みんなの議会

上富良野町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月16日

(1)空き店舗対策について/(2)第5次総合計画について/(3)教育支援について、子どもたちに本物にふれさせること/(4)上富良野高校の将来について

2009年6月16日、上富良野町議会の一般質問で、一色美秀議員が「空き店舗対策について」「第5次総合計画について」「教育支援について、子どもたちに本物にふれさせること」「上富良野高校の将来について」について質問し、町長 向山富夫、教育長 北川雅一、産業振興課長 伊藤芳昭が答弁しました。

質問者
一色美秀 議員
答弁者
町長 向山富夫、教育長 北川雅一、産業振興課長 伊藤芳昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 7番 一色美秀

私は、4項目に分けて質問を行いたいと思います。まず一つ、空き店舗対策について、町長にお尋ねいたします。現在、空いている店舗を物品販売のみならず展示場等に利用しやすくするように、金銭的に支援するシステムをつくり、一般町民のみならず全国的に呼びかけて入店してもらい、商店街の活性化を図ってはどうか。そのほか、町としての対策は考えているか、説明をお願いしたいと思います。2項目め、第5次総合計画について、町長にお尋ねいたします。本年度より、今後10年間のまちづくりの基本構想と計画が策定されているが、①上富良野町とはどんな町なのか、どんな町にしたいのか、その顔が見えてこない。②人口の将来予測だが、自衛隊の削減を対象から取り除いている。少子化・高齢化などの自然減少による推計と自衛隊削減の場合の推計との二本立てで策定しなければ、机上の空論である。この点について、説明をお願いしたい。3項目め、教育支援について、子供たちに本物に触れさせること、これは教育長にお願いいたします。近年、子供たちの目覚ましい活躍があり、芸能やスポーツの分野において、一流のアスリート等を招いて直接子供たちと接したり見せることにより、子供たちに大きな夢と希望を持たせたい、そのための具体策はあるか。また、各種部活動での資金面での援助は考えているか。4項目め、上富良野高校の将来について、教育長にお尋ねします。間口削減どころか、存続そのものが危ぶまれている現在、町として、どのような対策を立てているのか、具体的に説明をお願いしたいと思います。以上、4項目でございます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

7番一色議員の4項目の御質問のうち、2項目につきまして、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。1項目めの空き店舗対策に対する御質問にお答えさせていただきます。空き店舗対策につきましては、空洞化が進む商店街の大きな悩みであり、全国的にも大きな課題であると認識しております。国におきましても各省庁が連携し、さまざまな制度において空き店舗対策事業がメニュー化されており、さきの村上議員への答弁でも述べさせていただいたとおり、既に商工会が事業主体として、国の補助事業を活用した空き店舗対策として、中茶屋の整備・運営を図ってきているところであります。私といたしましては、まずは現在取り組んでいるこれらを踏まえ、事業主体である商工会組織の中で、さらに機能を有効に活用するための工夫、新たな取り組みの実現の可能性などについて十分議論をしていただき、その中で、御提案や協力要請がござ― 41 ―いましたら、商工会などと協調して積極的な支援を含め、対応を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解願いたいと思います。次に、2項目めの第5次総合計画に関する御質問にお答えいたします。成長期から成熟期へと言われて久しいわけでございますが、第5次総合計画は我が国の総人口が既にピークを迎え、減少期に突入した中で策定された初めての総合計画であります。1点目の上富良野町はどんな町なのか、どんな町にしたいのかについてでありますが、折しも総合計画策定と時を同じくいたしまして議論を進め、本年4月に施行した自治基本条例に示すまちづくりの基本理念を受けて、「住んでいて良かった」、「これからも住み続けたい」と思えるまちになるよう、「町民の暮らし本位」の考えに立って、「四季彩のまち・かみふらの-風土に映える暮らしのデザイン」を町民共有の将来像と定めたところであります。その実現に向けて、達成したい「五つの暮らし」を大目標として設定し、各施策の計画的な推進に努めてまいりたいと考えております。次に、2点目の総合計画に示します人口の将来予測及び目標値につきましては、計画策定段階においても確認させていただきましたとおり、自衛隊員の大規模な配置移動は自然減とは異なりまして、予測することは不可能でありますことから、これらを考慮せずに推計しております。いずれにいたしましても、今後において大きな変動が生じる場合には、総合計画にも影響が及ぶことがありますので、必要に応じて計画の修正などを検討していかなければならないと思っていますが、少なくても当計画に掲げたまちづくりの方向性や、それに伴うさまざまな施策の推進については、基本的に変わるものではありませんので、御理解願いたいと存じます。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

7番一色議員、3項目めの教育支援についての御質問にお答えいたします。1点目の一流のアスリート等を招いて、直接子供たちに接したり、見せたり、大きな夢と希望を持たせる具体策に関する御質問にお答えいたします。教育委員会といたしましても議員御指摘のとおり、子供たちが一流のアスリート等と直接触れ合い、お話できることは、生涯学習の観点からも大変有意義であると認識しているところですが、現在、現時点においては毎年、保育所・幼稚園、子育てサークルの親子、小学生を対象に町民芸術劇場を開催し、生の演劇や音楽を鑑賞したり、町内文化団体の発表の場を紹介したりし、子供たちが芸術・文化に触れる機会を得ていただくよう取り進めているところでございます。2点目の各種部活動に対する資金面の援助につきましては、部活動を行っている遠距離通学者に対する冬期間における部活動後の帰宅のための交通費を町で補助しており、さらに全道大会や全国大会に出動する際に、出場経費の一部を助成しているところでございます。今後におきましても学校、部活動育成協議会などともに協議しながら、引き続き支援してまいりたいと考えております。次に、4項目め、上富良野高校の将来についての御質問にお答えします。本年、上富良野高校への入学者は23名で、全校生徒数は69名となり、全学年が1間口になっております。上富良野高校は、普通科高校として現在に至っておりますが、近年の少子化等の影響により、入学希望者が減少しており、存続の危機にあることは、議員各位を初め、町民の皆様に御心配していただいているところであります。私といたしましても、存続の危機については十分に認識しており、町長とともに、北海道教育委員会に対し存続の要請を行い、さらに上富良野高校の校長とともに、上富良野中学校を初め近隣市町の中学校に対し、上富良野高校のPR等を実施するとともに、富良野地区中学生の体験入学や上富良野中学校における進路指導学習の一環として、3年生全員による上富良野高校の見学等を行い、多くの入学希望者が出るよう努力しているところです。また、富良野地区広域市町村圏振興協議会と富良野地区広域教育圏振興協議会の連名により、「富良野地区の高校教育を考える」提言書を北海道と北海道教育委員会に提出し、富良野地区全体としての高校教育の望ましいあり方についての提言を行ったところです。町の具体的な支援としましては、町が補助している「北海道上富良野高等学校教育振興会」を通して、入学者への入学準備金の助成や卒業後の就職に有利な条件となるよう、在校生に対する資格取得の助成等を行っているところであり、上富良野高校の卒業生が富良野看護専門学校を受験する際の推薦枠の確保や、町役場に就職する際の優位性の確保を図ることなどを検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと思います。以上でございます。

質問 7番 一色美秀

ただいま各自答弁をいただきましたけれども、個々の質問に入る前に、全般的な印象を述べさせていただきます。すべてに具体性に欠けております。町長なり職員― 42 ―の皆さんも、非常にすばらしい方が大勢いらっしゃいます。こんな町にしたい、こんな構想もある、もっと積極的に参加していただけないでしょうか。また、私ども議員も行政により与えられた案件を審議するだけではなくて、さらに勉強して逆に提案することも大切であります。そういった議論の中に、各種団体、住民の皆さんとともに協議することが肝要だろうと思います。1項目めの空き店舗対策について質問いたします。中茶屋の整備運営を図ってきたということですが、どのくらい中茶屋に設備投資をして、どのように運営してきたか。町の負担・商工会の負担を含めて金額を教えていただければと思います。

答弁 産業振興課長 伊藤芳昭(産業振興課長は2009年12月まで)

7番一色議員の御質問にお答えを申し上げます。まず、中茶屋の件でございますけれども、16年に実施しまして、そのときに経済産業省の予算を申請しまして、ハード面で改築等を実施いたしました。町と商工会の負担で、ちょっと細かい数字、手持ちございませんけれども、700万円か800万円ぐらい投資して、実施をしております。その段階で、運営につきましては、商工会が運営をするということで決まっておりましたので、商工会に対して補助金を交付しまして、運営等に当たっていただいております。今現在、ことしの部分につきましては、21年度、商工会に対して215万円でなかったかと思いますけれども、申しわけありません。はっきりした数字があれですけれども、当初から見ましたら、この運営につきましては商工会の皆さんが、NPO法人いろいろな方の御協力をいただいて、町と商工会とお互いに負担をしながら、経営をしている状況にあります。以上でございます。

質問 7番 一色美秀

突然の質問で申しわけございません。概略はわかりましたけれども、先ほど町長の答弁の中で、商工会組織の中で提案や協力要請があれば、商工会等と協調して支援・対応を図りたいとのことでございました。それでは、問題は進展しないのではなかろうかと思います。もっと積極的に、町が参画すべきであろうと思います。例えば、町で空き店舗を買い上げまして、認知症の老人を抱える家族の相談所、また介護や介護保険の相談事務所を設け、できればケースワーカーを置いて設置することがベストであろうと思います。また、障がい者の働く喫茶店等を提供し、そこに多くの父母を交えながら相談する場所を提供することも、一つの例でなかろうかと思います。また、農家の方々が、空き店舗を利用して農産物の直売所を行っていただく、その家賃の何割かを町が助成する。また、一般の町民の方、趣味と実益を兼ねてお店を出したい人にも助成をする。さらに、先ほどちょっとお聞きしたのですが、この秋に松野先生の遺作展が行われるということを聞きましたけれども、そういった町民による町民がつくっていらっしゃいます絵画だとか写真だとか、陶芸だとか書道とか、そういったものを展示する場所を空き店舗を利用して使っていただきたい。なおかつ、その中に出展される絵の好きな方たちが張りついて、また、子供たちも自由に出入りできる、そんなような場所を提供、町の中に空き店舗を利用して提供する。そのために、町が一丸となって助成していただける、そんなことに対して町長どのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

7番一色議員の空き店舗対策について、お答えをさせていただきます。中茶屋の運営については、先ほど担当課長のほうからお答えをさせていただきましたが、実はまずその前提に、空き店舗対策の前段で中茶屋におきまして空き店舗対策というのは、どういうふうに実際行われて、どのように今後それを波及させていくかというようなある程度実験的な試みも、中茶屋の中で行われているという認識を持っております。ですから、先ほど冒頭のお答えでも申し上げましたが、まず中茶屋の運営実態が商工会等を通じてどのように、もちろん町も深くかかわっておりますが、どういう課題があって、あるいはどういうふうに今後伸ばしていく部分があるのかと、そういったことをまず検証することがあっていいのではないかないうふうに考えております。現在、まだそういうようなディスカッションが運営されて、お願いしている方々と十分なされておりませんので、これは不断に行っていかなければならないと考えております。それから、議員いろいろ御提言いただきました。利用の形態等につきましても、まず基本的なことから申し上げますと、町がこういう事業を展開する、町がこういうメニューで空き店舗を利用するというような町が提案をすると、そういう利用の諮り方というのは、行政として取り得る形ではないのではない か と い う ふ う に 理 解 し て お り ま し て 、 民 間 の方々、あるいは組織の方々が福祉事業に対して利用したい、あるいは商店街の展示場として利用したい、さらには文化・芸術の一つの拠点として利用したいという、町民の中からそういう御提言やアイデ― 43 ―アをいただいた中で、町がそれらを事業成果を十分に生ますようなサポートをするのは、町としては、行政としては当然あるべき姿だというふうに考えておりまして、今、一色議員が御提言ありましたようなそういう動きをぜひ町の中に、そういう動きを波及していただくようなことになっていただければありがたいなというふうに考えておりますので、御理解賜りたいと思います。

質問 7番 一色美秀

ただいま町長の答弁で十分わかりましたけれども、やはり一般のかかわりがあって動くということもわかりますけれども、やはり町として大きなリーダーシップをとっていかなくては、動きが非常に遅いと思います。やっぱり現実には、予算づけがなければできないことであります。要求することも当然でありますけれども、町長たる者、強いリーダーシップを持って、ある程度の指針をつくっていかなければならないと思います。特に、これからの第2問の第5次総合計画についてでありますが、中富良野はラベンダーの町であります。富良野は、へその町であります。美瑛は、丘の町であります。東川は写真の町であります。剣淵は絵本の町、それぞれの顔があります。先ほど、町長の答弁に、どんな町なのか、本年4月に施行した自治基本条例に示すまちづくりの基本理念を受けて、「住んでいて良かった」、「これから住み続けたい」と思えるような町になるよう「町民暮らし本位」の考えに立って、「四季彩のまち・かみふらの-風土に映える暮らしのデザイン」を町民共有の将来像と定めたところであります。しかしながら、これは何のインパクトもありません。焦点がわかりません。「温故知新」、古きを尋ねて新しきを知るという言葉があります。また、シェークスピアは、「未来は過去にある」と言っております。まちおこしのヒントは、過去の歴史をひもとくことにあると思います。全国に類のない独自のものとは、もし十勝岳を全面的に押し出すとすれば、それは泥流の町であります。多くの犠牲者を、そして苦節30年の血と汗の努力が一瞬のうちに泥流に飲み込まれました。この地で作物はつくれないと、村の放棄もやむを得ないと悲痛な叫びの中、立ち上がったのは吉田貞次郎であります。不可能と言われた稲作が、10年を待たず田んぼに蛙の声を聞いたときの先人の感動は、いかがなものであったでありましょうか。忘れてはなりません。これも一つのまちおこしのアイデアであろうかと思います。私の学生時代、十勝岳の安政火口より温泉が流れておりました。お湯が流れておりました。自分の好きな温度のところに石をせきとめて入ることができました。雪渓に、缶ビールを冷やして飲んだことが最高の思い出であります。また、冬、十勝岳の白銀荘は、中谷宇吉郎が、世界で初めて雪の結晶を人工的につくった場所であります。パウダースノーであり、たとえ温暖化が進んでもスキーができるところでございます。さらにまた、農業者の安定と利益を上げることが町の存続の源である。そのための農作物の開発、全国に類のない独自のものを生み出すことが必要であります。お米・芋・アスパラ・メロン等さることながら、ホップであります。反収が四、五十万円になるとのことでございます。昔は100軒近くあった生産者も今は3軒であります。全国的に見ても岩手県、秋田県にそれぞれ1軒ずつあるのみ。昔はヨーロッパが主流でしたが、チェルノブイリの事故以来病気に冒され、今はアメリカ、カナダ、ニュージーランド等より輸入しております。また、サッポロビールでは、中国に種を持っていって栽培している。しかしながら、輸入物にはない希少価値であるホップを商業や観光ベースではなくて、農業者の利益を生む生産物として広く生産することが基本であり、ホップの定着と同時に、観光・商業に結びつけて展開させることが本筋であろうと思います。今は昔と違いまして、大変品種も改良されまして、背丈が半分の高さで同量の収穫ができるということであります。まず、他にない特色を持つこと、大量生産で安い物をつくるのではなく、逆に手間暇かけなければできないものをつくると、これが雇用を生み出すもとになるのではなかろうかと思います。ホップの町、これも一つのアイデアであろうかと存じます。次、②町の人口の将来予測ですが、平成17年度は1万2,352人、現在平成21年度6月、1万2,074名、平成25年数字予測は1万1,954名、平成30年度は1万1,508名としております。平成17年度の人口に基づくことを目標にしております。私は、現状のままでいけば、10年後にはもっと減ると思います。また、自衛隊の削減はもう目の前に迫っております。100人、200人、それの数によって家族も含まれ、さらに多くなってくると思います。将来、下手をすると1万人そこそこ、1万人割ることも考えられます。当然、町の収入も減ってまいります。削減が決まってからでは遅すぎます。それぞれの人口の割合による財政を想定して、シミュレーションしていかなければなりません。そしてどのように対応していくか、削減が決まってからでは遅すぎます。1万人を割るようなことになりますと、職員の数はもとより町長、ほかの― 44 ―皆さんの給料は当然カット、また、私たち議員もこんなに要らなくなります。できるだけ早く町民に知らせ、危機意識を共有し、対処しなければならないと思いますが、町長、いかがでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

