みんなの議会

上富良野町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月19日

(1)幼児・児童生徒の育成環境について/(2)学校教育施設形態について

2006年12月19日、上富良野町議会の一般質問で、清水茂雄議員が「幼児・児童生徒の育成環境について」「学校教育施設形態について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆が答弁しました。

質問者
清水茂雄 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 清水茂雄

私は、さきに通告してあります幼児・児童生徒の育成環境についての課題について、町長初め皆さんも十分に認識しておられると思いますが、あえて質問させていただきます。初めに、現在、幼児の育成環境の中で、親を初め大人の幼児に対する虐待や犯罪が続発しており、しつけのエスカレート、身勝手な破廉恥きわまりない行為による犯罪などなどで、無垢で抵抗力のない幼児の心にぬぐいようのない傷を負わせ、または、幼い命を死に至らしめる行為により、子供がすこやかに育てられなければならない育成環境が危機にさらされ、各関係機関で対応策を審議、模索しているが、当町においてもこのような事態が発生する可能性があると思われますが、実情及び今後の対応策について、理事者の考えを承りたいと思います。2点目に、現代社会において、児童生徒の育成環境が、いじめ、自殺、犯罪などなどで著しく阻害され、大きな社会問題となっております。政府を初め各関係機関で対策について審議され、教育基本法改正、加害児童生徒の出席停止、不適格教員排除、教育委員会の見直し、ゆとり教育の見直し、加害児童生徒に対する罰則及びケア、放置教員の懲罰、教員再教育基金、生徒同士で支え合う活動「ピアサポート」、情報の共有などなどの対応が模索されておりますが、当町においてはこのような傾向は皆無なのか、現在はどのような施策をもって対処しているのか伺いたいのと、今後における環境改善に向けて、問題別に対する対応、対策などなどについて、教育長の確たる考えを示していただきたいと思います。次に、学校教育施設形態について伺いたいと思います。少子化の進展に伴い、学校教育施設形態について論議され、その中で、情操面その他で多くの利点が見込める一貫校の動きがあるが、今後の教育方針として検討すべきであると考えます。政府は、長崎県五島市などが申請していた小中高一貫校3件を認定、道内でも胆振管内豊浦町が申請していた構造改革特区が認定され、道私学審議会の承認を経て、20年に小中一貫校を開校する計画だが、当町においても、少子化の影響により児童数の減少が著しく進み、特に高校の存続が危ぶまれております。また、上小及び上中校舎の老朽化が進み、改修、改築の必要性が生じている現状において、一考を要する必要性があると考えるが、上富良野町における現在の状況をかんがみ、熟慮された上で、教育長としての対応策についての考えを示していただきたいと思います。以上であります。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

1番清水議員の御質問にお答えさせていただきます。議員御発言のとおり、幼児に対する虐待や育児放棄などの痛ましい事件が報道媒体を通じて社会に報じられている現状であります。本町にあっても対岸の火事とすることができるものではない状況ととらえております。子育て環境の適正化に鋭意努めているところであります。本町での現段階では、特に深刻な状況ではありませんが、経過を観察すべき事例としてとらえ、対応しているところであります。乳幼児に対する虐待などの多くは、養育中の母親の精神的な不安定要素や父親の育児協力の欠如、育児協力者が身近にいないことなどが起因すると言われております。これらの起因要素に着目し、早期の対策を講じることを主眼といたしまして、正常な子育て環境を整えておるところであります。具体的には、母子手帳の交付時より保健師による妊婦相談を初め、生後2カ月での家庭訪問、電話相談、その後4カ月、7カ月、10カ月、1歳6カ月、3歳の定期健診のほか、それぞれの健診で経過を観察すべき乳幼児に対しては、保健師だけではなく、関係機関や専門機関との連携によりまして、乳幼児自身はもとより、子供を通して養育環境の悪化の早期発見に努めるとともに、必要な対策を積極的に講じているところであります。また、子育て支援センターへの誘導や子育てサークルへの参加督励、発達支援センターによる発達相談など、とりわけ母親の子育てによるストレスの解消に意を用いておりますが、本町の特徴でもあります転勤による履歴のない家庭に対しましては、各健診時や予防接種機会を通じて詳細な聞き取りなどを進めておるところであります。しかし、これらの早期対策のみですべてが解消されるものでもありませんことから、近隣等からの情― 12 ―報収集窓口を拡充しつつ、事案発生の可能性を把握した場合には、早期の家庭訪問や専門機関との連携をもとに事案に応じつつ、大事に至ることのないよう迅速な対応を取り進めているところであります。なお、多くの子育て支援機会を設けても、そこに参加しない家庭に対しましては、訪問対策を取り入れつつ、より一層の家庭の育児向上に努めてまいります。次からの御質問につきましては、教育長の方から答弁をさせていただきます。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

清水議員の2項目めの御質問にお答えいたします。幼児・児童生徒の育成環境についての2点目のいじめに関しては、私の方から答弁をさせていただきます。今、児童や青少年を取り巻く状況は、連日テレビや新聞で報道されているように、大変憂慮すべき事件が全国各地で発生し、大きな社会問題となっていることは議員御意見のとおりであります。さて、本町における児童、青少年にかかわってのいじめ等の実態についてでありますが、いじめについては、滝川市の事件が起きてからの経過の中で、数件程度のいじめがあったと把握しているところであります。現在は、どの事例もいい方向に進み、ほぼ解決の方向にありますが、さらに経過を注意深く観察していきたいと考えております。また、本町におけるいじめ防止にかかわる取り組み状況についてでありますが、これまでに教育委員会と各学校長との協議を進める中で、いじめは絶対に許されないものという毅然とした態度で臨むことを確認してきたところであります。いじめ根絶に向けての具体的な施策としては、子供の発するサインを敏感にとらえるため、先生と子供との教育相談を各小中学校において実施し、状況把握に努め、対応してきているところであります。特に、このいじめ問題につきましては、我が町でもいつ起きてもおかしくないとの認識のもと、学校だけで問題を抱え込むことなく、教師、保護者、地域との連帯の中で解決に努めていくことが最も大切なことであり、今後においても、いじめは教育の根幹にかかわる大きな問題との認識のもと、学校との連携を深めた中で、その根絶に向けて鋭意取り組んでいく所存であります。次に、2項目めについてでありますが、今、小中や小中高の一貫校につきましては、構造改革特区としての規制緩和により認定されたことを受け、これから実践が行われる段階であると認識をしているところであります。長崎県の五島市においては、離島対策の一つとして、学習指導要領に基づかない教育課程の編成ができる小中高の一貫校を、また、道内の豊浦町においては、芸術や体験を重視した小中の一貫校が開校される計画と伺っております。さらに、小中一貫校については、東京都の三鷹市でも検討中であり、小中一貫教育校構想に関する基本方針作成に向けて検討がされていると承知をしているところであります。この小中もしくは小中高の一貫教育については、今、構造改革特区として承認を受けた段階のものと、研究開発学校において、小学校と中学校にまたがる多様な区分によるカリキュラム編成などの取り組みが行われているにすぎないことから、現段階でまだ一貫校のメリット、デメリットについては実践経過が乏しいことから、まだ十分承知し得ない状況にあります。したがいまして、これからの研究開発学校や構造改革特別区域などにおける小中一貫教育の取り組みの成果を十分見きわめるとともに、本町の特性や地域性から、一貫校への取り組みが必要かどうかを熟慮してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

再質問 1番 清水茂雄

ただいま御答弁いただきましたが、再質問をさせていただきたいと思います。町長はいろいろ対策を、私も存じていますけれども、対策を講じてはいるが、それですべてが解決されるものではないという、お答えの中にありました。また、教育長は、いじめの問題等について、上富でも数件発生はしているが、解決の方向に向かっているという御答弁がありました。詳しくはくどくど申し上げませんが、私は、新聞をこれだけ、幼児、児童生徒の育成環境関係について、先月の15日からわずか35日間で、主なものだけですよ、36面を使って道新で報道されております。このほかにテレビ等でも毎日のように報道されております。私は、このような問題が起きるのは、今いろいろと新聞、テレビ等でも報道されていますけれども、果たして町長や教育長が言われたような程度のことで、今後、改善されていくのかということに疑問を感じます。まず、幼児・児童生徒の育成環境改善については、実態の深刻さを写す提言が新聞にも続々とあります。ふえる虐待、子供を守れ、通報に抵抗感、無関心、届かぬ隣近所の目、批判浴びる児童相談所、学校に逃げ場がない、隠ぺい体質、加害児童ケア手― 13 ―つかず、現場に人と金を、親は見方、強い姿勢で、教育委員会、家庭及び地域社会のあり方などなどが新聞、テレビでこのように報道されてきたわけです。私は、果たしてこんな程度のことでこの問題が改善されていくのかなということを非常に心配しております。ここで新聞に出ていたのは、皆さんも十分にお読みになって認識されていることと思いますけれども、二、三ちょっと拾ってみたいと思います。初めに、「息子は救えなかった。君は大人の力かりてもいい」という見出しで始まった長野県教育委員会の子ども課長、この中の幾つかを紹介したいと思います。長野県須坂市で、1997年1月、長男の中学1年、前島勇作君、当時13歳が「あの4人にいじめられて、僕は死ぬ」との遺書を残して自殺した。団体職員から、2004年4月に教育委員会に採用されて、現在、子ども課長をやっておられます。お父さんです。その中で、「私は、何人ものいじめの加害者に会ってきた。いじめ側は必ず、相手にも問題があると正当化する」または「死ぬしか逃げる方法がない子に、大人が死なないでと言うことは、その子に問題があると言っていることと同じだ」、また「最初から間違った子供は一人もいない。生まれてきたときは正義感を持っているのに、大人社会を見る中で、いじめてもいいものだと大人が教えてしまっている」、ここをよくかみしめていただきたいと思います。また、「勇作が遺書で、いじめられたと書いた4人はもう成人になったけれど、いまだに私の顔を見れば逃げていく。堂々としていられない。ある意味で4人も被害者」、被害者だというのです、加害者も被害者だと。「謝れないような環境をつくったのはだれなのか、まずは大人が襟を正そう」、こうした記事をお読みになっていますか、教育長は当然お読みになっていますよね。町長、いかがですかね、こういう記事をお読みになっていますか。また、子供の意見が出ているのです。親は子供をしかっている。これは上富良野町です。見ましたか、教育長。見たのですか、この記事。上富良野町の平田しずかさんという方の記事、町長、見ましたか、内容は御存じないね。こういうことだからだめなのだ。この中で、「一番気になるのは診察を待っている間」、これは病院へ行っているときですね、「走り回って騒ぐ子供がいることです。しかも、注意をせず知らない顔をして本を読んでいる母親がいました。私はその人が許せません。どうして注意しないのでしょう。隣に座らせて本を読んであげたり、話をしてあげたりしないのでしょうか。病院はぐあいの悪い人が行くところなのに、とても迷惑です。現代の母親は自分の子供をしからなくなっていると時々聞きます。しかし、そんなことをしていると、子供たちが社会に出たときに、同じことをして他人に迷惑をかけるようになってしまいます。皆さんはどう思いますか」という文が載っています。また、いじめの問題で、ひどいですね、福岡、中2年、自殺についてですが、いじめグループの1人が、被害生徒を「死ね、うそつきなどと罵倒。近寄らんめーよ」、近寄らない方がいいよという意味だそうです。周囲に無視を呼びかける。また、生徒の自殺後も「せいせいした。別にあいつがおらんでも何も変わらんもね。おれ呪われるかもしれん」などと、校内で友人に話したほか、13日の通夜の席では、笑いながら棺の中を何度ものぞき込む姿が目撃されている。もう1件御紹介したいと思います。「大人が子供を守れ」、「夜回り先生」というのを聞いたことがありますか。水谷修先生ですか、夜歩いて子供たちに注意を呼びかけている。「子供に接するときは目線を低く、安心感を与えて話せ」と、「いじめに関する相談メールだけで、10月以降約4,000通が私のもとに届いた。これほどのメールが届くことが、いじめがどこにでもある問題だということです」というようなことが載っています。これは、新聞記事を、できれば私はこの問題を論ずる、また、関係する理事者や教育長は、よく読んでかみしめていただきたいと思います。私は、幼い、右も左もわからない子供が、本来であれば多くの人が、かわいいなと手を差し伸べて、だれの手に身をゆだねますか、母親、父親が先です。他人にはなかなか手を差し伸べない。その信頼する親に虐待されて、とうとい命が奪われるという、今はこんな問題が起きる社会なのです。私は、こうした問題が起きるような社会を少しでも改善していかなければならないと思います。私たちがこうした社会を生み出したのです。よく政府が、学校が、家庭が、社会がと、お互いに責任のなすり合いしますけれども、そうではないのです。私たち大人一人一人がそういう社会を生み出してきたのです。そのことに目覚めてほしいと思うのです。私はこの問題について、一案として、あいさつ運動の展開を何回となく要請し、提言しておりますが、現在のような問題が続発する背景には、コミュニケーションの欠如があるのだということを、学識、専門家たちも指摘しております。私もこれは早くからこの問題に、私は議会に出てからこの問題ばかり取り組んでいるのはそのためなのです。― 14 ―コミュニケーションとは何なのか、それの基本は何なのか、それはあいさつなのです。あいさつからコミュニケーションというのは始まる。大人も子供も区別なく、人に会ったらあいさつを交わすことが最も大切であります。そのことを私たちは忘れているのではないでしょうか。あいさつ運動の展開を行政が中心となって実行することにより、町じゅうに明るいあいさつがあふれ、町長がいつも言われます「だれでも住んでいてよかったと思えるまちづくり」、その基本となるものではないですか。心と熱意の問題です。大きな予算をかけなくても、町の機能と皆さんの心がけ一つでできるのではないですか。現代社会の環境を生み出した責任として、このような単純な運動も全うできないのでは、子供たちに恥ずかしいと思いませんか。あいさつ運動を含め、それぞれの課題についての考えを、町長、教育長、いま一度お答えをお願いいたします。次に、一貫校の課題について、私は以前から西小学校改築前から、昨年、不慮の事故で故人となられた前教育長にも何回となく提言しております。また、現教育長にも提言しておりますが、現状の財政面で不可能とのことであるが、現在の上富良野町の実情、少子化の進展、施設の老朽化に伴う改築の問題を考えるときに、町の将来を築く根幹となる学校教育施設には思い切った施策が必要と考えるが、いま一度、上小、上中の改修、改築にあわせてお考えいただけるのかどうか、英断を持ったお考えを承りたいと思います。以上です。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

1番清水議員の再質問にお答えさせていただきますが、まず、先ほどお答えさせていただきましたように、私といたしましては、乳幼児における虐待につきましては、あるいは育児放棄などにつきましては、早期発見が最も重要であると、そして、早期に対応していくと。そして、その対応と継続した監視指導体制を充実しながら対応していくことが重要であるというふうに思っております。新聞報道で、各地域で起きたいろいろな例をお話しいただきましたが、私は、基本的にそこにあるというふうに思っておりますので、そういった施策を今展開しておりますけれども、これがすべて、先ほどお答えさせていただきましたように、満足だというふうには思っておりません。そういった地域の、隣近所の皆さんの方の通報をいただける、情報を提供いただける、そういう体制等々も整備しながら、議員が、新聞で報道されておりますように、私も常に報道で見ておりますが、児童相談所の所長が、承知はしておったけれども、それほど危機的な状況であったと認識できなかったというような謝罪だとか、いろいろなことがありますが、私としては、職員に対しても、情報があるものについては十分な監視と指導の対応を図るようにというふうに指導しているつもりでありまして、現在も、先ほどお答えさせていただきましたように、監視指導中の数件もあるわけでありますが、大きな事態にならないように対処しておるということで、御理解をいただきたいと思います。以下の部分につきましては、教育長の方からお答えさせていただきます。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

まず、1点目のいじめに関する件でありますが、今、議員、御意見にありましたように、大人の責任ということがお話になられていました。ただ、私ども教育行政を預かる立場といたしましては、当然今の地域社会の力、それから、学校力も低下していると言われています。また、家庭力も低下していると。その中で、我々としては、教育行政の中でできる限りの努力を今後とも続けて、いじめのない社会をどう構築していくか、これは我々に課せられた大きな課題だと考えています。先ほども御答弁させていただきましたように、当然にしていろいろな地域とか家庭とか学校等と連携を深めながら進めてまいりたいと思っているところであります。また、あいさつ運動についての御質問もありましたが、このあいさつ運動については、我々としても当然認識は同じであります。ただ、行政が中心となってというお話がありますが、本当に行政だけが中心となってやっていくことがいいのかどうか、先ほど議員がおっしゃられていましたように、大人の方からそういう運動を展開していくということも必要でありますし、行政としてもそこに支援をしてまいりたいというふうに考えておりますし、また、こういう時代でもあります。来年度に向けて、また、このあいさつ運動の徹底等を図っていきたいというふうに考えているところであります。2点目の小中一貫校についてでありますが、この小中一貫校について、当然、小学校、中学校の財政状況とかを考慮した中で、この小中一貫ということを本当に考えていっていいのだろうか、やっぱり、そうではなくて、もっと教育の効果、なぜ小中一貫校の方がいいのだろうか、そういうことを我々としても軸に据えて検討をしてまいらなければならないというふうに考えているところであります。― 15 ―今後において、今非常に少ない事例、少ない実績でありますが、そういうことに耳、目を傾けながら我々も研究を進めてまいりたいというふうに考えております。

再質問 1番 清水茂雄

何か答弁が核心に触れてきたような感がいたしました。私は、子供たちの問題については、自分でも提案する以上、子供たちに会ったら必ず私はあいさつします。子供たちばかりでなく、大人の方でも目と目が合ったら必ずあいさつを、知らない人でもする。皆さん、私たちの次の世代を担っていく大切な人材です。特に子供というのは、人の子供だというような感覚を捨てて、私たちの子供なのだという感覚で常に子供たちに目を向けていただきたいなと。我が子や自分の孫だったらどうしますか。私は、子供たちに対してもっともっと真剣に取り組んでいただきたいと思います。そこで、先ほども話したように、何回も議会で提言しているので、皆さん耳にたこができたのではないかと思いますけれども、こんな簡単なこと、あいさつ、子供たちに会ったら「おはよう、元気かい、これから勉強に行くの、頑張んなよ」、そんな簡単な言葉が、皆さんかけていますか。この議場におられる皆さんの中で何人かけていらっしゃるか。知った子供には、覚えている隣近所の子供や自分の親戚の子供には声かけるかもしれないけれども、知らない子供には知らんふり、変に思われても嫌だというような感覚。私はそれではだめだと思うのです。それで、いま一度この問題について確認をとっておきたいと思います。まず、やれることからやるということ。あいさつ運動を、今のような時代が生まれた背景は、先ほどもお話ししたように、コミュニケーションの欠如だと言われている。きのうもありましたね、18歳の少年が父親を刺し殺してしまった。こんなことがなぜ起きるのだと。それは、お互いの心の疎通がないということです。それで、今後、町としてこの運動を展開していく考えがあるかどうか、私は役場へ出てきても必ず皆さんにあいさつするようにしていますが、職員の中には、すれ違っても全然あいさつもしない、町の役場がですよ、私に対してでもそうだし、住民の皆さんに対して本当にあいさつしているのかなと疑いたくなります。そんなことも役場の中で徹底できないようなことでは、到底望めませんね。これは、私たち住民すべての問題ですので、ひとつ行政から声かけ、こういうことをやりましょうやと声かけをして、そのことが運動につながるのです。この点、その気があるかどうか、もう一度確認をいただきたいと思います。以上です。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

1番清水議員の再々質問にお答えさせていただきます。お気持ちは議員と全く同じであります。しかし、このあいさつ運動というのは、ちょっと御質問からそれてきたような気がしますけれども、今まで議員から何度も質問を受けて、お答えさせていただいたとおりでありますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

あいさつ運動の関係でありますが、これにつきましては、ことしの新年交礼会におきましても、私どもの教育委員会の委員長が、お金がかからないでできることはあいさつ運動であると、そういうことをあいさつの中で申し上げました。それに基づきまして、我々も努力をしてまいりましたが、やはりもっと具体的にどう取り進めていったらいいのかということについては、まだ不十分な部分があるのかなという反省も含めながら、今後取り組んでまいりたいというふうに考えております。

出典:上富良野町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月19日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる