みんなの議会

上富良野町議会 平成16年第1回定例会 2004年3月11日

(1)産業廃棄物処理施設について/(2)国民健康保険税の改正について/(3)行財政の見直しについて/(4)保育行政について/(5)耐震診断の実施について/(6)子どもの権利条例の制定について/(7)障害児童の対策について

2004年3月11日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「産業廃棄物処理施設について」「国民健康保険税の改正について」「行財政の見直しについて」「保育行政について」「耐震診断の実施について」「子どもの権利条例の制定について」「障害児童の対策について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 高橋英勝、保健福祉課長 佐藤憲治が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、教育長 高橋英勝、保健福祉課長 佐藤憲治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 7 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 9番 米沢義英

私は、さきに通告していました点について、町長及び教育長についての見解を問うものであります。第1番目には、産業廃棄物処理施設の問題であります。さきの12月の定例町議会において、私はこの点について町長に質問いたしました。町長は、産業廃棄物処理の建設については、地域住民の側に立って対処するということを述べました。また、そのもとで地域住民からは、産業廃棄物処理施設の建設については、建設中止をしていただきたいとの地域の関係者の署名捺印を添えた申し出が、町と業者にありました。今後、町においてはこの申し入れについてどのように対処されるのか、お伺いいたします。今、地域住民においては、環境が損なわれるなどなど、なぜ上富良野町に持ってこなければならないのか、こういう声が聞かれます。そういう意味でもこれから道においても何らかの回答をしなければならないという状況にありますから、改めていま一度、ここにおいての町の見解について伺うものであります。次に、介護保険税の問題について伺います。今回、介護保険の納付金の税率が変更されるようになりました。これは国の制度にのっとったものだということであります、しかし、この根本原因というのは国の財源不足を、地方やあるいは介護の加入者に負担させる、こういうところから来ているものであります。今、私たちの生活は年金保険料等の引き上げ、給付等の削減、数々の国民負担がふえるという状況の中で、生活そのものが大変になるという状況があります。確かに、この今回の税率改正の中で、平均7, 000円引き上げということでありますが、このことをもってしてても、所得能力に応じて当然所得の少ない人ほど負担率がふえるということは明らかであります。私は国の制度だからというのではなくて、国の制度であったとしても、やはり住民の立場に立って、その軽減の対策をとるということが求められるものであります。町においては、国の制度だから補てんできないということをしきりに言われますが、私は住民の声をきっちり聞くという立場からも、いま一度町からの繰り入れなど、税率の据え置きをし、軽減対策を図るべきだと考えますが、この点についての町の見解を求めます。次に、行政の見直しについて伺います。今、町は、行財政の見直しという形の中で、将来は60億円規模の財政構造が適当ではないかという形の中で方針を打ち出してきています。しかし、住民にしてみれば、何のことなのかさっぱりわからないというのが実態であります。この間のこの問題においても、国自体の問題と町の運営自体の問題がその財政の根幹を狂わしているわけですから、この問題をはっきりさせないで、ただ財政難だから多少の負担は町民に求めることは当然だ、町の行政改革という形の中で、職員や給与の削減、見直しを行っているからやむを得ないのではないかという方向を示しておりますが、しかし、根っこがきっちり何が原因でこのように状況になったのかということも開示されないまま、住民にとってはまさに不明確の中で― 97 ―財政採算というのはあり得ないものであります。今、住民が求めているのは、当然内部努力、当然国に対する財源の保身、地方自治体の当然行政がやっていける分だけの交付税の増額、これを行ってほしいというのは、どの自治体へ行っても住民にしても当然の声となっています。そういう意味では、まだまだ内部での経費の節減や透明性の確保という点でも、住民の立場から言えばかけ離れているのではないかと、私自身考えています。そういう意味では財政再建というのなら、収入役制度や町長車の廃止、また、自前でできるものは自前でできる。例えば、清掃業務など外注部門の見直しなどあらゆるものの見直しを行って、具体的な対策、そして町の今後すべき方向を住民に説明するべきだと考えます。そういう意味では、今後このような点についてどのように対処されるのか、町長に見解をお伺いいたします。次に、保育行政について伺います。今、保育は多様な保育が求められています。例えば、就業時間が不安定という状況の中、変則的になるという状況の中で、待機児対策や特別保育、子育て支援などという充実というのは、今当然のことになってきています。また、国においても児童福祉法の改正や保育行政についてのあり方の改正が行われ、また、指導も行われているという状況があります。この間、町においても、なぜ保育所に入所申し込みを行っても入れないのか、あるいは職場の時間帯が6時・7時過ぎるという状況の中でなぜ延長保育を実施できないのか、また、一時保育という特別保育ができないのかという声がたくさん出ております。また、寄せられています。また、この間、町の広報にも保育所入所申し込みに当たって、なかなか回答が来ないという声も載っています。そういう意味では、私はこの保育行政のあり方というのがいま一度真剣に討議されているのかどうなのか、この点でも疑わざるを得ません。そういう意味では、私は一時保育や延長保育など、特別保育の充実をさらにしなければならないと考えます。そこでお伺いしたいのは、ことしから西保育所が民間委託されるという状況の中で、午後6時30分の退所時間を延長するという形になりましたが、他の保育においては実施されないのかお伺いすると同時に、また、今後の一時保育所の保育のあり方についての町の見解について伺いいたします。次に、障害児童対策について伺います。今、母子通園センターを終了した児童の、障害児の保護者で構成するドレミキッズの会があります。そこでは自己運営をして、少しでも子供たちが一般の生活ができるように、日常の生活が不安、少しでも軽減できるようにという形の中で運営して、音楽・リズムの運動を通じて子供たちの相互の成長や心の触れ合いを大切にしながら運営しているところがあります。そういう意味は、私は障害児支援制度もありますが、しかしこの制度の恩恵にも預かれない、例えば、介護保険では町独自の上乗せサービスや横出しサービスなどの制度があるにもかかわらず、こういう制度がこの人たちにはなかなか対応されてないという問題点が明らかになっています。憲法にも、だれ一人ともひとしく健康で文化的な暮らしを送るということが明文化されている。このことからしても、当然この趣旨からいっても逸脱していると言わざるを得ません。そういう意味ではどういう対策がよいのかということを早急に検討し、具体的な対策を講ずるべきだと思いますが、この点についても昨年質問しましたが、今後どのような対応をされるのか明確な答弁を求めるものであります。次に、耐震診断の実施について伺いいたします。今、阪神大震災の教訓、あるいは十勝沖などの教訓などによって、消防力の強化と耐震性の強化というのは当然のことになりつつあります。その上に立って2002年に、消防庁においては消防拠点となる公共施設というと耐震化推進委員会というところが、学校等の公共施設等の耐震改修の促進が必要だということが報告として取りまとめられました。その上で、公立小中学校の建物の43%に耐震上何らかの問題があるということが指摘され、また、同時に、耐震診断のおくれは大きな問題だと指摘されています。町においてもこの診断における状況はどのようになっているのか、小中学校における診断はどのようになっているのか、また、老朽化している公民館の耐震診断についてどのようになって、今後どのような補強体制をされようとしているのか、これらの点についての教育長の明確な答弁を求めるものであります。次に、子供の権利条例の制定について伺いいたします。子供はひとしく社会の中で、大人や地域社会の中で見守られ成長しなければなりません。しかし、このことが今、とかく社会の諸事情によって屈折した形の中で大きな子供たちに心の痛手、傷になって大きな問題として今出てきています。今、上富良野町においても、一人一人の子供たちが本当に大切にしているのであるかということを考えたときに、いま一度町の教育や遊び場、あるいは― 98 ―町全体の社会環境そのものがどうなっているのかということを総点検する必要があると私は考えています。その上に立って、時代を切り開いていく主賓としても子供の権利条例というのはとても大切なことであり、国際的にも子供の権利条例の制定や、また、自治体独自の制定が行われてきている背景もここにあるわけであります。上富良野町の将来を担う子供たち、環境づくり、また、一人の人格を持った人と尊厳されるためにも、この町に参加できる環境づくりのためにも、町独自の権利条例の制定はこの間どのように検討されてきているのかお伺いいたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

9番米沢議員の7点の御質問にお答えさせていただきたいと思います。まず1点目の、産業廃棄物処理施設についてでありますが、議員の御発言のとおり、平成15年の第4回定例会におきまして、産業廃棄物の設置計画に対する町としての基本的な姿勢として、計画周辺住民の一致した考えである内容を指示することを述べさせていただきました。このことにつきましては現在も変わるものではございません。地域においては地域協議会を立ち上げて、反対である意思統一をされ、当該事業者にその意見が伝えられたところでありますが、その後の変化は現在のところ特にありません。今後、町といたしましては、事業者等からの何らかの動きがあってもあくまでも地域の意思を尊重し、対応を進めていく考えであります。次に、2点目の国民健康保険税についてでありますが、介護分につきましては、あくまで対象年齢40歳から65歳まで2号被保険者に限られていることや、その納付額については全国の介護保険財源の32%を対象者数によって配分されるシステムでありますことは、既に御承知いただいているものと思うわけであります。そのため、市町村が納付すべき介護納付額の算定においては、市町村独自の算定裁量が入り込む余地はなく、加えて本町介護保険会計の動きとともに、直接連動しない制度でもあります。全国のすべての2号被保険者がひとしく負担することとなっておりますことから、町がその補てんをすることは考えておりませんので、御理解をいただきたいと思います。次に、3点目の行財政の見直しについての御質問にお答えさせていただきます。このことにつきましては、町政執行方針で申しあげておりますように、行政運営の方法や財政構造を改めることになりますことから、議員の御提案のことも含めて、行政内部の改善検討を行わなければなりません。なお、行政経費の全体を点検する必要から、ケースによっては町民の皆様にも一定の協力をいただかなければならないものと思っております。改革に当たっては、今までも多様な御意見を町に寄せられておりますが、今後の具体的な検討に向けては、改めて多くの町民の皆様からも幅広く意見をいただけるようにと、町広報紙を通じて意見の募集をお願いしてまいりますので、議員にも御支援と御協力をいただきますようよろしくお願いを申し上げたいと思っておるところであります。4点目の保育行政に関する御質問にお答えさせていただきますが、保育サービスの充実については、利用者の生活実態及び意向を十分に踏まえた提供体制を整備するとともに、多様な保育需要に応じて広く住民が利用しやすい保育サービスを行うことが必要であると認識いたしております。延長保育や一時保育など、保育サービスの充実に関する対応につきましては、次世代育成支援対策推進法に基づく総合的な子育て支援の行動計画として、現在作成中のエンゼルプランの中で具体的施策を盛り込んでまいる考えであります。なお、エンゼルプランのニーズ調査の結果、延長保育への意向があることから、指定管理者の運営による西保育所で現在の閉所時間をさらに延長する保育を本年度試行的に実施して、他の二つの民間保育所についても、その成果を見きわめながら受け入れ態勢がとれるか否かの検討をしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、7点目の母子通園センターを終了した障害児童への日常生活支援の御質問につきましては、さきの議会でもお答えしておりますが、保護者の有志のグループにより障害のあるお子様のために自主的に学習交流を開催されていることは、療育の視点では大いに意義があり高く評価しているところであります。この活動を継続していく上で、議員御質問の日常生活支援について、障害者支援制度における居宅生活支援事業としての位置づけが可能なのかどうか、保護者のグループの考え方も十分にお聞きしながら、町としてもできる限りの支援策を検証してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)

9番米沢議員の、5番目の耐震診断の実施についての御質問にお答えいたしたいと思います。耐震診断につきましては、文部科学省より各市町― 99 ―村の学校設置者に対し、昭和56年以前の新耐震基準以前の設計で建築された古い学校建物に関して耐震診断や耐力度調査を行い、耐震性能の把握に努めるよう通知が来ているところでございます。本町では、昭和56年以前の古い学校建物といたしましては、上富良野小学校校舎の一部、上富良野西小学校の体育館、東中小学校校舎、上富良野中学校校舎及び東中中学校校舎が該当いたします。この調査は、学校設置管理者の努力規程ということであり、本町においては現在のところ該当校舎、体育館の耐震診断を実施していないのが現状であります。学校施設は多くの児童生徒が1日の大半を過ごす学習・生活の場であることから、安全性豊かな環境を確保することが重要と考えており、また、地域住民の方々の応急避難所としても大きな役割を果たしていることから、今後早期に耐震診断を進め、学校施設の安全対策に万全を期すよう十分検討してまいりたいと考えております。次に、公民館の耐震診断と今後の対応でありますが、公民館は昭和46年に建設され、以来34年が経過し、施設の老朽化も著しく、公共建築物としてその耐久性や耐震性など種々の問題を抱えながら施設の運用を図っているところでございます。公民館は生涯学習の拠点施設として活用し、不特定多数の人が出入りする施設でもありますので、施設の安全性を調査の上、平成10年度に公民館構造診断を実施したところであります。この診断調査結果では、施設の構造耐力と耐震性能は現在の建築基準法に比べると十分な構造や耐震強度が保有されていないため、建物を再生利用する場合には、構造や耐震強度の補強が必要であるとの調査結果を得ているところでございます。現在の公民館と図書館の新設整備は町の懸案事業として種々検討を重ねてまいりましたが、町の財政事情から早期の実現は困難でありますので、当面町民の利便性と施設の安全性や現在の図書室整備の機会もありますので、平成17年度に公民館施設の大規模改修工事を実施するよう計画しております。工事の施工に当たりましては、施設の構造耐力や耐震補強の問題も含め、危険解消と安全対策に最善の対応を図るよう考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。次に、6点目の子供の権利条例の制定についての御質問にお答えいたします。議員より、昨年3月に同じ質問を受け、子供の権利条例の制定につきましては子供たちの権利を尊重し、また、理解を深め、その権利を保障できる地域づくりをねらいとし、さらに子供たちが社会に参画していただく機会の促進を図ることからも、条例を制定し成果を上げることも大切であり、十分検討し対応を図ってまいりたいとお答えしたところでございます。この間、教育委員会や校長会等で子供の権利条例の制定についてだけではなくて、町の教育環境づくりや教育力の向上も含め種々協議を重ねているところであります。未来を担う子供たちが、これからの時代に向かって心身ともに健やかに心豊かに生きていくためには、地域の子供は地域全体で育てるとの基本理念のもとに、これからも意を用いて育成することが大切であると思っております。子供権利条例の制定につきましては、町の条例制定することにより子供たちの教育や権利、理解のみならず健全育成の関心が高まり、また、社会への参画機会の促進など成果を上げる要素も大きいと思いますので、引き続き関係者の意見や議論を高め、条例制定に向け努力してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 9番 米沢義英

町長にお伺いいたします。産業廃棄物処理施設の問題でありますが、地域住民の側に立って、あくまでも意思を尊重するということでありますが、ここで明確にしていただきたいのは、業者の方が建設するということがたとえ出てきても、あくまでも反対の意思表示をするということで確認してよいのか、また同時に、道においてもその旨の意見を反映するということで確認してよいのか、この点を明確にしていただきたいというふうに考えております。次に、国民健康保険税の介護納付金の問題でありますが、条例というのは自治体でつくれるわけですから、当然その自治体の条例が優先するということもあるでしょう。そういう意味では今回の国民健康保険税の介護納付金においては、大きな問題点が当初からあると言われてました。当然総納付額の3割を、かかった費用の納付するということですから、これから高齢化社会という形の中でお年寄りがふえてくれば、当然総費用が膨らむことはわかってたことなのですが、このことを国はみずからのことをきっちりと財政措置をしないで、地方に押しつけたことによってこれから毎年この制度が税率が引き上げられると、これが地方自治体でも大きな問題になっています。それだけ勝手なことをやっているのですから、そして、自治体にこれだけの負担を負わそうとしているのですから、やっぱり町自体でもその防御策として住民の側に立った何らかの具体的なやはり保身策― 1 00 ―というか、一般会計からの繰り入れ等の対策というのは必要だと私は考えておりますが、この点についてもう一度明確な答弁を求めます。次に、財政の見直しについてお伺いいたします。将来的には、財政の見直しは当然必要なことだということを言われています。今回収入役制度や町長車の廃止、あるいは清掃業務等の委託経費の自前でできるものは自前でできるという形の旨を私は訴えています。何も収入役が憎くてこういうことを言っているのでありませんので、誤解を受けないように大変失礼かと思いますが申し上げておきたいと思います。私、こういうだけ住民の生活が大変になっているときに、やっぱり町みずからもいろいろな努力もされてきています。この点については一定の評価も私自身しております。しかし、住民の側に立てばまだまだ不透明な部分があるということで、ここでもう一度明確な答弁をお伺いしたいのは、将来的には公用車の廃止、そして、収入役制度の廃止、また、これらについて清掃業務等の委託業務等の見直しについては、行うということで確認してよろしいのか、なかなかこの表現では私読み取ることがなかなか難しい表現になっておりますので、明確にしていただきたいというふうに思っています。次に、保育行政の問題であります。閣議決定等においても、一時保育や、あるいは延長保育、これらについては特段の配慮をすべきだという形で、地方自治体においての速やかに履行することを求められて、今各地で進められています。そういう意味で、先ほども紹介いたしましたが、広報にも載っていたように入所申し込みをしたが、その後改善されたかもしれませんが、なかなかきちっとした対応はできないと、職も求めることはできないと。他の市町村に預けて仕事に行っているという声も聞いてます、実際。そういう意味では、町づくりという点でも大きなマイナス点であるというふうに考えています。国がそのことを速やかにやれと言っているのに、この間、町はなかなかエンゼルプランのこの対応を待ってからという形の中で進めてきました。しかし、今回、西保育所においては試行的に実施するという形の方向を打ち出しましたが、どうも私は言っていることとやっていることのやっぱりずれがあるのではないかと。やることはいいのだけれども、それでは他の中央保育所はどうするのかという問題なのです。西保育所というのは、それぞれの地域に住んでいる人たちの生活実態が違います。中央保育所においてもそれぞれの生活実態が違うのです。わかばにおいてもそれぞれの生活環境や実態が違うのです。それを試行的に西保育所だけで実施したとしても、それが平均的な問題として出てくるのかどうかという問題です。西保育所でやった場合は地域限定品になって、そのことしかわからないでしょう、恐らく。本来やるのだったら一斉にやるということをなぜやらないのかと。そして、一方では、エンゼルプランを待ってから、この間の答弁では実施したいということを言っておきながら、今回、西保育所でやると言うのだから、この間の議事録を見てもそういう答弁になっているわけです。どうも言うことと実際にやろうとすることの矛盾がある、ここにやはり一貫した保育行政のあり方についての指針というものが、体系的なものがつくられてきてないという大きな問題が浮かび上がっているのです。もしも、西保育所でこれ試行的にやると言うのだったら、どういう目安で何を一つの物差しとして、これ将来的にどういう基準でやろうとしているのか、お伺いいたします。私、勘ぐることは嫌なのですが、民間委託になったから特別な配慮をするのではないかということも、これはそういうことも思われるのです、こういう町の人たちにしたら。行政にしたら試行的にやるということで、その枠で考えるからそれ了解ということになるのでしょうけれども、住んでいる人たちにしたら、町づくりというのは一つのものなのですよね。そこもう一度考えていただきたいのと、一時保育についても、やはり母子家庭の方についても、なかなか仕事を求めたけれども保育所に入所は認められなかったという声もあります、そういう意味ではいま一度、私は町の態度というのをきっちり示して速やかに、国が勧告して履行するように進めているわけですから、このことをきっちり肝に銘じて、速やかに履行すべきだと思いますが、この点についてもう一度どのようにされるのか、見解についてお伺いしておきたいというふうに考えています。次に、母子通園センター、障害児対策の問題について伺いいたします。今、この点について言えば、昨年質問して、また同じ答弁なのですよね。十分保護者のグループの意見を聞いてから対処するということの答弁です。これも前回と同じで今回も同じなのです。私の言いたいことというのは、本当に文化的な生活を送るという形の中で、だれしもひとしくやっぱり生活、健常者であってもこういう障害持った方であっても、当然の権利として義務としてあるわけです。そのことをやはり町も忘れてはならないというふうに思います。この間、介護保険制度においても、上乗せや横出しサービスという形の中でこの介護保険制度の対象― 1 01 ―から漏れた方、あるいは外れた方を少しでもやはり快適な生活環境の中で暮らしてもらいたいという形の中でそういう制度があります。実際現場へ行ってどういう状況なのかということも話を聞いて見てきました。非常にやはり専門的な知識と要素が必要な事業だということも、行ってまたわかりました。そこで保護者の方が言っているのは、この支援費の制度によらなくても、私たちがこの子供たちを将来大人になったときにどんな、やはり社会の中で生活できるのかということを考えたときに、本当に思い余るものがあるのだということなのですよ。そういう中で、私たちはみずから町の支援も欲しいが、それだけではだめだから、みずから自立して率先してこういうことをやって、この子供たちの将来につなげたいと、その思いが1点なのだという話を聞いたときに、私は本当に胸が熱くなる思いがしました。何を求めているのかという話を聞いたときに、やはり指導者の方来ておりますから、そこに対する指導者のお礼だとか、あるいは子供たちが次の段階、次の段階へ進む段階において、新しいこのリズムに必要な器具だとか材料だとか、遊び道具だとか、そういうものを具体的に支援してもらいたいのだという話なのです。ですから、この3カ月間の中でも、直に行って話を聞けばわかるということ、見えることたくさんあるのです。そういうことを、ただお互いにその保護者の意見を十分を聞くというのでなくて、出向いていって聞くという、そういうところまでやっぱりしていただきたいと思うのです。保護者の方はなかなかそういったところは言えないのです。負い目もあります。そういうところを察してやっていくというのが本来の行政のあり方だと思いますので、この点を速やかに実施されるようお伺いいたします。見解を求めます。次に、耐震性の問題について伺いいたします。今、全国的にもこの耐震構造という問題で老朽化した公共施設と小中学校を含めた公共施設です。小中学校の7割がこの現状では1981年以前に建てられた建物で、うち耐震性が確保されているのはわずか18. 2%、体育館に至っては12. 6%という現状にとどまっているということが明らかに、我が党の国会議員団の調査でも明らかになっています。何が問題なのかということなのですが、ここで。この問題というのは何が進まないのかいう問題は、国が耐震性を診断しなさいよということを言っているのですが、教育長も答弁したように自治体任せなのです。財政がないからできないという、こういう状況の中で診断できないからどのように改修するのかわからないという問題なのですが、しかし、行政はそういうことは言っておられません。上富良野においても、小中校における耐震性の強度というのは速やかに実施されなければなりませんし、実施するということでありますから、もしも実施するということであれば、その計画をいつから、どう実施されるのか、お伺いいたします。次に、公民館のこの耐力度の調査の問題についてもお伺いいたします。この評価も既に終わっております。この評価の中では、床のずれや鉄骨の骨組みのずれ等が指摘されています。そういう意味では耐震性に耐えるものでないから速やかにこれを補強し、何らかの耐震性を補強し実施しなさいということが言われておりますが、この点どうなっているのか。その経年劣化と物理劣化、社会的劣化のこの三つを例を挙げてそれぞれを具体的に示しております。この公民館というのは答弁にもありましたが、避難施設であったりとか、住民の日常的に使う大切な場所であります。そういう意味では、お金がないというだけで後に起こるような問題ではありません。この間いろいろとこういう文化的なものということで図書館の建設というのが要望されましたが、どんどんどんどん後ずさりされて、なかなか実施されなかったのです。パークゴルフ場ができてみたりだとか、いろいろなことがありました。それよりも先にこういったところのやっぱり優先順位で言えば、当然こういった劣化しているところに住民を施設利用させておいて何事かという問題なのですよ、一言で言えば。そういう意味では、いつからその補強の問題についても対処されるのか、明年度からという話にはなっているのですが、本当にこの耐震性の補強も含めた具体的な対策をやられるのか、この点についての明確な答弁を求めておきたいというふうに思います。あと子供の権利条例については、これはすぐできるというものではないかと思います。確かに教育長述べられているように、この上富良野町の教育現場のあり方、また、遊び場等の改善の仕方等あります。そういう意味では、十分検討していただいて、その上でもう大体目安があれば、その目安も聞かせていただきたいというふうに答弁を求めます。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

9番米沢議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の産業廃棄物処理施設の件でありますけれども、これについて、北海道に対し許認可権― 1 02 ―者に対しまして自治体が意見書を述べるという中にありましては、この中では賛成だ反対だという意見を述べる資格はございません。ただ、地域維持の状況だとかそういったことを述べるだけで、言うならば、自治体の意思というものはそれほど重視されているようなと、私個人では考えるわけですけれども、私的には考えるわけですけれども、自治体の意見を過大視して許認可に対して対応していただけるようなものではないような気がいたしておるところでありますけれども、そういうようなことで、反対賛成の意見を述べるものではないということで、御理解をいただきたいなと思います。ただ、何度も申し上げておりますように、地域住民が反対しているものに対しまして私が賛成ということは全く考えられないと。やはり何度も申し上げておりますように、地域住民の意向に対して私自身も地域にそういうような施設ができることについては大反対であります。もっともっといい施設であれば誘致もしたいですけれども、この種のものにつきましては、私は上富良野がごみ捨て場になることにつきましては全く反対でありますので、御理解を賜りたいと。御心配をいただかなくても私自身の意思は変わらないということで、御理解いただきたいと思います。それから、2点目の介護納付分の税率の件でありますけれども、これは何度も申し上げておりますように、また、議員からも御意見の中にありましたように、国の施策の中でスタートしてまだ日が浅いということで、私自身にしても理解のでき得ない部分もありますし、国自体も3年ごとに見直していくというような、いろいろな政策を講じながら定着に向かって努力をしているところでありますが、これにつきましては、私といたしましては、これはもう我が町の住民、40歳以上の者全員が負担しなければならないわけであります。たまたま国保に加入している住民にのみ町税をもって助成するということになりますと、いや、他の住民はそれぞれの保険の中で負担をしておるわけでありますから、4分の1ぐらいですか、概略で町民の4分の1近くの国保の住民にだけ支援をするということは、私は平等でないというふうにも思っておるところでありまして、そういった観点も含めながら、この制度に対する一般会計からの繰り出しについては考えられないということで、ひとつ御理解を賜りたいと思います。次の行財政の改革については、何度も申し上げておりますますように、今までの改革の経過を踏まえた中で、今後、なぜこの行政改革が必要なのかということも十分住民の皆さん方に理解をしていただきながら、そのためにどのような改革を必要とするのかということをも含めて、多く住民の皆さん方の意見を聞きつつ、今まで対応いたしてきたように改革懇話会というのか、また、名称は別としても、住民の代表の方々の意見を聞きながらこの対応を進めていきたいというふうに思っているところでありまして、議員御発言にありますように、また、それ以外の各分野についても、すべてにおいて聖域なき構造改革に向かってこれから担当部署を新たにつくって行政改革推進事務局をつくって、そこの中でこれから対処していきたいというふうに思っております。ですから、この分野、あの分野ということでなくて、収入役制度の問題も、町長車の問題、公用車の問題、これらについてもすべて含まれた中で改革に向かって努めていきたいというふうに思っておるところであります。余談でありますけれども、収入役制度については自治法の改正というような部分も、今、国では審議されているようでありますので、これらの部分も含めながら十二分に我が町の状況に合った、自治体の規模に合った財政構造にするための改革を進めていきたいというふうに思っておりますので、ひとつ議員も御理解を賜って御支援をいただきたいなというふうに思っておるところであります。次に、保育所の件でありますけれども、基準等の細部のことにつきましては、所管課長の方からお答えさせていただきますが、基本的には今回、なぜ西保育所にその延長保育等々の対応をするのかということでありますが、これらの対応をするためには人員配置だとかいろいろな対応を整備をして進めていかなければならないわけでありますが、今回、議会の御承認をいただきまして、指定管理者制度の中で運営していくという形で4月1日からスタートと。そのスタートの段階でこれを対応できるということで、スタートの段階からこの延長保育等々も含めた人員の配置だとか対応を計画を進めていただいて実施をすることに相なっているわけでありまして、これからも保育の多様なニーズにこたえていける体制整備をしながら、議員の御質問にありましたような種々のニーズにこたえていける保育行政の推進を図っていきたい。そのためには、今後、中央保育所にしろわかばにしろ、これらの部分を含めながら、人員の配置だとかいろいろな整備を重ねながら、今後の対応を進めていく、そのための大きな基本となるものは、あくまでもエンゼルプランを中心とした中で推進をしていきたいというふうに思っているところでありますし、これらの子育ての各分野につきましては、今までとは別に専門職で子育て支援班を設置してこの中でこれからの我が町の子育てをどう― 1 03 ―するかと、全般的な対応を含めた中でこの子育て支援班という組織をつくって、新たな認識のもとで新たな責務をもって対処していきたいというふうに思っておりますので御理解をいただきたいと思います。最後に、母子通園センターのこの件でありますが、議員もいろいろとお気遣いをいただいておることにつきましては、私どもこのグループの方々、私もよく知っているお母さん方です。私も何度も直接このグループの方々と会って、私じかにお話をさせていただいて、このお母さん方の子供を育てる障害児という子供を育てるあの意気込みというのは、議員と同じように私も本当にすばらしいなというふうに思っております。それで、どういうことが行政ができるのかということにつきましては、私は、お母さん方は我々は自主的に個々の考え方で進めていって、行政が関与して口出しを余りされたくないよというような気持ちが議員の意見にもありましたように、そういう気持ちというのは非常に大きいと、そこは私は大切にしてやらなければならないと。しかし、だからと言って、行政は知らないよということにはならない。議員の御意見にもありますように、行政が何ができるのかということを十分認識しながら、このグループ、お母さん方の気持ちを育ててやれるように努めていかなければいけないなというふうに思っておりますので、議員と同じような気持ちでこのグループの方々に対してこの事業に対して努力をしていきたいというふうに思いますので、御理解を賜りたいと思います。

答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)

9番米沢議員の3点の再質問にお答えいたしますけれども、1点の耐震問題、議員も説明の中に私たちに御指摘いただいたように、全体的には学校から言えば20%しか耐震構造に合致していないと。私たちも教育長会議やなんかの中で、国はやれやれということで努力規程をどんどん下の方に押しつけるけれども、その裏側の意見がどうなるのだということを私たちも国や私たちの組織を挙げて国に対してそういう制度を早くつくってほしいということで、一生懸命今努力しているところでありますし、また、公共施設も私たち公民館をたくさん避難所やなんかに指定していながら、調査すれば結果的には客観的に私たち素人が見ても、今の建築基準法の耐震法建築基準法には合致しないものと思っております。いずれにいたしましても、子供の問題だけでなくて命の大切さということからいけば、放置できない重要な課題だと思いますけれども、調査はしたけれども、結果は出たけれども、できないということになったときに、その対策をどうするかというとで、私たち現場の管理責任者としては非常に大きな悩みを抱えておりますけれども、今、御指摘あったことを、また、そういうあらゆる機会を通じて国の方に対して要望するように働きかけるよう努力してまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。それから、公民館の耐力度調査の補強の問題、大規模改修する時点の耐震度の問題、それから耐力度の問題、これ今の施設を今の法律に合致する施設改修というのは到底不可能であります。ただ、今の現実の建物の中で、最大限安全確保をできる範疇の中で最大限で努力をしましょうということで言ってますので、これをやったからすべて今の法律をクリアするということにはならないと思いますので、そういうことを解消するためには生涯学習の拠点施設として、早くそういうものが実現できるようなことの財政の努力、また、国、道の補助金の制度のあるうちの検討課題ということで、また引き続き検討していかなければならないのかなということを認識させられておりますので、御理解をいただきたいと思います。それから、子供の権利条例ですけれども、これ議員から御提案ありますように、子供たちが生きる権利、参加する権利、育つ権利、守られる権利、こういうことからいくと、早く子供たちを主人公にし、主体性を持ってという部分で努力しなければならないと思ってますけれども、私たちも、いくらいい条例ができたって、規則ができたって、細則ができたって、また、マニュアルができたって、実践力がなければただ絵にかいたぼたもちになってしまいますので、そういう面では、家庭だとか、学校だとか、それから子供たちが集まって子供たちが持つ意見だとか、そういうものを共有するようなことの努力をしていかなければならないということの認識に立っておりますので、この条例があることによって子供たちがなお地域に参画できる、権利を守られるという部分については大切な要因だと思っておりますので、引き続き努力させていただきたいということで、御理解をいただきたいと思います。

答弁 保健福祉課長 佐藤憲治(保健福祉課長は2005年9月まで)

9番米沢議員の御質問にお答えいたします。議員おっしゃるとおり、この一時保育とか延長保育についての必要性という部分については、国の次世代育成支援対策法の中で全国の市町村に対して構造計画を立てるような形になってございますが、その中で、議員が御質問の保育のニーズの保育サービ― 1 04 ―スの充実という面での部分で、保護者が両親とも共稼ぎとか、あるいは家庭の仕事の関係で保育に欠ける家庭については努めてそういうような保育所の充実という面でこの次世代育成の中でもうたわれてございまして、今、現在、先ほど町長がお答えした中で、エンゼルプランを策定を進めてございますが、16年度中にこの昨年行いましたニーズ調査を分析の上、十分この延長保育等も、それからいろいろな特別保育というのがございますが、これらについてのニーズ量といいますか、保育サービスを提供する量を十分見きわめて、北海道ともこれ協議しなければならないような形になってございますので、そういうようなことを踏まえまして具体的な計画を盛り込んでまいりたいというふうに考えてございます。

質問 9番 米沢義英

まず、保育行政の問題についてお伺いいたしますが、確かに道の協議も当然必要だというふうに思います、うたわれています。ここでお伺いしたいのは、先ほども言いましたが、なぜ西保育所だけが行うのかとという点では、どういう評価で今後見通しを立てられるのかということで、その見通しを立てて今後の他の二つの保育所においても対応を図るということなのですが、そこら辺がよくわからないのですよね、私はね。どういう評価・基準のもとで次の段階に進むのかということが明確にされてないのです。ただ要望があるからという形だけなのか、それだったらアンケートにもあったように他の保育所にもありましたし、そういう意味では人手が整ったからこちらはやるということであって、なぜそれでは町の保育所において人手が整えられないのかと。それは民間がやるから整えられたのかということだから、それで切り捨てるのか。そこにこの制度のやっぱり取り違いというかやっぱり実施の仕方の問題点が私はあると思うのです。その問題点というのは、今、担当の課長が言われた問題点というのは、早くから指摘されていた問題ですよね。今始まった問題でないわけですよ。そのことが前々から言われているのにその対応の遅さとそのまずさ、その計画を持ってなかったというところに問題点がある。エンゼルプランをつくられてないその自治体でも、これは独自で進めている自治体もたくさんあるわけですよ。そういうことを考えたときに、やはりそのことを言ってもらちが明きませんから、来年度からそれではどうするのかと、すぐそういう要望があれば実施するという用意があるのかどうなのか、この点をまず伺いたいというふうに思っています。入れないお母さん方にしたら職を求めて、やっぱり子供さん抱えてどうしたらいのかという実際声がたくさんあるわけですから、そういう思いに心を寄せながら、こういう行政の運営というのはやらなければならないし、この見通しをきっちり立てる必要があるというふうに思いますが、いま一度その延長保育や一時保育のあり方についてどうされるのか、きっちりと明確な答弁をしていただきたいというふうに考えています。次に、障害児対策の問題では、町長言われるように、町長も話聞いたということでありますから、その話を聞いたことをもしも伝わっているのだろうと思いますが、担当の課長さんにこうだよと言ってやれば、担当の課長さんも心動かされて速やかにやったのではないかなというふうに、私今話聞いていて思うのです。そういう意思の伝達というのがされていたのだとは思うのですが、やっぱりそういうところが今一番保護者の方にしたら求められるところなのです。この担当、指導者の方にしても今1人でやっているわけですから、大変なのですよね、体の調子が悪い、子供さんが病気になるということもありますから、そのときの代替の人をどうするのかという悩みなのですよ。そういうことがあるとするならば、今、上富良野町で子育て支援という形でこういう方がもう1人いるはずです。そういう人と今こちらにやっぱり採用している指導者をこのグループの中に入れて、やっぱり交互の指導体制をとれるような対策というのも必要ではないかというふうに私は見て思ったわけです。この指導者の方は、北海道認証の指導の資格を持っています。もう一方の方については、そこまで持っているかどうかわかりませんけれども、こういう質の高い指導されているわけですから、こういった点についてもう一度きちっとした全体的なその子育て支援のあり方、そこに配置する指導者のあり方、それを網羅する方々でこういった子供たちの支援対策も強化できるのではないかというふうに思いますので、この点についてもう一度確認しておきたいというふうに思います。子供の権利条例については、教育長おっしゃるように、条例ができたからといって済むわけではありません。やっぱり根本的な環境づくりがどうなっているのかという、また、教育現場やそれぞれの社会教育の指導がどうなっているのかということもありますので、その点について今後十分配慮していただきたいというふうに思っています。次に、耐震性の問題では、学校については今後十分対処するということでありますが、要望していくことだということでありますが、具体的にいつから― 1 05 ―その耐震性の診断をするのかということの答えが得られてませんので、もしもわかれば、わからなかったらわからないということで答弁していただきたいと思います。次、公民館の問題ですが、これは待ったなしの今状況だというふうに思います。確かに上から公民館図書室をおろせば、その部分対処できるのかもしれませんが、しかし、ここに所見の中にも書かれていますように、鉄の腐敗だとか、やっぱりゆがみだとか、やっぱりこういうようなことを考えたら十分耐えられるような状況ではないということですから、この点についても来年度それだけではなくて、きちっとしたもしも将来的にこれがすぐどうなるこうなるという話ではないとすれば、耐震性の補強対策というのがあってしかるべきだと思いますので、この点についてお伺いいたします。あとは、国民健康保険税、行財政の見直しについてでありますが、確かに国の制度で不平等だからということはありましょう。しかし、今は国の制度の中でどれだけ不平等の制度があるかということになったときに、やっぱり私はその不平等の制度が国民の暮らしや住民の生活を脅かしているわけですから、せめて税率のやっぱり据え置きを町の条例でできるわけですから、やるべきだと思いますが、この点明確に答弁願いたいと思います。あと、行財政の見直しは、公用車の廃止も収入役制度も、その他の制度についても当然やるということで、よろしいか、再度答弁求めたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

まず、介護の部分の税率の問題でありますが、さきに何度もお答えさせていただいておりますように、私としては一般財源の繰り出しを考えていないということで御理解をいただきたいと。その理由につきましては、先ほど来お答えさせていただいたようなことであるということで、御理解をいただきたいと思います。それから、行財政改革の中では、何度も申し上げておりますように、これから行政改革推進事務局を中心とした中で、住民の皆さん方の声を聞きながら抜本的な改革を進めていくということが基本でございます。議員の皆さん方のお手元にも、16年度以降における行財政改革の基本的な考え方という資料を配付させていただいておりますので、目を通していただいているものと思うわけでありますが、こういった観点の中で住民の声を聞きながら聖域なき改革をしていくということでありますので、公用車の問題、収入役の問題、それから清掃の問題、委託の問題、これらも全部含めた中で改革に努めていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。それから、保育所問題でありますけれども、次年度から云々ということでありますが、町といたしましては、まず西保育所で対応を即、今回のスタートの中で実施できるということでありますので、延長保育を希望する方々は西保育所の方にひとつ通園していただきたいと。今、学区生をひいているわけでありませんので、小学校だとか中学校のように学区生をひいているわけでなくて、それぞれの希望に沿って、西保育所、わかば愛育園、中央保育所で対応しております。ただ、オーバーする場合の最終的な人員の調整というのは、父母と調整をさせていただいておりますけれども、基本的にそういうような関係をもってひとつ利用をいただきたいと。それはその状況の中で、先ほど来お答えさせていただいておりますように、今後その状況を見きわめながら整備体制を整え得る状況であれば、中央にしろわかばにしろ、その延長保育等々の父母のニーズにこたえた保育所行政の推進に向かって努めていきたいというふうに思っております。それから、最後の件でありますが、私も議員と同じ考え方を持っているよと、そのグループの皆さん方の声も聞きましたと。ただ、行政として今一番難しいのは、そういったグループがたくさんあるということです。一つにまとまった形ではないというようなことから、その一つのグループだけをどう対応するかと。残された他のグループについてはどうするかというその部分を十分配慮しながら、行政の公平性、平等性をどう対処していくかということも含めて検討しながら進めていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)

9番米沢議員の再々質問の3点ですけれども、私が2回お答えしたとおりなのですけれども、1点は、子供の権利条例、議論を高めて議員も理解していただいているように、地域ぐるみでやっぱり子供を育てる、そういうことの意識を持ってそれぞれの立場でこの条例を制定して、なおかつ実践に結びつくということの努力をさせていただきたいと思っております。それから、公民館の方も大丈夫かということですけれども、これは再質問でもお答えいたしましたけれども、今の建築基準法、耐震法からいくと大丈夫だということの明確なお答えはできませんけれども、今ある施設の中で、今危険を解消できる最善の努力をして、当面新しい生涯学習の建設の数ということで、大規模改修に当たってはそのことを十分留― 1 06 ―意して、さらなる努力して危険解消、安全解消に努めていくということで、御理解をいただきたいと思います。それから、学校の耐震性の問題については、これは文部科学省の方では、客観的要素でもいいから調査をしなさいと。その調査費については全部中の構造の劣化の、例えば鉄筋の腐食やなんか全部やるのでなくて、緊急、危ないと思うところの調査だけでもやりなさいと。1戸当たり大体30万円ぐらいでできるそうですので、できれば私たちも緊急にやらないとならないところと、財政的な裏づけの中で計画的にやる部分というのを見きわめないとならないと思っておりますので、今5校ありますので、子供たちのために命ということからいけば、来年からでも1校ずつでも早期に実施してその把握をきちっとするということの努力をしたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。

質問 9番 米沢義英

今の町長の答弁で納得できないところがありますので、再々々質問を要求いたします。

出典:上富良野町議会 平成16年第1回定例会 2004年3月11日 議事録 PDF(106ページ) 間違いを知らせる