7番一色議員の総合計画に対します質問にお答えさせていただきますが、まず、町のキャッチフレーズと申しましょうか、一言で町をあらわすフレーズにつきましては、私はここに掲げてございます「四季彩のまち・かみふらの」こんなすばらしい言葉はないと。まさしく北海道十勝岳のふもとで、本当に四季折々すばらしい景観に恵まれ、また、多くの恵みをいただいているということで、先人が知恵を絞ってつけてくれたまさしくその歴史に、歴史が今日までこれを皆さん、愛して守ってこられた四季彩のまち・かみふらの、これはすばらしいフレーズだというふうに考えておりますので、これをあらゆるところで利用させていただいておりますし、また、一部民間の商品にもこのフレーズを使っていただきまして、PRをしてくれております実態もあります。そういうことで、町のキャッチフレーズとしては立派なフレーズだというふうに、私は理解しているところでございます。それから、希少性のある農作物等をつくって、それらをまた活性化の一助にというような御提言でございますが、希少作物がいろいろあるとは私も存じておりますが、しかし、例えば一つの観光の目玉として、それを位置づけるために政策的に例えば場所を特定して栽培するとか、そういうような試みであるとすれば、それは観光協会だとか商工会、あるいは関係機関を介してお手伝いするということは、これは政策上可能かと思いますが、民間の町民の方々に珍しい作物があるから、ぜひつくってくれというようなそういうお願いというのは、当然、経営ベースで考えなければならないことなので、大変取り組みとしては非常にハードルの高いことかなと。ただ、前段申し上げましたような町の知名度アップ、あるいは観光の素材として利用するということになりますと、これはまた組み立て方が違いますので、そういったところは、これから参考にさせていただけるものについては、大いに検討させていただきたいなというふうに考えているところでございます。それから、次の総合計画におきます人口推計につきましてですが、冒頭お答えさせていただいておりますように、総合計画の策定時には、人口の自然減は計算値に用いておりますが、自衛隊の削減等そういう自然減以外で起き得る推定につきましては、これは推計はしておりません。現実にどういう形で人口の推移があるか、全く推察できない状況でございまして、自衛隊のみならず町のほかの産業にかかわります、例えば産業の経済の動向によりまして、町内の事業所等の雇用形態がどういうふうに推移するか、これもまた自衛隊と同様に、将来の不確定要素になります。また、農業の分野でも、農業が今後どのように推移するかと、全く人口の影響等の大小はあるでしょうが、そういう不確定要素はさまざまな分野に含んでおりますので、今、それを推計してシミュレーションするというような考えは持ち合わせていないことで、御理解いただきたいと思います。また、人口を減らさないということに対する取り組みは、これまた別次元のことかなという考え方もしておりまして、当然その一環で自衛隊に対しましても現状維持を求めていったり、あるいは産業を振興したりといったあらゆるトータルで、上富良野の人口規模を支えていけるようなそういう施策に、これからも邁進してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

質問 7番 一色美秀

つい先日の日曜日なんですが、朝早く配達のために車から荷物をおろしておりました。その時に、「おはようございます」と元気のよい声をかけられました。上中の野球部の少年です。「日曜日でも練習か」、「はい、いつも応援ありがとうございます」、朝一番すがすがしい気持ちになりました。その日一日、いいことがあるようなうれしい日になりました。教育支援について、子供たちに本物に触れさせること。例えば、昨年、日本ハムの選手が来町し、子供たちに指導したようでありますけれども、どの程度の規模で来られたか、参考までにお聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

7番一色議員の御質問でございます。今、日本ハムのお話だったと思うのですけれども、本町自体での動き方は、してございません。今、確認しましたら、富良野市さんと体育協会さんが、そういう形でお呼びになって、何といいますか、(発言する者あり)という形で対応したということで、今、ちょっと情報が入りましたので、上富良野町ではございません。

質問 7番 一色美秀

吹奏楽部も野球部もそうなんですけれども、垂れ幕もさることなのですけれども、もっと町民にアピールして大きく知らしめるこ― 45 ―とが大事でないかと、子供たちを褒めてあげることが、よりの大切なことでないかと思います。私たちの時は、野球部が全道で優勝した時には、駅前から吹奏楽を先頭に学校までパレードいたしました。いろいろな方向をぜひ子供たちに、夢を持たせるような努力をしてあげたいと思います。次に、部活動の資金面での援助は、金額でいかほどなものか教え願いたいと思います。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

7番一色議員の御質問でございます。ちょっと手持ちに資料ございませんけれども、私の知り得る中では、冬期の援助という形では、今、10万円ほど予算を組んでございますし、あと、先ほど言いました各種全道大会・全国大会につきましては、それなりの規定を設けてございますので、その範囲の中で助成をしているという状況でございます。

