みんなの議会

上富良野町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月15日

(1)日の出公園の整備計画の具体策について/(2)見晴台公園の目的とその具体策について/(3)農業の6次産業化について

2011年3月15日、上富良野町議会の一般質問で、一色美秀議員が「日の出公園の整備計画の具体策について」「見晴台公園の目的とその具体策について」「農業の6次産業化について」について質問し、町長 向山富夫、建設水道課長 北向一博が答弁しました。

質問者
一色美秀 議員
答弁者
町長 向山富夫、建設水道課長 北向一博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 一色美秀

このたびの非常に大きな災害を目の当たりにしたときに、なすすべき何物も持たない非力さに、大変胸の押しつぶされるような思いがいたしております。それに比べまして、今回の私の一般質問など、まことにちっぽけに感じられます。しかしながら、こんなちっぽけな一般質問でありますけれども、きょうは精いっぱい質問をさせていただきたいと存じます。さきに通達してございます3項目について質問いたします。まず、1項目め、日の出公園の整備計画の具体策について。日の出公園は我が町の観光の拠点とするのか、町民のための公園とするのか、その両方を兼ね備えるのか、そのビジョンは確定されていません。目標を決めてこそ、再生プロジェクトの計画と策定がなされるものと思いますが、その具体策は。2項目め、見晴台公園の目的とその具体策について。見晴台公園は、国道においてアンテナ的な存在価値を見出し、市街地への誘導としての機能を持たせるのか。また、道の駅をつくり、上富良野町の顔として大々的に売りに出すのか、何を目的としているのか、その具体策は。3項目め、農業の6次産業化について。農業、農商工連携で強い農業へ、6次産業化への動きを広げてはどうか。国家間の貿易自由化を目指す環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加をめぐり、改めて農業のあり方が問われております。ことし6月をめどに、政府は農業対策基本方針をまとめるが、関税を撤廃し農業を開国するか、国民を巻き込んだ論争が起こるのは間違いございません。そんな中、農業と流通、販売を融合した農業6次産業化で付加価値を高める試みが注目されております。現在、農林水産業の付加価値は1%と言われております。6次産業化で10%まで比率は高まり、強い農業への転換は可能という指摘がございます。行政として、そういった取り組みや研究はなされているか、さらに具体策は。以上の3項目について、質問いたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

7番一色議員の御質問にお答えさせていただきます。まず1項目め、日の出公園の整備計画に関する御質問にお答えさせていただきます。日の出公園は、昭和30年代半ばからスキー場として利用されてきた経過があり、その後、炊事遠足やサッカー場として親しまれた広場、テニスコート、休憩舎や山頂展望台などが整備され、町民のスポーツや行楽の場になっていきました。また、昭和55年ころにはラベンダー園を造成し、ラベンダー観光の拠点施設としてもその機能を発揮し、現在に至っているところであります。これら過去の経過を踏まえ、町民のスポーツ、行楽の場と観光振興の拠点としての両面性を持って、昭和57年に10.7ヘクタールの都市計画総合公園として認可を受け、昭和58年度から本格的な整備に着手したものであります。現在、ラベンダー園については、大半が10年以上を経過した古株となり、表土の流出とともに、株の活力は著しく低下して、枯損株は急速に拡大している状況にあります。また、平成10年代に入ってからの町の緊縮財政状況下にありまして、長期にわたって適時適切な維持補修を欠いてきた施設もあり、当初整備の目的さえ失いかけている状況を招いてしまいました。そのため、今後は、大きな役割である観光拠点としての機能低下への対応として、周遊立ち寄り客に考慮したアクセスの改善や、花の公園としての魅力再生を図るべく、平成21年度から再整備に着手しておりますが、再生への課題についても、ほぼ整理― 111 ―されてきていることから、有識者や関係者によるプロジェクトを組織し、他市町村の視察なども行い、日の出公園の再生を果たしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの見晴台公園に関する御質問にお答えいたします。見晴台公園につきましては、平成18年度に整備が完了し、平成19年度から国道237号島津駐車場と一体的に利用する形で、平成19年4月から供用を開始しております。この整備計画については、国道隣接で、かつ十勝岳連峰を眺める絶好の景勝ポイントという立地条件を生かし、観光情報の発信、提供とあわせて、特産品販売やイベント開催を通じて、町内産業の振興や経済活性化に寄与することを目的として整備されたものであります。現在においても、この目的は少しも変わるものではなく、南北を走る国道237号シーニックバイウエイルートと千望峠から市街地、日の出公園を経由して十勝岳連峰を結ぶ道道東西景観ルートの交差点という絶好の立地条件にありながらも、この優位性を生かしているとは言えず、その要因として、施設の形状に問題があるということは、かねてから多くの方々から御意見をいただいておりましたが、さらに本年度、学識研究者からも同様に形状の問題を指摘されるに至りまして、いよいよ施設改善を急ぐべきものと判断したところであります。この施設改善に当たりましては、見晴台公園が都市公園法に基づく施設であること及び利用者の車両駐車は国が設置した国道駐車帯であること、さらには、この両施設について、用途制限を受けない拡張可能な用地を確保することが困難な状況にあることから、現有用地内での平たん地の確保を中心にしたものを計画しているところであります。この平たん地につきましては、見晴台の施設名称のとおり、眺望を提供することを考慮しながら、案内機能を持つ情報ステーションや特産品販売やイベント会場などの機能を持たせ、公園施設としての範囲内での運営形態を考えておりますので、いわゆる道の駅としての整備については想定をしておりません。いずれにいたしましても、多くの立ち寄り客を誘導し、これを地域経済活性化につなげてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの農業の6次産業化についての御質問にお答えいたします。議員御承知のとおり、いわゆる6次産業化法が昨年12月に公布され、本年3月1日に施行となりました。従来の農商工連携と違い、農林漁業者が事業主体となることとされているものであります。この法律に基づき事業を展開するには、事業者みずからが作成した計画を農林水産省に提出し、認定を受けることとなっており、実際の事業実施に当たっては、補助率のかさ上げを初め、融資面での優遇、関係規制の緩和などが措置されております。町といたしましては、現在のところ具体策は持ち合わせてはおりませんが、今後、国などの関係機関からの情報の収集を行うなど、農業団体や商工業団体、観光関係団体などと連携し、協力できる体制を整えて支援を行ってまいりたいと考えております。なお、今後、農政関係説明会を予定していることから、このような機会を通じまして、事業制度の周知や事業の活用促進に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 7番 一色美秀

ただいま町長から答弁いただきましたけれども、今の答弁では、まず最初の日の出公園ですが、我が町の観光の拠点とするのか、町民のための公園とするのか、その両方を兼ね備えているのかという質問に対して、答えにはなっておりません。何を目標にしているのか、お答えいただきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

7番一色議員の御質問にお答えさせていただきますが、先ほどの御答弁で申し上げましたが、町民の憩いの場としての面、もう一方、上富良野の観光の拠点、両面を持ち合わせているというふうに、そういう押さえをしております。

質問 7番 一色美秀

ただいまのように、観光の拠点と、それから町民の憩いの場としての両方を兼ね備えた立ち位置として、日の出公園を見直しているところでございますが、大きな役割である観光拠点としての機能低下の対応として、周遊立ち寄り客に考慮したアクセスの改善や花の公園としての魅力ある再生を図るべく、平成21年度から再整備に着手しているとありますが、具体的に説明をお願いしたいと思います。

答弁 建設水道課長 北向一博(建設水道課長は2014年3月まで)

