みんなの議会

上富良野町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月21日

(1)公共工事等の入札について/(2)行政運営について

2011年6月21日、上富良野町議会の一般質問で、岩田浩志議員が「公共工事等の入札について」「行政運営について」について質問し、町長 向山富夫、建設水道課長 北向一博、技術審査担当課長 松本隆二、総務課長 田中利幸が答弁しました。

質問者
岩田浩志 議員
答弁者
町長 向山富夫、建設水道課長 北向一博、技術審査担当課長 松本隆二、総務課長 田中利幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 岩田浩志

私は、さきに通告してあります2項目について質問をいたします。1項目め、公共工事等の入札についてお伺いをいたします。町の本年度の一般会計予算については、前年度並みの予算編成が行われたところでありますが、依然と厳しい財政状況に変わりがなく、各公共事業は減少の一途であります。また、これまで建築物の修繕等についてはなかなか整備できなかったが、平成21年度、平成22年度に実施された経済危機対策臨時交付金、公共投資臨時交付金、地域活性化交付金、きめ細かな臨時交付金等により修繕等の整備が促進された。中でも、各建築物の屋根や外壁の改修等については、これらの交付金等により整備が行われた。そこで、特に塗装工事に関する公共工事入札について、下記表に基づきお伺いをいたします。(1)塗装工事に関する入札について、工種が塗装、建築、その他となっているが、指名業者が塗装業に限定されている。その理由をお伺いいたします。(2)塗装工事に関する入札に町外の業者が指名されているが、建設業は総合的な資格を持ち合わせているので、町内の建設業者を指名することができないのか、お伺いいたします。(3)これらの工事について、入札予定価格がどのように設定されたのか、お伺いをいたします。なお、表については朗読を省略いたします。(4)平成22年度より公共工事等に特別簡易型総合評価落札方式の導入が計画されていたが、運用状況についてお伺いをいたします。続きまして、2項目め、行政運営についてお伺いをいたします。これまで各常任委員会で報告があった所管事務調査報告、平成22年第1回定例会での総務産建常任委員会所管事務調査報告、平成22年第3回定例会での総務産建常任委員会所管事務調査報告、平成22年第4回定例会での厚生文教常任委員会所管事務調査報告に対し、町の協議の経過、結果について、― 44 ―また、町長の指導のもと、どのように反映されているのか町長にお伺いをいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

3番岩田議員の御質問にお答えさせていただきます。まず1項目め、公共工事等の入札についての4点の御質問にお答えさせていただきます。公共工事の入札につきましては、予算の効率的執行を図りつつ、納税者の負託にこたえる観点から、透明性を確保しつつ、適正な競争のもとで優良な施工を実施することが不可欠な要素であり、一般競争入札が原則とされております。しかし、本町におきましては、不適格事業者の排除などを目的として、条件つき一般競争入札や指名競争入札を多用している現状にあります。まず、1点目の塗装工事に関する入札の工種についての御質問ですが、議員お示しの資料に記載されております工種につきましては、例年4月に公表しております当該年度の発注予定に掲載しているものでありまして、入札の段階におきましては、適切な積算のもとで事業費規模をもとに、どの工種が主体なのかを判断して、入札参加者指名委員会において、工事内容に適した工種の中から入札参加者を指名しているところであります。よって、4月の公表段階は、概要でお示ししていることを御理解いただきたいと存じます。次に、2点目の塗装工事の入札に町内建設業者を指名できないかとの御質問でありますが、建設業法では、それぞれ工種ごとに許可しており、町では、この建設業法に基づいた工種別の指名を行っているところであります。このようなことから、塗装工事の入札に当たって、塗装工事の許可を有する業者を指名することとしている点を御理解いただきたいと存じます。次に、3点目の入札予定価格の設定についてですが、北海道建設部で発行する営繕工事積算単価表を使用し、これらの公的単価表に積算のない単価等につきましては、専門業者の見積もり等を参考として事業費を積算した上で入札予定価格を決定しているところであります。次に、4点目の特別簡易型総合評価落札方式の運用状況についてですが、町におきましては、特別簡易型総合評価落札方式試行要綱を制定いたしまして、比較的技術的な工夫の余地が少ない工事で、予定価格3,000万円以上の工事を対象として、平成22年4月から試行的に運用しているところであります。平成22年度におきましては、この制度は一般競争入札が前提のため、入札までに約2カ月間程度時間を要することなどから、補助事業等に適用するには制約事項が多く、対象事案がなかったことから、適用には至っておりません。今後におきましては、適当な対象事業がある場合には、積極的に適用してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。次に、2項目めの行政運営における議会各常任委員会の所管事務調査報告への対応に関する御質問にお答えします。各常任委員会の所管事務調査として、議会閉会中の継続調査に付託された事件について、それぞれ精力的に調査され、定例町議会の折に、その報告がなされておりますことに、敬意をあらわすところであります。議長からも、報告の都度、今後の行政運営の参考とされるようお言葉をいただいているところであります。私といたしましては、これらに加え、町としての調査研究などとあわせて、各種施策に反映できるよう鋭意取り組んでいるところであります。今後におきましても、議会における調査研究を十分に参考にさせていただきたいと考えております。

再質問 3番 岩田浩志

まず、公共工事の入札の1点目の質問に再質問させていただきます。この表に、建築、塗装、その他ということで工種が掲げられてありますけれども、これは年度当初の予定表から見て変更することもあるということなのですけれども、この予定表を見て、例えば、建築業者であれば、これは建築だから建築の仕事なのだなということで予定されている業者もいるのかなと思いますけれども、その点についてお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩田議員の御質問にお答えさせていただきます。この4月にお示しいたします予定表に基づいて、それぞれ該当いたします事業者の方々がどのように判断されているかということについては、私どもでは知り得ないわけでございますが、こういった概要についてお示ししながら、個々の工事につきましては、都度、指名委員会等におきまして、先ほどのお答えで申し上げましたように、どういった工種が適当なのかということを定めて指名をさせていただいておりますので、こういったことで不都合だというような声も私の耳には届いた経過もございませんので、御理解いただいているものかなというふうに理解しております。― 45 ―

再質問 3番 岩田浩志

それから、この表に、塗装業者の入札に関して建築とありますけれども、ここで建築、塗装という振り分けというのは何か意味があるのでしょうか、お伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

特に意味は持っておりませんけれども、それぞれの事業によって担当者が違っていることなどから、担当者の判断によって、その振り分けが表示されているというような部分もあるというふうに現場から聞いております。

再質問 3番 岩田浩志

1点目についてはわかりました。次に、2点目の質問について再質問させていただきます。町長の御答弁で、塗装工事の許可を有する業者というふうにありますけれども、この塗装工事の許可という点については、建設業者も皆さん持ち得ていると思うのですけれども、その点についてお伺いをいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

建築業者の方々も、塗装の許可をお持ちかどうかという御質問でございますが、私の認識といたしましては、町内はわかりませんが、一般的にそういう許可もお持ちの業者もあるでしょうし、あるいは、そういった個別の許可を有していない業者もあろうかと思いますが、これは個々についてはちょっとわかりかねます。

再質問 3番 岩田浩志

どうもちょっと認識がお互い違う部分もあるのかなということで、一般建築業を持っていると、塗装もないと住宅を受けることができないということで、当然ほとんどの方が持っていると思います。それで、この点については、建築業者の皆さんが3年ぐらい前までは、このような塗装業者に発注されるのではなくて、主たる工事が塗装であっても、建築業者に発注されたということで、3年前から変わってしまったと。この点について、例えば、尾岸町長から向山町長にかわって方針を転換されたのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

私が就任させていただきましてから、これらについて見直したことも、あるいは仕組みを変えたこともございません。従来どういうような形だったかということも存じておりませんけれども、現在行われている形がすべてでございます。

再質問 3番 岩田浩志

それで私も、建設業者からいろいろ情報をいただいていたのですけれども、やはり自分で確認していきたいということで、昨日、上川振興局の担当官のほうにお話を聞きました。そうしたら、発注者の考えで建設業にも、塗装業にも発注できるということでございます。ですから、ここの表に載っている工事に関しては、すべてを建設業に発注することもできます。これは発注者の考えです。それで近隣の自治体をちょっと調べさせていただくと、入札で見る限りは、低額の二、三百万円ぐらいの工事については塗装業者に発注している部分もありますけれども、1,000万円を超えるような工事に関しては、ほとんど建築業者に発注されている状況でございます。それで担当官にもこの塗装業ということでちょっとお伺いしたところ、一般的には塗装単体の工事がほとんどだと。ここでいう塗装工事というのは、道路のライン引き関係をもとに設定されたということで、軽微な塗装に関しては塗装業者に発注ということで、近隣の自治体でも500万円以上の塗装業者の発注が私の見る限りでありません。ですから、どこの自治体も、どこからどこまでという厳密な線引きがない中で、発注者の考えで発注しているということでございます。その点について、町長と私の考えがちょっとずれているのかなという感じがしたのですけれども、この点についてどのようにお考えか、お伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩田議員の御質問にお答えさせていただきます。制度的な部分につきまして必要でありましたら、担当課長から御説明申し上げますけれども、どういう業種の方々に、あるいはどちらの業種の方々にということにつきましては、それは現在、上富良野町の指名委員会等で持ち合わせておりますルールに基づいて、あるいは一般的なルール等を引用いたしまして運用されているというふうに思っておりまして、発注者の私が入札以前の、仕事の内容がどうであるからどちらに指名、あるいはどちらにウエートを、どういう業態の方にということは、これは一切申してもおりませんし、これは仮に岩田議員と理解が違っても、これはそういう意図を持って思いを発するものではないというふうに考えておりますので、御理解賜りたいと思います。

答弁 建設水道課長 北向一博(建設水道課長は2014年3月まで)

3番岩田議員の建― 46 ―設業の分類等に関する御質問もありましたので、その点、私の担当のほうからお答えしたいと思います。業種的には、28業種に分かれた許可制度が建設業法という法律に基づいて設定されてございます。この中で、特に建設一式、それから土木一式という特例の二つの建設工事許可があるわけですけれども、法律上の許可制度を運用する上で、この二つの一式制度というのがどうして設けられたかというところを若干説明すれば御理解いただけるかなと思いますので、少し時間が長くなりますけれども、御説明申し上げます。各市町村レベルで発注を行うわけですけれども、例えば、離島など単独の市町村で形成されている、隔離されたようなところについては、この業種すべてがそろっていないというような場面も多くあります。あわせて、極めて大規模な工事に至りますと、この工種の種別がほとんど、例えば建築でいいますと、15業種とか20業種が絡むような工事がございまして、これらをすべて分離発注するということについては非常に施工上問題があるということで、比較的この中で工種別に分けて大きな要素を含んだ部分を主体工事とみなしまして、その主体工事をなす業種区分で発注できるようにするという趣旨がございます。これが特に土木一式、それから建築一式ととらえられるものでございまして、これらに該当する業種取得者は町内業者に多数ございまして、問題はございませんけれども、例えば今回話題になっております塗装工事につきましては、実際のところ、1業者のみ指名登録名簿に載っているという関係でございます。この登録につきましては、3年以前、実は上富良野町にございませんでした。そのため、便宜的な、要するに離島とか、そういう業種がそろわない発注方式を準用いたしまして、建築一式という扱いの中にのみ込んで発注してございましたけれども、現時点で1業種、1業者がございますので、明確に発注分類を塗装といたしまして、競争が発生するように町外業者を含めて発注するという形式をとってございます。以上でございます。

再質問 3番 岩田浩志

どうして町内の建築業者に発注することができるにもかかわらず、それを町外の業者と競争させて、言葉は悪いですけれども、町外に仕事が流れていくような状況をあえてつくって仕事を発注しなければいけないかというのがちょっと理解できないのと、近隣の自治体でもそういうような方法で当然一般建築業に発注していますし、特に道のほうの仕事に関しては、かなり低額の工事についても建設業に発注されているという状況でございます。その辺について、もう一度お伺いをいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩田議員の御質問にお答えさせていただきます。先ほどからのお答えと重複いたしますけれども、私といたしましては、適正な競争原理が働くこと、理想論で申し上げますと、一般競争入札でございますが、そういうことは、実態としてこのような地方にはなじまない部分もございますので、今の制度で行っておりますが、岩田議員の御質問にあるような、そういう公平性あるいは透明性を欠くようなことは私はないというふうに理解しておりまして、これからもこのような形で工事が進むような仕組みでいくことを想定しておりますので、御理解いただきたいと思います。

再質問 3番 岩田浩志

現在、町でどういうことが起きているかというと、昨年、建設業者で町の仕事が1本もとれなかったと。経営努力が足りなかったと言ってしまえばそれまでなのですけれども、それで中富良野に看板を移そうかといった話も聞いてございますし、例えば、ことしの予定表を見て、建設の仕事がないから技術者を解雇したと、こういう建設業者もございます。そういった中で、今本当にモラルがなくなって、逆転状態で、これまで塗装業者に下請していたものが、今度、塗装業者から建築業者が仕事をもらっていると。例えば、この中で極めつけは、平成23年3月31日の吹上保養センター屋根改修工事でございます。これについては、建設業者がこれが塗装屋の仕事かと。よそから来られた業者も、上富良野の建築屋さんは町長にばかにされているんじゃないのと、そういった話も聞かされました。私もこれまでそのような実態だとか仕組みだとかなかなかわからない中で来て、そういった話を聞かされたので、ちょっと調べてみますと、やはりそういったことで首長がそのバランスを考えて仕事の発注をしているというふうにほかの自治体ではそのような方法でやっているのだなというふうに感じました。そこで、町長がそのままこの方式を取り入れていくということであれば、金額に関係なく工事の内容が塗装が主体であれば、5,000万円であろうと、6,000万円であろうと、こういう方法でいくということでもう道筋をつけられたのかなというふうに私はとらえております。そこで、例えばこのまま町が塗装工事でいくとい― 47 ―うことであれば、きのうも担当官に聞きました。そうしたら、経営審査決定書で指名願を出すことが、現在の町の建設業者皆さんできます。ただ、それには3カ月、4カ月の時間を要します。そういうことであれば指名願を提出することができるということでありますけれども、このような小さい町で塗装業者とそういった建築業者がその仕事を取り合うといったことも決して好ましい状況ではありませんし、例えば、ある隣町では建設業者と塗装業者が2者で入札を行っているところもございます。これに関しては、できるだけ町内に仕事をということで建設業者にその申請をしていただいて、2者に整えたのではないかなと私は想像するのですけれども、そういったことを考えれば、当然こうやって町外の業者と競争させるのであれば、町内にも指名願を出していない業者が3社あります。塗装工事業の看板を上げている業者。この方々にここ近年、そういった照会、行政指導等をしたことがあるのでしょうか。ちょっとお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩田議員の御質問にお答えさせていただきますが、まず、前段でお話ございました、他の許可を得ている方が、今御質問にありますような他の許可を得て、そして指名願を出すということは、これはルール上大いに結構なことでございますし、そういう道は閉ざされているものではないというふうに理解をしております。そういうことから、そういう参加できる前提は努力をしていただければ、いつでも、いつでもといいますか、年の区切りはございますけれども、そういう道はありますので、大いに頑張っていただければと期待するところでございます。また、他の指名願の出ていない、許可を得ていない業者について、行政指導をしたかというようなお尋ねでございますが、そういう情報提供等はされてきたこともあろうかなと思いますけれども、町が指導をするというような立場に果たしてあるのかどうかということは、私といたしましては、お答えできるような知識は持っておりません。

再質問 3番 岩田浩志

3社に私確認したところ、ここ近年、そういった照会ありませんと。大工さんから指名願、書類をそろえて出しなという、そういった勧めはありましたけれども、行政からそういったことはないということでございます。また、建設会社におかれましても、これまで、なぜそういうふうに変わっていったのかなという説明がないままこのようになったということで、困惑しているうちにここまで来たということでございます。そういったことで、このままこういうふうにいくというふうことを明確にされるのであれば、当然、私からもぜひとってくださいということでお話しするよりしようがないのかなというふうに考えておりますけれども、ほかの自治体から見てもかなり状況が違う中で、担当官のお話でも、例えば、このような高額の工事が塗装業者に発注されているというお話をしたら、一般的ではございませんねというお答えをいただきました。できるということで、可能性ではどちらでもできるということでありますから、発注者の意思でこういうふうになっているのであろうなというふうに私は認識しております。その点について、町長は今後このままこのような方法を続けるということで認識してよろしいですか、お伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩田議員の御質問にお答えさせていただきます。何度も同じお答えの繰り返しになりますけれども、それぞれの工種に応じた許可を得ている方々がそれぞれ適正に競っていただいて、そして、投資効率の高い仕事をしていただきたいということが大前提でございますので、そういう機会を得られる機会は皆さん持っておりますので、ぜひそういう本来あるべき姿、私の思っております本来のそういう仕組みの中で、これから町として対応することが望ましいというふうに私は理解をしているものでございます。

再質問 3番 岩田浩志

この点について、もう1点確認しておきたいのは、町内の建設業者に発注すれば、ほぼ100%町内の塗装屋さんにその仕事が回るというふうに私は認識しております。そんな中で、このように町外の業者に当然塗装の仕事がいっても、全然そういうことについては町長としては何ら構わないことだというふうに受けとめてよろしいですか、お伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩田議員の御質問にお答えいたしますが、そういう先を想定して町の事業を発注するというような想定は持っておりませんので、こういう場面でそういうお答えをすることは、私といたしましては、適当でないというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

再質問 3番 岩田浩志

わかりました。それでは次に、3点目の質問に移りたいというふうに思います。― 48 ―この北海道建設部で発行する営繕工事積算単価表、通常、業者が道単価と言われるものかなというふうに思っておりますけれども、この部分については、各業者さんもかなり厳しいのだという話を聞いております。それで、ここで2点ほどちょっと、実際の積算内容を伺いたいと思います。まず1点目は、平成21年3月30日の塗装工事、町営住宅整備工事、4,200万円落札額のこの工事の予定価格の設定方法を具体的にお示しいただきたいと思います。

答弁 技術審査担当課長 松本隆二

積算の根拠でございますけれども、当然、道単にあるものは、例えば足場工なら、足場工は道単にきちっと載ってございますので、それは道単を使用しております。塗装のことについては、中には、ほとんど道単には載っていない単価がございますので、見積もりを徴収して積算してございます。以上でございます。

再質問 3番 岩田浩志

道単価にない部分は業者の見積もりということでありますけれども、その業者の見積もりというのは、どこの業者の見積もりでございますか。

答弁 技術審査担当課長 松本隆二

上富良野町内業者でございます。以上です。

再質問 3番 岩田浩志

それは1社なのですか。それとも、例えばほかの建築業者だとか、他の塗装業者だとかからも見積もりをとっているのかどうなのか。額が高額なので、その点の方法を聞きたいと思います。

答弁 技術審査担当課長 松本隆二

町内業者1社でございます。以上です。

再質問 3番 岩田浩志

もう1点、平成23年3月31日の塗装、吹上保養センター屋根改修工事についてもお伺いをいたします。

答弁 技術審査担当課長 松本隆二

上富良野の保養センターも同様でございます。ただし、中には、改修工事の中に、工種の中に、全体を100といたしまして、約85%が塗装工事でございます。あとの残りの15%は、主に、相当屋根が傷んでいる部分がございますので、屋根のふきかえ部分も設計の中に入ってございます。見積もりの業者につきましては、先ほどの町営の公営住宅と同じ方法をとってございます。以上です。

再質問 3番 岩田浩志

わかりました。次に、4点目の特別簡易型総合評価落札方式の質問に再質問をさせていただきます。これは私も一般質問で提案させていただきまして、平成22年4月から試行的に運用しているということであります。それで、ここで制約事項が多くということでありますけれども、ちょっとどういうことなのかわからないので、説明をお願いしたいと思います。

答弁 総務課長 田中利幸(総務課長は2013年9月まで)

3番岩田議員の質問にお答えをいたします。私、入札全般の業務を担ってございますので、その点で御回答させていただきたいと思います。いわゆる総合評価型の入札制度ですが、基本的には一般競争入札を原則としておりまして、その応札をしたものから、いわゆる地域の貢献度ですとか熟知度、これらをもとに、別に点数制度でつけておいて、その点数と掛け合わせて、応札金額とあわせて行いますが、いわゆる一般競争入札でございますので、告示から実際には落札者を決めるまで、審査会等の準備がございますので、おおむね2カ月程度かかるなと。そういたしますと、補助事業の場合には、概算要求をして、交付申請をして、それからの着手ということになりますので、時間的にも非常に、そういう意味で制約が多い。したがいまして、この補助事業にはどうしてもなじまないなという観点でございます。以上です。

再質問 3番 岩田浩志

補助事業ということで、そういう制約が多いという内容はわかりました。でも、3,000万円を超える一般財源の事業というのはなかなかないのかなというふうに想像するのですけれども、その中で、例えば、対象となり得るような町内業者等のカルテあたりは既にできているのかどうなのか、お伺いいたします。

答弁 総務課長 田中利幸(総務課長は2013年9月まで)

3番岩田議員の御質問でございますが、先ほど冒頭御説明いたしましたように、この評価方式でいいますと、町内限定で行うものとは違います。いわゆる入札制度につきましては、これまでの歴史をかんがみて、いわゆる透明性― 49 ―を確保すること、競争性を確保するということは、今も不変の課題になってございますので、上富良野町内、もしくは富良野圏域だけで、これらの総合評価方式を実際にやるなんていう制度ではございませんので、少なくとも、例えばやるのでしたら、道内の地域限定にするのか、これは考え方いろいろありますが、いわゆる町内業者のみで行う制度ではないということだけ御理解をいただきたいと思います。

再質問 3番 岩田浩志

それはわかっているのです。それで、少なくともこれまでの工事を勘案して、町内の建築、土木業者のカルテ程度はもう既に準備が整っているのですかということを聞きたかったのですが。

答弁 総務課長 田中利幸(総務課長は2013年9月まで)

3番岩田議員の質問にお答えをいたします。いわゆる工事につきましては、上富良野町で発注した工事につきましては、その工事の内容をもとに点数化をしてございます。その品質に関して。ただ、受注実績のないところについては、上富良野町の評価はございませんが、いわゆる一般的なこの業者さんの点数、通信簿は、既にございます。ただ、指名競争入札ではございませんので、どういう方が応札してくるのか、応札の後にこれらの工事が適切に施工されるのかどうなのかの審査をしっかりすることになっています。したがいまして、今現在のどういう方が入ってくるのかは、うちに登録のある業者の名簿はもう既に持ってございますが、その方々がどこまで応札になってくるのかは、まだ結果としてはわからないということでございます。

再質問 3番 岩田浩志

わかりました。ある程度準備は整っているということで、もう既に運用できる状況にあるということで理解をいたしました。それで2項目めの行政運営についてということで、これまでもそれぞれの委員会で所管事務調査を、きょうもさせていただきましたけれども、町長になかなか具体的なお答えがいただけていないのですけれども、この点について、もう少し具体的な動きがあったのかどうなのか。例えばホームページ等々でもなかなか読み取れない部分がありますので、この点、もう一度お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩田議員の御質問にお答えさせていただきます。所管事務調査等をどのように活用しているのかというような御質問、加えて、それをどのようにそれぞれ原課に指示をしているのかというようなこともあわせてのお尋ねだったと思いますが、先ほどお答えさせていただきましたように、議長から、その都度、これらの調査結果を十分に行政施策の中で生かしていくようにということでお言葉も賜っておりますし、また、実際、それを具体的にどの部分にどういうふうに生かすというような、そういう具体的に形として残したり見えたりするというような、そういうような形態はとっておりませんが、平素、私ども役場の内部で調査研究をしていることなど、あるいは所管の委員会において調査研究をされていることなど、多重的に組み合わせて、最終的、私が政策をつくる段階で大いに活用させていただいているということで、形や仕組みであらわすことは、これはでき得ないことを御理解いただきたいと存じます。

再質問 3番 岩田浩志

私はできると思うのですよね。例えばきょうの報告にしても、例えば各担当所管に、これを内部協議して、レポートを私に提出せということで、それに町長が魂をつけて、すべてをしてほしいとか、そういうことを言っているわけではなくて、しっかり見えるような形で内部協議並びにどの部分がどのように反映されているのかというものを、やはり町長が示すべきだと私は考えるのですけれども、その点いかがですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

岩田議員の2項目めの御質問に再度お答えいたしますが、私も議員の時代、委員長として責任者として調査をした経験もございますが、現在も当時も、これは独自に調査をして、そして、行政運営に役立ててほしいということが私は精神だと思っておりますので、私、今、行政執行を預かる立場として、それを広義に受けとめまして、さまざまな場面で役に立てたり、あるいは活用させていただく部分については、それは大いに活用させていただきますとともに、さらにそれに内部の調査研究等も重ね合わせて、より一層仕組みがしっかりとした政策立案をしていこうという思いでございまして、今岩田議員からお話もございましたが、それは政策手法の問題でありまして、それは個々の価値観でございますので、私は私としての方針を持って行政の施策の組み立てに当たっているということで御理解いただきたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月21日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる