上富良野町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月18日
(1)子どもの医療費について/(2)福祉灯油について/(3)観光行政について/(4)町立病院の運営について/(5)公共施設の使用料について/(6)トイレの改修について
2013年6月18日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「子どもの医療費について」「福祉灯油について」「観光行政について」「町立病院の運営について」「公共施設の使用料について」「トイレの改修について」について質問し、町長 向山富夫、教育長 服部久和が答弁しました。
- 質問者
- 米沢義英 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫、教育長 服部久和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 米沢義英
私は町長及び教育長に六つの点について質問させていただきます。1点目は、子どもの医療費の無料化についてお伺いいたします。子どもの医療費の無料化の対象年齢を拡大を望む声が広がっています。他の自治体では将来を担う子どもたちの健康を守るためにと、隣町の中富良野町や比布町では中学校までその対象年齢を拡大するという状況になっています。それは同時に、子育て支援を強化するということでもあります。― 33 ―上富良野町においてはこの間、住民の声に押されてようやく就学前までの通院費のみを負担軽減に踏み切るという状況になりましたが、しかし、子育て中の保護者からはほかの自治体のように、入通院とも無料化枠を中学校まで拡大してほしいという声が広がっています。この間の質問に対しても町長は、従来と同様の答弁で、今後の動向を見定めて判断したいとの答弁にとどまっているというのが実情であります。子育て中のお父さんやお母さんたちが、この町に住んでよかったと思えるようにするためにも、子どもの医療費の無料化を中学校まで対象を拡大すべきだと考えますが、見解を求めます。次に、福祉灯油についてお伺いいたします。昨年の灯油を含めた燃料の高騰は、住民の生活にも少なくない悪影響を及ぼしました。その中で多くの自治体では燃料の高騰を受け、住民の生活を少しでも守ろうと燃料購入時における負担の軽減策を道の補助制度を活用し、福祉灯油の助成を実施しました。しかし、町においては実施いたしませんでした。町長の答弁では、今後恒久的な対策が必要だから、十分その展開を含めて考え抜いた上で、福祉灯油の実施をしたい、こう述べております。しかし、一方では、極力避けたいという思惑が働いたのではないかと私自身は考えております。いずれにしても、私が福祉灯油のこの間実施求めて町長に質問し、恒久的な対策をとりたいという答弁を終始していますから、この後に及んでいまだに具体的な対策がないというのでは、余りにもひどい話であります。今後においてはどのように、燃料高騰における、またふだんの福祉灯油の実施に向けた具体的な対策がどのように考えておられるのか、お伺いいたします。次に、観光行政についてお伺いいたします。この7月には、花と炎の四季彩まつりが開催されます。その前後からはもう既に観光客がこの上富良野町に来町してきております。また、この間、人気グループの嵐がJALの宣伝で、5本の松の木の宣伝効果もあって入り込みもふえることに期待を寄せております。と同時に、そういうものとあわせて、日の出公園では、古くなったラベンダーの株を更新する植栽が始まっております。しかし株が小さいために四季彩まつりには到底ラベンダーの開花が間に合わないという状況は明らかであります。そのためには来た観光客の方ががっかりして帰るのでは将来の町のイメージのダウンにもつながりかねません。そういう意味では、上富良野町においても、またリピーターとして来ていただけるような対策をとるということは必須の条件ではないでしょうか。ここでお伺いいたしますが、花と炎の四季彩まつりにおけるラベンダー園における観光客誘致の対応についてお伺いいたします。二つ目には、観光客の入り込みをふやすためには、何と言っても駐車場の確保と将来のラベンダー園の整備は欠かせません。そういう意味では、今後どのようにされるのか、この点についてもお伺いいたします。次に、町立病院の運営についてお伺いいたします。医療圏の再編などで、町立病院には老人保健施設が併設され、介護施設として重要な役割を担っています。しかし、介護職員の身分は臨事職員のままであり、ボーナスもまた手当もないという状況が続いております。この間何回か処遇の改善を求めた結果、賃金の引き上げや、あるいは忌引休暇の導入がされましたが、しかし、これとて十分でないというのが実情であります。仮に40年間働いたとしても、年間給与は300万円になるかどうか、届くかどうかという実態であります。そういう意味では、せっかく専門職としての身分でありながら、結局将来に展望が見えず、離職も相次いでいるというのが実態ではないでしょうか。そういう意味ではきちっとした採用時には正職員と採用して、その配置を行うべきだと考えますが、この点について町長の見解を求めます。次に、公共施設の使用料についてお伺いいたします。スポーツサークルや公民館・防災センターを使用する場合、1時間150円、一方で文化サークルが使用する場合、1時間2,400円と1,200円という形になっており格差があります。確かに減免制度がありますが、しかし、いずれにしてもこの格差は縮まるものではありません。そういう意味では利用者からこの格差の是正をしてほしいという声が聞かれますが、この点について教育長の見解を求めます。次に、トイレの改修についてお伺いいたします。富原球場横にあるトイレは古く悪臭もあり、利用者から早期の改修を望む声が出ております。あそこを利用している中学生や何かの大会があったとき、あそこのトイレは使用したくないという声が出るのも当然であります。この間の質問では、今後の財源の確保も含めて十分検討したいと述べておりますが、今後についての対応についてもお伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。― 34 ―まず、1項目めの子どもの医療費に関する御質問にお答えをさせていただきます。以前にも同様の御質問にお答えさせていただいておりますが、乳幼児等の医療費助成につきましては、北海道医療給付事業と連携いたしまして、その給付対象者を拡大しながら助成措置を講じているほか、町の独自助成として、受診頻度の高い乳幼児を抱える子育て世帯の負担軽減を図るため、就学前の乳幼児に対する医療費の全額助成を実施しているところであります。また、町では、妊娠、出産から、中学、高校までの子育ての各ステージ別に、保健・医療・教育など分野別にでき得る子育て支援策を講じておりまして、今後におきましても適時見直し改善を行いながら、これらの支援策を推進してまいりたいと考えているところであります。議員御質問の中学校卒業までの医療費の完全無料化については、子育て支援策の一つの仕組みとしては理解するところでありますが、町といたしましては、どの分野、どのステージに重点を置き、子育て全体の底上げを図っていくべきか、さらに少子高齢化の進展の問題については、今後のまちづくりにとって非常に大きな重要な課題であると私も認識しており、本町の少子化の状況が今後どのように推移していくのか、将来を見据えながら総合的に判断し、バランスのとれた子育て支援事業等が実施できるよう今後も検討を続けてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの福祉灯油に関する御質問にお答えさせていただきます。積雪寒冷地である本町にとって、暖房費など冬期の生活には一定の経済的負担が強いられることは十分理解をするところであり、福祉灯油事業につきましても否定するものではありませんが、高齢者や障がい者、あるいは経済的困窮者など、社会的な生活弱者に対する恒久的な支援策を築き上げていくことこそが、極めて重要であると考えているところであり、その思いにつきましては、去る3月定例議会の折にも答弁をさせていただいているところであります。このようなことから、生活弱者に対する施策はこれまでも実施してきたところでありますが、まずはそういった既存の諸施策について、町民の方々の生活実態に即した真に必要とされる支援策となっているか、それらの検証作業を現在行っているところでありまして、そういった作業を通じ既存施策の見直しを行いながら、よりよい恒久的な生活支援策となるよう改善していくことが重要と考えておりまして、このことから、この秋を目標に改善プランをまとめ、随時事業化に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの観光行政に関する2点の御質問に一括してお答えをさせていただきます。日の出公園のラベンダー園は本町の花観光シーズンの中心的施設であり、当初4年間で整備をしておりましたが、1年間短縮し本年度で整備を完了するようラベンダー園の再生に取り組んできたところであります。現在、整備の真っ直中であり、今シーズンは株の活着の低下や開花のおくれなどにより、日の出公園のイメージダウンとならないよう、観光協会、町のホームページでの適切な情報提供のほか、現地に周知看板を設置するなどして、その対応に努めてまいります。また、「かみふらの花と炎の四季彩まつり」の駐車場の確保につきましては、例年どおりの予定としているところでありまして、鋭意準備を進めてまいります。いずれにいたしましても、これらの取り組みが確実に実を結び、日の出公園の再生を通じ再びかつてのにぎわいが訪れるよう、観光振興計画に基づき観光振興事業を推進してまいりますので、御理解賜りたいと存じます。次に、4項目めの町立病院の介護療養型老人保健施設で働く介護職員を正職員として配置することに関する御質問にお答えいたします。極めて厳しい国・地方の財政状況を背景に、職員数の適性な配置による定数管理等が求められ、町では安定的な行財政の運営のため、事務事業と組織機構の見直しや業務委託の推進により正規職員はもとより、嘱託職員、臨時職員、委託会社の社員等が、さまざまな行政の業務を担うことで、安定的な行政サービスが提供できるよう体制整備を進めてきたところであります。しかし、御指摘のとおり、介護職場は専門知識と不規則な勤務のため、非常に採用困難な職場で慢性的な人手不足が生じております。このような中で、働きながら努力して介護福祉士等の資格を習得し、専門性の高いサービスの提供に努めている職員もいることから、平成23年度に町立病院と特別養護老人ホームの介護職員と看護補助員等の処遇の改善を実施いたしました。介護職員の処遇の改善といたしましては、忌引き等の特別休暇制度の導入や賃金水準の改善を行いましたが、特に賃金につきましては、経験年数に応じた昇給制度と上位の介護資格を取得した職員への賃金表へのランクアップにより町立病院の介護職員は、改善前の平成22年度と改善後の平成24年度― 35 ―の年収比較で15.7%、金額にして平均25万8,000円のアップとなり、処遇改善の効果があらわれております。また、町立病院は一般病棟と介護老健の併用施設であり、老健で勤務する介護職員も一般病棟の看護補助員としての配置がえも実施しておりますことから、老健の介護職員を正規職員として採用することは困難であり、また、町立病院の運営は地方公営企業としての経営内容と効率的で健全な病院運営に努めることが求められておりまして、平成23年度からの処遇改善を継続することで御理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
4番米沢議員の5項目めの公共施設の使用料に関する御質問にお答えいたします。町における文化・スポーツの振興のため、社会教育総合センターを拠点に、町民の健康増進とスポーツ振興を目的に、広く町民の皆様などに利用をいただいております。また、文化の振興においては公民館・公民館分館などにおいて利用の推進を図っております。これらの施設の利用に当たっては、教育委員会が利用調整会議を開催し団体の定期利用調整を行っておりますが、ゲートボールやミニバレーボールなどのスポーツ利用の希望が多く、全ての希望に応じられない状況にありました。このため、公民館大ホールは十分な機能ではありませんが、多くの皆さんに利用をしていただくために、町では使用料、手数料などの見直し方針を定めた中で、公民館大ホールなどをスポーツ利用の場合として、新たに使用の用途区分に加え関係条例の改正を行ったところであります。これにより、平成19年4月から公民館大ホールや防災センター、集会室など、スポーツに利用できる施設については、社会教育総合センターアリーナとの面積の均衡を考慮し、150円の料金を設定した経過にあります。また、文化サークルで使用する場合は、各施設の使用面積に応じた料金を設定し、社会教育総合センターや公民館、防災センターなどを利用していただいております。これにより公民館大ホールを文化の目的で利用した場合には、1時間2,410円の使用料となっており、団体登録の場合は5割減免となっています。また泉栄防災センターにおいても、集会室を利用した場合は、1時間1,200円の使用料となっており、同じく団体登録の場合は5割減免となっています。このようなことから、同じ施設でスポーツに利用する場合と文化サークルなど文化の目的で利用する場合とでは施設の設置目的の違いなどから、このような実態にありますことに対しまして、御理解を賜りたいと存じます。次に、6項目めのトイレの改修に関する御質問にお答えいたします。富原野球場横にありますトイレは、昭和52年に富原運動公園として野球場、テニスコートとジョギングコースを整備した際、駐車場横の河川側に建設したものであります。当時は町において下水道の水洗化工事に着手しておらないため、汲取式トイレとして男子用小便器2基、和式大便器1基、女子用和式大便器1基で現在まで使用しております。その後、平成7年度に同運動公園に多目的広場が整備された際に、学校給食センター側に水洗トイレが設置され、これを含め現在は2カ所を利用していただいております。御質問のトイレは建設後36年が経過し、清掃などの維持管理に努めていますが、水洗化には至っておりません。教育委員会といたしましては、水洗化の必要性は十分に認識しておりますが、現在の場所では下水道に接続する際の勾配確保の問題もございます。このため建設場所の選定とともに財源確保の課題もありますので、今後は計画性をもって組織内の協議を進めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上です。
