上富良野町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月19日
(1)農業行政について/(2)広域連合について/(3)放課後の子どもの安全対策について/(4)国民健康保険税の軽減策について/(5)見晴台公園の活用について/(6)医療行政について/(7)教育行政について
2006年12月19日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「農業行政について」「広域連合について」「放課後の子どもの安全対策について」「国民健康保険税の軽減策について」「見晴台公園の活用について」「医療行政について」「教育行政について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆が答弁しました。
- 質問者
- 米沢義英 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 7 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 9番 米沢義英
私は、さきに通告してありました点について質問いたします。一つ目には、農業行政についてお伺いいたします。今、世界の食糧事情が大きく変わり始めています。将来は世界的に人口がふえ、食糧の確保が困難になるとされています。しかし、日本では外国からの食糧の輸入に依存し、今では食糧の自給率が39%台に下がるという現状にあります。こういう状況の中で、日本や上富良野町の農業がますます危機に追いやられているというところではないでしょうか。しかし、政府はこの現状を顧みず、食糧の自給率の向上が求められているのにもかかわらず、今回、オーストラリアとの自由貿易協定の交渉入りに合意したとの報道に、多くの農家やそれに関連する業界にも衝撃を与えるという状況になりました。仮に日本とオーストラリアとの自由貿易協定が成立するとすれば、日本農業にとっても深刻な影響が出るばかりか、北海道農業にとっては、さらに離農に追い打ちをかけるということは避けられません。この間、北海道庁の試算では、麦や砂糖、乳製品、牛肉の生産額4,456億円が減少、さらに、流通業界などの関連産業を含めますと1兆3,716億円もの減少が予想されるという試算を発表しました。同時に、北海道全体で2万1,000戸余りの農家が離農に追い込まれるということも報道されました。関連産業では4万7,000人の失業者を生むということ。また同時に、農水省の試算では、4品目だけでも生産の減少額は約7,900億円になるとしています。小麦、砂糖の国内生産がほぼ全滅、乳製品等牛肉が半壊となるということで衝撃を受けているところであります。また同時に、米においてもその影響は避けられません。このレールを敷いたのは、2005年に、当時の首相であった小泉さん、そして、それを協議入りに導いた安倍内閣においては大きな問題があり、上富良野町の将来にとっても、また、日本農業にとっても大きな影響を及ぼすことを考えたときに、この現状を町長はどのように認識され、対処されようとしているのか、この見解についてお伺いいたします。次に、広域連合について伺います。今、富良野地方の5市町村による今後の広域行政のあり方が協議されている最中であります。いずれにいたしましても、今後の協議内容等の計画については住民に開示するということが求められます。そこで、お伺いしたいのは、今後の広域連合協議会の流れについて、最終年度はいつまで設定されているのかお伺いいたします。また同時にお伺いしたいのは、上富良野町の学校給食の特色は、地元の野菜をふんだんに使用し、さ― 42 ―らに一人一人の児童の食に対するアレルギーの実態を把握しながら、きめ細やかな給食を提供することに心がけています。そういう意味では、富良野5市町村では、特別な特色ある学校給食の取り組みを実践している地域と言っても過言ではないでしょう。また、多くの児童生徒からも好評を得て、また、アンケート調査により児童生徒の好みの要望も聞きながら特色ある給食の提供をしています。私は、こういうことを考えたときに、確かに広域連合の流れはあるとしても、地域の特色を生かさない方法はないと考えています。この地域の食材を使い、給食に提供するということは、これからますます、アトピーやアレルギーという形の中でますます必要になってくるものと考えています。そういう意味で、町長は、こういった特色を生かす、何が何でも連合という形ではなく、地域の特色を残すためにも広域連合から除外すべき課題ではないかと考えていますが、この点についての町長の答弁を求めるものであります。次に、放課後の子ども安全対策についてお伺いいたします。国は今、放課後子どもプランを発表しました。その主な内容は、現在実施している文部科学省の地域子ども教室と、厚生労働省の放課後児童クラブ、通称、学童保育と言われておりますが、この両方を一体化するという方針を示しました。しかし一方では、当面、段階的に両方を併設、併用しながら運用してもいいという方針でもあります。さらに、将来は小学校へ移管するという方針が示されております。しかし、両事業は、根本からその内容が異なります。例えば地域子ども教室は、児童の放課後対策という点で緊急に出てきたものであり、放課後対策という点では共通点があります。しかし、地域子ども教室のねらいは、遊びの伝承を基本とし、あるいは読み聞かせ、自然体験など、高齢者との交流などをねらったものであり、帰宅時間においてもおおむね午後4時とされています。一方、学童保育では、児童福祉法において、昼間保護者が家庭にいない児童及び遊びの場を提供するという状況、また同時に学習の場を提供するという内容のものであります。ここには、子供の健全育成を図るという高い思想のもとに位置づけられているところでもあります。またそこには、衣食住を指導員とともにし、その中から地域とのかかわりを学ぶという理念があるわけであり、このことを考えたときに、両方を一緒にまとめるというところに、多くの現場からも無理があるという批判が出てきているのも実情であります。いずれにいたしましても、来年度からその方向性が決まっているわけですから、町においては、このような課題を抱えながら、仮に統一してやられるのであれば、どのような観点でこの事業を推進しようとしているのか、この点について、町の今後の対応についてお伺いしたいと思います。次に、国民健康保険税の軽減策についてお伺いいたします。国民健康保険事業は、ほかの健康保険に加入していない人が必ず加入しなければならないという医療制度でもあります。また、特徴的なこととしては、高齢者や低所得者が多く加入し、財政基盤が弱いことなどが挙げられます。ほかの健康保険に比べても保険給付費が高くなるという構造的な課題を抱えています。また、近年、不景気や失業、倒産などの構造不況の中で、営業収益が後退する、売り上げが伸びない、失業者が増大するという状況の中で、この間の総理府や国税庁の調査でも、家計収入が減少し、年間給与300万円以下の世帯が急増したという報道がされています。まさに二極分化が進んでいるということを示しています。それを裏づけるように、上富良野町においても4割の国保加入世帯、実に5割を超える世帯が何らかの低所得者の軽減世帯という状況になっています。また、国民健康保険法第1条は、まさに社会保障制度の位置づけをし、この中では、次のように条文が述べられています。「社会保障及び国民保険の向上に寄与することを目的とする」ということが明記されています。しかし、この間、国は、社会保障との位置づけとは裏腹に、逆に国庫補助率を引き下げる、また、地方自治体においては税率を引き上げるという状況の中で、この社会保障そのものが、ないがしろにされるという状況になってきています。以上のことを述べまして、私は、余りにも高い国民健康保険税の負担軽減のためにも引き下げを行い、納税者の負担軽減を図るべきだと考えますが、この点についての町長の見解を求めるものであります。次に、見晴台の活用についてお伺いいたします。見晴台の設置等においては、当初から地元の農産物などが販売できる場所として活用する、あるいは地域の野外活動の場、あるいは自治交流の場というフレーズであります。また同時に、上富良野の魅力をPRできる情報発信の場だという中で、この見晴台が設置されましたが、今後、町においては、この見晴台を町の活性化に結びつけたいということを― 43 ―言っているわけですが、この点について、今後どのような活用が図られるのか、明確な答弁を求めるものであります。医療行政についてお伺いいたします。国は、社会保障制度そのものを根底から崩そうとしています。介護保険制度の改悪、老人医療制度の自己負担率の引き上げ、生活保護制度、年金制度の改悪など、数限りない改悪を行ってきました。さらに、これでは足りないという状況の中で、療養病床の再編を今行ってきています。全国の38万床ある療養病床のうち、医療型の25万床を15万床に減らそうとしています。道内においては約2万1,000床、町においては16床。また、13万床の介護型を、これを2012年3月までに廃止しようとしています。道内においては9,000床、町においては20床を保有するという状況になっています。厚生労働省は、この療養病床再編の理由として、医療の必要性の低い患者が約5割いる、あるいは社会的入院だとして、退院させようというのがねらいでありますが、根本的には総医療費の総体的抑制をねらったものであります。また、入院患者の退院後の受け皿として、介護施設や老人保健施設、あるいは在宅での推進、対応するから受け皿はきっちりしているということを言っています。しかし、実態はどうでしょう。上富良野町の現状を見ても、介護施設は待機者がいるという状況、近隣の市町村を見ても同じであります。在宅への移行を推進すると言っていますが、在宅へ戻ったとしても、お互いが高齢で、介護ができる環境にはないというのが実態であります。医師会や関係する自治体においては、まさに怒りの声が出、介護する家族からは、介護の実態を無視したやり方に対して多くの怒りの声が出ています。しかも、既にもう療養病床の再編の期限が2012年3月までと決まっております。入院患者やその家族に不安を与えないようにするということが今町に求められています。第3期介護保険計画の終了年度の平成20年度までに療養病床を介護施設等に転換を図った場合には補助制度があると聞いています。病院経営の方針のあり方としても、きっちりと、どの方向に進むのかという方針を町長は示すべきだと考えますが、町長は、これらの対応をどのようにされるのかお伺いいたします。次に、教育行政について伺いいたします。子供たちのいじめや自殺が相次いで、社会に波紋を投げかけるという状況があります。事件があるごとに、今、教育のあり方が問題になっています。しかし、問題は過度の詰め込み教育や管理社会の中で、子供たちが何らかのストレスを抱えるという状況、そのはけ口として、いじめが横行するということが言われています。いじめ問題が発生するとは知らなかったということでは済まされませんから、地域や教育現場も含めて、子供たちの命や人権を守る、これを怠ってはならないということは言うまでもありません。また、いじめがあれば早期発見して対処するということが求められます。以上のことを述べまして、今、上富良野町の実態として、いじめられている状況があるのかどうなのかということ、この間、教育長の答弁もありましたが、また同時に、アンケート調査、同時に、相談窓口の開設を検討されているのか、この点について答弁を求めるものであります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番米沢議員の7項目の御質問にお答えいたします。まず、1項目めの農業行政については、議員も既に御承知のことと思いますが、政府は、日本とオーストラリアとの自由貿易協定の締結交渉に入る方針を決めております。仮に関税が撤廃されることになれば、議員御質問にありますように、日本農業はもとより、乳製品、牛乳、小麦、砂糖の生産を主体とする北海道農業は大きな打撃を受けることになるわけであります。議員御指摘のように、農業生産を初め、チーズ工場、てん菜工場等の関連産業を含めますと、その影響力は約1兆3,760億円と言われております。私といたしましても、仮に関税が撤廃されることになれば、北海道農業や地域経済が崩壊しかねない状況に陥ることは十分認識いたしております。各市町村議会における自由貿易交渉に関する意見書の採択及び政府への提出につきましても承知をしておりますので、本町といたしましても、国の情勢等を十分に見きわめるとともに、北海道町村会や北海道農村確立連絡会議等の関係機関と連携を密に図りながら、中央要請等を行ってまいりたいと存じます。次に、2項目めの広域連合についての御質問にお― 44 ―答えさせていただきます。広域連合の協議期間につきましては、これから広域連合設立を前提とした準備委員会の立ち上げに向け、12月1日に5市町村から、広域連合担当職員を選出し、具体的検討に入ったところであります。今後、準備委員会を正式にスタートさせ、その中に専門部会を設け、各分野の担当レベルにおいて詳細についての検討をする予定であります。移行可能な事務から広域連合で処理を開始し、その後において、5市町村の協議で処理可能な事務を拡大していくことも検討予定でありますことを御理解賜りますようお願い申し上げます。また、地元食材を活用、提供する学校給食を広域連合から除外するのかとの御質問でありますが、地産地消の観点からも、地元食材の活用は今後も考えなければなりませんので、広域行政の中でも引き続き工夫することが重要であると認識いたしておりますことを御理解賜りたいと思います。次に、3項目めの子どもの安全対策についてお答えさせていただきます。現在、教育委員会が実施する地域子ども教室と、保健福祉課が実施する放課後育児対策事業が、平成19年度から一体的、あるいは連携しながら実施する総合的な放課後対策事業、放課後子どもプランとして、原則、学校を活用して推進するよう文部科学省及び厚生労働省において、その具体化が進められているところであります。当町におきましても、教育委員会と連携し、国の事業内容に即応し得る体制の検討を重ねているところであります。御質問の利用児童の環境による対応については、現時点におきましても、児童館で放課後対策児童と一般児童が混在し、帰宅時間などに異なる点がありますが、いずれも円滑な対応を進めさせていただきたいと思うところであります。今後、教育委員会とも検討を重ね、使用施設や開催日数、使用場所、曜日や時間ごとの対応、管理方法について具体的に決定する予定でありますが、両事業が連携することによって、より効果的な事業となるよう推進を図ってまいります。次に、4項目めの国民健康保険税の軽減策についてお答えさせていただきます。国民健康保険税を取り巻く環境は、少子高齢化の急速な進展や社会経済情勢の変化などにより、制度的にも経済的にも大変厳しい状況にあり、特に、道内における経済の低迷が保険税収納の低下を来すなど、財政的に不安定要素を抱えながらの運営を強いられているところであります。しかしながら、御質問の軽減策の検討につきましては、今までも何度も申し上げてまいりましたように、制度の仕組みを超えて町税を投入することによる国保税の負担軽減はでき得ないことも御理解を願いたいと思います。次に、5項目めの見晴台公園の活用についての御質問ですが、この公園につきましては、観光などの地場産業にかかわる情報発信を初め、さまざまな活動を展開する中から、地域PRや地域振興につなげる場所として、その活用を考えているところであります。議員から御発言のあった地元農産物の販売も、その一つとして想定できるところでありますが、販売形態といたしましては、専用施設等を常設して販売するものではなく、イベント的に行うことを考えており、他の活動についても同様に考えておるところであります。周辺地域の住民の皆様はもとより、町民の皆様にも気軽に利用いただける公園として適正な管理に努めるとともに、農業、商業、観光など、地元の経済への波及及び振興に貢献できるように、その運営を図っていく所存でありますので、御理解を賜りたいと思います。次に、6項目めの医療行政についての御質問にお答えさせていただきます。町立病院の療養病床は、平成12年度、介護保険制度発足にあわせ、一般病床から医療保険病床16床と介護保険病床20床の合わせて36床に転換して運営をいたしております。11月末現在の療養病床入院者数は、ショート利用で2名を除きますと23名となっております。この療養病床については、このたびの医療制度改正により、平成23年度までに、現在の医療保険適用25万床と介護保険適用13万床の合計38万床を、入院患者の状態に合わせて機能を分担することとなり、医療の必要性が高いものに対応する医療保険適用を15万床に削減し、必要性の低いものについては、在宅や老人保健施設などに移行することになったところであります。本町では、削減後の受け入れる施設としては、特別養護老人ホーム等がありますが、現在は新たに受け入れる余裕がない状況であり、また、在宅につきましても、単独世帯や高齢者世帯などが多く、極めて厳しい状況にあると考えております。このような状況を踏まえ、また、現在の一般病床の入院者が60%程度である現状をも十分に考慮し、療養病床が廃止された後の病院運営形態等について、現段階での検討を進めておるところであります。今後は、その方向が見えてくる時期をとらえ、関― 45 ―係機関や議会等々の議論を進めてまいらなければならないと考えております。なお、仮に老健や特養等の福祉施設への転換とすれば、老人介護保険事業であります第3期計画に反映することになりますので、時期的な制限も念頭に置いた検討が必要と考えておりますことを御理解賜りたいと思います。
答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)
7項目めの教育行政にかかわるいじめ問題についてお答えをさせていただきます。大きな社会問題となっているいじめの実態につきましては、さきのお二人の御質問にもお答えしたとおりでありますが、どのいじめにつきましても、その後の対応により、これらほとんどが解決の方向に至っていると認識をしています。さて、実態把握等のためのアンケート調査についてでありますが、北海道教育委員会において、この12月中にアンケートを実施することとなっておりますので、本町においても、この実施に協力し、いじめの実態をより正確に把握し、緊急性、波及性、重大性のある事案につきましては、学校や家庭等々の協力のもと速やかに解決に当たるとともに、今後の指導に役立ててまいりたいと考えております。次に、相談窓口についてでありますが、今、町独自の対応として、上富良野中学校に心の教育相談員を、また、本年度より養護教諭を2名の複数配置とし、生徒の心や体の悩みの相談に応じているところであります。御質問の相談窓口についてですが、本町においては、独自の相談窓口の設置については、専門知識を有した人材の確保等が難しいことなどから、現段階で専門窓口の設置は考えておりませんが、子供たちの電話相談の窓口として、北海道いじめ等対策本部から関係機関団体の相談窓口が紹介されているカードを全校生徒に配付させていただいたところであります。今後も、いじめ問題については、学校を初め教育委員会においても日ごろの相談体制を維持し、子供たちの小さな変化やサインに細心の注意を払いながら、いじめ根絶に向けて早期発見、早期解決に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 9番 米沢義英
まず、農業行政についてお伺いいたします。これは、国との関係でありますが、地方自治体にとっても極めて重要な問題であります。上富良野町の農家の方に聞きましたら、この時期にこの協定が仮に結ばれるということになると、余りにも私たち農家の事情そのものを顧みない、全く無視した、そういうやり方だという形で怒りをあらわにしています。今度の交渉は、従来の交渉と違いまして、もう既に、いわゆる4品目を国自体も除外するという国会での決議はありましたが、国自体がまだはっきりそこに向かうかどうかわからないという状況にもあります。もう一度確認したいのは、町長は、今の農業事情からしまして、今、国が進めている協定等のやり方に対して問題があるというふうにお考えだとは思いますが、もう一度この場でお伺いしたい。もう一つは、必要最小限、やはり国に働きかけていただきたいのは、オーストラリア自体が、この問題、絶対まかりならないと、完全撤廃だという段階になるかもしれませんけれども、そういうときには、国に対しては交渉を離脱するということをぜひ要望していただきたいというふうに思いますが、この点、町長の見解についてお伺いいたします。次に、広域連合についてお伺いいたします。ここで、学校給食の問題について、1点に絞らせていただきたいというふうに思いますが、この中では、引き続き広域行政の中で地元の食材を、地産地消の立場から工夫するということだけ書いてありまして、必ずしも上富良野の特色を生かした上富良野町独自の給食を残すというふうには書かれていないわけであります。そのとおりでいいのかですね。私は、この間の上富良野町の給食の取り組みというのは、本当に他の町村にもやはり誇れるものだというふうに思っています。それは、アンケート調査を行いながら、地元の小豆や小麦を使ったパンをつくるだとか、セルフサービス的なおにぎり給食を実施するだとか、時には、新1年生や6年生、中学生のお祝いメニューをつくるなど、本当に工夫を凝らした給食をこの間行ってきました。また、ノロウイルス等についても、やはり絶対食中毒を出さないという形の中での安全・安心の対策を一貫してやっているわけであります。そのことを考えたときに、私はこういう給食の問題については、広域連合の中からやはり除外すべきではないかと、そして、上富良野町の特色を生かしてこそ上富良野町の誇れるまちづくりという中にも一石を投じるものではないかというふうに考えておりますが、この点について、町長はどのようにお考えなのかお伺いいたします。次、放課後の安全対策の問題でありますが、確かに、今の現状で見ますと、それぞれ分かれておりま― 46 ―すので、何ら問題がないような形で、この答弁書を見ましたら書かれております。しかし、実際、地域子ども教室においても幾つかの問題点があります。それは、学校の施設を使っていますので、当然ここを利用する低学年が、学校を終了するのが早いものですから、低学年が比較的多く利用する、そうしますと、授業中に廊下を走ったりだとか、そういう問題等が生まれてきております。また同時に、この地域子ども教室は、あくまでも任意でありますから、来る来ないはその子供たちの判断という形になります。一応は登録しますが、そういう形になります。また、学童保育の場合、やはり土曜日を、また、夏休みも使っております。地域子ども教室の場合は、2月から3月ぐらいまで休みという形になって、土曜日等については利用されていないという現状があります。そういう意味で、こういう二つの異なる事業を統一するということになれば、いわゆる帰宅の時間は、学童保育は5時です。この中で、指導員の方が1人にどうかかわっているのかということをお話ししたいと思いますが、学童保育の場合は登録してありますので、この子供が時間までになかなか来ないという場合、電話番号もきちっと連絡先も控えておいて、学校にも電話して、出たかどうか確認して、最後まで、到着するまで安全の確認をしているというのが実態です。ここが根本的な地域子ども教室との違いであると同時に、お誕生会だとかクリスマス会だとか、こういうこともやられています。これが施設に移ってしまうと、学校は、そういう現状では機能を要していませんので、こういう事業をすることができなくなるという問題を抱えています。ですから、この違った二つの機能を、本来であれば、それぞれ充実するということが必要なのですが、もうこの段階に来ましたら、いかにして統一して、やはりそれぞれの機能を失うことなく前へ進めるかというところを、きっちりとした方針を持っていなければならない時期だというふうに思いますが、しかし、ここには通り一遍の文句しか書かれておりませんので、そういう実情を踏まえて、もう一度現状をよく分析しながら、どのような対応をとられようとしているのか、この点についてお伺いしておきたいと思います。次に、国民健康保険税の軽減策の問題についてお伺いいたします。平成14年度から見ますと、均等割等についても上がりました。所得割等についても上がりました。1世帯の調定額においても、17年度の決算を見ますと、14年度から比べて7万1,000円という状況で、約3,000円から4,000円上がっているという状況になってきています。何回も言いますが、国民健康保険の加入世帯というのは、自営業者、あるいは一般の政官健保等に加入されていない人たちが加入しています。また同時に、高齢者が加入するわけですから、当然ここには医療費が膨らむという矛盾した内容が生まれてきております。この答弁書の中には、制度の仕組みを超えて町税を投入することはできないのだという形で言っておりますが、これはないのだろうと思います。私は、1億2,700万円の基金の一部、これを取り崩せば、仮に3,000万円取り崩しただけでも、1世帯当たり1万3,000円の軽減ができるわけであります。ため込むだけがいいわけではなくて、ため込むのだけれども、そこにはある程度軽減できるような、そういう税の使い方というのも、一方で政策的な展開として私は必要だと思います。町長は事あるごとに、軽減策があるから軽減しているのだと、国のいわゆる法定減免に基づいて軽減しているから、軽減しているのではないかということを言っているのだけれども、しかし、この人たち、あるいはそれ以外の人たちにしても、今、定率控除の廃止や縮小、見直し、老齢者年金控除の見直し等によって、すべてが上がってきているのです、所得が。ですから、いかに国保税の負担が耐えられない、本当に限度額までいっぱい来ているという状況です。17年度の決算を見ても、いわゆる低所得者の部分での滞納者がふえてきているということが報告されております。こういうことを考えたときに、私は、こういう基金を生かしながら、直ちに来年度に向けて国民健康保険税の軽減策をとるべきだと。一方で、罰則規定はどんどん強化されると。加入している世帯の人にしてみれば本当にひどい話なのです。この点について、町長の見解を求めます。次に、見晴台については、文字どおり、9月でしたか、行政調査へ行ったときに、大体一坪ぐらいの狭いところで案内所を設置するというのです。この間の説明では、イベント等において、ある程度地元に流れを変えられるような、そういう形式のことを、地元農産物販売するだとかという形の中で実施したいということを言っていましたけれども、見たら、それを設置する場所がないです。設置するということになれば、緑地か、あるいは駐車場です。駐車場といったって、あそこは許可を当然もらわないと使用できないわけで、どうもやることが、中身が見えていないというのが私の実感です。― 47 ―そういう意味では、本当に地域の活性化の呼び水という当初の言葉を尊重して、それを運用するということであれば、案内所のあり方も根本的に、ただ案内して、どこどこに施設があるというだけではなくて、もっと一工夫も二工夫もした取り組みが必要ではないかという感じがいたします。具体的にどういうふうにされようとしているのか、具体的な構想がありましたら、もう一度きっちりとお聞かせ願いたいと思います。次に、療養病床の再編の問題についてお伺いいたします。療養病床の再編で一番困るのは、やっぱり入院している患者の方です。上富良野町の入院している実態を見ますと、介護度が高い方が入院されております。再三言いますが、介護施設へ移ろうとしても待機者がいる、あるいは在宅という形でも、高齢者同士が介護せざるを得ない、あるいは自分みずから口から物を食べることができない、流動食を施している方もいるというのが実態であります。こういう人たちが安心して暮らせるような環境づくり、これは今、2012年の療養病床の転換が迫っているという段階で、いまだに町においては、この町立病院の運営のあり方をどうするのかという方針を持っていないのです。第3期内において、療養病床再編を行う自治体については一定の補助制度があるというふうに書かれております。それを活用してきっちりとした介護施設に転換を図るのであれば、そういう補助制度を使いながら転換を図るということが、今この時期になっては当然必要だと思います。その時期を逃すと、もう既に、それ以後については、国では、この制度が受けられないというような話も出ておりますし、さらに、総体的な介護施設の、特養だとか老健などの総体的な枠が狭められますので、ここで制約がさらに受けられて、右へ進もうとしても左へ進もうとしても動けない状態になります。ですから、この第3期の平成20年の間に、今すぐ、どうするのかという方針を持って、直ちに取り組む必要があると思いますが、町長はそのような危機感を持っておられるのですか、持っていないと思いますよ、私は。この点、どういうふうにされるのかお伺いしておきたいというふうに思います。次に、教育行政についてでありますが、当面は窓口の設置というのは、道、あるいはという形の中での対応をするカードを、どういう機関に相談したらいいかということで配ったということですが、富良野圏域でも、広域でこういうのがあるのかどうか、もしもなければ、圏域で取り組む必要があると思いますが、その点。いじめがあったという報告が数件あるということですが、どの学校で、小学校なのか中学校なのか、どういうことが原因でいじめに至ったのか、解決したところと解決していないところがあるということをおっしゃっていますので、この経過は今、実態はどのようになっているのか、この点についてお伺いしておきたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番米沢議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、農業行政の問題、自由貿易協定の締結についてのお話でありますが、このことにつきましては、私も議員と同じように危機感を大きく持っておりまして、このことにつきましては、既に北海道知事を中心とした市長会、町村会、農業団体等々が国に対する要望の展開等々もしておりますし、過般、私どもの上川町村会の中でも、その対応に対処したところであります。このことは、今言う4品目を例外視してくれるのか、あるいは関税の税率の問題をどうするのか、そういったいろいろな国家間の交渉に入るわけでありますが、これは国家間の交渉でありますから、我々は十分、国の方向性を十分に見きわめながら、それらの対処をしていかなければならないし、場合によっては、その状況に応じた中で、国に対して締結をしないように要望していくということも、北海道農業、ひいては地元農業を守るための大きな課題であるというふうに認識しておりますので、さきにお答えさせていただきましたように、十分に国の情勢を見きわめながら、北海道町村会、あるいは北海道の農業関係等々の関係機関と密な連携を図って対処していきたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、広域連合におきます給食の問題を重点とした御質問をいただきました。このことにつきましては、基本的には、地域の地産地消を中心とした中で、地域の農畜産物、あるいは給食食材を地元で調達することを重点に置きながら対処していくということは、非常に重要なことであるというふうに思いますし、今後におきましても、今、広域の中で給食の問題も協議を重ねていくところでありますが、新たに上富良野町が参加するということになりますと、新たに施設の問題等々も生じてまいりますので、早急に上富良野町が加入していくということはなかなか難しい部分もございます。しかし、我が町におきましても、給食関係に対する財政投資も大きな金額になっておりますし、施設そのものも老朽化してきて、それらの見直しを図ら― 48 ―なければならない時期が来ているというようなことでもありますので、こういった部分につきましても、広域の中で対応していく方向性をも検討しながら、今後の給食の対応を図っていくように考えていきたいというふうに思っておりますが、何はともあれ、やはり給食を受ける児童たちにとって、いかに適切な給食を配膳することができるかということが重要であるということを基本とした中で、今後の検討をさせていただきたいというふうに思うところであります。次に、放課後の子供たちの安全対策、児童対策でありますけれども、今、来年から統合した放課後対策事業として取り進めていくことにつきましては、今鋭意、教育委員会及び担当部署との協議を重ねながら、次年度予算編成が今取り進められておりますが、その予算編成の中で、事業内容を十分に精査しながら、今、両部署で検討しております事業内容を十二分に見きわめて、私としても最終的な判断をしていきたいというふうに思うところでありますが、何はともあれ、この事業が連携して、より効果的な事業として推進ができるように、十分、議員の御意見等々も承りながら、今後の対策を、19年度4月からの対策につきまして、予算編成の審議の中で十分事業内容を精査していきたいというふうに思いますので、御理解を賜りたいと思います。次に、国保税の軽減策でありますけれども、このことにつきましては、何度か議員から御質問をいただいておるところでありますが、議員おっしゃるとおり、国保という事業につきましては非常に厳しい現実にあるということでありまして、さきの議員にもお答えさせていただきましたが、75歳からの後期高齢者に対しましては、北海道180市町村でもって広域連合で実施するということで方向が定まりました。いろいろな面で私は、国や北海道に要望しておる中の一つとして、この国保と介護は、単位市町村で対応するのではなくて、都道府県が対応すべきであるということで要望を重ねているところでありますけれども、今現在は、市町村が対応する部分につきましては、国保事業の目的に沿った対応を進めていかなければならないというふうに思っておるところであります。さきにお答えさせていただきましたように、国保に加入している方々が我が町の人口の4割に満たないというような状況でございます。1万2,000人の人口の中で、4,000人ぐらいの方々でありますが、そこに他保険に加入をしている方々の税をも含めて投入するということは、なかなか私としても大きな課題をしょっておるということでありますので、保険事業の対応を図る中で、ひとつその措置をしていきたいというふうに思います。基金の支消によって、これだけの軽減ができるぞということでありますが、議員も御承知のとおり、この基金も、年度的に年次計画を立てながら基金を支消しながら予算編成をさせていただいて、そして国保会計を維持しておるところでありますし、急激な医療費の支払いが出てまいりますと、財政運営ができ得ないというようなことから、基金を支消しながら支払いをしているというようなことで、そういった緊急の場合のためにも、ある程度の基金は必要であるということでありますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。次に、見晴台の件でありますが、見晴台の対応につきましては、議員の御意見にもありますように、十分私どもとしても財政投資効果があらわれる管理運営をしていかなければならないというふうに思っておるところでありまして、ただ、いろいろな施設の対応の中でも、固定的な施設をあそこに建設して対応するという考え方は当初から持っておりません。仮設的な施設によって、必要な最小限の施設を対応して、農業、商業、観光等々の地元経済への波及や振興に貢献できるような対応を図っていきたいということで、今後、ここの管理運営につきましても指定管理者制度を対応して取り進めていくために、今、指定管理者の選定をしているところでありますので、これらの部分を対処しながら、今後の19年度4月からの運営に当たって、十分、議員の意見も見きわめながら対処してまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。次に、医療行政におきます療養型病床群の平成23年における廃止等々の対応でありますが、これも国の対応の中で、私どもも大いにこの問題を重要なものとして受けとめておるところであります。今現在、療養型病床群20床、医療型病床群16床、これらに入っておる方々を、即、はい、さようなら、出ていってくださいということで自宅へ戻せるのかと、議員が心配されておりますように、私としてもそのとおり考えて、簡単なものではないという認識でおるところであります。というよりも、基本的には、このことがだめになることによって、病院経営そのものがどうなるのかということが大きな課題でございます。病院経営が厳しくなったがゆえに、この療養型病床群20床と医療型病床群16床を一般病床から変えて対処して、病院経営を今やっておるわけでありますが、これがなくなったら病院経営は全くでき得なくなってまいります。私は、新たな年度、今年度に入ると同時に、担当― 49 ―の方には指示をいたしまして、これらの検討をさせるように指示をいたしております。町長は何もしていないのではないかという議員の御指摘でありますが、既にここの問題については、議員が質問のように、今、20年までの補助制度もあるし、いろいろなものもあると、病院経営そのものをどうするかということを、今、病院だけでなくて福祉部門との共同で検討させながら、その方向性を今対応しているところでありますが、これらの部分が十分まとまり次第、病院運営審議会等々の御意見も承りながら、また、町民の意見を承りながら、議員の皆さん方にもそれらの方向性を提示して議論をしていきたいというふうに思っておりますが、今の段階ではそこまでなっていないということで、今、内部的に関係部署との協議を重ねている段階であるということで、御理解を賜りたいと思います。
答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)
いじめ問題に関する再質問にお答えをさせていただきます。まず、1点目の富良野圏域での相談室の窓口についてはあるのかという御質問であります。現在のところ、富良野圏域での公的な相談窓口はありません。2点目でありますが、いじめの実態であります。どこの学校でというようなことでありますが、上富良野町内の学校ということで御容赦を賜っておきたいなというふうに思います。その内容につきましては、ある特定の児童生徒がからかわれたり、また、無視されたり、言葉での悪ふざけ、「お化け」とか、そういうような言葉を浴びせられたというような事実が我々の方に報告をされているところであります。なお、数件の中で、大半がこの種に属したものというふうに認識をしているところであります。その対応といたしましては、当該生徒への指導、これも、被害を受けた者、また、加えた者ということがありますが、これらに対する加害児童には、今後の言動について強く学校で指導をしている。また、保護者につきましても、加害生徒の保護者、また、被害生徒の保護者ということになろうかと思いますが、被害生徒の保護者には、学校と家庭との連絡を密にするというようなことを現在も、そういう事態が発見されてから行っているところであります。その後におきましては、担任による教育相談を随時行うとともに、また、担任のみならず、学校全体での取り組みにして、その状況を見守っているということになっているところであります。以上であります。
質問 9番 米沢義英
まず、国保税の軽減についてお伺いいたしますが、よく町長は、ほかにおいても、この種の問題では、ただここに税を投入するのは不均衡が生まれるという形で言っております。私は、社会保障制度の位置づけがされているわけですから、別に私は不均衡ではなくて、それこそ不均衡を是正するためにこの基金を使うことこそがこの制度の趣旨にかなったものだと、私はこのように思うわけです。なぜ、町長は不均衡だと言われるのか、その根拠についてもう一度お伺いしておきたいというふうに思います。この間、決算委員会でも、税等の支払いが困難、滞納がふえるという状況の根本的な原因としては、いろいろな要因もありますが、社会的要因も含めてありますが、やはり税が高いというところに起因している部分がかなり占めているのだというふうに私は受け取っております。そういう意味では、この基金を活用して軽減するということは大事です。二つ目には、確かに諸般の事情で医療費がかさむということは出てくるでしょう。しかし、この間見ましたら、最高でも5,000万円ぐらい、そのような状況ではないかなというふうに思うのですが、そういう状況があったとしても、若干、7,000万円ばかりが残るということになれば、そのところから活用することも可能だと私は考えているところです。やはりそういう活用こそ、今の国民健康保険税の負担軽減策をやる根拠というのは、私はこういったところにもあるというふうに思います。この点、町長はもう一度この点について、どういうふうな考えをお持ちなのかお伺いいたします。次に、療養病床の再編の問題については、検討しているということをおっしゃっております。それでは、いつまでに結論を出そうとしているのか、この点、明確に述べていただきたいというふうに思っています。もう既に期限が迫っているわけですから、最終の期限ぎりぎりでは間に合わないという状況があります。当然、病院経営にかかわる部分でもあります。と同時に、やはり入院している方の健康を守るという立場からも、早急にこの目安というものを、介護計画、あるいは病院経営の中にも生かすということは当然必要でありますから、いつまでに最終結論を出そうとしているのか、検討しているのであれば、この点、もう一度確認しておきたいというふうに思います。次に、放課後児童対策でありますが、町長もおっしゃるように、この二つの違った性格のものが一つ― 50 ―になるわけであります。ですから、そこにはいろいろなハードルがあると思います。指導員が一人一人の子供を見られるかどうかという問題、同じ、地域子ども教室と学童保育が混在するわけですから、指導員が少数だと、この子は学童なのか、この子は地域子ども教室に通っているのかわからないのです。ですから、何らかの形で、印をつけるか何かしないとわからないという現状があります。そういうところも含めて、学童の場合でしたら勉強を見てほしいという要求もあります。そういうこともあります。そういうことも含めた体制づくりです。同時に、安上がりで、いつも指導員が臨時という形の状況に今なっていますので、こういった待遇改善についても、同時に行わなければならない部分も、私は多分に見受けられるというふうに考えています。ですから、生活指導員の専任というのは一人一人の子供を、家庭から含めて学校、環境を把握できる、こういう方がきっちり配置されて、そこで指導できるような、教育委員会もかかわってくるわけですけれども、何よりも現場の担当される方がしっかり目配りできる環境づくりを整えることが必要だと思いますが、こういう課題もあると思いますが、もう一度、町長の答弁を求めておきたいというふうに思っています。給食の問題については、結局、町長は広域でしか考えていないという形になってきておりますが、私は、町長がおっしゃったように、あくまでも子供の食を考えた場合にどうなのかという観点をきっちり押さえて、地元の食材を使って地元で、地方から来ればそれだけ時間がかかりますから、冷めるという問題も起きてきます。保温でいいのではないかという話も出てくるのだと思いますが、やはりレトルトを使っているという話も聞きましたら、富良野圏域では、上富良野町との違というがはっきり出てきております。そういう意味で、あくまでも学校給食を地元で育てるという立場の考えを、もう一度、あるのかどうなのか、この点伺っておきたいというふうに思います。あと、教育問題については、広域で対応できる部分については、広域できっちりと対応できる相談窓口も設ける必要もあるのではないかというふうに思います、当面ですね。この点、もう一度伺っておきたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番米沢議員の再々質問にお答えさせていただきます。まず、国保税の件でありますが、これは何度も議員から御質問を受けておりますが、どうも議員と歯車が合いません。基本的に、国保会計という目的税に対する国保税、これに一般税を投入するという考えは、私としては持ち合わせておりませんので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。また、基金の支消につきましては、基本的には、基金はそういったいろいろな面の利用をするために基金を保有しておるわけでありますが、非常に少額の基金でございまして、前回の国保税の改正率の見きわめ等々で基金を支消したというようなこともございますので、そういった部分からして、基金の支消につきましては、多額の財政負担として消化することは難しいということでありますが、今後も議員の御質問等々も見きわめながら、国保運営審議会の皆さん方とも十分協議をして、方向性を定めていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。それから、療養型病床の件につきまして、基本的に私は、町立病院の今後のあり方がどうあるべきなのかということを中心としながら対応していくと。その中にありまして、療養型病床群のものがありますので、今、保健福祉課とも町立病院との調整をしながら、今後の対応について協議をさせているところでありますが、いつまでに結果が出るのかということでありますが、ある面については早急に結果、来年の4月1日からでもしなければいけない大きな課題も抱えてございます。御案内のとおり、病院は医師の数と看護師の数が規定されております。この医師の数が減り、看護師の数を確保できないということになれば、現在の病院経営は、規模を縮小するなり何なりの改変をしなければならないということでありますが、これらの部分を対応しながら、早急に是正をしなければならない部分については早急に対応していく。また、長期的に、町立病院の将来的な部分につきましては、地域センター病院としての協会病院の運営がどのようになっていくかということをも十分に見きわめながら、町民の健康管理、そしてまた、福祉の面におきます療養型病床群がどうなるのかというときに、ただ単純にやめましたということで済むものではないと。今いるその人たちをどう対処するのかということも十分検討を加えながら、上富良野町におきますこれからの介護、療養型のベッド数をどうしていくのかということも含めて、富良野圏域でどうするのかということも含めながら、全体的な対応の中で検討を加えていかなければならない課題であるということでありますので、いついつまでにどうするかということにつきましては、現在鋭意検討中であるということで、早急に対応すべきものは― 51 ―対応しなければならない状況にあるということで、御理解をいただきたいと思います。続きまして、放課後の子供の安全対応でありますが、さきに申し上げましたように、議員もいろいろな観点で御心配のようでありますが、私といたしましては、今二つの制度が一つになって、そこのよい面も取り入れて、なお一層充実した事業が展開していくように、十分煮詰めながら対応していきたいというふうに思っております。いろいろなあれで、児童の対応につきましても、指導員が臨時職員だから云々ということには私はならないと、臨時職員も優秀な臨時職員で、その責任を全うしていただいていると、正職員だから云々、臨時職員だから云々ということではないというふうに認識いたしておりますので、ひとつ御理解を賜りたいと思います。また、児童の仕分けでありますけれども、これらについては、それぞれの児童が対応して申し込んで来るわけでありますが、これらにつきましては、指導員が当然にして児童生徒の名前とその対応ぐらいは見きわめていただけるような、そういうような施設でなければならないというふうに思いますが、それらの部分につきましても、今後の課題として十分今後の、19年度予算査定に当たりまして検討をしていきたいというふうに思います。給食の問題につきましては、議員のおっしゃるように地元の地産地消ということが前提であるということには変わりはありませんし、私といたしましては、今、上富良野町の給食センターに今後も多額の財政投資をしていかなければならないし、新しく建設していかなければならない時期が来るだろうと。これらの部分と、広域でやっている給食センターにつきましても、現状の中では、上富良野町の部分を吸収するだけの施設能力はないということもありますので、そういった部分を十分勘案しながら、今後十分検討をさせていただきながら、将来の給食センターのあり方について対処していきたいというふうに思いますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)
いじめ相談窓口についての質問にお答えをさせていただきます。深刻な子供の悩みとか苦しみをしっかりと受けとめることができる、また、相談内容に適切に対応できる専門家が相談窓口には必要だと考えております。現在、広域圏での相談窓口についてはありませんが、先ほど申し上げましたような専門家は、今、上川教育局に配置されており、そこで相談を受け付けているのも実態であります。こちらの方の充実をさらに求めていきたいというふうに考えているところであります。