みんなの議会

上富良野町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月18日

日の出公園臨時駐車場の今日までの不適切な使用について

2008年9月18日、上富良野町議会の一般質問で、谷忠議員が「日の出公園臨時駐車場の今日までの不適切な使用について」質問し、町長 尾岸孝雄、農業委員会会長 松藤良則、産業振興課長 伊藤芳昭、農業委員会事務局長 伊藤芳昭が答弁しました。

質問者
谷忠 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、農業委員会会長 松藤良則、産業振興課長 伊藤芳昭、農業委員会事務局長 伊藤芳昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 4番 谷忠

私は、せんだって通告をさせていただいてございます日の出公園臨時駐車場の今日までの不適切な使用について、お伺いをさせていただきたいと存じます。まず、町長さんにでありますけれども、昭和62年より5年間、農地の一時転用の申請が農業委員会に申請され、農業委員会で審議、農地法第5条で承認されております。道知事の許可を受け、平成4年4月まで使用されてきましたが、この時点で一時転用期間は切れていることになります。だが、今日まで農地に復元されることもなく、再転用の申請が提出された形跡もなく、駐車場として使用され続けております。平成13年度より、町は、借上料年間150万円を観光協会に補助金として拠出。13年度以降20年度までの総額は1千200万円になります。違反転用の駐車場に補助金を投入し続けている町の責任を町長はどう考えているのか、その経緯と見解を伺いたいと存じます。あわせて、農業委員会会長さんには、当初5年間は転用期間ではあるが、その時点で農地復元の現地確認をした経緯があるのか。また、工事の完了届が出された経緯があるか。私の調査によると、その後16年間一度も農地に復元されることもなく、一時転用違反が続いていると考えております。この間、地権者と観光協会に農地の復元を命じたこと、あるいは指導の経緯はあるのか。平成18年6月に現地確認をされているとのことでありますけれども、その時点での農業委員会の意見はどのようなことであったのか、その説明と今日までの見解を伺いたいと存じます。以上であります。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

4番谷議員の日の出公園臨― 31 ―時駐車場の今日までの不適切な使用についての経緯と見解についての御質問にお答えさせていただきます。まず、本件については、農地法に基づく手続がなされておらないことが判明いたしたことにより、平成4年4月以降、当該土地については違法な使用状況にあったことになるわけであります。このことから、平成13年からの日の出公園臨時駐車場の無料化に伴いまして、かみふらの十勝岳観光協会に対しまして、年間150万円の賃借料を平成13年度から平成19年度までの7年間、総額で1,050万円を補助金として拠出いたしておりましたことは御指摘のとおりであります。違反転用の駐車場用地に対して、公金である補助金を交付したことは、まことに申しわけなく、心から深くおわびを申し上げたいと存じます。

答弁 農業委員会会長 松藤良則(農業委員会会長は2008年12月まで)

4番谷議員の御質問にお答えいたします。まず、議員の御質問に対する説明の前に、御指摘のとおり、転用期間満了後の16年間、違反転用であった事実につきまして、農業委員会としての対処に不手際があったことをおわび申し上げます。御質問の件に関しまして、当初の一時転用期間時の平成4年4月及びその後において、農地復元の確認をした経緯はなく、また、それによる完了届が出された経緯はございません。御指摘のとおり、16年間、一度も農地に復元したことはなく、所有者及び転用者に対し、この間に復元命令及び指導を行ったことがないことも事実です。2点目の平成18年6月に行った現地確認の農業委員会としての所見についての経緯等を御説明いたします。平成18年6月12日、農地法第5条の規定による許可申請があり、現地調査を行い、公園駐車場としての利用状況を確認し、第12回農業委員会総会で転用許可について可決をしたところでございます。その結果をもって、平成18年7月18日付で北海道農業会議に転用に関する諮問書を事前協議したところ、記載期間の訂正及び転用内容の説明を求められ、今日までの経緯と現在の利用状況の説明をしたところ、一時転用の目的終了後に農地復元を履行していない、今後も数年利用されるのであれば永久転用が望ましいと指導を受けましたが、早急に結論が出ないことから、日の出駐車場の諮問の内容を削除し、この件については提出せず、現在に至っております。この件に関し、本年9月8日に農業委員会協議会を開催、今日までの経緯、違反転用に関する対応を協議し、農地復元を行うことを委員会で決定し、9月10日に両者に対し農地復元に関する通知を行い、9月16日に農地復元に関する計画書の提出があり、受理いたしました。本件に関しましては、再度、農業委員会の対処に不手際があったことをおわび申し上げ、説明とさせていただきます。

質問 4番 谷忠

冒頭から、町長も、それから農業委員会の会長さんも、おわびを申し上げたいということで、違反転用であったことを確認しますけれども、お認めになりますね。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

そのとおりであります。

答弁 農業委員会会長 松藤良則(農業委員会会長は2008年12月まで)

そのとおりであります。

質問 4番 谷忠

まず、当初、昭和62年から、ちょっとさかのぼらせていただきますけれども、5年間の一時転用期間を道の知事の許可を受けたと。通常、一時転用というのは1年なのですけれども、長くて3年ということであります。5年間の転用期間をいただいたということについては、上富良野の特殊な事情といいますか、観光振興のためにはどうしてもなくてはならない土地だろうと、駐車場だろうということで、特別な配慮をいただいたのだろうと思いますけれども、それは道知事の許可を得たわけでありますから、とやかく申し上げるわけではありませんけれども。この時点で、本来であれば、一時転用というのは、一たん農地に復元するということが絶対条件でありますから、そのまま継続をしていくと、あるいは再申請をするということについては認められないことになっています。一たんは必ず農地に復元をすると、これは絶対条件であります。一時転用の許可をもらう条件の一つになっているということであります。そのことは十分御存じだろうと思います。それで、私も多少この問題、いろいろな町民の方からお電話をいただいたり、あるいは、どうなっているのだろうというようなこともお聞かせをいただいて、私もちょうど議員になったばかりでありますから、全然そのことには関知というか、覚えがなかったのでありますけれども、私もこの場所を借りておわびを申し上げなければならない点がございます。― 32 ―といいますのは、当時、平成14年の7月から17年の4月まで農業委員の一員でありました。いかにその間、総会であるとか、あるいは協議会の中でこの問題が提案されたことも、あるいはまた協議されたことの経過はございませんけれども、委員の一人として、そのことに関知できなかったということについては、私の不徳のいたすところということで、これは町民の方におわびを申し上げなければならないなと思ってございますし、あわせて、町長、伺いますけれども、平成13年度から今日まで、私1,200万円と申し上げましたけれども、町長の御答弁の中で1,050万円ということでありますが、150万円の開きがあるのでありますけれども、年間150万円でありますから、ことしの分をまだ支払っていないのか、あるいは、支払いをストップしたのか、その辺について、まず最初お伺いします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。私としては、不法駐車場であるぞと、農地法に違反しているぞということを認識した時点で、今年度につきましては、支払いをストップするように担当から観光協会に指示をさせていただいております。

質問 4番 谷忠

昨年の、平成19年でありますから、今は退任をされて、先輩の議員さんが、第1定の中で、3月の定例会でこういう質問をされているのです。これは、日の出公園臨時駐車場の借上料の料金というものは適切なものかというような御質問をされております。この方はもう退任されておりますけれども。その中で町長は、借上料相当額については、これはもう当然、賃貸契約というのは地権者と協会と相互で法的な成立をしていると、賃貸借が成立しているわけでありますが、私どもがとやかく言う筋合いもありませんし、町としても筋合いもないのだろうと思いますけれども、基本的にはそうだとしても、ここに補助金を投入させているわけです。賃借料相当額といいますか、年間150万円を補助金として観光協会に支出しているわけですから、これは、補助金というのは、いわゆる国のお金でも何でもないと。町民の皆さんの血税でありますから、この部分が入っているということでありますから、この方の質問を見てみますと、そこに借上料が適切な料金なのかどうなのかという、こういう質問であります。この中で町長の答弁は、観光協会を通じて地権者と交渉に当たるよう検討していきたいと。検討した経過、それを説明してください。

答弁 産業振興課長 伊藤芳昭(産業振興課長は2009年12月まで)

谷議員の御質問にお答え申し上げます。150万円の件でございますけれども、関係者と地権者と、その賃貸料について、私ども調整はしておりません。

質問 4番 谷忠

日本の言葉に、検討するということはしないことだというようなこともありますから、とやかく申し上げませんけれども、昨年の3月にこういう答弁を町長はしているわけです。何ら今まで検討したこともないし、職員に対して指示もしたこともないということは、ほったらかしていたと、こういうことでよろしいのですな、こういうふうにとってよろしいですか。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。常に私といたしましては、課長会議等々で議会での答弁、また、各種会合での私の答弁、これに対しましては、的確に対処するようにという指示は常に出しております。ただ、この件につきまして、今、議員御質問のように、観光協会とこのことを対応せよという個別な指示は出しておりません。ただ、こういった関連につきましては、私の発言に対する処理は的確にせよという全般的な指示は出しております。

質問 4番 谷忠

指示をしたから、すべて事終わったということでないのですよ。指示をしたら、その結果がどうであったかということを報告受けなければだめです。「ホウレンソウ」という言葉があるでしょう。そういうことで、指示をしたら、自分の仕事がもうすべて責任を果たしているのだということではないということだけは、町長、御理解ください。それから、実はこの駐車場の料金なのですけれども、当初88万円、それから、一時転用期間の平成4年、このときに105万6,000円になって、それから平成7年に132万円、現在150万円なのですけれども、これは平成10年度からずっと今日まで来ているのです。それで、地権者と観光協会の土地の賃貸の契約書、私、コピー持っています。これを見ますと、社会変化の状況によっては料金が上がることも、両者の話し合いの中でやむを得ないというようなこと書かれていますから、これは正当にやっているということだと思います。ただ、私が多少疑問に思うのは、今バブルがはじ― 33 ―けて、150万円というのが適当な料金でなかったのだろうと思います。もう過ぎ去ったことですから、そんなこといいのでないかという方もおられるかもしれませんけれども、ここのところが大事なことだと思っています。あくまでも補助金が入っている。こういう問題を提起しなかったら、恐らく、ことしも平成20年度も、先ほど申し上げた150万円の補助金は当然拠出されていると、こう思っていますから、その点については誠意を持ってお答えをいただきたいのでありますけれども、88万円の段階で、反当に直すと10万円ですよ。そして、今150万円ということになりますと、約17万円ですよ。これが適当か適当でなかったかということも、補助金として拠出する場合に、私は、全額拠出することが約束としてできているのかできていないかといったら、わかりませんよ、それは。だけれども、150万円だとしたら、あるいは、100万円は補助金として支出して、あとの50万円については自己努力をしてくださいというようなことがあってもしかるべきだと、こう思うのでありますけれども、過ぎ去ったことでありますから、そこは強く申し上げませんけれども。この点については、平成13年度から今日まで補助金が投入され続けていると。どの時点で町長は一時転用違反だということを認識されたのですか。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。ことしの6月の定例議会で質問を受けて、この用地の買収をしたらどうかと。今後のあれはどうかということを報告受けて、それらの対応を図った段階で、このことにつきましての違法であるということについては、私自身としては認識したということであります。

質問 4番 谷忠

町長、あのね、ことしの6月ですな。間違いありませんか。本当に間違いありませんか。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

そのとおりです。

質問 4番 谷忠

そうですか。確認させていただきます。同じ質問を農業委員会の会長さん、お願いします。

答弁 農業委員会会長 松藤良則(農業委員会会長は2008年12月まで)

6月12日付で転用申請の申請を受け取ったときに、現地で説明があったときに、農地の違反転用がついているということを認識しました。

質問 4番 谷忠

同じ6月は6月なのですよ。町長がおっしゃっていることも農業委員会の会長がおっしゃっていることも。今、農業委員会の会長がおっしゃっているのは現地確認、私は18年6月を言っているのですよ、先ほど質問の中で。そういう答弁もされているのですよ。町長は、ことしの6月ですね。農業委員会の会長さんは18年6月に認識されているのですよ。この認識のずれはどうなるのですか。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

18年のときにつきましては、申請をして、農業委員会として承認をして、道のほうに申請したということについては、報告を受けています。その後については、確認しておりません。

質問 4番 谷忠

これは余り突っ込んで聞きたくないのです、私も。だけれども、そこまで答弁されると言わざるを得ないなというところもありますから、その辺の事情を会長さんお答えください。

答弁 農業委員会事務局長 伊藤芳昭(農業委員会事務局長は2008年12月まで)

谷議員の御質問にお答えを申し上げます。18年当時の経過でございますけれども、6月28日の農業委員会総会において議決して、その後、道のほうに諮問をいたしました。その結果、先ほど会長のほうより御答弁いたしましたけれども、日にちとあと永久転用の分に関して、永久転用の申請に変えたらいかがかということがございまして、その後、それを削除して申請をした経過がございます。

質問 4番 谷忠

町長、そうしたら、違った角度からちょっと質問させていただきます。町長、ここはあくまでも農地だということは御認識ありますね。ただ、私のお聞きしたいのは、ここは下水道が通っていますよね。それで、現在、農地であるけれども、農地だから猶予しているのではないと私は思っています。現況判断で賦課するか賦課しないかは判断することであって、あの土地は16年間、まずは昭和62年からいえば22年間ですよ。その期間ずっと永久転用状態ですよ。だれが見たって、あれは農地だと思いませんよ。そういうとき現況で判断するのですよ、これ。当然賦課しなければなりませんよ。では、そこが今猶予されている状況にある。で― 34 ―は、何で猶予するのかと。賦課基準はあって情状はあったとしても、猶予する基準はないはずですよ。では、なぜ猶予しているかとなると、町長の裁量権以外にないと私思っているのです。だめだというのでないですよ。町長の裁量権を発効することはだめだと言うのではないけれども、そういうことで猶予されているのだろうなと。何をもって町長は現況判断して、あの状態を見て猶予しなければならなかったのか、その判断基準を教えてください。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

このことにつきましては、議員の御質問の件にありますように、転用していると。これがその時点では、不法転用ということについては認識はなかったということだけは理解しておいていただきたいと、私自身は。不法転用であるということについては、認識していなかったということであります。ただ、公共的に大勢の皆さん方が都市公園の駐車場として利用しているというようなことも含めながら、そういう配慮の中で基準に基づいた対応を図って、一時猶予をしていると。免除したのでなくて、猶予しているということであります。

質問 4番 谷忠

私も免除なんて一言も申し上げていませんよ。猶予しているでしょうと申し上げているので。それぞれだということですからね、それは結構ですよ。それで、町長は、あくまでもことしの6月に私はわかったのだと、こういう説明でありますけれども、地権者が、平成18年3月の段階でもう町長に対して質問状出しているのですよ。その中で本人認めているのですよ。転用違反だと。それを読んでいるのです。それを読んで回答書を出しているのです、町長。ということは、わかっていることではないか、その時点で。わかっていないのですか、その時点で。だれが書いたのですか、答弁書は、そうしたら。だれがお書きになったのでしょうね。町長の返事ですよ。3月29日に、その地権者から町に対して質問状が来ている。3月30日に受け付けているのですよ。4月14日まで返答くださいと。返答は行っていなかったようだから、よく調べてみたら。すぐできなかったのでしょう、それは。だけれど、ちゃんと行っている、返事は。そのときに、一時転用違反だということを本人が認めている、わかっている。それを見て判断したのではないですか、町長。そうでしょう。違うのですか。見ていないのですか、その質問状。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。見ております。それで、18年のときに、その文書には法的には対応していませんよという文書でありました。しかし、その年に申請をして、農業委員会がこのことを認めて承認したという報告をいただいておりまして、それから私の答弁書があれのように申請したということで書かれているということで御理解いただきたいと思います。