質問 4番 米沢義英
乳幼児医療費について質問いたします。今、上富良野町の乳幼児医療費の第1条の目的のところでは、早期の子どもさんの病状、これを速やかに健康管理してこの町で大きく育ってもらうための支援策だということがうたわれております。そういう意味では行政も当然その方向に向かって乳幼児医療費の助成を行っているものと考えております。また同時に、近年では政府の統計でもこの10年間見ても働いている皆さん方の手取りが30万円以上減収しているという状況がうかがわれます。ということで報道もされました。また、最近では燃油の高騰やそれに関する食料品等の高騰などによって、また新たな負担が住民の生活に波が押し寄せてきているというのが実態だというふうに思います。そういう意味で他の自治体では、そういうもの考慮しながら子育てを支援強化しようという形の中で、中学校までの医療費を入院、通院とも無料化にするという状況が生まれてきてお― 36 ―ります。比布や中富良野町で利用されている方の話聞いたら、やはり私たちのことを真剣に思ってくれているのではないかと。やはりこういう制度があることによって子育てもしやすくなるということが言われているというのが実態であります。確かに上富良野町ではいろいろな施策の展開もされておりますが、もう既に、他の自治体でも上富良野町と同じような子育てに対する施策の展開がされておりまして、さらにそれを一歩抜け出すという状況の中で、乳幼児医療費の無料化枠を拡大するという状況が生まれてきているというのが各地の実態です。首長さんに聞きましたら、お金はやりくりしかないのだと、将来の子どもたちのためにこれだけの財源を投入しても、やはり将来必ず返ってくるだろう、そういうことを信じて実施しているのだということであります。多くの方々は、やはり町に住みやすいかどうかの基準というのは、そういうものも一つの基準として選択肢に入っているというのが実態であり、これが全てではありませんけれども、そういうウェートが高まってきているというのが実態だというふうに思います。そういう意味では上富良野町においても、従来から同じような答弁に終始するのではなく、総合的に判断して今後対応したいということは従来の答弁のオウム返しですから、きちっと、近い将来具体的になさるのかどうなのか、この点お伺いしておきたいというふうに思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の中学生までの入退院費の完全無料化の御質問についてお答えさせていただきます。議員おっしゃいましたように、それぞれ各自治体でどのような個別の取り組みをされているかということは、それぞれ各自治体がお考えになることであろうというふうに理解しております。その中で、上富良野町といたしまして従来から議員にはお答えさせていただいておりますが、冒頭のお答えでも申し上げましたけれども、さまざまな子育ての過程の中で本当に乳幼児の段階、あるいは小中学生、それぞれの各段階、そして、それは医療のみならず教育、あるいはさまざまな分野でどういうふうにそれらをトータルとして整えることによって、上富良野町の子どもの育てやすさ、上富良野のそういった環境整備ができるかということは、私の立場といたしましては、それらはやはり総合的に組み立てていくのがベストであろうというふうに考えているところでございます。今の再質問の中でも、生活困窮度のお話もされておりましたが、まさしくそういったところに目を向けて、医療費もそれは一つの考え方としては否定はいたしませんが、私といたしましては、子育て全体を通じて障がい児の対応もありますでしょうし、そういったことが、財源のお話もされておりましたけれども、やはり与えられた限られた財源をどのように有効に活用して、そして上富良野町民の皆さん方が子育てをしやすい環境として評価していただけるか、私はその点に配慮して、やはり全体的に底上げをすることが私の思いでございますので、ぜひ引き続き御理解を賜りたいと存じます。
質問 4番 米沢義英
