みんなの議会

上富良野町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月16日

(1)農業行政について/(2)乳幼児医療費の無料化について/(3)町内巡回バスの運行について/(4)商工振興について/(5)障害者支援制度について/(6)広域連合と町村合併について

2002年12月16日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「農業行政について」「乳幼児医療費の無料化について」「町内巡回バスの運行について」「商工振興について」「障害者支援制度について」「広域連合と町村合併について」について質問し、町長 尾岸孝雄、保健福祉課長 佐藤憲治が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、保健福祉課長 佐藤憲治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 米沢義英

私は、さきに通告してありました点について、町長に答弁を求めるものであります。第1点目には、農業行政についてであります。この間、国が進めてきた農業政策は、多くの農家を追い詰め、また後継者がいない、経営困難だという状況の中で、農業そのものを崩壊の一途に追いやるというような状況になってきています。今地域の基幹産業である農業が大変なところに追い込まれ、地域の産業構造も崩れてしまうという状況になってきています。今問われているのは、日本国内の食糧自給率を高め、外国一辺倒の依存農業を根本から改めることではないでしょうか。そのためには、国において自給率の向上の目標年度をきっちり持つ。他の先進諸国においては、みずからが自給率を向上させるための努力と、また価格保証や所得保証を行って、外国からの輸入農産物に対応した対策がとられ、また地域地方自治体においても、基幹産業としての農業の位置づけを明確にし、各種の政策を転換を図りながら農業を守るという対策がとられています。今、上富良野町の農業はどうなっているのでしょう。今年においては、一定の収量はあるとしても、低価格という状況の中で、相変わらず農業者にとっては農業所得も目減りし、そして営農がなかなか困難だということは変わりありません。そういう意味では、当町においてもこの現状を踏まえて、具体的な農家に対する支援策というのが当然講じられなければならないものと考えます。今、多くの農家の人方から、単年度その1年1年営農をやっていくのに必死、来年からまた営農を続けるとすれば、低価格という状況の中で、何をつくってよいのかわからないという声が出るという状況であります。また、後継者がいるけれども、給料は出さなければならない。そういう状況の中で、何とか後継者の支援対策もとってほしい、さまざまな要求が出されています。そこでお伺いいたしますが、今年度の上富良野町における粗生産額と、過去5年間の農業所得の状況はどのようになっているのか伺います。二つ目には、たび重なる農業被害という状況、低価格という状況の中で、負債がこの間を見てもふえるという状況の中で、短期、長期という何らかの資金を借り、その支払い償還に大変な状況ということは変わりありません。そういう意味では、いろいろな制度もあると思いますが、町独自においても償還猶予や利子補給の対策、あるいはライスセンター利用においての利用者の負担軽減策をとるべきと考えますが、この点はいかがでしょうか。また、農業後継者に対する支援策、研修に行かせてあげたい、あるいは農機具を購入するときにおいての補助策をとってほしい等々多種多様な要求が出され、また種子代に対する補助政策など多くの要求が今出てきています。そういう意味では、きちっと農家の実態を調査され、具体的な対策が今行政において求められていると考えますが、この点についての町長の見解を求めます。次にお伺いしたいのは、この間国が打ち出した農業、米政策の問題であります。今、多くの農業者や関係団体からも、これは米づくりの農家を追い出すものだ、閉め出すものだという声が上がっています。これは米づくりの農家だけではなく、農業者すべてにかかわる大きな問題であり、このことが実施されれば、この上富良野町においても米づくりの農家がどんどん消えていく、こういうことになりかねません。米の価格を市場原理にゆだねて自由競争にさせる。米をつくるもつくらないも、これは農家の責任だというあいまいなまさに国の責任を放棄して、すべてを末端のその責任を押しつけるという手法であります。私は、この政策に憤りを感じるとともに、町においても、この町長においても、この米政策に対する考え方、見解、どのようにお持ちなのか、お伺いしたいと思います。次に、乳幼児医療費の助成補助についてお伺いいたします。今、全国的にも全道的にも、子育て支援というのがどの自治体でも共通課題となっています。それは、核家族化が進行するという状況の中で、子育てに悩みを感じているお父さんやお母さん方がふえる。そういう意味では、行政が側面から支援するという状況になってきています。最近、新聞報道によれば、北海道において乳幼児医療費の通院費の負担を4歳まで拡大するという報道がなされております。先進自治体では、この乳幼児の通院費補助を就学前、あるいは小中学校卒業まで拡大するというすばらしい具体策を講じているところもあります。これは行政が将来の展望をきっちり持って、この町にどれだけの若者を定着させたらいいのか、こういうかかわりの中で子育て支援という方向を見出し、乳幼児医療費に対する通院時における枠を拡大するという状況になっております。そこでお伺いいたしますが、この間町においては、これとは逆に乳幼児医療費の所得制限を設ける等々まさに子供を抱えるお父さん、お母さん方の要求からかけ離れた政策を行う、こういうことになってきています。私は、これを道における通院費における補助枠の拡大とあわせて、町独自の通院時における補助枠の拡大、年齢引き上げを同時並行して行うべきだし、仮に道が行わないとしても、町単独で行うべきだと考えますが、この点についての見解を求めます。次に、巡回バスの運行について伺います。今各地において、高齢者や障害者らを対象にした福祉バスが運行されるようになりました。その背景には、高齢化という状況の中で、足の確保がなかなか難しいという状況があり、また、これは子供からお年寄りまですべてが対象で運行するという自治体まであらわれてきています。道内においても、象徴的なところで言えば、南幌町や由仁町においても、もう既に実施され、多くの方々から一定の評価を受けるという実態になっています。当町においても、将来高齢化率が20%台に到達するという状況になれば、当然その先を見込んでこういった巡回バス、あるいは福祉バスの町内を巡回させるそういうバス運行も一つの目安として行う必要があると考えておりますが、この点についてどのような考えを持っておられるか検討すべきだと思いますが、この点についても町長の見解をお伺いいたします。次に、商工振興についてお伺いいたします。長引く不況の中で、商店の売り上げも伸び悩む。産業構造、流通構造ががらっと変わってしまって、なかなか個店の売り上げが伸び悩むという状況になっています。しかし、その中でもみずから努力して、必死に販売の向上のための努力を行う商店も出てきております。そこでお伺いしたいのは、今後こういう売り上げにおける一つの手段として、個店が計画、企画する販売チラシ、販売広告に対する補助政策をきちっと対応してはどうかという問題であります。