上富良野町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日
(1)十勝岳ジオパーク認定の取り組みについて/(2)予約型乗合タクシーについて/(3)保育料の負担軽減について/(4)障がい者の就労支援事業について/(5)社会教育総合センタートイレの改修について/(6)スクールバスの運行について
2017年12月12日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「十勝岳ジオパーク認定の取り組みについて」「予約型乗合タクシーについて」「保育料の負担軽減について」「障がい者の就労支援事業について」「社会教育総合センタートイレの改修について」「スクールバスの運行について」について質問し、町長 向山富夫、教育長 服部久和が答弁しました。
- 質問者
- 米沢義英 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫、教育長 服部久和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 米沢義英
私は、さきに通告してありました点についてお伺いいたします。一つ目には、十勝岳ジオパーク認定の取り組みについてであります。町においては、十勝岳ジオパーク認定に向け、十勝岳や丘陵などの地質遺産や地域資源を活用するプログラム構想の認定を目指し、専門員の配置をしながら事業の推進を図ってきましたが、残念なことに認定に至りませんでした。その主な理由として、事務局が2町に置かれていること。各専門部会などの協議会の活動も取り組みが始まったばかりで、持続的な運営体制になっていない等々の点が指摘されました。今後、町においては、審査内容の評価をどのように考え、今後、認定に向けてどのように取り組みをされ、その評価を反映されようとしているのか、お伺いいたします。二つ目には、予約型乗り合いタクシーについてお伺いいたします。6月議会では、祝祭日の運行、町内、郊外の利用料金や買い物、通院時における時間設定の見直しと、利用者アンケートの実施を求め、質問してきました。町は、この7月からアンケートを行い、アンケートの結果の公表、運行の改善を、アンケート結果に基づいてどのように検討されるのか、お伺いいたします。― 28 ―三つ目には、保育料の負担軽減についてお伺いいたします。北海道においては、今年度より少子化対策の事業として、子育て世帯の経済負担を軽減し、安心して子どもを産み育てることができる環境づくりを目指し、第2子以降の3歳未満児を対象とした保育料を無償化にする補助制度を設けました。6月の議会では、北海道の保育料の無償化にする事業を生かし、子育ての支援を充実すべきだと求めてきましたが、この間、どのように検討されているのか、お伺いいたします。四つ目には、障がい者の就労支援事業についてお伺いいたします。障がい者の人が一般企業への就職が難しい状況も見受けられます。しかし、近年では、障がい者の就労を支援する事業所、NPO、社会福祉法人等が出てきて、障がい者の就労を支援するという状況が生まれてきています。その中でも、例えば内容を見てみますと、障がいの度合いに応じて、適正を見きわめ、介護施設での清掃や農作業等々をしながら収入を得て、生活環境を変えることで、障がい者の人たちが働いて、喜びにつながる、そういう支援をするという状況になってきています。しかし、問題は、まだ社会通念においては、障がい者を雇用する理解が十分されていないという問題があります。障がい者を受け入れる事業所などが少ないというところが大きな問題になっております。現在、事業所などに委託している、上富良野町においては、委託している清掃業務などの一部を障がい者の就労事業に委託するなどの検討とあわせて、今後、支援体制のあり方を含めた検討も当然必要と考えますが、今後の対応についてお伺いいたします。次に、社会教育総合センターのトイレの改修についてお伺いいたします。社会教育総合センター、トレイの改修については、利用している人たちから、和式トイレを洋式トイレの便座にと望む声が以前からも出てきております。前にもこの件について質問しました。今後、検討してみるとの答弁でした。どのように現在検討されているのか、お伺いいたします。次に、スクールバスの運行について、中学校に通学する保護者の方から、スクールバスの乗車距離についての相談がありました。その内容は、スクールバスに乗る乗車申請を出したところ、規定距離にわずか届かなかったために乗車ができないとの回答だったという話であります。その距離を計測したところ、わずかな距離であったという話であります。もう少し改善できないのでしょうかという相談でした。今後、柔軟な対応を図ることも必要だと考えます。乗車距離の見直しについてどのように今後対応されるのか、町長及び教育長にお伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番米沢議員の6項目の御質問についてお答えさせていただきます。まず、1項目めの十勝岳ジオパーク認定の取り組みに関する御質問についてでありますが、御質問にあります審査内容の評価や今後の取り組みへの反映につきましては、さきの村上議員への御質問にお答えさせていただいたとおりでありますが、今後におきましては、審査報告で示されました点につきまして、しっかりと検証・検討を行い、両町の連携をさらに強め、十勝岳ジオパーク推進協議会において、早期の認定に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの予約型乗り合いタクシーの利用者アンケートの結果と改善策についてでありますが、利用者アンケートにつきましては、7月6日から24日の期間で行い、利用登録者878人の中、400人の方から回答をいただき、その結果につきましては、町ホームページにおいて掲載させていただいているところであります。今回のアンケートの集計結果から、利用度、負担感、満足度、達成度、要望事項の5点について見てみますと、利用度につきましては、町の65歳以上の高齢者数に対しまして7.1%と、前回より0.5%増加しており、制度の定着が進んでいる状況と思われます。また、利用登録者数についても、スタート時の406人から878人と倍増しており、アンケートからも、今後利用したいという記述が多く見られました。次に、利用料金の負担感につきましては、95.4%の方が「安いと思う」「ちょうどよい」と回答されており、前回結果と同様に、ほとんどの利用者が理解をいただいているものと思っております。次に、満足度につきましては、79.5%の方が「生活が便利になった」と回答されており、運行当初から高い水準で推移をしております。次に、達成度につきましては、本制度が路線バス廃止に伴う公共交通機関の代替措置として、高齢者の閉じこもり防止や活動範囲の拡大を目的としている面から、高齢者の生活支援事業としての達成度については、「外出の機会がふえた」と回答された方は33%と、前回から微減しているものの、50%の方が「以前と変わらない」と回答しており、高齢者の日常生活の移動手段として十分活用されている実態にあることが示され、事業目的についてもほぼ― 29 ―達成しているものと認識しているところであります。また、要望事項につきましては、約40%の方が、「このままでよい」と回答されておりますが、56%の方が日曜日運行についても希望されております。一方、稼働率については、現在、90%を超え、試行開始時から比較いたしますと1.6倍を超える実績となっており、運行事業者におきましては、慢性的な運転手不足などの課題を抱えており、本事業との兼ね合いから、本業への影響についても懸念されているところであります。特に、タクシー運転手の労働時間は、その職務の特質上、拘束時間が長くなることから、休日の確保について、適正な勤務体制の整備が事業所に求められており、このような現状で、さらに運行日数を拡大することは、現状においては非常に難しい状況にあると認識しているところであります。いずれにいたしましても、本事業は、町内の公共交通機関としての性格を有し、町内運行事業者の協力を得ながら構築した制度でありますので、当該事業者の本業への影響を考慮しながら、利用者、事業者ともに安定した制度を維持できるよう、引き続き研究を進めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの保育料の負担軽減に関する御質問にお答えいたします。議員御質問のとおり、北海道においては、平成29年度より少子化対策の独自事業として、子育て世帯の経済的負担を軽減し、安心して子どもを産み育てることができる環境づくりを目指し、保育所等を利用する第2子以降の3歳児未満の保育料を無償化する「多子世帯の保育料軽減支援事業」を創設したところであります。町におきましても、本制度につきましては、少子化対策、子育て世帯への経済的負担軽減に寄与する施策と理解をしておりますことから、この間、各事業者と、対象となる3歳未満児の入所に対しての保育士の配置基準や施設の設備基準など、認定子ども園や認可保育所の受け入れ態勢について検討を進めてきたところであります。その後、教育・保育施設連絡会議におきまして、各事業者と意見交換を行った結果、3歳未満児の入所に対して、新年度の入園申し込みを踏まえた中で、一定程度受け入れが可能と判断し、平成30年度より、北海道の多子世帯の保育料軽減支援事業に準じまして、保育料の負担軽減策を実施する方向で検討しておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、4項目めの障がい者の就労支援事業に関する御質問にお答えいたします。障がい者の就労支援につきましては、本町においても、障害者総合支援法に基づき、障がい者計画の中で、障がい者の就労・雇用の促進に関する取り組み方策を定め、推進しているところであります。現在、町内では3事業所におきまして、就労継続支援事業の一環として、利用者の一般就労への移行や就労能力の向上を図ることを目的に、施設外就労を行っており、施設外就労先としましては、各事業所の御努力や受け入れ先の就労支援への御理解により、農作業及び福祉施設や温泉施設での清掃業務、高齢者宅の除雪サービスなどを行っております。今後におきましても、各事業所と連携した中で、就労支援に御協力をいただける企業等がふえていくよう、広報等で周知しながら、働きかけを行ってまいりたいと考えております。また、御質問にあります町の施設での清掃等の業務については、現在、委託契約の多くのが長期継続契約を結んでおりますことから、町が直接仕事を提供できる状態ではありませんが、委託先において、施設外就労の内容、目的などを御理解いただく中で、就労に結びつくよう協力をお願いしてまいりたいと考えております。あわせて、町で行っております障がい者就労施設からの物品等の優先調達につきましても、毎年各事業所から供給できる物品、役務の届け出をいただいており、障がいのある人が自立した生活を送ることができるよう、役場関係の各部署に示して、優先的、積極的な調達を行うとともに、民間企業や町民などへも御協力いただけるよう周知してまいります。いずれにいたしましても、障がい者の働く力を発揮する場所の確保は大変重要なことと理解しており、それぞれの持つ力や特徴に合わせた就労を支援できるよう取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
11番米沢議員の5項目めの社会教育総合センタートイレの改修に関する御質問にお答えいたします。社会教育総合センターのトイレの現状につきましては、昭和62年の開設時からラウンジ側トレイ及びアリーナ側トイレの男女それぞれ1カ所と、多目的トイレが洋式トイレに整備されているところであります。また、2階のトイレについては未整備でありましたことから、平成27年度に男女各1カ所、洋式化の改修を実施したところであります。― 30 ―各種大会、団体利用など利用者が多いときには、洋式トイレが混雑することから、トイレの洋式化の必要性は強く認識しております。できるだけ早期に対応するよう考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、6項目めのスクールバスの運行に関する御質問にお答えいたします。スクールバスの運行につきましては、学校の統廃合に伴うもの、また、児童生徒の遠距離通学の解消を図るため、一定の基準を設け運行しているところであります。これまでも児童生徒数の減少、道路の整備状況、路線バスの廃止など、その状況に応じて制度の見直しを図りながら対応をしてきたところであります。現在のところ、現行の基準で運行することが適当と考えているところであります。なお、足のけが、身体障がいなど特別な状況にある場合は、特例乗車など柔軟に対応しているところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 11番 米沢義英
先ほどから同僚の議員の方がジオパーク認定についての取り組みを質問されております。それに対して、認定評価に当たっての町の見解等についても述べられているという状況だったかというふうに思います。この評価表を見ますと、すぐれている点も多々あります。解決すべき課題として、管理運営体制の問題だということが指摘されております。現在、2町で一つの運営大差があるという状況の中で、町長も答弁されているように、持続的かつ継続的な運営がなされていないというような評価であります。また同時に、現在のジオパークの専任職員が任期採用という状況の中で、こういう状況の中で継続的な調査や教育活動が行われるのかどうなのかという疑問も呈しているというのが、ここに記されているという状況があります。そういうことを考えれば、当然持続的に今後事務局体制を維持し、そして専従の職員をやはりきっちり配置し、関連づけたジオパークの一体的な活動体系が浮き彫りにされないと、やはりなかなか難しいのかなというふうに、この文章を見て感じているところです。そういう意味では、今後、町としては、職員の配置、今後どのようにされるのか、どのように位置づけされようとしているのか、この点もう一度確認しておきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番米沢議員のジオパークに関します御質問にお答えさせていただきます。まず、運営体制につきましては、JGN、日本ジオパークネットワークのほうから、いろいろ現地調査、あるいは全国大会等でディスカッションさせていただきますと、現在、美瑛町、上富良野町それぞれがプロパー職員をもって、それぞれに事務局を置いて、本部を美瑛町に置いているという状況でございます。JGNのほうがイメージいたしますのは、推進協議会のプロパー職員、雇っている職員を置いていないのかというところがみそになっているというふうに思います。委員会としては、協議会の職員体制がとれないのかというようなイメージを持っておられますので、これらについては、両町と今、推進協議会の中で、可能性をどういうふうに求めていくかということは検討してまいります。それから、専門員につきましては、現在、地域おこし協力隊が担っていただいておりますが、これについては、プロパー職員として位置づけていくということは私は選択肢に入っておりますので、そういったことを積み上げていく中で、認定に近づいていけるのかなと、そんなふうに理解をしているところでございます。
質問 11番 米沢義英
やはりそういった点が指摘されていまして、当然、そうしますと、継続的に職員の配置も含めて考えられるわけで、これをきちっと対応しない限りはだめではないかなというふうに思います。いろいろな要素がありますけれども、勘どころかなというふうに思っております。もう一つお聞きしたいのは、十勝岳と丘陵地帯をつなぐストーリーの構築とジオツーリズムの実践という点で課題がありますということなのです。言うなれば、それぞれの町が単独で今は行っていて、そのよさを売り込んでいるけれども、これが一体的になっていないと、それぞればらばらなのですと。やはり十勝岳の魅力というのは、古くから火山活動をして、噴火して泥流が流れたり、そこでいろいろな農作業が、肥沃な大地が生まれて、それが人々の生活の営みがそこで出てきて、一つの町となってきて、そういった自然景観、美しさ、噴火によりもたらした恵み等々、こういったものが一体的に写らないという形で、ここで表現されております。そういう意味では、町長はこの間、職員の方の話を聞きましたら、相当努力もされて、研究もされていました。そういった意味で、人間のすることですから、わからないところであったりだとか、そういうのも十分考えられるわけです。なお、今回、初めての取り組みということもあり― 31 ―ますから、そういった部分の構築的な取り組み、継続的な取り組み、さらに積み上げるという点で、こういった部分も非常に一つ重要な要素になっているのかなというふうに思いますので、この点はどうでしょうか、今後の取り組みにおいて。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。ここは、現在、ジオパーク委員会の先生方ともお話しさせていただいておりますが、お互いにわかるのですよね、一体的な一つの塊としてのプロジェクトがなされるべきでないかというのは、私も理想型としては十分理解をしております。現実には、美瑛町は美瑛町のカラーを出した、ジオパークを通じて、カラーを出した事業展開を目指しております。また、上富良野は上富良野で、ジオパークを活用した上富良野らしさの事業展開を、それぞれ目指しているところでございます。しかし、委員会は、そういうことは参酌しませんから、言ってみれば、一つの自治体のようなイメージを持っておられるのです。私も直接委員の先生方と、それぞれ自治体というのは、自治体のカラーをしっかり出して、魅力を高めていくという、そういう宿命を持っているものなのですよと言うと、そうなのだよなと、我々もそこが自己矛盾を持っているのだよなと。内部でもそこを乗り越えられていないらしいのです、委員会の中でも。それは、これからいろいろお互いに協議を重ねていく中で、どの程度まで共有部分があればいいのかなということは、これからだんだん見えてくると思いますので、その中で整理させていただきたいと考えております。
質問 11番 米沢義英