質問 4番 谷忠

平成17年の1月に権限移譲が市町村に移っているのですよ。農業委員会のこういった案件についても、権限移譲していない市町村もあったり、上富良野は権限移譲を受けている。それは了解している。そうですね。そのことによって、今町長おっしゃるとおり、18年度に確かにそれは申請が上がって、先ほど会長さんが答弁されたように審議をされていますよ。そして取り下げているのです、これ。答弁しているじゃないですか。何を根拠にそんなことを言うのですか、町長、そうしたら。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

その当時、取り下げているという認識は私のほうには受けておりません。

質問 4番 谷忠

議長、ちょっと暫時休憩させてもらいませんか。議長の判断でやっていただければありがたいと思っていますけれども。

質問 4番 谷忠

多少、町長、感情的になったところもありますから、失礼させていただきました。お互い男ですから、自分の言い分は正しいものだと信じるから、生まれつきの根性直らないものですから、御勘弁をいただきたいと思います。ちょっと趣旨を変えます。町長、補助金の返還の件なのでありますけれども、私が御質問させていただきたいのは。13年度から、今はもう恐らく、その段階でトップとしての責任はもちろん自覚しておられるのだと思いますけれども、13年度から町は今日まで、19年度まで― 35 ―ということになりますかね、20年度はストップをかけたということですから、1,050万円。これは町民の血税がそこへ入っているわけです。不正転用であったということは認めているわけですから、町長も。これは、私は観光協会なり、あるいは地権者なりに補助金の返還を要求すべきでないかと、こう私は思うのですけれども、きつい言葉になりますけれども、不正があったということですから、当然そういうことをやらざるを得ないだろうなと、私思っています。町長の見解を伺いたいのであります。ただ、そこで、そういう補助金の取扱規程だとか要綱だとか、それちょっとわかりませんので、そういうものがあるとしたらお示しいただいて、あるいはまた、時効なんていうものがそこに成立するのかどうか、その点についてもお答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。補助金等の返還に対するいろいろな規定はございます。この案件がそれに該当するかどうかにつきましては、今後、十分調整しなければいけないなとは思っていますが、今私といたしましては、私個人の現状の考え方でありますけれども、確かに、不正ということで確認をした時点で、平成20年の分につきましては、支払いを今ストップさせております。ただ、過去の分につきましては、基本的に、さきにもお答えさせていただきましたように、都市公園の駐車場として、それなりの都市公園の機能に寄与した部分も多々ありますし、また、各種都市公園におきますイベント等々の対応の中で、この駐車場というものが非常に公共的に寄与した部分というのは、これは対応していただいたことによりまして、その実績というものは評価せざるを得ないだろうなと。しかし、不正であったということの事実は、これは現実であるという認識をいたしております。そういうようなことから、今後は、この問題につきましては、返還対応につきましては、基本的には規定に従って対処していくべきであると思っています。

質問 4番 谷忠

もう基本的に一時転用というものをはき違えてしまっているから、こういうことが起きたと思っているのですよ。先ほど私も申し上げましたけれども、一時転用というのは、絶対に農地に復元することが条件で許可おりるのですから。だから、この駐車場は、基本的にたくさんの車がとまって、観光客の方々がお見えになるし、また、町内の方々もそこへ来て車をとめて、観光されると。上富良野の観光振興のためにはなくてはならない土地だと私もそれは理解しています。町民の多くの方々もそうやって理解してくれているのだと思います。ただ、5年間というのは、さかのぼって言えば、5年間も許可がおりたというのは、私にとっても考えられない、不思議なのですけれども、1年間の許可がおりて、1年間駐車場として使ってもいいよということでないのですよ、一時転用というのは。復元期間も入れた1年間なのですよ。だから、実際使えるのは1年ないのですよ。それで5年間というのは同じことなのですね。この問題は、たくさんの方が来られるから、足場もよくしなければならない、駐車場も雨降ったらぬかったらうまくないということで、表土をめくって、砂利を入れてありますわな、ずっと。何回入れたかわかりませんよ、固めるために。お聞きしたいのでありますけれども、この表土、どうなされたのか、ちょっとお聞きしたいのでありますけれども。おわかりになれば、お答えください。

答弁 農業委員会事務局長 伊藤芳昭(農業委員会事務局長は2008年12月まで)