確かに、今町においては、商店の活性化事業という形の中で振興条例がありますが、しかしこれを利用するとしても、なかなかハードルが高い。不況の中で、売り上げが伴えば利用したいという方もおられますが、しかし非常に厳しいものがあります。そういう意味では、個々の個店がこういう販売チラシ、広告を出すときに、この一定の補助を行って商店の活性化につなげる、そういう試みも必要だと思いますが、この点についても町長の見解を求めます。次に、障害者支援制度についてお伺いいたします。障害者に対する支援制度の受け付けがこの10月から始まり、来年の4月から実施されようとしています。しかし、その制度を知っているという方々というのは、全くおられない。新聞等に載ったのを見たという人はおりますが、十分周知されていないわけですから、当然知る余地もありません。また、本来国が行う国の業務を、これを契約を結んで、この業者と直接契約を結んで障害福祉制度を利用するという制度であります。この制度においては、いろいろな問題点があります。利用負担がどうなるのだろう、サービスを受ける提供者が本当に確保できているのか。上富良野町を見ても、その施設サービスという点でも、全くと言っていいほど十分な施設整備ができていないという状況であり、各地においても、この障害支援制度を来年4月から実施されることを前にして、大きな問題点、課題を投げかけるという状況になっています。私は、改めて本来国が見るべきもの、あるいは地方自治体が連動して見るべきものを、再びこの障害を持つ家族や本人に負担させる。負担の重さに耐えかねて大変な状況になるという状況は、目に見えて明らかであります。そういう意味では、地方自治体がきちっと国の制度の不備を補完して、本来地方自治体の役割である住民の暮らしや福祉を向上させるという観点からも、制度の立ち後れを克服して、きちっとした計画整備を持つべきだと考えます。そこでお伺いいたしますが、来年度実施を目前にして利用者の実態調査、どんな要求があるのか、あるいは周知されているのかどうなのか、この点。さらに、認定から外れた場合の対策と上乗せ分等々利用者の負担、事業費の確保はできるのかという点で、今後どのような経緯をたどるのか、この点についての答弁を求めます。次に、広域連合と市町村合併についてお伺いいたします。富良野圏域においては、この間一部事務組合という形の中で、消防や、あるいはし尿処理等々広域での連携が進められています。しかし、この後に至って、さらにそれを拡大し、事務経費の合理化やあるいは住民サービスの拡大という形の中で、富良野広域圏における広域連合化を進めようとしてきています。しかし、余りにも肥大化になれば住民と広域連合との差は開くばかりで、ひとり歩きをしないのかという疑問も残るという状況であります。今回の広域連合の中には、今後予想される消防や、あるいは学校給食、そして介護保険等々の広域連合が今計画され、来年の4月からこれを実施しよう、あるいは検討しようということで進められています。私は、改めて町長にお伺いしたいのは、こういう問題について住民に詳しく説明する、この行政の説明責任というのもあるのではないでしょうか。この点に至っては、住民にさほど知らされることなく、行政間同士のやりとりの中で進められている。ここに大きな問題があると考えます。小さくても十分行き届く行政配分ができます。また、現行の中で、不十分であるけれども組合組織という形の中でこれを進めることもできるでしょう。そういうことを考えたときに、いろいろな課題、問題がこの広域連合の中にもあると考えています。そういう意味では、いま一度これらの課題含めて住民にわかりやすく説明すると同時に、再検討する必要があると考えますが、この点について町長の見解を求めます。次に、市町村の合併についてであります。この間町長は、市町村合併は住民や議会が決めるものとしています。また、町においても、広報紙やトーク等を通じて市町村合併についての住民の意見を聞くという努力もされてきています。そういう意味では、とても素材を提供するという点では、まだまだ不十分な点がたくさんありますが、大切だとは私自身も思います。しかし、この間私自身なりに考えて、何が問題かと言えば、町長自身のみずからの言葉で、この上富良野町の将来をどういうふうに住民とともにつくり、そして安心して暮らせるまちづくりにしようとしているのかというみずからの言葉がなかなか聞けません。最終的には制度上の問題があり、確かに議会や住民が決めるのかもしれませんが、しかし合併するにしてもしないにしても、町長自身はどう考えているのか、このことを一番町民の方が望んでいるわけであります。私は、小さくても安心して暮らせるまちづくり、これを推進すべき、そういうこともできると考えています。そういう意味では、きっちりとした上富良野町における将来像を町長自身が持つということを前提に、町民に語りかけることが今求められると考えています。この市町村合併は、今多くの自治体で波紋を投げかけています。約3,000ある自治体を国はその半分、あるいは1,000程度に縮小して、そして財源を結局地方に回さない、合併とは言っても、財源移譲も行わない、こういう矛盾した強制合併に多くの住民や地方自治体が怒りを感じるのも当然であります。そういう中で出てきたのが、西尾私案という形の中で、人口1万人未満の自治体は強制合併をするという案でありました。この間、全国町村会の大会でも、その大会長が余りにも強引に強制合併するというその方針に、町村会でも反対の決議を上げるという状況になりました。それは当然ではないでしょうか。自治体の大小に関係なく、住民はそこで住んで、そこで多種多様な文化と営みを継承し、そして暮らしています。それを住民とかかわりなく一方的に上から強制合併をする、これこそ地方自治法の原点である住民の暮らしや福祉を破壊するものであり、そういった意味では、私は改めてこの市町村合併、またこの1万人未満の自治体を強制合併するという、この方策に納得できるものでありません。町長は、この点についてどのような見解、考えをお持ちなのか、明確な答弁を求めるものであります。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

12番米沢議員の1番目の農業行政に関する4点の御質問にまずお答えさせていただきます。1点目についてでありますが、今年度は6月下旬の遅霜、8月上旬には低温、日照不足もあり、農作物に悪影響を受けておりますが、その後好天に恵まれ、農作物も回復基調となってきております。このことから、農業生産額は畜産関係を含めまして約79億2,000万円と推計いたしているところであります。過去5カ年間の農家1戸当たりの生産農業所得につきましては、農林水産省道統計情報事務所の調査数値で申し上げますと、平成9年度448万9,000円、平成10年度566万5,000円、平成11年度462万8,000円、平成12年度516万5,000円、平成13年度495万4,000円となっておるところであります。2点目の利子補給、ライスセンター利用料の負担軽減についてお答えさせていただきます。利子補給につきましては、現在農業経営基盤強化資金利子補給、農業被害対策融資利子補給、農家負担軽減支援特別融資利子補給などを農業施策の中で対応しておりますが、今後におきましても、農業情勢の悪化などを考慮し、農業施策の中で検討してまいりたいと考えております。