上富良野町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月13日
実質公債費比率について
2006年9月13日、上富良野町議会の一般質問で、清水茂雄議員が「実質公債費比率について」質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 清水茂雄 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 1番 清水茂雄
私は、過日通告してあります実質公債費比率関連について、要点を絞り、簡潔に質問いたしますので、町長におかれましては、要旨を御理解の上、御回答お願いしたいと思います。8月30日の北海道新聞の報道によると、総務省は29日、自治体の財政健全度を示す新たな指標「実質公債費比率」市町村分(政令指定都市を除く)の速報値を発表しました。同比率が18%以上で起債に都道府県の許可が必要となるが、道内179自治体のうち、4割近い68自治体が起債許可団体と報道されたが、当町においても厳しい財政事情から、どの位置にあるのか危惧されるが、財政指標及び実質公債費比率はどのようになっているのか、詳細に示していただきたいと思います。以上であります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
1番清水議員の御質問にお答えさせていただきます。国は、地方の自主性をより尊重する観点から、本年度より自治体の地方債発行を、従来の許可制から協議制に移行いたしました。その際、地方債の信用度を維持し、適正な運用を図るため、地方債を発行する際の新たな財政指標として、実質公債費比率が導入されたところであります。この指標は、公債費負担の面から、自治体財政の健全度を見るもので、国または道の許可を必要とする団体の判定に用いますが、18%以上の自治体は許可団体となり、その数値によっては、地方債の発行が段階的に制限されることになっております。道内の状況は、18%以上の自治体は68市町村で、25%以上の自治体は9市町村であります。本町の数値は15.7%で、道内179市町村で低い順番から63番目、管内22市町村では9番目に位置しておるところであります。次に、平成17年度決算での主な財政指標についてでありますが、財政力指数は0.284、公債費比率は19.0%、経常収支比率は90.7%となり、地方交付税や町税などの経常的な収入の伸び悩みから、全般的に悪化傾向にあるところであります。国は、今後の経済財政運営の柱となる骨太方針2006を7月に決定いたしましたが、地方財政対策の内容は不透明な状況にありますので、今後の動向を十分見きわめるとともに、行財政改革を着実に推進し、収支バランスのとれた財政構造の確立に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと思います。
質問 1番 清水茂雄
町長、質問の中で、詳細にと申し上げたのですが、どうもただいまの御答弁では、詳細にというあれからはほど遠いのかなというふうに感じます。私は立場上、ある程度資料もありますし、理解できるのですが、果たして住民の皆さんはいかがでしょうか。外郭はわかっても、実際に内容的にただいまの御答弁では不十分かなというふうに私は感じます。全町民に対する説明という観点から、ひとつ御答弁をお願いしたいと思います。17年度における財政指数は、手元の資料によりますと、公債費負担比率は20%の危険ラインを超えて21.5%、また、公債費比率は10%を超さないことが望ましいとされております。経常収支比率は80%を超さないことが望ましい数値であり、財政力指数は1が基準であります。0.284%ははるかに下回っている実情にあります。上富良野町の企業会計を含むすべての債務総額も示していただ― 13 ―きたいと思います。富良野沿線5市町村の中で上富良野町は、自衛隊駐屯地があり、防衛庁予算で財政的に優遇されていると言われていましたが、実質公債費比率及び起債制限比率は、5市町村の中で最も悪い数値となっておるが、こうした実態を住民は知る権利があります。上富良野町の財政がどのような状況にあるのか、町広報等でどなたに見ていただいても理解できるように、財政指標に十分なる注釈を加え、実態について周知すべきであると考えるが、その考えがないか見解を求めます。以上です。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
1番清水議員の再質問にお答えさせていただきます。清水議員の御質問は、当町の財政指標、実質公債費比率はどのようになっているかということでありますから、先ほどの言ったように簡潔にお答えさせていただいております。たまたまきょうの新聞報道によりますと、上川管内におきます実質公債費比率の22市町村の数値が出されておるところでありますが、この数値は、以前から総務省並びに道の方から、町の方には全道179市町村の実態につきましての報告をいただいているところでありまして、その数値と同じであります。そういう中にありまして、この実質公債費比率というのは、基本的に議員が御質問にありました一般会計だけでなく、企業会計すべてを含めたトータルの状況での数値でありますので、御理解をいただきたいのと、それと例年、町の財政状況につきましては、予算の決定とともに町報で説明させていただいておりますし、今定例議会に提案させていただいております17年度決算書の中には、すべて詳細に説明をさせていただいておりますので、この決算状況につきましても、例年のごとく町報で決算報告をさせていただく、その中で町の財政状況というものを町民の皆さん方がわかりやすい誌面として報告をさせていただいておるわけでありますが、より一層住民の皆さん方がわかりやすい誌面づくりに努めてまいりたいというふうに思いますので、御理解を賜りたいと思います。
質問 1番 清水茂雄
非常に簡潔に御回答いただきましたが、まだちょっと納得ができないのですが、町広報等でたしか以前にも財政指標等について載っていたのを私は記憶しておりますが、ただ財政指標がこうだというような形で、そのまま記事にいたしますと、住民の皆さんは、先ほど申し上げましたように、外郭はわかっていても、内容は一体どうなのかなということは余り御理解いただいていないのでないかなというふうに感じます。そこで、私、今回の質問で詳細にと申し上げたのは、当然、議事録等が自由に閲覧できるわけですが、そうした際も、その点が詳細に載っていないとなかなか住民の皆さんはわかっていただけないのかなということで、ここでもう一つ、ぜひ先ほど申し上げた点でお願いしたいことがあります。町広報等で住民の皆さんに詳細な注釈を加えた上で周知していただきたいと思いますが、この点、何としてでもお願いしたいと思います。住民の皆さんに町の財政事情のことをいろいろ私もお聞きするのですが、皆さん非常にわかっていません。何か大変に厳しいようだけれどと言うだけで、実質的なことはわかっていらっしゃらないのが大半の方です。そうした点で、やはり行政は住民と共有するものだということを町長は再三申していただいておりますが、そうした点でも、ぜひこの点をお願いしたいと思います。この点について、考えがあるかどうか、見解をもう一度承りたいと思います。以上です。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
1番清水議員の再々質問にお答えさせていただきます。私の説明が十分でないのかなという反省しておりますが、町報で例年決算と、それから予算につきましては、町民の皆さん方に説明をさせていただいておるわけでありますが、ただ、その内容につきまして は 、 ま だ ま だ 他 の 自 治 体 が や っ て い る 方 向 とちょっと違う面もあろうかなと思いますが、より一層住民が見てわかりやすい内容になるよう十分配慮しながら、誌面づくりを考えてまいりたいと。常に所管にもそういう話はいたしておりますので、再びまたそういったことを前提としながら、この予算、決算、財政的な面ばかりでなくて、町報の誌面づくりということを全般的に町民の方々が読みやすい、見やすい誌面づくりを考えていきたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。