上富良野町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月11日
(1)富良野広域連合設置における学校給食事務について/(2)精神障害者の就労支援について/(3)高齢者向け配食サービスの料金の見直しを
2008年3月11日、上富良野町議会の一般質問で、村上和子議員が「富良野広域連合設置における学校給食事務について」「精神障害者の就労支援について」「高齢者向け配食サービスの料金の見直しを」について質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 村上和子 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 村上和子
私は、さきに通告してあります3項目について質問いたします。まず1項目めは、富良野広域連合設置における学校給食事務について。富良野広域連合の処理する事務の中に、学校給食共同調理場の設置・運営及び管理並びに学校給食の配送に関する事務とあるが、当面の間は現在使用している上富良野町、富良野市、南富良野町の三つの給食センターをそのまま使用して、配送も自賄いで行うこととなっている。現在、上富良野町の学校給食センターは、地場産品を80%利用し、冷凍食品をできるだけ少なくし、食材もその日に購入して手づくりであるが、富良野地区学校給食センターは、皮むきから切るまでを含め、食材で購入するなど、手法も違っている。将来、三つの施設が統合され共同処理となれば、同一メニューとなり一括購入で食材を安く求めることができるかもしれないが、今回、中国製冷凍食品の中毒事件があったが、富良野地区学校給食センターでは、冷凍食品、豚肉ピカタを使用していたこともあり、食材が多くなることで冷凍食品も以前より多く使わざるを得なくなると思われ、将来を担う子供たちの安心で安全な食が保たれるのかどうか、大変心配であります。また、配送についても、共同調理場が富良野市ということになれば、今までのような温かい給食は望めないのではないでしょうか。今後については、外部委託がふえ、人件費を節減しても、手間賃プラス加工賃込みの値段で、経費的には変わらないのではと思われます。町にとっては、食材を取り扱う商店、雇用、町内業者の利用も減り、経済活力を失うことにもなると考え、学校給食事務については、現在の上富良野町給食センターの施設を修繕しながら、少しでも長く利用できるようにしたほうがいいと考えますが、町長はどのようにお考えでしょうか、お尋ねしたいと思います。2項目めは、精神障害者の就労支援について。現在、精神障害者の地域活動拠点は富良野市になっているが、症状によっては1人では通所できないため、家族の送り迎えが必要な方もいる。自立支援医療の制度になってからは、施設使用の個人負担もかかり、ますます家の中に引きこもるようになり、家族の負担も大きいと聞いている。町内にあるNPO法人を支援して、障害のある方にも就労の場― 62 ―を提供してはどうかと考えますが、町長のお考えをお聞きいたします。3項目めは、高齢者向け配食サービスの料金の見直しを。社会福祉協議会では、高齢者向けに配食サービスを実施しているが、このことにより、高齢者の安否が確認され、また、栄養のバランスを保つという効果もあります。しかし、現在、個人負担が700円で、他町村と比べても高く、例えば旭川市では、週6回で利用者の負担は400円、上川管内でも300円から350円の負担であります。平成18年4月1日より配食サービス料金の見直しにより、デイサービスの食事と同額にするということで350円から700円にした経緯がありますが、これにより、当初は20食あった給食は1日に6食で、1食のときもあり、高齢者は利用していないというのが実態であります。料金の見直しを考える必要があるのではないでしょうか。また、事業そのものの見直しも必要ではないかと考えますが、町長の御見解をお伺いいたします。以上でございます。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
2番村上議員の3項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの富良野広域連合設置における学校給食についての御質問でありますが、学校給食事務については、教育委員会の決定を経て、広域連合への加入を行うものでありまして、既に本年1月16日開催の第1回教育委員会議で決定した旨の報告を受けているところであります。広域連合へ加入することにより、安心で安全な食の提供と、地産地消や地元商業者等への経済的な影響について御心配されておられますが、広域連合への移行時から当面の間においては、当給食センターの自賄いによる運営が予定されており、現在とほぼ同様の運営体制が引き継がれるものと考えております。将来的には、児童・生徒の減少が加速度的に推移することが予測される中で、施設が統合されていくような場合には、安心で安全な給食の提供を初め、地産地消や地元商業者等への経済的な影響についても念頭に置いた中で、5市町村による協議を慎重に進めていかなければならないと認識をいたしております。いずれにいたしましても、上富良野町独自で学校給食センターを運営していく場合、近い将来において、施設の改修等に多大な投資が予想され、学校給食の安定的な供給を行っていくためには、広域連合への加入が最善と判断しておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、2項目めの精神障害者の就労支援についての御質問にお答えさせていただきます。精神障害のある人が、障害の程度にかかわらず、生活自立、就労の支援を目標として必要な作業指導及び生活指導を行うため、平成17年度に富良野圏域5市町村の支援事業により、精神障害者通所授産施設を開設し、上富良野からも13名の方が通所利用しており、社会自立に向けて努力をいたしているところであります。御質問の点につきましては、対象者のニーズや個々の障害の特性に配慮した中で、町内の事業者やNPO法人と連携、協議を深めながら、今後も就労の場の確保に努力してまいりたいと考えております。次に、3項目めの高齢者向け配食サービスに関する御質問にお答えさせていただきます。配食サービスは、在宅福祉サービスの一環として、ひとり暮らし高齢者所帯等を対象に社会福祉協議会に委託して実施をいたしております。自分自身で食事をつくることが困難な方に、栄養管理を目的とした健全な食生活の自立支援を図っておりますが、御質問のように、配食サービスのあり方については十分検討を要する課題であると考えております。現在、民間福祉力の活用も視野に入れた配食サービスの実施方法について、受託者であります社会福祉協議会とも協議をするように、既に指示をしているところでありますので、御理解を賜りたいと思います。
質問 2番 村上和子
まず、1項目めの広域での学校給食の件でございますが、答弁いただいた中で、何点か再質問させていただきます。この件に関しましては、1年をかけて決まったことだからというような、父兄のほうにも、広域連合で取り組むということになりますので、御理解を賜りたいというようなことで、仕方がないのかなというような流れだと思うのですけれども、それは、現在行われている学校給食が今までと同じような安心で安全な状態で供給されるということを考え、今より低下しないという考えがあるからなのですけれども、きょういただきました答弁では、広域連合に加入するのが最善と判断するということでございますけれども、私は最善とは思わないのですが、どんなところが最善となるのか、まずその点、お聞かせいただきたいと思います。― 63 ―それから、例えば配送にしましても、今、ルート的には、富良野市から考えれば、幾寅、それから占冠、運行的に、現在そのほうが便利がいいのではないかということでございますけれども、富良野の給食センターの配送時間は現在10時半なのです。それで、上富良野町の給食センターは11時から配送して、ここで30分ぐらいの差がございます。それで、この時間が今度、富良野で共同調理場ということになれば、まだ早い時間に前倒しをして、上富から富良野の16キロというのが往復になりますので、それが今までかかっていないことがかかるようになると。こうすると、今でもちょっと給食が冷めているわというような、温かくないわというような苦情も来るそうですが、そういったことを考えますと、果たして温かい給食ということになるのかどうか。それと、何よりも、食材を取り扱う上富良野の町内の業者、それから雇用、これも人件費の削減ということになりますと、そういった方々に与える打撃、大体5,400万円から5,600万円の金額ぐらいだと思いますけれども、そういったことの、御答弁では、将来的にそういったこともよく慎重に、経済状態なども考えながらやっていくということでございますけれども、何も確約されるものではありません。果たして、こういう状態で、将来的ということになっているのですけれども、2点目は、何年後ぐらいにこういう共同調理場というのを考えておられるのか、その点、お伺いしたいと思います。今、三つの市町村でやっている富良野の給食センターは、占冠村と中富良野町と富良野市でやっております。それが五つとなれば、効率がいいということかもしれませんけれども、単独で持っている上富良野町と南富良野町にとっては、何も今問題がないわけですから、生徒もそんなに急激に減ってしまうということは考えられませんし、今度、共同でやるとなれば、今、4,400食、上富で1,100食、富良野で3,400食、大体4,400食、これが400食ぐらいにはなるかもしれませんけれども、そんなに急激に生徒が減ってしまうということにもならないと思うのですが、そういうことであれば、共同調理場という段階で広域連合に加入してもいいのではないかと、こういうふうに3点目は思うわけです。それから、上富良野町にとって、経済の活力がなくなったり、雇用の減少だとか、それから、学校給食の低下を招いたというようなことがあったとき、だれが責任をとるのでしょうか。どうも広域行政の責任の所在というのがないようなのですけれども、その点はどうなりますか。またお伺いしたいと思います。それから、2点目の精神障害者の就労の件でございますけれども、精神障害者の通所授産所の施設を富良野5市町村広域でやっていて、13名ぐらいの方が通所して、社会自立に向けてやっているということ、御答弁いただいたのですが、北の峰学園のデイサービスに通っている人も合わせて13人ぐらいなのかなという感じがするのですけれども、その点、確認させていただきたいと思います。ここは、社会福祉法人エクゥエート富良野がそこを運営されていると思うのですけれども、つくったときと比べて、今は上富良野町からは人数が減っていると思うのですけれども、当初施設をつくったときからと比べまして、南富良野町の方なども、何か距離的に遠いからということで、今はそこへ行かないでやめてしまったというようなことも聞いているのです。それで、ここにバスで送り迎えをされているわけですけれども、何か当初の自立をする作業をしたり、訓練をしたり、社会復帰できるような感じの施設ではなかったかと思うのですけれども、それが塗り絵をしましたり、折り紙をしましたり、何かデイサービスのような感じになっているような、広域でやっているからということであるかもしれませんけれども、今度、障害者の自立支援法で1割負担となりましたものですから、なかなかお金がかかるようになりまして大変でございます。自立支援法ができてから、かえってそういう方々にとっては使いにくいというか、そういうような状態になっておりますし、精神障害者通所授産施設というのも、丸投げしているとは考えませんけれども、こういった方々はただそこへ行ってお昼の御飯、このお昼の御飯も350円今度かかるということでございますが、就労支援、生活指導もないような状態ですと、どうでしょうね、何か広域でやっているからというような、私はどうも丸投げのような気がするのですけれども、こういった人たちの何とか地元で社会進出できるように支援して、就労の場を上富でできるようにしていくべきではないかと考えるのですけれども、町長のお考えをお聞きしたいと思います。それから、3項目めの配食サービスの料金の見直しでございますけれども、過去において我々も350円から700円、これはデイサービスの食事と同じだということで、それならばということでやった経緯があるわけですけれども、そこの点、町長に、そう決めたのではないかと言われるかもしれませんけれども、ずっと私、調べてみました。そうすると、700円というところはないのです。デイサー― 64 ―ビスは付加価値がありますので、デイサービスをしながらおやつをもらったり、また、遊びながら食事をするということで、これが1食のときもあるという状態ですと、社会福祉協議会にお任せしているのだよということかもしれませんけれども、行政としても、回数を減らすのか、値段を下げるのを見直しをするのか、何というのでしょうか、また違う方法、こういった方々を見守りするような、これにかわるものがないのかどうか、何か今、検討するように指示をしているとおっしゃるわけですけれども、どういう方向性を考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
2番村上議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、広域で行います学校給食関係についての御質問でありますが、基本的に広域でやるのが最善だということは、何をもって最善かというような御質問でありますが、さきにお答えさせていただきましたように、間もなく我が町の給食センターは大改修をしなければならない。そのための財政投資というのは結構大きなものがあるということで、そういうことであれば、さきにも申し上げておりますように、これから圏域で対応する各いろいろな事業に対して、上富良野町も広域行政の推進を図っていくということを前提として進めさせていただいておりますので、そういう観点からも含めて、今回の広域連合に加入して対応していこうということでありますが、最善な手法というのはそういったものであるということで御理解いただきいと。それからまた、配送によります温度が下がっていくのではないかということでありますが、これらのことやら、あるいは、種々御質問、御意見のありました件につきましては、私は広域連合でやったから安心・安全が我が町の給食センターよりも落ちるという気持ちは持っておりません。もし、そういう状況が生ずるということであれば、我々は是正をしていかなければならないと思っておりますので、配膳につきましても、占冠村まで配送して、現在の保温体制というのが十分とれるようになってきておりますので、我が町に一番遠い江幌小学校に配送しても、保温体制というのはそれなりの対応ができ得るものと思っております。また、共同処理するのはいつごろかということでありますが、さきにも申し上げましたように、現在、富良野市で実施しております給食センターの設備からすると、我が町、南富良野も参加することになると、増設をしなければならないと。しかし、増設するには、場所的にあの場所では増設でき得ないというようなこともありますし、加えまして、まだ耐用年数が来ていないというようなこともありますので、早急にあの施設を増設することにつきましては、多額の財政投資になるというようなことから、南富良野、上富良野町については、現在ある施設を使って自賄い方式で対応するということで進めていきたいということでありますが、これはもう既に幾度となく御説明を申し上げ、教育委員会も学校関係者に説明をしたりしているところでありますが、基本的には平成23年、3年後をめどとして対応したいということで進んでおりますが、状況から把握すると、その3年後には共同処理がスタートできるかということになると、なかなか3年後に対応するということは難しいであろうという私なりの個人的な予測をいたしているところであります。そういうことでありますから、しばらくの間は自賄い方式が続くのではないかなという気がいたしております。また、今加入しないで途中で参加してはどうかと、我が町の給食センターが使えなくなったときに仲間入りしてはどうかという御質問でありますが、今、5市町村で進めるときに、南富良野町も我が町と同じ状態の中で、南富良野町は自賄いで参加すると。上富良野町はこの広域連合から外れるということになりますと、広域の中における、後ほど参加するということに対しては、なかなか難しい課題もあると。上富良野町としても、今、自賄いでやるということに対する支障は生じないと思いますので、今回参加させていただいて、自賄い方式で進めていきたいと思っております。また、広域連合でやった事業に対する責任はどこが持つのかということでありますが、御案内のとおり、広域連合は一自治体として認められた組織でありますので、当然にして5市町村で組織しております広域連合の組織の中ですべての責任は対処していくものと認識いたしております。また、加えて、今、我が町における学校給食センターへ食材を供給していただいている方々、そして、働いている方々、すなわち食材の提供業者、あるいは雇用の問題、これらにつきましては、議員の御質問にあります、危惧しておりますように、私自身もこの問題については危惧をいたしておりますが、これらにつきましては、ある面では、食材提供業者は上富良野町よりも大きな広域の給食センターに納入するチャンスも生じてくると思っておりますけれども、また雇用の問題等々についても、その対応は最善を尽くして対処していかなければならない― 65 ―課題であると認識をいたしているところであります。そのようなことで、さきに御説明させていただきましたように、今回、広域連合の中で学校給食等々含めた設置につきましての規約等々の対応につきましては、今定例議会に御提案させていただいておりますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げたいと思います。次に、精神障害者の対応の件でありますけれども、このことにつきましては、さきにもお答えさせていただきましたように、現在、町も資金援助、支援をしております社会福祉法人に対応していただいているところでありますが、その法人の指導体制が十分でないという御指摘でありますが、そのことにつきましては、私どもも十分、作業指導がどのようになっているのか、生活指導がどういうことになっているのか、議員から指導体制が十分でないと御指摘を受けたということで、十分その内容は精査し、その指導体制については最善を尽くすように努めてまいりたいと思っているところでありますし、これも先ほど言いましたように、町単独で実施してはどうかということでありますが、これは一自治体の対応の中で多額の財政投資をして施設を建設するというよりも、こういったことこそ広域で対応することがよりよい対応になるであろうということから、広域の中で進めさせていただいているということで御理解をいただきたいと思います。また、北の峰学園と合わせて13名かということにつきましては、その北の峰とは別に、この社会福祉法人に単独で13名ということであります。次に、配食サービスにつきましては、さきにお答えさせていただいておりますように、もう既に実施方法等も含めて検討するように指示を出しております。この問題につきましては、以前から御指摘をいただいていたところでありますが、今までお答えさせていただきましたように、給食対応につきましてはデイサービス等々で対応しておるところでありまして、行政が実施する中で、あなたには700円、あなたには300円という価格の差をつけるということは、行政上の公平化からするとでき得ないということで、議員も御理解いただいたように、デイサービスと同じ料金の700円に改正させていただいたという経過があるわけでありまして、私どもとしては、あなたには700円だけれども、あなたには300円にしますよというような、行政がやる場合において、そのような不公平な対応はでき得ない。その手法を今後十分検討しながら対処していきたいなと思っております。片方、デイサービスは現場まで食事を取りに来る。片方、配食は家まで届けてあげるというような部分も含めながら、検討をするように指示をいたしているところでありますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 2番 村上和子
1項目めの件でございますが、前に町長は同僚議員の広域連合のことに関しまして、行政が直接やらなければいけないのは消防ぐらいだと。あとの学校給食、環境衛生、串内牧場にしろ、これが行政が直轄、直営をしなければいけないと私は考えていないと、かねがねこういう御答弁をいただいているのですが、今、上富良野の施設も10年ぐらいは、これを直すと莫大な資本の投資が必要だ、必要だとおっしゃるのですけれども、修繕しながら、私はまだ10年ぐらい使えるものではないかと。それと、結局、町長の今の御答弁ですと、3年ぐらいは難しいだろうと、共同調理場を設置するというのはという御答弁いただいたのですけれども、しばらくの間は自賄いでというような形だとおっしゃいましたけれども、本当にここはあいまいでして、何もこれという決まりがなくて、そして今、学校給食というのは3食のうち1食、本当に子供たちにとっても大切なことでありますし、前に消防で、広域ではどうなのかという質問をされた同僚議員がいらしたのですけれども、そういったときも、消防力が低下するようであれば、現在の状況を維持していく状態というのを保たなければならないと、こうおっしゃっていますので、特に学校給食というのは3食のうちの1食の大切な、特に今、食の問題も、安心・安全な食をということで、どちらかといいますと、今、加工の業務用食材化の傾向になってきているのです。今ですと、目に触れて、ニンジンがかたいわよとかいろいろ、これはどうとかと言って購入しているのですけれども、そういったことが大きなものになりますと、なかなか目に触れることもできない。当然、今度、共同調理場でしようではないかとなった場合には、これまたそこの施設をどうのこうのということになると、またこれ負担が、今、上富良野の給食センターを直すよりも、負担が全然要らないということにはならないのではないかと、こういうふうにも考えるのですけれども、ではこれ、やっている3年か4年、しばらくはこのような状態でというときに、では、今、町長のお話ですと、うちだけはそういう状態になってから広域行政で取り組むよというわけにはちょっととおっしゃったのですけれども、そうなったときに、ではうちは民間委― 66 ―託をしますよと、こうなることは考えられるのかどうか。町長の常々のお考えですと、先ほど申し上げましたように、広域行政が直接やらなければいけないのは消防ぐらいではないかと。民間活力ということも考えられるという町長のお考えがあるわけですが、そうなると、この広域連合について、町長は私見なのか、町長として、やっぱり今、広域連合で取り組みをしておいても、今の状態が、まだ今はっきり、3年ぐらいは難しいというぐらいのことで、いつにという、何か一部事務組合は計画などが義務づけられていませんけれども、広域はきちっとした、こういったものをするという計画は義務づけられていると思うのです。そして、私は、全国に110ぐらい広域連合の組織がありますけれども、どこも給食を広域でやっているところは見当たらないのです。本州では学校に給食を持っているということもあると思うのですけれども、近いところでは東川、美瑛、東神楽、ここも広域でやっていますけれども、ここは介護とか、それから老人医療とか、それから国保とか、こういったことをやっておりまして、どこを見ても、美深町は学校給食をやっておりません。そういった状態もありますし、なかなかそういった、ではこのまましばらくやっていて、ではうちは民間委託するよと、こういうことは果たしてできるのかどうか、そういった点もちょっと伺いたいと思います。それと、今の経済状態、今、食材とか雇用、いろいろな面で経済活力が失われた場合は、当然として責任は一自治体にもあるというようなことを答弁いただいたのですけれども、本当にそれも確約されたものでもありませんし、低下するようであれば、やっぱり広域連合で取り組む必要はあるのかということを考えるのですけれども、その点、もう一度お聞かせいただきたいと思います。それから、精神障害者の就労支援でございますけれども、上富良野町で障害計画をつくっているのですね。平成16年に策定しております。この中にも、障害者の職業的自立の支援、障害者が働く場として、一般企業、事務所、公共機関などへの福祉的就労の場の周知徹底、環境整備に努めます。それから、民間活力、NPO法人団体による福祉的就労の場の設立に向けた支援体制の構築をしますと、これは平成16年に策定されました障害者計画書でございますが、こういったものに沿っていないのではないかなと。広域で取り組んで、広域でやっているのだから、まあいいではないかというような、また、上富でやると、またお金も大変あれで、一自治体でやるのは大変だというようなお考えのようですけれども、こういう計画をきちっと策定しておりますし、障害者の人もそうでない人も、やっぱり住みなれた上富良野で社会参加をしながら、地域の理解と民間活力、行政の支援が必要だと思うのです。こういう富良野で広域でやっているからということではなくて、やっぱり地元で行政の支援があれば、親御さんも何とか一緒にやりたいと、こういう話もあるわけですので、この人たちの居場所づくりを何とか考えてあげるべきではないかと私は思いますので、何かというと財政的に一自治体ではどうだとおっしゃるわけですけれども、やっぱり負担金としてそういう広域に何がしかのお金を出しているとなれば、やっぱりそういうこと、そういう専門で、民間で、ではやろうではないかということがあるとしたら、地元、上富良野町でそういったことを考えてあげるという、建てるとかそんなことではございません。そういうことで、そういうどこかあいた場所がないのかどうか、そんなことを考えるわけですけれども、もう一度、町長、御答弁いただきたいと思います。配食サービスについては、いろいろ検討されるということですので、今、民間でも500円ぐらいで電話をすれば持ってきてくれるという、そのようなことも聞いておりますので、これについてはこれから検討されるということでございますのであれですけれども、その2項目について、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
2番村上議員の再々質問にお答えさせていただきます。まず、広域の給食についてでありますけれども、基本的にいつから広域共同処理するのという、あいまいさがあるぞという御指摘でありますが、確かにそういう状況は懸念される部分はあるわけでありますが、そのようないつからいつまでと、上富良野給食センターはいつまでという期限を切れない状況であるということでありますが、だからといって、あいまいな学校給食の対応をするということではなくて、今現在、自賄いで上富良野町でやっている対応につきましては、子供たちの食の安全、食育の推進等々を含めながら、最善を尽くして対応していきたいと思っておりますので、ひとつ、あいまいだから子供たちに不安定な対応をするということではないということを御理解いただきたいと思います。また、共同処理をすれば大量になるから、冷凍食品等々に頼らざるを得なくなるという御指摘でありますけれども、私としては、この富良野盆地の農畜産物の最善の利用を図っていく、地産、地元の畜産物の利用を促進させていくということは、当然にし― 67 ―て構成自治体として、学校給食センターを共同で対応する部分の中にもその見きわめはしていかなければならないと。そしてまた、議員の皆さん方からも、広域連合の議員として出ていっていただくわけでありますから、そういった部分は、十分、我々も目を光らせながら見きわめていかなければならないなと思っておりますので、そういうようなことで、低下につながるようなことのないように、少しでも地元食材を利用するような形で運営をするように努めてまいりたいと思っております。また、民間でやれるのだから、我が町は独立、単独で民間でやったらどうですかということでありますか、そうではなくて、私が今、広域連合の中でやれる部分の中では、消防を抜いて他のものは民間でできますよということは、単独でできるということでなくて、広域連合の中で民間で対応でき得る分野であると。牧場にしても環境衛生にしても給食にしても、当然にして行政が直轄でしなければならないものではないのではないというのが私の持論でありますが、これは今後、広域連合の中でも議論をしていかなければならない課題かなと思っておりますが、私の言っているのは広域でということを言っているのであって、上富良野町が単独で学校給食等々について民間でやるということを申し上げているのでないということで、あくまでも広域でできるものは広域で対処していくということを前提とした中であるということで御理解いただきたいと思います。次に、精神障害者の件につきましては、るる議員から御意見がございました。町といたしましては、計画どおり進めていないのでないかという御指摘でありますが、町としては計画どおり進めさせていただいていると。ただ、その中で、単独でやる分、広域でやる分、民間でやる分ということの中での対応は計画どおり進めさせていただいていると。ただ、単独ででき得ない部分、財政ばかりでなくて、指導者の確保だとか、いろいろな部分について、単独でできない部分については広域で対処させていただいておるわけでありますし、また、加えまして、民間で対応できるものも、我が町におきましては町の中で単独で民間でお願いをしているというようなことで進めさせていただいているということで、御理解をいただきたいと思います。