上富良野町議会 平成14年第3回定例会 2002年9月19日
(1)下水道事業での汚泥が堆肥として農業利用されているが、その状況について/(2)西部地区簡易水道(里仁浄水場)クリプトスポリジウムの指標菌の検出について/(3)十勝岳登山歩道等の整備について/(4)新パークゴルフ場がオープンされるが、島津公園パークゴルフ場の継続利用について
2002年9月19日、上富良野町議会の一般質問で、中村有秀議員が「下水道事業での汚泥が堆肥として農業利用されているが、その状況について」「西部地区簡易水道(里仁浄水場)クリプトスポリジウムの指標菌の検出について」「十勝岳登山歩道等の整備について」「新パークゴルフ場がオープンされるが、島津公園パークゴルフ場の継続利用について」について質問し、町長 尾岸孝雄、上下水道課長 早川俊博、商工観光まちづくり課長 垣脇和幸、教育長 高橋英勝が答弁しました。
- 質問者
- 中村有秀 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、上下水道課長 早川俊博、商工観光まちづくり課長 垣脇和幸、教育長 高橋英勝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 1番 中村有秀
私は、さきに通告してあります一般行政について、4項目11点について質問を行います。きょうは、一般質問の最後ということでございますけれども、町長さん初めお疲れだろうとは存じますが、もうしばらくお願いをいたしたいと思います。第1項目は、下水道事業での汚泥堆肥としての農業利用についてであります。町は、住みよい快適なまちづくりとして、上水道とともに下水道の整備充実を図ってまいりました。下水道事業は平成3年7月に供用開始し、下水道汚泥処理は平成4年4月より行われてきています。上富良野浄化センターと水処理施設から発生する汚泥を一体的に処理し、緑農地への還元を図ることで、汚泥の効率的処理体系の確立として汚泥が堆肥として農業に利用されているが、その状況についてお尋ねいたします。第1点目は、汚泥堆肥の年度別数量についてでございます。第2点は、汚泥堆肥と受け入れ先組合と戸数でございます。第3点目は、汚泥堆肥の再生利用状況と処理委託費についてです。67第4点目は、汚泥の肥料使用は、肥料取締法により国への登録を要するが、当町の登録年月日についてお尋ねいたします。第5点は、下水道汚泥堆肥の成分検査の数値について、特にカドミウム、水銀の数値についてお尋ねを申し上げます。次に、第2項目の西部地区簡易水道、里仁浄水場のクリプトスポリジウムの指標菌についてお伺いをいたします。平成14年8月26日開催の議員協議会において、里仁浄水場でのクリプトスポリジウムの指標菌の検出について資料提出及び説明があったが、飲料水は日常生活に絶対欠かすことができなく、そのために常に安全で安定した良質な水道水を町民に供給すべきとの考え方で、次の4点についてただしてまいりたいと思います。まず第1点は、当町の上水道の原水及び浄水の成分検査の実施方法でお尋ねいたします。第2点目は、里仁浄水場の原水からの大腸菌検出の年月日及びその原因はどうかということでお尋ねをいたします。3点目は、クリプトスポリジウムの発生のおそれがあると富良野保健所より必要な対策を講じる指導を受けたが、その内容についてお尋ねいたします。第4点目は、クリプトスポリジウム暫定対策指針に基づき、富良野保健所に改善計画を提出した、その内容についてお尋ねをいたしたいと思います。次に、第3項目めの十勝岳登山歩道の整備についてお尋ねをいたしたいと思います。まず1点目は、十勝岳登山歩道及び案内板、里程標等が町及び十勝岳山岳会のボランティアにより整備が行われているが、十勝岳は上富良野町観光の大きな財産であるので、景観、環境、衛生、災害を含めた今後の整備計画はどうなっているかということでお尋ねを申し上げます。それから2点目は、環境省が自然公園等整備事業として、利用集中特定山岳地域登山歩道整備事業、いわゆる日本百名山登山歩道整備事業が平成13年度から実施をされております。十勝岳は、深田久弥の日本百名山のナンバー8にあり、環境省の整備事業費を活用した十勝岳登山歩道等の整備促進についてお尋ねをいたしたいと思います。それから第4項目めは、新パークゴルフ場がオープンをされます。一応当初、本年9月22日にオープンの予定でしたが、芝の植生の関係で来年オープンということになりましたが、島津公園パークゴルフ場の継続利用についてお尋ねいたします。昭和62年度に島津公園内にパークゴルフ場を設置以来、コースも比較的短く、初心者向きで、池あり林があっての夏は涼しい環境で、老若男女が楽しめるコースとして多くの町民が健康づくり、仲間・友人の懇親にと利用されてきました。新パークゴルフ場オープンを迎え、多くの町民の皆様、各種団体から、ぜひ継続利用を求める声が寄せられています。公園内ということで諸種の障害はあると思いますが、最大の危険防止策、コースの再検討、花見シーズンの使用禁止等を考慮しての継続利用について、町長の所信を伺います。以上、4項目11点について、町長の所信をお伺いいたしたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
1番中村議員の1番目の汚泥堆肥の農業利用についての御質問からお答えさせていただきたいと思います。本町の下水道事業につきましては、平成3年7月に供用開始いたしまして、下水汚泥につきましては平成4年4月から発生しているところであります。1点目の汚泥堆肥の年度別数量ですが、近年で言えば平成12年度が805トン、平成13年度は854トン、平成14年度につきましては890トンを見込んでおり、年々処理区域の拡大に伴いまして増加の傾向にあるところでございます。2点目の汚泥堆肥の受け入れ先と戸数についてでありますが、総組合員18名の富原、江幌、里仁の3利用組合におきまして、施工面積257ヘクタールで利用されている状況下にございます。3点目の汚泥堆肥の再生利用状況と処理委託費についてでありますが、各組合のストックヤードへの運搬につきましては、産業廃棄物運搬の汚泥運搬許可を持っております業者にトン当たり2,500円で委託しているところでございます。また、汚泥の再利用につきましては、登録による再生利用業の指定を各利用組合が知事より受けておりまして、当該利用組合の再生利用を促進するため、町の補助金でトン当たり4, 000円を助成しているところであります。4点目の汚泥の再生利用にかかわる汚泥堆肥登録の関係でありますが、当初、特殊肥料として知事の登録認可を受けて再利用してまいりましたが、平成12年10月から、肥料取締法の一部改正によりまして、当該利用組合が普通肥料の汚泥発酵肥料として、平成12年12月1日付で農林水産大臣の認可を受けているところでございます。685点目の下水汚泥堆肥の成分検査の数値についてでありますが、汚泥堆肥の成分検査につきましては年1回行っておりまして、今年の5月22日に実施いたしましたが、分析結果につきましては、カドミウムは、基準値キログラム当たり5ミリグラムに対しまして0. 39ミリグラム、水銀につきましては、基準値キログラム当たり2ミリグラムに対しまして0. 18ミリグラムでありまして、肥料登録に必要な基準値以下となっているところでございます。今後におきましても適切な水処理と良質な汚泥堆肥の生産管理に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。続きまして、2番目の里仁浄水場におけるクリプトスポリジウムの指標菌についての御質問にお答えさせていただきます。1点目の本町の上水道の原水及び浄水の成分検査につきましては、水道法の水質検査基準によりまして、毎月1回原水、浄水を採取し、11項目の検査、また年に1回全項目検査として、原水41項目、浄水46項目の水質検査を行っているところでございます。次に2点目の里仁浄水場の原水からの大腸菌検出につきましては、平成14年4月8日に実施いたしました水質検査の結果が4月22日に検査依頼先の財団法人北海道薬剤師会公衆衛生検査センターから報告があり、この中から大腸菌が検出された旨の実情を掌握したところであります。原因と考えられますのは、降水時に濁りが生ずることから、一つ目として、地表の漂流水が何らかの原因で地下水の水脈に入り、濁度が生じているのではないか。あるいは2点目といたしましては、施設整備したケーシングパイプの周囲が緩んで、それを伝わって地表水が原水に混入しているのではないか。3点目といたしましては、施設整備したケーシングパイプ沿いに腐食して穴があいて、そこから地表水が混入しているのではないかと推定しているところであります。3点目の保健所より必要な対策を講じる指導を受けました内容につきましては、濁度が生じている場合にはクリプトスポリジウム菌が発生するおそれがあるとされていることから、クリプトスポリジウム暫定対策指針に基づく応急対策と恒久的予防対策を講ずるよう指導があったところであります。4点目の富良野保健所に提出したクリプトスポリジウム暫定対策指針に基づく改善計画の内容につきましては、恒久対策としては水源の変更、または、ろ過装置の設置でございます。また、恒久対策が完了するまでの応急対策といたしましては、毎日による濁度の測定と定期的水質検査などでの水質の監視でございまして、これらの対策を講じまして、安全を確認の上、良質な水の供給に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、中村議員3番目の十勝岳登山道などの整備についての御質問にお答えいたします。まず1点目の国立公園内の登山歩道につきましては、北海道が国からの部分の貸与を受けて整備を行うことになっており、町独自の登山道の整備計画は現在持っておりません。道における整備の現況を申し上げますと、登山道の箇所が多いことから、事業予算が追いついていない状況にあります。毎年、道の開発予算の取りまとめ要望時に要望を行っていましたが、ようやく本年と来年の2カ年で上ホロカメットク山線歩道事業3. 5キロメートル、富良野岳線歩道事業2. 1キロメートルの整備が実施されることとなったところであります。また、本年は山岳国際年に当たり、旭川市、上川町を会場に講演会、シンポジウムが行われました。その中で、登山装備の進歩により、手軽に登山ができるようになったことや、エベレスト山を初め外国の山にも大勢の人が登山をしている現況などから、ふん尿、ごみの処理、登山道周辺の表土の流出による荒廃など、山岳環境汚染問題の取り組みが紹介されました。その対策について中高一貫した環境教育の必要性、登山者のマナー向上や入山料金の徴収、自然のままの保存などが論議された経緯にあります。なお、現在、汚染の少ない大雪山国立公園の環境を守るための運動として、道においては簡易バイオトイレ設置試験を初め、携帯トイレの啓蒙を進めている状況にあります。町においても、山開き等の催しの際に、その啓発に協力をしているところであります。また、本町は、道において上ホロカメットク避難小屋汚物の搬出処理をするよう計画をしており、町としても協力を予定しております。登山歩道の整備につきましては、今後においても道に要望するとともに、道として対応が難しい小規模な整備については、十勝岳山岳会や大雪山国立公園パークボランティア連絡協議会等の協力をいただきながら、整備に努めていきたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。次に2点目の質問についてでありますが、環境省が進めている利用集中特定山岳地域登山歩道整備事業、いわゆる日本百名山登山歩道整備事業は、69山岳ブームを背景に登山者が集中して、植生の荒廃や侵食を招いている特定山岳地域についてのその環境を守り、登山道及び周辺の植生回復、案内標識整備などを行うことを目的とした事業であります。事業創設が平成13年度と新しいことから、道内ではまだ実施されておりませんが、本州の実施事例からすると、国の補助を受けて北海道が事業主体となる事業であり、整備対象の山に関係する複数市町村の実施意向等を計画書にまとめて、事業採択を受ける仕組みとなっております。このことから、十勝岳はこの事業の対象要件を有しておりますので、大雪山国立公園連絡協議会など関係機関との意見交換を行い、実施の可能性や事業後の管理体制などについて研究を行い、今後、事業の採択に向けた取り組みをするよう働きかけをしたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に4点目の島津公園パークゴルフ場の継続事業についての御質問にお答えさせていただきます。島津公園内のパークゴルフ場は、都市公園の中に整備して利用いただいておりますが、本来、島津公園は都市公園としての機能を優先して利用していただくことが基本であります。これまで公園とパークゴルフ場を併用して利用していただいていたことから、子供連れの親子や公園利用者より、パークゴルフのボールが飛んできて危険であるといった苦情もあり、町民の皆さんから専用のパークゴルフ場新設の要望もありまして、現在3カ年計画で事業推進を行い、本年度完成し、来年15年度より供用開始するよう計画をいたしております。これまでの経緯の中でも御説明いたしておりますが、島津公園内のパークゴルフ場につきましては、原則的に廃止する方向であります。しかしながら、多くのパークゴルフの愛好者や町民の方々より、引き続き使用できるよう残してほしいとの要望もありますので、都市公園機能としての使用を優先した中で、町民の皆様の健康増進や軽スポーツの推進等を考慮に入れながら、パークゴルフ場としての再利用することが可能なのかどうか、今後の課題として検討させていただきたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 1番 中村有秀
まず、第1項目の汚泥堆肥の関係の1点目については、状況が確認できましたので了知いたしました。2点目の汚泥堆肥の再生利用の効果、実績というのはどういう状況になっているかということでまずお伺いをいたします。それから3点目は、処理委託費等で各組合のストックヤードへの運搬については、産業廃棄物運搬の汚泥運搬許可を持っている業者にトン当たり2, 500円で委託しているとの答弁がありました。それで平成13年度の決算を見ますと、854トンの処理に対し、下水汚泥搬出委託費が213万5, 750円ということになっています。そういうことで、業者は町内業者か、またトン当たり2, 500円というのは他の市町村と比較してどうなのかということでお尋ねしたい。それから再生利用の促進として、町補助金がトン当たり4, 000円の助成で行われまして、これらにつきましては、13年度決算では341万7,200円ということでございますが、このトン当たりについても他の市町村の施設と比較してどうなのかということでお尋ねをいたしたいと思います。それから、次に第4点目の汚泥の堆肥登録の関係でございます。平成12年10月の肥料取締法の一部改正により、平成12年の12月1日付だということで、汚泥発酵肥料として農林水産大臣の許可を受けているとの答弁がありました。そういうことで、これは法改正を的確に処理をされているということで確認をいたしましたが、簡易水道事業での消費税の還付受け損ない、それから農業機械での課税ミス等もありました。そういうことで今後とも法改正等に的確に処理されていくことを、行政全般について強く望みたいと思います。それから、5点目の成分の関係でございます。下水汚泥堆肥の成分検査は年1回との答弁でありましたが、当町は昨年度3回実施していると承知をしております。平成13年度の成分検査は、平成13年5月21日、9月1日、14年の2月2日、3回実施していると担当者からお聞きをし、それぞれ分析結果が出ているということで聞いておりますが、この成分検査の単年度実施の回数の基準を明確にしていただきたいと思います。それから、平成11年度から13年度の下水事業特別会計決算報告書の農業利用に関する汚泥分析委託費です。これを見ますと、平成11年度は84万5, 250円、12年度決算では118万7, 004円、13年度決算では47万2, 500円ということで、13年度と11年度、12年度との差が非常に大きいということで、この回数の70関係なのかということでは考えているのですが、その理由についてお伺いをいたしたいと思います。それから3点目は成分検査の数値が肥料登録に必要な基準以下との報告ですので、今後とも適切な水処理と良質な汚泥堆肥の生産管理に一層努めていただきたいと思います。次に、第2項目の西部地区簡易水道、里仁浄水場のクリプトスポリジウム菌の指標菌の関係についてお尋ねをいたしたいと思います。水道法の水質検査基準により、的確に実施していることは確認できましたが、検査結果により速やかに対策と関係機関への情報提供等が必要ではなかったかということを考えております。というのは今回、4月8日に一般の原水並びに浄水、それからクリプトスポリジウム指標菌等の検査をやられまして大腸菌が検出をされたと。その報告が4月22日に来たけれども、最終的に議会等の報告については、非常におくれているのが実態だろうと思います。我々が最初に聞いたのは、8月26日の議員協議会、教育民生常任委員会では8月23日に初めて聞いたという清水委員長からお伺いをいたしました。その間、議員協議会、町内行政視察等、それから6月の定例等もあったり、その間全然このことが隠されていたということが一つあります。それからもう1点は、里仁浄水場の原水についての水質検査成績表を調査した結果、驚くべき実態が明らかになりました。というのは、大腸菌群というのがあります。この大腸菌群が発生して、あることは各水道水の中にはあるのですけれども、ほかのものと比較しますと、例えば平成11年度、里仁の浄水場の大腸菌検出12回、月に1回やりますから、12回のうち9回が、9カ月分が大腸菌が検出されている。12年度では10回分検出をされている。13年度は11回検出をされている。それから平成14年度は、4月から8月までということで見ました場合、これはもう4月から全部5カ月検出をされております。そうすると、平成11年の4月から平成14年8月まで、41カ月ある中で、大腸菌群が検出されたのは35カ月あるのですね。これはもう全体のこのデータの41カ月の85.4% が大腸菌の検出ということになっています。それで、他の簡易水道の原水について水質検査成績表を平成13年度と14年の8月の17カ月で調査しました。そうすると里仁浄水場は、17カ月のうち16カ月が大腸菌が検出。それから静修の浄水場では、17カ月のうちの3カ月。それから日の出浄水場では、17カ月のうち4カ月。東中浄水場では、17カ月のうち2カ月。それから中ノ沢浄水場では、17カ月のうち1カ月。あと江花、倍本、倍本飲料供給施設、翁地区飲料供給施設については、大腸菌は出ていないということなのですね。大腸菌類、菌群ですね。そうすると、私はこの里仁浄水場は、平成11年からこうやって一覧表でつくってみました。この赤く出ているところが全部里仁の浄水場なのですね。ですから、いかにこのまま放置をされていたかということで、僕は非常に驚きを感じたわけです。実際には大腸菌群が検出をされていても、僕、富良野保健所に何回も通いました。この調査の関係で。そうすると原水を塩素殺菌により浄水として飲料に供するときは、大腸菌群は今言った里仁のデータの中では、浄水としては塩素で殺菌されていて、飲料には大丈夫な状況にはなっているのは事実です。ただ、ことしの4月の中には大腸菌が発見、検出をされたということでございますので、私は平成11年度から平成13年度末まで、定期水質検査以外にことしの4月にやった町独自の水質検査実施があったかどうか。もし実施していれば、そのデータを明らかにしていただきたいと思います。次に、2点目の里仁浄水場の原水から大腸菌検出についてでございますけれども、原因と考えられているのは降雨時に濁りが生じているとの答弁がありました。そのときに濁度を含めた水質検査を行っていたかどうかということでお伺いをいたしたいと思うのです。というのは、平成11年度からのずっとデータを見ますと、濁度ということで原水で一番多いのは0. 8度なのですね。飲料にできる濁度というのは2度以下ということになっている。ですから、いずれにしても基準値以下で飲料にはいいのですけれども、言うなれば濁りが生じた段階での濁度の調査の形跡がこの中ではないのですね。単なる定期検査の中でということでございますので、もし、そういう降雨時の濁りの発生時にこの濁度の検査を行っていたかどうかということで、まずその点確認をいたしたいと思います。それから、降雨時の濁りの原因は3項目で、一つ目、二つ目、三つ目ということでなって推定をされておりますが、今回の9月定例会でボーリング等の補正予算ということで議決をされました。その工事によって原水からの大腸菌、嫌気性化合菌等が検出されないことを期待をしておりますが、原水で大腸菌群が継続して検出された場合、71速やかにこのクリプト指標菌検査を行って、安全確認の上、良質な上水道の供給に努めるべきと考えるが、この点町長の見解を求めていきたいと思います。というのは、平成11年からずっと見た場合、独自のクリプト指標菌の検査というのは、課長に聞いたらやっていないということでございます。そうするとその間大腸菌もあったのではないかということが推定されます。言うならば3年何カ月の間に大腸菌群がずっと85%などで出ているということでございますので、その点やはり継続して出た場合、速やかにやはりやるべきではないかということで町長の見解を求めたいと思います。それから、3点目の富良野保健所より必要な対策云々ということで、一つはクリプトスポリジウム指標菌というのは何なのかということで、また、それが発生をする疑いがどうなのかということでございます。そういう点で、このクリプトスポリジウム指標菌というのは何なのかということで、この際明らかにしていただきたいと思います。それから4点目の関係は、一応恒久対策が完了するまで応急対策として、毎日における濁度の測定、定期的水質検査等の水質の監視を行うということでございますので、この点十分徹底した形でやっていただきたいと思います。それから次に、十勝岳登山歩道等の整備についてでございます。毎年十勝岳山岳会の皆さん方が十勝岳登山道の整備に町の機材の提供を受けて、ボランティアで整備を続けております。国立公園内の登山歩道整備は、北海道が国からその部分の貸し付けを受けて整備を行うということが基本で、町独自の整備計画は持っていないとの答弁でございました。しかし、小規模なものにつきましては、十勝岳山岳会等のボランティアを含めた形で整備に努めていきたいという答弁でございます。それで、これら機械の提供、ことしもダンプ等を含めてブル等の提供を受けてやったということでお聞きをしております。そういうことで、今後も小規模な整備については、そういうことで機材の提供等もいただけるかどうかということで確認をしたいと思います。それから2点目は、道の開発予算によって14年度、15年度2カ年、上ホロカメットク山線歩道事業を3. 5キロ、それから富良野岳線歩道事業2. 1キロの整備が実施されるということになっております。山岳関係者に聞きますと、本来ならば8月からやるという予定になっているけれども、今、9月の中旬、下旬を迎えようとして、一応地理的に、気候的に、これからということは大変だろうと思うのですけれども、まずこの中で14年度の事業箇所と距離について、それから15年度の事業箇所、距離について、それからもう一つは、14年度のこの整備事業がいつ実施されるのかということでお尋ねをいたしたいと思います。それから次に十勝岳登山歩道の整備の2点目の質問でございますけれども、一応日本百名山登山歩道整備事業ということで、採択基準がここにちょっと資料がありますけれども、対象事業費の下限2, 000万円、それから補助率は、国立国定公園内で都道府県がやる場合2分の1、市町村がやる場合2分の1の補助がある。それから、補助対象施設として、歩道は路面の不陸整正、階段工、水抜き工、植生復元施設、木道工、標識の案内板、周囲標識里程標、登山整備等の附属施設は駐車場、案内施設、休憩所、公衆便所、野営場、避難小屋というようなことが補助対象施設になっております。先ほどの答弁では、今後、関係機関と十分協議をしながら、当然関係市町村ともあろうと思いますけれども、山岳関係者から聞きますと、ぜひそういうものがあるのであれば、カミホロの分岐点、1, 502メートルのところ、富良野岳に行くところと上ホロカメットクの方へ行く分岐点のところにぜひトイレが欲しいというようなことの要望意見をお聞きいたしました。特に先般、NHKで富士山にバイオトイレを上げた、あれをたまたま見ておりました。そういう関係でああいうものもいいなという気はいたしますけれども、いずれにしても関係機関と十分協議をしながら、これらについて積極的に整備事業を図るべきと考えるが、町長の見解をお伺いいたしたいと思います。