そのほかにもいろいろ指摘事項がありますが、大まかに勘どころとして、そういうものも含めた総体的なジオパーク認定に向けての取り組みを、案内看板だとか、いわゆる学術的な誤り等が、まだまだ未整備なところがあるということが指摘されておりますから、そういうものを基本として、美瑛町と上富良野町との、さらに力を合わせながら、地域の特色も出しながら、ぜひ前へ向かって前進してほしいというふうに考えております。次に、予約型乗り合いタクシーの問題についてお伺いいたします。おおむね評価としては、満足度が高いというような評価になっているかというふうに思います。しかし一方で、依然として、利用者の方からも利用時間等の問題等について、もうちょっと便利にならないのかというような回答が返ってきております。このアンケートの回答を見ますと、自宅発便に関することでいえば、10時の便があったほうがいいとか、11時の便があったほうがいい。目的、発については10時、13時から14時の間、15時があったほうがいいという、どれも切実な回答がアンケートの中から読み取られています。確かに満足度は高いけれども、一方で、変更してほしい内容等について、どれも切実な問題だというふうに思っています。前回のときも質問の中で、病院の診療時間が延びたときに、ちょうどいい12時帯だとか、バスがないとかという形になります。これを見ますと、13時まで待たなければならないとか、そういう形になります。地方では、他方のデマンド方式のタクシーの利用を見ましたら、10時あるいは12時に便数が、利用しやすいような形での時間帯を設定したりしておりますし、そういう意味で、もっといろいろな形の対応が必要ではないかというふうに思います。この点、ただ問題は、ここにも書かれております事業者間との、いわゆる配車の問題、人の配置という問題がありますけれども、しかし、そうであれば、一方で町がそれにかわる車を配置するなどの対策も必要ではないかというふうに思いますし、この点、まずお伺いしておきたいというふうに思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
米沢議員の予約型乗り合いタクシーの御質問に対してお答えをさせていただきますが、さまざまな要望がアンケートの中からも読み取れているところでございます。我々といたしましては、極力皆さん方の思いにかなう運行を目指しているわけでございますが、いかんせん、事業者との調整もございますし、どうしても乗り越えられないところもございます。今お尋ねにありました車両を確保してというようなことも、実は協議の中で御提案させていただいたことがあります。車があっても人はいないのだというところに行き着きます。そういったところで、非常に困難な課題が今横たわっているという実態も御理解いただければと。そういう中で、どういう工夫ができるかということは、日々、事業者と検討をさせていただいているところでございます。
質問 11番 米沢義英
ぜひ協議を前に進めていただきたいというふうに思っています。乗用車の確保にしても、やっぱりこれだけ要望があるわけですから、町としても配車そのものを確保するなどしなければならない。業者待ちという点だけでは前には― 32 ―進まない部分があるというふうに思いますので、この点は、町で人も車も確保した、そういった部分というのは、現実的に実現可能ではないかというふうに思いますが、この点についてお聞かせください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番米沢議員の御質問にお答えいたしますが、一部分を切り取って町が主体的に事業を行うということは、事業そのもののバランスが非常に保てなくなります。そういうことを考えますと、やはり総体的に公共交通事業の一端を担っていただいている事業者にやはり大きく、そこは主導的な立場を担っていただくということは、安定的な運行ができる私は大きな要素だというふうに思っておりますので。事業者の皆さん方も非常に努力をしていただいております。例えば人材確保なんかの情報提供だとか、そういうPRだとか、そういう面では、お手伝いできるようなところがあれば、積極的にお手伝いすることも方法かなと、そんなことは考えております。
質問 11番 米沢義英
