上富良野町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月19日
(1)財政指数改善の問題について/(2)上富良野小学校改築について
2012年9月19日、上富良野町議会の一般質問で、小野忠議員が「財政指数改善の問題について」「上富良野小学校改築について」について質問し、町長 向山富夫、教育長 北川雅一が答弁しました。
- 質問者
- 小野忠 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫、教育長 北川雅一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 小野忠
私は、さきに通告いたしま― 12 ―した財政指数改善の問題について2点質問をいたします。地方財政については、今は危機的状況ではないと言えましょうが、バブル崩壊と景気の低迷により楽観できる状況ではないと認識しております。第1点としてお伺いしたいのは、財政力指数の問題です。財政力指数は基準財政需要額と基準財政収入額の関係であり、需要が減って収入額がふえると好転しますが、本町の場合、3年前、5年前と比較すると年々悪化してきているのですが、将来に不安はないのかどうかをお聞きいたします。第2点、経常収支比率の問題であります。財政力指数が年々低下しているのに対し、経常収支比率は年々増加しております。このまま推移するならば、将来経常収支比率が80%を超え90%近くになり、財政運営も破綻することも予測されるのでありますが、何らかの改善策はあるのでしょうか。次に、上富良野小学校改築についてお伺いいたします。当該小学校の改築に当たっては、多数の町民が歓迎していることと存じます。計画によれば、本年度実施設計、25年着工、26年完成の予定とあります。本年度において約9,500万円の実施設計費などが計上されております。財源の内訳として国が924万円、資金3,900万円、一般財源が4,718万円の予算であります。今後、予定どおりに進んでいくのか、現時点の教育長の見解をお伺いいたします。以上で終わります。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
2番小野議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの財政指数に関する2点の御質問にお答えをさせていただきます。議員も御承知のとおり、地方財政をめぐる情勢につきましては厳しい状況が続いており、いまだ経済が好転する兆しが見えない中で、限られた財源を有効に活用しながら町民の福祉向上に向けた各種事業を実施しているところであります。さて各地方自治体の財政状況につきましては、さまざまな財政指標を用いて判断しているところであり、議員の御質問にあります財政力指数及び経常収支比率につきましても、財政運営における判断要素として大変重要な指標であると認識しております。これら財政指標につきましては、毎年の政策課題を推進するための投資的事業等の内容などにより若干の変動はありますが、中長期的な財政計画により財政運営の安定化を図っているところであります。まず、1点目の財政力指数につきましては、財政の豊かさをあらわすものであり、本来は1を超すことが理想でありますが、一部の自治体を除きその財源確保においては地方交付税等の依存財源に頼らざるを得ない状況となっており、当町においても例外ではございません。なお、財政力指数は平成23年度決算において0.27と見込んでおりまして、ここ10年間においては、0.25から0.3の中で推移をしております。今後も同程度の中で推移するものと見込んでおります。次に、2点目経常収支比率につきましては、財政の弾力性をあらわすものであり、通常は80%を超さないことが望ましいとされております。当町のここ数年の状況は、これまで取り組んできた行財政改革の効果などから、平成13年度決算の91.3%をピークに年々減少しており、平成22年度決算では79.4%まで減少をいたしましたが、平成23年度決算では84.9%と見込んでおります。経常収支比率は、地方交付税を中心とした歳入の額により大きく変動するものでありますが、今後も80%台で推移するものと見込んでおり、引き続き弾力性に乏しい中での財政運営が求められるものと考えております。なお、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき公表をいたしております健全化比率及び資金不足比率につきましては、さきに報告させていただいたとおり、健全段階にあるところであり、近い将来において当町の財政が破綻をするという状況は想定しておりませんが、さきに申し上げましたように厳しい財政状況が続く中で、小中学校の大規模事業を初め緊急的な災害対応、医療、介護等の社会保障費負担増もありますので、町民の方々との協働のまちづくりを基本とし、それぞれの事業を精査しながら町民の皆様に不安を与えることのないように、財政運営を行ってまいりたいと考えておりますので、議員各位の御理解と御協力をお願いするところであります。
答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)
2番小野議員の2項目め上富良小学校改築に関する御質問にお答えをいたします。本年度につきましては、4月に実施設計の委託契約を締結したところであり、基本設計に示した六つの基本コンセプトに基づき実施設計の策定作業を進めております。全体事業費につきましては、今のところ、総合計― 13 ―画の実施計画でお示ししました19億9,859万6,000円となっておりますが、実施設計がまとまりましたら平面プラン、事業費等、改めてお示しをしたいと考えております。改築工事の年度につきましても、平成25年度着手、26年度完了と、当初の予定どおり進んでおりますので御理解を賜りたいと思います。以上でございます。
質問 2番 小野忠
経常収支比率の問題について、ちょっとお尋ねをいたしたいと思います。これいろいろ資料をいただいて、また、町長の答弁がございました。現実見ますと18年度決算で91.3%、なかなか上昇しておったのですが、年々減少いたしまして、平成22年度決算では79.4%まで減少しました。平成23年度の決算では84.9%ということになります。このまま行きますと90%という最大の最悪が来るのではないかと思いますので、今後これに対して財政運営に全力を投じていただきたいと思います。これで私の質問を終わります。