上富良野町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月22日
(1)上富良野町地域防災計画とそれに基づく自主防災組織について/(2)防犯・交通安全対策に地域の自主組織化の促進について
2005年6月22日、上富良野町議会の一般質問で、中村有秀議員が「上富良野町地域防災計画とそれに基づく自主防災組織について」「防犯・交通安全対策に地域の自主組織化の促進について」について質問し、町長 尾岸孝雄、総務課長 越智章夫、助役 植田耕一が答弁しました。
- 質問者
- 中村有秀 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、総務課長 越智章夫、助役 植田耕一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 11番 中村有秀
私は、さきに通告をいたしました2項目、11点について一般質問を行いた― 4 ―いと思います。まず、1項目目、上富良野町地域防災計画と、それに基づく自主防災組織についてお尋ねを申し上げたいと思います。上富良野町は、活火山十勝岳と共生し、大正15年の十勝岳爆発災害から本年は80周年、昭和37年の噴火、幾多の水害・火災を経験してきました。上富良野町防災計画書が、昭和61年3月31日の発行から19年ぶりに全面改定され、平成17年3月31日に発行されました。阪神淡路大震災、新潟県中越地震、福岡県玄界灘地震等が突然発生し、その尊い経験から、防災計画に基づく諸対策が急を要すると判断されます。したがって、昭和61年版の地域防災計画と、平成17年版の地域防災計画について、お伺いをいたします。まず1点目は、防災計画が19年ぶりに全面改定されたが、17年度防災計画上の重要点は何であったのか。2点目は、国土交通省北海道開発局旭川開発建設部が、平成15年11月に実施した十勝岳防災ハザードマップに関するアンケート調査の結果について、配布数、回答数と各設問ごとの集計状況をお尋ねいたします。また、そのアンケート結果が、今回改訂の地域防災計画の作成にどのように生かされているのかを、あわせて答弁を求めます。3点目は、昭和61年版の地域防災計画は、今回の全面改訂までの加除訂正は何回実施されたか。(文書の差しかえ、一部文書訂正等に分けて)4点目、昭和61年版による地域防災計画に基づく次の実施状況について明らかにしていただきたいと思います。まず一つは、住民組織の活用状況はどうであったか。二つ目は、食糧、給水容器等の備蓄状況はどうであったか。3番目は、衣料、生活必需品対策はどのようになされていたか。次に、5点目、苦い経験をされた被災者の皆様は、自分たちの地域は自分たちで守るとの観点で、早くから自主防災組織の立ち上げと防災訓練を実施していればとの反省がされています。活火山十勝岳を抱き、十勝岳爆発、地震、水害、火災等を念頭に入れて、自主防災組織の組織化について町長の所見を求めます。次に、2項目め、防犯・交通安全対策に地域の自主組織化の促進について。全国的に児童生徒や弱者が被害となる事件が多発をしております。幼稚園、保育所、学校は、防犯と交通安全対策を行うとともに、児童生徒及び父母への啓蒙に努められております。また、青少年健全育成協議会も、児童生徒の安心・安全と健全育成に、それぞれの立場で推進されている。住民が自分の住む地域の安全・安心を確保するという立場で、道内や全国各地で自主組織が急増しております。町内では、旭新あずま会が自主防犯組織、SS(地域安全)パトロール隊を結成され活動が進められております。警察署や道警も、自主防犯活動を支援する地域安全・安心ステーションのモデル事業を展開しております。当町も、自主的な地域安全・安心活動の組織化促進について、町長の見解を伺いたいと思います。1点目は、当町の安全・安心対策の取り組み状況について、お尋ねをいたします。2点目は、町内の自主的な地域安全・安心組織の状況について、どうなっているかお尋ねをいたします。3点目は、町内の各種団体と、町が協力しての施策状況についてお尋ねをします。それから、4点目は、現在、交通安全関係団体と防犯関係団体との統合の動きがありますが、町全体での統合組織とともに、地域に自主的な安全・安心活動をする組織化の促進を進めるべきと考えるが、その具体的な対策を求めます。以上でございます。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
11番中村議員の2項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの地域防災計画と、それに基づく自主防災組織につきましての、5点の質問にお答えさせていただきます。1点目の、17年度版防災計画作成上の重要点は何かとの御質問でありますが、従前の防災計画では防災関係機関の防災対策を重点にしておりましたが、改定をいたしました防災計画におきましては、防災対策を行う上で、防災関係機関はもとより、町民の責務、または町内各事業所の責務を明らかにして、全町を挙げて防災に取り組もうとしたところであります。また、計画の中におきましては、風水害等対策、震災対策、火山災害対策に分けました中で、それぞれに災害予防計画、災害応急対策計画、災害復旧計画等の対策をまとめたところであります。2点目の、旭川開発建設部が平成15年11月に実施いたしました、十勝岳防災ハザードマップに関するアンケート調査の結果についてでありますが、配布の数は1,500件でありまして、回答は717件であります。また、設問ごとの集計につきまし― 5 ―ては、中村議員のお手元にお届けいたしましたとおりであります。また、アンケートの結果を、改訂した地域防災計画にどのように生かされたかとのお尋ねでありますが、このアンケートにつきましては、国土交通省における政策評価の中で行われたものでありまして、調査結果につきましては、このたびの質問に対応するため、旭川開発建設部から提起を受けております。したがって、改訂いたしました地域防災計画には直接反映しておりません。3点目の、61年版地域防災計画の加除についてでありますが、一部分の文書の差しかえを1回しております。4点目の、61年版地域防災計画の実施状況につきましての1番目、住民組織の活用でありますが、町内の住民会を自主防災組織に位置づけをしまして、地域における役割を担っていただくこととしていますが、昭和63年の十勝岳噴火の際におきましては、この自主防災組織を通じまして防災対策活動を行ったところであります。その後、十勝岳噴火の危険も遠のきまして、その活動も休止状態になっておりますが、毎年行います十勝岳噴火総合防災訓練につきましては、自主防災組織であります住民会を通じまして、防災訓練への参加の周知をしているところでございます。2番目の、食料、給水容器の備蓄でありますが、非常用食料の缶詰につきましては、この計画にあります数を上回る2,000個前後の数を備蓄しておりました。今回、改訂をいたしました地域防災計画のとおり、食料の確保は食料供給業者から即時に調達ができる状況にありますことから、平成15年度以降は備蓄缶詰の購入はしておりません。また、給水容器につきましては、61年の計画の策定当時に計画数を保有しておりましたが、現在はポリ容器20リットル81個、給水タンク500リットル1個、300リットル1個を保有しているところであります。3番目の、衣料、生活必需品につきましては、計画におきましては、被害状況において急場をしのぐ程度の給付、または対応をするとしておりますが、実際にはこれらの物資の用意はしていない状況にあります。5点目の、各種災害を念頭に入れた自主防災組織の組織化についてでありますが、平成17年の地域防災計画におきましては、策定の重要点の質問にもお答えいたしましたとおり、町民の方々及び各事業所につきましての基本的な責務を定めましたとおり、普段から災害時におきます備えをしておくことが重要と考えております。自主防災組織は、旭野、東中を除く住民会に結成されておりますが、その実践的な活動となりますと、低調な状況にありまして、町の防災訓練にあわせて自主的に活動されるように要請しているところであります。新しい防災計画の中の防災ビジョンにもありますとおり、災害に強いまちづくり、町民の防災力のレベルアップ、災害に備えた仕組みづくりを町の防災対策の指針としておりますので、これに沿いまして町民の方々の一層の防災意識の向上を図るよう努めてまいります。次に、上富良野町の防犯・交通安全対策についての御質問でありますが、全町民をもって組織する防犯協会、交通安全協会によりまして、犯罪のない明るい住みよいまちづくりの実現に向け、地域ぐるみで取り組んでいただいているところであります。1番目の、当町の安全・安心対策のうち、防犯対策でありますが、近年、全国的に発生しております振り込め詐欺、架空請求等については、上富良野町とて例外ではなく、数件の発生が確認されております。また、通学児童をねらった不審者が多発し、地域の安全を脅かす事態も発生しました。これら犯罪の未然防止のため、啓発活動による自己防衛意識の向上、地域安全活動推進委員を中心とした防犯パトロールなどを実施しております。また、交通安全対策といたしましては、交通安全は家庭からを基本に、地域の核となる家庭からの、地域、学校、職場等への交通安全意識の一層の浸透を第一目標としており、実践活動として交通安全協会によります交通安全キャンペーンの実施、交通安全教室開催、女性部を中心とした活動、小学生による防災無線を通じた、交通安全呼びかけ放送など悲惨な交通死亡事故のない安全な町、上富良野の実現に向け取り組みを進めているところであります。2番目の、町内の自主的な地域安全・安心組織の状況についてでありますが、町内では、現在、旭住民会と旭新あずま会、さらに栄町住民会と地域安全活動推進委員がそれぞれ連携し、二つの自主防犯組織を立ち上げ、地域から犯罪を出さない、また、未然に防ぐことを目的に安全巡視活動をスタートしております。このように、地域の方々が連携・連帯して、みずからの地域の安全を守ることで自主活動をし率先垂範されていることは、大変うれしく思っているところであります。町におきましても、腕章の交付、車に張るステッカーの貸与などの支援をしており、今後におきましても、他の地域での自主防犯組織が立ち上がるよう― 6 ―に、一層の推進を図ってまいりたいと考えております。3番目の、町内の各種団体と町が協力した施策状況についてでありますが、1番目の質問と重複しますが、特に警察の協力を得ながら、各老人クラブ、幼稚園、保育所、各小中学校における教室、公園など、幼児から高齢者までそれぞれの年齢、施設に応じたルール、マナーの修得等、向上を目指しているところであります。4番目の、交通安全関係団体と防犯関係団体の統合についてでありますが、この両組織につきましては、それぞれが地域生活の安全のため活動いただいており、交通安全関係団体として2団体、防犯関係団体として2団体、計4団体がありまして、その各団体には実動組織として5つの下部組織があるところであります。また、町の付属機関として、上富良野町交通安全条例に基づく交通安全対策協議会、上富良野町青少年問題協議会設置条例に基づく青少年問題協議会があり、いずれも地域生活の安全確保、健全化という大前提のもとに活動している状況にあります。これらを統合することにより、地域の情報・実情を共有化でき、より有効な活動が期待できるものと思っております。これらの統合につきましては、今年2月から各団体と協議を重ね理解を得まして、本年4月の総会におきましても承認をいただき、本年9月をめどに条例等の整備を図り、12月議会に提案いたし、平成18年4月1日よりスタートできるよう考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
再質問 11番 中村有秀
再質問をさせていただきたいと思います。まず1点目の、19年ぶりに全面改訂ということでございましたが、この計画に基づく実施の町長の決意というものをお伺いをいたしたいと思います。確かにこの17年の防災計画の中では、総論、それから災害予防計画、災害応急対策計画、それから災害普及計画と、そしてまた資料というようなことで分かれていて、それぞれの災害の分野のことに分類をされていて、非常にわかりやすいというような判断をしております。したがって、後ほどまた言いますけれども、61年版の実施状況を踏まえて、この19年ぶりになった17年度版に対する町長の実施上の決意について、まず1点をお伺いしたいと思います。それから、次に、今回の上富良野町防災計画の発行とともに、職員の災害初動マニュアルというのが一緒に出されました。その中に、対策チェックリストということがありまして、恐らくどなたでもそのセクションに行けば、この業務はこうやれるのだとというような、そのリストが的確につくられているということで、非常にわかりやすくできているなということで判断をしています。しかし、問題は、これらの職員周知が、すぐ職員がそれぞれ初動マニュアルどおり進める、それからそれ以上にレベルを上げるということも含めて、職員周知、それから協議というものをどのように進めていくかということで、2点目。それから、次に、17年度版が今後、訂正箇所等が出た場合に、どのような差しかえ、訂正等が、本自体はもう完全にのりづけになっていますからできないので、前の防災計画書ではこうふうになって差しかえができるようになっているけれども、そういう関係で、どのような方法でやられるかということでお尋ねをいたしたいと思います。次に、2点目の、国土交通省のアンケートの関係です。これは、調査主体が国土交通省北海道開発局旭川開発建設部、調査協力は北海道旭川土木現業所と上富良野町、調査委託は財団法人砂防地すべり技術センターということになっておりました。これによりますと、現在公表されている上富良野町防災計画緊急避難図について、皆様の認識や活用の度合いを掌握し、今後の噴火対策全般について基礎的な資料とすることを目的とするということになっております。これは、15年の11月25日の締め切りです。したがって、我々の議会の控え室に、平成16年1月の段階で上富良野町地域防災計画書が作成されて、これは北海道上川支庁を経由と協議の上、さらに修正作業を得た後に承認を受ける予定ですということで承認を受けて、本年の3月31日付で上富良野町地域防災計画書が発行されたというふうに私は判断しています。同じように、上富良野町もこの調査にかかわっているということでございますから、私の質問通告を受けてから旭川開発建設部に資料の提供を求めるというのは、本来的にはもう15年の11月、いろいろな集約等の関係からいっても、17年度のこの3月31日に発行するものに反映するという期間が、僕はあったように思うのです。ですから、せっかくアンケート調査をしながら、これに対する調査の結果の集計等を、私が一般質問を出したからということではなくて、町が本来的に自主的にどうなっているのだと、その分析に基づいてまた今後の対策というのが、私は本来、計画書に― 7 ―載って当然だろうと思うのですが、その点、なぜ情報の入手に努めてこれの反映にできなかったのかということで、ひとつお聞きしたいと思います。それから、このハザードマップの関係で、例えば問いの13の中に、あなたは平常時や緊急時の十勝岳の活動状況について、どのような方法で情報を得るのが望ましいと思いますかと。1番目は、防災行政無線、これが590、2番目がテレビ、541、それから3番目がラジオ、303というような状況になっております。したがって、先般、新聞報道で見ると、札幌市がこの防災上の情報提供ということで、地域FM放送、札幌の場合、ラジオカロス札幌、さっぽろ村ラジオ、三角山放送局、FMアップルということでやっております。したがって、この近郊では、ラジオふらのが昨年の11月から放送を開始しております。その関係でここと一応情報提供、言うなれば、地震が起きたら、例えば無線塔が倒れたとか、もしくは自宅から逃げたとか、いろいろなことが想定をされます。そうすると、よく防災の何々という中でラジオというのも入っておりますので、そういうことも一つは視野に入れた形で、特に地域密着型の情報発信ということでラジオふらのもやっておりますので、これらの提携についても考えていってはどうかという問題。それから、次に、ハザードマップの今後の発行予定です。平成4年、平成11年、平成13年に配布をされております。それから、防災上のいろいろな対策が施されたり、それから、道路の関係だとか河川の関係、いろいろな状況変化もあるだろうと思いますし、住宅・建物の建設等もあろうかと思いますが、今後の発行予定についてお伺いをいたしたいと思います。それで、このハザードマップに関するものの中で、問いの12、上富良野町防災計画緊急避難図について、今後、作成するとしたらどのような形態のマップが欲しいと思いますかということで、複数回答もよろしいということの中に、1番目が、手帳のような緊急時に持ち出しできるもの、これが450件、それから、冊子やパンフレットなどより詳細な情報が見られるもので313件、火災・火山現象地区別、自分の必要な情報を選択できるもの、245というような、こういうような皆さん方のアンケートの中で出ておりますので、そういうことも参考にしながら、ぜひ発行の段階では考慮をしていただきたいというところでございます。それから、次に3点目の、61年版の地域防災計画の加除訂正の関係です。私は、この赤い本、これを見た段階では、61年3月に発行されて19年間、上富良野町地域防災計画の加除訂正は1回のみと、今、町長の答弁でございました。その1回は、61年3月に発行された2年後の昭和63年7月20日なのです。このときは、町長の答弁では一部分の文書の差しかえということでございますけれども、私がこの赤いやつの中に訂正1回目というのを全部計算しましたら、目次が4枚、本分が61枚あるのですね。それから、それ以降、人の名前、役所の名前、いろいろなものが、まるっきり亡くなっている人もいれば変更になっているところも、非常にこの内容というものは全く、63年以降だから17年間、恐らく役場の本庁舎の本部の中ではそういうことがされていたと思いますけれども、やはり我々が目に触れるものについて、全然そういうことがなされていないということなので、そのされなかった理由というものを明らかにしていただきたいと思います。それから、もう1点、例えば一番大事な上富良野町災害対策本部組織図というのが3ページにわたってあるのですけれども、この中に数多くの訂正、抹消箇所があります。今では課の変更等があったから、なお当然そうだとろうと、課、係、本来的にこれが中核にならなければならないものがこんな形でいいのかということで、私今回の地域防災計画書を見て驚いたわけです。そういうことで、この全面訂正に至るまでの加除訂正の中でこのような感じをいたしましたので、この点もまた御答弁をお願いいたしたいと思います。それから、4点目の、昭和61年版にある地域防災計画に基づく次の実施状況ということでございます。この一つで、十分組織の活用ということでございますけれども、町内の住民会を自主防災組織に位置づけてきておりますということでございました。現実にこの61年版の本の中で、住民組織の活用というところで、住民組織の名称及び所在地、住民会、農事組合、地域婦人会、住民会婦人会というようなことの中に、上富良野町青年会議だとか、上富良野町体育協会、文化連盟、それぞれありますけれども、現実にはない団体もあります。それから、2番目に、自主防災組織の名称及び所在地ということで、これは宮町住民会、本町住民会から始まって富原住民会、この自主防災組織の名称及び所在地の中では14の住民会しか掲載をされていないのです。現在、上富良野には25の住民会があると思いますけれども。― 8 ―それから、もう一つ、住民に対する伝達方法ということで、災害情報等を住民に伝達する場合、広報車及び防災無線等により周知徹底するとともに、同時に地区情報連絡委員にも行うものとすると。その中で、地区情報連絡委員ということで、清富住民会から栄町住民会まで21住民会、この中に旭住民会、東明、大町、丘町、泉町、西町、これらが全然抜けているのですよ。ですから、基本的にこの地域防災計画書でやらなければならないことが、今、町長の言う住民会を自主防災組織に位置づけて、単にそれは役場が位置づけただけで、住民会サイドも全然知らない。現実に、私は何人かの住民会長、それから同僚議員の住民会長さんもいらっしゃいます。そういうような位置づけをされたという認識は、町からは受けていない。恐らく、一朝有事の場合はこういうルートで行くかもしれないけれども、そういう情報伝達連絡委員なんていう形で当然やる形にはなると思うけれども、何か一方的に文書の中でされているのではないかと。こんな形で十勝岳を抱える上富良野町の防災対策としては、余りにもお粗末ではないかというのが、私、今回調べてみて非常に驚いたわけです。それで、ちなみに、住民会組織の中の各住民会の規約と、それから役員等がどうなっているか調べてみました。そうすると、規約の中では、防火・防犯、それから環境というようなことで、言うなれば、やる事業、目的の中に大半の住民会の規約には入っております。それから、役員の中では、防火・防犯係、それから地域安全というところもありますけれども、最近は町の方の指導もあってか、地域安全推進委員というようなことで大体統一をされております。しかし、その方と、町内会、住民会のつながりというのは非常に希薄なのです。ですから、これも今後17年度版の中でどうしていくかということが大きな課題だろうと思いますけれども、この住民組織の活用というのは、きれいごとの言葉では表現されていますけれども、実態はこうなのだと。これに対する町長の判断をいただきたいと思います。それから、次に2点目の食料、給水容器等の備蓄状況であります。非常用食料、缶詰が2,000個前後ということですけれども、61年版では非常用食料、缶詰が1,000食分、これは3年間保存が可能な缶詰ということになっておりますけれども、現在はそういうことで十分食料供給業者から即時に調達ができる状況ということでも理解はできるのですけれども、ただ、ライフライン、道路だとかいろいろなものが切断された場合はどうなるのか。たまたま上富良野町には自衛隊駐屯地があるということで、一朝有事の際にはそういう体制になっているということは心強いのですけれども、例えばこの61年防災計画の仕 出 し 、 麺 類 の と こ ろ で は 、 布 施 製 麺 だ と か 、ニュートキワ会館だとか、もうないようなものも載っている。それから、米穀業者では及川精米所だとか、その他何カ所かないところも載っているのです。ですから、ちょっとチェックをしただけで、いかに現行維持がこの17年間なされていなかったかということを感じております。それから、給水容器の関係は、備蓄の計画がポリ缶20リットル入り100個、これが現在81個、それから給水タンク1,000リットル入りが1個、これが今ゼロ、それから500リットル入り2個が現在1個、300リットル入り1個が現在1個ということで、ある面でこの61年の作成時と違って、いろいろなものが容易に入るという状況等もあろうかなと思いますけれども、これらについても今度の17年度版を見ますと、あくまで備蓄はしないですぐ調達できる範囲ということで考えているようでございますけれども、それはまた別な角度で質問をしたいと思います。それから、3点目の衣料、生活必需品対策、この中で町長は日常生活に必要な衣料、生活必需品など、失ったものに対し被害状況や世帯構成人員において一時的に急場をしのぐ程度の衣料、生活必需品の給与または貸与するものとするということになっていますけれども、特に毛布などいろいろなものの備蓄の状況についてはないということでございます。ただ、これについても、ある面で広域圏でやるか、旭川市で大分大きな防災対策の施設をつくるということでございますので、今後も引き続いてやろうかと思いますけれども、現状としてはそういうことだということでは理解をいたしたいと思います。それから、5点目の自主防災組織の組織化の関係です。まず、1点は、自主防災組織は、旭野、東中を除く住民会に結成されているということになっていますけれども、この地域防災計画の61年版では、14住民会しかないということでございます。私は、この自主防災組織も、上富良野町は十勝岳の爆発で苦い経験なり、水害なりがあったので、そういうものの積み重ねが17年度版に十分反映させていくということではないかなと思います。そういうことで、終わったことだからということではなくて、61年版のこの地域防災計画書から実施された状況を、現在までの3月以前の状況を、町― 9 ―長はどう判断しているかということで、まず1点お尋ねをします。それから、次に、17年度版では、地域防災計画に基づく自主防災組織化ということで、大きく掲示をされております。それで、これに対する取り組みの町長の決意というのを、2点目にお伺いをいたしたいと思います。それから、3点目には、本年1月31日の道新に、地域住民の防災力の強化に2005年度から本格的に取り組むということで、道の方針が出されております。そのことが報道されております。基本的には、災害で頼りになるのは御近所同士の助け合いだと。道内では、住民同士でつくる自主防災組織の組織率が全国平均を大幅に下回っています。道は、道職員の出張講義で、防災組織の結成を促す考えでありますということで、災害対策基本法で自主防災組織の設置を、市町村の責務ということで決められております。したがって、この17年度版にもはっきり載せてあるということでございますけれども、一応、自主防災組織化促進モデル事業ということで、組織のない3地区を選び、道職員が一、二カ月おきに町内関係者に自主防災組織の重要性や班編制、役割分担など具体的な結成方法を1年かけて講義をするということで、道も積極的に取り組むということになっております。それで、大災害では行政の力には限界があり、御近所さんの助けが必要と。特に今回の、神戸、新潟、九州の地震からいくと、上富良野町もそうなのですけれども、上部組織は他の省庁等も含めてできているのですけれども、末端の町内会、住民会の中では具体的にできていないというのが実態であります。したがって、私は、道のモデル事業の中に繰り入れてもらうか、もしなければこういうところから資料をいただいて、上富良野町として独自に、基本的には町内会という形が一番いいということで道も判断をしておりますので、そういうようなモデル的なことを具体的にやられるかどうかというのも、とりあえずやるべきだと判断をしておりますので、この点についてお伺いをいたしたいと思います。それから、次に、2点目の……。
再質問 11番 中村有秀
2点目の関係、防犯・交通安全対策の地域での自主組織機関の促進ということでございます。旭町、それから栄町等でできているということで、非常にこの青少年健全育成会の皆さん方のお話を聞いても、それから学校側の意見、それからその沿道にある、通学する父兄の皆さん方の御意見を聞いても、非常にやはり助かるというようなことが出されております。したがって、私は、これらの関係の、例えばのぼりを立てるだとか、いろいろな形の方法で、そういうことの抑制力になるのではないかというような気がいたします。したがって、これらについて、地域的に自主組織ということで積極的にやっていただきたいというのと、それからもう一つは、北海道警察もこれらについては積極的に進めるということでやっております。したがって、地域安全・安心ステーションというようなことで、モデル事業ということで展開をしております。したがって、そういう経験を踏みながら、上富良野町としてこれらの関係の実質的な進化ということで、積極的に取り組んでいただきたいと思います。それから、次に、2点目の町内自治安全・安心の組織状況ということでは、これはこういうことで理解できます。したがって、例えば地域110番だとかということで、車の中にステッカーをつけるというような地域もありましょうし、それから扇山小学校のように、父兄の皆さん方が扇山小学校の校下の中でという運動も起こしているところもありますので、組織状況については、とりあえずこういうことだということは理解をしたいと思います。― 10 ―それから、町内の各種団体と町が協力しての実施状況ということですけれども、これはこれなりにアピールする形があると思いますので、なおこれらの内容の密の濃い形を進めていただきたいと思います。次に、4番目の交通安全関係団体、防犯関係団体の統合の動きがあるということでございますけれども、一応明年の4月1日がスタートということでございます。したがって、全町的な上のものはできたけれども、住民会の中で、それからもう一つは町内会の中で、こういうような形のものを主組織としてつくっていかなければならないのではないかと。例えば、今、地域安全活動推進員の活動の範囲は、どちらかというと町が要請をするから町の中でやるということで、地域の中での活動というのは非常に希薄だし、それからその町内の認識も非常にないということなので、そういう点では何とか今度の統合する段階で、統合されてすぐというわけにはいかないと思いますけれども、それに連動した形で町内会の中でつくっていくということをやっていただきたいと思います。北海道では、自主防災組織の組織化を上げるということですけれども、どちらかというと町内会の役員が兼務しているというケースが非常に多いということでございます。しかし、現実に、今、自主組織が14ありますよといっていても、それぞれの住民会は認識はしていないわけだから、ですからそういう点では町内会単位でこういう組織を立ち上げていく時期に来ているのかと。そうすると、やはりそれは、町内会が自主的に考えてくださいということは前提にはあるけれども、町がやはり啓蒙・指導をするということにあって、できるだけ立ち上げを2年以内ぐらいにでもやっていくというようなことを、ぜひやっていただきたいと思います。以上、再質問を終わります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
11番中村議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、第1点目の地域防災計画の想定的な観点からの、新たに改訂された防災計画に対する町長の決意を聞きたいということでありますが、中村議員の方から、昭和61年に策定いたしました旧防災計画につきましての実践状況につきまして、るる細部御質問がございました。このことにつきましては、61年作成の防災計画は、御案内のとおり、十勝岳噴火のみを前提とした災害の対応であったというようなこともありまして、十勝岳の防災訓練等々のための防災計画的な部分もございまして、その対応の中ではいろいろな面で、職員の怠慢と申しますか、対処の仕方の悪かった部分が全体的に数あったと。いろいろな面の差しかえ等々がなされていなかったというような部分も多々あるわけでありまして、これらの部分につきましては、まことに申し訳なく心からおわびを申し上げるところであります。今後、そのようなことのないような体制で、新たな防災計画にのっとった綿密な対応を図らせるように指導していきたいというふうに思っております。さて、その改訂版についての決意でありますけれども、基本的には先ほど申し上げましたように、十勝岳噴火災害のみの防災計画であったのが、北海道の指導等々を受けながら、地震あるいは風水害、台風等々の全般的な災害に対する防災計画に変わったということで、新たな形の中で取り進めさせていただくと、防災推進を図っていくということに相なって、それらの中にありましては、先ほど議員からもお話がありました、職員の災害初動マニュアル等々の職員の行動マニュアルも細かくつくり上げてきたところであります。今までの61年に策定されました防災計画に載っております対応につきましては、主体的には何であったかといったら、今まで防災訓練等々でも何度も申し上げてきているところでありますが、本部機能、本部がどのような対応をとって、そして連携する、自衛隊だとか、警察だとか、各機関との連絡調整、情報の共有化、そういったものをどうやってやるかということを中心とした防災訓練を重ねてまいりました。しかし、これからの新たな防災計画では、そういった部分と、もう一つ大切なのは、議員何度も御質問の中で御指摘いただきました地域の自主防災組織の結成、これは当然にして重要な課題でありまして、これからの防災訓練の中では、これらを重点的に取り込んだ訓練を進めていきたいなというふうに思っているところでありますが、現在もそれぞれの地域にあるわけでありますけれども、十勝岳噴火ということを前提としたがゆえに、ハザードマップの危険地域の住民会長さんを中心とした中での、地域の皆さん方だけの対応であったという部分がございます。これからは、台風だとか、水害だとか、地震だとかということも含めていく中にありましては、全地域が網羅された中での対応をしなければならないというふうに思っておりますし、職員の行動につきましても、これからの新たな分野の中で、従前の計画とは違って新たな計画の中では、職員に対する訓練も必要であるなというふうに思っておりますので、それらを今回の改正版の計画どおりの対応ができ得るように、常に今後十分見きわめていかなければならない。また、訓練、あるいは指導をしていかなけ― 11 ―ればならないなというふうに思っているところであります。次の、61年版の改正の差しかえ等々につきましては、細部につきましては総務課長の方からお答えさせていただきますのと、国土交通省のアンケートの対応、これにつきましても議員のところにのみ配付し、全議員の皆さん方の方には配付されていなかったということで議長の御指摘を受けましたが、まことに申し訳なく思っているところでありまして、早急に配付させていただきますが、このアンケートの対応状況につきましても、総務課長の方からお答えさせていただきます。次に、防災広報等々の中におけるラジオふらのの件でありますが、これにつきましてはごもっともな御意見でございますので、これは上富良野だけの問題ではなくて、富良野広域圏としての対応の中でも、十分ラジオふらのに対する協力をお願いすべきであるなというふうに思いながら御意見を承っておりました。これは、早急に広域圏としての対応の中で、また検討をさせていただきたいなというふうに思っております。ハザードマップの今後の発行についての予定でありますけれども、アンケートの中にはいろいろな御意見がございまして、議員からお話がありましたように、手帳のようなものがいいのではないかとかという話がありましたが、基本的に町が考えておりますハザードマップというのは、細部についてはまた別に考えなければならないわけでありますけれども、なるべく1枚を掲示しておくことによって、簡単と言うと語弊がありますが、重要な部分について、住民の皆さん方がぱっと見て、ぱっと避難できて態勢が整えるというようなものを考えているところでありまして、細かく手帳のようにしてポケットの中に入れてというのは、常にそれを対応していただけるかどうかというようなこともございまして、ハザードマップの意義からするとなかなか難しいのかなという気もしますが、ハザードマップ外の問題として考えるべきものは、今後あるのかなというような気もいたしておりますけれども、このハザードマップとしての考え方としては、従前のような対応の中で進めさせていただきたいなというふうに思っております。また、発行予定につきましては、その都度大きく状況が変わったというようなことがあれば、改訂版の発行もありますけれども、私としては、時期的に、どこかにしまい込んだとかでなくなった家庭も出て来るであろうというようなことを想定しますと、それらの分の補充は対応できるような体制は常にしておかなければならないなというふうに思っているところでありますので、御理解をいただきたいと思います。それから、61年版の旧防災計画のいろいろな面につきまして、加除の更新が63年に1回しかなされていなかったと。その後、いろいろな部分について、もう既になくなった店だとか、いなくなった方々の名前まで入っているというようないろいろなもので、修正を加除の差し込みの対応ができ得なかったということは、先ほど冒頭謝罪申し上げましたように、大きな課題として申し訳なく思っているところでありますが、新たにこれからのスタートにおきましては、そういうことのないように十分指導を徹底してまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。それから、自主住民組織の件でいろいろと御意見を賜りましたが、私は今まで防災訓練を実施させていただきまして、先ほど申し上げましたように本部機能の充実、本部機能の対応ということで、重点的な防災訓練を実施させていただきました。このことにつきましては、大体連携がうまくいくようになったなというふうに思っておりますので、これからはこの自主防災組織の活動をどのように助長していくかということが大切でありまして、議員と同じ考えを持っているとこでありまして、この自主防災組織、私としては住民会組織を中心とした中で、町内会単位の組織ができ上がるべきであると。例えば、避難所に避難をした場合において、過去の他の地域の実績からいたしましても、全然知らない人たちの中で対応するのではなくて、町内会単位、あるいは住民会単位で対応できる、そういうような自主防災組織が住民会組織の中で対応していただける、そういうような形で今後推進を図っていくように住民会の協力をいただきたいなというふうに思っているところであります。議員からるる御指摘を受けましたが、旧防災計画の中におきましては、やもすれば自主防災組織につきましても、住民会の発足のときは私もよく記憶はしておりませんけれども、発足の段階では当時の住民会長さんなどを集めて説明して、御理解をいただいて発足したのだと思いますが、その後の体制整備が十分ではなかったということにつきましては、深く反省をいたしておりますので、これからはそういった部分についても十分対応していきたいというふうに思っております。それから、情報の伝達方法につきましても、地区情報伝達員等々の対応でありますが、これも先ほど申し上げましたように、スタートの段階では十分御理解をいただいて発足したのだと思いますが、その後の調整といいますか、協力依頼と申しますか、そ― 12 ―うした部分が十分対応でき得ない部分が多々あったということにつきましては、深く反省をいたしております。今後の新たに改正した地域防災計画におきましては、先ほど申し上げましたように、そういうことのないように十分配慮しながら推進を図っていきたいというふうに思いますので、御理解をいただきたいと思います。それから、備蓄対策の問題でありますが、食料、給水、あるいは生活必需品等々の対応でありますけれども、これにつきましては、旧対応ではある程度の備蓄を確保しておくということでありましたが、改訂版ではそれらの備蓄をしないということで、それらの対応につきましては日赤等々の対応を図っていくというような、また、地域との連携を図っていくと。私も、富良野圏域の、これは防災につきましては各自治体で協定を結んでいるわけでありますけれども、富良野圏域におきましても避難所等々の協力だとか、いろいろな面で圏域の自治体の皆さん方に協力をお願いを申し上げているところでありまして、長期間の避難になりますと、どうしても町の避難所だけでは手狭になってくるというようなこともありますので、富良野圏域の皆さん方の協力をいただくということで、それらの部分についてもお願いをいたしているところでありまして、圏域の皆さん方にも理解をいただいているところであります。そのようなことで、食料等々の対応につきましても、議員の御意見にもありましたように、地元に駐屯地があるということで、毛布等々につきましても相当のものがありますよというようなお話も聞いておりますし、給水につきましては、議員の皆さん方の御理解をいただきまして、15年でしたか、2師団の、今、イラクへ行っております給水器の水質検査、これにつきまして、上富良野町の河川3カ所を、国の基準に従った水になるかどうか、その検査につきまして予算化させていただきまして、検査をさせていただきまして、上富良野町のあの硫黄川の水も飲料水として使用できるというようなことで検査結果も出ておりますので、そういったことを含めながら、何とかその対応というものも図っていけるのではなかろうかなというふうに思っております。それから、最後でありますが、自主防災組織の充実等々の対策を十分図れていないということにつきましては、先ほど何度もお答えさせていただきましたように、前防災計画の中におきましては、あらゆる面でいろいろな課題を残し、いろいろな不備を残した中での対応に相なったというような御指摘も多くある処理をしていたということにつきましては、深く反省をし申し訳なく思っているところでありまして、今後、新たな防災計画におきましては、そのようなことのないように対処していくように指導強化をしていきたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、防犯・交通等の問題でありますが、これにつきましても先ほどの自主防災組織と同じように、今、2カ所の住民会の皆さん方、地域の皆さん方が、地域に対する地域の防災・防犯組織を結成してパトロールの強化を図っていただくと。私も、出勤途中でパトロールをされている方々に会うわけでありますけれども、本当に感謝を申し上げるわけでありまして、これらの皆さん方の御苦労が芽生えて、それぞれの地域にこういった形で結成が促進されていけばなと。そうすることによって、地域における防犯・交通安全の対応が充実していけるなというふうに期待をしているわけでありまして、これらにつきましては行政が組織化を促進するわけにはいきませんけれども、そういった組織が立ち上がることに対しましては、町としてできる限りの支援策を講じながら、議員からの御意見にもありましたように、のぼり旗を立てるとか、あるいは今町がやっております腕章だとか、些細なものでありますけれども支援をさせていただいておりますが、そういったことも含めて、今後も対応を図っていきたいと言うふうに思っております。今、二つの組織ができ上がったということが、これがひとつ契機となって、それぞれの地域で活動を展開していただきたいものだなというふうに願っているところであります。それから、防犯組織と交通安全組織の統合でありますが、先ほどお答えさせていただきましたように、それぞれの対応の中で、組織の中で承諾をいただいたところでございます。これらの組織につきましては、それぞれ自主組織でございまして、町民の皆さん方から全会員となって会費をちょうだいして、それぞれに運営しております自主組織でございますから、行政から口出しをすることはできませんけれども、何とかこれらの組織が統合されて、地域の防犯・交通安全等々の対応が促進されるように、行政としての果たすべき役割を果たしながら支援をしてまいりたいというように思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 総務課長 越智章夫(総務課長は2005年9月まで)
資料をほかの議員さん方に配付をしていなかったことを、深くおわびを申し上げたいと思います。それでは、残りの2点の質問についてのお答えを申し上げたいと思います。まず、17年版改訂の計画でございますが、これにつきましては本になってございます。この後、内容の変更があった場合は、また計画書を本にして出さざるを得ないと考えております。それから、もう1点の火山ハザードマップのアンケートに関する質問についてでございますが、これにつきましては、町長も説明で申し上げましたとおり、国土交通省の政策評価という中でのアンケートでございました。このことから、町はこのアンケートには協力いたしましたが、その結果につきましては公表されることなく、また、発表されることなく今日に至ってございました。今回の質問に際しまして、旭川開発建設部の方から資料を取り寄せた次第でございます。このことから、平成15年11月にアンケートは行われておりますが、この時点におきまして、町の新たな地域防災計画につきましては、もう既に14年から発注を始めまして、この段階では既に道の協議に上がったところでございます。道の審査の都合で1年延びた発行となりましたが、このハザードマップに関するアンケートを、この中には当然生かすことができない状況でございました。以上でございます。
再質問 11番 中村有秀
今、総務課長の答弁の中で、訂正の関係で、訂正されたらまた再発行ということが安いのか、この差しかえ方式の方が安いのか、現実にどの程度のあれが、というのは、役場の課長会議の中で助役の説明が、これに関して記述が載っているのです。そうしたら、3人に1人ぐらいずつ配付をするし、課長にも全部上げますと。それから、課内の中の徹底を図ってほしいというようなことがあるというなれば、この地域防災計画はどの範囲まで、何冊あるのかということと、それに基づいて何年に1回か。というのは、旧の61年と比べると、地域のいろいろな個人の名前だとかは全部なくなっているのです。だから、そういう点では、頻度は少ないと思いますけれども、基本的に我々からすれば、差しかえの方が安いのかと思いますけれども、その点ちょっとお伺いをいたします。それから、この地域防災計画の中で、職員の初動マニュアルの関係で、助役の方で職員にそれらを徹底ということで、4月の課長会議のときの記録の中に私ちょっと見たのですが、現実に職員がそれに対する取り組む姿勢というのは、担当課が積極的にやらないとなかなか動かないのかなという気がします。したがって、それらの関係で、課としての今までの61年版の動きを見ると、非常に鈍いなという感じがいたしますので、その点で再度、町長の決意は聞きましたから、担当課として町長の命を受けてやるということで意見を伺いたいと思います。それからもう1点、モデル事業の関係で道が今進めております。しかし、うちが該当するかどうかはわかりませんけれども、該当すればそういうこと、それからしなければそういう資料をもらって、うちとして何カ所かモデル的な形で進める意向はないかということが、これが答弁漏れになっているのです。その点も確認をいたしたいと思います。それから、阪神淡路大震災やいろいろな経験の中から、地域の人が、住民が気づいた建物から被災者を助け出すケースもあるということで、うちの場合は十勝岳爆発、それから地震等のことが想定されますけれども、どこの家にだれがいるということは地域の町内の人しかわからない、近所の人しかわからないというのが今の現状ではないかなという気もします。したがって、先般見ますと、上富良野町の条例などがあるところを見ますと、それぞれの住居名簿も全部ひとつのファイルの中に入っています。それを見ますと、ゼンリンが1999年に発行している住宅名簿で分けてあるのです。ですから、私は、今後この自主組織をつくるということになると、プライバシー、情報漏れのこともありましょうけれども、そういうふうに地域地域の中でそれらをつくっておくという指導も、僕は必要ではないかと。避難したら、あそこの家のだれが来ていない、あの人は動けないだとか、いろいろな条件がありますので、そういうものは災害対策本部が全部掌握できなくて、地域の中の人たちがやるというような方法をしていかないと、大規模災害になると対応はし切れないと思うのです。その点でひとつ確認をしたいと思います。それから、次に、ハザードマップの関係です。今、議員の皆さん方にお配りをされていると思いますけれども、その問い5の中で、ハザードマップである上富良野町防災計画緊急避難図を見たことがありますかと。これは、丸が一つあります。それか― 14 ―ら、717の回答のうち555が見たことがあると。これは77.5%。それから、見たことがないというのが161人、これは22.5%。言うならば4人に1人は見ていないという感じが出てきます。したがって、こういう点では、町長の言う大きなやつをあれして、家庭でみんな見れるというような状況もよろしいだろうし、それからしょっちゅう出歩いている人は、何かコンパクトなということもあるかもしれないけれども、いずれにしても1回見て、自分はどこの避難地でどうするのだということになれば、4人に3人が見て、4人に1人は見ていないということであれば、そういうことの現状は717人の回答でございますけれども、そういう点でこれを参考にしながら、今後のハザードマップの発行と、それから利用について検討をしていただきたいと思います。以上で再々質問を終わります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
私の方から2点だけお答えさせていただきたいと思います。改訂版の件と職員初動マニュアルの件、それから道の防災モデル事業の件につきましては、担当の方からお答えさせます。自主防災組織の中における地域住民の避難対応でありますけれども、63年のときの避難対応のときにも、避難者カードの配付等々、対応が十二分に図れたかどうかという反省もあるわけでありますが、これらにつきましては、この防災訓練の中でも課題として押さえているところであります。その後、住民がどこに避難をするかということも十分認識できるように対応していこうということで進めているところでありますが、まず1点目の弱者の対応、これにつきましては保健福祉課でちゃんと持っておりますので、今までの避難訓練の中では、弱者の家庭につきましては、一通り確認を進めているところであります。これは、プライバシーの問題だとかいろいろなものがありまして、この避難者対応につきましては保健福祉課が担当する中で、それぞれ個々の対応をしているということと、もう一つは、3年ほど前から避難が終了した後の全戸の避難確認の対応を、警察と自衛隊、消防で実施しておりまして、未避難者がいないかどうかという確認を、全戸一通り歩いてどうなのかということの訓練も実施しておりますので、これらの対応の中で迅速に避難し、弱者については迅速な、前もった避難態勢がとれるような訓練は今までもさせていただいておりますが、これはあくまでも十勝岳噴火ということを前提とした地域だけでありますので、今後はこの防災計画の中にあります地震だとか、あるいは台風等々の件も含めた中で大きな課題となってくるのかなというふうに思いますが、これらの対応についても十分配慮していきたいなというふうに思っております。それから、ハザードマップの件でありますけれども、旭川開発建設部がやった国土交通省のマップのときから見ると、率として見たことがある、ないというのは、この率は少し高いなというのは、ということは、何年か前に群馬大学の何とかという教授が、ハザードマップの危険地域の住民の皆さん方を代表として、学生諸君も含めて、これと同じではありませんけれども、ハザードマップがあるかとか、知っているかということの調査をしたことがあったのを記憶すると、そのときのデータ等はどうなのかなという気はしますけれども、これからこれについては十分、今まではただ配布していたという反省のもと、配布すればいいのではなくて、配布した後の各戸の家庭での使い方、見やすいところに張ってくださいとかということを逐次対応していくということが大切だなと。そしてまた、何年かごとに、ハザードマップのない人は取りに来てくださいというような、先ほどのいろいろな件で御指摘を受けた部分の反省を含めて、一度やればいいのではなくて、その後の継続した対応が重要であるというふうに十分反省をさせていただきましたので、これらの部分を含めて今後対応していきたいというふうに思います。
答弁 総務課長 越智章夫(総務課長は2005年9月まで)
まず、さきの1点目の加除の件でございますが、これにつきましては電子情報でもいただいておりますので、訂正があった場合、自分のところで訂正をして、これから発行できる環境にあります。それで、もしあった場合は、自分のところで自前で印刷して発行していきたいと考えています。また、発行の冊数でございますが、全部で44冊、今回印刷をしているものであります。それから、もう1点目の初動マニュアルの徹底でございますが、これにつきましては議員の御質問にもございましたとおり、職員に徹底を図りまして災害に備えていきたいという決意をここで述べさせていただきたいと思います。それから、町長の説明にもう1点つけ加えさせていただきたいと思います。ハザードマップの発行の件でございます。実は、この件につきまして、今、土木現業所とこのハザードマップについて協議中でございます。土木現業所と町で協議が整えば、火山学者等の監修を受けた中で今年度発行できる体制にあるということ― 15 ―で、3,000枚の印刷、これが整いましたら発行していきたいと思ってございます。以上でございます。
答弁 総務課長 越智章夫(総務課長は2005年9月まで)
失礼いたしました。加除の方が今回の場合は当然費用がかかります。今回、先ほども言いましたように、自前でまた新たなものができるような体制ができましたので、新たな本の発行でまいりたいと思ってございます。以上でございます。
答弁 総務課長 越智章夫(総務課長は2005年9月まで)
それから、道のモデル事業への対応でございますが、これにつきましてはこれからその対応等の検討を図っていきたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。以上でございます。
答弁 助役 植田耕一(助役は2005年9月まで)
中村議員のモデル事業の関係でございますけれども、当然、道の指定がなくても、火山との共生の町でございますので、その自主防災組織の重要性ということを考えたときに、町としてもそれに倣ったような形で取り組みをしていくことが拡大につながっていくというふうに考えておりますので、今後検討させていただきます。