みんなの議会

上富良野町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月11日

(1)胃がん予防(ピロリ菌除菌)について/(2)高齢者や障がい者に優しい環境整備について

2014年12月11日、上富良野町議会の一般質問で、佐川典子議員が「胃がん予防(ピロリ菌除菌)について」「高齢者や障がい者に優しい環境整備について」について質問し、町長 向山富夫、保健福祉課長 石田昭彦、建設水道課長 佐藤清が答弁しました。

質問者
佐川典子 議員
答弁者
町長 向山富夫、保健福祉課長 石田昭彦、建設水道課長 佐藤清

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 1番 佐川典子

さきに通告のとおり、2項目について質問させていただきたいと思います。1項目めは、胃がん予防(ピロリ菌除菌)についてです。平成26年2月8日、上富良野町は多くの町民の集う中、「健康づくり推進のまち宣言」をいたしました。過去における適正で細やかな保健指導により、特定健診率や特定保健指導率も全道でトップクラスで、まさに「健康づくり推進のまち」にふさわしいことは、多くの町民が理解し、注目し、関心を寄せているところです。厚生労働省は、国保医療費の抑制や胃がんでの死亡率を減らすため、平成25年2月に、ヘリコバクター・ピロリ菌による慢性胃炎の除菌についても保険適用の拡大を承認いたしましたが、この胃がん予防について、町として死亡率の減少のための目標値や町民周知の施策、助成制度など、今後の施策をどのように行うのか伺いたいと思います。2項目めは、高齢者や障がい者に優しい環境整備についてです。先日、平成26年度上富良野町高齢者実態調査の概要が示されました。人口1万1,297名に対し、65歳以上の高齢者は3,234人、高齢化率28.63%となっております。国や町においても最大人口集団であるとされる団塊の世代が、いよいよ還暦を超えてきているとされており、高齢化の波が着実に来ております。平成25年に、上富良野町高齢者、障がい者等の移動等の円滑化促進にかかわる道路の構造等に関する条例が、国の権限移譲により町として条例制定されましたが、この中には乗り合い自動車停留所等においては、ベンチ及び上屋を設けるとしてあります。高齢者や障がい者に安全で安心な道路利用の提供をすることが、町のソフト面においても要求されています。買い物や病院に行くまでの途中に、雪のない間だけでもベンチを各所に置くことで、休みながら自分のペースで歩くことができる手助け的な配慮を考えてみてはどうかと思います。以上です。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

1番佐川議員の胃がん予防(ピロリ菌除菌)に関する御質問にお答えさせていただきます。日本は、先進国の中ではピロリ菌の感染者が極めて高く、50歳以上では70%の人が感染しているとも言われております。このようなことから、議員御発言のとおり、平成25年2月から、その除菌治療の保険適用が大幅に拡大され、ほとんどの場合で保険での対応が可能となったところであり、多くの医療機関ではポスターの掲示などで、広く皆様に周知されている状況にあります。ピロリ菌検査や除菌に係る助成制度につきましては、現在、その考えは持ち合わせておりませんが、がんの発症原因となる生活習慣の改善に向けた学習や保健指導を引き続き継続していく中で、ピロリ菌のリスク等についても周知に努めてまいりたいと考えているところであります。がん対策におきましても、最も重要なことは早期発見でありますことから、町といたしましては進行がんの罹患率を減少させ、がんによる死亡を少しでも防ぐためにも「健康かみふらの21計画」に沿いまして、5大がんの検診受診率の目標達成に向けて取り組んでいるところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの高齢者や障がい者に優しい環境整備に関する御質問にお答えいたします。平成18年に、高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律が施行され、高齢者、障がい者等が自立した日常生活及び社会生活を確保するために必要な公共交通機関の旅客施設及び車両等、道路、路外駐車場、公園施設及び建築物の構造及び設備を改善するための措置を講ずることにより、高齢者、障がい者等の移動上及び施設の利用上の利便性及び安全性の向上の促進を図り、公共の福祉の増進に資することを目的に、国、地方公共団体及び国民の責務などが義務づけられたところであります。この法律の趣旨に基づき、北海道を参考に町でも平成25年4月に条例を制定し、高齢者、障がい者等が安全かつ円滑に通行を確保するための基準等を設けたところであります。現在、町におきましては、主な道路に7カ所のベンチを設置しており、そのほかにも個人商店等が店先にベンチを設置していただいておりますが、歩道に隣接して設置するためには、交通安全上、歩行者の通行に支障にならない設置スペースがあることや街路灯の設置がされていることなどが必要な条件となりますことから、今後におきましては、町民の皆様の意向等を把握した上で、町においてどのような対応が必要か等を検討してまいりたいと考えており― 26 ―ます。また、高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律では、道路における移動上の利便性、安全性の適合基準につきまして、国が指定する特定道路に対して適合義務が課せられておりまして、それ以外の道路につきましては努力義務となっており、現在、当町におきます町道につきましては、特定道路の指定をされていないことから、適合基準義務路線はありませんが、今後、大規模な歩道改良事業等が実施されることとなりました場合は、特定道路の指定等も含め、ベンチ、上屋等の整備も検討するよう進めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 1番 佐川典子

きのう、厚生労働省のホームページを開きまして、世界的にも新しく改定された除菌制度につきまして、高い評価を受けているという情報もありましたので、ホームページを開いて探してみましたが、一向に見当たらないという現実があります。いろいろと厚生労働省ともお電話をさせていただきましたけれども、それぐらい新しい施策であるということを先に御理解いただいて、お話を進めたいというふうに思います。次に、お答えをいただきましたことに関して、ちょっと伺いますけれども、平成25年度から平成34年度までの第2次国民健康づくり運動に合わせまして、健康かみふらの21の計画(第2期)の上富良野町国民健康保険特定健康診査等の実施計画というのが出されました。そこで、上富良野町の21年度の死因はがんで、悪性新生物です。それで、その中に3人に1人が、がんで亡くなっているという実態がございます。死亡者数を伺いますけれども、平成24年は、がんで25人というふうに聞いております。25年は、がんで亡くなったのは何人ぐらいになっているのか、お答えをまずいただきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

1番佐川議員の、がんにおきます死亡者数についてのお尋ねにつきまして、現在、そういった数値を持ち合わせておりましたら、担当課のほうから答弁させていただきたいと思います。少しお時間をください。

答弁 保健福祉課長 石田昭彦(保健福祉課長は2015年3月まで)

1番佐川議員の御質問にお答えいたしますが、今、手元に25年度の数値持ち合わせておりませんけれども、20年から24年の5年間の積算の数値でございますが、がんにおいては今、佐川議員のほうからの御発言ありましたように、3人に1人の方が悪性新生物でお亡くなりになっているということで、5年間で32.6%の方、男性が117名、女性が67名、計184名の方が、がんでお亡くなりになっているということであります。

質問 1番 佐川典子

私は、多分、たしかふえているというふうに記憶しておりますので、ふえているということでまた再質問させていただきます。25年度の国の目標値は、がん検診は40%というふうに出していたと思います。上富良野は、がん検診は13.8%というふうな表示が出ております。これに目標値が記載されておりませんが、国は40%を目標にしておりますけれども、上富良野が13.8%ということになっておりまして、この目標の差、これについてどのようなお考えを持っているのか伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

がん検診受診率目標値につきましては、国においては40%、当町におきましては私が現課とやりとりしている中では、もう少し高い数値を目標値としているというふうに理解しております。いずれにいたしましても国の目標値を下回っているということは事実でございまして、経緯につきまして少し、課長のほうでわかれば、課長のほうからお答えさせてください。

答弁 保健福祉課長 石田昭彦(保健福祉課長は2015年3月まで)

