みんなの議会

上富良野町議会 平成15年第1回定例会 2003年3月11日

(1)景観条例の制定について/(2)町民の叙勲申請について

2003年3月11日、上富良野町議会の一般質問で、小野忠議員が「景観条例の制定について」「町民の叙勲申請について」について質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。

質問者
小野忠 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 17番 小野忠

私は、さきに通告いたしました2項目について、町長にお伺いをいたします。第1点は、景観条例制定について、景観条例の制定を今後はどのように進めようとしているのかをお伺いいたします。私は、景観条例制定について、平成13年6月の定例議会において1度町長に質問をいたしておりますが、その後どのように進められているかについて、再度質問をいたします。昨年11月18日の北海道新聞に、景観条例の策定を目指す町の動きとして、景観づくりの講演会「東大堀教授との景観懇談会」「景観づくりに関する町民の意向調査」について報道されていました。その中で堀教授は、上富良野町は大雪山国立公園、十勝岳という第1級の景勝地に恵まれ、なおかつ、ラベンダーという観光資源によって全国から観光客が押し寄せてくるという、他の町村がうらやむようなすばらしい観光地としてすぐれた条件を備えていると、非常に褒めていました。ただ、深山峠にしても、千望峠にしても、眺望はすばらしいが、防護さくや看板などが景観を邪魔していると、環境整備を問題にしています。また、住民のアンケート調査でも、「景観に関する指針づくりを行うべき」と答えた方が11. 7%、「景観条例を定め、景観づくりを明確に」と答えた方は28. 4%、「町の財政支出で積極的な景観施策を」と答えた方は29. 4%、「積極的に行政が主体となって景観条例の制定を進めるべき」と答えている町民は、これらを合わせると73.1%に及びます。反対に消極的な意見では、「意識啓発を進める程度でよい」と答えた方は、わずか20%しかおりません。このような住民の意向を踏まえて、堀東大教授が褒めている我が町のすばらしい観光資源を保護するためにも、一日も早く景観条例を制定する必要があると思いますが、町長は今後どのように条例制定を進めようと考えておられるか、お伺いをいたしたいと思います。2点目でございます。町民の叙勲申請についてお伺いいたします。町民の功績をたたえ明らかにすることについて、郷土の発展のため、ふだんから家業を顧みることなく地方自治の振興に寄与された先輩の自治・産業関係者に対する叙勲の申請を、賞勲局長あてにされている向きがあると思いますが、何人申請中であるのかについて、名前を明かさずに、現状についてお伺いをいたします。以上で終わります。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

17番小野議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。― 5 ―まず、1番目の景観条例の制定についてでありますが、議員の御発言の中でも御紹介ありましたが、昨年実施しました景観基礎調査を通じ、町民の皆さんの景観に対する意識が極めて高いものであることを認識させていただきました。先日の執行方針の中でも述べさせていただきましたが、平成16年度施行を念頭に、平成15年度において本条例の策定作業を行ってまいります。策定作業を進めるに当たりましては、かかわりの深い産業関係者の方々初め、一般の方々にも呼びかけを行い、策定委員会を立ち上げた中で行っていく所存であります。また、景観を守り、つくり、はぐくむという観点から、本条例は単に理念のみを掲げるものではなく、町民や地域事業者の役割を初め、地元産業の発展を本条例の大きな目的として、ハード・ソフト両面にわたる事業展開の可能性や、公共事業における景観形成への貢献など、行政の役割をも明確にした実のある条例にしたいと考えておるところであります。次に、2番目の国家の特定の私人の栄誉を表彰するため、栄典制度についての御質問にお答えさせていただきます。その種類は、叙位、叙勲、褒賞の多岐に分かれているもので、その中の春秋叙勲について申し上げます。国家または公共に対し功労のあった方々の中から、一定の条件を満たす場合に、候補者として推薦することとなる春秋叙勲については、国の各省庁別に対象となる職種やその在職年齢などの推薦要領が定められており、その内容に基づき、市町村や関係団体が該当者について申請手続を行う仕組みとなっておりますが、現在、春秋叙勲候補者として町が申請中の方はおりません。以上であります。

再質問 17番 小野忠

再質問を町長にお伺いいたします。ことしの2月18日付の北海道新聞に、国土交通省北海道局で、近く景観道路制度を道内に導入し、景観が美しくドライブに適した道路を指定し、民間営利団体などによる環境整備活動を支援する新制度を取り入れたいとの記事が載っていましたが、我が町もこれらの国の制度により景観道路の指定を受け、観光客の誘致に努めるためにも、一日も早く景観条例を制定し、美しい景観を保護し、観光の条件整備を積極的に進めるべきと考えますが、再度、町長の決意のほどをお聞かせいただきたいと思います。次に、2点目ですが、町の叙勲申請につきましてちょっとお聞きしたいのですが、私は、趣旨を余り聞いたわけではございませんが、何か趣旨の方が多くて、ちょっと私にはわからないなというような感じがいたします。何にしろ、わかりやす過ぎて私にわからないと、余りにも難しくお書きになられるものですから。私はただ、叙勲申請を賞勲局長に出されていると思うが、何人ぐらいいますかと聞いただけで、別段趣旨は聞いておりません。ですから、今後、趣旨を聞かされなくても、認識してお聞きしておるのですから、もう一度その点を御答弁賜りたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

17番小野議員の再質問にお答えさせていただきます。景観道路につきましては、管内南地区の富良野圏域の昨年の懇談会におきまして、私の方から提案させていただいて、旭川開発建設部の方も動き出しておりまして、何とか花人街道、国道237号線は指定を受けられそうであるという報告を聞いているところでございます。そのことによりまして、地域の景観に対する対応も、今後花人街道の推進について両面から対処していくというようなことに、大いに期待をいたしているところであります。それから、2番目の叙勲の問題でありますが、先ほど最後に申し上げましたように、現在、我が町におきましては、申請している人はおりませんということでお答えさせていただきましたように、議員はそこをお聞きしているのはよくわかります。そこで、私の方から、現在、我が町では候補者に申請している人はおりません、終わりというのでは、これは余りにも単純過ぎるなということもありますので、叙勲制度等々についての中で、春秋叙勲候補者についてということで御説明をさせていただいたということで御理解いただきたいと。これからも、時間の問題もありますので、なるべく簡潔にお答えするように努めたいというように思います。

再質問 17番 小野忠

景観条例につきましては、一応平成14年度にも委託調査費をつけて、皆さん頑張っていただいておりますので、16年度には間違いなく条例の制定ができるのか、この点について、もう一度町長に健全な、明確な御答弁をいただいておきたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

17番小野議員の再々質問にお答えさせていただきます。― 6 ―今年度の執行方針でも述べさせていただいております。きょう、またここでお答えさせていただいておるわけでありまして、この条例につきましては、既に方向性が定まっております。あとは、先ほど申し上げました策定委員の立ち上げをすることによって動き出していただくものというふうに認識しておりますので、今年度策定をして、次年度から施行していくような方向で取り進めていくということで御理解をいただきたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成15年第1回定例会 2003年3月11日 議事録 PDF(70ページ) 間違いを知らせる