次に、最後になりますけれども、新パークゴルフ場のオープンの関係で、島津公園パークゴルフ場の継続利用の関係でございます。ま ず、教育長にお伺いをいたしたいと思います。一応島津公園パークゴルフ場は都市公園ともいいながら、社会教育の場、それから健康づくりの場ということで、大いに利用をされております。そういうことで、特に高齢者の生きがいづくりについても多大に貢献され、9月22日に行われる第4回の住民会対抗パークゴルフ大会は、53チーム、212名の町民の参加が予定をされております。したがって、新パークゴルフ場が平成15年の供用開始は近づいてきておりますけれども、その72日が来るたびに島津公園パークゴルフ場の継続利用の声が高まりつつあります。特に近隣町村を見た場合、美瑛町は丸山橋18ホール、緑橋18ホール、それから新区画に18ホール、富良野の場合、北の峰に18ホール、それから太陽の里に18ホール、東山にも18ホール、平沢にも18ホール。それから現在工事中の金万地区に36ホールで明年度オープンの予定になっております。それから南富良野も下金山、金山、幾寅、落合にそれぞれ設備がされているというふうなことでございます。したがいまして、教育長として、社会体育推進の立場ということで、新パークゴルフ場のオープンと島津公園パークゴルフ場の継続利用についてどう考えるかということで教育長の見解を賜りたいと思います。それから、あと町長にお伺いしますけれども、新パークゴルフ場は利用時間が限定をされている。それから料金の問題がある。それから高齢者には若干難しいのではないかという問題。それからほかの市町村のパークゴルフ場は複数箇所設置が大半であります。これらの状況から、パークゴルフ愛好者が中心になって、今、島津公園の清掃も春・秋実施をしておりますし、随時パークゴルフ場整備維持についてもボランティア活動として積極的に協力しております。ただ、今後も今まで以上の協力体制の動きが高まっております。したがって、ともにつくるまちづくりとして、その心を大切にしたいと考えております。こういう以上の状況から、島津公園パークゴルフ場の継続利用について、再度、町長の英断を期待し、所見をお伺いいたしたいと思います。以上でございます。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
1番中村議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、下水道事業関係の農業利用の堆肥、汚泥堆肥の利用状況等々でありますが、これにつきましては担当所管から御質問の内容につきましてお答えさせていただきたいと存じます。法改正に対応する措置をしたということでお褒めいただきましたが、私といたしましては、行政報告でも謝罪すべき事項もあったということを反省しながら、今後こういった部分につきましては、十分配慮しながら行政運営をさせていただきたいというふうに思っております。それから2点目の西部地区の簡水、西部簡水の中の里仁浄水場の問題でありますけれども、この飲料水というのは、先ほどもお答えさせていただきました。また行政報告でも報告させていただきましたが、安全で安定した飲料水の供給を図るということが責務であります。そういう中にありまして、いろいろな課題を残しておる里仁浄水場でありますが、今定例会で補正予算の議決も賜りましたので、早急に水源の移動を図りながら、新たなボーリングの対応を図って対処していきたいというふうに思っております。大腸菌の発生につきましては、議員御発言のように、検査の段階で大腸菌の検出がなされております。この大腸菌につきましては、塩素滅菌で対処でき得るということで、塩素滅菌で対処しておるところでありますが、かといって、だから発生してもいいのだということには相なりませんので、そういった、先ほど申し上げました安全な飲料水の供給に今後も努めてまいらなければならないというふうに思っております。これらのことにつきましても、関係御質問につきましては担当所管からお答えさせていただきます。次に十勝岳の登山道の整備でありますが、基本的に道が対応するべきものということでありますが、かといって地元上富良野町として地元の十勝岳登山、あるいは富良野岳登山、上ホロカメットク登山等々について全く知りませんよということに相なりません。やはり小規模な整備につきましては、従前同様、山岳会の皆さん方やらいろいろなボランティアの皆さん方の協力をいただきながら、町としても当然整備しなければならない部分におきましては、環境省の許可を得た上での対応を図っていかなければならないというふうに思っておるところであります。それから百名山の問題でありますが、これにつきましては、議員も御質問にありましたように町の財政負担もかかるということでありますから、町が事業主体として対応せざるを得ない事業なのかどうかということにつきましても、基本的には道が事業主体になることを前提としながら、隣接関係市町村、あるいは関係機関との協議を煮詰めながら、大雪山国立公園連盟等との機関を通じながら、この要望対応を図ってまいりたいというふうに思っております。最後に、島津公園のパークゴルフ場の問題でありますが、何人かの議員の皆さん方からこの問題については御質問をいただいております。しかし、私といたしましては、都市公園という中で、いろいろな課題を残して3カ年計画でパークゴルフ場の建設をさせていただきました。そういう関係から、今後は都市公園としての対応を図るために、基本的に、原則的に、パークゴルフにつきまして73は廃止をするということを前提として今までもお答えさせていただいておるところであります。しかし、いろいろな要望等々もございます。議員の御質問にもありましたように、手法その他を考えながら、都市公園としての機能を阻害しない、安全性だとかいろいろな部分を対応しながら、今後の課題として検討していきたいというふうに思っていることにつきましては変わりはございません。以上です。
答弁 上下水道課長 早川俊博
1番中村議員の下水道の汚泥関係につきましての質問にお答えさせていただきます。1点目の汚泥の利用関係なのですけれども、これにつきましては、平成13年度で言いますと854. 5トン出ているわけですけれども、この内訳としましては、富原に250トン、江幌に320トン、里仁に280トンを供給しているところでございます。2点目の再生利用の状況ですけれども、これにつきましては、すべて全量再生利用として利用組合の方に搬出しているところでございます。次に、産業廃棄物関係の運搬関係ですが、これは町内業者に委託しているところでございます。あと再生利用の関係の補助金4,00 0円と運搬費の2, 500円の関係なのですけれども、これは他町村の資料今現在ございませんので、ただ言えることは、産業廃棄物として処理する場合は、トン当たり3万5, 000円程度かかるそうです。あと汚泥堆肥の許可の関係ですけれども、特殊肥料生産業者届け出として、平成4年の8月25日に届け出しまして、そういう関係で、肥料法の改正に伴いまして、平成12年の10月1日に廃止届をいたしまして、平成12年の12月1日付で普通肥料の登録を各利用組合がしているところでございます。あと成分検査の回数の関係ですけれども、これにつきましては、汚泥堆肥、これは年1回でございます。下水汚泥が年3回となってございます。次に、汚泥堆肥の施用土壌、これが年1回、肥料法の改正に伴いまして、20万円程度がふえている関係で、平成13年度は20万円程度多くなっているところでございます。次に、里仁の水質の関係なのですけれども、濁度の関係ですけれども、ただ、昨年の8月26日から27日にかけての大雨のときの濁度の測定につきましては、10度という結果が出てございます。あとクリプトの関係なのですけれども、クリプトの関係につきましては、家畜のふん尿等に含まれている原虫でございまして、病原性の微生物ということでございまして、体内に入りますと、腹痛ですとか下痢等の症状が出るとされております。以上でございます。
答弁 商工観光まちづくり課長 垣脇和幸
1 番中村議員の14年、15年度にかかわります登山道整備についてお答えをいたします。ま ず、14年度に行われる場所につきましては、十勝岳温泉登山口からカミホロ分岐を経まして、十勝岳温泉分岐の間の3.5キ ロメートルにおきまして、危険防止柵工が1カ所40メートル、それから転落防止柵工が2カ所44メートル、それから水切り工が1カ所で375メートル、それから階段工が4カ所で1, 050メートル、路面整備工が1カ所460メートル、それから洗掘防止工が1カ所63メートル、丸太横断工が1カ所330メートルというふうにお聞きをしております。なお、工事の着手については、9月の18日現在、まだ着手しておらないということで確認をとってございます。次に、平成15年度におきます登山道の整備についてでございますが、場所につきましては、同じくカミホロ分岐から、富良野岳稜線分岐の間の2. 1キロメートルにおきまして行われるというふうに聞いております。まだ詳しい工種内容、メートル等については承知しておりません。以上であります。
答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)
1番中村議員のパークゴルフ場の件なのですけれど、お聞きいたしまして、設置管理責任と私たちがスポーツ、レクリエーション、健康増進という部分の利用面という部分の思いが違っておりまして、私たちはできる限り、都市公園と機能を有する中でどうしたらできるのだろうということで、うちの内部ではそういうことで都市公園を設置している管理者に、町長なのですけれど、お願いしていこうというようなことで、今、町長も答えていただきましたように、どうやったらできるか、できないではなくて、どうやったらできるかについて、私たちも現地、商工観光まちづくり課と十分協議しながら、いい方向で検討させていただきたいと思っております。
答弁 上下水道課長 早川俊博
1番中村議員の御質問にお答えいたします。ただ、平成12年度から肥料法の改正に伴いまして、追加検査項目、汚泥堆肥施用土壌の検査、これが年1回ということで20万円程度ふえているところでございます。平成13年度ですと、汚泥堆肥の検査、それと下水汚泥の年3回の検査、それと汚泥堆肥の施用土壌の年1回の検査、合わせまして39万4, 000円程度支出してございます。
質問 1番 中村有秀
今、農業利用に関する汚泥分析委託費ということで、12年度から検査項目がふえたということで、11年と12年比較すると、11年度は84万5,250円 、12年度は118万7, 004円なのですけれども、13年度が47万2, 500円ということで、極端に下がっているのですね。ですから、そのことを11年、12年と比較して13年度が決算報告書ではえらい半分以下になっているから、その理由はどうなのかということでお尋ねしたいのが第1点。それから、再質問の中で、現実に今、西部地区簡易水道の里仁浄水場の原水で、先ほど申し上げたように、ほかの簡易水道、もしくは水供給施設等を比較した場合、例えば平成13年度を見ますと、里仁は大腸菌群が12カ月のうち11カ月出ております。それでは、その他の簡水等はどうかというと、7月に静修と日の出が出ている、8月に東中が出ている、11月に静修が出ている、12月、1月は日の出出ているということで、9カ所ある簡易水道、それから飲料等の供給施設の中で、これだけ突出しているということになると、やはり今大腸菌が出たということで、14年4月に出たということですけれども、それ以前に出ていることが推定されるのですね。富良野保健所の担当の金田係長と対話をしましたけれども、やはりほかのあれと比較をすると、やっぱりこれは突出しているねと。ただ、町長も答弁があるように、塩素で減菌ができる、それから浄水の飲む段階では検出されていない、不検出になったデータになっていますから、問題はないのだけれども、やはり対策は必要ですねということなのですよ。ですから、この点、どう水道管理という立場でこれをとらえていくかという問題が一つ。それからもう一つ、一般細菌のデータもこの中に出ているのですね。一般細菌は100ミリリットル以下ということが基準数値なのですけれども、平成11年度の8月で見れば、里仁浄水場は200、それから12年度の8月では400、それから14年度の7月では640、それから、この14年度の7月で東中は680と出ているのですね。しかし、これも塩素減菌でデータ的には言うなれば100ミリリットル以下になっているからいいのですけれども、現実の問題として僕は、富良野保健所の係長と協議をした中では、やはり680だとか40だとか、100、200、300ぐらいならいいけれども、やはりちょっと監視する必要があるのではないでしょうかということと、やはり里仁の浄水場の原水については、抜本的な対策ということで今回の補正でなっておりますから、できればやっぱりボーリングで何とかきれいな水が出てくることを期待していますけれども、これらの状況を、町独自で検査をした4月とそれ以前はされていないということですから、やはりその点、十分な監視、それから適切な処理ということはされていなかったのでないかということでお尋ねします。以上です。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
1番中村議員の再々質問にお答えさせていただきますが、1番目の汚泥検査委託料等々につきましては、担当課長の方からお答えさせていただきます。あと簡水の原水及び浄水の検査でありますけれども、これにつきましては、担当課長からも説明申し上げました。先ほど私の方からも説明申し上げましたように、それぞれは定期的に検査をいたし、大腸菌の検出等々も生じておるわけでありますが、それらは塩素滅菌で飲料に対しては大腸菌の検出がなされていないというようなことであります。ただ、これらは議員も質問にありますように、安全な飲料水を供給するためには、発生源から発生のないことがいいわけでありますけれども、これらに対する、発生に対する対処は、上水、簡水ともに対応すべきものは対応しながら対処させていただいておるところで、安全な飲料水の供給に専念しているということで御理解を賜りたいなというふうに思います。また、検査につきましても、定期的な検査を含めながら対応しておりますし、里仁浄水につきましては、雨が降れば濁度が濃くなるというような部分も含めながら、大腸菌の検査等々も重ねて実施してきておりましたけれども、最終的にこのような状況下では安全な飲料水の供給が不可能であ75るという判断に達しまして、今定例会で御議決賜りましたように、ボーリングの実施に向けての対処をさせていただくという方向で今最善の努力を図りながら、安全な原水の対応を図るべく取り進めさせていただいておりますので、御理解を賜りたいと思います。
答弁 上下水道課長 早川俊博
1番中村議員の11年から12年、13年度に対しての成分検査の委託の関係なのですけれども、現在ここに資料を持ち合わせておりませんので、後ほどということで報告させていただきます。