乳幼児医療費の財源の内訳という形では約2,980万円、年間使用しております。その中で道からの補助金と合わせますと約1,000万円ですから、町の持ち出しが約1,900万円ぐらいかなというふうには感じているところです。1人当たりの医療費は4,400円ぐらいかなというふうに感じております。通院に至っては、就学前まで拡大することによって若干利用者が23年度決算では前年度から見て30名ぐらいふえたかなというふうな感じて受け取っております。私はそういうことを考えると、ただ総合的に底上げをするということも大切かしれませんが、しかし具体的に何をどうするのかということも絞った上で子育ての底上げをしていくというのも、一つの施策の展開にとっては必要なのだろうというふうに思っております。そういう意味では、例えば通院に至っては小学校までの四、五年生、あるいは小学生まで拡大するなど、こういう対策もとろうと思えばとれるわけです。子どもたちは小学校の四、五年生ぐらいを境にして体がずっと大人に近づいて成長するという段階ですから、そういうことを考えれば、段階的にも小学校の4年生ぐらいまで拡充するということも、この1,000万円なり何がしを上乗せしながら改善することも十分可能だと私は考えているわけであります。そういう意味では、今、町にそういった具体的な通り一遍の答弁ではなくて、きちっとした施策を保護者の方にも理解できるように、してもらえるように、また進めるような、乳幼児医療費の1条の目的に沿ったそこを貫いてこそ本来の子育ての底上げもできるのだと私は考えておりますが、この点、町長のもう一度見解を求めます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。議員がただいま御発言いただきましたような、そういう小学生等に対します医療費の支援の仕方、そ― 37 ―れも子育て支援の仕組みの中の一つの考え方としては、そういったものも当然あってもしかりだと思います。しかし、先ほどから繰り返しておりますように、やはり総合的に米沢議員のようなお考えをお持ちの方もおりますでしょうし、他方、違う考えの方もいる実態もあります。私といたしましては、そういったことを総合的に皆さん方のお考えをお聞きした上で、そして、でこぼこが生じないような、総じて底上げにつながるような、しかもその時々にやはり力点を軸足を動かなければならないようなことも、それはそういうことも想定できますので、そういった状況も判断しながら、やはり町民の皆さん方が一番望んでおられる子育ての支援策というものを、総合的に勘案して組み立てていくべきだというふうに考えておりますので、そういう米沢議員からお話がありましたようなお声や考え方もあるということは、私も認識しておきたいというふうに思います。以上でございます。
質問 4番 米沢義英
それでは、十分そういう判断の上で今後も検討をされるということなのかどうなのか、この点を明確にしていただきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。繰り返しますが、そのような議員御発言にあった御意見、あるいは他の御意見、そういったものを総合的に私なりに勘案いたしまして検討するべきか、あるいはさらに研究を進めるべきか、その辺の判断はしてまいりたいというふうに考えております。
質問 4番 米沢義英
次にお伺いしたいのは、福祉灯油の問題であります。この秋に目標に改善プランをきちっと定めて取り組んでいくということでありますから、具体的な方向性をこの秋をめどにきちっと出すということでしょうか、考えた結果、こういったことには至らなかったというのでは、従来、町長がこの間答弁してきたことと全く整合性がなくなってしまいますので、その点を明確にしていただきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。春にお答えさせていただきました、福祉灯油から派生いたしております御質問にお答えさせていただきますが、何度も申し上げておりますけれども、この秋に向けて既に現課におきましては、さまざまな生活弱者対策のそれを全てテーブルに上げて洗い直しをしております。その中から、なかなか今まで狭間で十分な光を当ててこれなかったもの、あるいは現状と乖離しているもの、そういったものを再検証して、そしてそこらをきちっと充実して困窮者に対しましてしっかりと支えをしていこうということでございますので、それがなされるのかどうかということは、それは結果で御判断いただきたいというふうに思います。
質問 4番 米沢義英
私は、この間の質問の中で、恒久的な対策を行うということをきっちり町長が主張しているわけですから、そこから逃げてはいけないということなのですよ。往々にして行政というのは結果、検討したけれどもなかなかそこまでは至りませんでしたというような、そういうような答弁も十分考えられます。この間の多くの人たちの声では、他の自治体等は行っているのに、上富良野町はなぜ実施しなかったのというのが共通した声になっておりますので、やはりこういった声を無にしてはいけないと思いますし、当然その狭間の中で灯油の高騰等々によっていろいろと、生活に困窮するかどうかわかりませんけれども、そういう要因になってきているというのがありますので、その点はきっちりと位置づけて偽りのなく対応していただきたいというふうに思います。次に、観光行政についてお伺いいたします。上富良野町においては、今、ラベンダーは当然この四季彩まつりのときには間に合わないという形になるかというふうに思います。観光協会や町のホームページで適切な情報を提供して現状を知らせるということは、非常に丁寧な大事なことであります。来た方たちが、もう既にイメージとしてはラベンダーが咲き誇って紫の中で香りもあって、やはりそういうイメージで来られますから、来て咲いてなかった、あるいはうっすらと咲いていたという状況では失望感が当然来ますので、こういう意味では来年のリピーターとしてもつながるような周知の方法というのが当然必要かと思いますが、この点ホームページ等で適時情報を流して、周知の看板も設置するということですから、この点もう一度確認しておきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の観光行政につきましての御質問にお答えさせていただきます。とりわけ日の出山のラベンダー園についての御心配かと思います。私も4年で計画しておりました植栽計画を1年前倒しして、とにかく早く再生したいという思いの一心でございまして、今、その移植は― 38 ―終えたところでございます。しかし、移植1年目でございますので一面に咲き誇るというようなことは到底かないません。しかし、議員がお話しありましたように、イメージを損ねるようなことは、やっぱりこれはもう致命的なダメージになりますので、それを回避するためにさまざまな周知もさることながら、やはり町内あるいは近郊でもそういったラベンダーが咲き誇る、そういった美しさに触れていただける場所も他にもございますので、そういったところへの誘導等も含めて、上富良野町のイメージが損なわれないように最大限の努力を行ってまいりたいというふうに考えております。
質問 4番 米沢義英
当然そういう形になるだろうと思います、自然もいろいろなところで雄大な景色も見られますので、大いにそういった知名度を高めて上富良野町を一周すれば本当に自然を満喫できるような、そういうものとあわせた観光対策というのが、当然必要だというふうに思います。次に、お伺いしたいのは、駐車場の確保の問題でありますが、私、この当面のこともさることながら、担当者の方に聞きましたら、パークゴルフ場から行って、日の出公園の中腹かその手前あたりに駐車場を設けたいという、決定かどうかはわかりませんけれども、そういう話もありましたし、やはり何といっても駐車場を恒久的に確保するということは、絶対的な条件であります。そういうものもあわせて観光振興計画に基づいた拠点づくりとあわせた呼び込み、観光客の取り込みをどう行うかというこが絶対必要な課題だと考えておりますが、駐車場については臨時的な措置ではなくて、具体的に恒久的な駐車場の確保はどうしても必要だと思いますが、この点について、町長は現時点でどのようにお考えなのかお伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
駐車場についての考え方の御質問をいただきましたが、恒久的な駐車場が必要であるということは、もう既に3年、4年前に私が申し上げたとおりでございまして、一つも現在も変わっておりません。
質問 4番 米沢義英
あとは何年までにその目標をきちっと設定して、確保するのかという素早い対応が必要なのです。だらだらだらだらとしているのではなくて、いつまでに何年までに確保するのかという、そういった緻密な目標がなければ、この観光客を逃がすことにも結果としてなりかねません。これが全てでありませんから、他の誘導策もあわせてすることは当然でありますが、一つの要因としてもこれを確保するかどうかというところを、その目標は持っておられますか、きちっと何年までに確保するのか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の御質問にお答えさいたします。私といたしましては、平成21年度にその実現を図りたかったという、その1点でございます。
質問 4番 米沢義英
そう興奮されなくても、十分何を言いたいのかというのはわかるのかなと思いますが、いずれにしても、全体の観光客の誘致とあわせた中で、この日の出公園に来てもらうお客さんも含めてふやすということであれば、目標ぐらいせめて持っていても、しかるべきだというふうに思いますが、現時点ではそのような物言いなので考えていないのか、あってもなかなか表明しづらいのか、そこら辺明確にしていただきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
米沢議員の御質問にお答えさせていただきますが、私としての考え、思いはもう既に何度も申し上げておりますとおりでございます。一つも変わっておりませんので、ぜひそういう機運が醸成されることを私といたしても大いに期待しているところでございます。
質問 4番 米沢義英
いずれにしても、早急にきちっとした対策をとっていただきたいというふうに思います。次に、介護職員の身分の問題であります。これは答弁は、もう従来から言われてきていますので、また今回も同じことを言うだろうということで考えましたら、同じような答弁が返ってきました。それは行政側の解釈であって、私にすればきちっと条例を見直して、それを職員として配置すれば何ら簡単にできるわけです。全部そういうことなのです。その部分をきちっと改善すれば職員の身分として介護職員の、やはりこの間取ってきた資格、そういったものが発揮できるそういう場所を求めているわけですから、当然そういうものが職場になければ離職が相次ぐというのは、当然だというふうに思います。例えば、自給800円で8時間労働で25日間働いたとしましたら、月額16万円にしかならない。さらに、1,000円時間 給という形でしましたら、これも同じ形で積算しましたら、月額20万円しかならないという形になります。これで年間240万円ですから、普通言われているのは400万円― 39 ―以上あれば何、とか平均的な4人家族の世帯で消費して生活もできる環境がつくれるということが言われています。そういう意味からすれば、30年も40年もたってもこの水準でいけば、240万円しかならないと。ここに夜勤だとか、そういったものが入ったとしても300万円に手が届くかどうかというようなのが今の上富良野町の老健の、あるいは一般介護補助職の実態なのですよ。こういうものが完成ワーキングプアという形の中で、本来行政というのはきっちりと働く人たちの立場に立った賃金、あるいは待遇を改善するというのが求められているわけにもかかわらず、いまだにこういった実態だというところに離職が相次いだりだとか、やっぱり将来に展望が見えなくて、どこか正職員として雇用してもらえるところに行ってしまうというのが、今、上富良野町や各自治体、あるいは福祉施設で起こっている現状だというふうに思います。ここでお伺いしたいのですが、こういう金額で生活を、町長、実際やれるとお思いですか。余りにも低いと思いませんか、この点をお伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の介護職員等に対します給与水準の御質問にお答えさせていただきますが、今、お話しされておりました水準が、それで生活ができるかできないかということは、それぞれ個々の生活者の生活の様態によりますので、それは一概に判断するべきものではないというふうに考えています。
質問 4番 米沢義英
町長の認識がこうだから物事が前へ進まないのですよ。もう現実の生活実態から、まずかけ離れた答弁をしているということだと私は考えます。そういう意味では、やはりこういう実態にあるところを早期に改善するためにも、少なくても正職員としての配置を行って、やはり介護に当たる人たち、こういう人たちの処遇を改善することだというふうに私は考えるのですが、この点もう一度、改善すべきだと思いますが、町長の見解を求めます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。今、お話しいただきました処遇を改善するという部分につきましては、これは私も異はございません。実際どういうような改善ができるのかということは、これは他の職種の方々も当然私といたしましては、全ての職員をしっかりと把握した中での対応をしなければなりませんので、今、断定的に申し上げることはできませんけれども、しかし、処遇の改善を図っていくということは、これはやはり常に念頭に置いておくべき事柄であるということは理解できます。
質問 4番 米沢義英
こういう実情ですから、私、この答弁書の中に書かれているように補助職員等を採用して、これは老健だけではなくて一般病棟においても、その位置づけで採用しているから、そういうことはできないという答弁が書かれておりますけれども、ここにこそ行政としてどうも矛盾を感じるわけです。その枠を超えて条例をつくって、きちっと正職員の身分として雇用を確保するということは十分可能なわけですよね。これができないというのは、どういう理由なのかお伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきますが、冒頭のお答えでも申し上げておりますように、上富良野町全体といたしまして、やはり職員の体制はどのようにあるべきかということ、これは過去からの積み上げの中で、そしてお互いの思いを寄せ合って、そして知恵を出し合って築き上げてきた姿に裏打ちされているというふうに思います。そういう中で、今、現在とり行われております体制の仕組み、組織の体制、こういったものはやはりそういう過去の積み上げ、積み重ねの中から、お互いに知恵を出してでき上がってきた仕組みでございますので、やはりその仕組みはこれからも基本に据えていく必要もありましょうし、そういった中から改善、改良を必要とする部分については、不断に見直しも必要でありましょうし、改善も必要であるという思います。そういったことで、大きな仕組みを変えるというふうな状況にはないと。つけ加えますが、やはり限られた財源を活用して多くの皆さん方に働いていただいて、そして、上富良野の行政サービスを維持していくということが大命題でございますので、その辺は議員も御理解いただいているものと思います。以上でございます。
質問 4番 米沢義英
人は財産だということで、やっぱり力になるわけです、そういう人たちの処遇をきっちり行うということをないがしろにしてはだめだというふうに思います。確かに処遇の改善で経験年数に応じた処遇の改善もされましたが、しかし根本的にこういう矛盾を解決するに至ってないというのが実情でありますから、そのことをしっかり踏まえた体制が必要だというふうに思います。国のほ― 40 ―うからも上下、国から地方自治体までその根底にあるのが行政改革という形の中で、無駄を削減するなと言っているのではなくて、住民にとって必要な部分は大いに予算をつけながら、そういった介護福祉に当たる人たちの支援、あるいは職の改善、身分保障というのは当然憲法や地方自治法にも裏打ちされた、そういった内容でありますから、この点ぜひ引き続き改善していただいて、少しでも弾みが出てくるような仕事に専念ができるような体制づくりのために、ぜひ十分検討をお願いしたいと思いますが、今後も要望してまいりますが、この点、もう一度確認しておきます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。繰り返しの答弁になって恐縮でございますが、私といたしましては、いろいろな今日のこういう仕組みができ上がってきたのも、議会の皆さん方と私どもの思い、さらには町民の思いがそれぞれ一つの形となって結集されて具現化されてきている姿だと思います。しかし、先ほども申し上げましたように、さらに改善が必要な部分、さらに改善ができる余地がある部分については、それは全体の仕組みの中で見直していくことは当然だというふうに考えております。以上でございます。
質問 4番 米沢義英
最後になりますが、スポーツサークル等については、確かに団体の減免制度等がありますが、今後も引き続き、そういった住民の声もありますので、十分検討していただきたいと思います。トイレの改修については、当然財源の手だてというのも当然必要になってくるのかというふうに考えられますが、早期にこの改修に向けた対策をぜひ進めていただきたいと思いますので、この点、最後答弁をお願いいたします。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
4番米沢議員の御質問にお答えをいたします。使用料の関係でありますけれども、基本的に用途区分によりまして使用料を決定しております。スポーツで使うときと、それ以外で使うときは、利用形態の部分で負担をそれぞれその用途にあわせてしていただくというふうな形式であります。これらにつきましては、スポーツのほうをないがしろにすれば文化のほうはいいかもしれませんけれども、スポーツのほうが困ってしまうということで、過去からその料金の格差というのはございましたし、19年の改正のときも、そのことは重々わかっている中で改正をしております。全部を壊してフラットにすれば、そこの部分では使用料の改正全てを見直すという形、ゼロからスタートしないとなかなかそこの部分の真の平等というのが難しいということを、まず御理解していただきたいと思います。それと、富原運動公園のトイレの改修につきましては、なるべく早くしたいなという気持ちは重々持っております。ただ、教育委員会は非常に多くの施設を持っておりまして、まず、今使えるところは使う、壊れたところは早急に直すという部分もありますし、現在、上富良野小学校の改築、この後には上富良野中学校の大規模改修等を控えておりまして、非常に財源的には多くのお金を使うような状態となっております。早く直したい気持ちと、現実にギャップがあることで非常に悩んでいるところでありますけれども、財源等を検討して有利な財源等が見つかりましたら、それら町部局とも相談する中で、少しでも早く実現できるように最大限努力をしてまいりたいと思っております。以上でございます。