みんなの議会

上富良野町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月15日

(1)生活灯のLED化への改善推進について/(2)移住定住対策の促進について

2011年3月15日、上富良野町議会の一般質問で、中村有秀議員が「生活灯のLED化への改善推進について」「移住定住対策の促進について」について質問し、町長 向山富夫、町民生活課長 中田繁利、総務課長 田中利幸が答弁しました。

質問者
中村有秀 議員
答弁者
町長 向山富夫、町民生活課長 中田繁利、総務課長 田中利幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 中村有秀

私は、さきに通告しております一般行政で、2項目7点について質問を行いたいと思います。第1項目めは、生活灯のLED化の改善推進についてでございます。上富良野町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)及び地域省エネルギービジョン、地域新エネルギービジョンに基づき、地球温暖化防止対策にみずから取り組もうとする町民及び町内会を支援するため、町は環境対策推進事業の一つとして、町内会が管理する生活灯を省エネ型(LED)に新設・改善するのに要する工事費の9割を町内会に補助するとされているが、次の事項についてお伺いをいたしたいと思います。まず1点目は、平成23年2月現在の第1種生活灯、第2種生活灯の灯数と電気料の内訳(町補助金、町内会別)を明示いただきたいと思います。2点目は、生活灯の新設、改修が予算を上回った場合の対処についてお伺いをいたします。3点目は、環境対策促進事業の補助期間が3年間とあるが、その財政計画はどうなっているかお伺いをいたします。4点目、各町内会の構成世帯数、生活灯数の相違はあるが、電球が50%縮減されているのであれば、町でLED化の改修を一括行い、町内会負担を電気料縮減を充当の方策はできないか。また、それにより、生活灯の統一と景観上も望ましいと考えるが、その点をお伺いいたしたいと思います。― 115 ―次に、2項目め、移住定住対策の促進についてお尋ねをいたしたいと思います。平成22年10月1日の国勢調査によれば、平成17年と比較をし、人口809人減の1万1,543人、世帯数は127世帯減の4,413世帯と発表されました。第5次総合計画では、将来予測人口として、平成27年は1万1,808人、平成30年は1万1,508人と予測していたが、既に平成30年代に来ている。少子高齢化が一層進む中で、人口減少は続くものと思われます。また、駐屯地の現状維持に努力をしているが、今後に不安を持っています。人口増の対策として、今日までさまざまな施策を実施されていることは承知しているが、具体的に次の事項についてお伺いをいたしたいと思います。(1)移住・定住の相談件数、移住件数、移住人数を平成16年度から年度別に明らかにしていただきたいと思います。(2)町政運営改善プラン22より、実践スケジュールの取り組みについてお尋ねをします。一つは、移住用ホームページのリニューアル化、2点目は、就労促進、体験制度の事例研究、3点目は、組織内プロジェクトチームの設置、4点目は、移住・定住物件の確保と助成に向けた事例研究、5点目は、官民協力体制の構築による移住・定住物件の情報提供の実施。(3)全国の自治体で移住定住対策が進められているが、当町の取り組みは立ちおくれています。移住・定住者のニーズはさまざまでありますが、住(地)・職・食・環境とあるが、適切な情報発信と対応及び条件整備についての見解を承りたいと思います。以上でございます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番中村議員の御質問にお答えさせていただきます。まず1項目め、生活灯のLED化への改善促進に関する4点についての御質問にお答えさせていただきます。まず1点目から3点目までの御質問につきましては、後ほど担当課長のほうからお答えをさせていただきたいと思います。4点目の町でLEDへの改修を一括して行うこと等についての御質問にお答えいたします。町が補助をしております第1種と第2種の生活灯を合わせますと約1,000灯あり、これを全灯一括して町が改修して9割補助いたしますと、約5,000万円程度の事業費が見込まれます。来年度から3カ年計画でこの事業はスタートいたしますが、LEDの街灯照明の技術開発は日進月歩しており、生活灯としての照度が十分保たれているか、電気料金はどのくらい削減されるのか、さらに町内会でどの程度改修の意向をお持ちかなどを来年度中に検証しながら、あわせて有利な補助制度の活用を含めて、今後の整備計画を立てて推進してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目め、移住定住対策に関する御質問にお答えさせていただきます。御質問の1点目及び2点目につきましては、後ほど担当課長からお答えさせていただきますので、3点目の御質問にお答えさせていただきます。移住・定住希望者につきましては、年代や性別、また個々の価値観等の違いにより、さまざまなニーズがあります。そのすべてにこたえることは困難でありますが、少なくとも議員御指摘のように、住・職・食・環境など、移住希望者への情報発信は極めて重要な要素だと考えております。そのため、移住定住希望者の有効な情報源となりますホームページの改修を新年度に計画しておりますので、効果的な情報提供ができるよう内容の整備を図ってまいりたいと考えております。また、対応策及び条件整備に関する御質問ですが、私は、移住希望者の方が上富良野町を真に定住の場所として選択していただける場合には、住環境の条件整備等については、でき得る限り対応していくことも必要であると考えております。一方、全国的に散見される特定の目的を持った目玉施策を講じての対応につきましては、移住にはつながっても定住につながるには課題も多く、住みよいまちづくりをしっかりと進めていくことが重要と考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 町民生活課長 中田繁利(町民生活課長は2011年3月まで)

私から、1項目めの1点目から3点目までの御質問にお答えいたします。まず、1点目の生活灯の灯数と電気料金の内訳等についてでございますが、本年度補助しております町内会等の総数は83団体となっております。現在、平成22年度の第2期分を取りまとめ中のため、第1期分を2倍した電気料金でお答えさせていただきます。第1種生活灯の灯数は158灯、電気料金は135万7,806円で、町補助金は7割補助で94万8,800円、町内会負担は40万9,006円です。第2種生活灯の灯数は844灯、電気料金は424万800円で、町補助金は5割補助で211万― 116 ―2,600円、町内会負担は212万8,200円でございます。合計の灯数は1,002灯、電気料金は559万8,606円で、町補助金は306万1,400円、町内会負担は253万7,206円です。次に、2点目の生活灯の新設、改修が予算を上回った場合の対処についてですが、今回、LED化して照明度を統一した改修等に9割の補助を行うことにより、電気料金が約2分の1になることから、各町内会が積極的に取り組まれることを期待していますが、現在使用しているものをどの程度改修されるのか予測できない点もあることから、制度の周知を積極的に行い、補助申請の状況を見きわめた上で、年度途中で予算を上回ることが予想されれば、増額修正をお願いしたいと考えております。次に、3点目の3年間の補助期間における財政計画についてですが、環境対策促進事業は地球温暖化防止対策として、町民の皆様が二酸化炭素削減に向けてみずから取り組もうとされることを町が応援することに、新たに助成、補助制度を設けることにより、町全体での取り組みを加速させていくものであります。御質問の生活灯のLED化への改修等に伴う財政計画ですが、現時点では一般財源を充当して事業を推進していくよう考えておりますが、今後、社会資本整備総合交付金等の有利な制度があれば活用してまいりたいと考えております。

答弁 総務課長 田中利幸(総務課長は2013年9月まで)

私のほうから、移住・定住に関する御質問の1点目の平成16年度からの年度別の移住・定住の相談件数、移住件数、移住人数等についてお答えをいたします。平成16年度、相談件数10件、移住件数2件、移住人数2人、平成17年度、相談件数27件、移住件数1件、移住人数2人、平成18年度、相談件数42件、移住件数2件、移住人数4人、平成19年度、相談件数56件、移住件数11件、移住人数26人、平成20年度、相談件数24件、移住件数3件、移住人数4人、平成21年度、相談件数21件、移住件数3件、移住人数4人、平成22年度ですが、現在までの途中経過となりますが、相談件数25件、移住件数5件、移住人数6人であります。なお、この数値につきましては、総務課移住相談窓口を通じたもののみのカウントの数字となります。次に、2点目の町政運営改善プラン22による実践スケジュールの取り組み状況についてですが、①のホームページのリニューアルについてですが、専門業者に委託するよう新年度予算に計上してございます。③の組織内プロジェクトチームの設置でありますが、平成22年7月に関係部署職員10名で設置をし、移住・定住者との意見交換会を含めて、これまで6回のプロジェクト会議を開催しております。②及び④の就労促進、体験制度及び移住・定住物件の確保と助成に向けた事例研究でありますが、組織内プロジェクトチームにおいて、黒松内町ほか20市町村の事例研究を実施しております。⑤の官民協力体制の構築による移住・定住物件の情報提供の実施ですが、農業委員会及び農協への空き家情報提供依頼のほか、売却希望の町民からの情報により、移住・定住ホームページへ掲載をいたしました。以上でございます。

質問 9番 中村有秀

まず、1点目の第1種生活灯と第2種生活灯の関係でお尋ねをいたしたいと思います。私は、昨年の第3回定例会で、生活灯のLED化という関係で一般質問をいたしました。そのときには、21年の前期の状況ということで、それからすると第1種生活灯が、21年130灯が22年158灯になっている。それから、第2種は、845灯が844灯ということで1灯少なくなっている。トータルで言えば、975灯が1,002灯ということで、27灯多くなっております。したがって、私は、それぞれ地域の町内会の皆さん方が、明るく安心・安全なまちづくりということで、この町内の生活灯の増設というものは大きく意義があるのかなと。それに基づいて、当然負担がやはりふえているわけです。今回、ただいま課長の報告によると、電気料のトータルは559万8,606円と。そうすると、今、一般的に言われているLED化になれば、電気料は50%は削減になるよということで言われております。したがって、そうすると、559万8,606円の50%ということで、半分になると279万9,303円と、これだけが削減になる。それから、それぞれ町内会の負担も半減、もしくは第1種生活灯は30%負担でございますから、それもやは― 117 ―り15%削減になるのかなという気がいたします。したがって、私は、この生活灯のLED化の関係ということで、昨年の9月に一般質問をしたときに、町長は、こういう答弁をしているのです。今は、LED灯がどちらかというと、まだ高額なもので、イニシャルコストで1,000灯分全部買うと、恐らく七、八千万円ぐらい初期投資にかかると思いますというようなことで、基本的にLED化については理解をしているけれども、今すぐやるというような国の補助施策等が進められれば、それに呼応してやっていくというような感覚でお話をされました。それからもう一つ、住民会長懇談会、昨年の11月17日に行われています。その懇談会の会議録を見ますと、LED化については議員さんからの質問が出ているところであり、町としても地球温暖化対策の一つの方策ということで、ぜひ進めていきたいと考えている。現在、LEDの照明は普及しているが、街灯として設置するには性能が十分でなく、まだ検討段階となっている。また、国の補助制度も十分ではないので、全町に普及するには時間をいただきたいと思いますということでございます。したがって、これらを急に平成23年度から実証するということの、私は早速取り組んでくれた、それから町の一般財源ということでは、取り組み姿勢に際してはあれですけれども、こういうことで、議会でそういう説明をし、住民会長懇談会でもそうやって言いながら、何でという気持ちがあるのです。その点、町長の見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番中村議員のLED化についての御質問にお答えさせていただきます。先ほどの御答弁でも申し上げておりますけれども、このLEDの技術というのは非常に日進月歩しておりまして、しかしながら、一方では、同じ電気料金が半減するというような試算も聞いておりますが、現在の白熱灯等と同じワット数で交換した場合に、約2分の1というような理解をしておりますが、同じワット数の照度をもって、それが果たして現在の明るさに匹敵するのかどうか、非常に上富良野町として、連続してそういう生活灯の整備がされている実態がございませんので、私といたしましては、本年度から3カ年計画を持って実施を、技術革新が進んでおりますので、それとCO2削減の町としての取り組みの一環としても、新年度において取り組む必要性を感じたということで、今回、事業化したところでございますが、事業化に至った心境はそういうことでございます。いろいろ課題もあることから、先ほどの御答弁で申し上げましたように、議員お尋ねのような形にはまだ決断に至っていないというようなことで、御理解いただきたいと思います。

質問 9番 中村有秀

例えば、住宅内の火災警報装置の関係もあれですよ。21年3月で、同僚議員が一般質問をしているのです、助成をすべきではないかと。そうしたら、その中で町長は、個々の責任において設置するものでありまして、これに対して町は助成を行うことは考えておりませんので御理解をいただきますと。その後、再々質問で、以外と安価な火災警報装置が設置できるということから、何とか皆さん方の残りの方々について、緊急通報システムを自己負担をいただきながら運営させておりますので、そういうことから考えますと、何万円もするものではないというふうに聞いておりまして、何千円の範囲で設置するということを聞いておりますので、自助努力の中で期限までに設置していただきたいというふうに、消防等を通じ御協力と啓蒙を今後も続けてまいりますと。ですから、そう言いながら、この前やったわけですね、560灯、まだつけていない人たちのということで。そうすると、何か唐突に、思いつきにこういうことをされているのかなという感じを私は受けるのです。ですから、私は去年の段階の一般質問で、中標津町は20年度補正で500灯、21年補正で50台、標津町は21年補正で449台、別海町は20年度補正で1,067台、浜中町は20年補正で68台ということで、それぞれ実績があるのだから、何とか早急にという話だったのですが、今のところ、理解はするけれども、国の補助等を含めて考えて検討していきたいということで、何か町長の我々に対する答弁、それから住民会長懇談会で言っていることが非常に違うなという気がするのです。そういうことで、町長の言動と言葉というのは、我々には非常に大きな重みがあります。したがって、それらの関係で、一応、町長として、もう一度この関係についてお伺いをいたしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番中村議員の御質問にお答えさせていただきます。私は、町を、行政を預かる立場として、さまざまな行政課題に都度対応・対処していく責任を負っているわけでございまして、町の状況というものは目まぐるしく変化する中で、あるいは、先ほど火報のお話もございましたが、やはり当初想定していたような動きと町の実態の動きが乖離する、あるいは差異があると、そういうような状況を都度とらえながら政策判断をさせていただいているところでございまして、そういう変化要素が生じることは、私は政― 118 ―策の手法としては、これは御理解いただけるものというふうに考えておりまして、LED化につきましても、当然、国の状況も踏まえる必要もありますでしょうし、住民の皆さん方の要望、あるいは思いというものを都度都度受けとめて政策判断をしていくことが求められているというふうに思いますので、時系列的に列記をして変化が生じているということは、これは今後もあり得るでしょうし、住民の付託にこたえる手法としては、そういうことも私は容認されるものだというふうに理解しております。

質問 9番 中村有秀

最終的には町長の判断、決断だろうと思います。ただ、一般的に、住民会長さんや町内会長さんが議会で、それからもう一つは、住民会長連合会との懇談の中で、ああ言っているのに何だということは耳にするということを、一応、町長に言っておきたいと思います。次に、生活灯の新設、改修が予算を上回った場合の対処ということでございます。年度途中で予算を上回ると予想されれば、増額修正をお願いしたいと考えていると。ここで、電気料がどのぐらい削減されるかというのは、後の段階で出てきますけれども、この文章の中では、電気料が約2分の1になるということを明確に答弁の中にあるのです。それで、私は、もしできるならば、言うなれば9割補助ということでやるというのであれば、町内会等にこういうことでやりたいから事前の調査等があって、その中でやるべきではないかという感じがするのですけれども、その点はいかがでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番中村議員の御質問にお答えさせていただきます。LED化に対します取り組みの手順と申しましょうか、そういう意味のお尋ねかなというふうに理解しておりますが、先ほど答弁させていただきましたことに多少関わるかと思いますけれども、やはり町が持ち合わせております情報、あるいはさまざまな判断のもとで、これは町の大きな意味の方針に資することということの判断を持ちまして、LED化については、まず3カ年の計画をもって着手するということで、事前に調査をしてということも方法の一つとしては排除いたしませんけれども、私は、これは住民会の皆様方からの、住民会長さん方の日々の意見交換、あるいは会話の中でも御理解をいただけるものと判断して事業化に決断したところでございまして、これは御理解いただけるものと確信しております。

質問 9番 中村有秀

とりあえず、23年度予算としてスタートということなので、十分承知はしたいのですけれども、一応理解をしておきたいと思います。3番目の環境対策事業の補助期間が3年間ということでございます。その財政計画ということでございますけれども、社会資本整備総合交付金等の有利な制度というようなことで答弁をされております。これらの関係で、現在こういう関係での制度というのは、どういうものがあるのかお尋ねしたいと思いますけれども。

答弁 町民生活課長 中田繁利(町民生活課長は2011年3月まで)

社会資本整備の交付金の関係でございますけれども、昨年度、東神楽町さんでこの制度を導入いたしまして、約300万円の事業で370基ほど設置しております。うちの町におきましては、今、住宅関係の整備計画を立てるよう、来年度、予算要求をしておりますけれども、その計画がなければこの補助金も対象にならないということになってございますので、それらの基本計画をしっかり立てた中で、これらの交付金を充当できるように検討してまいりたいと思っております。

質問 9番 中村有秀

その基本計画の規模というのは、金額的なあれなのか、もしくは、そういう整備計画というものはどういう内容になっているのでしょうか。言うなれば、整備計画を申請し、それが認められるかどうかという関係に当然なってくると思うので、それは大丈夫なのでしょうか。

答弁 町民生活課長 中田繁利(町民生活課長は2011年3月まで)

住生活基本計画と言っておりますけれども、公営住宅とか町の住宅施策全般的なものの計画がどのようになっているかということの計画なのですけれども、その計画の中で、事業費がどれだけになるというようなことは特に縛りがございませんので、まずその計画がその町でどのようになっているかということが大事なことになっております。

質問 9番 中村有秀

その計画は、いつまで自立をして、道、国へ申請といいますか、そういうタイムスケジュールはどうなっているのでしょうか。

答弁 町民生活課長 中田繁利(町民生活課長は2011年3月まで)

23年度予算におきまして委託をいたしまして、それで町民の方々にアンケートをとると同時に、策定委員会ということで、15名の委員さんを委嘱いたしまして、年度末に計画を作成する予定になってございます。

質問 9番 中村有秀

そうすると、その基本計画は、23年年度末ということになると、24年の予算化には間に合わないということなのでしょうか。その点、道、国のかかわりがあると思いますけれども、あるならば、23年の9月か10月ぐらいまでにそういう作業ができて、そして国、道に要請をするというような形のものができれば24年に間に合うのか、23年度末ということは24年の3月になってきますから、それらのかかわりをもうちょっとスピード感を持った取り組みができないかどうかということでお尋ねしたいと思います。

答弁 町民生活課長 中田繁利(町民生活課長は2011年3月まで)

今言っております社会資本整備総合交付金ですけれども、これは公営住宅とか国土交通省全体の事業の中の一つの事業でございまして、ことしもかなり予算が削減された中で進められているということもございまして、どの程度また予算がつくのかというのも、なかなか難しいような状況でありますので、来年度計画ができてすぐ、この生活灯のほうに補助が回るかということは、かなり今の段階では不明な点が多いです。今の時点では判断ができないということで、大体、基本計画においては1年近くかかるというようなことで、年度途中、10月とか11月までということで、今の時点では難しい状況にあります。

質問 9番 中村有秀

この答弁の中で、社会資本総合整備交付金という有利な制度があれば活用したいということで、今の答弁では、活用することが、言うなれば基本計画ができていなければだめだと、それが24年3月ぐらいまでできるということになると、24年度の適用は無理ということになると25年。私は、そういうスピード感を持ってやってほしいということは、要望しておきたいと思います。もう1点、それであれば財政計画の中で、ことしは60灯分の予算を見ているということでございます。したがって、60灯をオーバーすれば、また年度途中で増額修正をお願いするというようなことも言っておりますけれども、もし、それらの補助等がなければ、一般財源を充当するということで進めていくということで答弁されていますから、そういうことで私は考えていきたいと思うのですけれども、ただ、一番心配するのは、そういう基本計画ができて通った場合と、通らなくて今度は灯数が非常に多くなった、町の財政負担が大きくなったといったら、9割の補助率は下げないということで確認してよろしいでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番中村議員の今計画後の見通しについてのお尋ねかというふうに思いますが、私といたしましては、LED化の推進については、今後も継続していく事業になろうというふうに推察しております。財源等の手当等については、非常にその先の見通しが立てづらいことから、今ここで明確なお答えをすることは困難でございますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 9番 中村有秀

それでは、4点目の関係でお尋ねいたしたいと思います。言うなれば、町が一括、約5,000万円ということで、1灯につき5,000円で、1,002灯ということになると5,000万円ぐらいかなという気がしますけれども、私はこれを、できれば一括町で、お金の出し方はそれぞれ専門家の皆さんに考えていただきたいのですけれども、それをやることによって、先ほど申し上げた約300万円近い金が毎年、電気料として縮減されていくと、そういうことと、それからもう一つは、町の景観といいますか、どこの町内へ行っても同じスタイルになっているということが望ましいのかなという感じがいたします。したがって、これらの関係で、先ほど町長の答弁では、電気料はどのぐらい削減するのか、さらに町内会ではどの程度の改修の意向をお持ちかということで、来年度、検証するということですけれども、まず、電気料の関係で、前の答弁では約2分の1ということですが、この点、数字的に専門家の関係ではどういう形になっておりますか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番中村議員の御質問にお答えさせていただきます。いろいろ技術情報、あるいはそういった情報等で知る限りにおいては、2分の1になるというようなPRはされております。しかしながら、先ほど申し上げましたように、実際想定している照度で町内の皆さんが満足していただけるような、連続した照度が果たして保たれるのか、あるいは、現実に電気料が実態として2分の1になるのかという、そういう実経験がございませんので、私は23年度にしっかりとそういうことを体感して、その上で次の年度につないでいきたいというふうに考えております。それと、中村議員のお話にございます、すべてをという部分も、町並みの景観もございますから、理想論としては私も気持ちは同じでございますが、一方、かねてからいろいろ希望も寄せられております、例えば日の出公園に行く途中の畑に隣接しているところの街路灯の整備だとか、そういう北海道と協議を要する部分もありますけれども、住民の皆さ― 120 ―ん方が思いを持っておられる部分の整備もされておりませんので、LED化のみに特化した推進をするということは、少し時間を置いて検証する必要があるというふうに考えております。

質問 9番 中村有秀

電気料の削減ということで、我々議員が上川管内町村議長会の研修会、これは昨年の10月27日にありました。このときに、東大の名誉教授の月尾先生があれしています。そのいただいた資料の中では、LEDは年間費用307円、蛍光灯は745円、白熱灯は2,847円というデータをあれして、我々説明を受けてきました。それから、北海道消費者協会の「北のくらし」という本の中にも、昨年の10月1日、発行されたものの中にも、大体これと似たような関係で出ています。特にLEDの場合は、発光部分が余り熱くならないというようなことと、スイッチを入れればすぐつくというようなことで、蛍光灯とは大いな違いがあるというようなこと、それからマイナス20度でも問題なく点灯されるというようなことが、この消費者協会の道の資料の中に載っております。したがって、私は、できるだけ早目にこのLED化を取り組むことによって、まず家庭の中のLED化も当然ですけれども、町内の第1種生活灯と第2種生活灯をやることによって、ある意味では町のLED化、CO 2削減の加速をされていくのではないかと。ですから、そういうことで、これだけあれすれば、これだけCO2削減と経費が縮減になったという一つのデータを町民に示すことも必要ではないかなという気がいたします。電気料がどのぐらい削減され、5割、5割と言っていますけれども、現実に私も町内の関係について調べてみました。そうすると、第2種生活灯は38灯あります。そうすると、50%9万8,000円ぐらいになります。そうすると、設置費用を19万円ということで見ていった場合、約3年10カ月でチャラになるのです。そうすると、灯数が多いからそういうことになるのですけれども、少ないところもいろいろあると思います。第1種生活灯の70%補助で30%負担というところもありますけれども、私は、できればそういう方法が何とかできないのかと。そうすることが、町民のそういうことの関心にもなるのかなという気がしますけれども、その点、やはり今の段階では無理だということですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番中村議員の御質問にお答えさせていただきます。LED化を進めるということに対しての基本認識は、全く議員と考えを一にするものでございます。ただ、2分の1と言われております電気料が、実際、設置をして、そのとおりの数値、金額になるのか、あるいは照度が保たれるのか、とりわけ心配しておりますのは、設置をしてから、私の聞き及ぶ範囲によりますと、蛍光灯で言うと安定器というものに類するのかと思いますけれども、そういったものがワット数に応じたものということで、電気の球を、あるいは蛍光灯を取りかえるようなわけにいかないらしくて、もし、明るさが十分ではないということになったら、器具ごとそっくりまた取りかえが必要だというようなことも聞いておりまして、そういう意味におきまして、1年間しっかりと体感してから構築をしていくことのほうが、私は望ましい姿だというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 9番 中村有秀

現実に、近いところでは東神楽が既にやっております。それから、東神楽もその点心配をしながら、夏、冬を含めて役場の庁舎につけてみて、その経過等を見ておりますので、近くにあるということで、さっきは中標津、標津と言いましたけれども、それらも含めて参考にして、実施に向けての努力をお願いいたしたいと思います。次に、時間がございませんけれども、移住・定住の促進の関係です。第1項目の相談件数の関係です。この中で、特に平成19年度が突出しているのです。相談件数56件、移住件数11件、移住人数が26人ということで、16年から22年までは48人のうちの26人が19年度に集中しています。これらの理由については、どういうことでしょうか。

答弁 総務課長 田中利幸(総務課長は2013年9月まで)

9番中村議員の御質問にお答えをさせていただきます。19年度、突出している原因といたしましては、恐らく想像されるのは、19年にホームページの大きな改修をやりましたことから、情報提供がしっかりできたことが原因だというふうに想定されます。

質問 9番 中村有秀

ホームページを変更して、移住・定住のニーズによった形ということの答弁でございますけれども、この7年間で移住が27件、移住人数48人ということですけれども、この人たちの定住はどうなっているでしょうか。そのまま全部、この方がいらっしゃるのかどうかということです。

答弁 総務課長 田中利幸(総務課長は2013年9月まで)

その後の移住者の状況でございますが、移住された方の経過については今― 121 ―年度も追跡をしてございませんが、少なくとも19年の移住準備住宅が整備されてからの状況しか把握をしてございませんが、せっかく来ていただいても雇用先がなかったり、また、いろいろな状況の中で、何人かさらに転出をされたケースがございます。先ほど言いましたように、すべてを掌握しているわけではございませんが、中にはそういった方、定住につながった方、いろいろいることは承知をしてございます。

質問 9番 中村有秀

移住・定住策をやるということであれば、この27件の人がそのままいるのかどうなのか。私が承知している人は、何人かここから出ていますよ。結局、仕事がないというようなことも含めて出ております。ですから、私は、上富良野に来た27件、48人の方が町外へ転出した理由はどうかということになると、追跡していないからわからないということで理解していいのですか。

答弁 総務課長 田中利幸(総務課長は2013年9月まで)

9番中村議員の御質問でございますが、追跡はしてございませんので、すべてを御照会するわけにはいきませんが、先ほど言いましたように、移住準備住宅に来られた方の数人は、さまざまな理由がございましょうが、1年、2年で転出をされたケースがございますし、48人の中には家を建てて今も定住されている方も承知してございます。

質問 9番 中村有秀

せっかく上富良野に27件、48人の方が来たので、だめだったらだめだった理由を、これはあくまで総務課移住相談窓口を通じてということだったら、せめてそれぐらいはきちんと追跡をして、どういう理由であるのか、それでは、我々はどういう形でこれを改善すればいいのかというようなことも含めてやっていかないと、毎年40人をふやすといったって、こんな形であれしていたのでは、僕は非常に困難な問題だろうと思うのです。ただ、40人というものを、あくまでも全国的に少子高齢化、人口減だから、それだけ突っ走っていくということも非常に疑問は感じるのです。ですから、できればそういうことで、移住・定住をされた方がどういう理由であるかということをやはり分析をして、今後の対策に生かしていただきたいと思います。時間がなくなりましたので、お二人の方がきのう移住・定住でやっておりましたので、あとは⑤の官民協力体制の構築関係です。非常に富良野等は進んでいるのです。それで22の改善プラン、23の改善プランの中でもこれらが出されております。官民一体の協力体制の構築と、それからもう一つは、物件情報の一元化ということで、富良野はふらの市移住促進協議会ということで、構成団体は、富良野市、ふらの農業協同組合、富良野商工会議所、山部商工会、ふらの観光協会、富良野建設業協会、北海道宅地建物取引業協会旭川支部上富良野分会ということで、これらの方々が入っております。ただいまの答弁では、農業委員会、農協ということでございますけれども、当然これらも含めてですけれども、やはり拡大して、こういうものの官民一体の組織をつくるべきではないかというような気がしますが、その点いかがでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番中村議員の移住・定住に対します御質問にお答えさせていただきます。まず、冒頭、課長のほうからお答えさせていただきました追跡等については、これは私も大事なことだというふうに思いますので、プロジェクトチームが現在設置されておりますので、その中でしっかりとそういう位置づけもしていくように指示したいと思っております。また、官民の協力関係でございますが、これも大変重要なことでございまして、まず、情報を一元化するということは、移住・定住を希望されている方にとっては大変好ましいことなので、それは今後、農業委員会、農協等にとどまらず、広く町内の関係団体等に協力をいただきながら、そういうことも念頭に置いたプロジェクトチームの中で、しっかりとした仕組みをつくってまいりたいというふうに考えております。

質問 9番 中村有秀

きのうの町長の答弁の中で、町内から転出されないように努力をするということでございます。当然うちの町は自衛官の皆さん方もいらっしゃるから、学校の教員だとかということで転勤・転属はある面で、非常によその町村からすれば多いのかなという気がします。ですから、それ以外の方々の町外への転出の分析といいますか、どういう理由で転出されるのか。言うならば、子供のところへ行くだとか、高齢になったからと、いろいろなあればあると思いますけれども、先ほど申し上げた調査の関係等も含めて、これらについても調査をしていただければいいのかなという気がします。町長の言う、町内から生まれ育ったり、また、育って、住んでよかった上富良野、これからも住みたい上富良野ということであれば、なおそういう点の分析も必要かなという気がしますので、その点も― 122 ―お願いをいたしたいと思います。それから、お試し移住の関係です。特に黒松内の関係ということでございますけれども、本当は詳細、これらの関係について聞きたいと思ったのですけれども、時間がございません。それで、黒松内は恐らく調査をしているので、短期の移住体験情報を提供してやっているということで、22年度の上半期で47人が移住を体験していると。そうすると、定住はしないけれども、とりあえず来たと。これは、ある面で地元の経済効果に非常にプラスになっているという認識をしているのです。ですから、私も、できれば上富良野もそういう体制をつくってもらう。今回、屋根の塗装等ができておりますけれども、できれば体一つで来て、そしていろいろそこで上富良野町の移住に対する体験ができるというような方法を、例えば、テレビもある、ストーブもある、いろいろな形ができないかどうかということで、きのう、総務課長に聞いたら、とりあえず台所は直したし、床の悪いところも直した、屋根の関係についてはあれだと言うけれども、できればそういう方法が、身軽に体一つで来てください、上富良野町の移住体験をしてくださいということができないかどうか、町長にお伺いします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番中村議員の御質問にお答えさせていただきます。お試し移住というのも一つの移住促進のツールであるということは、私も理解できます。しかしながら、何度も申し上げておりますように、私は義務教育を上富良野で終えて、その結果、毎年100名前後の子供たちが巣立っていくわけでございますが、上富良野で定職を持てないがために、多分、私の認識では10名前後の方が地元に残ってくれているのかなと。ほかの90名前後の方は町外へ出ていっているという、私はこれをすごく重く受けとめておりまして、町外から転出する若い人たちが少しでも減るような、そういう受け皿づくりのほうが、お試し移住も大事ですが、そちらに私は重きを置いた施策が重要であるというふうに認識しておりますので、排除するものではございませんが、ぜひその点も御理解いただきたいと存じます。

質問 9番 中村有秀

移住形態もいろいろあるということで、完全に移住し、そこで定住するというケース。それから、東京にいて、そこにも住宅、こっちにも、それこそ永住をしたいという関係、それからシーズン的ということも含めて、いろいろなケースがあろうかなと思います。できればそういうことで、これからのホームページの立ち上げの段階で、十分検討をしていただきたいなという気がいたします。それからもう一つ、きのう同僚議員の中で、被災者の受け入れについては想定にないというような説明がございまして、道では3月12日に、全道の市町村に受け入れる希望があるかないかということでやって、その結果、きょうの新聞に、道営住宅176戸、公営住宅1,186戸というこで、全道で言えば104市町村が応募したという。きのう、想定にないということだったのですけれども、今、時程的に寄っていくと、12日には道から来ているのです。それらの関係の認識というのは、町長どうなのでしょう。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

中村議員の御質問にお答えさせていただきます。本日の今の実態で御報告申し上げたいと思いますが、現在、北海道のほうに受け入れがもし可能であれば、そういう対応がどうかというお尋ねが来ておりまして、現在、公営住宅を活用して6戸の受け入れが可能であるということで、北海道に報告をさせていただいているところでございます。

質問 9番 中村有秀

きのうの答弁とあれですけれども、6戸ということで、非常に緊迫した中での進められ方だから理解をしていきたいと思います。ただ、私、上富良野町の郷土を探る各部落の記念碑を見ますと、例えば、岩手県は8戸、宮城県は27戸、福島県は10戸、合計45の、上富良野に今住んでいる人たちが出身県と明文しているところがあるのです。そうすると、その中に上富良野があるということであれば、いわれのある人は、こういうことで住宅費も免除するという、道の基本的な考え方ということで新聞に載っております。したがって、ここから行ったおじさん、おばさん方の町でも、こうやっているなということを見れば、町に対する親近感、そういうものも出てくるだろうし、回復するまで子供たちだけでもとか、じいちゃん、ばあちゃんだけとか、いろいろなケースがあると思いますので、できるだけそういうことの受け入れ体制の充実について、よろしくお願いしたいと思います。以上で終わります。

出典:上富良野町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月15日 議事録 PDF(124ページ) 間違いを知らせる