みんなの議会

上富良野町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月9日

(1)協働のまちづくりについて/(2)団塊世代の移住者受け入れについて/(3)広域連合について

2007年3月9日、上富良野町議会の一般質問で、岩田浩志議員が「協働のまちづくりについて」「団塊世代の移住者受け入れについて」「広域連合について」について質問し、町長 尾岸孝雄、産業振興課長 小澤誠一、企画財政課長 北川雅一が答弁しました。

質問者
岩田浩志 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、産業振興課長 小澤誠一、企画財政課長 北川雅一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 岩田浩志

私は、さきに通告してあります3項目について、町長に御質問させていただきたいと思います。まず、1項目めに協働のまちづくりについて、2点の質問を町長にお伺いをいたします。年々財政状況が厳しくなる中、行政と住民の協働というのは大きなテーマでありますが、19年度に向けて、町長の町政執行方針の中にも、何度も協働という言葉が使われております。しかし、町民のかかわりのあるものが次々になくなっているようにも感じます。協働とは、わかりやすい形での情報共有と、単に町民に負担を負わせるではなく、町民とのきめ細かな対話が最も必要であると考えます。今後、予想される新たな住民負担に対しても、決まってから伝えるのではなく、町の考えを伝え、利用者や住民と協議を重ねることが最も大切なことだと感じます。そこで、我が町にとっての協働ということを、町長としてどのようにお考えなのか、お伺いをいたします。2点目、行政と町民を身近なものにするために、町の取り組みや状況を伝えるために、町としては出前講座やパブリックコメントを実施していますが、状況は今ひとつ進展していないように感じます。また、町としては19年度に向け、積極的に出前講座を推進すると言っていますが、内容も専門的で難しく、多くの町民に活用してもらえない状況にあります。確かに、部署により、町民と密接な関係をはぐくんでいるところもありますが、全般的にはまだまだ町民とのコミニュケーションが足りないように感じます。そのためにも、住民会単位での地域担当職員の設置をすべきと考えます。このことにより、住民会の集会や行事に出席することにより、職員と地域の方々とコミニュケーションをはぐくみ、町民の方々においても、行政のことを気軽に質問したりできることは、行政と町民がより身近な関係を築くことができると考えますが、この地域担当職員の設置について町長はどのようにお考えなのか、お伺いをいたします。続いて、2項目めの団塊世代の移住者受け入れについてお伺いをいたします。我が町の人口は減少する一方であるが、この状況は少子化の影響だけではなく、かなりの町民が仕事を失い、他の地域へ流出しているものと思います。また、自衛隊の削減問題でも現状維持を訴えていますが、守るだけでなくふやそうとする前向きな施策が必要と思います。そこで、社会的に、ことし3月をもって団塊世代の大量退職が始まるわけですが、他の自治体でも移住者の獲得に名乗りを上げ、さまざまななサービスを提供しておりますが、我が町においても、かなり移住に対しての問い合わせがあるようですが、その問い合わせの数と、移住者に対しての受け入れ態勢がどのようになっているのか、町長にお伺いをいたします。続きまして、広域連合について、町長にお伺いをいたします。1月30日に行った中富良野町議会議員会との意見交換会の中で、2点ほど町長に進言をさせていただきたいと思います。まず1点は、私がこの意見交換会に参加して4回目となるわけですが、毎回のように、消防、火葬場、除雪の問題など、さまざまな問題提起があるわけですが、一向に進展が見られません。― 105 ―その原因としては、例えば火葬場一つとっても、互いに権利を主張しているように感じます。複数の内容を協議すれば、互いに譲り合う気持ちも持てるのではないかと考えます。町長は、この点について取り組む必要性を感じておられるのかどうなのか、お伺いをいたします。2点目、多くの自治体が、施設の使用料を町民と町外の者と分け、町外者には使用料を加算した形で徴収しておりますが、3月から富良野圏域で広域連合準備委員会が発足し、協議が始まるわけですが、まず富良野圏域者の使用料を町民と同額にすることは、富良野圏域の住民の心の壁を取り除く一歩ではないかと、このように考えます。この取り組みは、その後の協議において大きな力となるのではないかと思いますが、町長のお考えをお伺いいたします。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

7番岩田議員の3項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの協働のまちづくりに関する2点の御質問について、お答えさせていただきます。まず、1点目の協働についてでありますが、全国的に行政運営の基本原則の一つに位置づけられようとしております。我が町におきましても、地域内の住民サービスを担うのは、行政のみではなく、住民やあらゆる組織と連携して、新しい仕組みを形成することが重要であると考えております。そのためにも、議員御発言のとおり、行政と住民の協働のための基本には、共通理解と情報の共有は不可欠なものであります。住民会を初め各種団体や住民を代表される議員御各位とのきめ細やかな対話が、これらをつくり出すものと考えております。情報共有を一層進めるため、平成17年度からは、随時要望にこたえる方式で情報をお届けする出前講座を開設いたしましたが、議員御指摘のとおり、期待する利用が伸びていないのが実態であります。このため、昨年11月下旬から12月上旬にかけまして、職員を住民に見立てる形で職員講座として実施し、出前講座の内容と運営内容の点検と検証を行い、平成19年度講座メニューの改善を図ったところであります。また、施策形成の過程では、住民の意見を聞き、これを反映する制度として導入をいたしましたパブリックコメントについても、寄せられた意見は少数という状況にありますが、これらの情報共有に対する取り組みにつきましては、私の意図するところと住民の方々のニーズがマッチすることが必要であると考えておりますので、今後、適切な見直しを図ってまいりたいと思います。次に、2点目の地域担当職員の設置についてでありますが、道内では八つの市が実施、または実施予定で、住民側と行政側の双方に、さまざまなな問題や課題を抱えている状況とのことであります。本町においても、行政と住民のコミニュケーションを図る手段の一つとして、先進事例を参考としながら、引き続き研究をしてまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。次に、2項目めの団塊の世代の移住に関する問い合わせと、受け入れ態勢についてでありますが、平成15年度に役場内での相談窓口を現在の企画財政課とし、農業、商工業等の関係部署との連携を図る体系を確認したところであります。窓口では、移住希望者の相談に応じてきたほか、平成16年度からは北海道が始めた北の大地への移住促進事業の登録市町村に参加し、ホームページ等のリンクを向上させたことから、相談延べ件数は、平成17年度で27件、平成18年度で41件と二、三倍にふえたところであります。相談者の中で、完全移住、一次移住された件数は、この2年間で4件、9名という状況であります。現在は、相談体制を主とした対応となっておりますが、今後においては、国が示した「頑張る地方応援プログラム」などの活用も視野に入れながら、完全移住のための準備期間を過ごすための一時的な住居の対応や、地域コミュニティ維持のための農業地区への移住誘導策、地域住民がどのように新規移住者を受け入れていくのかの方策等を検討しながら、移住施策の展開について取り組んでまいりたいと思います。次に、3項目めの広域連合についての2点の御質問にお答えさせていただきます。1点目の広域連合の推進に関することについては、平成20年4月の広域連合設立に向け、2月から専門部会による検討を開始したところであります。今後、6月に専門部会が報告書をまとめ、7月に広域連合で処理する事務を決定する運びの予定になっております。御質問にあります、互いに譲り合って取り組む必要性については、私も議員と同様に考えておりますが、住民に極端な不利益が生ずる事態を避けつつも、互いの状況を説明し、理解を深めながら、極力譲歩できるものは譲歩し、できる限り広域連合の推進に努めていかなければならないと考えておりますので、実情を御理解賜りたいと思います。また、2点目の公共施設使用料金の富良野圏域住― 106 ―民の同一料金化につきましては、広域連合の推進とあわせて、住民意識に大きな力になるものかもしれません。今後、5市町村で同一料金化を実現できるかどうかを検討・議論していかなければならないと存じますので、御理解を願います。

再質問 7番 岩田浩志

それでは、再質問をさせていただきたいと思います。まず、協働のまちづくりについての再質問をさせていただきます。先ほど、優良町村の表彰を受けた後で、このような質問をしなければならないのは何とも心傷む思いですが、ただいまの答弁で、町長は各種団体や住民とのきめ細かな対話が必要だとおっしゃられましたが、まさしく私もその部分が最も大切な部分だと感じています。しかしながら、ずっと見ていると、決してそうなっていないような気もいたします。例えば、12月定例会において行われた各施設の使用料の条例改正において、各種団体や利用者に対し、事前に十分な協議が行われていたでしょうか。私が聞くところによると、そのような経過がほとんど見られません。中でも、農産物加工場においては、運営推進会議という協議会がありながら、何の協議も行われないまま条例改正が行われ、今月の6日に利用者の皆さんに結果の報告があったとのことでした。住民負担が日常化し、私も議会において指摘ができなかったことは、議員として責任を重く受けとめていますけれども、この条例改正の内容では、たしか18年度からこの農産物加工場においては有料化になったということで、2割程度利用者の負担を願っていた経緯があると思います。私も、町長と同様に、決してただがいいとは思っていません。このような中で、2割程度を負担して1年もたたない中で、今回の条例改定では減免率の改正で2倍以上、内容によっては3倍もの利用者の使用料が発生すると、こういった内容であります。また、営利を目的とした使用においては、利用者からは絶対に利用できる単価ではないと、きっとだれも使わせたくないのでしょうと、こういうようなことも言っておられました。農産物加工場の現状については、私が言うまでもなく、地場産農産物の利用を図り、農村婦人と町の奥様方との意見交換の場として、まちづくりの上で大きな役割を果たしている数少ない協議会ではないかと、このようにとらえております。このように、事前に協議のないままに取り進められたことに対し、利用者からは運営推進会議というのは一体何なのと、条例というのはどこでどうやって決められているのですかと、非常に憤慨しておりました。この推進会議の中では農産物加工場の運営において、その協議会の中で、使用料のほかに本当に少しずつお金を積み立てて、洗剤を買ったり、ポット、やかん、洗濯機まで買って利用してきたそうです。このような地道な活動をはぐくんできたのにもかかわらず、何の協議もないまま条例改正が行われたことで、10年以上続けてきた推進会議が解散となったそうです。このような事態を受けて、町長はこの事態をどのようにとらえているのか。今後、また、どのように対応していこうとしているのか、まずお伺いをいたします。そして、また物事を決定する上でのプロセスというのは一体どうなっているのか。また、このことは農産物加工場に限ったことではなく、さまざまな事案において、事前に協議されない実態があることに対して、町長の言われるきめ細かな対話とは一体どういうことなのか、改めてお伺いをいたします。続きまして、2点目の地域担当職員の設置の件ですが、この件においては、以前にも同僚議員から提言があったかと思いますけれども、一向に進展が見られませんので、私からも質問をさせていただきました。町長が行っているパブリックコメント、それから職員が行っている出前講座も、いずれも町民が動かなければ何も始まらないと、こういうことであります。例えば、昨年行われたまちづくりトーク、「自治のかたちを探る」というテーマで全町全域に発信して7カ所で説明会を開催いたしましたが、参加者が一般町民52名というこの少なさ。これは、町長から見ると、町民の意識が低いというふうに見ているのか、町民は町長が行う行政運営に興味が持てないのか、どのように見るのかわかりませんけれども、いずれにしても、大切な話だから一人でも多くの町民に集まってほしいという努力が全く感じられません。行ったという結果が最も必要なのかさえ感じます。このような状況をどうやったら打開できるのかと考えたときに、やはり町民の中に職員が出向くというシステムづくりが最も必要ではないかと感じます。そのためのまず一歩として、地域担当職員の設置は必要だと思います。町長の御答弁では、研究するとのお答えですが、前向きにとらえていいのか、いつまで研究が続くのか、現時点での町長の見解をお伺いしたいと思います。― 107 ―続きまして、2項目めの移住者受け入れの件について再質問をさせていただきたいと思います。町長の答弁の中で、2年で71件の相談を受け、現在、4軒の移住者の方が本町に移り住んでいるようですが、町のホームページの中では1軒の紹介があるだけです。4軒の方がおられるのであれば、一人でも多くの方々に住んだ感想だとか、そういったことを載せていただき、また、移住者だけではなく、地方から我が町に来られた自衛隊員や、移り住んでいるペンションなどを営んでいるさまざまな方々の住んだ感想を一人でも多く掲載するべきではないかと、このように思います。町長の御答弁では、具体的な受け入れ態勢が十分できているのかなと、このような感じさえいたします。答弁の中で、一時的な仮の住宅の準備があるようですが、具体的な内容をお聞かせいただきたいなと思います。また、住宅、宅地の情報提供も含め、移住者の手引きのような案内書が用意されているのか。そして、希望する場所が農地の場合、農地の転用等など農業委員会と協力し、転用に対して協力態勢ができているのか。また、移住者に対し、不安の解消に対応すべく、どのような準備ができているのか、この点についても具体的にお答えをいただきたいと思います。続きまして、3項目めの広域連合についての再質問をさせていただきます。2点の質問について、町長は中富良野町と我が町の取り組みについても、広域連合準備委員会の中で議論をしていくとの御答弁ですが、しかし、準備委員会の中で取り扱われない内容についても、我が町と中富良野町が独自にしっかりと効果額を算定し、取り組めるものは早急に取り組むために、町長から中富良野町に訴える準備があるのかどうなのか、確認をしておきたいと思います。以上です。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

7番岩田議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、協働のまちづくりということでありますが、これらについて、基本的な考え方について私の方からお答えさせていただき、細部につきましては担当から答弁させていただきます。まず、基本的には第4次総計の中で、協働のまちづくりということで4本柱の一つとして重要な施策の展開として、この協働のまちづくりの展開を進めてきているところでありまして、あらゆる面で住民との対話ということの必要性を痛感しながらいろいろな対応を図ってきておるところでありますが、今、議員の御指摘にありますように、それらの事業がすべて私の意図するとおり進んでいるというふうには認識いたしておりません。御指摘ありました町村合併の協議の段階におきましても、住民の皆さん方の参加が少ないというようなことは非常に残念なことでありますが、町としては、この事業のすべてにおいてでありますが、パブリックコメント等々につきましても事業を展開し始めたばかりでありますので、そういったあらゆる事業の見直しを図りながら、住民の皆さん方の理解を得て、住民との対話の場を構築していきたいというふうに思っているところであります。加えまして、農産物加工場の問題だとかいろいろな問題もありますけれども、このことにつきましては、12月の条例改正は料金の値上げ改正ではないということで御説明を申し上げているつもりであります。基本的には、それぞれの使用料、手数料等々において、整合性がない部分を整合性を整えるために対応させていただいたということでありまして、これらの部分につきましても、関係者に対する所管からの説明不足という御指摘でありますが、協働のまちづくりという方向性を定めながら総計で進めておりますが、住民の意見を聞き、住民と対話をしていく施策の展開以前に、施策段階から住民と協議していく、そういった部分についての重要な部分と、それから、それらの部分において、住民と協議することにマッチしない事業というものがございます。例えば、かみんの総合福祉センターの建設については、これはもう住民との施策の展開以前から、住民と十分協議をしなければならないということで、1年間を2年間に延長して協議をさせていただきました。ただ問題は、この使用料、手数料等々の改正について、住民に御負担をいただく施策の方向性については、当然にして住民に周知徹底を図らなければなりませんが、その改正について住民の御意見を聞い― 108 ―て、住民の賛同を得て対応していくということの難しい部分もございます。そういったことで、パブリックコメントにつきましても、当然にして住民に利害のある部分についての対話をするわけでありますが、いろいろな面で住民の意見を聞くのにふさわしくない事業等々もありますので、そういった精査をしながら住民との対話の場を構築していきたいというように思っておりますので、御理解いただきたいと思います。次に、住民との対話の重要な課題としての地域担当職員の設置の問題でありますが、これにつきましては以前にも同僚議員から御質問をいただいているところでありますけれども、このことにつきましても私なりに十分精査をさせていただきながら対応を考えているところでありますが、今現在、町におきましては御案内のとおり、職員定数削減の対応の中で行政事案の推進を図っているというようなことと、もう一つは、これらの部分に対し、その会合等々に出席するに当たっての超過勤務手当の問題だとか、いろいろな問題を考慮した中で対応をしなければならないというふうに思っております。ただその中で、私としては、これは公式に指示をすることはできないわけでありますけれども、それぞれの職員が、それぞれの地域の住民会に参加しているわけでありますから、そういう中にあって住民会自治活動の中で、職員としても住民会の会員としての活動の中で対処をしていただけるようなすべも含めながら研究を進めていきたいというように思っております。それから、移住者の問題でありますけれども、これにつきましてはホームページが十分でないという御指摘でありますが、これらにつきましては、ホームページの対応等々につきましても、十分担当の方に指示をさせていただきたいなというように思っておりますし、そういった中に農地の問題等々で農業委員会との組織がつくられているのかということでありますが、今、私の記憶では、新たな組織はつくってはいないように思っております。しかし、いろいろな対応の中で、庁舎内に農業委員会の事務局があり、農業委員会長もいらっしゃるわけでありますから、緊急を要する事柄につきましても、それら担当職員との調整の場は十分に連携がとれているというように認識をいたしております。それから、広域連合の問題で、中富良野町と広域行政の推進に対して、上富良野町から申し込めという話でありますが、さきにもいろいろとお答えさせていただいておりますけれども、今、我が町におきまして、中富良野町と広域行政を単独で結ぶことが有利であるというような項目については、まだ見えていない。過去におきましては、保健、福祉、医療について、両町で研究会をつくって研究をし、進めたことがございますが、これらにつきましてもなかなか2町で対応するというのは難しい部分もございます。ただ、私といたしましては、この中富良野町と広域を組むことによって有利性があるするとならば、中富良野に申し込みをするということについては、やぶさかでないというふうに思っているところであります。

再々質問 7番 岩田浩志

まず、協働のまちづくりについての再々質問をさせていただきたいと思います。どうも町長の感覚ですと、例えばこの程度の条例改正においては関係者と協議は要らないと、このような御答弁に私としては受け取りました。質問の中で、農産物加工場の例を出しましたけれども、この部分において協議がないと、ないから平気でこのような2倍以上の料金設定になっていると。関係者において、この結果がどうこうと言っているわけではないのですよね。最終的に協議した中でこのような結果が生まれたということであれば、関係者においても納得のいく部分だったのではないかなと思いますけれども、何ら協議がないまま有料になって、1年もたたないうちに既に倍以上の料金が設定されたと。このようなことで、町長が言われるきめ細かな対話というのは、どこにあるのか。事後報告であれば、何もきめ細かな対話とは言いませんよね。だから、本当にこれからこれだけ財政が厳しくなってきていると、もう既に町としては1カ月、2カ月単位で、例えばかみんのホールなどを利用して、町は今後このように考えていると、こういうことを昼夜1回ずつぐらいでも、仮に人が集まる、集まらないは別としても、そういったものをしっかりと投げかけていかなければならないのでないですかと、このように考えております。その部分において、もう一度町長の見解をお伺いいたしたいと思います。それから、2点目の地域担当職員の件でございますけれども、この部分においては町長も研究するということで、ある部分では前向きに取り組んでもらえる部分もあるのかなというふうには思いますけれども、その職員の処遇、残業等々の問題等を気にしているようでは、なかなか前に進まないのかなと。確かに各住民会に皆さん所属されていて、その中での活動がないわけではございませんけれども、決してたくさん参加する機会があるわけではないのでな― 109 ―いかなというふうに思います。続きまして、2項目めの移住者受け入れの件については、私が質問をお願いしていた具体的な部分に関してのお答えがないわけでございますけれども、果たして本当に町に相談に行ったときに、どうぞうちの町に来てくださいと、そういった受け入れ態勢が本当にできているのかという点では、なかなか見えない部分が多いと感じます。この部分についても、もう一度伺っておきたいと思います。以上、再々質問をよろしくお願いいたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

7番岩田議員の再々質問にお答えさせていただきます。先ほど申し上げましたように、私は基本的な部分をお答えして、細部については所管で答弁させるということでありましたけれども、答弁漏れだという御指摘ですが、私は答弁漏れではなくて、その分は所管に報告させると、答弁させるというように言っていますが、議長の方の采配で、即再々答弁になったということでありますが、これから細部につきましては、所管の方からお答えさせます。

答弁 産業振興課長 小澤誠一(産業振興課長は2007年3月まで)

岩田議員の御質問にお答えをいたします。この条例、私どもが所管する加工場について考え方を述べますと、まず改正のその経過も申し上げなければならないと思います。この件につきましては、今回は不均衡の是正を図ったということをひとつ押さえていただきたいと思います。内容的には、開館時間それから閉館時間を各施設、15施設あるというふうに記憶しておりますけれども、その開館時間、閉館時間の統一化を図ったと。それから、料金につきましては、今回上げるということではなく根拠づけを行ったということであります。それは、各施設の面積を出しまして、それにある程度平米当たりの単価を乗じまして出したということであります。これが、施設によっては下がったところもありますと。それから、上がったところもありますということであります。加工施設場だけについて申し上げれば、その計算の段階におきまして面積を統一的に計算しますと、1時間2,100円程度になることになったわけでございます。それでは、これまでの料金から申し上げれば非常に高くなるということから、施設を3分割にして考えました。一つはパンの系統、もう一つは豆腐の系統、それからもう一つはみその系統ということで、これらを1時間当たり700円にしましたという条例の経過でございます。これは、これまでの1時間800円から、一つの工程で700円にしたということでありますので、結果的には料金は下がってございます。その中におきまして、議員の御指摘にもありまいように、18年度まではこれの減免率を80%にしてございました。20%の負担でいただいております。それを4月からは、全施設において、規則におきまして負担を50%に定めることにしましたので、結果的には料金が上がる結果となりました。ある施設によっては相当下がった施設もありますということで、今回不均衡の是正を図ったということで御理解をいただきたいと思います。

答弁 企画財政課長 北川雅一

7番岩田議員の移住関係のお話しをさせていただきたいと思います。今、岩田議員も御承知のとおり、行政ホームページの中で、この移住関係で全国に上富良野町に対しての移住のプログラム的なものを発信してございます。その中で、ある程度不備な部分もたくさんあると思うのですけれども、その中で今考えているのは、全体的な組織の中で来年度から行います「頑張る地方応援プロジェクト」、これを利用いたしまして、その体系づけをきちんと持っていきたいという考え方で進んでおりますので、今以上の定住の部分で、ある程度全体的な部分で対応していけるのかなというふうに進めている段階でおりますので、御理解を賜りたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

再々質問が終わった後でありますけれども、今、休憩中にいろいろな御意見ありました。私も新しい情報を得た部分もありますが、そういう問題の職員がいたとするならば、私も襟をただしていかなければならないというふうに思っております。いろいろな問題はありますけれども、協働のまちづくりをするということは、基本的に私の考え方もそういう考え方でおりますので、あらゆる分野で協働、協議をしていきたいとは思っておりますが、ただ、協議にそぐわない議題もあるということでありますし、また、加えまして、今回の問題につきまし― 110 ―ても、お聞きしますとそういう御意見の方々もおりましょうし、また、そうでない御意見の方々もいるということは、私は行政を預かる者として、平等にそれぞれの意見を聞かなければいけないと。片方だけの意見で行政を執行していくということは相ならんということも含めて、十分見きわめながら今後の行政執行に取り組んでいきたいというふうに思いますので、御理解をいただきたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月9日 議事録 PDF(117ページ) 間違いを知らせる