ライスセンター利用料の負担軽減につきましては、平成12年度に米の主産地として減農薬米、高品質米の出荷を奨励することから、米の色彩選別機を導入することをもって、農業者の利用料の負担軽減に努めたところであります。農業者に対し、単に利用料を安くするということの軽減措置は公益性に乏しく、他にも影響することでもあり、どのようなことで負担軽減ができるのか、関係団体と協議、研究をしてまいりたいと考えております。3点目の農業後継者に対する支援策、農機具購入時の補助施策についてお答えいたします。認定農業者制度は、効率的で安定した農業経営を目指す農業者が、みずから作成する農業経営改善計画を市町村の基本構想に照らして認定し、その達成に向けて支援を講じていくもので、本町では152戸の認定の農業者がおります。認定農業者制度を活用していただくと、国、道、町で利子補給を行う長期の低利資金の融資、農業機会をリースで借り受ける場合のリース料の一部助成、農業者年金の保険料の助成などの支援を受けることができるわけであります。今後も農業者の皆さんに認定農業者制度の活用を奨励するとともに、情報の提供に努めてまいりたいと思っております。4点目の国が進める米施策の見解についてお答えさせていただきます。国においては、30年余り続いた生産調整施策を、いわゆる減反施策の見直しとなる米政策改革大綱を決定し、平成20年度までに農業者、農業団体が主体的に生産調整に取り組む内容を示しました。詳しい内容は、まだ十分承知しておりませんが、農業者、農業団体などからもさまざまな意見も出されており、担い手経営安定対策や過剰米処理対策における課題、また生産調整への参加を誘導するメリット措置など、単価、財源措置など残された課題も多くあり、米流通のすべてを市場にゆだねることから、米価の下落を招くことも懸念されますので、米価下落等に対する助成策も必要であると考えております。米政策改革大綱の中で生産費の削減、高品質米の生産が求められることから、担い手経営安定対策における認定農業者制度の役割はますます重要となってきますので、農業者の自助努力を促し、より一層認定農業者となられるよう指導していかなければならないと考えております。今後、国と地方公共団体の役割を食糧法に明記されると聞いております。私といたしましては、稲作収入の安定化対策も図られるものと期待をいたしておりますし、市町村としてどのようなかかわりを持って生産調整に取り組むことになるのか、十分見きわめたいと考えているところであります。次に、2番目の乳幼児の医療費につきましてお答えさせていただきます。現在、3歳未満児に対しては、当該加入医療保険により給付されるもののほか、その自己負担額のうち、他の制度の負担により給付されるものを除き、条例に定めるところによりまして町が給付をいたしております。また、3歳以上、6歳未満児につきましても、入院及び訪問看護に要する自己負担額について、同じく条例に定めるところにより給付を行っているところであります。このうち、3歳児未満の入院及び3歳から6歳未満児の入院にかかわる自己負担のうち、初診時一部負担を除く自己負担額につきましては、道費補助を受けながら助成を実施いたしており、補助対象外の初診時一時負担は、町の単独施策として給付を行っているものであります。議員の御発言の、北海道によります通院給付を4歳まで拡大する件につきましては、現段階で具体化の通知などはありませんが、制度として確立されるならば、参加をしてまいりたいと考えております。もう1点の、独自の対策はとの御質問でありますが、既に6歳未満児までの単独施策を行っておりますことや、現制度内での道の補助率につきましても、平成12年度から平成16年の間で、それまでの3分の2を毎年度30分の1ずつ引き下げ、2分の1の負担割合となりますことから、現在のところ単独施策として拡充の考えはありません。次に、3番目の町内の路線バスについての御質問にお答えさせていただきます。路線バスにつきましては、いずれも民営路線バス撤退対策として対応し、町営路線バスとして、現在5路線15往復を3台のバスによりまして運行しているところであります。したがいまして、新たな路線として、御発言の巡回バスを運行することは、車両の調達や運転乗務員の確保など、相当の費用投入を必要とするところであり、困難な状況と考えます。なお、現在路線バスだけでなく、町全体にかかわりますバスの運行については、関係担当者などによってより効果的、効率的な運行などについて検討を始めているところでありますので、検討課題としてまいりたいと思います。次に、4番目の商業振興についてお答えいたします。平成13年度に、5年間という期限を設け、低迷する地元個店への購買意欲促進につなげ、個店経営基盤の充実を図るとともに、活気のある商店街地域を創出するために行われるさまざまな取り組みに対して、支援を行う商業振興条例を制定したところであり、当該制度の活用がなされているところであります。議員の御質問にあります商店が、工夫して宣伝・広告等を行う場合には、同条例にあります3店以上が共同で行う共同支援事業が適用できる場合があり、2分の1の補助が受けられることとなっております。町では、商工会と随時情報の確認を行いながら、補助事業の説明や相談などを行っており、さらには商工会新聞や単独チラシの配布など、制度の内容周知に努めておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、5番目の障害者支援制度についての御質問にお答えいたします。この障害者支援制度は、社会福祉構造改革の一環として、障害者福祉サービスをこれまでの措置制度から、障害者みずからがサービスを選択できる支援費制度に移行されるもので、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、児童福祉法に規定される障害者を対象として、平成15年4月1日から制度が開始されるところであります。1点目の御質問の家族調査及び制度の周知につきましてでありますが、現在支援費制度に関する規則等の整備及び対象者の把握などの作業を進めておりまして、来年1月より支援費支給申請の受け付けを開始すると同時に、対象者の障害状況などの調査を実施する予定でおります。また、制度の周知につきましては、12月25日発行の広報により制度の周知を図るほか、母子通園センター利用者については、先日説明会を実施したところであります。さらに、現在障害者福祉サービスを受けている対象者におきましては、不利益を生じないよう個別に周知を図るなどの措置を講じてまいりたいと考えております。次に、2点目の認定外の方に対する課題についての御質問でありますが、支援費の受給につきましては、障害者手帳を有していなくても、調査の結果、日常生活において何らかの支障が認められる場合には、支援費の支給が認められることから、認定外の方に対する課題は、特にないものと考えております。次に、3点目の事業費の確保及び利用者の負担に関する御質問でありますが、支援費に関する平成15年度の事業費の見込み額は、確定の段階ではありませんが、障害者施設入所費、ショートステイ、デイサービス、ホームヘルプサービス費など、支援費支給総額を約1億400万円程度見込んでいるところであります。この支援費制度移行による町の財政負担は、約2,600万円ほど増加し、今後の財政運営面における影響を伴いますが、制度の円滑な導入に向けて取り組んでまいりたいと考えております。また、利用者の負担額につきましては、利用者及び扶養義務者の所得額に応じて利用者負担額が定められる制度となっておりますので、来年2月ごろに国が示すとされている利用者負担基準額を上限として、町の規則で定めることとなりますので、御理解を賜りたいと存じます。続きまして、6番目の広域連合と町村合併に関する3点の質問についてお答えいたします。まず、1点目の広域連合についての御質問でありますが、現在国、地方を通じ厳しい行財政の環境のもとで、行財政改革は本町にとっても急務の課題であります。その行財政改革を進めるに当たっては、効率的な行財政運営を進めなければならないことから、多様化、高度化する住民ニーズに適切に対応し、自主的、主体的なまちづくりを効率的に進めていくことが大きな骨組みの一つであります。将来への住民負担軽減をも視野に入れ、単独での事務処理を行うより、広域で処理していくことが、その効果があるものについては、他の市町村との共通理解のもとに、いわゆる広域分担処理していくことは必然的であると考えております。この広域的な取り組みについては、今までもその事務ごとに都度説明をさせていただいておりますが、今後におきましても議会に相談申し上げるとともに、住民周知にも意を注いでまいりたいと考えております。次に、2点目の合併をしないでのまちづくりについての御質問でありますが、合併につきましては、あくまでも将来上富良野町が歩むべき道の選択肢のうちの一つであると考えております。現在の社会情勢の中では、住民挙げて真剣に議論を重ね、上富良野町が自立する方向で考えていくのか、また合併の方向を模索するのか、決定をしていかなければならないと思います。しかしながら、決定の時期が来るまでは、当然にして自主自立の道を歩むわけでありますので、住民の皆さんが安心して暮らせるよう、住民福祉の増進を究極の目的とする地方自治の理念に沿って、町政推進に最前の努力をいたしていくことが私の使命であると考えております。3点目の小規模町村についての御質問でありますが、今政府の中央制度調査会などにおいて、小規模自治体の権限の縮小、組織の簡素化などの検討がなされていることが、毎日のようにテレビや新聞で報道されているところであります。私といたしましては、小規模町村の権限縮小や強制合併は地方自治の根幹にかかわり、将来にわたる地域のあり方や住民生活に大きな影響を及ぼすものと考え、強制合併や小規模町村の権限縮小への動きに対しましては、地方自治体を預かる責任者の首長の一人として、反対の立場をとらざるを得ないものであります。また、このことにつきましては、11月下旬に行われた全国町村長大会においても、反対の緊急決議をし、関係省庁などに決議の内容について要請を行ったところであります。

質問 12番 米沢義英

まず、第1番目に、農業行政についてお伺いいたします。農家所得の現状について答弁していただきました。過去5年間さかのぼっても、諸経費が上がるという状況の中で、いわゆる所得が伸び悩んでいるという点が当然見受けられます。この点について、生産農業所得の統計は、何を基準にして調査されたのかというところについて、富良野市の農林省の統計事務所に行って聞きましたら、比較的いわゆる高収入のある方、いわゆるそうでない方、幅広くデータ集めて、一定のいわゆる所得の評価をしたいのだが、しかし比較的出てくるのは、高所得の人が出てくるのだということ。そういう意味では、実際の農家所得の現状と、若干かけ離れている部分があるかもしれないという状況であります。当然そうなれば、これよりも、平均ですから多い人もあれば、当然ぐっと低い人もあるということで、さらに若干低くなるのではないかという話であります。そこへ持ってきて、近年においては、生産費が切り詰めても切り詰めても、もうこれ以上切り詰めるところはない。あとはもう農機具売るか、あるいは人を減らすか、こういうところまでというところまで追い詰められているという状況であります。ことしは比較的収量はあるということでありますが、しかし実際農家の方に聞きましたら、負債とのかかわりで、例年からこの問題がやはり農家の足を引っ張るという状況の中で、この問題がある以上、単年度で多少よいというふうに見られても、実態は本当にひどいものなのだというこういう話であります。ですから、私はあえてこういう認識の上に立てば、今農家の方々の経営というのは、本当に厳しいどん底に追い込まれているという状況が見えてくるわけであります。そういう意味では、農業後継者いるけれども、給与も払わなければならない、また農機具を更新したいと思っても、認定農家になれば一定の制度あるけれども、これにしても、なかなか制度上使いづらい部分がたくさんあるのだということなのであります。ですから、営農を続けたいという人を最大限にやはり自治体はここで何をすべきかということを支援すべきではないかというそういう結論であります。その上に立って、やはり関係機関とも農協とも協議して、町単独でできないとすれば、やはりこれに、今この間述べてきた利子補給やセンターの利用料の軽減、後継者に対する対策の具体的な支援、種子代の補助等々具体的なところまで足を踏み込んで対策を講じないと、通り一遍の状況では、今行かないという状況があるというふうに考えているものですから、もう一度この点について、協議するという段階ではなくて、もう協議して具体的な対策が出てなければならない段階だと、私はこう考えてますが、これについて、もう一度具体策をとられるのかどうなのか、もう一度お伺いしたいというふうに思います。次に、米政策の問題であります。町長は、当然不安だということで、今後の推移を見きわめなければならないということでおっしゃっています。ここのねらいは何なのかというところなのですが、今米の置かれている現状というのは、加工米でしたら7,000円か8,000円ぐらいですね。今実質1万3,000円ぐらいでしょうか。一時の1万8,000円ぐらいから比べても、6,000円から7,000円低くなっているという状況です。ですから、農家の方に聞いても、生産原価を切るという状況まで来ているという話であります。この政府の報告によれば、将来は転作奨励金も廃止すると、助成金も廃止するということで、それを選択するのは農家自身ですよというところの判断で、あんたが選んだのだから、離農するも離農しないも、その結果あんた自身の責任ですよということなのですよね。ですから、こういうことでは日本の農業、そして上富良野町の農業、基幹産業である農業、米政策を、米を守ることができないというふうに考えています。町長は、こういう問題も含めて、やはり今の打ち出した米政策を根本から、自給率の向上とミニマムアクセス米のこういうやはり入れるのをやめる。そして、今進められている大豆だとかという形の中で一定の奨励作物等がありますから、こういうものに対しての補助政策をきっちりしながら、農業を守るという方向でのやはり行政としても声を上げるべきだと思いますが、もう一度この点についての見解をお伺いいたします。次に、乳幼児医療費の問題であります。確かに、今、道の方で検討中でありますから、当然4歳まで拡大すれば、これは町が考えようが考えまいが、自動的にその制度にのるということになります。ここでちょっとお伺いしたいのは、町の答弁では、6歳未満までの単独施策を行っているということを書いてあるわけです。しかし、私が質問しているのは、入院は6歳未満だけれども、通院はそこまでいってないわけであります。よく担当の方が聞いておられたのかわかりませんが、これは誤解も8階も100階もひどい話で、やはり今求められているは、やはりこういう子育て支援という形の中で、先進地も見てきましたけれども、やはりお父さん、お母さん方の子育てに対する負担軽減や精神的な問題も含めて、側面からきっちり目標を持って支援するという形の制度をとっているわけです。大変やはり喜ばれているという話です。そういう意味では、ただ財政が困難だからというだけではなくて、やはりこういう政策をきちっと町単独でも行うべきだということを私はもう一度訴えたいと思いますし、さらに町長が、この間よくこの町の基本計画に載っている1万2,500人のやはり定住化対策を進めるとすれば、15歳から29歳を年80人をやはり定住化対策という形で定着させる。そういうための制度としても、この6歳未満までの、せめてできなければ、半額補助等々の打開策をお持ちいただきたいというふうに思うのです。ただだめだという一辺倒ではなくて、そういうことが今自治体の政策として必要だというふうに考えますが、この点について、もう一度お伺いいたします。次に、町内循環バスの問題でありますが、これ南幌町と由仁町にちょっと聞いてきました。聞いたら、やはり70歳以上、南幌町の場合は無料にしているそうであります。一般の方が乗る場合は、一定額の料金を200円ぐらい取るという話であります。そういう意味で、財政的にはどうなのですかと聞いたら、交付税やあるいは委託という形の中で、一定の財源は確保できたという話であります。そういう意味で、由仁町もそういう形式の中でバスを出しているということです。そういう意味では、高齢化率が高くなるという状況の中で、やはり十分、ここにも書いてありますが、検討する余地があるのではないかということをもう一度お伺いいたしますが、ここにある検討課題というのは、そういうことも含めて検討のいわゆる選択肢の一つだという形で認識してよいのかどうなのか、この点お伺いいたします。上富良野町にもお年寄りの方、一般の方もおりますけれども、特にお年寄りの方に至っては、運転できないという形の中で、本当に大変だという形の声があります。そういう意味では、やはり生きた町の行政づくりという点でも、財政的なものあるのかもしれませんが、再検討、いわゆる検討していただきたいと思いますが、この点お伺いいたします。次に、商工振興の問題であります。確かに上富良野町の振興条例第4条2項の中に書かれております。3人以上の共同が前提であります。そうしますと、事業費が50万円以上のものという、またこれは限定つきであります。そうしますと、なかなかこの50万円以上となると、かなり厳しい面も出てくるのではないかと。今、この1枚のB4ぐらいの、1枚のいわゆる広告を出すには、自分でつくったのと、いわゆる印刷業の方がつくるのとどのぐらい差があるのかということで、大まかなことを聞きましたら、大体自分で校正して印刷すれば2万円か、まあ折り込み代入れますから3万円ぐらいと。印刷業の方に頼めば、四、五万円という状況の話であります。そういう意味では、この制度では3人以上が対象ですから、なかなかやはり取り組みたくても取り組めないという実態もありますし、50万円というやはり壁があります。ここでやっぱり障害になってくるというふうに私は考えますので、やはり弾力的な運用も考えて、この壁を何としても改善して、年末商戦、ふだんの売り上げの向上のためにも、ぜひこういう対応していただけないものかというところであります。答弁書の中には、商工会等と通じても周知しているということの話であります。しかし、実際聞きましたら、このサービスのこの制度というのは、なかなかどこでもそうなのですが、やっぱり読みづらい点がたくさんあるわけです。例えば、活性プランということで、花を街路に植えましたけれども、ああいう事業があるのかという方もたくさんいるわけです。そういうことを考えたときに、町は何をすべきかということなのです。こういうものを利用したい、こういうケースでこういうものが利用できますよということを具体的に示して、これ利用してもらう、そういうことをやっぱり呼び込むような、そういう措置をしなければ、せっかくこれつくったのに、もうあとわずか13年から5年ということで残り少なくなってきた。こういうものも含めて対応できるような、やっぱり制度の周知、広報を徹底をすべきだという問題も調べて明らかになりました。そういう意味で、こういう問題も含めて、今後どのように貸与されるのか、この点お伺いいたします。次に、障害者の支援問題についてお伺いいたします。まず、介護保険と同じように、例えば一つの例を挙げますが、母子通園センターのことをちょっと取り上げたいと思います。ここには、障害を持っておられる方と、もしくはいわゆる子育てで悩んで、いわゆるそういうつながりを持って、少しでもふだんの精神的なそういう不満、欲求をどうしても改善したいということで来られる方もいます。この制度が適用されることによって、認定される方はいいけれども、そういう方も来てますから、当然除外される方も出てくるという話です。そうすると、ここに今まで例えば15人から20人来ていたのが、来なくなる可能性がある。仮にもう一つ問題は、障害があるということが逆に認定されたことによって、負い目を感じて来なくなるという、こういう心配もあるということ。そうすれば、現行で言えば、国から道から補助金が来て、その運営をやってます町も実際も出しています。そうすると、今度は利用人数によって報酬が来るわけですから、利用人数が減れば、逆にこの負担がふえるというこういう制度の矛盾がここにあるということで、全国的にもこの制度の問題点があらわになって見直し図ると。特に、この母子通園センターをこの障害者制度の支援の中に組み込むこと自体が、無理があるのだという話が出てきています。そういう意味では、上富良野町にはいろいろな精神、情緒含めて、成人の方も含めて障害を持った方がたくさんおられます。そういう人たちのための、やはりきちっとした施設もない、医療実態で言えば、まだ25日から広報で発行されるということですから、周知するということで、そういう問題点が上富良野を見てもすごくたくさんあるわけです。そういう意味では、利用料の上乗せ、あるいは介護保険でやっておりますけれども、上乗せあるいは負担の軽減の対策、認定から外れた方に対する対策、こういうことも当然必要だと思います。それと、さらに問題なのは、この所得を一定の基準として利用者負担を設定するということなのですよね。そうすると親と本人、2人が所得あるが、当然2人分所得換算されて利用者負担ということになりますから、そういう意味では、やはりこの制度の矛盾もここにあるわけで、基本はあくまでも本人の所得がどうなのかというところを基準にして、この所得の利用料についても設定すべきだし、この点の改善も関係する機関に、この制度の不備を要請すべきだし、これに対応する自治体の対策というのも、当然出てしかるべきだというふうに思いますし、よく介護者の実態をきちっととらえて、その対策をきちっと講ずるべきだと思いますが、この点。次に、広域連合と市町村合併の問題であります。住民の方にとっても、この広域連合というのは一体何者かということで、わからない方がたくさんいるという状況であります。広域連合、今事務組合という形で過去の流れもありますから、全部が全部だめだと言いませんが、しかし学校給食に至っても保護者が知らないと。ここがセンターになる道理が恐らくないでしょう。中央に持っていかれるということの話だと思うのです。そうすれば、常温での問題点だとか、いろいろな問題点をやっぱり心配する方がいますし、より住民にしたら遠のいてしまう。議会が二つあるという形に見受けられると。そういうところで、やはり自治体の空洞化もつながるのではないかという心配、私自身もあるわけで、やはりこういう問題については、情報の公開とあわせてきっちりとやはり問題点もきっちり洗い流して、ただ広域合併の問題があるから、この流れ的にそこに住むのだというのではなくて、常にやっぱり意識を持ったそういう取り組みしておられるかもしれませんが、そういう形の中でもう一度、来年から実施されるのかどうなのかわかりませんが、考える必要があるというふうに思います。きのうも消防の話出てきましたから、富良野市は最初から広域連合の消防に至っては、素案を持ってこなかったと。中富良野の消防をなくそうという形の中で、これは大変な問題だということで、やはり問題になったそうです。地域の大切な消防力、緊急時における医療体制を崩す問題ですから、そういうことが平然と行われるような消防組合であってもいけないし、広域連合であってもいけないわけですから、そういうことも含めて、もう一度再構築する必要あるのでないかと思います。次に、合併問題でありますが、町長は引き続き住民の意見を聞いてということでありますが、意見を聞くのはいいのですが、やはり私が言っているのは、町長自身がこの上富良野町の町をどういうふうにしようとしているのかということを語ってほしいということを言っているのです。合併するにしてもしないにしても、どちらかを選択するというのだから、最終的に、そうしたら今どっちを私選びたいのだということを語っても、その判断材料としていいのでないですか。それで誘導されるという話でもないと思う。ああ、町長はそういうことを考えているのとかということになれば、私はこういうふうに考えてますと、初めてそこにトークという話し合いがまた成立するわけですから、そういう意味では大切なことです。合併した自治体を見ても、大きくなったから施設やそういうものが立派になった部分もあります。かといって財政が裕福になったかというと、逆に従来と変わらないと、そういう自治体もたくさんあるわけです。今、矢祭町も含めて、今至るところで小さくてもやっぱり安心して暮らせる自治体づくりを模索しようではないかということで、岐阜県の白川町においても、ここは独自のやはりまちづくりを進めようということで動き出してきています。私はそういうやはり方向での検討も選択肢の一つとして、この上富良野町のまちづくり大いに語って、どういう方向にすべきかということをやはり模索する必要があるし、そういう意味では、いろいろな問題提起も財政面も含めて、もう一度検討する余地が多分にあるというふうに思います。あと、小規模自治体については、反対だということで、もう一度確認したいと思いますが、これは将来的に1年未満ということを言っておりますけれども、さらに拡大される可能性というのは、今大でありますから、そういうことも含めて確認しておきたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

12番米沢議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、農業情勢についてでありますけれども、農業も商工業も、現在その取りまく環境は非常に厳しいということは、議員と同じように私自身も認識をいたしておるところであります。農業所得につきましても、非常に所得が減ってきているというような状況下にあるわけでありますが、これらに対する農業振興策をどのように対応していくかということにつきましては、議員も御質問にありましたように、やはり意欲ある農業者をどのように支援し育てていくかということが重要であるというふうに思っております。そのためには、従前のように行政がこういう形でこういうことをするぞということではなくて、農業者みずからが具体的な要望をしていただきたいものだと、具体的にこういうことに対して行政は支援してほしいというような具体的な要望がなされてくることに対して、行政としては最大限の対応を図りながら農業振興策を進めていきたいというふうに思うところでありますし、今後、さきの議員さんにもお答えしましたように、第4次の農業振興計画が15年で終了いたします。これから先、JAふらのとしての各5自治体における農業振興策をどのように考えるのか、また行政との連携をどのように対応していくのかということを含めながら、上富良野町の農業の次なる振興計画を策定していかなければならないというふうに思っておりますので、ひとつ御理解を賜っておきたいと思います。それから、次の農業、米政策の問題でありますが、米政策改革大綱が過般決定いたしまして公表されたところでありますけれども、自給調整につきましては、従前の国の対応から、農業者あるいは農業者団体等々による自給調整の対応を図っていくというようなシステムに変わってきているということでありますけれども、これらに対する国としても、地域づくり推進交付金の制度の創設等々も考えておるわけでありまして、これらの産地づくり推進交付金の対応がどのように地域の農業に、我が町の農業に影響を及ぼしていただけるのか、支援策として対応してもらえるのか、そういうようなことも含め、また経営施策の中には、担い手経営安定対策等々の実施も見込まれておりますし、過剰米処理対策につきましては、過剰米短期融資制度等々の制度も創設されるというようなことで、これらのことが我が町の米作農家にとりまして、どのように今後影響が及ぼしてくるのか、また支援策がどのように生きてくるのか、そういったことを十分見きわめながら、今後農業関係機関、あるいは農業者との連携を図りながら十分見きわめて、行政としての、町としての対応を考えていきたいものだというふうに思っておるところであります。それから、次の乳幼児医療費の問題でありますが、町といたしましては、道の制度にプラスして、6歳未満児の入院に対する制度につきまして、町独自の施策の展開等々も実施させていただいているということでありまして、議員が何度か御質問をいたただいておりますが、6歳未満までの通院に対しても、3歳未満までは入院に対する支援策を講じておるわけでありますが、3歳以上、6歳未満の乳幼児に対する通院に対する支援策、これについても支援策をということでありますけれども、今道が4歳までの対応をというような検討をしているようでありますけれども、これらができるとすれば、町はそれらの中で対応していくつもりでありますが、前回の御質問にもお答えさせていただきましておりますように、現状の中では町独自の施策の展開ということについては、現在考えておりませんので、御理解を賜りたいというふうに思います。それから、町内の巡回バスの件でありますが、今担当の方には、福祉バスあるいは路線バス、あるいはスクールバス、こういったものを全面的な中で、今見きわめながら検討するようにということで指示をし、今検討をしている最中でございます。このことにつきましては、決算特別委員会におきましても資料として提示させていただいておりますように、我が町におきましては、路線バスにおきまして、100円の収入を上げるのに、約60倍近くの経費をかけていると。100円の収入を上げるのに、六千五、六百円の経費をかけておるわけでありまして、こういうような非常に効率の悪い財政投資をしているということであります。また、利用につきましても、1路線当たり、1回当たり1.2人だとか1.0人平均の乗客しかいないと。その中に多大の経費をかけて運行しているということでありますから、これらの部分も含めた中で十分検討をし、その中で今後の町内における、町の中における輸送手段というものをどういうふうに考えていくかということを総合的に検討を加えていかなければならないというふうに認識いたしておりますので、そういう観点からも含めて、今検討の最中であるということで御理解を賜りたいと存じます。それから、商工振興の関係でありますが、今商業振興条例に基づきますいろいろなものにつきましても、それぞれのハードルがあることは事実でございます。今議員が御質問にございますチラシ等々の交付に対しての支援策ということでありますが、これらにつきましても、行政が直接対応するということでなくて、商工会等々の対応の中で、行政としてどうあるべきかということも含めて、こういった広報等、チラシ等々の経費の助成策等々につきましては、今後商工会とも十分調整をさせていただきながら考えていきたいものだなというふうに思います。ただ、単に私といたしましては、こういった部分に助成策を講ずるということが、果たして商工振興の上で効果をあらわすのか、商工振興策として別な施策の展開ということも考えなければならないというふうに認識いたしております。従前のように補助金、助成金というものを大振る舞いすることによって振興策が講じられるかということになりますと、そうでもないのではないかなというふうふうに思いますし、限られた町財政をいかに有効かつ意義ある効率的な使用をしていくかということも含めながら、相対的に判断をしてまいりたいというふうに思っております。次に、障害者支援制度につきましては、担当課長の方から報告させて説明させていただきます。それから、広域連合につきましては、議員も御質問にございましたように、既に組合組織をつくって対応しているということでありますので、その組合組織を一つにまとめようというのが広域連合でありまして、これらの中で、従前それぞれの事務組合ごとに議会を持っていると、経費をそれぞれごとに負担をしてるというのを一つにまとめた連合組織にしていきたいということであります。学校給食につきましては、上富良野町は参入しておりませんので、広域連合の中で学校給食制度が広域連合にまとまったとしても、上富良野町が広域連合に学校給食が参入するという前提ではないということで御理解を賜っておきたいというふうに思っております。それから、町村合併につきまして、町長はもうみずから方向を定めて、町民に対する説明責任があるぞという御質問であります。私といたしましても、いつかの時点では、私なりの考え方というものを議員の皆さん方や町民の皆さん方にお示しして御判断をいただかなければならないと、その時期が来るだろうというふうに認識はいたしておりますが、今この時点で私の考えが合併であるとか、あるいは自主自立であるとかという方向で、私自身が今考え方を決定することについては、いささかまだ早過ぎると。町民の皆さん方の考え方を十二分にお聞きした中での、最終的な私としてのかじ取り役としての判断をしていかなければならないというふうに認識いたしておるところでありまして、いつかの時点では、そういう時が来ると思いますが、また時期的に尚早であるというふうに認識いたしておるところであります。それから、小規模自治体の問題につきましては、先ほどお答えさせていただきましたように、憲法で保証された地方自治というものに対する観点からするならば、今審議されております権限の縮小、強制合併等々の考え方につきましては、一自治体の首長として、この考え方につきましては賛同はでき得ない。私としては、反対であるという認識でいるということで御理解を賜りたいと思います。

答弁 保健福祉課長 佐藤憲治(保健福祉課長は2005年9月まで)

12番米沢議員の障害者支援費制度にかかわる母子通園センターの事業についての再質問でございますが、まず、この制度によりまして認定を受けられない方に対する対応はどうなのかというような御質問等もございました。これにつきましては、母子通園センターにつきましては、今までどおり、この母子通園が必要と認められる方につきましては、障害の有無にかかわらず、町長が通園を認めた場合には、通園できるというようなことを考えてございます。それから、この障害者福祉サービスの利用の上乗せ、それから利用料の軽減対策についての御質問でございますけれども、まだこの障害者支援費制度については、全体概要がまだ確定してございません。2月に国の基準が決められることとなってございますので、それらの動向を見きわめてまいりたいと思います。それから、次に三つ目の利用料の負担基準となります所得額についての御質問でございますが、これは先ほど利用者及び扶養親族となってございますが、これにつきましては、生計の中心者の収入を対象ということとなってございます。それから、この制度に対しまして、いろいろな矛盾点とか改善点等につきましては、都度支援費制度の説明会が道において開催されておりまして、この折にいろいろなそれぞれの市町村から、私ども町も含めて課題要望について道を通じて申し上げているところであります。

質問 12番 米沢義英

農業の問題についてお伺いいたしますが、農業者の方から、直接何らかの対策を講じてほしいということで、要望があればそれに応ずるというような答弁かというふうに思いますが、今のところは具体的にないので、町としても対応がしかねるということの話かというふうに思いますが、それ以前に、町においても今農業者の実態というのがどういう状況に置かれているのかということを、やはり待つのも結構だと思いますが、自主性という点でも大変いいのかとも思いますが、それ以前に、やはり町自体がみずからやっぱり農業の置かれている実態調査というものも含めて、やはり対応する必要が今あるのではないかというふうに考えています。この点について、もう一度やはり被害の状況、やはりなかなか思っていても言えないというのが、この種の対策については、現場へ行ったらそういう状況です。そういう状況も踏まえて、そういうところまである程度酌みとれるかどうかわかりませんが、やはりこちらからどうなのだということのやはり対応というのも、今必要ではないかというふうに思いますが、この点について、もう一度その対策等について必要だと思いますが、お伺いいたします。それと、通院については、助成については引き続き限界があってなかなかできないということの話でありますが、やはりこの種についても、何らかの対策というのもとってしかるべきだというふうに私は考えています。やはり町の子育て支援という形の中で、定住化対策もうたわれています。町にしたら、これだけが定住化でないぞということの判断があるのかというふうに思いますが、この点についても、やはり子育て支援の観点から対策をとるべきだというふうに思います。バスについては、今後十分検討するということで、その結果については不透明な部分もありますが、この意思を十分検討の中に酌み込んでいただいて、十分検討していただきたいというふうに思います。商工会の問題についてお伺いいたしますが、町の方としては、その部分だけにお金を出すというのはいかがなものかということの話かというふうに思います。私、こういう制度があるから、これを最大限やはり利用してもらうと、その精神を私はここで述べさせていただいているわけで、こういう制度があるのに、やはりなかなかその活用できない、あるいはちょっと若干制度のいろいろな問題点が重なって利用できないというのでは、せっかくこの趣旨が生きないわけですから、そういう意味では、単に私もこれだけで商店街の活性化というのは、当然つながるとは考えておりませんが、しかしこの制度を活用するという点では、この趣旨を最大限に尊重して、やっぱり生かすことこそが商工業の活性化につながるから申しているのであって、これをやっぱりきちっとこういう制度のときも活用できますよと、商工会も一生懸命やっているけれども、やはり町してもそういった広報だとか通じて周知する、あるいは意向調査をするだとかして、やっぱりそういったところまで踏み込んだ対策が必要だと思います。この点について、もう一度確認しておきたいというふうに思います。あと、障害者の支援の問題については、まだ町においては障害者の支援計画そのものがないという状況で、実際この問題についてどこまで、いつごろまでこの支援計画が具体的な数値としてなってあらわれるのか、このことによって、この障害者の支援制度そのものが大きく生かされるかどうか、ここにかかわっているわけです。当面は、やはり実態調査をきちっとされて、どういうそれぞれの方々が存在して、家族がどういうものを願っているのかというところできちっと掌握するということがまず前提だというふうに思います。そういうこともあわせて、もう一度確認すると同時に、利用者の負担あるいは上置きについても、十分その国の制度が確立するしない以前に、そういう用意があるのかどうなのか、もう一度この点についても確認しておきたいというふうに思っています。広域連合については、やはり住民からかけ離れるような、そういう形になりかねないというのが実態であります。やはりこういった面で、きちっとした答えは返ってこないのですけれども、このまま移行するということの話でありますが、やはり議会が二つ置かれるという形の中で、実質行政同士がやりとりの中で、財政の効率化ということを名目にひとり歩きしている部分がやはり多分に見受けられます。こういうものが、本当に地域住民のサービスにかなうのかどうなのかというところについても、住民の福祉にかなうのかというところについても、もう一度十分検討する素材、材料等について住民に提供する必要があるし、それまで広域連合というのは、やっぱり凍結すべきだというふうに考えていますが、この点。最後に、合併問題については、最終的な判断に至るまでは、よく意見を聞くというところの話でありますが、町長自身のそれでは合併するしない以前に、前にそれでは町長にお伺いいたしますが、町長のこの上富良野町の未来像というのは、どういうものを柱にして、この上富良野町の将来像を描いているのか、これ具体的なことまでということにはならないのかもしれませんが、もう一度確認して、せめてそういうものをやはり示していくべきだというふうに思います。基幹産業農業、そこに多くの人たちが集って、そこに福祉や暮らしのまちづくりを進めていくのだというような、こういうものをせめて示していただいて、そういうものからお互いにやっぱり論議を進めるというのも一つの方法だろうというふうに考えますので、この点について、もう一度確認しておきたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

12番米沢議員の再々質問にお答えさせていただきます。まず、農業関係でありますけれども、先ほどお答えさせていただきましたように、農業者みずからの農業経営に対する意欲ある対応を図っていただく。その中で、どのような課題があるのかというようなことを具体的な要望として取り上げさせていただければということでお話を申し上げているところでありますが、基本的に町が今農業振興策の推進を図っておりますのは、第4次農業振興計画に基づいた推進策を進めておるということで御理解をいただきたいというふうに思います。それに、また既に議員も御承知のとおり、来年度から始まります国営償還事業等々に対する町財政の農業者に対する支援策、農地の流動化対策等々の対応等々で、町としてもそれぞれ相応の財政投資を図りながら農業の振興策を進めていかなければならないというふうに認識いたしておるところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。また、乳幼児医療費の助成については、先ほども申し上げましたように、子育て支援あるいは我が町の目標人口の確立等々からするならば、あらゆる面で農業支援策を講じていくということが重要であるというふうに認識はいたしておりますけれども、すべての者に対応できるというような財政規模ではないというようなことから、重要かつ緊急を要する、あるいは必要性のあるものを取捨選択した中で、行政としての支援策を講じていきたいという考え方の中でおりますことを理解いただきたいというふうに思います。また、町内の巡回バスでありますが、これは同僚議員からも過去におきまして御質問を賜った課題でございます。それ以来、庁内で検討を加えているところでありますが、先ほども申し上げましたように、100円の収入を上げるのに6,500円もの経費をかけなければならないというような状況下の中で、今後財政投資という部分からすると、十分にこれらの部分も含めて検討をした上でのこの輸送手段、町内の輸送手段というものを根本的に検討を加えて対処していかなければならない。1バスに平均で1.0人、1.5人という乗客を積んで走るというような実状の中から、十分にこれらのことについての検討を加えて対処していかなければならない課題であるというふうに認識いたしておるところであります。次に、商工振興策につきましては、先ほど答弁漏れいたしました。今商業振興条例の対応について、議員から十分に商工業者に周知徹底がなされていないという部分につきましては、今後も商工会と連携をとりながら、十分に商工会員にこれらの趣旨が徹底するように、広報の充実を図っていきたいというふうに思いますので、御理解を賜りたいと存じます。また、障害者支援制度につきましては、議員から御指摘ございますように、家族調査や制度の周知につきましては、十分忌憚のない対応を図るように取り進めていきたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。また、広域連合につきましては、議員おっしゃるように住民に対する周知ということも重要であります。これが、今来年の4月1日に広域振興会の中に準備室をつくって対応していくということで検討を加えていくわけでありますが、これらの部分につきましては、最終的には住民の代表であります議員の皆さん方の議決をいただいて対応していくという形に相なりますので、議会の議決を必要とする項目がたくさんございますので、その中で住民の代表である議員の皆さん方の御判断を仰ぎたいというふうに思っているところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。また、市町村合併につきましては、いろいろと米沢議員以外からも、町長はどう判断するのだという御質問、御意見等々もあるわけでありますが、先ほどお答えさせていただきましたように、私の考え方というものは、基本的に今私が策定させていただきました、町の第4次総合計画の平成20年度までの計画の実現に向かって、粛々と町長としての責任を果たしながら、この総合計画の実現に向かって努力をしていくのが、私に課せられた任務であるというふうに認識いたして頑張っているところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。

出典:上富良野町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月16日 議事録 PDF(66ページ) 間違いを知らせる