上富良野町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月21日
(1)育児サポートの設置について/(2)保育料の負担軽減について/(3)町内循環バスの運行について/(4)学校行事等のバス利用について/(5)自衛隊車輌の行進について/(6)自立の道筋について/(7)農業行政について
2005年6月21日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「育児サポートの設置について」「保育料の負担軽減について」「町内循環バスの運行について」「学校行事等のバス利用について」「自衛隊車輌の行進について」「自立の道筋について」「農業行政について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆が答弁しました。
- 質問者
- 米沢義英 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 7 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 9番 米沢義英
私は、さきに通告してありました件について、町長及び教育長に質問するものであります。育児サポートの設置について伺います。― 36 ―今、育児に対する要求は多様化してきております。子育て中の親にとっては保育所の充実や育児サークルの支援などなど、多くの要求を持って、引き続き支援してほしいという願いを持っているわけであります。また、この間見てみますと、親が病気や看護、出産など、何らかの事情で子供の養育ができなくなった場合に対処してくれる施設と制度が上富良野町であるかといえば、まだまだ未整備という状況ではないでしょうか。そのかわりということであれば、当面保育所が一時保育制度がありますが、しかし、現場の話を聞いてみますと、定員枠を超えてもう既に対処することはできない。対処するとすれば、今の現状の施設を広くするなど、何らかの対策が必要だということを述べています。そういう意味では、いつでも、どこでも、安心して緊急の事態が起きたときに預けてくれる制度やサポートしてくれる施設制度がなければ、これは十分と言えないのではないでしょうか。そういう人たちがそれではどこに預けるかというと、親あるいは知人、親戚など、こういったところに預けるというのが多くのアンケート調査の結果でも明らかになっています。しかし、こういう条件がある人はまだいいわけでありますが、このような条件すらないというのが現状ではないでしょうか。そういう意味では、今後上富良野町において育児サポート制度の完全実施をする、町においては次世代計画の育成支援計画の中には平成21年度を目標として書いてありますが、しかし、それに至ってもいつまでに開設するのか不明確な点が多いわけでありますから、これらを踏まえて、いつまでの年度に開設するのか、この点についての町長の答弁を求めます。次に、保育料の負担軽減についてお伺いいたします。子育てにおいては、精神的な負担や、あるいは保育所を利用すれば利用料等の当然費用負担がかかります。今では他の税の負担感とあわせて、この子育てに対する精神的や、あるいは財政的な費用負担というのは大きな負担感としてなって、今あらわれてきています。しかし、町においては、財政難という理由のもとで、今既に国の定めている保育料金に平成19年度までは100%完全実施するということを言っています。今、親からはこの保育料の負担軽減を何とかできないのかという声が出てきております。また、現在の保育料を見ますと、3歳未満児では最高で7万6,000円、3歳児では4万円、4歳以上児では3万5,000円と高くなってきているのが実態であります。ある保護者の方に聞きますと、子供は2人預けると、確かに2人目は軽減されるが、もとの収入において、所得に応じてその保育料の利用料が決まるわけでありますから、所得が高ければ高いほど料金も高くなる。仮に所得が低いという状況にあっても、各種の負担という状況の中で、その保育料にかかる負担というのは大変なものがあるということであります。そういう意味では、町においては国の基準に100%近づけるというのではなく、ある一定の目安をもって軽減対策を講ずるべきだと考えますが、この点についても町長の見解を求めます。次に、町内循環バス制度の見直しについて伺います。昨年度から町においては、地域の利便性を図るという目的の中で、混乗方式というバス制度、運行をとりました。それによってバスの運行車両の台数も削減され、町内循環バスが10月から運行しています。しかし、実態を見ますと、必ずしも利用状況はよいと言えない状況であり、あきが多いという状況ではないでしょうか。この間、町においては運行の見直しもあり得るということを言っています。今、町内循環バスの運行状況はどのようになっているのか、お伺いいたします。これまでのバスの削減によって、町内の団体や学校行事等にもこのバスの利用ができないという制約される問題が起きて、多くの方が何とか改善してくれないかという声が出るという状況であります。そこで、お伺いしたいのは、1日の利用状況と運行に関する経費と循環バスの今後の運用の見直しについて、町長に答弁を求めるものであります。次に、学校行事等のバスの利用について伺います。確かにバスを満遍に運行するということは大変かと思います。しかし、これから未来ある子供たちがいろいろな体験を通じて心も身体も体も成長していく大切な時期であります。そういうときに財政難という理由の中で、これらがどんどん削られてしまう。今まで行ってきたリフトの使用料も削減、廃止される、こういう状況になってきています。せめて未来ある子供たちにきっちりとした財政を保障して、クラブ活動や、あるいは学校行事等におけるバスの運行を予算をつけて確保するということが、今求められているのではないでしょうか。保護者に聞きますと、この点についても急にバスの運行削減が行われ、説明もないまま、あったとしてもそれが伝わってないという状況の中で不十分で、なぜこういう事態が起きたのかということを困惑しているというのが実態であります。以上のことを述べて、これから子供たちの部活に― 37 ―対するバスの運行や学校の諸行事等は優先されると聞いておりますが、予算をつけてきっちりと運行の確保を図るべきだと考えますが、この点についての教育長の見解を求めます。次に、自衛隊車両の行進について伺います。日本共産党は、自衛隊は憲法違反の軍隊だと考えています。また、国民の合意で自衛隊の解除に今向けて目指しています。しかし、仮に緊急不正の事態が起きたとき、外部からの侵略、あるいは災害が発生したとき、これは今ある自衛隊を憲法の枠内で活用・運用するということを当然の任務として、国にも当然の責務はあると考えています。しかし、今、世界に憲法の廃止、あるいは自衛隊の海外の派遣が論ぜられるという状況の中で、私たちは武力に頼らない非軍事、技術や人道支援において平和的な外交を保つことは可能だということを考えています。今、国会の衆議院憲法調査会が最終報告書を出しました。この中には自衛隊の海外での武力行使のための憲法9条の改悪を進めようとしています。その背景にはアメリカの軍事基地の再編と海外での武力行使のとき、動くときにアメリカと日本の自衛隊が深くかかわり合って武力行使を行うという戦略を持っているからであります。そのためには憲法9条が障害になるとしています。日本の憲法9条というのは、あの悲惨な戦争体験を通して、侵略や武器を持たず、威嚇も行わないという世界に誇れる立派な平和憲法であります。しかしこの間、アメリカと自衛隊の軍事訓練が海外でも国内でも行われ、軍備増強・強化という事態が起こってきています。そのあらわれで上富良野町で見てみれば、90式戦車の配置や、あるいは地対鑑ミサイル部隊の配置、アメリカ等の共同訓練が行われるなど、その点を見ても、まさにアメリカとの侵略に備えた、武力行使に備えた、一体となった戦略が密に、この上富良野町でも行われているということがはっきりうかがえます。そのことを考えたときに、今回行われた駐屯地の創立50周年記念事業の一環としての、自衛隊車両の行進を喜ぶべき問題でありましょうか。確かに上富良野町と自衛隊の歴史というのは深くかかわり合い、この町の歴史にも深くかかわってきていることは事実であります。また同時に見なければならないのは、この町には、自衛隊を認める人、認めない人もいるわけであります。しかし、それらの人たちに共通しているのは、この町に安心して暮らせる、平和で安全な暮らしやすい町を願って、ともに、そういう人たちであっても協力して町の歴史をつくってきた、これがあるわけですから、これを逆なでするということは絶対許せるものではありません。そのことを考えてみれば、自衛隊の車両の行進を直ちにやめるべきだったのではないでしょうか。この点を町長と駐屯地に申し入れました。私は今回の自衛隊車両の行進というのは、単なる車両の行進ではなく、軍備を備えた戦闘車両の行進だと私は考えています。行進を見ていますと、90戦車や203ミリの自走砲が走り、角々には、交差点には軍服を着た自衛隊が立って、また警察官が立って、物々しい行進になっています。まさに平和どころか、私はこれを見て恐怖感さえ覚えました。私はこのことを考えたときに、なぜ自衛隊車両の行進を許可したのか、その根拠と町道の本来の目的に反するのではないかと考えますが、これらの点について町長の答弁を求めるものであります。次に、自立への道筋について伺います。町長は当面合併を望む相手がいない、だから自立へ進むということを答弁しています。仮に合併の話が出てきた場合は、あくまでも住民が判断するのだと述べています。また同時に、財政再建の道という形の中で、財政再建計画を住民に示してきました。しかし、この間の町長のまちづくり政策を見ますと、町民とともに進むまちづくり、町民に理解し合えるまちづくりという割には、一方的な財政難を理由にして、住民の公共料金の負担を上げる、あるいは、今まで行ってきた補助政策の見直しや縮減あるいは廃止を行うという状況になり、まさに町の都合でしか物事を考えてない、このようにしかうかがえない政策が見られています。ある団体に聞きますと、資源回収補助を受けていたのに、その補助金も手紙1通でばっさり切られてしまった。学校スキー授業等の補助の廃止や、在宅促進事業補助の見直しという形の中で、町の財政難はわかるけれども、私たちはこの町に必要なのかどうなのか、どういう役割を持っているのか、このことを聞かずに一方的な財政難を理由とした補助金等の見直し、廃止というのは許されるものではないのでしょうか。町民は、今本当に怒っています。今自立の町を選択するというのであれば、その進むべき方向を住民にしっかり示す、これが今町長に求められているのではないでしょうか。確かに町長が各種の懇談会や議会でも答弁しているように、総合計画に基づいて、あるいは財政計画に基づいて、その方向性は示しているということを言っているけれども、住民にしたらどうでしょうか。町長が思っているほど住民の理解というのはまだまだ深まっていないというのが状況ではないでしょうか。それでは、お金がない― 38 ―というだけではなく、お金がないのなら、その原資を生む対策は何をするのか。また、上富良野町にある商工業や農業、観光、これらの資源を最大限に生かして産業振興を起こす。そこに住民の生活と深くかかわる雇用対策や、あるいは企業を起こす、もしくは今農業観光と言われるという状況の中で、農業観光の具体的な方向策を示す。こういった具体的な対策を今住民が求めているわけであります。幾ら枠を整えたとしても、どういうまちづくりをするのかというその方向性を示さないで、ただ町民とともにまちづくりをするというのでは、納得できる話ではありません。このままでいけば、ますます上富良野町の将来が危ない、町がますます冷えて後退していくことは否めないでしょう。今こそ、その流れを断ち切って住民の暮らし、産業振興のためのしっかりとした方向策を町民に示すべきだと考えますが、この点についての町長の見解を求めるものであります。次に、農業行政について伺います。今、各自治体では、農村美観、農村農業を印象づけるための立て看板を設置する自治体が生まれてきています。その財源として中山間地域振興の補助金を使うなど、いろいろな財源のやりくりをして今看板をつくっています。上富良野町もクリーン農業の推進や地産地消という状況の中で、そういうクリーンなイメージの機運が高まるという状況がありますから、こういったところにも財政支援を行って、看板の設置をすべきだと考えますが、この点についての町長の見解を求めるものであります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番米沢議員の7点の御質問にお答えさせていただきます。まず、最初の御質問であります育児サポートセンターの設置につきましては、昨年策定いたしました町の次世代育成支援行動計画で、ファミリーサポートセンター事業として平成21年度までに実施するよう位置づけているところでございます。ファミリーサポートセンター事業につきましては、議員の御意見のとおり、保護者が病気したり、家族を介護するためなどの諸事情により、親のかわりに子供の保育所送迎を行うとか、一時的に子育て援助が必要なときに子供を預かるなど、地域において子育ての支援を受けたい人と、それを行いたい人が会員となり組織を設立し、育児や介護についての相互の援助活動を行うものであります。当事業を具体化していくためには、すべての子育て家庭を地域全体で支えていく機運が盛り上がることが重要でありまして、そのための子育てサポートの人材育成や既存ボランティアセンターの活用、またNPO法人の組織化、有料化の検討など取り組み課題があり、若干の時間を要しますが、平成15年度に行いました保護者アンケートにおいても、要望の多い事業でありますので、体制づくりを進め、できる限り早い年度に実施に向けて取り組んでまいりたいと考えております。次に、2点目の保育料の負担軽減に関する御質問にお答えいたします。本町の保育料につきましては、これまで軽減対策を講じてまいり、平成16年度においては国が定める徴収基準額の85%に設定し、軽減措置を行ってまいりましたが、公立保育所運営費の国庫補助金、道補助金の廃止による一般財源化により、町の財政負担が増加し、財政運営にも大きな影響が生じておるところであります。御案内のとおり保育料は応益負担の考え方が基本であることから、受益者負担の適正化の観点に立ち、国の徴収基準に近づけるべく、本年度から3カ年で段階的に軽減対策の解消を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、3点目の循環バスの運用についての御質問にお答えさせていただきます。循環バスにつきましては、昨年10月に新たな路線として、市街地を循環いたします循環東線と循環西線で運行しておりまして、昨年開設いたしました保健福祉総合センター並びに病院などの公共施設等への交通手段のない方々の利便を図るところでありますが、議員の御質問のとおり、利用客につきましてはまことに少ない状況であります。昨年10月から今年3月まで半年間におけます循環東線の1日平均の乗客は3.1人でありまして、また循環西線の1日平均の乗客は3.5人でありました。循環2路線の半年間の経費につきましては、委託している人件費と燃料費を合わせますと130万円余りでありまして、1日平均の経費が1万500円となっております。新年度に入りましてもこの傾向は変わっておりません。新たな路線ではありますが、非効率的な運行であることは事実でございますので、利用されている町民の方々への周知も考え、早い時期に廃止を含めた見直しが必要と考えております。次に、5点目の地元駐屯地創立50周年記念事業の中で実施いたしました、自衛隊車両による市中観閲行進に関する御質問にお答えいたします。当町における自衛隊との歴史は、昭和20年代後半に町民の支持を得た時のリーダーが、町の発展を願い自衛隊の誘致を進めた結果、その願いがかない、昭和30年9月に旭川から当町に自衛隊が移駐したことから始まるわけでありますが、当時は開町― 39 ―記念パレードが多くの町民も参加し、盛大に行われて以来、半世紀となる50年の長い共存共栄の歴史を刻み、今日ここに多くの町民とともにお祝いすべく、市中観閲行進を実施することができたのであります。私といたしましては、歴史を振り返り、諸先輩方が積み重ねてきた50年の歩みの中で、十勝岳の噴火を初め台風による河川のはんらんなど、自然災害に対しての支援、また冷害などによる農作業への支援を受けるなど、ともに幾多の困難を乗り越えてきた事実があります。また、雪まつりや地域イベントなどを初めとした各種行事への参加支援など、数え切れないほどの苦楽を経て、現在の人情味ある自然景観のすばらしい地域・風土を築き上げてきた歴史があります。加えて地域経済の発展の支えとして大きな原動力ともなり、基地の町として特色ある町づくりがなされてきたわけであります。この現実は素直な気持ちで深く再認識する必要を強く感じておりました。この町の歴史認識のもとに立ち、自衛隊と良好な関係を築き上げた先人の御苦労に感謝するとともに、現在あるすばらしい地域の歴史・風土を未来につなげる節目と位置づけたところであり、実施に当たっては、地元を初め関係する美瑛町、富良野沿線市町村、さらには関係機関、団体の皆々様の御協力を賜り、ともに祝うことができたことに深く感謝いたしているところでございます。また、町道に関する御質問でありますが、議員御指摘のとおり、道路は本来、人や車が通行する目的でつくられたものであり、催し物をしたり、工事や作業を行うことを目的としてつくられたものではないわけでありますが、道路工事や祭礼等のように、公益上または社会習慣上、本来の目的以外で道路を使用することがやむを得ないと認めた場合は使用ができることになっております。今回の場合においては、道路交通法に基づく手続となっておりますので、許認可権者は所管である富良野警察署の権限でありまして、最終的に趣旨や実施内容等を審査いただき、認可をいただけたと聞いております。次に、米沢議員の6点目の自立の道筋に関する御質問にお答えいたします。私は、これまでの状況判断から、本町は自立に向けた取り組みを進めていくことが私に求められている責任と受けとめ、将来の町づくりに向けて着手、新行財政改革基本方針、自立に向けた上富良野再生プランを策定し、町民の皆様に公表をさせていただきました。本町の自立に向けては、新行革基本方針で目指すものとして示した持続可能な財政構造への転換、協働のシステムづくり、行政資源の戦略的、重点的な活用の実現を果たしていかなければならないと考えております。その具体的な行動を示す実践計画として、昨秋には行財政改革実施計画、自立に向けた上富良野再生アクションプランを策定したところであります。行財政改革は単に削減や廃止を目的に取り組んでいるものではなく、自立する個人を基礎として公正で民主的な町づくりを進めていくために、行財政の構造を抜本から見直し、再構築していくことを目的として取り組んでいかなければならないと考えております。産業の振興や住民生活の安定等充実を図り、活力に満ちた町づくりを進めていくためにも、その基礎として上富良野という単位で物事をみずからの責任において決めていく基本的な仕組みを整えていくことが極めて重要であります。そのような仕組みを多くの町民皆様のお力をおかりしながら整備していくことが、自立に向けた最重要の取り組みと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、御質問最後の農業行政についてお答えさせていただきます。上富良野町を初め各市町村においては、個性豊かな風土色あふれる農村農場等を印象づける看板が設置されているものを目にいたします。看板の設置は農業者個々が独自色を出しながら、地域農業、農村のイメージアップを目指し取り組んでいるものと考えます。看板を統一してはとのことでありますが、看板を統一することによって農業者個々の発想力、創造性をかえって抑えてしまうことになるのではないかと考えます。今後とも農業・農村景観に配慮し、個々の独創性をもって多種多様な発想により取り組んでいただくことの方がよいのではないかと考えております。
答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)
9番米沢議員、4点目の学校行事のバスの利用に関しての御質問にお答えさせていただきます。昨年10月から町では、町営バスの運行形態を変更し、これまでのスクールバス単独の運行と路線バスを合体し、スクールバスを基本としながら一般乗客を乗せる混乗型として、さらに保健福祉総合センター利用者の利便性を図ることを目的に、市街地を東西に分け、循環バスの運行が行われてきております。それまではスクールバスの空き時間に学習活動やその他の活動での運行に利用してまいりましたが、運行形態の変更によりバス全体に余裕時間がなくなったことから、昨年10月以降、教育課程に基づ― 40 ―く学習活動や学校行事、体育行事等におけるバス利用については民間バスを借り上げるなど、本来の目的を損なわないように予算を確保して対応を図ってきているところであります。これらの町営バスの運行形態の変更や、学習活動、学校行事や体育行事の運行基準につきましては、学校長や教頭の会議を通じ周知徹底を図ってまいりましたが、保護者への説明が不十分であったとの御指摘を賜りましたので、再度学校を通じて周知徹底を図るよう取り進めてまいります。
質問 9番 米沢義英
育児サポートの設置については、設置するということでありますが、いつ、何年度までに設置するのか、この点を明確にすべきではないかというふうに考えています。これはもう待てない問題でありますから、質問の中でも述べましたように、病気や出産等、その他緊急の事態のときには保育所でも見切れないという状況が生まれています。この間行った町のアンケート調査でも、仕事を休む困難度ということで言えば、どちらかと言えば困難だということを含めると、非常に困難ということを含めると6割と。かといって、知人、親族に預けるということはどうなのかということも、これも大体6割で同数という実態が生まれてきているわけです。上富良野町の場合は、特に転出入の方の多いという状況があります。そういう意味では、こういう制度のやはり設置というのは、当然もう既に協議に入っておられるのだと思いますが、急務だというふうに考えております。そういうふうに考えれば21年度ぎりぎりというのではなくて、一年でも早目にこの目標設置をやはりすべきだというふうに考えますので、この点について見解を求めておきたいというふうに考えています。次に、保育料の問題ですが、確かに財政難ということもあるかというふうに思います。しかし、この間、町、いわゆる保護者の話を聞きますと、やはり今回の、もう19年度には国の基準に、保育料金をやはり一定にするのだということを聞きますと、一様に驚いています。今でもやはり保育料金というのは負担感としてあるところにもってきて、軽減されていて本当に助かるのだけれども、これがさらに100%になるということは耐えられないのだという話なのですよ。やはり確かに国の基準等もあるのかもしれませんが、やはり町独自の軽減策を今回もう一度設定し直すべき時期ではないかというふうに考えていますが、この点どのようにお考えなのか、お伺いいたします。次に、循環バスについては見直すということでありますから、早急に見直していただきたいというふうに思います。こういった財源を、いわゆる学校行事等のやはりバスの運行に回す、予算を配分するというやりくりをやるべきだというふうに考えています。確かにバスが1便減ってますから、町のバスを運行するということは大変だと思いますが、やはりこういった予算のやりくりで子供たちの部活の利便性を図るなどの財政措置を何らかの形でとってしかるべきではないかというふうに考えています。私は、やはりこういう財政の運用の仕方をやれば財源が一定出てくるわけですから、そこにある程度のまた予算をつけることも必要だと思います。学校行事等のバスの運行の基準についても、来年以降担当の方に聞きましたら、ことしはある一定の去年からの流れがあって予算は確保できるけれども、来年以降はわからないという話なのですよ。ですから、来年はまた削減されるということになれば、もう本当に一般の諸行事にもバスの利用というのがやっぱり予算がつかないということになるのではないかなというふうに考えています。各施設の状況はどうなのかなと思って聞きましたら、保育所等においても、やはり従来のバスの町営バス使われていたのだけれども、これについてもなかなかお金がないということで、子供たちにいろいろな体験させたいのだけれども、やっぱりそういう予算がないということで、本当に言いづらいのだということなのですよ、町長。この二つの問題点について同時に質問してまことに申しわけないのですが、深くかかわっている問題ですから同時に聞いているわけで、そういう子供たちのやっぱり成長著しいときに、見て、体験して、話を聞いて、体で覚える、こういう貴重な体験をやっぱりどこかで削ってしまったら本当に子供たち切ないのだと思うのですよ。私はこういうところの予算をきっちりつける必要があると思いますが、この点について町長と教育長について、どういう見解なのかお伺いいたします。廃止、見直すということですから、それは了解としていきたいというふうに考えていきたいと思います。それで、今まで同時にこれを利用してきた方が当然いるわけですから、電話で申し込みするだとかいろいろな方策もあると思いますので、この点もぜひ考えていただきたいというふうに考えています。次に、自衛隊車両の運行でありますが、私は今回の車両の行進というのは、50周年の記念すべき、確かに皆さん方からすれば事業だったのかもしれません。しかし、上富良野町には、これをよしとする― 41 ―方と、よしとしないという方がいます。そういう方たち、2人こういう方たちがやはり長い歴史を、町をつくってきたわけですから、そういうことを考えたときに、こういう自衛隊車両の運行をとめるべきではなかったのかと。許可出てるから問題がないというような話でありますが、あれを見て平和の使者だと思う人は恐らく少ないだろうと思うのですけれども、私、あれが、使い方によっては平和に道を開くものであるのかどうなのかという疑問が感じているわけです。203ミリにしても90式にしても、アメリカとの一体の中でのやはり戦略練られた形の中で配備されているわけですから、こういう問題を考えたときに、やはりやめるべきでなかったのかと。そして、行進の進路にはケアハウスや病院がそこにあったわけですよ。病院の中に何て書いてあるかというと、「車両騒音で迷惑をかけます」という張り紙をわざわざしてまで、あの走行させる本当にニーズは責務があるのかと、私思いたいのですよ。やはりこういう問題等一つとっても、まさに自衛隊べったりで、やはり本当に平和を願う人たちの気持ちを逆なでする、それ以外の何物でもないのではないかと。私はこのように考えています。この点も含めてもう一度、私、町長の立場としてこういう二つの勢力がある町だから、それを思いとどまるということをやれば、大した町長だということで褒められたかもしれません。いや、そのぐらいのものなのですよ。そう思います、私は。先ほども言いましたが、我々日本共産党はこの点でも、平和憲法の範囲の中で、万が一侵略された場合、あるいは災害のときは大いに活用します。将来にわたってこの自衛隊解除の方向は目指しますが、こういう見解をとっていますので、私この点含めて町長のもう一度、こういった点についての見解を求めます。次は、自立の問題ですが、例えば自動車あるとしますね。町長はこの自動車に乗って、将来当面合併の相手がいないから、自立という形で進みますと。そのための財政再建プランを立てましたということで、その枠をつくりました。その枠をつくったけれども、さあ、動かすのはどうしようということを今恐らく考えているのだと思うのですよね。そうするためにはエンジンがあったりいろいろな部品等が、当然ピストンがなければ動かないですし、車軸がなければ動きません。こういう組み立てを町長はする義務が今求められているのだというふうに思います。その過程の中で町長は、恐らく、どうしたらいいのだろうと、迷いながらも相当苦慮して職員の意見も聞いているのだろうと思うのだけれども、なかなか答えが出せない今過程なのだろうと私は私なりに解釈していますが、町長は違うというのであれば、違うと言ってくださいね。そう言うのだろうと思うのです。その中で、町民の力を発揮するにはどうしたいいのだろうと、職員の力を発揮するにはどうしたらいいのだろうという形の中で、いろいろな職員からのメールのやりとりだとかはありましたけれども、最近は何かやられてないという話も聞きましたが、そういう力をかりて自立の町づくりを模索している段階だというふうに考えています。しかし、その段階に至る前の時点で、もう既にちょっと町長はその階段をちょっと一歩二歩飛び越してしまっている部分があるのではないかなというふうに感じるわけです。先ほども言いましたが、公共料金にしても、各地の補助団体に対する削減の問題にしても、やはり一方的なのですよ。確かに住民は財政難はわかるけれども、それではどこまで我慢したら町づくりが一定私たちに、全く負担はないとは言えないけれども、負担なくつくる方向を示してくれるのかというところを、今一番住民にしたら聞きたいのです。ここが見えないから、例えばいろいろな保育料金を上げる、何を上げるということになれば、何でだと、町づくりの方向を示さないで何でこういうことをやるのだと。それならもっと、どういうふうにしたらその産業を起こして労働の雇用を確保するためにこの商店街の企業支援をどうするのかと。今の予算を見ましたら、将来的には投資的事業もどんどん減ってくるという状況になってきますから、そのためには当然公共事業にかかわっていた業者の方は仕事がなくなります。そうすると、それにかわった分野の仕事のやっぱり開拓というのが町長に求められているのですよ、今。例えば、福祉の分野で言えば福祉にかかわる事業を起こすだとか、あるいはこの観光の町を生かした企業を起こすだとか、特産品を開発するだとか、あるいはリフォーム制度におけるそういった住宅の改築にかかわるノーマライゼーションという形の中で障害者のバリアフリーということを言われてますから、こういうもののどういう企業が参画するのかという具体的な方向までやはり示さないと、町民は理解しないのだと思うのですよ、町長。だから、私の言いたいのは、そういう具体的な展望を示しなさいと、何を重点に置くのかということもちゃんとプランの中に示して、大いにまた討議しましょうということを私は常日ごろから言っています。