質問 7番 一色美秀

冬期間の送り迎えの費用ということで10万円前後ということなのですが、実は一昨年、その前の年ですか、吹奏楽部が全道で優勝して全国大会に行くときに、初めてのことで皆さん慌てて、本当に大勢の皆さんで寄附をいたしました。本当に皆さん協力をいただきました。それで終わらなくて、暮れには陸上部が駅伝で全国大会、また、その都度2回にわたって御寄附をいただいたわけですが、その時に、これはその都度何かのたびに集めることは大変だと。やはり何か、実際に中学校の部活動の育成会にはお金が一銭もないのですね、ゼロなのです。父母が積み立てているものは、ほんの微々たるものでありまして、使われてしまっている。町からの助成も、年間10万円足らずであると、その都度、遠征のときには多額のお金を寄贈いただきましたけれども、これは将来的にやはり部活動にお金を持たなければならないということについて、昨年は各住民会長さん、さらに町内会さんにも協力いただきまして、全町的に募金いたしました。そのかいありまして、420万円ほど集まりまして、早速、去年の吹奏楽部の全国大会、なおかつ年が明けまして、野球の全国大会に使わせていただきまして、今ほど100万円前後、ちょっと残っているのではないかと思います。しかしながら、だんだん目減りしていきます。PTAの親たちも部活動の積立金をアップいたしまして、1世帯200円から500円に上げまして、大体、年間150万円ぐらい、その半分ぐらいを利用して、あとの残りの7、80万円を積み立てていくような形になっていると思いますが、できれば町としてもう少し、10万円と言わず年にもうアップした金額の中で積み立てをしていただけないかどうか質問申し上げます。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

7番一色議員の御質問にお答えさせていただきます。子供たちの部活動、一生懸命みんな頑張っていただいております。そのいい影響は、町民皆さん方にそういう影響を与えて、やる気、活力が出てきているのかなというふうに私も感じてございます。資金も大切でございますけれども、今、子供たちが一生懸命やっている意気込みを、お金でちょっとかえるのはどうかなというところも実はございますし、あえて町から部活動にある程度お金を出すことによって、逆にプレッシャーをかけてはならない部分も多分 に 出 て く る 部 分 が あ る の か な と い う ふ う に 、ちょっと私なりにも考えているところがございます。そういう状況の中で、子供たちが一生懸命頑張った成果として、出た場合については、それなりの対応をしていきたいというふうに、今の現状の中では考えているところでございます。また、先ほど援助のお話もいたしましたけれども、上富良野町の振興の部分で、体育協会、それから文化連盟に対してのいろいろな補助に対しても若干ですけれども、負担金として形で費用として出させていただいてございます。微々たる費用の中から、ある程度全体的な枠の中で助成をしていくという形で、今の状況の中で進めている状況でございますので、その点も御理解を賜りたいなというふうに思ってございます。以上でございます。

質問 7番 一色美秀

それでは、続きまして4項目めの上富良野高校の将来についてでありますが、上富良野中学校の卒業生は、現在、約100名前後がおります。そのうち上富良野高校に入学する者は、わずか20名前後であります。せめて半分の50名ぐらいは上高に行ってもらいたい。その具体策はということでお尋ねしてありますけれども、具体的なことは一切これには出ておりません。本当に僭越でありますけれども、私の所信を述べさせていただきます。一つは、上高に吹奏楽のB編成ぐらい、50人規模の楽器をそろえてほしい、そしてよき指導者を呼んでほしい、上富良野中学校の吹奏楽は、富良野沿線の吹奏楽の発祥の地であります。昭和二十七、八年ごろだと思います。上富良野劇場の桐山さんという方が、楽器を持っておりました。それを町に寄贈― 46 ―して、町が中学生にやらせたのが最初でございます。今もそうですが、当時は曲調がずば抜けてうまく、上富良野中学校も一目置かれていた存在であります。上富良野中学校の50周年では、楽器の整備500万円、その年は銀賞でありましたが、苦節10年よき指導者にも恵まれまして、花開き、全道一になりました。こうしてせっかく育った芽も上高では受け皿がなく、散らばってしまいます。楽器の整備には相当な金額がかかるかと思いますが、吹奏楽の町として上富良野が発展するのであれば、高くはないと思います。また、上高の野球部も奨励金を出して積極的に強くしてはどうでしょうか。もしわずかな、部員の少ない野球部が甲子園に出場し、全道一になった上高の吹奏楽部が応援に駆けつける、そんな壮大な絵空事に対しても、思っただけで胸がわくわくいたします。教育とは、5年、10年のスパンではなくて、50年、100年の先を見越して行うものだろうと思います。これからの指針として、真剣に考えていただきたいと思います。以上、答弁を求めるわけでありませんけれども、大変生意気な失言等もございました。私の悪いくせでございます。冗談が言えないのです。失礼を深くおわび申し上げ、私の一般質問を終わらせていただきます。大変ありがとうございました。

出典:上富良野町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月16日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる