上富良野町議会 平成15年第1回定例会 2003年3月12日
(1)農業行政施策について/(2)交通安全対策について
2003年3月12日、上富良野町議会の一般質問で、清水茂雄議員が「農業行政施策について」「交通安全対策について」について質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 清水茂雄 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 清水茂雄
私は、過日通告してあります2件、5項目について、町長に所信をお伺いするものであります。初めに、農業行政施策について伺いますが、上富良野町の基幹産業である農業を取り巻く環境は、大変に厳しく、例年離農者が続出している現況にあるが、そうした中で、このたび東京において、先月14日から3日間の日程で、世界貿易機関(WTO)非公式閣僚会合が開催され、農産物の関税削減について、ハービンソン農業交渉議長が一次案を提示、討議されてまいりました。その内容は、関税を平均60%削減という極めて厳しい内容であります。また、2月24日から5日間の日程でスイスのジュネーブで世界貿易機関が農業委員会特別会合を開催し、提示された市場開放一次案について論議されているということですが、今後一次案が認められるようなことがあると、日本農業の根幹を揺るがし、壊滅的な打撃を受けることは必至であります。農業におきましては、死活問題でもあります。町長は、常に基幹産業である農業の重要性を唱えているが、この難関をいかなる施策をもって対応し、健全農業の確立に向けて努力される考えか、所信を伺いたいと思います。次に、交通安全対策について伺いますが、この関連の問題につきましては、過去にも再三町長に御進言申し上げてまいった点でありますが、あえて、また再度お伺いしたいと思います。まず、1点目に国道西11線の変則交差点は、国道改良工事により幅員が広くなり、近年の観光ブームにより、シーズンには車両の通行量が増大いたしております。そのことにより、地域住民の国道横断が困難な状態にあります。地域からの改善の強い要望がありますが、正規の信号機設置が無理であれば、点滅または手信号機設置等の安全対策が必要であります。2点目に、国道起点交差点につきましてお伺いしますが、この交差点は非常に危険要素が多く含んでおり、事故多発地帯であります。地域から改善についての強い要望があり、早急に安全対策が必要であります。3項目に、基線北27号のJR踏切を含む変則交差点及び道道吹上上富良野線東1線交差点は、ラベンダー観光の日の出公園及び十勝岳温泉地区の主要観光路線であるとともに、JA、ふじ、ダイイチの3スーパーの進出と相まって、西地区住民の買い物、旭川方面からの東側住宅地への通行等々により、最も通行量の多い路線であります。そうした点から、早急に改良及び信号機設置等の安全対策が必要であります。4項目に、北3条東1丁目交差点は、最も児童の通行が多い通学路であるとともに、事故多発地帯であります。信号機設置等の安全対策を早急に行うべきであります。以上について、従来再三要望いたしてまいりまし― 6 ―たが、遅々として改善が進んでないと見受けられます。事故が発生すれば、人命に及ぶ重大な問題であり、早急に改善を図るべきであります。現在までの経過状況及び今後の対応についての考えを詳細にお伺いいたしたいと思います。以上であります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
16番清水議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、1番目の農業行政施策についてでありますが、議員の御質問のように、平成15年2月24日から28日までの5日間の日程で、スイス・ジュネーブにおいて世界貿易機関、いわゆるWTOの農業委員会特別会合が開催され、議論されたことは、私も承知をいたしているところであります。WTOについては、自由貿易推進のため、農業、サービス、繊維などの分野で世界の新しい貿易のルールを決める機関であると理解いたしております。WTO農業交渉は、日本の国益にかかわる重大な問題と考えておりますが、仮に、今回の農業交渉において示されております自由化の基準、いわゆるモダリティー一次案を受け入れると、水田の国土保全機能や農業の多面的な役割など、国内農業の維持、発展に重大な影響を及ぼすことから、国内農業を維持するため、日本としてその主張を訴え、交渉に当たっている状況下にございます。私も、この交渉の行方を心配しているところであり、日本の主張が通るよう願っているところであります。次に、2番目の交通安全対策についての4点の御質問でありますが、町民はもとより、町や関係機関が連携しながら交通安全の取り組みを進めていくことは、尊い人命を交通事故から守る上で必要不可欠であります。信号機の設置については公安委員会へ、道路構造の改良などにつきましては、管理者の開発建設部、土木現業所へ何度となく要望を行ってきております。また、地権者等にもお会いし協力を要請しておりますが、なかなか解決に至らないのが実態でございます。今後も粘り強くその取り組みを進めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。まず、1点目の国道西11線交差点の安全対策でありますが、既に公安委員会には信号機の設置を要望しており、一日も早い実現に向けて要望を引き続き実施してまいりたいと思います。2点目の国道基線交差点についてでありますが、以前にもお答えいたしましたように、現状では公安委員会の見解として、信号機の設置は不可能ということから、他の改善策について関係機関とも検討を進めておりますが、多額の予算も必要なことから、最終の改善策には至っていない状況下にございます。次に、3点目の基線北27号交差点の踏切改良につきましては、引き続き地権者との協議を進めてまいっておりますが、まだその解決のめどが立っておりません。また、道道東1線交差点の安全対策につきましては、信号機の設置を要望しているところでありますが、信号機設置をする場合、横断歩道の設置が必要要件となってまいりますので、まずこの問題を解決することが必要となることから、引き続き道に歩道の設置の要望を行ってまいります。最後の4点目、北3条東1丁目交差点に信号機設置の件でありますが、上富良野町の管轄内で何カ所か信号機の設置要望いたしているところでありますが、ここの交差点におきましては、優先順位が高い場所と伺っておりますので、早い時点で設置が期待できるものと考えております。いずれにいたしましても、信号機の設置や道路構造の改善など、実現に向けて今後におきましても引き続き、そして粘り強く要望活動を展開してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 16番 清水茂雄
WTO関係の問題については、町長と同様に、私もその後どのような形で進むのか、非常に気にしているところでありますが、依然として、まだ不明確な状況にあります。ただ、私が一般質問の通告後に、3回WTOに関連する記事が道新に載っております。まず、2月27日の道新に、米国産米の継続販売について記事が載っております。これをちょっと読ませていただきますが、米国の米生産者でつくるUSAライス連合会は、26日、東京近郊や京都の米穀店と連携、カリフォルニア産米の継続的な販売を始めたと発表いたしたということです。内容を見ますと、日本向けに栽培されるこしひかりやあきたこまち、本場の新潟産などと食べ比べても差はないはずと自信をのぞかせる。販売価格は5キロ当たり1, 500円から1, 880円の見込み。このお米がなぜこんな安い値段で販売できるのかと申しますと、世界貿易機関のルールで義務づけられているミニマムアクセス、最低輸入量の枠内で輸入され、関税はかからないということであります。なお、3月8日には、これも同じく道新ですが、― 7 ―米とWTOということで、農産物の関税などを決める世界貿易機関(WTO)農業交渉が正念場を迎えている。大枠など、一次案で日本の主要農産物の関税を平均60%、最低で45%削減する提案がされ、加盟国の議論を経て、今月中旬には二次案がまとまる予定ということになっております。また、同じく3月11日、今月の11日です。これも同じく米とWTOということで、家庭向けPRということで、東京都大田区、週末の買い物客でにぎわう駅前商店街の米穀店で米国産米をPRするのぼりが並んでいると。端的に申し上げますが、買い物客は、珍しいわねと購入する主婦が相次いだ。なお、高年齢者は国内産米志向ですが、若い主婦の方は、外国産米も価格が変わらない、安いのであればその方がいいというような傾向にあると聞いております。そこで、実はWTOの問題もさることですが、私は町長が常日ごろから上富良野町の基幹産業は農業であるというふうに力説されております。そうした中で、非常に現在の上富良野町の農業状況は芳しくない状況にある。例年離農者がふえている。特に、一昨年は東中地区、特に上富良野町の米倉とも言われる東中地区において28戸の離農者が出たというようなゆゆしき状況にあります。そうした中で、何かやはり農業において施策を考えていただかなければならない。大変な今現在上富良野町の財政事情は厳しい中にありますが、住民の生活に直結しない事業については、以前から申し上げていることですが、控えていただき、こうした住民、特に農家の方につきましては死活問題。長年培ってきた農地を捨てて離農していかれるその心情、これは精神的にも大変なことだと思う。そうした中で、やはり思い切った農業施策をやっていただきたい。これが私が特に今回農業問題についてお聞きしたいことであり、その点について、今回の答弁の内容では、ちょっと私といたしましては乏しい気がいたします。再度この点について町長の所信を、住民の皆さんが聞いても納得できる内容でお答えいただきたいと思います。次に、交通安全対策についてお伺いいたしますが、まず1点目の国道11線交差点の安全対策でありますが、これにつきましては、町長に平成10年6月25日の定例会で申し上げてから、再三にわたりお願いしている点であります。内容につきましては、非常に前向きな形の御答弁ではありましたが、一たん事故なんかがありますと、とんでもないことになりますので、何としてでも一日でも早く実現に向けて努力していただきたいと思います。また、2点目の基線交差点でありますが、あの地点も非常に事故が多うございます。例年何件か事故が起きているという現状にあります。特に、あの地点で私よく見かけるのですが、電動機つきの車いすであそこを横断されるお年寄りが何人か見受けられます。非常に電動機つきの車いすというのは、スピードが遅いですね。そうした関係で横断が大変だと思うのです。そうした点から、いろいろ公安委員会等の理由があるのでしょうが、せめて手押しとか、それで無理であれば点滅、車を運転する方に注意を促すための点滅信号とかいうようなものを設けられるのではないかなと私は思うのですね。そうした点で、ぜひ努力していただきたいと思います。まず、3点目の基線北27号踏切を含む交差点ですが、あの地点も前から何回も申し上げているのですが、たしか地権者等の交渉で非常に進んでないということと、裏を返せば、あそこは路線を変更して、JR踏切に対して直角というような形をとれば、相当な事業費もかさみ、また農地も失われるということで、地権者の方もなかなか納得できない、また町としても大変な事業費がかさむというようなこともあるのかなというふうに私思いますが、どうですか、あそこ27号通りに面して、前にも申し上げたことありますが、踏切のところをちょっとあれしていただければ、何のことない解決するのですね。あそこ実際に行って見ていただけばわかりますけれども、そうした方向で何とか解決できないのかなと。いろいろあちこち、私踏切そんなことで気をつけて見ているのですが、他所ではそういう形の踏切も数多くあります。それで、なぜJRがそれほどこだわるのかちょっと私わかりませんけれども、何とかそういう点を解決して改善をいただきたいと思います。それから、次に4点目の北3条東1丁目交差点ですが、昨年も自動車のボンゴと普通乗用の小型乗用車、出会い頭の事故がありまして車が大破しております。それから、私ちょうどあそこ町へ出るのに通行する道路なので、いつもそこを利用するわけですが、非常に歩行者等の関連で危険です。というのは、ダイイチ側から来る路線につきましては、一時停止があるのですが、なかなか買い物客だとか、それから車両についても一時停止をしない方が結構いらっしゃるのですね。つい最近も、私先月の月末ですが、あそこいつもスピードを落として通るのですが、ダイイチ側から若い御婦人の方が2人で話をしながら、全然左右確認しないで、私も交差点に入りかかっていたのですが、すたすたと交差点に何の― 8 ―ちゅうちょもなしに入ってこられる。そういうような状況でありますので、あそこはもう早い時点で設置が期待できるとなっておりますが、期待できるでなく、早く設置をしてください。そういうことで、いま一度以上の点について、明快なる御回答をいただきたいと思います。以上です。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
16番清水議員の再質問にお答えさせていただきますが、WTO問題につきましては、議員も御発言いただきましたように、私としても基幹産業の農業の今後に大きな影響を及ぼす課題でありますので、国の交渉が一日も早く我が国の農業に少しでも有利な形での終結が迎え得るように願っているところでございます。近年の農業情勢というのは、常に申し上げておりますように、やはり農畜産物の輸入によりまして価格の低迷が続くと。そういうような中にあって、生産コストも抑え切れないと、下げ切れないというような非常に厳しい状況で農業経営を進めているわけでありますので、これらにつきましても、国の農業施策、これに対し我々は十分見きわめながら、基幹産業の農業の振興に努めていかなければならないというふうに思っておりますし、私自身も農業というのは、この地域活性化の最も重要な部分でありますので、基幹産業の農業が生き続いてくれるということに大いに期待をいたして、農業の振興施策を、厳しい財政ではありますが、一自治体として対応できる部分については、鋭意努力をしながら対処しているつもりでございます。今年度の予算も見ていただければわかりますように、農業関係予算というのは大幅な増額を見ているわけでありまして、言うならば農業経営を維持していくための負担軽減策を講じて3億5,00 0万円ほどの投資をしているというような部分も含めながら、今後も第4次農業振興計画に基づく推進策、最終年度でありますので、継続して取り進めながら、基幹産業の農業の位置づけをしていきたいというふうに思っております。ただ、一つ言えることは、行政として価格の変動に伴う、価格が安くなったからそれを補償するということにつきましては、なかなかその施策は難しいと思っておりますので、他の施策の中で農業経営を維持していく手法を考えて施策の展開をしていかなければならないというふうに思っております。そのようなことで御理解を賜りたいと。現在の関税率が、議員のように新聞に出ているのを私も目を通しているわけでありますが、60%から削減、もし万が一そうなるとするならば、農産物の輸入価格というのは物すごい低減化な、安価な価格で入ってくると。我が国の農業が、上富良野ばかりでなくて、日本の農業が成り立たなくなるという非常に厳しい状況にあるわけでありますから、そういったことを含めながら、国がこの施策の展開に十分な配慮をしていただくように願っているところであります。続きまして、交通安全対策でありますが、これはもう地域からの要望を受けながら、町の交通安全対策会議におきましても、重要な課題として、この御指摘いただいております箇所につきましては、重要な部所として対応しながら、私自身も出向きながらその調整をさせていただいております。しかし、なかなか思うようにいかないと。言うならば、信号機をつけるということは、公安委員会でつけていただくということは、経費的な部分というものもございますし、道路構造上の問題でつけられないという問題もございます。例えば、国道基線交差点につきましては、道路上の問題があるということで信号機は設置できない。ということでありますから、点滅であろうと押しボタンであろうと、設置はできないというのが公安委員会の見解でございます。そういうようなことで、道路交差点の改造をしなければならないというようなこともございますので、そうなると開発建設部、そして町の町道基線の大幅な改造等々も含めながらいろいろな課題を抱えておりますので、最少の経費で済む最大の安全策というものを含めながら、今はまだ継続して公安委員会並びに開発と調整を進めさせていただいているところでありますが、なかなか難しい課題であるというふうに思っています。それから、国道西11線の交差点につきましても、信号機の設置につきましては、なかなか公安委員会もいろいろな面で対処していただけない状況でありますが、これらにつきましても、より今後も要望を続けていきたいというふうに思っております。やはりそれぞれに富良野警察署管内におきましても、優先的に対処をしていくということが基本でありますので、そういった中で、ここの交差点につきましても、また他の信号のつける場所につきましても、要望を重ねながら対応していきたいというふうに思っております。それから、3点目の基線27号の交差点踏切でありますが、これはもう地権者との解決がなされなければ、道路線形変更していくより方法はないと。JRは、やはり法律に基づいたJR踏切の対応ということが基本であります。従前にもうでき上がっているところについては目をつぶっていただいているわけでありますが、これから新しく改造する場合にお― 9 ―いては、法律に基づいた対応でということになりますと、以前に皆様方にもお示し申し上げましたような形での踏切改良しかないと。そうなると、地権者の協力を得なければならないと。最近も地権者宅に行って担当の方でお願いしているところでありますけれども、決して町の思うようにはならないと、もう来なくてもいいよと、来てもらってもどうにもなりませんよというようなお話でありますし、地権者の考え方も農地がなくなるということに対する、議員御質問のようないろいろな課題がありますので、そういったことを含みおきながら、今後もまた粘り強くその対応を図りながら改善を進めていきたいというふうに思っております。また、道道東1線の交差点につきましては、さきにもお答えさせていただきましたように、歩道の改良等々も含めて道等に働きかけ、土木現業所に働きかけ、そして公安委員会との両面での要請は引き続き今まで同様にしてまいりたいというふうに思いますし、北3条東1丁目交差点につきましても、従前からの要望に従って、我々は逐次要望を展開しております。その感触の中で、先ほど申し上げたような上富良野町における信号機の設置の中においては、最も優先順位が高いのかなというような感触を持っているということでありますので、上富良野町に信号機が設置されるとするならば、北3条東1丁目交差点が最優先になるのかなという感触を持っているということでお答えさせていただいております。そのためにも、議員御質問にありましたように、引き続き早期対応をしていただくように、それぞれの関係機関に要望を展開してまいりたいというふうに思っております。また、4月に新年度に入りますれば、例年のとおり要望書を持ってそれぞれの機関に要望運動を展開していくということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
再々質問 16番 清水茂雄
再々質問をさせていただきますが、農業行政につきましては、先ほどから町長るる答弁いただきましたけれども、まず町長、この問題だけでなく、いろいろとよく国の政策とか道の動向を見ながらとか、他市町村の動向を見ながらというようなことを言われるのですが、そういうことではなくて、やはり上富良野町として考えていただきたい。農業それぞれ何でもつくればいいということでなくて、やはり何をつくるかということを十分に研究されて、成功していらっしゃる方もおられるわけですが、それだからといって、そのまねをしていいのかというと、なかなかそうもいかない。やはり生産が少なければ値段もいいというこで、ところが皆さんがやりますと、なかなか値段も抑えられてしまうというようなことで、だれでもが同じことをやっていいということでなくて、やはり上富良野町は上富良野町としての特色ある農業施策が私は必要でないかなというふうに考えております。そういうことで、今後農業施策については、思い切った事業費をもって、例えば何か特色ある作物を主体にした農業経営を奨励するとかいうようなことを考えてみてはどうかなと。私も生まれは農家なのですけれども、農業をやめてからもう50数年たちますので、そんなことで現在の農業については、さっぱり無知でございます。ですから、形をどうのというようなことはちょっと私としては判断しかねるわけですけれども、そうしたことは、やはり農業者の皆さんとよく農業施策についての話し合いを場を設けて、そうした中でよりよい方向に向くような行政対応をしていただきたいというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。次に、交通安全問題についてちょっと2点ほど。先ほどから基線交差点についての状況を再三説明いただいたのですが、同じような説明を過去にも何回もされているのですね。だけれども、改善に向けて努力されるとは言いながら、それではどんな方法がいいのかというようなことについての結果が全然見えてこない。そういうようなことでなくて、非常に大切なことなので、人の命は地球より重しという例えもあるくらいですから、ひとつもっと先が見えるような形での御答弁もいただきたいし、そうした施策をお願いしたいと思います。あの地点につきましては、特に冬期間は富良野方面からは下りになっております。なおかつ、基線側は両側とも上りになっているということで、車の通行、ブレーキを踏んでもきかないわ、通行するのにはなかなかすっとスムーズには基線側は走れないというようなことで、あそこが事故が多発するのだと思います。強いて言えば、欠陥路線でないかなと、欠陥交差点でないかなと私は思います。たしか以前に、町長が公安委員会か警察関係がちょっと忘れましたけれども、交通ルールを守ってもらえば事故は起きないというような御答弁があったわけですが、とんでもない話で、交通ルールを守れば事故が起きないのであれば信号機も要らないと私は思うのですよ。そうしたことでなくて、やはりもっと真剣に取り組んでいただきたいと思います。この点、もう一度お願いしたいと思います。― 10 ―それから、基線北27号の踏切を含む交差点ですが、この交差点につきましては、町長以前にも、前町長にも平成8年までに2回、私、この地点についてはお願いしております。町長には、平成9年6月19日に最初お願い申し上げまして、その後、事あるごとに交通安全問題の質問させていただくときには、再三この点についてお願いしてきたわけです。そうした点で、ただJRとのそうした直角云々の問題だとか、地権者の問題だとかいうことで非常に進歩を見てないわけですけれども、何かもうあきらめて、実際にはその点についての活動をしておられないのではないかというふうに私は疑いたくなるのですが、この点についていつころをめどに、何年度までに解決したいというそういう思惑があれば、ひとつ御答弁いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
16番清水議員の再々質問にお答えさせていだたきます。私は、国の方の動向も十分見きわめなければというような発言したように思いますが、それはWTOの状況というのは、国が所管して、国の方で対応していただくことを期待しているということでございますので、御理解を賜りたいなと思います。町の農業振興施策につきましては、農家の皆さん方とJAさんがつくり上げました第4次農業振興計画、平成11年から平成15年の5カ年期間をもって対応する、その第4次農業振興計画に基づいた町の農業振興策を講じているわけでありまして、単年度単年度思いつきで対応しているのでなくて、この5カ年間はこういうことをやりましょうということで、農家の皆さん方の意見をまとめてつくり上げていただいた第4次農業振興計画に基づいた農業施策の展開をしているということで、ひとつよその町村の物まねをしているということではないということで、ひとつ御理解を賜りたい。それから、これはことし平成15年で最終年度になりますので、今JAさんにもお願いしておりますのは、上富良野町農業の農家の皆さん方の意見を十二分に集約した中で、第5次の16年から始まります農業振興計画を立案してくれと。その農業振興計画に基づいて、行政は農家の皆さん方の期待に沿える対応で最大限できるように、振興計画に基づいて農業施策の展開をしていきたいというふうに思っておりますので、ひとつその計画に基づいて対応しているということで御理解をいただきたいなというふうに思っております。それから交通安全対策、これはもう議員から御質問いただく以前から、ここは先ほども申し上げましたように、交通安全対策会議の中におきましても重要な部所というふうに認識しながら、それぞれの機関にそれぞれの要望を展開しているわけでありますが、なかなか経費の問題、いろいろな問題等が絡み合って解決ができ得ないというようなことと、また町が直接対応できるものとできないものとがあると。信号機つけるにしても、町がつけるわけにはいかないというような部分も含めながら、これからも十分その対応をしていきたいと思いますが、国道基線交差点につきましては、非常に今あれをやるとすると、基線道路の交差点の変更をしなければならない。そうすると、あそこの私有の住宅も立ち退くような形の中で、道路が、あそこも御案内のとおり、道路構造法によりまして、交差点の設定は90度の角度、JR踏切と同じように90度の角度に持っていかなければいけないということが、一つの対応が道路構造上ありますので、そういうようなことも含めて改善をしなければいけないというと、町の基線の改修、それから国道の改修等々で、それぞれに多額の財政投資をしなければならないというような部分もございますので、そう簡単にいついつまでに対応できますということには、なかなか財政的にも難しいということでありますので、ひとつ最善を尽くしながら、その現状の中でどう最少の予算で対応できるかというようなことも含めて、今公安委員会並びに開発建設部、町と三者で今協議をしている最中であると。最終的に、現状では信号機の設置はでき得ないという公安委員会の見解でありますので、そういった対応も含めながら、ひとつ今後の安全策を考えていきたいというふうに思います。それから、また27号踏切でありますけれども、これにつきましては、早急に町としては対処しなければならないと。あの27号道路の通行状況、交通量の状況を見きわめておりますと、早急に解決しなければならない、踏切改善をしなければならないというふうに思っておりますので、地権者との解決ができ得るならば、早急に解決したいというふうに思っております。ただ、現状では、まず地権者とのお話し合いにつきましてはなかなか難しいと。議員もひとつお力添えをいただきたいなというふうに思うところでありまして、どうかひとつそういった状況を御理解いただきたい。町としては、もう来なくていいと言われながらも、通ってお願いしているというのが実情でありますので、ひとつ御理解を賜りたいなというふうに思っております。それができ得なければ、先ほど申― 11 ―し上げましたように、27号道路の線形の変更までしなければならない。多額の財政投資をしなければならない。現状の中では、そういうことが可能かどうかということにつきましては、まず難しい課題でありますので、最少の投資で最善の対応を図れるように、今後も鋭意努力をしてまいりたいというふうに思っております。ただ、私といたしましては、この交通安全ということにつきましては、ハード面の整備も必要でありますが、ソフト面の対応ということが私は重要である。ハードとソフト両面において、その対応することによって事故抑止が図れるものと、道路等々の交通整備が十分充実としたとしても、やはりそこにスピードオーバーとかいろいろな部分があって事故発生というもの起きるわけでありますから、ハード面の整備、これも必要でありますが、ソフト面の推進ということも必要であるというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。