上富良野町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月9日
(1)ポイ捨て禁止条例の制定について/(2)日の出公園駐車場の借上げ料について
2007年3月9日、上富良野町議会の一般質問で、小野忠議員が「ポイ捨て禁止条例の制定について」「日の出公園駐車場の借上げ料について」について質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 小野忠 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 小野忠
私は、2項目について町長にお尋ねをいたします。私はやさしく質問しますので、やさしく御答弁を願います。まず第1点は、環境美化のためにポイ捨て禁止条例を制定する考えはないでしょうか。ことしの冬は、地球温暖化の傾向かどうかわかりませんが、例年になく雪が少なく、町民の皆さんも除雪の苦労から解放され喜んでいることと思います。最近は、健康のため、ウォーキングで身体を鍛える人も多くなってまいりました。歩いていて特に目につくことは、春も近づき、暖かくなるにつれ、雪解けとともに、今までは雪に埋もれていた空き缶やビニール、犬のふんなどが雪の下から顔を出し、非常に見苦しい環境となってまいりました。私は以前に、このような汚い環境から美しい環境を取り戻すために、ポイ捨て禁止条例を制定し、住民の理解と協力を求めながら美しいまちづくりを進め、夏にラベンダーを求めてくる多くの観光客が訪れる観光地として、恥ずかしくないような環境づくりを進めてはどうかと質問をいたしました。その後、どのように検討を加えられ、今後条例の制定に向けてどのように考えておられるのかについてお伺いをいたします。2項目めは、日の出公園駐車場用地の借上料について質問をいたします。1点は、日の出公園駐車場用地の借上料の価格は、一般の土地の借上価格と比較し適切な価格が設定されているか。2点目は、日の出公園駐車場用地を土地開発公社で購入する考えはないか。日の出公園駐車場は、昭和62年に日の出公園ラベンダーに魅せられ、車で上富良野町を訪れる観光客から駐車場の設置が多く要望されたため、何とか駐車場を確保して観光客の利便を考えようと、観光協会が民有地8,800平方メートルの農地を150万円で借り上げ、有料駐車場を設置したのが始まり、平成13年までの15年間にわたって駐車場の運営に当たっていました。平成13年に、議会一般質問の中でも駐車場を無料化にすべきであるとの強い要望から、観光協会で有料駐車場の運営を取りやめ、その後は日の出公園駐車場として、きょうまで町が管理運営しているものと思います。しかし、無料駐車場になってからも、用地の借り上げは有料駐車場のときのままで、現在も150万円で観光協会が地主と契約し、町が補助金の形で観光協会に全額を支払い、町は日の出公園公共駐車場として運営していると聞いております。借上料の設定は、昭和62年に設置して、当時としては農地としてはかなり高額でありましたが、有料駐車場としての利用が見込まれたことから、当時としては適正な価格であったと聞いております。しかし、無料化となり、日の出公園公共駐車場として利用する場合は、用地の借上料として適切な価格かどうかについては、当然検討が必要であり、現状の価格については疑問が残るのではないかと考えます。これらの用地の借上料について、今後どのような検討を加えていくのかについて、町長にお伺いをいたします。また2点目は、日の出公園駐車場用地を土地開発公社で購入する件でありますが、この駐車場用地に支払われた代金は、計算してみると昭和62年からきょうまで20年にわたって支払われております。合計にすると約3,000万円にも及んでおります。日の出公園駐車場は、今後も必要な施設であれば、いろいろな観点から考慮を変えても、この際思い切って土地開発公社の資金を使って必要な用地を購入することを検討してはいかがと考えますが、町長のお考えをお聞きいたしたいと思います。以上です。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
5番小野議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めのポイ捨て禁止条例についてでありますが、平成13年2月定例会におきまして、ポイ捨て禁止条例の制定に向けての御質問をいただいております。その後、いろいろと種々検討をしていくようお答えさせていただいているところであります。これに対しまして、条例制定に向け検討した経緯でありますが、その後、北海道において、北海道空き缶等の散乱の防止に関する条例が平成15年12月1日に施行されておりますので、この適用方法に― 111 ―ついて具体的な検討を進めてまいりたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、2項目めの日の出公園駐車場に関する御質問にお答えさせていただきます。日の出公園駐車場につきましては、観光客の駐車場確保のため、昭和62年に上富良野十勝岳観光協会が民有地を借り上げまして、有料の駐車場として利用したのが始まりであります。駐車場用地としての借り上げについては、観光協会と地権者との契約で成り立っているものと考えておりますが、当時その借り上げ料は駐車料金収入を財源としておりました。しかし、町の指導によって、平成13年から駐車料金の無料化を進めましたが、駐車場としての活用のほか、各種イベント、行事に利用してきた経過から、観光協会が運営する駐車場の公共性と必要性が高いこと思慮して、借り上げ料相当額を観光協会に補助金として支出しているものであります。借上料につきましては、平成10年以降値上げはありませんが、地権者の意向もありますので、現在の借上料が適切かどうかよく検討を加え、観光協会を通じ、地権者と交渉に当たるよう検討をしてまいりますので、御理解を賜りたいと思います。また、日の出公園駐車場用地の取得に関する件につきましては、現時点ではこれまでと同様に考えておりますことを御理解賜りたいと思います。
質問 5番 小野忠
ポイ捨て禁止条例の制定についてですが、これは歩いてみて思うのですが、犬を連れて運動に来る人の中に、相変わらず袋も持たずに、犬のふんをそのままにしている人が多く見かけられます。ふんを始末するように呼びかける看板は、ぽつんぽつんと目につきますが、総体的に少ないのではないかと思われます。ポイ捨て禁止条例の制定にあわせ、犬のふんを始末する看板をもう少しふやすことによって、住民の意識の向上につながるのではないかと思いますが、その点についてどのようにお考えかお聞かせをいただきたいと思います。ここにつけ加えますが、今、条例をつくるについては北海道空き缶防止関連条例ができているから、これらを考えながらやっていくのだと言いますけれども、これは北海道の問題で、上富良野町のことではありませんので、上富良野町はこれでいいのか悪いのか、もう一度町長お考えをいただきたいと思います。それから2点目は、日の出公園の駐車場借り上げについてです。日の出公園の駐車場については、町としても必要な施設であると、ぜひ購入する方向で検討をしていただきたいと思いますが、もう一度町長の御答弁を賜りたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
5番小野議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、空き缶のポイ捨てでありますけれども、議員おっしゃるように、広報PRは十分、今後していかなければならないというように思っております。これらの充実を図っていきたいと思います。また、道条例というのは、この上富良野町も北海道の中にありますので、この条例は適用されますので、この条例を十分に広報しなから、生かしながら、この条例には罰則規定も設けられているようでありますので、そういった対応の中で、今後、上富良野町としての対応を進めていきたいというように思いますので、御理解をいただきたいと思います。それから公社としての駐車場の購入をということでありますが、現状におきましては、いろいろな問題点も、財政的な課題もございまして、その利用目的とその対応を十分に検討しなければならないというように思っております。かといって、現在いろいろな行事を行うに当たりまして、重要な駐車場というふうに認識をいたしておりますが、公社が購入するにつきましては、先ほどもお答えさせていただきましたように、現財政状況の中では対応が難しいということで、御理解をいただきたいと思います。