いつまでかということになると、恐らく答えが出ない話なのかというふうに思います。アンケートの中では、日曜日を運行してほしいというのが134回答が寄せられているのです。このままでよいは93ありますけれども、回答率では、56%という形になっております。これからも、このアンケートを見ますと、乗り合いタクシーを、運転免許を持っていても利用している人もいますし、これからもまた、現在利用していないけれども、利用したいというふうに思っている方が、このアンケートの中ではあります。多少大きめな段ボールも持ち込めるようにしてほしいとか、こういう答えがあるわけで、やはりこういう回答に対して、町も積極的に対応すべきではないかというふうに思います。確かに相手方の、会社の車の配置、人の雇用の問題等がありますけれども、やはりこういった切実な、今求められている要求が目の前にあるわけですから、今後、この点をいつまでに、どの時点で最終的に結論を出そうとしているのか、お伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番米沢議員のアンケートを通じたさまざまな要望事項についての実現の見通しにつきましては、いつの時期までに、こういった要望を満たしてまいりたいということを、今この時点でお答えすることは大変困難なことかというふうに。いずれにいたしましても、そういった要望全てを満たすということは到底不可能でございますので、どういった要望を優先させて、改善の方向へ向けていくかということは、日々の取り組みの中で努力していくことしか、お答えすることはできない状況でございます。
質問 11番 米沢義英
そうしますと、少なくとも、こういう改善してほしいという要望には、現時点も近い将来も、なかなか先が見えない話なのかなというふうに思いますけれども、こういう回答を寄せた方に、町長はどういうような返事を出されますか。もう少し待ってほしいと。将来の見通しが立つまで待ってくださいというような状況になるのかなというふうに思いますが。要するに私は、こういった要求がある以上、行政としても、やはり公共交通機関としての役割をきっちり前へ進める意味でも、こういう要望に対して、何らかの形で早急な対応が必要だというふうに思いますが、もう一度この点についての町長の回答を求めます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番米沢議員の乗り合いタクシーについての御質問にお答えさせていただきますが、町がアンケートに答えていただきましたのは、現在のサービス以外に希望するサービスについて、望みたいものについてのお答えをいただいたというふうに、そういう内容でございます。希望することに対して全てを応えていくということは、非常にこれはハードルの高いことでございまして、その中から、特に公益性が高い、あるいはこの事業の目的を高める上において必要なことを取捨選択し、また、現在行っている中で、また少し見直しがあってもいいというようなことがあれば、それも見直しを含めて、常に改善をしていく方向で検討していくべきものだというふうに考えておりますので、そこは取捨選択をしながら改善を図ってまいりたいと考えておりますので、不断に見直しを続けてまいります。
質問 11番 米沢義英
こういう切実な要求があるわけですから、ぜひ改善をしていただきたいというふうに思っております。次に、保育料の負担軽減については、平成30年から実施するということで、非常にこれは喜ばれる制度であります。今、国においては、非課税世帯あるいは生保世帯に対しては免除制度をとっておりますが、それに加えて、なおかつ多子世帯に対する保育制度の負担軽減ということであるから、喜ばしいことで、実現されるということでありますので、ぜひ進めていただきたいというふうに思います。次に、障がい者の就労支援事業についてお伺いい― 33 ―たします。この問題についてですが、何カ所かの事業所の中からお話を聞きましたが、それぞれ事業所で努力をしながら、仕事の就労先を見つけながら、大変苦労もされています。ただ、言われていたのは、なかなか相手の事業所もそれぞれ都合があって、また、理解不足というのもあるのかもしれないけれども、なかなか就労に結びつけるということになると大変だということを言われています。就労AとBというふうにありますけれども、就労Aは、将来、みずから自立して、地域の中で仕事をしながら、やはり将来の生計を立てられるような方向での仕事という形になっております。そうしますと、なかなか今現在においては、社会的にもようやくこういった部分に対する光が当たるようになってきまして、働く場所、あるいは障がいに対する意識、見方というのが変わってきている部分が見受けられます。しかし、総体的にはどうなのかということになると、やはり、なかなか狭い範囲の中で仕事を選択しなければならないという状況になっています。そういう意味では、上富良野町が実施している、いわゆる清掃業務、こういったところに、将来何らかの形で仕事を確保できるように働きかけてもらうということが前提になりますし、また、事業所そのものも当然努力しなければなりませんけれども、こういった部分で、町の委託先に対する、確認したいのですが、働きかけをしていただいて、清掃業務等にかわれるような仕事の確保ができるような、そういった支援も町でできるのかなというふうに思いますが、この点、確認しておきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番米沢議員の障がい者の就労支援についての御質問にお答えさせていただきます。障がい者の就労支援につきましては、私はこれは非常に、障がいを持っておられる方、御本人はともかく、御家族の方も含めて非常に期待をしている部分かなというふうに思っております。特に、就労A型につきましては、やはり自立していく道筋をつけるわけですから、さまざまな町内の事業者の皆さん方に対してもぜひ、隠れた才能を持っておられる方も多分おられるのではないかと思うのです。そういう方を発掘できるような環境も整えていきたいと思いますし、とにかくそういう実態を事業者の方にお知らせすることは、まだまだ十分ではないと思っていますので、それとあわせて、御質問にありました町内の長期契約をしております清掃業務等の業者につきましても、新たな契約更新の時期等の機会を捉えまして、そういった方を積極的に雇用していただくような、そういうお願いもしてまいりますので。また、そういうときには、町にはこういう実態がありますということもあわせてお知らせしながら、少しでも就労支援が拡大されるような環境づくりを行ってまいりたいと考えておりますので、ぜひ御理解を賜りたいと思います。
質問 11番 米沢義英
家族の方の声をちょっと紹介したいのですが、当然子どもは、親御さんにしてみれば、将来、自分が先に逝くことになると。そのためにも、この子どもたちが一定程度自立でき、また、環境そのものも変わらなければならないのだけれども、やはり何らかの就労支援ができれば、収入を得て生活できる、それが毎日、やはり大切なことだし、そうしなければならないし、私ができることといえば、わずかなことで、本当に子どもに話して、諭すことができるぐらいだというような話で、本当に苦悩しているような話を聞かされました。そういう中で、先進的な地域を見ますと、やはりコーディネートがしっかりできていて、つなぎができる、いわゆる働く場所を確保する。どういう仕事がAという方に合っているのだろうというところも、やっぱり事業所と、どこになるかはわかりませんけれども、自治体なのか、それに関するところが担うのかはわかりませんけれども、そういったつなぎができて、しっかり就労支援に結びついているというところが比較的最近出てきました。そういう意味で、上富良野町を見たときに、そういう支援は確かにありますけれども、まだまだ町が、周りの支援体制がなかなかできていないということもあるのかなというふうに思いますけれども、町がある程度中心になって、仕事を確保、ただハローワークを紹介するだけではなくて、そういったところに、そういうものも含めて結びつけるような、そういう支援体制がやっぱり少し薄いのではないかなというふうに思っていますので、この点、町長はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番米沢議員の御質問にお答えいたします。御家族の心情等もお話を伺いました。全くそのとおりだというふうに私も理解できております。これから、そういったきめ細やかなマッチング、あるいは情報提供というものの必要性も感じておりますので、特に、そういった方がワンストップで、そういう思いを受けとめてあげられるような環境をつくりたいというふうに、それは全くおっしゃるとおりで― 34 ―ございますので、今後、そういう先進事例等も参酌しながら、さらに、本当に安心して上富良野で住んでいただけるような状況づくりを心がけてまいりますので、よろしく御理解をお願いしたいと思います。
質問 11番 米沢義英
ぜひそういった点での取り組みを大いに進めていただきたいというふうに思っているところです。職員の方もそれぞれ忙しさ、受け持つ部門もありますから、なかなか大変だというふうに思いますが、後押しできればというふうに思っております。次に、社会教育総合センターのトイレの改修についてでありますが、この点については、早期に検討するということでありますが、めどとしてどのぐらい、財源の確保等があるかというふうに思いますが、この点は、大まかで、わかるのであれば、わかる範囲でよろしいですのでお答えいただきたいというふうに思っております。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
11番米沢議員の御質問にお答えしたいと思います。早急に対応するということで、次年度の予算に要求したいということで、作業を進めているところでございます。以上です。