上富良野町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月21日
第5次総合計画策定にあたり町長の基本姿勢について
2007年6月21日、上富良野町議会の一般質問で、小野忠議員が「第5次総合計画策定にあたり町長の基本姿勢について」質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 小野忠 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 5番 小野忠
私は、さきに通告いたしました1項目について、町長にお尋ねをいたしたいと思います。まず、第5次総合計画策定に当たって、町長の基本姿勢についてお伺いをいたします。町政執行方針の表明で、表題について策定すると言及されていますが、御案内のとおり、該当年度は平成21年、平成30年に当たると存じます。つきましては、町長の去就が注目されるところでありますが、現職の立場から前向きに検討されるものと期待しておりますが、行政改革の着実な推進のもと、財政構造の転換に向けて鋭意努力されてきていることは高く評価しております。一般財源縮減傾向にあり、平成20年度は50億後半の財政規模となり、年々厳しくなることと存じております。このような見通しの中で、第5次総合計画の樹立に当たって、町民からの行政需要、行政サービスの低下を招かないようにすることは、容易ではないかと存じます。第3、4次総合計画を踏まえて、町長が判断して、その芽すら具体化していない事案も若干あります。町長がみずから考えている、町民が将来的に希望を持てる真の豊かさをどのように第5次総合計画の中で、総花的ではなく現実味のある「ふれあい大地創造」にどのように展開されるのか、お考えを、所信を賜りたいと思います。以上であります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
5番小野議員の御質問にお答えさせていただきます。平成21年度を開始年度といたします第5次総合計画の策定に当たりましては、昨年度より行政組織内にプロジェクト会議を設置し、現行の第4次総合計画の評価に取り組み、今年度は専任の主幹ポストを設けてその作業に当たっているとこめであります。議員より、御質問にありました第5次総合計画策定に向けた基本姿勢についてでありますが、一つ目といたしましては、第4次総合計画の評価を十二分に行いまして、時勢を考慮した上で、継承すべきものは第5次総合計画に継承したいと考えております。特に、第4次総計の4本柱の一つであります「ともにつくる町」につきましては、協働によって成り立つ自治を目指すものでありまして、第5次総合計画の中にも継承発展させる形で位置づけたいと考えているところであります。二つ目といたしましては、今後、実施いたします町民アンケートの結果やパブリックコメント、また各種懇談会や、まちづくりトークなどの直接対話を通じ、町民の方々から多くの御意見をいただきながら、町の将来への思いを第5次総合計画へ反映するよう努めたいと考えております。私といたしましては、地方分権時代の中で、地域住民が安心して心豊かに暮らすことのできる地域を目指して、時代のへ変化に即応でき得る柔軟な姿勢をもとに、第4次総合計画で「四季彩の町上富良野・ふれあい大地の創造」と定めたまちづくりを世襲していきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
再質問 5番 小野忠
では、再質問いたしたいと思います。第5次計画の策定に当たりまして、お聞きいたします。アンケート住民1,200人からとるということは大切なことですが、どのような内容で協力してもらうのか。苦しい町の台所を説明しなければ、実効性のある計画にならないと思います。お金がないのですから、それであっても町民の意向を踏まえることは大切だと考えますが、この町に住んでよかったという実感を醸成するためには、この際、行政主導の総花的にならず、攻めの考えで町民の理解を得る基本姿勢が肝心と思いますが、町長の見解を賜りたいと思います。次に、2項目ほど、第4次総合計画の具体化しております事案の中で、若干、事業が残っている分に対してお聞きいたしたいと思います。まず、第4次総合計画で、駅前再開発、中心街活性化の事業でございます。この点につきましては、私も12年間、この御意見を賜ってまいりました。でも全く具体化されていません。昨日の同僚議員の説明の中で、5次総合計画で実施したいというようなことを申されましたが、この12年間の間に多額のお金を投資しております。ことしも商工会が60万円、それから商工会負担金から50万円、調査費をつけて、一応、駅前周辺、中心街活性化事業を想定しているのではなかろうかと思います。こういうことを考えたときに、まだしも5次総合でいきますならば、町長も12年間おりました。私も12年間聞いてまいりました。― 71 ―こうなれば、もう次の世代に移るのかなと、もうやれないのかなというようなことしか今は考えられないところであります。今後、この5次総合計画の中で完全に実施されていくのかされないのか。この点について、お伺いしたいと思います。それからもう1点は、先ほど同僚議員が質問され、また答弁がありました西小学校グラウンド整備事業の問題であります。これは、平成14年の9月定例議会において御質問をされ、この答弁をいただいたのであります。そのときに、学校の子供たちの子供会議会を行いました。これは2回やっております。このときに、町長は、この子供さんの答弁に、私たちと同じような答弁をしております。この答弁はここに持っておりますから、もう忘れてしまったのでないかなという気がするのですよ。それで、ちょっと読んでみましょうか。西小学校のグラウンドは御指摘のように水はけが悪く、大雨が降ると水たまりができ、たびたび運動会や学校の野外行事の際に使用できなくなるといった状況がありますと。不便をかけた中で使用していただいていることは十分認識しておりますが、学校やPTAで早期に暗渠排水等のグラウンドの全体の環境整備を実現してほしいとの要望も出されているところでありますと。西小学校整備につきましては、暗渠排水のみなず、バックネット、フェンス、遊具、樹木等のグラウンド全体の環境を考慮し、根本的な整備を図ることが必要と考えております。次年度において、グラウンド整備基本計画を策定し、児童の体育授業や地域住民のグラウンドの使用に支障がないよう年次計画で整備を進めてまいりたいと、このように子供さんにも答弁しているわけです。それで、1週間前ぐらいになるのですが、これは私も忘れていたの。もう大体14年ですから。そうしたところが高校なのですよ、子供さんが。高校におられます。この方が、おじさんと言いました。おじさん、あのとき子供議会やったときに、グラウンド整備すると言ったよねと。だけれども、いまだにまだやらないのだねということを言われました。町長、こういう子供さんにお約束したことはやっぱり守っていただきたいというのが今、最後のお言葉ですから、私の最後の言葉で言っているのですから。町長も最後なのですからね。これ、ぜひ実現してやって、子供たちにはきちんと希望を与えていただきたいと私は思うのですが、町長、どのようにお考えか。お聞きしたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
5番小野議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、第5次総計におきまして、いろいろと御意見を承りました。私は、さきにお答えさせていただきましたように、住民アンケート等々の対応を図りながら、このアンケートの内容につきましては、私もいちいち現状で掌握しておりませんが、今、大学と契約を結んで御案内のとおり予算措置させていただいておりますので、今まではコンサルタントと対応しておりましたが、旭川大学と契約を結びまして、旭川大学が逐次、毎週のように町へ入っていろいろとそのアンケートの対応等々につきまして対応をしていただいているところでありますので、これから住民の皆さん方に十分承知いただけるような、そして次なる10年間のまちづくりを目指した大きないろいろな課題に対するお考え方を、御意見を承りたいと思っております。また、どのような計画を立てても財政的に厳しいからということでありますが、御案内のとおり、平成20年を最終年度とします第4次総計の終わりまでは、この財政の厳しい状況というものを打破し、歳入イコール歳出で、財政運営ができる我が町の財政構造を改革するということで、行財政改革の実施に向かって、町民の皆さん方、議員の皆さん方の御理解をいただきながら今、鋭意、行財政改革を進めておるところでありまして、何としても第5次計画のスタートの21年には財政構造が、さきに申し上げましたように、歳入イコール歳出の構造になる財政運営に向かって今努力しております。そういうような観点からすると、第5次総計におきましても、財政的には厳しい中でありますが、現在とはまた違った、ある面の財政運営ができるようなまちづくりが目指せるものと大いに期待を持ちながら、その基盤づくりに努めているところでありますので、御理解をいただきたいなと。そして、総合計画でつくり上げたものを、議員御承知のとおり、3カ年ローリングにおきまして実施計画を立てさせていただきまして、その総合計画に基づく実施計画のもとで、財政的な裏づけを措置をしながら計画を進めていくという手法をとっているわけでありますが、これは5次においてもそのような手法をとりながら実施計画を立てて、財政的な対応を図っていきたいと思っております。また、第4次総計におきますいろいろな課題につきましては、先ほどもお話し申し上げましたような課題につきまして、またそれ以外の課題につきましても、引き続き継承すべきものは継承していくような形で取り組んでいきたいと思っているところであ― 72 ―ります。議員、御案内のとおり、この第4次総合計画の後半5カ年というのは、非常に財政的に厳しかった。私自身も反省をいたしているところでありますが、今年度の第4次総合計画から、従前のように10カ年計画で押さえるではなくて5カ年に、前期と後期というふうに分けて、5カ年計画を立てて対応させていただきました。その中で、前期の5カ年につきましては御案内のとおり、西小学校、クリーンセンターの設置、あるいは「かみん」の保健福祉総合センターの設置等々の対応で計画どおり進めさせていただいていたところでありますが、御案内のとおり非常に厳しい財政状況になったことから、保健福祉総合センターかみんの建設が、予定よりも2年おくれたというようなことと、その後におきます大きな課題でありました文化会館、図書館、それから今議員からもお話しがありました駅前再開発の問題。これらにつきましては、今総計の中ではとてもではないけれども財源的に対応でき得ないというようなことから、次期総計に繰り延べるということで後期のスタートをさせていただいているところでありまして、これらにつきましての文化会館につきましては御案内のとおり、かみんの中に多目的施設をつくらせていただきまして、その併用をさせていただく。また、図書館につきましては、公民館の改修によりまして図書館の設置を見たというようなことでその対応を図らせていただきましたが、駅前開発につきましては次期総計の繰り延べということでございますので、これらにつきましても、何度もお答えさせていただきますように、引き続き第5次に向かって対応を図っていくように進めていきたいと思っているところであります。現在もいろいろな予算を使っておりますが、これは、引き続きこの駅前整備というものが重要な課題の一つとして位置づけさせていただいているということで御理解をいただきたいと思います。また、西小学校のグラウンドの問題につきましては、先ほど教育長からお話し申し上げましたように、既に実施計画を立てて17年度で対応しようということで進んだところでありますが、何度も御説明申し上げているように、あそこは暗渠を掘っただけでは水はけに十分対応できないと。表土を全部取りかえなければならないということから大規模な工事になるということで、今期の財政の中では難しいというようなことで繰り延べさせていただいたと。実施する予定で対応していたということは、17年までは事実でありますので、ひとつ御理解を賜りたいと思います。
再質問 5番 小野忠
財政はよくわかります。お金のないということは、よく御承知であります。でも、西小グラウンドの整備につきましては、ひとつ子供さんたちのお考えになって、1日も早い整備事業を遂行していただきたいと、私はこのように思います。ひとつ、そこら辺は町長、よろしくお願いいたしますと、私の方からお願いして、質問を終わります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
5番小野議員の再々質問にお答えさせていただきます。私も、この問題につきましては、西小グラウンドにつきましては、開設以来から、私の子供も世話になり、PTAの役員もさせていただいたというようなことで、運動会の苦しさ、PTAの役員をしていて非常に承知しております。そういうようなことから、何とかしなければならないということは十分承知しておりますので、教育長がお答えしておりますように、第5次の中で、着手できるように、私自身も努力してまいりたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。