出てくるかというふうに思いますが、その分散のときというのは、どういったところを、そういった状況を考えているのか、施設利用を考えているのか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。議員のおっしゃるとおり、新しく子どもセンターをどこかに移転した、恒久的な場所に設置するまでの間、ある程度仮設の期間というのは予定しておりますが、その方法については、大きなプレハブとか既存の公共施設に分散するなど、なるべくコストのかからない方法を模索するようにということで、検討するよう指示しております。以上です。
質問 7番 米沢義英
ぜひそういった職員や利用者の思いを考えた、生かせるような方向性での施設の在り方をぜひ検討していただきたいというふうに考えております。次に、中学生の医療費の無料化についてであります。町長は、この点で、公約でも子育て支援を重点政策の一つとしておりました。担当者に指示をしているということでありますから、まずお伺いしたいのは、中学生まで拡大した場合、今年度の予算ですと約2,800万円計上されておりますが、どのぐらい上乗せになる予定なのか確認しておきたいと思います。
答弁 町民生活課長 星野耕司(町民生活課長は2022年3月まで)
7番米沢議員の御質問にお答えします。中学生までの医療費につきまして、国民医療費により推計をしたところ、約4,000万円を予定しておりまして、拡大に必要な予算につきましては、2,800万円、現在計上しておりますので、差額の1,200万円が必要となる予定となっております。以上です。
質問 7番 米沢義英
いろいろ調べましたら、高校生まで拡大した場合どうなるのかということで調べましたら、約1,400万円必要、財源として来るのではないかということの予想もあります。そこで、町長、お伺いいたしますが、町長は、今、担当者のほうからありました、中学生まで拡大した場合、1,200万円という形の報告がありました。恐らく中学生までになると体力もついて、相当医療費、他の自治体に聞きましたら、予想よりは医療費もかからない。体のことですから、その状況、状態によってどんな状況になるか分からない部分はありますが、比較的医療費は思ったより増えなかったというような方向であります。何よりも私、強調したいのは、やはり子どもの体を守る、健康を守る、子育て支援ということであれば、きっちりとした財源も担保しながら、こういった無料化に向けて実現するための方向性をきっちり示すべきだというふうに思いますが、町長自身として、いつまでに医療費の無料化を実現したいと考えていらっしゃるのですか。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。中学生までの医療費の無償化は私の公約の一つでもありました。今、担当の課長から申し上げたとおり、1,200万円の財源、これを1回、中学生までの医療費の無償化をすると、単年度で終わることなく、ずっと続いていくわけですので、これはしっかりと財源の見通しを立てて皆さんに、もう可能であれば、そのときは皆さんに御審議賜るのかなと、そういうことになるのですが、いつまでということなのですが、新聞報道で、私、インタビューで答えておりまして、町長就任する前なのですが、私の気持ちとしましては、令和4年からはスタートできればと。もちろんスタートするためには、先ほど申し上げました財源の見通しをしっかりつけて、内部協議も進めていかなければなりませんが、これら協議を重ねて、令和4年からスタートできるように、しっかりと頑張っていきたいと思っております。以上です。
質問 7番 米沢義英
この間いろいろと先進地などを見てきた場合、何でもお金を使えという話ではありませんけれども、手法として、過疎債等を適用している自治体もほかにあったわけです。言うなればソフト面の部分での対応もできるということで、変わったのだということの話も聞かれましたが、そういうものも含めて財源の、私より、より詳しく御存じだと思いますので、その点はどうでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお― 119 ―答えいたします。過疎債も予定ではありますが、令和3年度から適用になる予定ではあるのですが、過疎債を当てにして、中学生までの医療費無償化をつくってしまいますと、もし5年後なり10年後、過疎が外れたときに財源の手当てに困ってしまうということになりかねませんので、ここは、過疎がある、なしにかかわらず、しっかり財源の見通しを立てる必要があるのかなと、このように考えております。以上です。
質問 7番 米沢義英
併せて、ふるさと納税の基金等がありますので、そういうものも活用しながら、こういったことの実現に向けて、ぜひ来年度から実現していただきたいというふうに思います。次に、4番目の国保税の子育ての軽減策に向けてお伺いいたします。全国の知事会等においても、非常に国民健康保険税の財政基盤が弱いということで、もっと国は国民健康保険税の会計に対して負担をすべきだという決議を上げるという状況になってきております。年々国民健康保険に加入される方が増えるという状況も見受けられます。ここで、お伺いしたいのですが、答弁書の中にも書かれておりますが、年収300万円の世帯、4人家族で国保税、年額30万8,700円と、協会けんぽでは16万3,020円だということになっておりますが、この点、町長は、どちらが負担感があるというふうに思いますか、加入者に。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。単純に、国保税が30万8,700円、協会けんぽが16万3,020円、金額だけを比べてしまえば協会けんぽが安いのですが、もちろん協会けんぽのほうは、雇用者保険で、事業主負担もあって、単純には比べられないのかなと。事業主も負担もあるので、掛ける2で32万円、本来であれば、保険料としては、それを折半していますので、16万円となっているということでありますし、国保税のほうは、なかなか世帯の状況というのも均一ではないといいますか、個人事業主の方ももちろんいますし、個人事業主ではない方、年金の方ももちろんいますので、単純には比べられないのかなと。数字では比べられる部分はありますが、内容は、個々見ていく必要があるのかなというふうに思っております。以上です。
質問 7番 米沢義英
ちょっと認識を改めてもらわないと駄目です、町長。これが事実なのですから、本人負担16万円と30万円だったら、町長、30万円のほうが負担は重いですよね。さらに思うのです。年収300万円なのです。この家族の方、ここからいろいろと控除されます。所得となると恐らく190万円台ぐらいになるのかなというふうに、当てずっぽうで大変申し訳ありませんが、なります。そこから年間30万円納税すると、国保税を納めるということになると、残りの160万円で4人の家族の方が生活せざるを得ないという状況が私は見受けられると思うのです。そのことを考えたときに、全国知事会でも、きっちりとした、国はもっと財政負担を行うべきだというような結論に至ったのだと思うのです。そのことを考えれば、当然こういった国民健康保険税の負担というのは、加入者にとって非常に重いし、協会けんぽから比べても、それぞれの事業主負担もありますけれども、負担が重いという状況があるわけで、だからこそ、こういったところに軽減策を取りなさいということの話であります。その点どうですか、認めないですか。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。負担が協会けんぽに比べて重い、金額が高いですから。ただ、国保の中にも事業主の方で、本来、事業主負担と自分の分を払う方は当然いますので、負担感が重いと思っている人が全員が全員というか、そういう方がおられるということはもちろん認識しております。ただ、国保に入っている方全員が、協会けんぽから比べて負担感が多いのかというのは、全部が全部、100%ではないと考えております。以上です。
質問 7番 米沢義英
そこで、確認したいのですが、前倒しをして実施すべきだということの質問に対して、できないということなのですね。未就学児60人で、もしも仮に実施した場合の必要額、80万円だという話であります。高校生に至った場合は290万円とありますが、仮に未就学児60人分で80万円ということでしたら実現できるのではないですか、確認いたします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。法律が現在、審議されている最中でございまして、現時点でのということで、前倒しということは、法案が審議中ということで、これが法案が可決された後、何らかの通知があると思いますので、そ― 120 ―れは町として通知に従っていきます。以上です。
質問 7番 米沢義英
町長、逃げないでいただきたいと思うのです。80万円あれば本当に予算を確保して、こういう人たちを支援する財源が確保できるわけですから、あると思うのです。町長は、確かに国の制度もありますから、そのことを自治体で考慮しながら判断するというのは私は否定はしませんけれども、だけれども、こういう財源が、60万円、80万円ということですから、実現可能なのですよ、町長。そこを捉えていただきたい。次に、高校生の進学に対する支援であります。やはり状況を聞きましたら、子ども2人、学校へ進学させているという、いろいろ状況を伺います。制服を購入するのに5万円から10万円です。交通費で旭川まで1カ月、1万2,800円、3カ月で3万6,000円、6カ月で6万9,000円。富良野でも9,500円の2万7,000円の5万1,000円です。そういう負担をしながら子どもを学校へ進学させ、そういう思いがありますから、何としても応援してあげたいという中で、こういった状況になっています。確かに制度の違いはありますけれども、同じ子どもであるとするならば、こういった校区外に通う、同じ上富良野町で育った子どもにしっかりと、それなりの、高額になるかどうか分かりませんけれども、支援というのは、私はあってもいいのではないかというふうに考えます。他の町村でも、こういった部分の支援をされている自治体も幾つかあるというふうに聞いておりますが、町長は、この点どのようにお考えなのか、明確な答弁をお願いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
7番米沢議員の御質問にお答えいたします。米沢議員のおっしゃるとおり、高校に通うにはすごく費用がかかります。制服一つとってもなかなか高額なものだと認識しております。御質問にあります高校生への支援なのですが、他の市町村の状況等もよく見て、調べています。他の市町村ではいろいろ支援策をされています。そんな中で、上富独自のといいますか、非常に微妙なバランスといいますか、答弁でも述べさせていただきました上富良野高校へ今、上富良野町は高校存続のためにいろいろ一生懸命支援している中で、一緒くたに、他の高校まで同じような支援を広げると、結局相反するような結果になってしまって、上富良野高校に現在通ってもらっている生徒たちがほかの高校にというような、募集しても、結局それをやったことによって上富良野高校に生徒が集まらなくなっては、町の施策としては、なかなかよくないことといますか、本来、高校生の皆さんに支援することは、町民のためを思って非常によいことであるということは、皆さんがそう思っているということは分かっていますが、上富良野高校の存続と、ほかの高校への支援をどう両立していくか、これに大変苦慮しておりまして、現在では、上富良野高校への支援はそのまま強力に、存続のために進めていきたいと。それを阻害するようなといいますか、結果的に阻害してしまうような制度については、バランスを取りながら、将来的なことはもちろん否定しませんが、現在では、上富良野高校を中心に支援をしているというところでございます。以上です。
質問 7番 米沢義英
恐らくそんなに阻害されないのだと私は思うのです。同等な額でなくてもいいのだと思うのです。これをどういうふうにするかという手法だけなのだというふうに考えておりますので、どなたも親でしたら、上富良野高校みたいなものがあればいいなと、単純にそういうふうに頭に思い浮かべるのだと思うのです。そういうことだということを訴えたいと思います。ぜひ今後の町政の中で十分検討されるようお願いして、質問を終わります。