御質問にお答えいたします。佐川議員のほうからありましたように、国の目標については、それぞれ5大がんの目標値示されておりまして、健康日本21の中で、胃がん、肺がん、大腸がんにつきましては、平成28年度を目標値として40%の受診率を目指しております。女性の子宮がん、子宮頸がん、乳がんにつきましては、50%の受診率を目標にしているところでありますけれども、本町につきましては、がん検診につきましては、これまで積極的な取り組みがなかなかなされなかったということもありまして、現計画のスタート時点においては、それぞれ国の現在値よりもかなり低いような受診率にあったこと。そのようなことから、町においてはこの現計画の中では、毎年度1%ずつ何とか受診率を高めていこうということで、それぞれの5大がんごとに目標値を設定しておりまして、胃がんについては15.9%、肺がんはもともと結核検診の時代から高い受診率がありましたので、現状維持の数値を目指そうということ、それから大腸がんについては20.1%、子宮頸がんは23.8%、乳がんが31.6%を― 27 ―目標値にしております。それと、先ほどの25年度のがん死亡者でありますけれども、男性22名、女性6名、28名が25年度のがんでお亡くなりになられた方の数であります。

質問 1番 佐川典子

目標値を言っていただきましたけれども、以前のがん検診の受診率というのがありまして、5大がんの中で一番低いのが胃がんであります。13.8%、大幅に下回っています。23年度の統計でも10.8%と、ほかのがんに比べて大変低い数値となっております。2013年の北海道新聞に載った記事でございますけれども、がんの受診率を上げるために、胃がんに対しても含まれていると思いますけれども、受けない理由は何かというアンケートをとったところ、受ける時間がないというのが47.4%で、がんとわかるのが怖いというのが36.2%、費用がかかるというのが35.4%、自分は健康だと思っているということで34.5%、病院に行けば何かあったら、それでいいという感じでいるというのが22%というふうになっております。胃がんに対しても特に受診率を上げるということが、出向く、病院に行かないといけない、検診をしないといけないということをおっくうがっているという結果が、如実にあらわれた数字だなというふうに理解しております。国と比べまして、最大医療費の傷病名で、がんの医療費が32%と高いことがありますけれども、これについてはどのように考えていますでしょうか、教えていただきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

1番佐川議員の健康維持のための御質問にお答えをさせていただきます。まず、前段目標値等について、国と当町との数値の開き等についても御説明させていただきましたけれども、私どもが理解しておりますのは、国といたしましては、全国押しなべてこれぐらいの受診率になってほしいなというような、そういう思いがこもった目標値かなと。当町におきましては、実際に検診を受けていただいている実績を踏まえて、実態に即した目標値というふうに定めている関係の差もあることを御理解いただきたいなというふうに思っております。それから、特に胃がんにつきましては、未然に早目に発見することによって、治癒率は極めてまた高いがんでもあることから、今、佐川議員のほうからいろいろ原因等についてお述べいただきましたけれども、そういったものを私どももそういう傾向にあるということ認識しておりますので、さらに受診者がふえるような環境整備を、健康づくりの現場の保健師の皆さん方については、非常に課題意識は高く持って取り組んでいただいておりますが、しかし、さまざまな理由で受診率が上がっていないことも一方で事実でございますので、さらに個別に指導させていただくなど、あるいは生活習慣病を未然に防ぐ手だて等も講じて、胃がんのみならず5大がんにつきましては極力受診率を高め、そして健康な方をふやしていくように取り組んでいく必要があるというふうに認識しております。以上でございます。

質問 1番 佐川典子

ここに、保健福祉課からの死亡原因第1位という、がんについて亡くなった人だとかの資料、前にいただいたことがあります。ここに医療費、早期の胃がんが発覚した場合に、内視鏡による胃粘膜の切除術、これが約32万円かかるというふうに書いてあります。その後、進行がんの方が発覚されたときは、胃の開腹切除術、これに関しまして175万円もかかるということになっております。先ほど、町長からのお答えでもありましたように、がんに対しては本当に早期発見が重要だということは、この数字からも医療費の面からも大切なことであるというのが理解するところです。がん予防が、もしも可能であった場合に、がんになる前に見地ができたということになりますと、これは確実に医療費の削減につながるということは理解していただけるというふうに思っておりますが、それは間違いないですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

