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上富良野町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月15日

(1)公共下水道事業について/(2)葬斎場について/(3)補助金等の抑制と効率化について

2002年12月15日、上富良野町議会の一般質問で、福塚賢一議員が「公共下水道事業について」「葬斎場について」「補助金等の抑制と効率化について」について質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。

質問者
福塚賢一 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 福塚賢一

私は、さきに通告してあります幾つかの行政課題について質問いたしますが、私の所管事項で大変恐縮に思っておるところであります。このことは、従前にも増して質問する要旨は町民からの意向に沿うて質問する内容になっておりますので、町長の明快なる答弁を期待するものであります。よろしくお願い申し上げます。最初に、下水道の関係であります。公共下水道についてお伺いをいたします。住民主権が保障されてから、既に半世紀以上が経過し、現行地方自治制度が定着しておりますが、しかし住民自治意識の問題を考えてみると、町側にもいささかな責任が残っておるのでないかと思います。それは下水道事業の財政の状況についてであります。広報誌等を利用し、わかりやすく分析して町民に理解を求める行政配慮が足りないのではないかと思っておるところでありまして、下水道法に基づく設置条例では、町長は「処理区域を計画人口1万2,800人と定め、水洗便所及び排水設備の普及促進を図る」とあります。また、町長は法の規定によりまして、その区域にあっては3年以内に水洗化を完成させること、また1年以内に排水設備の改造を完成させる責務があると思います。供用開始から6カ月以内に水洗と排水を同時に施工した個人には、条例の定めるところ7万円の補助、または資金貸付条例では33万円以内、年8%以内、これも条例で決めておられますが、今後は改正して1.5%以内にすべきと考えるものの、1年以内は無利子で町が負担することなど周知する必要があるのではないでしょうか。いまだ処理区域約1,500戸近くがバキューム車で処理しておられるようですが、町民がこぞって快適な生活が送れるよう水洗化を推進することについて、町長の見解を賜りたく存じておるところであります。二つ目でございますが、葬斎場についてお伺いをいたします。当該施設は築約30年経過して老朽化が進んでおると思いますが、昭和62年、炉をれんがからセラミックに変え、張り替えをして使用しておる現況にあると思います。今後にあっては全面張りかえる時期がやがて来ると思いますが、本施設の今後の運営管理に当たってどのように町長は考えておられるのか、お伺いいたしたく思います。また、平成8年から当該施設の維持管理を民間委託をしておりますが、7年間という長い間同じ内容で契約されておることにつきましては、いささか問題があると存じますので、今後にあっては見直しをする考え方がこれらについてあるのかないのか、端的にお伺いいたしたいと思います。3番目になりますが、補助金等の抑制と効率化についてであります。町が行っている補助金等は、大別して奨励的なもの、行政目的を実現するためのものに対して資金援助されていると思いますが、法の定めるところによっては公益上に限られるとあります。本町では行財政改革の精神に基づき、今日まで相当額の節減をされてきておる経過にありますが、果たしてめり張りのきいた予算にはほど遠いのではないかと思っておる一人であります。一律何%カットする方法も一つの方法として評価いたしますが、財政支援団体の資金需要、前年の活動状況、実績報告書の審査、または支援団体に対しては、監査委員が必要と認めたとき、あるいは町長が要求した場合は監査委員は監査できると規定されておると思います。これまでの補助金、交付金、委託料等の理念を一新する意味にあっても、どうすれば有効的な行政効果が上げられるか、また新しい時代にふさわしい行政の質の向上に結びつけることができるのか、○○法人の監査をして議会に報告する義務があると考えますが、この際町長の所見を承りたく存じます。以上であります。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

3番福塚議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、公共下水道に関しての1点目。公共下水道事業の財政状況広報についての御質問でありますが、本町の公共下水道事業につきましては、昭和57年に基本計画を策定するとともに、事業認可を受けて事業に着手し、平成3年の7月に一部地区を供用開始以来、11年を経過いたしているところであります。平成13年度までの事業費の総額は環境費で44億4,300万円、処理場建設に27億2,700万円、合わせまして71億7,000万円の費用を投資して、事業を進めている状況にあります。その財源につきましては国の補助、起債、受益者負担金で賄っているところですが、特に起債の借り入れにつきましては、13年度末で37億8,000万円となっているところでございまして、その償還額は、平成14年度におきましては2億3,600万円となっております。これらのことにつきまして町民の皆さんに御理解をいただく上からも、広報誌等を通じ、情報提供に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。2点目の水洗便所及び排水設備の普及促進に関しての御質問でございますが、昭和57年から進めてまいりました下水道事業の面整備も終わりに近づきまして、平成14年11月末現在の処理区域内では、全戸数4,447戸に対しまして、3,816戸が水洗化されまして、水洗化率が86%となっているところであります。同じ時期に供用開始しました富良野市の74%と比較しましても、普及率は高く推移している状況にありますが、今後は事業として運営面に入っていくことからも、普及率の向上になお一層の努力をしていかなければならないと認識いたしているところでございます。水洗化及び排水設備の普及促進につきましては、水洗化など改造に関する条例及び水洗化改善資金貸し付けに関する条例に基づきまして対応を図っているところですが、御質問の貸付金の利息につきましては、条例では8%以内と規定されているところであります。これに基づきます運用金利は、年度当初に金融機関と協定書により決定しており、現在は2.9%の貸付利率で設定しております。平成13年度及び14年度におきましては貸付希望者がいない状況でありますので、現在の低金利時代の背景もありますので、さらに金利引き下げについて金融機関に要請し、対応を図ってまいりたいと考えております。また、条例で8%以内とする貸付制限利率についてでも、現行の金利情勢からして変更を検討しているところでありますので御理解を賜りたいと存じます。なお、3年以内に水洗化された方、1年以内に排水設備をされた方につきましては、条例に基づき利子補給をしまして、無利子で貸し付けを行い、普及促進に努めているところでございます。これらの制度につきましては、それぞれの地区において毎年行われております工事などの説明会の時点において、また欠席された方には資料を送付して、周知を図っているところでございます。また、供用開始から1年経過、2年経過、3年以上経過の未水洗家屋所有者に対しては、ダイレクトメールによる下水道への接続義務の周知、各制度の周知を行い、あわせてアンケートによる未水洗化の実態把握に努めるべく、現在水洗化などの普及促進の作業を進めているところでありますので、御理解を賜りたいと思います。次に、2番目の葬斎場についての御質問にお答えいたします。議員御発言のとおり、本町の葬斎場につきましては、平成49年に完成以来、人生の終えん荘厳のところとして、経過に応じつつ施設整備の補修改善を図り、その役割を果たしてきておりますが、特に1号火葬炉につきましては、炉の熱効率の向上を図るために設置当初のれんがからセラミックへ全面張りかえを行うなど、計画的な整備によりまして、可能な限り現施設機能の延命を図っているところであります。しかし、築28年を経過し、施設全体の老朽化も進んでいることから、現施設状況の見きわめを行い、将来に向けた対応をも考慮していかなければならないことから、総合計画実施計画におきましても、施設の効率的利用などの観点から、中富良野町との共同設置を模索し、計上いたしております。現在、中富良野町の当該施設は、本町に比較いたしまして築49年と老朽化も進んでおりますので、現在の財政状況などを勘案しつつ、その具体化につきましてなお一層十分な協議を進めてまいります。また、管理委託に関する質問でありますが、従来は地域の方などに管理の御協力をいただいてまいりましたが、恒常的な対応に限界があることなどから、平成8年より葬斎場に加え、中央共同墓地の日常管理も含めて、清掃警備等の事業者への委託を行い、今日に至っております。なお、委託契約につきましては、入札により決定することを基本に、継続的な雇用を奨励するなど人的整備要素から、上富良野町の随意契約に関する規定と照らし合わせ、3年ごとの入札により、他の2年間を随意契約により委託している状況にあります。続いて、3番目の補助金等に関する質問にお答えいたします。補助金などの整理合理化については、これまでも行財政改革における実施項目の一つとして取り組むよう進めてきたところであります。議員御指摘のように、補助金の交付に当たっては、自治法上、公益上の必要性がある場合に限り認められているものであることから、それぞれの補助金が果たす役割や効果などをより客観的に見きわめていくことが重要であると考えております。このような考え方をもとに、平成14年度に補助金等の整理合理化の指針を示し、その取り組みを進めてきたところであります。私といたしましても、補助金などについては、その目的と効果、成果について絶えず検証をし、成果が薄いもの、むだがあるもの、必要性が終えたものについては削減や廃止する一方で、必要性が高く、公益上の効果が一層期待されるものについては新設や充実するなど、めり張りのきいた補助施策が必要であると考えており、議員と意をともにするところであります。ただ、これまでの取り組みが、住民の皆様から見たとき、一律カットの手法に映っているとすれば、指針の基本的な考え方に立ち、わかりやすい行動を徹底したいと存じます。また、補助金など町が財政的援助を与えている団体などに対する外部監査についてでありますが、自治法第199条7項の規定は、公金の適正な支出を保障することなどを図るために設けられたものであり、その必要性があると判断した場合にあっては、監査委員に対し監査をお願いすることはためらうものではありません。ただ、これら補助団体などは自主的な活動を営むものであり、特に法人格を有する団体にあっては、自己監査の機能についても十分有しているものが通常でありますので、その自主性にも配慮することが必要と考えるところであります。補助金などの交付に当たっては、補助金など交付規則の規定にのっとり、交付申請、実施報告などの事務手続が適正に処理されているところでありますが、今後においてはそれぞれの補助要綱の見直しや整備を図り、補助金などの適正執行と補助施策の効果を高めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。訂正させていただきます。葬斎場の建設完成を平成49年と言いましたが、昭和49年の誤りでありましたので、訂正させていただきます。

質問 3番 福塚賢一

ただいま町長から答弁承りまして、水洗化、また予算の効率的な執行適正化については、私の思っておるとおりの答弁をいただいたかと思っておるところでありますが、これらについては今後とも遺憾なきよう行政の推進に努めていただきたいと思いますが、葬斎場について今後関係町村、いわゆる中富良野町と精力的に話し合いをしていくことになると思いますので、再質問をさせていただきたいと思っております。中富良野町と共同事業で事業を取り組んでいくということは極めて有効であると、及ばずながら私は思っておりますが、中富の施設が築50年過ぎているということであれば、これらについて、私見でありますけれども提言をさせていただきたいと、かように思っておるところであります。中富良野町としていかが考えておるか、私には知るすべもないわけですけれども、来年度からでも約50年たっているとすれば着手されることになるとするならば、本町の利益を考えるときに、建設場所はできるだけ上富良野町に近いところに位置の選定をお願いすると。また、事業費関係については、対象外経費については、当該年度分だけ負担していくものとし、中富良野町の行政の中に立ち入っていくような事柄を言及することは極めて理不尽だと思いますが、恐らく中富良野町が建設するということになれば、地方債、過疎債と、周辺整備、民生安定事業が予定されるのではないかと推察するわけですが、そういった場合、中富良野町が先行して単独で着手していただいて、建設費も過疎債の償還部分の年次別の負担金を負担することでいくならば、非常に極めて有益性があると考えますが、この点に対してのお考え、御答弁を賜ればありがたいと思っております。次に提言させていただきたいと思うことは、平成当初は、本町では約200体ぐらいの葬ってきておるわけですけれども、近年は平均寿命が延びたせいか、介護保険、医療技術が向上したのか、11月現在では80体ないわけです。70体ぐらいなのです。それであれば、10カ月で約80体もないというようなことですから、中富良野町も比例して考えさせてもらって悪いのですけれども、約200体とすれば、両町で2炉があれば単独事業で事業がスタートされても、これらのことにつきましては中富良野町単独で地方債の許可を受けることができるのでないかと。したがいまして、我が町のある今の火葬場につきましては、葬斎場につきましては、できるだけ使っていって、行政には継続性があるわけですから、途中から参加させてもらうと。基本的にそういう話し合いを精力的に今後されることに対して、町長の今の考え方を承って、自分の再質問を終わりたいと思います。以上です。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

3番福塚議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、葬斎場関係の御質問でありますが、議員御質問にございますように、今現在、中富良野町との調整の中では、先ほど議員も御質問にありましたように、中富良野町は築もう50年近くなっているわというようなことから、急を要しているという実情を私は認識いたしておりますし、そういう中にありまして、上富良野町も今の施設を有効に延命措置をとりながら利用していくということも考え合わせながら、中富良野町との調整を進めていかなければならんというふうに認識いたしております。今現在中富良野町との話し合いの中では、平成17年以降に建築に向かって協議をしていこうということで話を進めているところでありまして、今議員から御提案のありました、場所をどこにするのか、財源をどのような対応で取り進めていくのか、規模はどのようにするのか、こういった部分につきましては今後十分に中富良野町と調整を図りながら、この両町の地域の中における最小限の必要な規模の施設として、建築に向かって対応していきたいというふうに思っているところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 3番 福塚賢一

ありません。

出典:上富良野町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月15日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる