みんなの議会

上富良野町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月21日

(1)空家対策として解体費用の一部負担等の補助施策や空家バンクの設置を/(2)公営住宅の管理について、指定管理者制度導入を考えてはどうか

2016年6月21日、上富良野町議会の一般質問で、村上和子議員が「空家対策として解体費用の一部負担等の補助施策や空家バンクの設置を」「公営住宅の管理について、指定管理者制度導入を考えてはどうか」について質問し、町長 向山富夫が答弁しました。

質問者
村上和子 議員
答弁者
町長 向山富夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 13番 村上和子

私は、さきに通告してあります2項目4点について質問いたします。その前に、このたびの熊本地震で不幸にもお亡くなりになられました人たちに対し心からの御冥福をお祈りいたしますとともに、今まだ避難されていらっしゃる方にお見舞いを申し上げます。まず1項目め、空き家対策として解体費用の一部負担等の補助施策や空き家バンクの設置を。1点目、昨年6月、空き家対策について質問し、町の空き家の実態調査と条例改正を考えるとの御答弁をいただき、町では早速、空き家の所有者の意向のアンケートや調査をされ、危険な空き家が4件あったと聞いているが、他の空き家の状況等はどうであったのか伺う。住む予定のない空き家は、昨年、空き家対策特措法が全面施行され、自治体は、一定の手続を踏めば、倒壊のおそれのある危険な空き家の行政執行ができる、優先順位としては危険な空き家を対処すべきと考えるが、空き家の所有者の意向に関するアンケートでは、解体したいが、解体費用の支出が困難で、解体できないというものが多くあった。今、初めて、人口減少化、超高齢化時代を迎え、住宅に住みたいが、何らかの事情で住むことができない、生活様式もさま変わりの時代であり、今後ますます、住む予定のない空き家がふえるものと思われる。空き家の解体費用の一部を町で負担する補助施策を考えてはどうか。2点目、空き家バンクの設置について。空き家の有効活用には、需要と供給をマッチングさせるシステムが必要であり、空き家の売買、賃貸などを登録し、情報発信する空き家バンクの設置が必要ではないか。また、インターネットでは北海道空き家情報バンクの御案内があり、上川総合振興局のホームページを検索すると見ることができるよう― 8 ―になっているが、上富良野町は登録されていないので、これに登録してはどうか。3点目、空き家の有効活用について。空き家の所有者が空き家を貸してもいいとの意向であれば、行政としては、空き家を借り上げて、地域のコミュニティセンター、子どもの遊ぶ場所に利活用する考えはないか、町長にお伺いいたします。2項目め、公営住宅の管理について、指定管理者制度導入の考えはないかどうか。公の施設の管理に民間事業の手法を活用することにより、管理に要する費用を削減することが可能となり、指定管理者に対する支出金の低減が図られ、メリットが期待されると考える。消費税の増税が再び延期されたことで、地方自治体の財政にも影響が出る。消費税率8%から10%になると、その中の地方消費税も1.7%から2.2%に上がる予定であった。そのため、地方分1.7兆円が入らず、こういった状況を考えると、今後、地方自治体としても民間に任せることで経費節減になるとすれば、アウトソーシング、新しく公営住宅の維持管理等指定管理者制度の導入等を考えていく必要があると考えるが、町長、いかがでしょうか。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

13番村上議員の2項目についての御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの空き家対策に関する3点の御質問にお答えさせていただきます。1点目の空き家の状況についてでありますが、町ではこれまで、地域コミュニティ活性化会議を開催し、住民会長の御協力をいただき、空き家調査を実施させていただきました。その調査をもとに、さらに現地調査を行い、指導等を要する空き家とその他の空き家に区分し、それぞれの空き家の所有者に対し、今後の利活用に関するアンケート調査を行ったところであります。その結果、指導や経過観察を要する空き家が20件あり、適切な維持管理をお願いする文書を送付いたしました。そのうち、特に外装材の飛散や落雪等により周辺環境に影響を及ぼすおそれのある空き家4件につきましては、所有者に対し直接助言、指導を行っているところであります。また、その他の空き家は40件あり、その中で、空き家バンクへの登録希望は22件、空き家バンク制度を知らないと回答された方が10件あり、計32件に対しまして空き家バンク登録紹介をさせていただいたところであります。次に、空き家の解体費用の一部を町で負担する補助施策につきましては、空き家は個人の財産であり、御自身の責任において解体していただくことが基本であることから、公費を充てることは適当ではないと考えており、解体費一部補助施策については、その考えは持ち合わせていないことを御理解賜りたいと存じます。次に、2点目の空き家バンクの設置についてでありますが、本町においては、定住移住促進計画に掲げた、かみふらの住まいの情報バンクの設置に沿って、既に町ホームページ内に空き家やアパートの空き状態などの情報を提供する空き家バンクを開設し、情報提供に努めているところであります。議員から御発言のありました北海道空き家情報バンクにつきましては、これまで、一部空き家の所有者等が直接北海道のバンクへ登録している状況にもありましたが、既に設置されている各市町村の空き家バンクサイトへリンクすることで対応が図られることから、今後も町が提供する情報サイトの充実に努めてまいりたいと考えております。北海道の空き家情報バンクへ直接物件情報を登録することは、考えていないところであります。次に、3点目の空き家の有効利用についてでありますが、昨年実施しましたアンケート調査では、賃貸してもよい、あるいは、地域で有効活用してもらいたいといった意向も一部示されております。議員より御提案のありました、町が直接借り上げし、利活用していくことについては、一般的には難しいものと考えておりますが、借り主が修繕を行う賃貸型や、複数名で賃貸利用するシェアハウス型などのほか、地域の方々や小グループなどのコミュニティースペース、あるいは福祉事業スペースとしての活用など、所有者の希望と利用者ニーズを結びつけるような支援を空き家バンク等を通じ取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの公営住宅の指定管理者制度導入に関する御質問にお答えさせていただきます。指定管理者制度は平成15年の地方自治法改正によって創設された制度であり、本町におきましても平成17年1月に指定管理者制度導入プランを策定し、制度運用を進めてきたところであります。現在、日の出公園を初め6カ所の施設を、一定の基準のもと、3法人の指定管理者により管理運営を行っており、町民にとりましては施設のサービス向上につながり、行政といたしましても、住民ニーズへの効果的な対応や効率的な施設の管理運営が図られ、一方、指定管理事業者としては、公共事業分野への事業機会の拡大など、行政効果が認められているところであります。御質問の公営住宅の指定管理者制度につきましては、道内においては北海道と札幌市が導入しており― 9 ―ますが、本町においては管理する戸数も少ないことから、維持管理の導入について検討、試算もさせていただきましたが、試算した結果においては行政効果が期待できる状況にないと判断しており、現状におきましては、公営住宅の維持管理に指定管理者制度を導入する考えはないことを御理解賜りたいと存じます。

質問 13番 村上和子

1点目の空き家調査の結果と解体補助の施策というところでございますけれども、住民会、町内会の協力を得まして実態調査をしていただきまして、この点につきましては、町長、昨年6月の答弁で、実態調査をやりたいと、まず実態調査をやってということでございまして、その点につきましては評価したいと思っております。それで、その結果が出ましたので、指導や経過観察を要する空き家が20件あると。そのうち4件が危険家屋ということですし、この4件については手順を踏んで指導を加えて今やっているところだということでありますけれども、特措法ができましたので、やっぱり危険な家屋、今、中町にある1件につきましては、何か、周辺の住民の方からいろいろと迷惑なことがあるとかということも聞いておりますが、その4件の中に入っているかどうかちょっとわかりませんけれども、特措法ができましたので、その周辺に迷惑をかけたりしているとなると、自治体としての必要な措置を勧告しなければなりません。解体せざるを得ないことになると考えますけれども、そうすると、解体するのにどうしても費用がないと、こういうことで、なかなか、ある自治体では解体費用を、自治体が一応立てかえまして、後から本人に返してもらう、そういったことを施策しているところもありますし、山梨県の北杜市では、空き家により、空き家バンクに登録している中から、清掃費を1戸当たり20万円ということで、それを限度にして補助をしているところもあります。それで、もちろん解体業者は地元業者を使いまして、解体した後は更地に家を建てて住みたいという、そういった人に限り、そういった条件をつけまして、それで考えてはどうかと思うのですけれども、その点につきましては、町長はどのようにお考えになるでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

13番村上議員の空き家対策に対します御質問にお答えさせていただきます。議員御質問の空き家につきましては、一般的に言う特定空き家に関しての御質問かと思います。先ほどお答えさせていただきましたように、特定空き家に対します指導は、現在4件について行わさせていただいておりますが、解体については、これはもとより個人の財産に関することでございまして、特措法の中におきましても、そういった勧告命令ができるようなことになっておりますけれども、しかし、その費用については、やはり所有者に帰属するというようなことが大前提となっておりまして、解体のみについて補助をするというようなことは、これは少し想定していないところだというふうに思います。ただ、今、議員が御発言にありましたような、その解体後、例えば、どうしても公共上、公益上必要である場所だとか、あるいは、一体的に何か開発され利用されるような中において、言葉は適切ではないかもしれませんが、支障物件となるような状況がありますれば、それはまたその時点で新たな対応ということは想定できますけれども、単純に解体をされることについての補助というのは難しいものというふうに考えているところでございます。

質問 13番 村上和子

その状況を見てということでございますけれども、今、国交省は、2016年度、住む予定のない住宅や危険な建物、空き家対策として、不動産業者等と連携して空き家の撤去や住居以外への改修に取り組む自治体への財政支援を始めるということでありますので、それで、やっぱり個人の財産であるという1点ばかりでは、ますます、これから空き家がどんどんふえてまいります。それで、危険特定家屋から手をつけていかなければいけないと思うのですけれども、今言いましたように条件をつけましたり、100万円、200万円という高額を申し上げておりません。解体の条件をつけて、今、リフォームも補助施策を出しております、20万円ぐらい、これが平成28年度、3月31日で今切れてしまいます。ですから、そういったこともありますので、平成29年度から、これらの施策との兼ね合いも考えてですね。今、国交省がこういう予算をつけるということを言っているわけですから、そういったものを手を挙げていただいて、倒壊のおそれがある、周辺に迷惑をかけているという、そういうことがありましたら、町としては強制撤去ということもできるわけですので。それで、費用は所有者に請求できますけれども、例えば相続したくないと、相続人が放棄しますと、自治体が負担するしかなくなってしまうのです。こういう状況もありますので、やっぱり国も国交省も、この空き家対策として、かなり全国で空き家がふえてまいりましたので、こういう自治体の取り組みに対しては支援をするということであれば、そういったところに目を向けていただいて取り組んでいただきたいと思― 10 ―うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

13番村上議員の空き家対策に対します御質問にお答えさせていただきます。国が現在、そういった動きにあることは承知しております。それらについては、少しかみ砕いてみますと、例えば私どものような、こういう地方を想定していることではなくて、地方を排除しているわけではありませんが、大都市においては、そういった解体がされないまま放置されている住宅等、家屋等が、例えば道路が狭隘で消防自動車がそれ以上先へ進めないとか、道路計画に支障を来すとか、そういう公益上必要であるというようなところを指して、国は改善できるような応援をそれぞれ自治体にもしていこうということが狙いでないかなというふうに理解をしているところでございまして、そういったものに該当するような状況が町として生まれたときには、それは国のそういった事業も活用しながら対応してまいりたい、検討することはあろうかと思いますが、危険な家屋だからということのみをもって対応するということは非常に難しい状況ではないかなというふうに理解しているところでございます。以上でございます。

質問 13番 村上和子

それでは、2点目の総合窓口を、空き家バンクの件でございます。これは、相談窓口が建設水道課でして、空き家バンクのほうのそれに対する対応が総務課になっておりまして、私は、今、国も一元化するというような方向づけを示しておりますけれども、総合窓口というのは必要ではないかなと、町長も、そういったことも少しニュアンス的にお答えいただいておりますけれども。それで、北海道の空き家情報バンクへの登録は今のところは考えていないということでございますけれども、市町村の空き家バンクがバンクサイトにリンクするということを知らない方が多いのですよ。ですから、やっぱりそういうことも含めて、今の状態ですと、なかなか空き家バンクが余り利用されていないというふうに私は思ったりしているのですが、もう少しわかりやすく、窓口を一元化するような方向でお考えにならないかどうか、ちょっとお尋ねしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

13番村上議員の空き家バンクの制度に対しましての御質問にお答えさせていただきますが、私も北海道の空き家バンクサイトは時々見させていただいておりますが、それぞれ、最初のお答えでも答えさせていただきましたけれども、一部、直接、北海道の空き家バンクサイトを開きますと、そこに情報が載っている物件もあります。しかし、多くが、そこから各市町村の情報サイトへ、特に意識しなくても、そこへリンクできるような画面構成になっておりまして、私としては、何ら使い勝手が悪くないなというふうに思います。多くの市町村がそういうふうにリンクを張っておりますので、機能としては満たされているのかなというふうに理解しているところでございます。以上でございます。

質問 13番 村上和子

まだわからない人がいっぱい、たくさんおられると思っております、私は。それで、こういったことを活用していただくには、空き家の活用を促すフォーラムなんかも一度考えてみられたらどうかなというような感じもしておりますが。それと、自治体は不動産業者とは違うので、ここまではできるけれども、ここまではできないとよくおっしゃるのですけれども、不動産業者とも連携して、やっぱり活用を図るとすれば、購入希望者が大体これぐらいだという価格表示等もして、条件に合った物件を見やすくするというか、そういったことにもちょっと、今の空き家バンクをホームページに開示していますけれども、もう少し充実したものに、もうちょっと利用勝手がいいような方向で考えていただきたいと思うのです。空き家バンクの充実と活用の効果を、行政としてはその手法を考えていくというのがバンクのあれだと思うのですけれども、そういったところについて、町長は、そこを開いて見てもらえればすぐわかるようになっていますよとおっしゃいますけれども、そういったことがわからない人もいるということもちょっと踏まえていただきたいと思うのですけれども、もう少し充実に向けて、ちょっとお考えしていただきたいと思うのですが、いかがですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

13番村上議員の御質問にお答えさせていただきます。どの程度、自治体がそういった空き家情報等を、あるいは、その利活用に向けたマッチングをどこまで町が果たせばいいかというのは、非常に、おのずと限界があるということは御理解いただけると思いますが、そういう情報に接することができる機会を町が進んですることは、これはしてあげても何ら差し支えないというふうに思います。ただ、個々の物件の実際の価格だとか条件だとか、そういったことにまで踏み込むようなことは、これは控えるべきだというふうに思っていますが、なるべくそういう情― 11 ―報に接してもらえるような情報提供だとか、そういったことは、北海道の空き家バンク情報、加えて、本町が提供しております情報等について、そういうような情報を見れるところがありますよというお知らせは、それはやはり大いにするべきだというふうに考えておりますので、そういうことに、町はこれからさまざまな機会を通じて発信してまいりますので、御理解賜りたいと存じます。

質問 13番 村上和子

次は、3点目の空き家の活用でございますが、空き家を解体してくれればその場所を使ってもいいよとか、それから、空き家を貸してもいいとかという方も一部あるということでございますので、その活用ですね、介護予防になるような地域のコミュニティー、まちカフェみたいな感じで、地域の健康づくりの拠点になるようなコミュニティーですね、やっぱりそういった、一部、いいよと、寄贈してもいいような話だとか、使ってもらっていいよとかということが、一部ですけれども、あるようでございますので、そういうので、まちなかカフェみたいな感じで、そこを借り上げて、そして、子どもさんからお年寄りまで、お昼は子どもさんとか高齢者に使っていただいて、夜は若い青年の方なんかで、やっぱり異業種の交流の拠点になるような、そういったものにお考えになったらどうかと思うのですが、そういうことについては支援をしたいというような今御答弁をいただきましたけれども、そういったお考えはどうでしょうか。そこを、もしあれでしたらボランティアの拠点に、ボランティアの人なんかも拠点にしてもいいのではないかと、こんなふうに考えるのですけれども、その点いかがでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

13番村上議員の利活用についての御質問にお答えさせていただきます。利活用につきましては、既に町内におきましても、福祉事業の目的に活用されるなど、そういった動きはもう既に、事例も何件かございます。他方、地域のコミュニティーの活動拠点としての活用につきましては、そういうような場所だとか、あるいは周辺の人口密集度とかということで、現在、町が用意させていただいておりますそういう施設の中で、活動が非常に不自由を来しているとか、そういうような状況が、もしこれから見受けられるような状況があれば、それは必ずしも否定するものではありませんが、現在の中で対応ができている分については、現在はそういう利活用は想定しておりませんが、他の民間の方々による利活用が進むようなことの情報提供は、先ほど申し上げましたように、進んで行ってまいりたいと考えております。

質問 13番 村上和子

イメージ的に、そういう支援をしたいということをおっしゃいましたけれども、今、町の中にあります中茶屋ですね、これにつきましては行政でも改修工事を行いました。こういったようなところの町民のたまり場という感じでしょうか、そういったものをイメージしたものを、そこにボランティアも、これからボランティアの活動も非常に必要になってまいりますので、そういった人のよりどころというか、そういう拠点みたいなこと、町としても少し、そういった考えをお持ちの方、貸してもいいよと、こういう方もいらっしゃるようでございますので、そういったところへ少し力を入れていただきたいと思うのですが、いかがですか、もう一度お聞きします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

13番村上議員の御質問にお答えさせていただきます。中茶屋を例に挙げていただきましたが、ああいった形の、地域の方々が集う場所というのは非常に大事なものだと私も理解をしております。現在、町ではそういったことを念頭に置きまして、新たに建設しております公営住宅団地等におきましては、その一角に、今、村上議員がお話しされておりましたような、どなたも気楽に集えるような場所、スペースを確保するような構想を持って建設をさせていただいておりますので、またそれで、さらに拡充が必要だというような状況が生まれてきたときには、それはそのときの行政課題として、また検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 13番 村上和子

2項目めの公営住宅の管理等の指定管理制度の導入のところでございますけれども、現在6カ所を3法人に指定管理制度、ただいま報告をいただきましたけれども、これに、導入いたしましてから10年以上経過しておりますし、平成29年3月31日付でちょうど期限も切れてきますので、この機会に、私はやっぱり、今、指定管理制度の見直しと、ほか、どういったところを指定管理制度を導入するところはないのかどうかという、やっぱり検討もしていただきたいということで、私、御提案申し上げたのですが、公営住宅は、その行政効果が余り見込めないという御答弁をいただきましたけれども、入居基準とかそういったものとかではなくて、総括的な公営住宅維持管理ではなくて、例えば建設業協会というところなんかどうでしょうかね、そういったところの民間業者が指定管― 12 ―理者となっても、地方公共団体による一定のコントロールがありますので、決して公の施設の適切な管理が十分できないということにならないと思うのです。だから、ここ当面、指定管理制度を導入しましてから10年以上たっておりますし、ちょうど5年契約が来年の3月をもって終わると、切れると、そういったときに、やっぱりこの管理制度の見直しと、何年か前にはアウトソーシングとして指定管理制度、どこかの施設を指定管理制度を導入するところはないのかどうか、これにつきましてお話があったと思うのですけれども、今、何か、民間移譲というか、そっちのほうにもお考えがあるようでございますけれども、やはりこういった地元の産業を育てる、地場産業を育てていくという意味合いもありますし、やっぱり雇用もそこで生まれるということもありますので、公共施設は182ぐらいでしょうか、いっぱいありますし、これから総合計画も立てて、これの計画を立てられるということを実行プランに入れておりますけれども、そういったことであれば、やっぱりこういった制度も、ソフト面は行政がやり、ハード面はそういった地場産の人にやっていただくと、今、消費税増税が、延期になりましたから、これはしわ寄せがきっと来ると思うのですね、私は。それで、そういったことが考えられないかどうか、ちょっとお尋ねしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

13番村上議員の指定管理者制度につきましての御質問にお答えさせていただきます。まず、指定管理者制度そのものについては、非常に行政効率を高める意味において有効な手段だということで私も理解をしております。それと、指定管理者制度、5年刻みで更新することになっておりまして、管理者の、受託者の選考に当たっては、客観的に選考できるような基準を持っておりまして、そういう判断をさせていただいているところでございます。一方、公営住宅の指定管理者制度につきましては、冒頭お答えの中で申し上げましたけれども、いろいろ試算もしてみております、私どもも。それで、もちろん、例えば入居者選定だとか、さまざまなソフト的な部分は除いて、本当に、今おっしゃいました修繕だとか、そういった部分のみに町内の事業体を想定して試算してみましたが、残念ながら、非常に行政効果が上がるような数値は、どうはじいても実は出てきていないのが実態でございまして、多分、行政効果というのは、むしろマイナス効果にならざるを得ないような数値がどうしても出てしまう状況にございます。それが大都市のような、管理戸数がたくさんありますとまた別でしょうが、私どものような町におきましては、営繕の金額も1,000万円単位ぐらいの状況でして、これがまた指定管理者にお預けするとなりますと、非常に受けた方も、なりわいとして、事業として考えたときに、余り有利なものではないのではないかなという判断のもとで、想定をしていないところでございます。以上でございます。

質問 13番 村上和子

なかなか行政効果が見込めないというようなお話ですけれども、私はやり方次第で経費の節減になると考えますし、やっぱり公の施設の管理のあり方というのも考えていくべきだと思います。それで、一つの例として公営住宅と、こう申し上げて提言させていただいたわけでございますけれども、どこかネックがあるのではないでしょうか、難しさがあるのかと思うのですけれども、やっぱり地場産業を育成していくということも、公募の状態をとるとしても、なかなかそういったものにならないということになれば、やっぱり公共施設の管理のあり方ということもを含めて今後考えていただきたいと思います。この指定管理制度の導入は、今後絶対どこもしないということではないかと思うのですが、いかがですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

13番村上議員の指定管理者制度についての御質問にお答えさせていただきますが、指定管理者制度につきましては、むしろ町は積極的に取り組んでいるというふうに私は理解をしております。3年前からは、御案内のように、道路の維持管理も指定管理者制度に移行しておりますし、そういったことで、行政のスリム化、効率化が図れるような手法については、それはもう積極的に導入してまいりたいというふうな基本的な考えは変わりありませんので、御理解を賜りたいと存じます。

出典:上富良野町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月21日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる