上富良野町議会 平成18年第2回定例会 2006年6月21日
(1)強風と突風による被害対策について/(2)里仁地区産業廃棄物安定型最終処分場拡張計画について/(3)十勝岳大正15年大爆発80周年の節目と防災対策について
2006年6月21日、上富良野町議会の一般質問で、岩崎治男議員が「強風と突風による被害対策について」「里仁地区産業廃棄物安定型最終処分場拡張計画について」「十勝岳大正15年大爆発80周年の節目と防災対策について」について質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 岩崎治男 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 3番 岩崎治男
私は、先に通告している3項目について町長に質問いたします。災害には、突発的に起きる自然災害と人的ミスによる人的災害があると思われます。まず1項目め、強風と突風による被害対策について。被害を受けられました住民の皆さんに対し、お見舞いを申し上げるところでございます。5月28日夜半より、29日未明にかけ、東中地域を中心に、一部、富原、日の出、旭野地域にかけ強風が吹き荒れました。この強風に加え、突風によるビニールハウスの倒壊、ビニールの破損により、栽培しているメロン、イチゴ等に甚大な被害が出ました。畑では、マルチトンネル栽培のカボチャ、スイー― 9 ―トコーン等にも被害が出ています。また、建物も屋根トタンの破損、小屋、物置、ガレージの倒壊等、その被害は至るところで発生いたしました。その他、山林立木にも少なからず倒伏も見受けられます。町は、これらの被害状況の把握をどのように行っていましたか。また、その対応策についてお伺いをいたします。次2点目、同僚議員からも質問ございましたけれど、私なりの視点から質問をいたしたいと存じます。里仁地区産業廃棄物安定型最終処分場拡張計画についてであります。里仁地区産業廃棄物処分場は、平成7年上富良野建設業協会より建築廃材の処分場として、道よりの許可を受け開設され、アラタ工業が運営してきたが、その後、アラタ工業より富桑工業、また、富良野市のリ・ステーションに運営が移譲されて10年間が経過しようとしています。平成18年5月8日、里仁会館において産業廃棄物処分場運営業者リ・ステーションと地元住民の方々による処分場拡張説明会が開かれました。拡張計画のある処分場の下流には、里仁地区飲料水供給施設、静修地区飲料水供給施設の水源地があり、汚染が懸念されるところであります。また、里仁地区は自然景観にも恵まれ、観光資源の宝庫といわれ、この地でペンション等を経営されている方々も多数おるのであります。町は、この産業廃棄物最終処分場の拡張計画について、どのような認識をお持ちかお伺いいたします。次に3点目、十勝岳大正15年大爆発80周年の節目と防災対策についてお伺いをいたします。80年前の5月24日夕刻、農業を営む者たちは田の代かきの真っ最中でありました。突然、大爆音とともに十勝岳が噴火、溶岩が噴出、山肌の雪は雪解け水と化し泥流が発生、山津波が山林、農地を襲い、一瞬にして多数の人命が奪われました。痛ましい惨事が起きたこのことは、上富良野町の歴史的なでき事であり、反省すべき事柄がたくさんございます。町長は、5月24日午後4時、防災無線放送を通じ追悼メッセージを述べ、町民はこのメッセージに感銘し認識を深めたところであります。災害は忘れたころにやってくると言い、いつ活火山十勝岳が爆発を起こすかわかりませんが、町は防災対策についてどのような体制で臨んでおられるのかお伺いをいたします。以上。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
3番岩崎議員の3項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの強風による被害対策についてでありますが、5月28日深夜から29日にかけて発生した強風被害の概要については、行政報告で申し上げたところでございますが、農業被害の把握の方法といたしましては、5月29日に町と農協の合同により各農家を訪問し、目視により実態の把握に努めたところであります。特に農家の方がおられるお宅では聞き取りをするなどをし、全体のまとめを行った結果、概要としてビニールハウスの倒壊、半倒壊棟が178棟、約4,450万円。ハウス内のメロン、イチゴ等の農作物被害が1,750万円で、合計6,200万円の被害となったところであります。今後の対策につきましては、被害農業者の相談申し出等によりまして、復旧に要する資金の融資や既設事業制度等による対応について、関係機関とともに検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。次に、2項目めの里仁地区産業廃棄物安定型最終処分場拡張計画についての御質問でありますが、既に、さきの米沢議員及び清水議員にもお答えしたところでありますので、繰り返しの答弁になりますことから、詳細につきましては省略させていただきますことを御理解賜りたいと思います。次に、3項目めの大正15年の十勝岳噴火泥流被災と防災対策に関する御質問にお答えさせていただきます。泥流被災から80年を経て、この状況を目の当たりにした方々もごくわずかとなっておりますが、議員発言のとおり、この悲惨な災害を教訓に、今後の噴火災害諸対策に当たらなければならないと強く認識をいたしているところであります。防災対策につきましては、新たな十勝岳噴火災害に備えて第1次地域防災計画書を全面改訂いたしまして、犠牲者を1人も出さないことを対策目標に据え、町民の防災力のレベルアップを柱の一つとして、昨年3月に第2次の地域防災計画を策定したところであります。5月下旬に町内全戸に配布した十勝岳火山防災マップでは、この新防災計画の趣旨に沿って十勝岳の火山活動と防災対策に関する幅広い知識と情報をわかりやすくコンパクトにまとめたものでありまして、各家庭でいざというときのハンドブックとして活用願いたいと考えているところであります。また、防災対策においては、家族などが主役となり、みずからを助ける自助、地域が主役となり共に― 10 ―助け合う共助、そして防災関係機関など公による公助の考え方が基本になり、この分担と相互連携が大きな対策効果を生むものと言われております。共助を担う住民会などの自主防災組織には、防災計画においてもその役割に大きく期待するところでありますので、この組織化と活性化をより一層推進してまいりたいと考えております。一方、ハード面における防災対策も重要であります。防災減災対策として火山砂防事業が進められておりますが、膨大な費用と長い時間を要するため、事業主体となっております北海道に対し、引き続き、整備促進の要望を行ってまいる所存であります。
質問 3番 岩崎治男
まず、強風と突風による被害ですけれども、この夜は12時前後はハウスを管理する我々農業者は、ビニールハウスを守るために外に出て一生懸命管理作業というか、守るための仕事をしていたわけなんですが、我々人が立っていられないほどの強い風だったわけです。富良野岳山麓吹き下ろし、昔から言われます、町長、助役も東中育ちですのでよくわかっていると思いますけれども、つむじ風といって、脅威になるような被害をこうむる大きな風が何年かに1回吹くと。これをお年寄りに伺いますと、こんな風は何年ぶりだというような、何十年ぶりというようなことで、本幸から東にかけては風が強いということで、防風林としてポプラといってすぐ育つ木が並木のように植わっていたんです。これらも根こそぎやられたり、トウヒだとかそういう立木が頻繁に倒れるほどの風であったというわけでございます。また、建物やハウス園芸作物に大きな被害をもたらしたのであります。5月29日、町・農協の農政担当者が迅速に各農家を回り、現地での被害調査を行ったことには感謝を申し上げるところであります。ただいまの報告では、ビニールハウスの倒壊が178棟、約4,450万円ぐらい、メロン、イチゴ等の農作物の被害が1,750万円で、合計6,200万円ほどの被害額というふうに報告をいただいたわけでございます。1回目の被害調査はこの報告でわかりましたけれども、しかしながら、数あるビニールハウスやマルチトンネル栽培作物、風よけのパウパウなどによる栽培作物の大きな被害が出ているのであります。加えて6月16日、朝9時ごろより昼12時ごろまで5月28日の風同様、つむじ風といわれる強風が吹き荒れて、畑作物や立木に2次災害が発生いたしました。青じその種がやっと1回目生えたのが、5月の強風でもって、砂と共に飛ばされて砂塵の嵐が吹き荒れるわけですけれども、2回目もまいてやれやれ芽が出たと。そうしたら、また16日の風で吹き飛ばされて、青じその種などは壊滅的状況であったということでございます。このように、2回も2次災害にあった農家が、局地的ではありますがあるということでございます。また、被害の大きいメロン農家においては、農協職員等の手助けを受けて、使い物にならなくなったハウスの骨材を放棄して、ビニールハウス栽培を断念して、約5反にも及ぶメロンの苗が裸状態であったわけですけれども、これに皆さんの協力を得て、マルチトンネルといって小さな竹を指して、それにビニールをかけて何とか収穫をしたいということで管理作業をしていた、やれやれと思った途端、また6月16日9時ごろより12時にかけての風により、壊滅的な2次災害となり、復活は不可能な状況になったのであります。これらについての共済の加入制度は、共済組合にお聞きいたしたところ、やはり掛け金が高いとか、めったに被害に遭うことが少ないといったようなことで、4割程度の加入者しかいないと。あと6割の方は無保険であって、この被害は丸々天災として取り扱わなければならないという状況にございます。私は2次災害を調査といいますか、足で歩いて見てきましたけれども、旭野地区においては、中ノ沢方面の方を見ましたら、高台の畑の小豆は葉が風でなくなり、助かるのは何割かなと、農家の方は心配されておりました。また、この沢のビニールハウスは、皆といっていいほどビニールは飛ばされてしまったという状況にございます。また、建物や立木の被害調査も行うべきではないでしょうか。ただいまの町長の方から報告ありました点については、農業被害だけですけれども、これこういう天災といいますか、自然災害については、よくテレビなんかでもやっておりますけれども、建物の崩壊が何ぼ、半壊が何ぼ、立木の被害はどれだけだと全体像を発表してはいかがでしょうか。その点についていかがかなというふうに思いますけれども。それから、2次災害についての被害調査もやっていただきたいということでございます。なぜ、このような被害調査綿密にやらなければならないかというと、トタンが五、六枚から10枚飛んだと。見るところは、トタン10枚はトタン屋が来て張ればいいのですけれども、その下地、垂木であるとか下地板とか、その3倍も5倍もかけて手入れをしなかったら、このハウスは建物が復帰しない― 11 ―ということなんです。今も見てもわかるように山手線道路で車庫の屋根が吹っ飛んだまま修復できない農家もあります。まだ、山手線道路を通ったら、四、五軒は修復ができてない建物が見受けられるという、皆さん目で見て車で走っているからわかっていることだけれども、それほどの甚大な被害を受けているということで、これらの対応策については、今すぐどうしてくれとは申しませんけれども、秋の取り入れ時期があって、やっぱり来年の営農資金が確保できない農家があったら低利の融資をするとか、農協機関と町がタイアップして利子補給をしていただくとか、税の減免措置をしていただくとか、少ない数の被害者だからそれでいいということではないので、その個人差が大きいだけに、救いの手を、支援の手を差し伸べていただきたいなというふうに思います。それから、再質問の2点目、里仁地区産業廃棄物安定型最終処分場拡張計画について再質問をいたします。上富良野町のホームページをちょっと見ますと、上富良野建設協会が町の助成を受けて、江花の沢に最初、最終処分場を建設したというふうになっております。平成4年建設業協会会員21社、上富良野21社が有限会社建設廃棄物処理センターを設立して、最初立ち上げまして、平成7年に里仁地区に移転して事業を再開したとなっております。里仁の住民会の方に聞きますと、最初は町内の建設会社の名前の入った作動していないトラックとか、ライトバンなんかで廃材が運び込まれていたのですが、ところが、最近は大型ダンプカーにより大きな枠をつけて、頻繁に運び込まれるようになっているといっても、町内の処理物だけではこのような大型ダンプでどんどん運ぶような量にはならないのではないか。町外富良野圏域のこういった廃棄物が運び込まれている公算が大であると、こういうふうに言っております。ごみには、名前とか名札はついていないわけでありますが、町としての認識はいかがでありますか。最終処分場の種類には、安定型処分場と管理型の処分場の2種類の設置場があるわけですが、今回、リ・ステーション社はなぜ安定型を選んで建設しようとしているのかについても専門的な分野からお伺いをしたいなと思います。再質問の三つ目、十勝岳の火山防災対策について再質問いたします。さきに町が全戸に配った十勝岳火山防災マップは新防災計画に沿った十勝岳の火山活動と防災対策に関する知識と情報がわかりやすくなっており、大正15年の大爆発の被災家族である我が家では居間の壁に、これ農事組合長を通じて立派なものをいただきまして、これを壁に張りまして火山防災の認識を深めているところでございますけれども、貴重な資料であるなというふうに、これについて評価いたしております。この十勝岳が噴火し、危険と判断したときの避難の連絡網はどのようになっているのか伺いたいと思います。また、ハード面における、町長も言ってましたけれども防災対策について質問したいと思います。泥流発生時の抑止力となる火山災害に対する住民不安解消といった面からも、道が進めている、一つ目は十勝岳火山防災事業の地盤事業の砂防事業、これらの進捗状況をお知らせ願えないかと。泥流被害の透過型ダムとかそういうのはどのくらい完成しているかということです。次、二つ目は十勝岳噴火予知観測体系、どの地区でどのような手法で行っておられるか。それから三つ目としては、今言われている光ファイバーまたワイヤーセンサーを設置してると思いますけれども、これらの稼働状況について質問をいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
3番岩崎議員の再質問にお答えさせていただきます。まず強風被害の件につきましては、議員おっしゃるとおり、行政報告でもさせていただきましたように農業被害と公共施設の被害調査しかしていないというのが現状でございます。今回の場合も局地的な強風によります被害というようなことから、民間の施設等々の調査は実施していないということで御理解をいただきたいと思います。また、加えて、農業被害につきましては、基本的には議員の御質問にありました共済掛け金が高いとか、めったに起きないからというようなことで農家の皆さん方が、今回も被害を受けた中で、加入が40%ほどであったということは、私も承知いたしております。しかし、これは積雪被害に遭ったときも同じでありますけれども、めったに起きないということではなくて、最近頻繁に起きているわけです。風による被害だとか積雪による被害だとか倒壊だとかいうことが起きているわけでありますから、農家の皆さん方もひとつこの共済制度というものがあるわけですから、これに加入することによって被害を、農家の皆さん方の実害を少しでも軽減するというようなことから、この共済加入にひとつ努めていただきたいものだなというふうに思っているところであります。しかしながら、これからの、議員の御質問にあり― 12 ―ますように、いろいろな課題として生じてくる部分につきましては、さきにお答えさせていただきましたように、農家の皆さん方の申し出と相談をいただきながら、資金の融資やあるいはそれらの対応の中で、既存の制度等々を十二分に生かしながら対処していけるものはないかということで、今後も十分検討させていただきたいなというふうに思っております。次に、里仁地区の産業廃棄物についてでありますが、なぜ安定型を選んだんだと、このことにつきましては業者が選択し、安定型を経営上の優先として考えたのではないかなと、このことにつきましては、私としてはなぜ安定型を選んだのかどうかということにつきましては、ちょっとお答えする範囲でないなと。しかし、地域に対応する中においてこの安定型が有利であるということで、業者が選定したのではないかなというふうに思っていますそれから、もう一つ、町外のよその車が通っておりますがということでありますが、議員も御質問にありましたように、昔、江花地区で産廃の埋め立てをやっていたときは、地元の業者が組織をつくって、地元の産廃を埋め立てしておりましたけれども、今、里仁地区につきましては、上富良野町だけでは、当初はそうでしたが、現在は上富良野町だけでなく、圏域の産廃の処分場ということで対応しているということで御理解をいただきたいと思います。それから、防災関係でありますが、るる、御質問がございましたけれども、議員おっしゃるとおり、そういった災害に対する認識を住民の皆さん方が持っていただく事は、非常に大切であるし、これからも住民に対する防災啓蒙を充実していかなければならないなというふうに思っております。その中で議員の質問にありましたハード面の実態はどうなっているかということでありますが、私も今現状について正確に対処しておりませんけれども、私の認識の中でいささか過ちもあるかもしれませんが、現在火山砂防事業、御案内のとおり富良野川の火山砂防事業は大正15年の80年前の噴火によります、発生しました1,330万立米が富良野川を流れてきた。この土石流を抑止していこうというのが平成元年に、63年の噴火後再検討させていただいて、再計画を立てた富良野川火山砂防事業でございます。現在、3号ダムのかさ上げが逐次進められているところでありますが、この総事業費が六十数億ということでありますけれども、だんだん財政的に厳しくなった北海道は、今毎年4億円か5億円ぐらいしか予算がつかないというような状況でございますので、なかなか進捗状況が進んでまいりません。予定ではもう既に19年ころには完成する予定でありましたが、このままでいきますとまだまだ20年超えてしまうだろうというふうに思っておりますが、この3号ダムのかさ上げが完了しますれば、先ほど申し上げました1,330万立米の約60%台の抑止力を整えることができるというふうに、私としては認識をいたしているところでありますが、現状に置いてはまだここの完成がされていないということで、十六、七%の抑止力しか現状ではないというふうに認識をいたしております。これらにつきましては、毎年、北海道に対しても国に対しても、予算をつけていただき、事業が促進するように要望を毎年展開をしているところであります。それから、観測体制につきましては、今、北海道もソフト面に非常に力を入れていただきまして、従前のように国と北海道と気象台だとか、いろいろなところでばらばらに観測体制の情報がありましたのを、これを集中的に共同で対応するようにというようなことで、今現在も、北海道はこの上富良野地区に3カ所の監視カメラを設置していただきましたし、国が設置しております監視カメラだとかにつきましては、それぞれ美瑛町あるいは上富良野町にも消防本部の方にその状況が伝達されてきているというような状況で、ある程度このソフト面の監視体制につきましては、それぞれの自治体としても情報を掌握できるようになってきております。また、気象台なんかが持っております、北大等とか持っております監視体制も、過去から見ればGPSだとかいろいろな中で充実強化がなされておりまして、活火山の動向というものが迅速に各自治体に連絡されるような体制になっているということで、ソフト面の充実はなされてきているということで御理解をいただきたいと思います。
質問 3番 岩崎治男
その前に透過型ダム、もう少し詳しくわからないのですか。ほかダムが何ぼぐらいできているのですか。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
今、透過型ダム、床固め工が何基できてきて、透過型ダムが何基できて、砂防ダムが何基できてきてというのは、ちょっと記憶にございません。これものすごい、実際は、37年の十勝岳噴火後、この砂防計画がなされまして、何度も見直しをされてきておりますけれども、計画は立てて、美瑛との共同の部分、山頂の部分の床固め― 13 ―工、百何十基だとかいろいろございまして、これらにつきましては後ほどひとつ、全部それ説明するとものすごい量になります。資料は1枚のページ地図でありますので、担当の方から、砂防の地図について整備された地図につきましては議員の方にお渡しするように対応したいと思います。
質問 3番 岩崎治男
今の件については、話しますと遠くなりますので、後ほどお願いをしたい。素人が見てもちょっとわかりにくいわけでございまして、よろしくお願いしたいというふうに思います。再々質問、ただいまの町長から答弁ございました風害による被害でございますけれども、この現地での悲惨な状況についてでございますけれども、山林、立木、これら建物については、この間、委員会でもらったものによりますと、東中中学校、東中小学校、それから東中のコミュニティーとか、東中が多いわけですけれども、社会教育施設とか。こういうふうに、町の施設についてはきめ細かく出ているのだけれども、民間というか地区住民のかかわる施設については統計が出ていないということなんで、その点よろしくお願いしたいと。山林の立木のひどい被害が一番目につくところは、東中8線北20号の金比羅神社の裏手北側なんです。太田宅の向かいの山であります。これは地区、植えてから30年かそこら立っている落葉と、あとトド松ですけれども、1回目の5月28日夜の風でかなり倒れたところに、6月16日の昼間の風でまた中間から折れたのもあるし根元からいったのもあるし、はげ山になっているのです。今、山の木は安いから大して調べなくてもいいのでないかというような安易な考えはなかろうと思いますけれども、これを育てるには先祖代々、20年も30年もかかって、下草を刈ったりネズミの駆除をしたり、やっと一人前の木になったときに倒れて、倒れた木は売り物になりませんから、こういったところは、今一部を申し上げましたけれども、私は町有林に鎖かかって入れませんけれども、町有林にもそういう状況は生まれているのではないかと。後ほど町有林の被害について、何かの機会に報告をいただきたいなというふうに思います。そういったことで、所得が入らず農業共済の対象にもならない、そういって秋に組勘が、の農業収入が少ないために埋まらないという状況が生まれるのでないかと懸念される農家もございまして、これらの国からの利息の補給や、先ほども、町長も言っておりました資金対応について、壊滅的な農家には税金の免税をしていただくなら、農業機関、農協側と連携を取って、農業被害者が来年再生産できる体制、支援を構築していただけないかなというふうに思います。再々質問の里仁地区最終処分場、私は先日、この産業廃棄物処分場へ近くまで行ってまいりました。相変わらず大型ダンプでの搬入は続けられておりましたが、従前と変わったところは、社員と思われる方が出入口に立っていて、物品のチェックかよくわかりませんけれども、また、車の誘導等を行っており、会社で改善がなされている様子が、見受けられたなというふうに感じてまいったところであります。処分業者は、この間の説明会の中で地元住民と協議の場をまた次回設けると言っていたそうですけれども、里仁地区の住民会長に伺いますと、いまだ何の連絡もないんだということであります。町として何か解決策をと思いますが、今後の産業廃棄物安定型最終処分場の拡張計画について、もう一度町長は打開策を見出せるか伺いたいと思いますし、またこの施設の拡張申請は道であります。道は基準を満たしていると判断いたし許可をした場合、反対している地元住民の意思に反するわけでありますが、地元の意思を無視してもこの施設拡張が道の認可がおりた場合はできるのか、やるのか、その点についてもお伺いをしたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
3番岩崎議員の再々質問にお答えさせていただきます。風雪被害につきましては、山林だとか立木、民家等々の被害もあったということでありますが、農業関係のハウスだとか農作物、ハウスにおける農作物の被害等々調査をさせていただきましたが、民間の建物と立木について被害調査をして後ほど報告せよということでありますが、局地的な対応でありますので、全町的な被害が、台風等との被害があったとするならば、町もそれらの調査をする気であります。しなければなりませんが、局地的な東中地区だけというような、一部は旭野地区あるいは静修地区もあるわけでありますが、一番最高強風15.3メーターということで東中地区が一番被害が大きかったという局地的な部分等もありますので、これらにつきましては、民間の方々のそういった被害の調査は、町としては今回は調査をしないということで御理解をいただきたいと思います。それから、産廃処理場の件でありますが、さきの議員さんにもお答えさせていただきましたように、町は地域の皆さん方と歩調を合わせながら対処していきたいというふうに思っております。しかし、許認可権者、権限を持っているのは北海道でありますから、北海道が許可したら町はどうす― 14 ―るんだと、そういうことでありますが、町は反対であるという意思は地域と同じであります。しかし、許可がおりたときに町はそれを黙認するのかではなくて、許可がおりてしまえば、あとは地域が訴訟を起こす、そういったことが起きるとするのであれば、町も反対であるという、地域の意思は反対であるということの対応については協力は惜しまないと。しかし、今これらの問題について町が仲介をするという考え方は持っておりません。町が中に入って業者と地域とを仲介するという、調整して対応するという考え方は持っておりません、町は。地域とともに、地域が反対するものについては、その北海道なりに十二分に地域の意向を、町として対応できる部分については対応しながら、説明をしながら対処していきたいというふうに思っています。