そういう意味ではまだまだこの点についての町長の見解というのは、十分でありません。― 42 ―確かに、町長は町のトップですから、いろいろな声が恐らく来るのだろうと思います。つらいこともわかります。だけども、責務として、責任者として絶対それは避けて通ることはできない問題ですから、このことだと私は考えますので、この点を踏まえて町長はまだ十分だと思うのか、まだ不十分だと思われているとすれば、今後どういう具体的なまちおこし、企業振興や含めて産業振興されようとしているのか、具体的な方向性をぜひ示していただきたいというふうに思っているところです。最後に、農業の問題については、統一的な看板をつくれといっても、みんな同じ看板をつくれという意味ではないわけで、そういうことではないわけですから、それぞれ特色ある看板をつくるのだと思うのです。確かに農業はこれだけでないのですけれども、やっぱりほかの町へ行ったら、ぱっと目に飛び込んできます。そういうものを含めてやっぱり望んでますので、この点も、もう一度財政的な支援も含めて検討するお考えがあるのかどうなのか、お伺いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番米沢議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、育児サポート制度の実施時期について明確に答えろということでありますが、先ほどもお答えさせていただきましたように、町の次世代支援計画の中におきましては、育成支援計画の中においては21年をめどにということで考えておるところでありますが、先ほどお答えさせていただきましたように、一年でも早く、今の実情というものを議員からもお話しいただきましたけれども、私自身も担当から現状報告を受けております。もう少しすれば施設も未収容児の数が減ってくるというようなことで、施設も余裕が出てくるわけでありますけれども、ここしばらくの間は、議員御発言のとおり、施設もオーバーフローの状況にあるという現実でありますので、早急にこの対応につきましては、一年でも早く前倒しをしながら対処していきたいというふうに思っているので、御理解をいただきたいと存じます。次に、保育料の軽減の問題でありますが、従前から基本的には国の基準が原点であります。しかし、いろいろな状況を加味した中で、町は特別に軽減策を講じていたということでありますが、先ほどお答えさせていただきましたように、国の財政が非常に厳しくなったということで、保育行政に伴います国や道の補助金等々が廃止になったと。より一層保育所運営に対します町の一般財源の負担が高額化してくるというような状況の中で、国の基準に特別対応を図って軽減策を講じていくことが非常に難しくなったというようなことから、基準に戻させていただきたいと。年度一挙にというわけにはいかないので、3カ年の年度計画を立てながら、逐次国の基準に戻していただきたいということでございますので、御理解を賜りたいと思います。それから、循環バスの見直しにつきましては、先ほどお答えさせていただきましたように、100円の収入を上げるのに800円も900円も経費をかけて対応していつまでもいるということにはなかなか相なりませんので、早急にこれらのものの廃止に向けての見直しを十分対応していかなければいけないというふうに思っております。ただ、その中で浮いた財源を他に向けるということではありますが、18年度予算編成に当たりまして、またいろいろと配慮しなければならないわけでありますけれども、既に議員にも御説明させていただいてきましたように、我が町の自立を目指していく過程の中で、平成20年度までの財政見通しを議員の皆さん方にも提示させていただきましたが、御案内のとおり、まだまだ十数億円の財源不足が出てくると。来年の予算編成におきましても、また何億の財源不足は出てくると、そういう中にありまして、ここで削減したからそれを向こうへ持っていくというようなことでなくて、総体的な歳入の不足をそういった部分で補っていかないというような、ある面では自転車操業的な財政運営の現実の中で、必ずしもそれらを他に向けるという、今の循環バスの経費をやめたから他に向けるというようなことには、直接的にはなかなか難しいものがあるということで御理解いただきたいのと。それともう1点は、17年度予算も議員も見て御理解いただけると思うわけでありますが、私といたしましては、教育予算と福祉予算につきましては、財政的に厳しい中ではありますけれども、今年度も削減をすることなく増額させていただいております。これはいつまでも続けて対応するということは難しいわけでありますが、最大限財政運用の中において、教育予算と福祉予算につきましては、最大限の配慮をしていかなければならない分野であるという、聖域なき構造改革と聖域なき財政改革というふうに言ってはおりますが、そういった部分については十分な配慮をしていかなければならないというふうに認識いたしておりますので、御理解をいただきたいと思います。次に、自衛隊の市中パレードの件でありますが、自衛隊50周年記念事業ということで、私としてはこの対応をしたわけでございます。基本的に私は就任以来申し上げておりますのは、― 43 ―自衛隊を含めた三本柱、基幹産業の農業と、商工観光業、そして自衛隊と、基地の町自衛隊と、この三本柱で町はなっていると。この三本柱が調整のとれた発展ができるような町づくりを目指していくというのが私の信念でございます。そういう観点からして、今回の自衛隊の市中パレードにつきましては、50年という一つの節目の中で、先ほど議員がおっしゃった、装備が203ミリ自走りゅう弾砲にしろ、90式戦車にしろ、戦闘装備であるということでありますけれども、町民がその装備みずからもどのようなものがあるのかということも十分知っておられる町民もいますし、全然わからない町民もいると。そういう中にありまして、あの市中パレードをすることによって、上富良野駐屯地には、ああ、こういう装備があるのだなということを住民が理解していただいたということもございますし、議員御発言にありましたように、反対されている方々もいるのだよと、私はよく理解しておるつもりであります。一部にはそういう方々もいらっしゃるなというふうに思っておりますが、当日からきょうまで、来年もやれという声は何度も聞きますが、何でやったというおしかりの声はいまだ私の耳には入っていないということでございますので、ひとつこのことにつきましては、私としてのこの三本柱の対応を含めながら町づくりの一つの基本であるという認識をいたしておるわけでありまして、議員とは少し考え方の違いがあるというふうには認識いたしておりますが、私の意を御理解賜りたいなというふうに思うところであります。次に、自立の道筋につきましては、議員御発言にありましたように、いろいろな形の中でこれを取り進めていくということは大変厳しいわけでありまして、それらの中にありまして、基本的には、さきの議員からの御質問にもありましたように、町の将来というものをどう見せるのだと。それにつきましてはさっきも御説明させていただきましたように、総合計画の中で位置づけした対応の中で町づくりを今進めているわけです。その総合計画をもとにした中で、議員皆さん方にも御呈示させていただいております実施計画、3カ年間ローリングの実施計画で、これからの3年先の町づくりにはこういうような形で財政投資をして町づくりを進めてまいりますよということで、議員の皆さん方にも御説明申し上げております、総合計画に基づきます総合計画の実施計画、これらを重点とした中で町が進んでいるのだということは、議員の皆さん方は十分理解いただいているものと思うわけでありますが、そういった部分が住民の皆さん方に十分行き渡ってない部分があるということにつきましては、私自身も認識をいたしておりますので、これらにつきましては今行革の中で、プロジェクトをつくって対応しております出前まちづくり講座等々のいろいろな手法を講じながら、住民の皆様方への説明責任を果たしていくような対応をしていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。次に、最後の看板の設置でありますが、議員も御理解いただいたように、これらにつきましては財政支援をということでありますが、今のところは皆さん方が自主的に対応いただいておるというようなことから、町といたしましては財政支援という考え方は現在の中では持ち合わせていないということで、御理解をいただきたいと思います。
答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)
米沢議員の学校行事のバスの利用に関する御質問にお答えをさせていただきたいと思います。本来的な教育課程に基づく教育活動であります総合学習などの学習活動や学校行事、また体育活動に対しましては当然でありますが、将来のある子供たちのために予算を確保するよう努めてまいりたいというふうに考えております。また、同様に中体連も教育課程に基づくものでありますので、運行が確保されるよう努めてまいりたいというふうに思います。しかしながら、土曜、日曜開催の部活の中で、例えば、○○商店杯争奪○○大会というようなものに対しましては、一部今年度からバスの運行について見直しをさせていただいているところでありますので、御理解を賜りたいと思います。
質問 9番 米沢義英
育児サポートについて、少子化という形の中で、一定の保育所に入所する方も減るという、そこの動向を見計らってということでありますが、それでは困るわけで、今もう既に困っている人がいるのだということの判断に立っておられるのだというふうに思いますが、そのことをきっちりと認識いただいて、一年でも早くということなのですが、そこはもう一度、そういう実態があるのだと。そういう実態を、今求めている人があるのだということを踏まえた答弁なのか、この点もう一度確認しておきたいと思います。そのことを考えたときに、本当に早急な対応というのが求められているというふうに思いますので、この点もう一度確認しておきます。保育料の問題では、もう絶対これは何が何でも国の基準に近づけるのだという話でありますが、しかし、これは本当に余りにもひどい話で、このままいけば、本当に給与の削減や税負担の増大という形の― 44 ―中で、本当に預けることさえできないという状況も生まれかねないという事態になりかねません。そういう意味ではもう一度、私は国の基準に100%近づけるのではなくて、今行っている軽減策を、やはり適用すべきではないかと思いますので、この点もう一度お伺いいたします。学校行事等の問題についてでありますが、確かに部活等の何々杯というところでの出せないという問題もあるのかもしれませんが、極力こういった部分にもやはり配慮していただけばというふうに願っています。口には出さないのですが、やっぱり今そうやってバスだとか車だとか、出せる人はいいのですけれども、出せない方もいるのですよね。あと部活の中身によっては、保護者が率先して自家用車使って出しているというところもありますけれども、そうでない部分もありますので、そういった部分も含めて十分改善できる余地があるのではないかなと思いますので、この点。それと、あと自立の道ということなのですが、町長は十分説明されてない部分もあるということではよく認識されているのだろうと思いますね。それならもっとわかりやすく、具体的な、何回も言いたくありませんが、町民がわかりやすく理解できるような説明の仕方というのはあるのではないかと。今の部分でいけば、行政から物を見てるから数字ばかり並べてきて、いろいろなアクションプランだとか、ハクションプランだとか、いろいろなちょっとよく理解できない部分もあるのですが、やっぱりそういう行政用語がずらっと出てくるのですよ。そうするとやっぱりわからないのですよ、町民の人にしたら。やっぱりそういう問題等含めて、再三再四言いますが、地域産業をどうするのか、この不景気の中で商工振興をどうするのかという一歩も二歩も踏み込んだ提案をすべきなのだと思うのですよ。そこがどうも町長の力不足な点ですよ。あとはいろいろ住民の力、職員の力を発揮してもらう、活用するということは言っているのですけれども、枕詞で終わってないのかと言いたいわけですね、僕は。それが言葉だけで言葉が走って、実行するその具体策がないから住民がわからないわけだから、この点もう一度、認識しているというのであれば、そういった具体的な対策を示す必要があると思いますので、この点もう一度示されるのかどうなのか、お伺いしておきたいというふうに思います。あと看板については、財政難ということでもありますが、しかし、ぜひ設置していただきたいというふうに考えていますので、これもぜひ検討していただきたいというふうに思います。あと自衛隊の問題については、確かにおわかりかもしれませんが、やはりよく町長覚えていておきたいのは、上富良野というのはそういう反対の声があるのですよ、底流に流れているのですよ。多くはやっぱり自衛隊で組織されている町だから、なかなか言い出せないという、こういう部分があるわけです、町長。そのことを考えたときに、しつこく言いますけれども、やはりその気持ちを察した行政の町づくりというのは必要だと思います。申し入れのときにも、駐屯地内での空砲訓練すごいうるさかったです。あれも中止しなさいということで言ってたのだけれども、なかなかやめないのですよ。そういう迷惑をかけておいて、平気でこの行進をするというのですから、自衛隊のあり方というものもどうも問題ではないかというふうに考えています。本当に自衛隊の町も共存共栄だというのだったら、そういう人たちの両方がいるということを配慮した町の進め方というのを、もう一度要望すべきではないかと思うし、当然この軍事パレードということの位置づけは否めませんので、この点町長、もう一度答弁を求めます。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番米沢議員の再々質問にお答えさせていただきます。まず、育児サポートの件でありますけれども、先ほど申し上げましたのは、これからの町の未収容児の推移を見きわめますと、だんだんだんだん少なくなってくるわと、今の保育所の定数を十分に賄って、それらの対応ができる状況になってくるわということでありますけれども、議員おっしゃるように、今がそのオーバーフローで、その要望にこたえられない状況にあるのだと。ですから、早急にこれらの解消のために取り進めなければいけないという認識に至っているということで、御理解いただきたい。それから、保育料の改正の問題でありますが、確かにいろいろな面で十分わかるわけでありますけれども、今、町の状況からいたしましても、やむを得ない状況にあるということでありますし、この保育料につきましては応益割の対応で、所得に応じた保育料をちょうだいいたしているわけでありますから、そういった対応の中でひとつ御理解をいただきたいと。また、町として財政的な対応ができ得る状況になるとするならば、こういった部分も含めながら再検討する時期が来るかもしれませんけれども、今、財政の立て直しをする段階におきましては、御理解をいただきたいということであります。また、自立の道につきましてのいろいろな面についての説明責任につきましては、十分果たさなければならないということは十分私自身も認識しており― 45 ―ますし、これらのことにつきましては、行政だけが先行して対応するのではなくて、いろいろと住民の皆さん方の考え等々もお聞きしながら進めていかなければならないというふうに十分認識いたしておりますので、町民会議の皆さん方の御意見等々も承ったり、パブリックコメントで町民の皆さん方の意見等々も承りながら、その対応を進めておるところでありまして、その町づくりの産業振興その他のことが、なかなか福祉もどうなっていくのかわからないということにつきましては、先ほども申し上げましたように、総合計画をもとにした中で議員の皆さん方にも配付させていただいておりますように、農業につきまして第5次の上富良野町農業振興計画という5カ年間の計画を立てて、それに向かって取り進めさせていただいておりますし、福祉等々につきましても、健康上富良野21というのをつくって、これらの計画に基づいた対応をさせていただいていると、障害者対応につきましても、障害者計画等々の中で、それぞれの総合計画に位置づけされた総体的な基本に立った中で、それぞれの分野でその計画を立てて取り進めさせていただいていると。それは議員の皆さん方には説明させていただいておりますけれども、それらが一つ一つ町民の皆さん方に十分理解されていないということにつきましては、議員の御質問のとおりでありますので、これらにつきましては、先ほども申し上げましたように、今後の協働のまちづくり、住民と行政とが協働のまちづくりを目指していく中にあるからこそ住民の皆さん方に十分なその説明対応を図っていくように努めてまいりたいというふうに思っております。それから、看板の設置につきましては、先ほどお答えさせていただきましたようなことでありますので、御理解をいただきたいと思います。また、自衛隊の関係の問題でありますけれども、基本的に自衛隊と共存共栄を図っていくまちづくりを、私はこれからも進めていきたいと。そして自衛隊がいることによって、おっしゃるとおり、いろいろな面で地域住民に迷惑をかけておりますし、我々は迷惑を受けておるわけでありますから、これらについては、その迷惑に匹敵する国の保障を町としては正々堂々と要望をし、要求をし、その迷惑に対応する措置を町としては対処していかなければならないというふうに思っております。ただ、今後も私は自衛隊との三本柱が調和のとれた町づくりを目指していきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)
学校行事のバスの利用に関する御質問にお答えをさせていただきます。昨年の10月の運行形態の見直しの柱の一つでありますが、目的外運行が非常に拡大してきたと。それらの是正が課題でありました。そのようなことから、バスの保有台数も1台減っているというような状況から、先ほどの大会等への派遣につきましては、なかなか解消が難しいのかなというふうには考えているところでありますが、本来的な教育活動につきましては、バスの運行を最大限確保したいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。