1番佐川議員の御質問にお答えをさせていただきます。本当に私も痛いぐらい、発見がおくれたことによって非常に望ましくない方向へ進んでいってしまった方等の事例をたくさん聞いておりまして、とにかくおっくうがらず検診を受けていただきたいと。そして最近、特に検診技術が進んでおりまして発見率も、これもまた高くなっております。そして、そのことによって早期に発見につながって、佐川議員が今お話いただきましたように、治療費に至っては格段に差があります。ですから、町が所管いたします国保等についても、そういったことが保険基盤の安定化に非常に大きく左右する部分でございますので、これは本当に「健康づくり推進のまち」宣言にふさわしいように、意を尽くしてまいりたいと考えております。

質問 1番 佐川典子

少し質問の内容を変えたいと思います。健康かみふらの21の計画の中に、生活習慣病の予防ということで75歳未満のがん年齢調整死亡率の減少を目指すということになっております。現在の上富良野町の胃がんの検診において、エックス線検査というのをしておりますけれども、これはずっとこのままの予定でいく予定がありますでしょうか。

答弁 保健福祉課長 石田昭彦(保健福祉課長は2015年3月まで)

1番佐川議員の御質問であります。ちょっと質問の趣旨がわからなかったのですけれども、胃がん検診につきましては、町のセット検診等で行っている胃がん検診については、バリウムの検査でありまして、エックス線は、多分、肺がんの検査のほうかなというふうに思うのですけれども、もし質問の趣旨と答弁等が違っていれば、再度、御質問いただければと思います。

質問 1番 佐川典子

ここのページに書いてあったものですから、表には、そのように書いてありましたので、そのまま言わせていただきました。済みませんが、そこはちょっと理解していただきたいと思います。それでエックス線検査を毎年受けていく、胃がん発見のために、ということは要するに放射線の被曝をある程度は、毎年受ける形になるということで理解してよろしいですね。

答弁 保健福祉課長 石田昭彦(保健福祉課長は2015年3月まで)

先ほど、私の答弁おかしくて申しわけありません。バリウムを飲んで映してみますので、そういうことだと思います。当然、レントゲンもそうですし、そういったカメラ等は一定程度、放射線を使った確認になりますので、極めて微量ではあると思いますが、そういうことを体に受けることは事実かと思います。

質問 1番 佐川典子

この間、改定になったピロリ菌除菌の内容は、いろいろな検査がありますが、その検査法のもちろん今まで同じように内視鏡の検査というのを行う方法と、あと内視鏡を使わないピロリ菌の抗体を調べる、そういった検査があります。新しく認められております。これの中に、尿中抗体価測定法、それから鞭虫抗体測定法、尿素呼気試験、これらはそういったエックス線の検査を受けなくてもピロリ菌が慢性胃炎ということで決める手だてとなるという検査でございます。ピロリ菌が常駐しているということで、がん発生に必ずつながっていくという、そういう結果も出ております。今、一番新しい情報ですので、多分、なかなかほかの自治体では理解できない話になってくるのかなというふうには思っておりますが、先ほどの検診率を高めるとしたら、もしこの検査法をやるとしたら、それほど大変でなくなるという可能性もありますし、毎年、エックス線を使わなくても判明するという、そういうことにもつながってきます。それで、今、胃がんの確定をするという、胃がんを早期発見するという部分の前提に、ピロリ菌が胃の細胞内に住みついているということを先ほど言いましたこの検査、いろいろな検査がありますけれども、これを用いて確認するということで、慢性胃炎に移行していくことがわかっております。それで、今、中学校や高校など若い世代、この世代はまず100%に近い除菌が成功します。20代、30代までに除菌をしておきますと、100%の胃がんが抑えられるという結果も出てきております。この辺は、大変重要なことだというふうに理解しておりますので、この辺をもう少し、まだ新しいことなのでなかなか難しい部分もございます。自治体の施策としては。でも、これをもし理解できたとしたらば、上富良野町は「健康づくり推進のまち」でございますので、はるかにまた新たながんの減少を迎えることが施策としてできるのではないかなというふうに思っておりますが、こういうこと、情報についてはどのような対応をされる予定がございますか、伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員のがん予防に関します御質問にお答えさせていただきます。検査の手法等につきましては、日進月歩、新しい検査方法というのができてきているというふうに、詳しい内容は存じませんが、いずれにいたしましても新しい検査体制というのは確立されてきているということは、これは客観的に理解をできます。ただ、当町といたしまして、どういったメニューを検査項目として、どういう手法を用いて検査をするとかいうことは、町がこういう検査をしてくださいというような検査機関との間でやりとりの中で、それは医療機関のほうから、こういう検査方法もあります、ああいう検査方法も確立されましたということ等、情報交換、情報共有をしながら町としてその方向づけを、町が医学的な見地を持って医療機関に述べていくほどの私はまだそこまで達していないと思います。いろいろな医療機関からの情報をいただきながら、あるいは病院現場等の情報も御指導いただきながら、確立していくべきものというふうに思いますので、それはどちらが一方的に指示をする― 29 ―というような形ということまでは、町として、そのレベルに達していないのではないかなというふうに考えております。

質問 1番 佐川典子

予防できるピロリ菌の除菌をすることによって、胃がんの予防が可能であるということがわかった以上、これに関する講演だとかそういったものを「健康づくり推進のまち」として、町民の皆様や私たちも含めてですけれども、そういった人たちに今後その苦しみを一人でも味あわないような施策ということで、講演会を今度開いていただける予定はございませんでしょうか、その点確認したいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えをさせていただきます。今、御提言ございました講演会・講習会等の類につきましては、今、この時点でお答えするような状況にはございませんことを御理解いただきたいと思います。ただ、ピロリ菌除菌につきましては、冒頭お答えさせていただきましたように、保険適用になったということで、医療機関において、これはポスター掲示だとかそういうことで啓蒙、住民の皆さん方に以前よりずっと見えるような形で、目につくような形で周知されておりますので、確実に関心は、関心度は広がっているというふうに思います。また、今後、町民に対するどういうふうにそれを広めていくかということに関しましては、健康指導を預かる現場のほうにまた聞きながら、健康増進に図っていくようなことに資することには、取り組みをしていきたいというふうに考えおります。

質問 1番 佐川典子

中学生や高校生など若い時期に除菌をしておけば、一生がんで苦しむことがないということが出ておりますので、健康づくり推進の町として、ぜひ胃がんの検診に行かなくても済むような数値が出てくることにもつながりますので、子どもたちの健康を守るという意味で、ぜひ次年度の施策の中に講習会等を開いていただいて、多くの町民に新しい形のがん予防ということで提示をしていただきたいなというふうに思っております。現在、北海道では本当にまだ少ないですけれども、たまたま北大の医学部の院長でした浅香先生が、北海道出身者ということもありまして、何件かの町で助成が始まっております。由仁町は、人口5,618人のところですけれども、ここではもう中学2年生と3年生の方にピロリ菌除菌の事業についての講演会等をされておりまして、現実にことし予算化するというような情報も入っております。また、美幌町も完全に、ことしの5月に講演会というのを開いて、これも施策のほうに反映させております。ピロリ菌が在中しているかどうかをわかる検査というのは高い金額でございませんので、その両方の町も中学生全員だとか、中学2年生、中学3年生を対象にした施策を行っております。また、稚内市におきましても26年度は高校3年生、そして次の年からは徐々に中学2年生、3年生というふうに段階的に少しずつ、1回除菌したら完璧になりますので、胃がん予防に取り組んでいるまちがたくさんふえてくることを今願っているところなのですが、あとはピロリ菌の抗体の有無を調べるのに、大阪の高槻市におきましては尿検査から治療費まで、全てが無料になるというふうな施策もしております。ぜひ、こういった新しい予防が、がんそのものの予防につながる施策が、その町その町で考えられているということも御理解していただきたい。そして、上富良野町の健康づくり推進の町の町民が関心を持たれている部分についても大きく町として関与していただきたいというふうに思っております。次に、2項目めの高齢者や障がい者に優しい環境整備についてのお答えをいただきました。ことしに入りましてから、本当に特に腰を大きく曲げて車というのですか、スーパーに手押し車を押して、腰が大変曲がっているにもかかわらず一生懸命、スーパー近くを歩いていらっしゃる高齢の方を見かけております。地域にスーパーがなくなったということもあるとは思いますけれども、何とも言いがたいというか、頑張っていらっしゃるなというふうに見ております。そして高齢の方になると、特に、自分のペースで歩きたいということがあるそうなのですね。上富良野町は、買い物弱者になりかけている方がたくさんいる中、そうやって自分の健康のことも考えながら歩き、そして押し車を押しながら、買い物をしながら行くまでの道すがら、路肩に腰をおろして休んでいる方、そしてしゃがみ込んでいる方も何回か見ましたが、そういう高齢の方たちが一生懸命、生活のために歩いて、お買い物に行かれたり病院へ行かれたりするというときに、休む場所として町はもう少し休むところ、ベンチを置いて自由にお休みいただくと、そういった提案的なことをしていただければというふうに思っておりますが、今後、まず7カ所ある場所というのは、大体どこら辺にあるのか、もしわかれば教えていただきたいというふうに思いま― 30 ―す。

答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)

1番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、道路に隣接して設置されているベンチでありますが、東2丁目通り、役場の前の通りでございますが、役場の庭のところに横に設置しております。それと、東1丁目通り、郵便局の駐車場の横の部分です。それと、東1条通り、ロータリーの中にベンチを設置しております。それから、西保育園の前のこの4カ所と、それから道路に隣接しています緑地がございまして、これにつきましては本町5丁目4番通りの緑地内、それから江花通りのポケットパークの中にベンチを設置しております。それから、富良野川の桜つづみポケットパークの江花通りのすぐ近くに設置しております。これは3カ所です。合計7カ所設置しております。以上であります。

質問 1番 佐川典子

今、伺いましたけれども、本当に人が通るような場所で、また公園の中だとか緑地の中だとか、いい場所を選んで置いていただいているというのがわかりました。しかし、やっぱり先ほど申しましたように、上富良野町でお買い物をする、したいスーパーというのは集中する形になっておりまして、できれば利用する方たちが、少しでも高齢の方たちがお休みいただけるような場所を1カ所でも2カ所でもふやしていただいて、また、病院に行ったりそういうところの手前にも、病院とスーパーとの間とかそういうところにもぜひ、もし可能であればそういうベンチをふやすということを考えていただきたいなというふうに思っております。これは高齢の方から直々に私のほうに、町政で言っていただきたいのだということを言われまして、私、今、ここで質問をさせていただいております。横の連携も大変重要になってくると思います。商店街の近くだったり、地権者だったりする方の了承も得ることが大切ですし、本当に歩行者の邪魔にならないような場所選びというのも大変だとは思いますが、ぜひ高齢の方の町民の声を受けとめる、そういう優しいまちづくりに関してもぜひお力をいただけるような施策として考えていただくわけにはいかないものでしょうか。ちょっと伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

1番佐川議員の高齢者等の弱者に優しい歩行環境、移動環境というのでしょうか、そういったものの整備については、十分御質問の意味は理解できております。先ほど、課長のほうから要所要所に設置してありますベンチ等については御報告させていただきましたが、そのほかにまだ町内には、商工振興条例をもってお店等を改築された町内で申し上げますと、奥田はなやさんだとか、四釜さんだとかというところにもお休みいただけるような仕組みは整っております。さらに、中茶屋だとか、そういったような他にも活用できるようなところもあるという状況もございます。しかし、それで完全かということにはなりませんので、これから町民の皆さん方から、そういった実態をさらにいろいろ御意見を伺ったり、やはりそういう中でも抜け落ちているところはあろうかと思います。議員も御理解いただいておりますけれども、あと歩行者に迷惑にならない、あるいは冬期間どうするとかというような課題もありますけれども、多くの皆さん方が望まれるような場所に、もしそういった不足している部分がありましたら、それは改善してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。

出典:上富良野町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月11日 議事録 PDF(100ページ) 間違いを知らせる