7番一色議員の御質問にお答えいたします。具体的にということでの御質問でありましたので、ちょっと細かくなりますけれども、既に済んだもの、それから今後予定されているもの、今後の予定ものについては、現在動いておりますプロジェクトのほうで、その優先順位とか具体的な手法につい― 112 ―て、今後、決めていくという内容になっておりますので、今後の予定部分については、あくまで予定ということでお聞きいただきたいと思います。21年度から再整備に既に着手しております。21年度実施分につきましては、歩行者専用通路部分の縁石の敷石の剥落とか欠落部分について補修いたしまして、なお、大判の平板の石についても一部分施工しております。あと、展望台の進入道路周辺の環境整備ということで、樹木の一部伐採なども行っております。22年度、今年度につきましては、もう既にごらんいただいたかと思いますけれども、エントランスゾーンの左手に小さな丘がありまして、つつじが生えていた部分があります。そのつつじをすべて取り除きまして、利活用できる部分については、町内各公園施設、緑地に移設、移植しております。現在のところ、つつじの部分は裸地になっておりますけれども、23年度にラベンダーを植えて補植、そして、まず最初に目に入る場所ということで、ラベンダー畑としてよみがえらせるという予定を組んでおります。さらに22年度、本年度の事業で、南斜面、ここは冬場、スキー場として使われておりますけれども、このスキー場のオープン時期、それからクローズ時期につきまして、かねてからあそこに植えられているラベンダーとか、あそこの途中に遊歩道が設置されているという関係で段差が生じる、それから雪解けが早くなる、そして積雪がたまって滑走が可能になるまでの時間がかかるということで、南斜面の植栽物、一切、昨年の秋、取り除いて平たん化しております。この関係で、幸いにも今年度、22年度のスキー利用シーズンが、平年より若干拡大できたということになっております。現在、裸地状態になっておりますので、23年度に南斜面を一度芝で全面植栽いたします。その後につきましては、23年度以降の予定ということで、全面芝でつくった部分について、町民の利用を図る上で、それから観光利用の面で、どういう整備をするかということが今後のプロジェクトの予定となっております。そのほかに、ラベンダー園が既に枯損が著しく進行しているということで、年次計画によって、ラベンダーの全面植えかえを今後計画いたします。なお、ラベンダーのほかに、いろいろな花のたぐいが植栽されておりますけれども、それらの花の再配置、それから、それらの花を楽しむための遊歩道の位置の変更、再検討も含めて、今後進められてまいります。先ほど町長から御説明いたしましたけれども、立ち寄り観光客、特に車でおいでになるお客様のための進入路、アプローチ方法を検討するということで、現在の山頂への通路につきましては、一方通行で上と下で制御しなければ利用できないという状況にありますので、交互通行、もしくは上がり路線、下り路線、別路線という検討を今後することになっております。あと、施設面におきましては、オートキャンプ場がオープンして久しくなっておりますけれども、オートキャンプ場の部分、ここにコテージが4棟建っておりますけれども、近年の利用要望が強く、ここにバンガローを設置してもらいたいという要望が強まっておりますので、バンガローの計画、これの可否についてもプロジェクトの中で若干踏み込んでいかなければならないと思っております。さらに、今、植えられております花の種類、できるだけ花のシーズンを延ばすというような方途も考えておりまして、総体的な計画を今後組み立てていくことになっております。以上です。

質問 7番 一色美秀

私は、観光を拠点にするということであれば、ラベンダーを植えかえたり、それから花を植えただけでは、本当の意味での再生にはならないのではないかと、もっと大きな仕掛けが必要ではないかと思うわけであります。逆にこれは私個人の考えなのですが、日の出公園は夏冬を通じて、逆に子供たちの憩いの場としたらどうでしょうか。これは、公園の管理人である方に聞いたお話なのですが、この方は、私は日の出公園を蛍の里にしたいのだと、すばらしいと思いました。ドジョウやフナがいる、ザリガニがいる、昔、私たちが子供のころ体験した自然を取り戻すこと、さらに何か動物がいればもっといいと思います。キャンプ場とも連動いたしまして、子供たちが集まる公園にしたらどうかと。これにつれて大人たちも集まってくるのではないかと思います。そんなふうに考えております。いずれにいたしましても、何か一つの大きな目標を持って、再生のための具体策を定めないことには、なかなか次の前に進まないのではないかと思います。続きまして、見晴台についてでございますが、特産品やイベント開催を通じて、町内産業の振興や経済活性化に寄与することを目的としていると。現在においても、この目的は少しも変わるものではないと。ただ、施設の形状に問題があるとして、施設改善を実施するということでございますけれども、しかし、この答弁では、施設改善に当たって、見晴台公園が都市公園法に基づく施設であること及び利用― 113 ―者の車両の駐車は、国が設置した国道の駐車場であること、さらに、利用施設に用途制限を受けない拡張可能な用地を確保することが困難な状態である。これは、全く話が矛盾しているのではないでしょうか。こんな縛りのある土地であっては、どうして特産品の販売やイベント等ができるのでありましょう。現に一昨年、カード会・スタンプ会で、あそこで実際にイベントを催ししようと企画したのですが、いろいろな制約がございます。売店を求めたり、いろいろな形の物品を販売することは非常に場所がないという、そういった縛りをまず解除することが先決であって、それをなしに、ただ景観が悪いから削る、それだけでは何もその目的につながっていないと思いますが、その点についてどのように考えているか、再度、答弁をいただきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

7番一色議員の見晴台公園に関します御質問にお答えさせていただきます。都市公園として指定を受けておりますが、すべてが制約されるという性格のものではございません。アンテナショップ的な特産品販売も、これも許されるものでございます。あるいは、イベントを開催することも許されるものでございまして、ただ、大規模なショッピング、あるいは物販を目的とした営利行為を大々的に行うようなことは、これは当然、制限の範囲でございますが、町が、行政が主体的にかかわる情報発信基地としての役割は、今の縛りの中で何ら窮屈な思いをしながらするというような実態にはないことから、形状を改良することによりまして、冒頭、御答弁でも申し上げましたように、やはりあそこの持つ潜在的な価値をさらに高めるように工夫をしてまいりたいというふうに考えておりますので、町が考えております利用で、何か強く縛りを受けるというようなものはございません。以上でございます。

質問 7番 一色美秀

それぞれ当初の目的、特産品のいろいろなイベント開催が縛りがあってできないのであれば、ただトイレを利用されて、そして見晴しをするだけであっては、何のインパクトもメリットもないと思います。ただ管理費だけがかさむだけであろうかと思います。さらに、地域住民とのいろいろな関係も出てくると思います。そういった問題についてもどのような方向性でいくか。このままでは、決してあそこは有効利用できないのではないかと考えております。その辺について、もう一度、返答をお願いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

7番一色議員の御質問にお答えさせていただきます。さきの答弁でもお答えさせていただきましたが、当初、見晴台公園をあそこに設置したときの利活用の思いを十分果たし切っていないというような実態は、多くの町民からもお声をいただいておりますし、具体的にどういうことかという判断を私もしかねますが、美瑛、富良野の間にあって、上富良野が埋没感があるというようなことも常々耳にするわけでございまして、237号線の上富良野の入り口であり、さらには、あの眺望は、他をもってかえがたい立地でもございます。加えて、千望峠から十勝岳に至る東西の幹線との交点でもありまして、観光も含めまして、あの場所が上富良野町の情報発信、あるいは上富良野の魅力を発信する最大のポイントだというふうに私は理解しておりまして、そういう立地を人為的に整備することによって、さらにその機能を高める余地があるというふうに私は判断しておりますので、整備をすることによって、議員がお尋ねのような、上富良野の物産をPRしたり、あるいは、町民があそこの場所で憩いを求めて交流ができるような、そういう場所に活用ができると大いに期待をしておりますので、ぜひ御理解を賜りまして、また、さまざまなお知恵もおかりしながら活用を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 7番 一色美秀

確かに具体策が出てこないと、これはやはり行政側だけではなくて、我々議員も、それから地域住民の方、町民の方にも、いろいろな形で持ち寄っていいアイデアを出して、お互いにすり合わせをしてやっていかないと、このままではあそこは進展しないと思います。次に、農業の6次産業化についてですが、実際に生産農家側だけの目線ではなくて、加工職人目線で農業を考え、新しい価値を生み出していく動きが広がっております。一つの例といたしまして、地元のお菓子店と連携いたしまして、安定し、かつ高収入の道を開いたのは、岐阜県恵那市の約80軒の栽培農家の方であります。恵那川上屋という問屋が求めるのは、高品質の栗であります。栽培農家と栗の栽培方法や選果、出荷に関する規定を設け、規定をクリアした栗だけを町特選恵那栗として、市場の1.5から3倍の価格で同社が仕入れております。条件は厳しいが、栽培農家はその要求に見事にこたえて、高付加価値農業への転化を果たしました。もう一つの例は、農業試験場と加工技術を融合させまして、青森県下北産米の流通拡大の取り組んで― 114 ―いる企業がございます。この食品加工業者の主力の会社、これは八戸にありますけれども、恐らく今回の被害に遭われていると思いますが、県の農業試験場が開発した低アミロース米「ゆきのはな」と、地元産魚介類を使った冷凍すしを開発いたしました。同地区では、やませという6月から8月に向けて吹く北風のため、おいしいお米が収穫できないと言われておりましたけれども、冷害に強い「ゆきのはな」は、粘り気が強く、冷凍すると甘みを増すという、この特徴を生かして開発いたしました。八戸前沖さば棒寿司として、1本800円が1カ月で約4,000本の販売実績を上げているということでございます。そんなことをるる聞きまして、私は、一つには、上富良野にも一つの材料があるのではないかと。それは、先日も申しましたホップであります。サッポロビールと提携いたしまして、高品質でこくのあるホップを改良生産し、安価な輸入ものとは違う、上富良野にしか栽培することができないものを開発いたしまして全国に向けて発信する。これは一つの例えでありますが、これは栽培される農家の生産収益のみならず、さまざまな業種に恩恵をもたらせると思います。このような取り組みも一つの参考でありますが、そのような方向に向けて、ぜひ行政もどのような努力をされるか、その点について町長の見解をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

7番一色議員の農業の6次産業化についての御質問にお答えさせていただきます。私も、議員がただいまお話をいただきましたような事例も承知しております。6次産業化というのは、従来、制度として整備されております農商工連携と趣を少し異にしておりますが、御案内だと思いますが、6次産業化は、いわゆる農業者、従来、生産者とよくひとくくりで言われますが、農業者みずからが生産しているものに付加価値をつけて、そして所得の向上につなげていくという、農林水産省が主導いたします事業でございます。農商工連携につきましては、農水省、経産省、他方の省庁にまたがった事業でございますが、特に本州方面の耕作規模が小さい農業者経営体の方々が積極的に取り組みをされている実態でございます。当町におきましても、当町で生産される農産物に、農業者みずからが付加価値をつけて所得の向上安定に取り組まれることについては、これは大いに応援、支援をさせていただくことをは、やぶさかではありません。なかなかこれもハードルが高いものがございまして、製造上のハードルはともかくといたしまして、きのうの御質問にも農地の集約等についての御質問がございましたが、私の印象といたしましては、今、上富良野の町内の農業者の皆さん方は、農地を耕作することで相当エネルギーを使っておりまして、かなり飽和感がある実態でございます。そういう中から6次産業化に向けた取り組みということになりますと、本当に今の形の中からその延長上でそれを求めるということは、大変ハードルが高いなという気がいたしております。私といたしましては、そういう6次産業化に特化した農業者の方々、あるいは、土地を広く利用した生産体系をとられる経営体の方々、そういうある程度、目的を持った誘導も町として必要であればしながら、6次産業化も大きな重要な事業でございますので、応援をすることはやぶさかではございませんし、いろいろな機会を通じて、情報をまず提供させていただきたいというふうに考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。

出典:上富良野町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月15日 議事録 PDF(120ページ) 間違いを知らせる