谷議員の御質問にお答えを申し上げます。表土の件でございますけれども、平成4年から5年にかけて、地権者が表土を売買しております。以上でございます。

質問 4番 谷忠

何回も申し上げますけれど、こんな過去のことを振り返っても仕方がないのでありますけれども、私は農業者の一人として、代々親から受け継いだ土地を、自分の一生をかけて何をやるかといったら、農業者はどこに貯金するかといったら、通帳の中にゼロが並んでたくさんの数字があれば、それは結構ですよ。それは最終の究極の目的であって、目標であって、そうではないのですよ。農業者は、土地に貯金するのですよ。貯金をして、肥沃な土地をつくり上げれば、ちゃんと根をおろした作物がたわわな実をつけてくれて、それが利子で農業者は生活しているということなのです。一番大切な表土を売り払うということは、これはもう農業者の魂を捨てたことに等しい、私はそう思っています。そのようなことを言うとせんないのでありますけれども、初めから私は、もう言ってもしようがない、何回も言ってもしようないのですけれども、はっきり申し上げて、農地復元するつもりがなかっ― 36 ―たと言っても言わざるを得ないなと断言しておきます。それで、何回もこんな話をしても仕方がありませんので、6月の定例会も同僚の中村議員がこういう質問をしております。この駐車場を、150万円の負担をするよりも、将来的にこれを買い上げることは考えられないかというようなことも質問されております。将来の希望を考慮しながら検討したいということでありますけれども、当然、今、町長初めについては、私も担当の所管の課長にそういうことを何回も情報提供しておりますから、機敏に対応していただいて、それで道の農業会議の指導もあったり、あるいは、道の農務部の指導もあったりして、今、現地復興しています。16日から工事が入っているということであります。今月の30日までの工事をやっていると。それを受けて、現在の観光協会の役員さん方も敏速にそれを了解してくれて、対応していると。私は、16年もたってしまってから、今さら何やっておるのだと言いたいのですけれども、そういうことがわかった段階で敏速に対応してくれた現在の担当所管の職員なり、あるいは観光協会の役員さん方に私は敬意を表したいなと、こう思っています。今まで何していたのだと、あくまでも言いたいことは言いたいのですけれども、そういうことがわかった段階で敏速な対応をしたということについては、これは最大の評価をしたいなと、このように思っています。それから、この駐車場でありますけれども、当然あそこの土地を観光の目玉として、今後も維持発展をしていかなければならないというのは上富良野の使命でありますから、当然、町長、あれは必要であります。町長にお聞きしたいのでありますが、観光協会なり、あるいはイベントの実行委員会なり、いかほどのあの土地、8,800平米、今借りているのだということでありますが、この土地全部を必要とするのか、あるいは、規模を縮小した中で町として買い上げて、観光協会なりに貸し付けると。無償貸し付けするという形になろうと思うのでありますが、その辺の考え方、聞かせていただければありがたいなと思っています。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。今、いみじくも谷議員から、担当所管の現状の対応についてのお言葉をいただきました。私自身も指示をして、早急に、このような短期間で、これだけの改善の方向に各機関が協力してくれたと。そしてまた、担当所管が最善の解決策をとっていただいたということに対しましては、私もありがたく思っておるところであります。そこで、お答えさせていただきますが、あの用地につきましては今後どうするのかということでありますけれども、さきにもお答えさせていただきましたように、都市公園としての日の出公園の中で、駐車場スペースというのは、現在あるトイレ周辺のあそこだけでは到底手狭であるということは十分認識いたしておりますし、今までのイベント等々の対応からしても、応分の駐車場スペースというのは確保しなければ、都市公園としての機能が十分対応でき得ないなという認識は持っておるところであります。その中で、過般、観光協会から、当初は8,800平米というあの面積でも、昔は、借りた当時は手狭であった。しかし、最近では、それまでの面積は必要ないようだと。言うならば、観光協会としては、半分ぐらいの面積で十分間に合うのでなかろうかというような要望が出されてきております。そして、それで足りない部分については、駅裏の駐車場等々の他の駐車場を利用した中で、バスの運行等々の協力をしてほしいというような要望が来ておりますので、今後、そういった観点から町としては十分検討させていただきながら、都市公園として必要な駐車場スペースを、どれぐらいの面積なのかということは今お答えできませんけれども、最低限の対応につきましては、今後検討を加えていかなければ、都市公園としての位置づけがなさないなという認識を持っています。

質問 4番 谷忠

これは何回も今まで質問された経緯がありますから、あそこの昭和62年から今日まで、ことしも入れますと2,800万円、それから150万円引くと2,650万円になりますが、ぐらいの賃貸料は地権者の手元に入っているということも含めて、私は、それはもう物事を売買するには、売る者と買う者と話合わなければ、何ぼ売ってくれと言ったって話にならないわけでありますから。当然これは、今農地に復元しておりますから、農地価格に多少なりは毛の生えたような状況で買い求めるのがベストかなと、このように思っていますが、あくまでも地権者の方に言わせると、これは町に貢献した部分は私はたくさんあるのだと、大変な貢献をしたつもりだと言っておるかもしれませんけれども、私の想定ですよ、あくまでも。そう言っているかもしれませんけれど、これはやっぱり法的な行為がそこに成立しているわけですよ。賃貸、貸借というね。これ、自由に使わせているのは、地権者でなく― 37 ―て、そこに対価を払っている観光協会なのです。観光協会がたくさんの人方に自由に使わせているということなのです。地権者はちゃんともうそれだけの対価はいただいているのですから。いわゆる相場以上、高いだろうと思われる賃貸料ですよ。そんなどういう程度高いかなんて申し上げませんけれども、社会通念上からいえば、私はそうだろうなと思っていますから、やはり議会が納得できるような、あるいはまた町民の方が納得できるような、そういった価格交渉をぜひしてほしいと思いますし、それから、農地に復元すれば、当然農地ですから、受益者負担金なんて、それはかからないのですから。だけれども、買い上げるときは当然農地でなくなりますわね。町が今言う、たとえ半分であろうと必要だということであれば。その受益者負担金分を町が持つのではなくて、当然、今までの受益者に負担を持ってもらうと。そういう形でなかったら私は認めないよということをあえて申し上げておきますから。いかがですか、その辺の考え方。お聞かせください。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。基本的に、この問題が出てまいりまして、私自身も反省いたしておりますことは、都市公園として、当然にしてイベント等々の対応を図っている施設で、駐車場を十分に確保していない都市公園として管理する町としての考え方の甘さというものもあったのかなと。それが観光協会さんが当初の発足はどうであろうと、駐車場として営業を展開するために対応していたとはいっても、そのことに行政としておんぶにだっこして今日まで来たなという反省は十分持っています。その間に何度も駐車場を買わなければだめだという御指摘を受けておりましたけれども、財政的な状況の中で一挙に買えなかったと、そういう対応が図れなかったということについては、観光協会に対しても大変な苦労をかけたなという認識を持っています。そして、ただ、その駐車場ということによって観光協会が対応してくれたことによって、都市公園の機能とイベント等の対応の機能に十分観光協会さんが支援してくれたということに対しては、感謝を申し上げているつもりであります。ただ、今後の課題につきましては、今も申し上げましたように、これから地権者と交渉しなければなりませんけれども、私といたしましては、議会が承認していただける、町民が理解していただける価格で対応していくことが前提であるという認識と、面積については先ほどお答えさせていただいているように、どれだけの面積にするのかというようなことについては、今後の課題として検討していきたいなと思っております。将来的には、駐車場スペースとして最小限でも町は公園施設として購入をする前提として進めていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 4番 谷忠

その辺の説明は町長のおっしゃるとおりなのです。基本的に一時転用した農地だから、土地だから、駐車場だから、もう次の転用なんかあり得ないのです。そんなことは道が認めませんよ。今は、先ほど申し上げた、17年の1月から権限移譲をされて、市町村に権限があるのですよ。市町村の農業委員会に権限があるのですよ、こういう農地の問題については。であったにしても、道の農業委員会に諮問するのですよ、これ、必ず。諮問会議にかけていただくのです。それは許可相当分ですなと。正常であればですよ。そういうことが返ってきて、これはよろしいのではないでしょうかと、許可しますではないのですよ、諮問機関ですから。以前は、道だったのです。道の知事がちゃんと許可をした。だから、逆に言えば、道が半分逃げているのです、あれ。ずるいのだ、はっきり言うと。それで、このところを、私は、町長自分でまいた種ですから、私ども議会にも責任あると思いますよ。13年度から今日まで補助金を投入したのですから、そのことをチェックできなかった議会にも一端の責任はあると私は思っています。私も含めて反省しなければならないところだなと。これを怠ったら、十分にチェックをしないで怠っていたら、先ほど言ったようにわからなかったのだと。それは通らないのです。そのことは夕張がいい例でありませんか。だから、世の批判を全部受けているのです。行政そのものも、それから議会そのものも批判を受けていると。いい例なのですよ、あれ。私どもも私は一端の責任あると、こういった反省を込めて、遺憾に思っております。それで、こういうことを招いたのは、まさしくこれは自分の責任だと町長思ってもらわなかったら困るのです。それで、ちまたのうわさですよ、ちまたのうわさかわかりませんけれども、どうなのか町長の本心わかりませんけれども、この後表明するのかしないかわかりませんけれども、3期12年間だとしたら、もう間もなくであります。町長の任期を汚すことなく、晩節を汚すことになりますから、これを片づけなかったら。自分の任期のうちにきちっと片をつけ― 38 ―て、次代に負の遺産を先送りしないで、きちっと片づけていくということを決意表明していただければ、15分まだありますけれども、この辺で終わらせていただきます。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。今、谷議員から言われたように、この長い年月、なぜこれをチェックできなかったのかと、これにつきましては、今副町長にも指示しておりますが、それぞれの分野で何があったのか、今後の問題として問題点を十分報告をしてもらって、二度とこのようなことが起きないような対応を図っていきたいなと思っております。基本的に、毎年毎年、補助金の使途については、それぞれ担当所管が、例えば、商工会であるとか、観光協会であるとか、社会福祉協議会であるとか、そういう補助団体に対して、3月末の決算において適正に補助金を使途しているのかどうかということを監査に行っているわけです。毎年。そして、それをもとにして、またそれぞれの組織から次年度の予算等々の対応が出てくるわけです。そういうことを毎年していながら、今日まで気づかなかったということに対しては、私自身まことに申しわけないと。このことについての責任というのは、私自身も当然にしてあると認識いたしております。ですから、このことについては、二度とこのようなことのないように、今回の問題点は何だったのかということをそれぞれの担当部署で抽出して報告するようにということで指示してありますので、二度とそういうことのないように対処したいと。それから、私の今期の任期中に解決せよというお話でありますけれども、このことについては、できるだけ早急に対処していきたいと思っております。今、復元をしているということの報告を聞いておりますので、先ほど議員からもお話ありましたように、9月30日をめどにして復元対応しているということの報告を受けておりますので、今後、その後の対応を進めていきたいと思っています。

質問 4番 谷忠

質問やめようと思ったのですけれど、町長長い間答弁したから、思い出したものですから、もう一度。固定資産の関係でちょっとお聞きしたいのでありますが、あそこは今農地課税になっていますね。今の駐車場。というふうに伺っているのです。宅地課税ではないと。農地として課税しているということであります。それで現在の農地、あの部分でありますけれども、10アール当たり3万8,769円という課税金が出てきました。当地区は、あの地区なのですけれども、路線価に入っていないのです。路線価、よそでもとっていますから、付加価値は上がりますから。当然それと見た場合に、宅地で見たら平米3,300円、100倍ですから85倍になるのです。330万円ですよ、これ。私の計算上。雑種地として見た場合、宅地の4分の1、4割ですから、4割にしたって平米当たり1,320円ですよ。いかに恩典を受けていたかということを、あえて駐車料金とともに申し上げて質問を終わらせていただきます。

質問 4番 谷忠

答弁はいいです。

出典:上富良野町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月18日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる