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上富良野町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月19日

町の将来をめざす姿について

2006年12月19日、上富良野町議会の一般質問で、小野忠議員が「町の将来をめざす姿について」質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。

質問者
小野忠 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 小野忠

私は、さきに通告いたしました1項目について、町長に質問をいたします。第1項目は、町の将来を目指す姿について。近年、地方自治を取り巻く環境は極めて厳しく、行財政運営も容易ならざる時代となったものだと思います。国は景気対策として地方債を発行させ、その財源として交付税を手当てすると言って、その借金が雪だるま式にふえ、粉飾決算し財政破綻となり、財政再建団体になったところもあります。本町の財政運営は、町長の指揮のもと財政秩序を遵守し、財政指数等は極めて良好に推移しているこ― 23 ―とは敬意をあらわすものであります。私たちの住む町の将来はということについて、従来から広域行政、町村合併と論議してきましたが、富良野盆地の各市町村の考え方として、当面、合併しない方向で、広域連合という形で自立の道を選択されたとのことですが、今後は町長として何を考え、そこで処理する事務は、現存する一部事務組合もターゲットにされるのか。また、広域連合を選択した理由として、町民の利便性が維持できるとか、さらに行政経費の節減と効果が期待できるとは、何をもってそう考えられているのか理解したいし、町の利益はどのように担保されるのか、町長の基本的な姿勢についてお伺いをいたします。以上です。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

5番小野議員の町の将来についての御質問についてお答えさせていただきます。少子高齢化が急速に進展する中で、当町においても人口と財源が減少傾向で推移しておることから、さらなる行財政運営の効率化を図ることが、大きな行政の課題であることは御案内のとおりであります。このような状況を踏まえまして、当面の目指す方向を広域連合と定めたところであり、その対象とする事務については、上川南部消防事務組合、富良野地区消防組合、富良野地区学校給食組合、富良野広域串内草地組合、富良野地区環境衛生組合の五つの一部事務組合事務と国民健康保険、介護保険、火葬場、広域圏の四つの事務を加えた九つの事務としたところであります。特に、一部事務組合につきましては、五つの一部事務組合すべてを広域連合で処理できないかなど、それぞれ専門部会を設けまして検討し、できるものから順次取り進めるよう推進していく予定でおります。また、広域連合を選択した理由と基本的な考え方に関する御質問でありますが、既に町広報10月号で町民の皆様へお知らせいたしましたように、町民の皆さんから寄せられた御意見、そして、議員各位の御意見をもとに総合的に考えをまとめ、我が町としての基本的な考え方を述べさせていただいておりますので、御理解を願いたいと思います。このようなことから、現段階での広域連合化は、行政経費の効率化を図る意味からも最善の方法と考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

再質問 5番 小野忠

再質問いたしたいと思います。私は、合併、広域連合については、町長の基本的姿勢は町民とともにあるということからして理解を深め、町民に説明責任が存在しているものと考え、再質問いたします。広域連合を選択したのは、町民の機運が高まっていないからだと言われています。これは町広報10月号で、何をもって決断されたのでしょうか。もし町民の選択に関する意見だとすれば、「自立」50%、「合併」32%、「わからない」18%、この数字は本町人口の1%であり、これをして総括するのは極めて希薄であり、まことに遺憾と思うわけでありますが、この点について、町長の御所見を賜りたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

5番小野議員の再質問にお答えさせていただきます。広域連合の方向性を定めた基本的な考え方につきましては、先ほどもお答えさせていただきましたが、町民懇談会等々の中での御意見、それから、アンケート等々の御意見等々につきましては、非常に私どもの対応のまずさもあったのかもしれませんけれども、参加していただく方々が非常に少なかったと。議員御質問にありますように、わずかな状況での対応でありますが、日ごろの対応の中におきましても、住民の皆さん方、町民の皆さん方が合併を促進するというような御意見というのはなかなか耳にすることが少なかったというようなことと、議員の皆さん方と何度も議論をさせていただきまして、議員の皆さん方の方向性も、少ない数字でありましたけれども、アンケートの結果、あるいは住民懇談会等の結果等々の方向性を議員の皆さん方も示していただいたというようなことから、私としても最終的な判断をいたし、今なお合併を促進する機運にないという判断をさせていただいていると。もう一つ、私自身の判断の大きな理由は、現在取り進めさせていただいております第4次総合計画の中におきまして、広域連合の推進という大きな柱を立てて、総合計画が今取り進められている、あと2年で終了でありますけれども、現在の総計の中においては、そういった状況にあって、まちづくりの基本をなす総合計画が、そういう位置づけがされているということも含めた中で最終判断をさせていただいたということで、御理解を賜りたいと思います。

再々質問 5番 小野忠

再々質問をお願いします。私は、広域連合で処理する事務は、介護保険は適― 24 ―切だと考えています。この12月から各市町村で職員1名を出して5市町村で協議するようでありますが、権威ある助役会議ぐらいで協議しなければ、幅広く課題を持っても時間と出張旅費のむだ遣いになると思いますが、町長の御所見を賜りたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

5番小野議員の再々質問にお答えさせていただきます。議員おっしゃるとおり、この委員会がすべてを決定する機関ではございません。先ほども行政報告の中でも報告させていただきましたように、その中に専門部会をつくって、それぞれの対応で協議をさせていただきながら方向性を定めていただくと。その中には、当然にして助役部会等々の対応もありましょうし、最終的には委員会、5市町村長が組織しております広域圏の委員会において方向性を決定するということでありますので、御理解を賜りたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月19日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる